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  • 2 終了 1
  • 名古屋

2022年4月28日 vs 名古屋グランパス

19:00 ヤマハ

見どころ

先週土曜日に行われたルヴァンカップ・FC東京戦は、相手に先制を許しながらもファビアン ゴンザレスのゴールで追いつき、試合終了間際に混戦の中から鹿沼直生が放ったシュートが決まり土壇場で逆転。「全員が魂を込めて、最後の1分1秒まで戦い抜いた」(伊藤監督)ことが、劇的な勝利に繋がった。今日はリーグ戦第10節の名古屋グランパス戦に臨むが、選手たちはその勢いのまま攻守で躍動感溢れるプレーを見せて、ヤマハスタジアムに集まったたくさんのジュビロサポーターに勝利を届けてくれるはずだ。

スターティングイレブンは、GKに前節負傷交代した三浦に代わってゴールマウスを守ったアレクセイ コシェレフが入り、最終ラインは伊藤槙人、リカルド グラッサ、そして今日は山本義道がリーグ戦では第6節以来となるスタメン出場。両ウイングは、小川大貴と鈴木雄斗、中盤に上原力也と遠藤保仁、2列目は松本昌也と、今日30回目の誕生日を迎えた大森晃太郎が務め、1トップは待望のシーズン初ゴールに期待がかかる杉本健勇が入る。

また、ベンチには公式戦2試合連続得点中と勢いに乗っているファビアンや、先週のルヴァンカップで1トップを務め、最後までハードワークを貫いた大津祐樹ら攻撃的なメンバーが多く揃っている。「今日もみんなで戦って勝利を掴み取りたい」と上原が意気込みを語っていたように、選手たちはチーム全員の力を集結させて3ポイントを手にする覚悟だ。

長谷川健太監督が率いる名古屋は現在12位。ルヴァンカップも含めて公式戦3戦連続無失点中と、堅い守備を構築している。攻撃面も前線のタレントは豊富。ジュビロとしては、チャンスで確実に仕留め切ること、さらに「相手を抑えながらもギアをもう一つ上げて、2点目、3点目を取りに行く姿を見せること」(監督)で、試合の主導権を握りたい。

キックオフはこのあと19:00。ヤマハスタジアム周辺の天候は晴れ。木曜日のナイトゲームだが、今日も多くのジュビロサポーターが選手たちを後押ししてくれている。2-2のドローとなった前節のサンフレッチェ広島戦も、「前半は我々が準備してきたプランを選手たちが素晴らしく体現してくれた」と指揮官が振り返ったように、内容面でチームは大きな手応えを得た。今日はGW期間の連戦へと良い状態で臨むためにも、そしてシーズン始動から積み上げてきたサッカーへの自信をさらに深めるためにも、勝利という結果のみを求めて90分間を戦い抜く。