今日はリーグ戦第8節の湘南ベルマーレ戦。敵地に乗り込み、チーム全員で勝点3を掴み取る。

前節の川崎フロンターレ戦は、終了間際に同点ゴールを許し惜しくも勝点1を分け合う形となったが、チームとして修正を加えてきたことを選手たちはピッチで存分に体現し、最後までアグレッシブなプレーを貫いた。守備は、強固なブロックを構築しながらも前線から相手にプレッシャーをかけていく。ボールを奪い切ると、相手のプレスを落ち着いてかわしながら攻撃を展開。「相手にボールを持たれることも頭に入れつつ、持たれるだけではなくカウンターでの鋭い攻撃、そして相手のプレッシャーを剥がして自分たちがボールを持つ時間を長くすることを一つのテーマとしてやってきた」と振り返った伊藤監督の言葉通りの試合運びを見せた。また、選手たちが集中を切らすことなく90分に渡ってハードワークを怠らなかったことも、好ゲームに繋がった要因の一つ。指揮官も、「この気持ちと戦う姿勢をベースにしていきたい」と話しており、今日は前節得た手応えと自信を勝利に結びつけて、磐田に3ポイントを持ち帰るつもりだ。

スターティングメンバーは、前節と変わらず。GKに三浦龍輝、最終ラインは大井健太郎、伊藤槙人、リカルド グラッサ。両ウイングは小川大貴と鈴木雄斗。ボランチは山本康裕と遠藤保仁。2列目は大津祐樹と、前節の川崎戦で先制ゴールを決めた大森晃太郎が務め、1トップには杉本健勇が入る並びが予想される。

対する湘南は、今シーズンここまでリーグ戦7試合を戦い2分5敗とまだ勝利は無いが、強度の高いプレーはリーグでも屈指。ルヴァンカップの初戦で、ジュビロは0-1の敗戦を喫しており、今日はその借りもしっかりと返したいところだ。

キックオフはこの後15:00。レモンガススタジアム平塚周辺の天候は晴れ。

昨年のJリーグ王者を追い詰めながらもあと一歩のところで勝利を逃した前節の戦いを経て、「これはチームの一つの試練として、またみんなで準備をしていきたい」と伊藤監督が語ったように、選手、スタッフ、そしてサポーター全員の想いを集結させて最高の結果を手にしたい。