2023年8月12日 vs FC町田ゼルビア
18:00 Gスタ
今日はリーグ戦第30節、FC町田ゼルビア戦。敵地で勝利を手にしリーグ戦の連勝を3に伸ばすとともに、現在1位の相手との勝点差を縮めていくことで、昇格を手繰り寄せることはもちろん首位の座も狙っていく。
『Jリーグ昇格30周年記念オールホームタウンマッチ』と題して開催された前節のベガルタ仙台戦は、4-1で快勝。前半、相手に決定的なシーンを作られたがGK三浦龍輝のファインセーブで凌ぐと、21分にCKの流れから松本昌也のボレーシュートが決まって先制する。さらに相手守備陣の隙を見逃さなかった金子翔太が追加点を挙げ、後半は退場者を出し1人少なくなった仙台に対し、ジャーメイン良のヘディングシュート、松本のこの日2点目となるゴールが生まれて合計4得点をマーク。雨中のエコパスタジアムに訪れた25,000人近いサポーターとともに、歓喜の瞬間を分かち合った。試合後、横内監督は「記念マッチで勝利できたことは非常に嬉しく思う」と述べた一方で、ゲーム内容については「まだまだ納得していない。最後に失点したことも含めて、自分たちの甘さが出た」とコメント。課題と向き合いながら、さらなる成長を続けていくことを選手たちに求めた。
今日は、今シーズン就任した黒田剛監督のもと勝利を重ね、28試合で勝点60を積み上げ首位を走る町田との対戦。29試合を戦って2位につけるジュビロは勝点6差でその背中を追う。ヤマハスタジアムで行われた前回対戦では、相手のストロングポイントを抑え切ることができず先制を許した中で、前半アディショナルタイムに金子がゴールネットを揺らして追い付き1-1。後半は町田に退場者が出て数的優位な状況となったが、逆転のゴールを決めることはできず。試合後、選手たちは勝ち切れなかった悔しさを滲ませた。今日、チームが求めるものは勝利のみ。「僕たちは追いかける立場。縮こまった試合だけはやりたくない」と意気込みを語った指揮官とともに、ハードな90分を戦い抜く覚悟だ。
スターティングイレブンは、この試合がリーグ戦通算100試合目という節目を迎えたGKの三浦龍輝、DFに鈴木雄斗、鈴木海音、リカルド グラッサ、松原后、MFに山本康裕、ドゥドゥ、松本昌也、金子翔太、古川陽介、FWにはジャーメイン良が入る。
2列目に入ることが予想される松本は、前節2ゴール1アシストを記録し3得点に絡む活躍。また、金子も直近の4試合で4得点を決めるなど勢いに乗っている。さらにジャーメインもここ5試合で4得点とゴール数を伸ばしており、攻撃陣の好調ぶりが目立つ。今日も、勝利を決定付けるような活躍に期待したい。
キックオフはこのあと18:00。町田GIONスタジアム周辺の天候は晴れ。試合前から両チームの大勢のサポーターが詰めかけ、賑わいを見せている。