第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会 4回戦
試合日時:2007年11月04日(日) 13時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分 延長30分 PK戦
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 4,189人
- 20.5℃/37%
- 晴、無風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 吉田 達法
- 岡田 正義
- 山崎 裕彦 / 前島 和彦
- 数原 武志
- 北本 章
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前田 遼一 | 前半18分[得点] | |
前半23分[得点] | 岡本達也 | |
太田 吉彰 | 前半37分[得点] | |
カレン ロバート | 後半7分[得点] | |
茶野 隆行 | 後半11分[得点] | |
後半12分[交代] | 慶田光彦(in) ← 錦引大夢(out) | |
前田 遼一(out) → 中山 雅史(in) | 後半21分[交代] | |
後半27分[交代] | 日下部諒(in) ← 竹岡雅師(out) | |
太田 吉彰(out) → 成岡 翔(in) | 後半29分[交代] | |
成岡 翔 | 後半34分[得点] | |
ファブリシオ(out) → 船谷 圭祐(in) | 後半36分[交代] | |
カレン ロバート | 後半41分[得点] | |
後半44分[交代] | 小俣光正(in) ← 福士徳文(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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内山 篤 | 監 督 | 吉村 雅文 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2007年シーズン最後の大会、天皇杯全日本サッカー選手権大会のジュビロにとって初戦となる4回戦がついに始まる。
快晴のサックスブルーの空、キレイな緑の芝が広がり天皇杯独特の雰囲気に包まれる。
Jリーグとは違い少しゆっくりした時間が過ぎる中、選手たちが到着した。
まず、ピッチに表れたのはGK陣。前日の練習で違和感を感じた川口能活がベンチにも入らない。松井謙弥と八田直樹がウォーミングアップを行う。
続いて出てきたのが順天堂大学のメンバーたち。注目は昨年まで所属していた岡本達也。全員で順大サポーターに挨拶をした後、岡本だけがジュビロサポーターへ頭を下げに行く。大きな拍手に包ま順大のユニフォームを着た岡本を中心にボールを蹴り始める。
ピッチコンディションはラクビーの試合が行われたこともあり少し荒れている箇所もあるがジュビロサッカーには支障はない。
ジュビロメンバーも内山監督が気を引き締め決して油断などしていない。昨年も初戦をPK戦まで縺れているだけにこの一戦への集中力を高めている。
元日決戦への第一歩。ベストな布陣を組んだ。GK松井、DF中央に田中、右に加賀、左に茶野。ボランチにファブリシオが戻り、エンリケと組む。右に太田、左にパラナ、そして西のケガによりトップ下は上田。2トップはカレンとゲームキャプテン前田。
岡本と同期の上田、ジュビロユース育ちの両選手がカギとなる。
大学生というカテゴリーの違う相手、やり辛さはあるがしっかり勝負し勝ちきりたい。
2008年元日まで一直線に進みたい。
- 前半15分まで
- ジュビロ磐田ボールでキックオフ。しっかり繋ぎながらリズムを掴むジュビロ。ファブリシオ・上田・パラナを中心に繋ぎ、最後は上田がシュートを放つがゴール左に外れる。
2分前田がポストになり右の太田へ。加賀のオーバーラップを使い起点を作ると中央へ送りカレンのシュート!しかしDFに当たる。
4分前田を起点にカレンが動き出し、最後は上田。DFを交わし右足シュート!これもDFに当たる。
スタートからジュビロのペースとなる集中力は切らしたくない。
6分順大・岡本がワンツーから飛び出すが加賀がしっかりセーブ。
立ち上がりはジュビロがいつ点をを取るか!?という展開。カレンのキープからパラナへ繋ぐもシュートは打てない。
8分カレンが右から個人技で崩しセンタリング。前田の頭に合うがシュートミス。ゴール左に外れてしまう。
10分順大のロングボールも田中がカバー。岡本にボールが入るが茶野がプレス、自由にさせない。
11分前田との連携で右の太田からクロス、しかし下がりきっている順大守備ラインをなかなか崩せない。
13分ジュビロのボールキープで相手に触らせない時間が続く。左サイドでカレンが倒されファールをもらう。
14分FKのキッカーは太田、ニアでエンリケが触るがチャンスにはならない。攻め続けているジュビロ、こうした試合を行うことがないだけに難しさも感じている。
15分ファブリシオ・エンリケが続けてミドルシュートを放ちゴールバー直撃。
- 前半30分まで
- 18分右の太田からのクロスにファーサイド前田がフリーで受けると、腿トラップから落ち着いてシュートを放ちゴール。まずは1点。
19分前田が身体を張りポストになるとカレンがDFラインの裏へドリブルで突破。強さを見せ起点を作る。
20分ファブリシオが再びミドルシュート!ゴール右に外れるがフリーで打てているだけに豪快なゴールも期待できる。
21分右の太田がボールを持つと加賀がオーバーラップ。パスミスになるが積極的な上がりを見せる。
22分岡本がポストに受けたところに加賀がチェック。後ろからでファールとなる。ゴールまで35mの位置からFK。順大はこの機会を生かそうとペナルティエリア内に一つに固まりスタートさせる。
ファーサイド、GK松井が飛び出したところでゴールラインを割ったかに見えたボール。これを最後まで諦めなかった岡本が頭で折り返しこれが無人のゴールへ転がっていく。何と順天堂大学FW岡本達也のゴールで1-1の同点。
28分再びジュビロのボールキープという時間が続く。ボールを回し展開してはいるが裏を取る動きが少ない。というより下がりきった守備ラインを崩す難しさが出てきている。
同点に追いついた順大に少し勢いが増している。特に岡本達也の動きが目立っている。
30分パラナがゴール正面25mの位置でファールを受ける。ファブリシオのFKというシーンこれは壁に当たりCKとなる。
- 前半45分まで
- 34分上田→前田→カレンとダイレクトでボールが動く。センタリングにパラナが入るがDFにクリアされる。
35分加賀と太田のワンツーから右を崩し太田のセンタリング。ファーサイドでカレンが頭でトラップしボレーシュートを狙うががブロックされる。
37分右からクロスを上げた太田。一度クリアされるも再び拾い中にドリブルで切り込む。そのまま左足でシュートを放ちゴール左隅に決めた。2-1。
38分ボールが動くが決定的な場面を作れないジュビロ。ベンチから内山監督が怒鳴りゲームを引き締める。
41分右の太田からのクロスに前田がニアへ飛び込むがGKのパンチング。順大のロングボールに岡本達也が起点となるが田中が厳しくプレス。前を向かせない。
43分球際で上田・カレン・太田が厳しく行く。
44分エンリケから上田へボールが入ると前を向き右の太田へ展開。クロスにカレンとなるが下がりきっている守備陣に引っかかる。
ロスタイム1分を終え前半は2-1と終了。後半、どう仕掛けていくか見所だ。
- 後半15分まで
- 選手交代なし、他会場もJ1 チームの苦戦が多くある。やはり初戦ということ、そして格下との勝負は簡単ではない。
1分前田からの落としを上田がシュート!左足ではあるがゴールを大きく越えてしまう。
4分順大も攻撃へ勝負してくる。茶野がファールをしてしまうと、再びFK。距離はあるがなにやらサインプレーを仕掛けて来る。しかしキックミス。ここは順大チャンスを生かせない。
5分カレンが左サイドでボールを受けるとDFと勝負。タイミングをずらし中へ切り込み右足シュート!しかしGK正面。
6分右サイドをファブリシオが駆け上がり太田を使う。ペナルティエリアへ入り込み勝負。CKを奪い取る。
7分クロスボールに前田が競り合う。GKとDFが交錯しこぼれ球をカレンが蹴り込みゴール!3-1。
9分相手の縦パスにエンリケがインターセプト。速攻からカレンが裏へ走り出す。ゴールへの積極性が出てきたカレン。まだまだゴール量産が期待できる。
10分ロングフィードに絶妙なタイミングで飛び出したカレンがフリーでシュートまで持っていく。GKの正面に行ってしまうが効した形を生かしていきたい。
11分右からのクロスにGK前で前田・カレンが潰れるとファーサイドで茶野がフリーに。落ち着いて決め4点目。
14分再びジュビロのボールキープが始まる。相手に触られず左右へボールを動かし隙を見て勝負を狙う。
15分速攻からゴール前にクロスが上がると足から飛び込んできた相手とGK松井が衝突。身体を張った集中した守備でゴールを許さない。
- 後半30分まで
- 17分エンリケのスルーパスを受けた前田がダイレクトで左足シュート!GKに防がれるが良い流れでシュートまで持っていく。
18分左からFKを得るとゴール正面で前田が飛び込む。ゴールにはならないがチャンスを増やしていく。
21分中山が準備。前田との交代となる。キャプテンマークをそのまま渡しポジションもそのままFWへ入っていく。
サポーターのボルテージも一気に上がり前線での動き出しを活性化させていく。23分右の太田からのクロスをファーサイドで中山がジャンピングボレー!しかし手前でクリアされ空振りとなる。それでもこの気持ちにスタンドから拍手が沸き起こる。
25分順大・岡本達也を筆頭に徐々に前への気持ちが強くなり自分たちのカラーを出し始める。ベンチも交代枠を使い仕掛けてくる。
27分順大のCK、再び中央に集まり作戦会議。順大のセットプレーで勝負する姿勢が表れる。GK松井がキャッチするとすぐに左に開いたファブリシオを使う。整っていない順大守備ラインへスピードあるドリブルで勝負。シュートまで持っていくがGKのファインセーブでゴールとならない。
28分太田に代え成岡を投入する。残り15分、まだまだゲームは動く。若い大学生の最後まで諦めない姿勢をしっかり受け止めもうこれ以上の失点は許したくない。
- 後半45分まで
- 33分上田のミドルシュート!
34分左サイドで中山が起点を作ると一度下げ中央の成岡へ展開、左足でのシュートがDFに当たりコースが変わるとゴールネットす吸い込まれる。
36分ファブリシオに代わり船谷が投入される。順大のFKから頭で飛び込んでくるがここも松井が落ち着いて判断する。ゴールラインを割ったボールを岡本が拾いセットする。
38分中山が中央から左のパラナへ展開、クロスボールに対しカレンがニアへそして中山がファーサイドへ入っていく。相手DFがかぶったところでフリーでトラップするがシュートとはならない。
39分相手DFがクリアしたボールを中山が頭で触り浮いたボールをオーバーヘッドでセンタリング。ゴールにはならないがサポーターが沸き上がる。
41分前がかりになった順大DF陣、裏に出たカレンが船谷のスルーパスを受けフリーで突破する。落ち着いてゴール右隅へ流し込む。6点目。
残り時間が少なくなりゴンゴールが見たい!とサポーターからはナカヤマコールが湧き上がる。
44分上田のところに入ったボールをバックパスすると奪われファーサイドへ展開される。ダイレクトボレーがゴール右へ飛ぶが枠には決まらない。
ロスタイム2分、成岡が船谷のスルーパスを受けたところでオフサイド。ラスト、田中を中心に守備ラインを上げ引き締める。
6-1、岡本達也に1点をやられたがしっかり勝ちきり5回戦へ進む。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 内山 篤 監督
- 前半はある程度相手もがんばってくるだろうという中で、サイドがもう少し高い位置に入れたが、逆に真ん中を開けられて、クロス(をあげられた)。ただボールを横に振られていたので、後半相手の足は止まるなと(思っていた)。タイミングよく真ん中にボールを入れていこう、というのが後半の狙い。サイドももう少し高い位置に上げた。特に、右サイドはヨシが意識したし、もう少しパラナも高い位置に上がれたと思う。
Q. 昨日川口選手が負傷したが、その影響は?
A. 1失点は、松井の判断の部分。前に出たらやっぱりボールに触らないといけない。ゴールキックになって(プレーが)切れたという判断で、全員が止まってしまい、そこから失点が生まれてしまった。その辺の集中力も含めて、また松井に関しても、今後ステップアップしていかなければならない。ただし怪我の影響だとか、能活が出られないという状況はこれからもあるので、GKも常にいい準備をしていかないといけない。
Q. 前田選手の交代は膝を考慮してか?
A. 試合が詰まっていたのと、2点取って、そんなことを考えての交代。極力ポジションを変えないように、そのまま中山を使った。
Q. かつての教え子でもある順天堂大学・岡本選手と対戦してみての感想は?
A. 得点の場面でもあきらめなかった彼の良さが出たし、気持ちの入った(プレーで)運動量もあった。前線に早いタイミングで蹴ってくる中で、なんとか起点になろうとする意識もあった。気持ちの入ったプレーヤーだということを再確認したし、彼に関しては個人的にすごく清々しい思いだった。
- 順天堂大学 吉村 雅文 監督
- 大きな相手なので、学生がどれだけできるかというチャレンジという部分では、ピッチに立った者も含めて全員最大の努力をしてくれたと思うが、やはり大きな差があったというのが感想。でもとても勉強できたし、次につなげていけるものにしたいと思う。
Q. 一番勉強になったのは?
A. やはりパスの精度、ボールの動かし方。どこで誰が引っ張って、どこで受けて、きちっと最終的にボールがゴールの方に向えるという個の力の部分は、我々はもっともっと追い込んでトレーニングしていかないと、どんどん差が開くだけだと思った。身体的なところは若干しょうがないのかもしれないが、プレスがかけられている中でも、精度が高いパス、しかもそこにはちゃんと意味がある。ただボールを転がしているだけではなくて、最終的にゴールを取ろうとするような、あくまでも点を取りに行くぞ、というような意味のあるパス。そのところは、うちとは全く違うということは感じることができたし、大きな学習要素にしたい。
- 前田 遼一選手
- 前半は厳しいマークで、チャンスはありましたけど外してしまったのでそういうところをしっかり決められるようにしたいです。
大学生はよく走って、真面目に守備をしてきたので前半手こずりました。後半は相手の運動量がだいぶ落ちたので、それでうまくいったかなと思います。
残り4つ勝てば優勝できる大会なので、1つ1つ勝って優勝したいなと思います。
達也本人はもっとやれると思っていて、相当ヘコんでいました。ここぞというところで得点を決めるし、成長しているんだなと思って、自分も頑張らないとと思いました。
- 田中 誠選手
- 初戦だし大学生相手に負ける訳にはいかないし、相手は守り固めてカウンターを狙ってくるし、その中で結果的に勝てた。最初は多少苦戦しましたけどよくあるパターンなので、次はJ1チーム同士の戦いになるし、対等な戦いになるので勝負どころでどっちに転ぶかが問題になってくる。
前半の立ち上がりから見れば1点差になるのかなというゲームでしたし、得点がとれたということは次に繋がるしFW陣も自信になる。守備は1点取られたことを反省して、しっかり修正していきたい。
- 中山 雅史選手
- 失点の場面は、諦めずに行った達也の技ありなのかもしれないですけど、注意すれば問題ないことですし、上に行けばいくほど気をつけなければならないこと。
監督からはあまりサイドに抜けないことと、裏にスペースがあるので、そこをうまくつくように言われていました。空いたところに翔が入って得点も生まれているので、そこでうまく連動していければいいなと思います。
前半気になったのは止まっているところに敢えてパスを出して、相手に付かれている部分があったので、全体的に連動して動きながら質のいいパスを出していればもう少しうまくいったのかなと思うところはありますけど、トーナメントなので勝つことが一番だと思いますし、ここから上位のチームとやっていく中でまた高めていければと思います。
- 上田 康太選手
- 後半はスペースが空いてきたけど、前半は相手に真ん中をしっかりと固められていて、そういうときにロングシュートを打つことを意識しましたけど、もっと打ってもよかったと思います。前田さんが下がってきたときは、自分は裏を狙おうと思っていましたが、それももっとあってよかったしボ-ルに絡んでいけたらよかったかなと思います。
達也(岡本選手)と試合をするのは楽しみでした。個人的にマッチアップすることは少なかったけど、対戦できてよかったです。こういうときに達也が1点を取るのはさすがだなと思いました。
- 太田 吉彰選手
- 1度同点になったけど、決められてしまう可能性もあるかなと思っていたし、まだ同点だしその後も焦らずにゲームを進められたと思います。ただ、自分のクロスの精度がまだ良くないですね。前田さんにもっと合わせて、サイド攻撃をいかしていきたいと思います。
(ゴールシーンは)中に入っていったら、自然とスペースがどんどん空いて相手がいなくなったという感じでした。真っ直ぐドリブルをして行っただけなんですけど、スペースが開いていって「あれ?」って(笑)。ゴールは見えていました。しっかりミートできてよかったです。
相手の守備は引いていることが多かったけど、そういう相手を崩すのがチームのひとつの課題。今日は点を取れたので、Jリーグのチームとの試合でも引いた相手にも点が取れれば上位にも行けると思います。まだ1回勝っただけですけど、天皇杯はファイナルまで行きたいです。
- 茶野 隆行選手
- 最初の(試合への)入りを大事にしてやりました。
引く相手に対して苦戦をするということも考えていたので、焦ったり慌てることもなかったし、点を取れば流れは変わると思っていました。相手は大学生だし勢いがありますからね。最初から来るというのも想定していたし、それに受け身にならないようにして、自分たちでうまく主導権をとって、ボールを動かして相手を疲れさせようと。単純なことですけど、それをしっかり90分やれば、絶対に崩せるだろうと思っていました。
(失点は)達也らしいと言えば達也らしいゴールです。ただ、ああいうところでやられるというのは課題です。相手のしぶとさに対しても集中を持って対処しないといけない。油断をしていたわけではないけど単純なミスでピンチを招くということはあるし、トーナメントだし何が起こるかわからないですから。
前半は、相手の前でしかパスが回っていませんでした。動いている選手をもっとうまく使うのが大事だと思います。後半は相手を動かす意識が上がったし、ボランチが持ち過ぎていたところがあったので、1タッチ2タッチでパスを出そうということをハーフタイムに話して、それがよくなって、全体的に人もボールも動いたと思います。リードを広げたけど、チームは最後まで点を取る意識でした。
(ゴールは)セットプレーでいつもやっていることですけど、そういうところでしか点をとれないし。貢献できてよかったです。ゴールパフォーマンスですか?あれは(苦笑)・・・、あの、食事をしているときにちょっといろいろあって、約束したというか・・・。それで、やりました(照れ笑い)。
- エンリケ選手
- 最初のジュビロのゴールが決まるまでは相手もがっちり守ってきたのでやりにくかったですけど、1点入り、その後再びリードをして、相手もいよいよ前へ出ないといけなくなってスペースも空いてきたので、そこから楽になったと思います。
後半は、ある程度得点が入ったところで、相手が自分の前のところでスペースを与えてくれるようになったので、攻撃にも積極的に行けるようになりました。
ボランチは、もうかなりやっているので、だいぶ慣れてきました。日々、自分を少しでも高め、チームのサッカーの質を高めていきたいと思います。
- 船谷 圭祐選手
- (カレン選手へのアシストは)ボールを受けてまず前を向いたら、中山さんが動いてくれて相手DFがつられていて、1回ボールを持ち直したら、カレンが完全にフリーになっていました。決めてくれて嬉しかったですね。中山さんの動きがすごくよかったと思います。左のボランチに入ったけど、自分が前に行ったときに、マルキ(パラナ選手)がうまくバランスをとってくれていたと思います。