鹿児島キャンプ練習試合
試合日時:2007年02月14日(水) 13時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- ９０分（４５分×２）
- 鹿児島県立鴨池陸上競技場
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- －
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
| 太田 吉彰 | 前半15分[得点] | |
| 西 紀寛 | 前半20分[得点] | |
| 船谷 圭祐 | 後半26分[得点] | |
| カレン ロバート | 後半32分[得点] | |
| 林 丈統 | 後半35分[得点] | |
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メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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| アジウソン監督 | 監 督 | 望月 一仁監督 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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中継レポート
- みどころ
- ２００７年最初の実戦。対戦相手は、Ｊ２の愛媛ＦＣだ。鹿児島県は朝から風も雨も強く大荒れの天気となっていたが、昼前にはすっかりと上がってくれた。平日の昼間のため、観客は数えるほどしかいないが、鴨池での試合を楽しみにしてくれている地元のサポーターのためにも、好ゲームを見せたい。大注目の２００７年アジウソン・ジュビロ初のスタメンは、ＧＫ川口能活、ＤＦ犬塚友輔、田中誠、茶野隆行、登録上はＭＦとなっているが、恐らく左サイドバックに上田康太を配することになるだろう。３ボランチには右から菊地直哉、ファブリシオ、マルキーニョス・パラナと並び、その上に太田吉彰、成岡翔が入り、ワントップで西紀寛が入っている。どの選手も、まずは自分のプレーを精一杯してアピールしたいところだろう。楽しみなのは復帰した成岡と、新外国人・マルキーニョス・パラナだ。どちらもアジウソン監督がかける期待が大きいだけに、どんなプレーが見られるのか、マルキーニョス・パラナとはどういう選手なのか？注目したい。
相手の愛媛は５日から鹿児島でキャンプを行っており、すでに韓国の城南一和、Ｊ１の柏レイソル、清水エスパルスと練習試合を重ね、この試合をもって鹿児島キャンプを打ち上げる。チームの熟度も高まってきているに違いない。愛媛にはジュビロから移籍した松下幸平、中村豪、藤井貴の名もちゃんとある。古巣との試合に気合いが入っているだろう。彼らとの対戦もみどころの１つだ。
この試合でまず課題を出し、これからのトレーニングへしっかりとつなげたい。
- 前半１５分まで
- キャプテンは田中誠。エンドを右に変え、ジュビロボールでキックオフ。雨が再び降り出している。
１分、愛媛FC田中俊也がヘディングでシュートを狙うが、GKがクリア。
１分、太田吉彰、犬塚友輔の折り返しを、西紀寛が中へ入れ、頭で折り返し、ファーサイドに流れたところに、菊地直哉が走り込み、中に入れたボールを西紀寛がオーバーヘッドするが、ボールには触れない。
４分、左サイド上田康太から、スルーパスが出るが、太田吉彰には少し遠くて通らない。
７分、菊地直哉を起点に、中央に成岡翔、右に犬塚友輔と繋ぎ、完全にフリーとなった逆サイド西紀寛へ柔らかいパスを出すと、西紀寛は右足でシュートを打ったが、相手ＧＫのファインセーブに防がれてしまう。非常に惜しい場面だった。
１０分、中盤でボールを奪うと、左サイドでマルキーニョス パラナがドリブルし、ファブリシオが中央で併走し、そこへ合わせてパスが出るが、通らない。
１４分、愛媛の１７大山俊輔がＰエリア内でファウルし、ジュビロはＰＫを奪う。太田吉彰が蹴り、左角に突き刺し、１－０。先制点はジュビロ磐田。【１－０】
- 前半３０分まで
- １７分、愛媛の藤井貴がミドルシュートを打つが枠外。
１９分、Ｐエリアやや右外側で、ＦＫを奪うと、太田吉彰がフワリと浮くボールを入れ、成岡翔がシュートを打つが、ゴール右へそれていく。
１９分、愛媛の大山俊輔がミドルシュートを放つが枠を外れる。
２０分、Ｐエリア内でマルキーニョス パラナのパスを西紀寛がシュート。強烈なボールが、相手ＧＫの股を抜き、２点目となる。【２－０】
２４分、マルキーニョス パラナ→西紀寛と繋ぎ、センタリングを入れ、太田 吉彰・成岡 翔がつめるがクリアされる。
２５分、愛媛ＤＦ南祐三にイエローカードが出る。
２６分、愛媛の中盤からスルーパスが出るが、田中 誠が体をはってディフェンス。
２８分、愛媛の井上秀人からのパスにを田中俊也がシュートを打つが、ゴール右へ外れる。
２９分、愛媛は田中俊也からのパスに中村豪がセンタリングをあげ、大山俊輔がヘディングシュートを打つが、わずかにバーの上に外れる。
３０分、金守智哉へのラフプレーで、菊地 直哉にイエローカード。
- 前半４５分まで
- ３１分、愛媛、警告で得たＦＫを直接大山俊輔が狙うが大きく外れる。
３３分、中盤でボールを回すジュビロ磐田。菊地直哉→ファブリシオ→西 紀寛→成岡 翔→犬塚友輔と繋ぎ、ボールを一切相手に取らせない。
３５分、大きなサイドチェンジで、菊地 直哉が右からセンタリングを入れるが中へつめる選手はいない。
３６分、成岡 翔からのスルーパスに、マルキーニョス パラナが一気に駆け上がるが、相手ＤＦのクリアが早く、ボールが外へクリアされる。
３７分、茶野 隆行がＰエリア内で、ファウルをしてしまい、愛媛にＰＫ。キッカーは藤井 貴。
蹴ったボールはバーに当たり、跳ね返り得点ならず。
そのこぼれ球を森脇良太がセンタリングを入れるがジュビロＤＦが跳ね返す。
３９分、太田 吉彰が右サイドから中央にかけて長い距離をドリブルし、自分で持ち込み、得意の位置からミドルシュートを狙うが相手ＧＫにクリアされる。
４１分、右からセンタリングを入れるが、成岡 翔はオフサイドの判定。
４５分、ロスタイムなしで、前半終了。
- メンバー交代
- 練習試合のため、後半からメンバーが総入れ替えになりました。
【ジュビロ磐田】
松井謙弥、大井健太郎、加賀健一、森野 徹、森下 俊、村井慎二、船谷 圭祐、山本康裕、岡田 隆、カレン ロバート、林 丈統
【愛媛ＦＣ】
川北裕介、近藤徹志、持留新作、関根永悟、星野真悟、笹垣亮介、新井翔太、内村圭宏、赤井秀一、高杉亮太、三木良太
- 後半１５分まで
- ２分、船谷圭祐が、右からＣＫを入れるが、相手ＤＦにクリアされる。
３分、愛媛の内村圭宏の速効ドリブルで突破されるが、ジュビロの山本康裕が体を入れてカットし、好守備でピンチの芽を摘む。
４分、船谷圭祐が右サイドでスルーパスを出し、カレン ロバートがセンタリング、中央に林丈統が走り込むが、愛媛ＤＦにクリアされる。
６分、左サイドカレン ロバートが中央へクロスボールを入れると、岡田 隆がすらして、森野 徹がシュートする。惜しくも、ＧＫにキャッチされたが、形は良かった。
８分、左サイドで船谷 圭祐がミドルシュートを放つ。良いシュートだが、ゴール左へそれる。
１４分、右サイドからの森野 徹のボールに、山本康裕が角度のないところから、シュートを打つがＧＫにキャッチされる。
- 後半３０分まで
- １６分、右からの船谷 圭祐のクロスボールがこぼれるが、ジュビロは決定的なシュートが打てない。
１８分、山本康裕の起点から、船谷 圭祐、村井 慎二と左サイドを繋ぎ、中の林 丈統へクロスが入るが、クリアされる。
１９分、岡田 隆の縦へのクロスに、林 丈統が抜け出すが、惜しくもオフサイド。
２１分、カレン ロバートが高い位置からボールを奪いにいく。
２２分、愛媛のクロスボールにＧＫ松井 謙弥が飛び出し、相手選手と重なり、バランスを崩しているところを、愛媛・三木良太にシュートを打たれるが、森下 俊がクリア。非常に危険な場面だった。
２６分、愛媛ゴール前で、持留新作がボールキープしているところを、林 丈統がボールを奪い、パスを出したところに船谷圭祐が後ろから走り込み、強烈にシュート。ゴールに突き刺さり３点目。【３－０】
２７分、愛媛の新井翔太、赤井秀一にたて続けて、ミドルシュートを打たれるが、どちらも枠外。
３０分、ジュビロ磐田森野徹に代わって、２４番松浦拓弥が入る。
岡田隆を倒した愛媛・新井翔太にイエローカードが出る。
- 後半４５分まで
- ３２分、Ｐエリア内で、カレン ロバートにボールが入れると、素早くシュートを打ち、これがゴールラインを割り、ジュビロ磐田４点目。【４－０】
３３分、岡田 隆が思い切ってロングシュートを放つが、ゴール左を通過。
３５分、森下 俊のロングパスが左サイド村井 慎二へと繋がり、センタリングを入れるが、すべってしまいうまくコントロールができない。そのボールを岡田 隆が拾い、中へクロスボールが入ると林 丈統がジャンピングシュート！そのシュートがゴールへ突き刺し、ジュビロ磐田５点目。【５－０】
４２分、船谷 圭祐のバックパスから山本康裕がスルーパスを出し、松浦 拓弥が走り込むが、シュートまで行けない。
４３分、カレン ロバートからのパスを松浦 拓弥が右から曲げたシュートを狙うが、ゴール上のネットに入る。
４５分、愛媛の右からのクロスに三木良太がヘディングシュート。そのボールをGK松井 謙弥が押さえたところで、試合終了。
ジュビロは５－０で勝利を飾った。今季初の実戦で、内容はまだまだだったが、良い形はいくつも作れていた。今日の課題を、また明日からのトレーニングに繋げていきたい。
選手、監督コメント
- アジウソン監督
- 最初の試合だったし、愛媛FCが前からプレスをかけてきた試合だったので、バックパスが多かったと思います。GK川口に対してのバックパスが多かったのと、まだ何人かの選手が体作りが出来上がっていない選手がいましたし、平均的に体作りができていない部分があった。
しかし戦術の面ではポジショニングや新しい３ボランチなど、いろんなことが試すことができたと思います。
そういう面では、もちろんこれから修正する面もありますが、良い試合だと思いました。割合といろんなことが試せて良い試合だった。
疲れが出た中でもつなぐことができたと思います。
欠けているところはまだたくさんあります。まだこの１試合で（評価するのは）早いと思います。
例えばバックパスが多かったし、オフサイドになってしまったり、サイドチェンジが少なかったり、カバーリングが無くて１対１になってしまったり。でもそれは少しずつやっていきたいです。
Ｑ：前線の３人が自由に動いてましたが。
Ａ：そのように指示を出しましたし、ただ３人が同じ場所で重なってしまうのが無いようにと指示を出しています。
- カレン ロバート選手
- (U－22日本代表の)井原コーチなどが見に来ている中で、あまり良いプレーが見せられなかったですけど、動き自体は悪くなかったので、後は、キックの精度や、試合の流れを考えて応用していくことをやっていきたいです。
もっとシュートを打ちたかったし、もっとシュートを打てる体勢に持っていって、もっと強引にでもシュートを打てるようにしていきたいです。もっとターンのスピードもあげて、しっかり動けるように練習からしっかりやっていきたいです。
- 林 丈統選手
- 得点に絡めたことは良かったですけど、まだまだ動きの質や量が足りなかったと思うので、もっともっとあげていきたいです。
まだジュビロ磐田でプレーをして、日は浅いですが、みんなうまいし、前戦に走ると良いボールが出てくるので、やっていて楽しかったです。やっぱりFWなので、得点がとれて良かったです。ゴール前だったので、おもいっきり良く決めれました。
（これからチームは）ＦＷの連携や、サイドバックが上がった時の、センタリングの質や上がるタイミングを合わしていかないといけないと思います。
- 船谷 圭祐選手
- 今年初めての試合で、雨だったので思ったよりボールがつなげなかったというのは感じました。簡単なパスミスが多かったと思いますね。
Ｑ：その中でもナイスゴールでしたね。
Ａ：あれは林（丈統）さんのパスが良かったという感じですね。点取らないよりは取った方が良いですけどね。あと前に前にばっかりではなくて、中盤でタメを作りたいですね。頑張ります。
- 村井 慎二選手
- まだまだだと思います。今日やった１回はかなり大きいと思うので、雨が降っていてちょっとやり辛い部分はありましたが、すごい楽しかったです。
怖さはやっている時は無かったです。それは大きいですね。
試合をやると闘争心も出てきて、スライディングも今日はできなかったですけど、できそうな感じなので本当に球際も強くいけたので良かったです。
今日は４５分プレーをしただけで結構足にきたので、９０分通してプレーできるような体を早く作りたいですね。やればできると思うので。
Ｑ：不安は拭えましたか？
Ａ：やれば結構できるんだなぁという感じはあります。痛みも全く無かったので集中してできたて良かったです。
