19:00 ヤマハ
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監督
・ボールを持ってる人にもっとプレッシャーをかけよう
・ラインを下げてから上げるところまでしっかりやろう
・クロス・シュートをもっと多くしよう
まずは、本当にリーグ戦ホーム初勝利ができたこと、選手たちとファン・サポーターの皆様と喜び合えたこと嬉しく思います。
ゲーム内容としては、相手の3バックに対してと、もう一つ2トップに対しての守備で、我々が前半かっちり守りながらというところがあったのですが、前半失点をしてしまった場面では、ボールに対してのプレッシャーがかけづらかったところ、3バックに対して1トップで、ちょっとそこが我々にとってみればミスマッチになってしまったので、少しボールを握られる時間が多かったのかなと思います。
その中で、ボールにプレッシャーがかからなかったことによって、柿谷選手ですとか、マテウス選手でしたり、2列目からの選手のランニングというところについて行けなくなった状況がありました。後半に入って2トップ気味に変えて、相手のシャドーのコースを消しながらというように修正したら、それなりにプレッシャーがかかったので、後半は我々としては良いゲームになったかなと思います。
ただ、我々としては結果が全てだったので、セカンドハーフ入って2点取れたこと、これはチームとしても凄く成長を感じますし、1点だけではなくて次の点を取りに行く、勝点3をどうしてももぎ取るんだという気持ちのところで、選手たちが本当に一つになって戦ってくれたと思います。
戦術的なことや、色々なことはあると思いますが、それを出すためにも自分たちがどれだけ勝ちに執着できるか、戦えるかが絶対に必要なピースになってくるので、それを出せたこと、プラスアルファ前半の入りは、もっともっと我々が先制点を取って後半みたいなゲームができる、イニシアチブを持ってゲームができるような試合を増やしていくことに、これからチャレンジしていかないといけないと思っています。
何よりホームで勝点3を取れたことが良かったですし、我々も勝ちながら修正をしながら、次のゲームに向けてやっていきたいと思います。
セットプレーはコーチ陣の分析で、マンツーマンが付くところとゾーンのところで、相手の隙を突こうと。これをしっかりトレーニングの中でできたこと、(大津)祐樹が点を取りましたが、祐樹にはマークが付いていなかったですし、ジャストでニアに合ったので、これは凄く良かったと思っています。チーム全体として、準備してきたことに対して選手たちが躍動してくれたこと、これはお互いの信頼関係に繋がりますし、あそこで点を取ったことが、今日のゲームの全てだったなと思います。
おっしゃる通り、まずは勝点3が我々にとって必要な状況でした。リーグ戦3試合、追い付かれたゲーム、追い付いたゲーム、我々が勝点1で苦しんでいたところから、勝点3をもぎ取る力、これをJ1リーグで証明できたことが選手たちの自信になりますし、大きな一勝だったと思います。
最後の1分1秒まで諦めずに戦おうということは常日頃から言っていますし、トレーニングの中でもサボる選手は少なくなっています。そういう意味では1分の大切さ、最後の最後まで戦い抜くということ、これは本当に今チームができていることだと思います。
ただ逆を返せば、厳しいことを言うかもしれませんが、追い付くための残り30分で力を使うのではなくて、最初からゲームをコントロールして、先ほど言われたように、先制、中押し、ダメ押しというゲームができるチームにしていくというのが、J1リーグでタイトルを取るチームだと思うので、そこに向けて我々は積み上げていかないと行けないと思っています。
湘南戦も3−5−2というチームで、柏戦もですが、我々はそのチームに対してのゲーム中の修正点というのはなかなか難しかったと言いますか、それを今回後半に入って少しオーガナイズを変えながら、我々のボランチの脇のスペースをどうやって消すかと。今回は2トップにして3バックに対してのプレッシャーと、中盤のスペースを消すところが合致したのかなと思います。少しずつ一つひとつのゲームの反省点を活かしながら、それが今回上手くハマった場面だったと思いますので、こういったことを積み上げながら、肉付けをしていかないといけないと思います。
まず選手が追いかけるときのオーガナイズをだいぶ理解し始めているかなと。ここ2試合、ルヴァンとリーグというところで、逆転まで行けたところが一つ大きな収穫かなと思います。自分たちもそこでできるという自信が付いてきたことが、例えば先に点を取られた後に、じゃあ自分たちはこのオーガナイズだったらもう一回点を取りに行けるぞ、というような自信にもなると思います。そういう意味では、これまでのゲームの中で少しずつ変化しながらやってきたことが、血となり肉となり、自分たちのプラスアルファのオプションになってきたことは良いことだと思います。これから、もっともっと精度を上げていくことを求めないといけないと思います。
選手
良かったですし、ホッとしています。
今日は相手のカウンターが鋭かったので切り替えのところは意識していました。昨年一年間J1の強度でやれたことが自分にとって自信になりましたし、昨年成長できたところだと思います。
前半からボールを奪ったときに逆サイドのライン間が空いていたことは分かっていたので、上手くヤットさん(遠藤)と話しながらプレーできたと思います。あとは、自分たちでセカンドボールを拾えたことが一番大きかったと思います。
それがジュビロの良さだと思いますし、流動的に動いて相手を崩していくことが昨年からのチームのスタイルです。それを継続しつつ、その中で逆転できたのはチームとして自信になりました。
ホームで長い間勝てなかったので、サポーターの皆さんと喜べたことが一番大きかったです。
そうですね、90分やったのが久々だったので、今日の試合に入るまでも死にそうだったのですが(笑)、今とてもコンディションが良いのでチャンスは来るだろうなと思っていました。
3枚に対して2枚で守備するというところが、今日は後半になって凄く変わってきたところだなと思っています。ポジションとしてもシャドーの位置だったりセカンドトップやトップの位置だったり、そこは自分の得意なポジションなので、得点なりアシストなりというイメージは凄く付きやすかったです。守備のところは、やっていても選手的にやりやすかったので、オプションとしてとても良いと思います。
今まで2シャドーの位置だとゴールに近いポジションを取れてないことも多かったので、ゴールの近くでプレーできると、より自分の良さが出ると思っています。
あのトレーニングというのは、中山さんのところでも凄くやっていました。一つシュートが打てたのは練習通りと言いますか、シュートのときにゴンさん(中山雅史コーチ)の顔が出てきたので、トレーニングって凄く大事ですし、それがナチュラルに無意識に出るのが一番良いと思うので、そういうイメージを作ってもらったゴンさんに感謝したいと思います。
先週のルヴァンもそうですが、今凄くチームとして戦えているなと感じられるシーンが多くあると感じています。チームとして戦っているチームは凄く強いので、それが形としてできているなと。一人ひとりがチームのためにと意識すれば必ず結果にも繋がると思うので、とても大事だと思います。
連戦ですし、本当に誰が先発でもサブでも関係ないと思うので、出た選手が力を発揮して、チームとして勝点を取って帰ってきたいと思います。
ルヴァンで良い勝ち方をしていましたし、その勢いをリーグにも持っていこうと話していたので良い勝ち方ができて良かったです。
そうですね。リーグ戦ではホームでまだ勝てていないというもどかしさがありましたので、こうやって跳ね返して勝てたことは自信になります。
ちょうど一つ前のシーンで、僕がクロスを上げたときに横が空いていたからそこを見よう、ディフェンスラインが下がるから、といったような声かけはしていました。ゴールシーンでも僕が競ったときに後ろに祐樹君がいてくれたので、少し違う形ではありますがそこが点に繋がったと思います。
3バックのところとウイングバックのところはだいぶ整理できていると思います。最後4バックにしたときは右サイドハーフでプレーしていたのですが、その辺はまだまだかなという感覚があります。色々なポジションでプレーできることを強みにしていきたいと思いますので、どんどんレベルアップしていきたいです。
そうですね。あそこまでハードワークしてくれるのが健勇君ですし、「ナイスバック」と声をかけました。ファウルにはなってしまいましたが、あのようにカバーする気持ちはどのポジションでプレーする選手でも大事だと思います。
この試合に関わらず最近は負けていなかったのですが、そこをポジティブにとらえるためには勝ちが必要だと監督も言っていましたので、今日は本当に勝てて良かったです。「簡単には負けられないぞ」と監督も練習から言っているので、その強い気持ちを持ってやっていけば絶対大丈夫だと思います。
ルヴァンでは出ていましたがJリーグで初先発ということで、何よりこの試合で勝てたことが嬉しいです。
Jリーグでなかなか勝点が奪えていなかったので、今日はどうしても勝たなければいけない試合でした。今シーズンは引き分けが多かったのですが、欲しかった3ポイントを取れたこと、あとは前回ルヴァンで良い勝ち方ができ、公式戦で連勝できたことが大きいです。チームが良い方向に向かっている実感があります。ただ、課題はまだまだあるので改善して向上させていきたいと思います。
今日は試合を楽しみながらプレーできたというのが自分の印象です。ただ、自分のプレーが良かったかどうかは、目の前にいる皆さんが評価してくれたらと思いますし、監督やコーチに改善点なども含めて評価してもらいたいなと思います。
前回も伝えましたが、皆さんに最大限の感謝を申し上げたいです。こんなに素晴らしい国民だということは自分にとってサプライズでした。皆さんがくれたのは、単なるお金だけではありません。あたたかい心を持った国民だということが分かりました。日本の方々へ、最大限のリスペクトをここで申し上げたいと思います。
そして、皆さんのご質問が終わりでしたら、自分から一言。
今日の(大津)祐樹のプレーに本当に感謝したいと思います。まるでハリーポッターのような、マジックを使ったようなプレーでした。それを締めくくりの言葉にしたいと思います。
・落ち着いて後半に入ろう
・相手の嫌がることを続けよう
・セカンドボールにしっかり対応しよう
悔しい試合となりました。前半は言うことがないような試合展開でゴールを奪うこともできました。後半はジュビロが前線にパワーのあるFWを入れてきて若干押されたというのは否めなかったのかなと。仙頭を投入したあたりからまた少し落ち着いてきて、このまま上手くゲームを運べればなと。できれば追加点を狙うところは残しつつ、守りだけに入ってしまうと難しくなってしまうと思ったので、そういう意味では良い形で試合が進んでいたとは思います。ただ、遠藤のキックと背の高い選手を投入してきたというところでセットプレーは警戒していたのですが、そこでニアで合わされて、若干気持ちが引きずっている間に追加点を取られてしまいました。
選手は本当に良く頑張ってくれたと思いますが、こういうゲームで勝ち切れないところはまだまだ反省すべきところだと思います。それでも流れの中で点を取ったことは一つのプラス要素だと思いますので、次はしっかりと追加点を取るとか、勝ち切ることにこだわって戦っていきたいと思います。
伊藤 彰
監督
──ハーフタイムコメント
・ボールを持ってる人にもっとプレッシャーをかけよう
・ラインを下げてから上げるところまでしっかりやろう
・クロス・シュートをもっと多くしよう
──試合の総括
まずは、本当にリーグ戦ホーム初勝利ができたこと、選手たちとファン・サポーターの皆様と喜び合えたこと嬉しく思います。
ゲーム内容としては、相手の3バックに対してと、もう一つ2トップに対しての守備で、我々が前半かっちり守りながらというところがあったのですが、前半失点をしてしまった場面では、ボールに対してのプレッシャーがかけづらかったところ、3バックに対して1トップで、ちょっとそこが我々にとってみればミスマッチになってしまったので、少しボールを握られる時間が多かったのかなと思います。
その中で、ボールにプレッシャーがかからなかったことによって、柿谷選手ですとか、マテウス選手でしたり、2列目からの選手のランニングというところについて行けなくなった状況がありました。後半に入って2トップ気味に変えて、相手のシャドーのコースを消しながらというように修正したら、それなりにプレッシャーがかかったので、後半は我々としては良いゲームになったかなと思います。
ただ、我々としては結果が全てだったので、セカンドハーフ入って2点取れたこと、これはチームとしても凄く成長を感じますし、1点だけではなくて次の点を取りに行く、勝点3をどうしてももぎ取るんだという気持ちのところで、選手たちが本当に一つになって戦ってくれたと思います。
戦術的なことや、色々なことはあると思いますが、それを出すためにも自分たちがどれだけ勝ちに執着できるか、戦えるかが絶対に必要なピースになってくるので、それを出せたこと、プラスアルファ前半の入りは、もっともっと我々が先制点を取って後半みたいなゲームができる、イニシアチブを持ってゲームができるような試合を増やしていくことに、これからチャレンジしていかないといけないと思っています。
何よりホームで勝点3を取れたことが良かったですし、我々も勝ちながら修正をしながら、次のゲームに向けてやっていきたいと思います。
──試合前にセットプレーの攻防を鍵に上げていました
セットプレーはコーチ陣の分析で、マンツーマンが付くところとゾーンのところで、相手の隙を突こうと。これをしっかりトレーニングの中でできたこと、(大津)祐樹が点を取りましたが、祐樹にはマークが付いていなかったですし、ジャストでニアに合ったので、これは凄く良かったと思っています。チーム全体として、準備してきたことに対して選手たちが躍動してくれたこと、これはお互いの信頼関係に繋がりますし、あそこで点を取ったことが、今日のゲームの全てだったなと思います。
──今日の勝利は非常に大きなものになったのでは?
おっしゃる通り、まずは勝点3が我々にとって必要な状況でした。リーグ戦3試合、追い付かれたゲーム、追い付いたゲーム、我々が勝点1で苦しんでいたところから、勝点3をもぎ取る力、これをJ1リーグで証明できたことが選手たちの自信になりますし、大きな一勝だったと思います。
──先制、中押し、ダメ押しという形は理想だと思いますが、総得点の約半数の6得点が後半31分からの時間に集中しています。諦めない、粘り強さというものが出ているのでしょうか?
最後の1分1秒まで諦めずに戦おうということは常日頃から言っていますし、トレーニングの中でもサボる選手は少なくなっています。そういう意味では1分の大切さ、最後の最後まで戦い抜くということ、これは本当に今チームができていることだと思います。
ただ逆を返せば、厳しいことを言うかもしれませんが、追い付くための残り30分で力を使うのではなくて、最初からゲームをコントロールして、先ほど言われたように、先制、中押し、ダメ押しというゲームができるチームにしていくというのが、J1リーグでタイトルを取るチームだと思うので、そこに向けて我々は積み上げていかないと行けないと思っています。
──前半途中まではイニシアチブを握れていた時間もあった中で、ボランチの脇のところを使われながらという、難しいところもあったのかなと思います。そこの修正はどう行なっていたのでしょうか?
湘南戦も3−5−2というチームで、柏戦もですが、我々はそのチームに対してのゲーム中の修正点というのはなかなか難しかったと言いますか、それを今回後半に入って少しオーガナイズを変えながら、我々のボランチの脇のスペースをどうやって消すかと。今回は2トップにして3バックに対してのプレッシャーと、中盤のスペースを消すところが合致したのかなと思います。少しずつ一つひとつのゲームの反省点を活かしながら、それが今回上手くハマった場面だったと思いますので、こういったことを積み上げながら、肉付けをしていかないといけないと思います。
──攻勢を強めるときのチームの戦い方について、ここ2試合でとても成長を感じます
まず選手が追いかけるときのオーガナイズをだいぶ理解し始めているかなと。ここ2試合、ルヴァンとリーグというところで、逆転まで行けたところが一つ大きな収穫かなと思います。自分たちもそこでできるという自信が付いてきたことが、例えば先に点を取られた後に、じゃあ自分たちはこのオーガナイズだったらもう一回点を取りに行けるぞ、というような自信にもなると思います。そういう意味では、これまでのゲームの中で少しずつ変化しながらやってきたことが、血となり肉となり、自分たちのプラスアルファのオプションになってきたことは良いことだと思います。これから、もっともっと精度を上げていくことを求めないといけないと思います。
上原 力也
選手
──キャプテンマークを巻いて、リーグ戦で初めての勝利を掴みました
良かったですし、ホッとしています。
──試合を通じて落ち着いたプレー、球際の強さが目立ちました
今日は相手のカウンターが鋭かったので切り替えのところは意識していました。昨年一年間J1の強度でやれたことが自分にとって自信になりましたし、昨年成長できたところだと思います。
──後半、高い位置を取って上手くパスを繋げる場面が増えました
前半からボールを奪ったときに逆サイドのライン間が空いていたことは分かっていたので、上手くヤットさん(遠藤)と話しながらプレーできたと思います。あとは、自分たちでセカンドボールを拾えたことが一番大きかったと思います。
──フォーメーションが目まぐるしく変わる中でスムーズにプレーしていたと思いますが、そのあたりの成長をどのように感じていますか?
それがジュビロの良さだと思いますし、流動的に動いて相手を崩していくことが昨年からのチームのスタイルです。それを継続しつつ、その中で逆転できたのはチームとして自信になりました。
大津 祐樹
選手
──素晴らしい活躍でした
ホームで長い間勝てなかったので、サポーターの皆さんと喜べたことが一番大きかったです。
──先週のルヴァンカップでもフル出場し、チームの勝利に貢献しました。今日入るときはどんな思いでピッチに立ちましたか?
そうですね、90分やったのが久々だったので、今日の試合に入るまでも死にそうだったのですが(笑)、今とてもコンディションが良いのでチャンスは来るだろうなと思っていました。
──2トップ気味に入りましたが、守備面と攻撃面について
3枚に対して2枚で守備するというところが、今日は後半になって凄く変わってきたところだなと思っています。ポジションとしてもシャドーの位置だったりセカンドトップやトップの位置だったり、そこは自分の得意なポジションなので、得点なりアシストなりというイメージは凄く付きやすかったです。守備のところは、やっていても選手的にやりやすかったので、オプションとしてとても良いと思います。
──トップのポジションについて
今まで2シャドーの位置だとゴールに近いポジションを取れてないことも多かったので、ゴールの近くでプレーできると、より自分の良さが出ると思っています。
──2点目のシーンですが、ワントラップして一つ運んでからシュートと完璧な流れでした
あのトレーニングというのは、中山さんのところでも凄くやっていました。一つシュートが打てたのは練習通りと言いますか、シュートのときにゴンさん(中山雅史コーチ)の顔が出てきたので、トレーニングって凄く大事ですし、それがナチュラルに無意識に出るのが一番良いと思うので、そういうイメージを作ってもらったゴンさんに感謝したいと思います。
──チーム全員で掴み取った勝利になりましたね
先週のルヴァンもそうですが、今凄くチームとして戦えているなと感じられるシーンが多くあると感じています。チームとして戦っているチームは凄く強いので、それが形としてできているなと。一人ひとりがチームのためにと意識すれば必ず結果にも繋がると思うので、とても大事だと思います。
──この勝利を次の連戦にどう繋げていきたいですか?
連戦ですし、本当に誰が先発でもサブでも関係ないと思うので、出た選手が力を発揮して、チームとして勝点を取って帰ってきたいと思います。
鈴木 雄斗
選手
──ルヴァンカップのFC東京戦に続く劇的な勝利でした
ルヴァンで良い勝ち方をしていましたし、その勢いをリーグにも持っていこうと話していたので良い勝ち方ができて良かったです。
──勝点3以上の重みがある勝利だったのではないでしょうか?
そうですね。リーグ戦ではホームでまだ勝てていないというもどかしさがありましたので、こうやって跳ね返して勝てたことは自信になります。
──大津選手の逆転ゴールの場面について
ちょうど一つ前のシーンで、僕がクロスを上げたときに横が空いていたからそこを見よう、ディフェンスラインが下がるから、といったような声かけはしていました。ゴールシーンでも僕が競ったときに後ろに祐樹君がいてくれたので、少し違う形ではありますがそこが点に繋がったと思います。
──試合中の頻繁なポジション修正にもしっかりと対応している印象です
3バックのところとウイングバックのところはだいぶ整理できていると思います。最後4バックにしたときは右サイドハーフでプレーしていたのですが、その辺はまだまだかなという感覚があります。色々なポジションでプレーできることを強みにしていきたいと思いますので、どんどんレベルアップしていきたいです。
──後半、相手のカウンターを杉本選手がカバーしたシーンはチームを救ってくれたのではないでしょうか?
そうですね。あそこまでハードワークしてくれるのが健勇君ですし、「ナイスバック」と声をかけました。ファウルにはなってしまいましたが、あのようにカバーする気持ちはどのポジションでプレーする選手でも大事だと思います。
──ここから連戦が続きますが、意気込みをお願いします
この試合に関わらず最近は負けていなかったのですが、そこをポジティブにとらえるためには勝ちが必要だと監督も言っていましたので、今日は本当に勝てて良かったです。「簡単には負けられないぞ」と監督も練習から言っているので、その強い気持ちを持ってやっていけば絶対大丈夫だと思います。
アレクセイ コシェレフ
選手
──リーグ戦初先発でした
ルヴァンでは出ていましたがJリーグで初先発ということで、何よりこの試合で勝てたことが嬉しいです。
──ホームで勝利できたことについて
Jリーグでなかなか勝点が奪えていなかったので、今日はどうしても勝たなければいけない試合でした。今シーズンは引き分けが多かったのですが、欲しかった3ポイントを取れたこと、あとは前回ルヴァンで良い勝ち方ができ、公式戦で連勝できたことが大きいです。チームが良い方向に向かっている実感があります。ただ、課題はまだまだあるので改善して向上させていきたいと思います。
──自身のプレーはどんどんJ1に馴染んでいますか?
今日は試合を楽しみながらプレーできたというのが自分の印象です。ただ、自分のプレーが良かったかどうかは、目の前にいる皆さんが評価してくれたらと思いますし、監督やコーチに改善点なども含めて評価してもらいたいなと思います。
──試合前には今日も募金活動がありました
前回も伝えましたが、皆さんに最大限の感謝を申し上げたいです。こんなに素晴らしい国民だということは自分にとってサプライズでした。皆さんがくれたのは、単なるお金だけではありません。あたたかい心を持った国民だということが分かりました。日本の方々へ、最大限のリスペクトをここで申し上げたいと思います。
そして、皆さんのご質問が終わりでしたら、自分から一言。
今日の(大津)祐樹のプレーに本当に感謝したいと思います。まるでハリーポッターのような、マジックを使ったようなプレーでした。それを締めくくりの言葉にしたいと思います。
名古屋グランパス 長谷川 健太監督
──ハーフタイムコメント
・落ち着いて後半に入ろう
・相手の嫌がることを続けよう
・セカンドボールにしっかり対応しよう
──試合の総括
悔しい試合となりました。前半は言うことがないような試合展開でゴールを奪うこともできました。後半はジュビロが前線にパワーのあるFWを入れてきて若干押されたというのは否めなかったのかなと。仙頭を投入したあたりからまた少し落ち着いてきて、このまま上手くゲームを運べればなと。できれば追加点を狙うところは残しつつ、守りだけに入ってしまうと難しくなってしまうと思ったので、そういう意味では良い形で試合が進んでいたとは思います。ただ、遠藤のキックと背の高い選手を投入してきたというところでセットプレーは警戒していたのですが、そこでニアで合わされて、若干気持ちが引きずっている間に追加点を取られてしまいました。
選手は本当に良く頑張ってくれたと思いますが、こういうゲームで勝ち切れないところはまだまだ反省すべきところだと思います。それでも流れの中で点を取ったことは一つのプラス要素だと思いますので、次はしっかりと追加点を取るとか、勝ち切ることにこだわって戦っていきたいと思います。