Cグループ第3節
試合日時:2007年04月04日(水) 19時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 8,896人
- 6.9℃/50%
- 晴、 弱風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 滝 弘之
- 松尾 一
- 小椋 剛 / 間島 宗一
- 唐紙 学志
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
林 丈統(out) → 中山 雅史(in) | 前半31分[交代] | |
マルキーニョス パラナ | 前半33分[警告] | |
前半42分[警告] | 中島 崇典 | |
後半2分[得点] | アドリアーノ | |
村井 慎二(out) → 菊地 直哉(in) | 後半11分[交代] | |
後半29分[交代] | 滝澤 邦彦(in) ← 三浦 知良(out) | |
後半36分[交代] | 吉野 智行(in) ← アドリアーノ(out) | |
犬塚 友輔(out) → 船谷 圭祐(in) | 後半36分[交代] | |
上田 康太 | 後半44分[警告] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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アジウソン | 監 督 | 高木琢也 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2007年ヤマザキナビスコ杯予選第3節、ホームヤマハスタジアムに横浜FCを迎え19時キックオフされる。
学生の皆さんは春休みということでまだまだ家族連れが目立つ。しかしスタジアムの気温は、桜満開とは思えないほど冷え込んできた。肌寒いスタンドに平日の夜ということもあり少しずつ集まってくるサポーター。両チーム、カラーが水色ということでキレイに染まってはいるが少しさびしい入りとなっている。
今日の注目は、まず勝利を目指すためにどう戦うか!?ジュビロは現時点でのベストメンバーを揃えてきた。怪我から復帰したばかりの鈴木秀人はベンチ、中山雅史もベンチスタートで準備。
スタメンに抜擢された林丈統に期待が集まる。カレン ロバートとのツートップが得点を取ってくれるか!?
そして田中&鈴木のところに入る茶野&大井へも期待したい。
相手は三浦・アドリアーノそして守備ラインのメンバーに注目だろう。
少しメンバーを落としているようにも見えるだけにどうしても負けたくない試合だ!
- 前半15分まで
- ジュビロボールでキックオフ、一度下げると太田吉彰からカレン ロバートを走らせる。中盤で上田康太・ファブリシオがプレスに行きリズムを掴もうと動く。
4分、上田康太からのクロスにカレン ロバートがGK前に詰めるがシュートを打ち切れない。
8分、右からシウバが突破、強烈なシュートを放つがGK川口能活のファインセーブ。決定機を作られ川口能活がDFラインへ怒鳴り修正をする。
11分、村井慎二から大きくサイドチェンジ、林丈統が右サイドから突破しセンタリング。中でカレン ロバート・太田吉彰・上田康太が飛び込み最後はカレン ロバートがこぼれ球をシュートするが枠を捕らえられない。
12分、横浜FCベンチ前で高木監督と三浦知良が話し合う。中盤の構成をチェックしているようだ。
13分、マルキーニョスがミドルレンジからシュートを放つがゴール左に外れる。
14分、上田康太から右に飛び出したカレン ロバートを走らせる。クロスボールに再び上田康太が飛び込むがシュートとはならない。
15分、中盤でボールを動かすジュビロ、太田吉彰が右へ左へ飛び出し起点を作っていく。右から犬塚友輔が突破を仕掛けるもブロックされ崩しきれない。
ここまではどちらもリズムは掴めていない。ポゼッション率はジュビロではあるが速攻を上手く仕掛けられるのは横浜FC。しっかり先制点を取らないといけない展開となっている。
- 前半30分まで
- 18分、上田康太・村井慎二・ファブリシオが中盤でプレスし、ボールを奪うと右へ飛び出した太田吉彰を使う。少しパスが大きくなってしまうが太田吉彰の動き出しを上手く使い狙いは分かる。
19分、横浜FC右からのクロスボールは茶野隆行が頭で跳ね返す。大井健太郎も簡単に跳ね返すプレーで自分自身のリズムを掴もうとする。
20分、三浦知良からの縦パスを受けたシウバがドリブルで大井健太郎と勝負、左角度のないところからシュートを狙うもGKがセーブ。
22分、前線から林丈統がボールを追いかけ守備にも貢献する。
23分、右から犬塚友輔のスローインを林丈統が受けるとヒールで流し太田吉彰のシュートシーンを作るがゴール左に外れる。
24分、右から鄭容臺が突破を仕掛けてくるが茶野隆行がカバー。カレン ロバートが戻りながらボールを奪うと上田康太へ繋ぐ、そのタイミングで太田吉彰が右サイドを走りパスが出る。ゴール前には林丈統だけが準備、センタリングを上げるがシュートシーンを作ることは出来なかった。
26分、右からのCK、上田康太が蹴るがGK菅野孝憲がパンチング。これをファブリシオが拾い村井慎二へ繋げる。村井慎二が判断したパスコースは左に出たカレン ロバートだった。その縦パスに合わせ林丈統が中に入り込むがセンタリングが少し後ろを通り合わない。タイミングが合っていただけに惜しい場面となった。
28分、カレン ロバートが右45度でドリブルを倒されFKを奪う。
29分、キッカーはファブリシオ、壁の間を抜けるシュートがゴール左に飛ぶがGKのファインセーブ。
30分、林丈統が腿裏を押さえベンチにアピールする。足を痛めた模様、急いで中山雅史を準備させる。
- 前半45分まで
- 31分、林丈統に代え中山雅史を投入。会場が盛り上がりここで中山雅史vs三浦知良のプラチナ対決が実現し拍手が沸き起こる。
33分、犬塚友輔のバックパスがシウバに渡ってしまう。勢いに乗ったドリブルで攻め上がるところをパラナが倒しイエローカード、嫌な流れとなってしまう。
35分、大井健太郎から太田吉彰へロングパスが出るが大きく頭を超え繋がらない。
36分、横浜FCにリズムが出てきたところでファブリシオとパラナがバランスを見て少し後ろにポジションを取りコントロール。
37分、パラナのドリブルから切り返し、カレン ロバートを経由して上田康太そして中山雅史へスルーパスが出るがシュートは打てない。
39分、犬塚友輔のクリアをパラナが拾うと上田康太へ繋ぐ、上田康太からカレン ロバートへスルーパスを狙い、右サイドから崩しに行くがカレン ロバートのドリブルからの展開が見つからなかった。
41分、左から村井慎二がCKを奪う。キッカーは上田康太、ニアで大井健太郎が頭に当てるがボールは上へ大きく上がりGK菅野孝憲がキャッチ。
42分、右から犬塚友輔がドリブルで二人の間をドリブルで仕掛けていく、ボールが突破するが身体を押さえられファウル。
43分、ペナルティーエリア外から太田吉彰がFK、中山雅史に合わせるがシュートシーンは作れない。
44分、カレン ロバートのポストプレーからファブリシオへ繋ぎ、村井慎二の走り出しを使うがオフサイド。GK菅野孝憲が大きく蹴ったところで前半終了。
- 後半15分まで
- 後半スタートからの交代はなし、フォーメーションも同じで挑む。
1分、中山雅史から左の村井慎二へ展開、ドリブルで勝負するが抜ききれない。
2分、左に出たアドリアーノがクロスを上げたボールがキックミスでゴールへ向ってしまう。GK川口能活も予期せぬシュートに対応が遅れ頭越しにゴールネットを揺らされてしまう。先制点は事故のような失点となってしまった。【0-1】
5分、ゴール正面30mの位置で中山雅史が倒されFK。ファブリシオがセットし直接狙っていくがGK正面。
6分、右から太田吉彰、一度パラナに上げて逆へ展開。村井慎二へ渡るとドリブルで中へ入るがラストパスが狙えない。
8分、太田吉彰がドリブル、ファブリシオから中山雅史のポストとチャンスを作ると直後、太田吉彰が右サイドのスペースを上手く使い突破。センタリングにカレン ロバートが頭で飛び込みシュート!惜しくもゴール上を越える。
9分、犬塚友輔が右サイドからアーリークロス、そこに中山雅史が右足ボレー。しかしゴール右へ外れてしまう。
10分、ベンチでは菊地直哉が準備、代わるのは村井慎二のようだ。
11分、村井慎二がペナルティエリア内でチャンスを作ろうと仕掛けるが上田康太へのラストパスが短くなり決定機は作れない。
12分、菊地直哉はボランチに入り、パラナを左サイドバックへ下げる。横浜FCはアドリアーノからシウバへのクロスボールでチャンスを作ろうとしてくるがここは集中した磐田守備ラインが守り抜く。
13分、横浜FCのCKを奪った勢いで速攻を仕掛けるがファブリシオから前へのパスが奪われる。
14分、逆に横浜FCの速攻からシウバのミドルシュートが飛び出してしまう。GK川口能活がセーブしてくれるが打たせてはいけない場面。
15分、横浜FCの中盤での細かいパスに菊地直哉・ファブリシオ・茶野隆行で対応しカットするがその後の繋ぎがズレてしまう。
- 後半30分まで
- 17分、犬塚友輔からのクロスボールにカレン ロバートがニア、中山雅史がマイナスへポジションを取るがGKにキャッチされてしまう。
18分、シウバがターンし三浦知良へラストパス、茶野隆行がプレスに行くと三浦知良が切り返しをミス。助けられたが集中したい展開。
19分、パラナが左サイドからドリブルで突破を仕掛けるがブロックされ起点を作れない。
20分、中盤からファブリシオが相手を次々になぎ倒しドリブル突破、左サイドまで持って行きセンタリングをカレン ロバートがニアでヘディングシュート!しかし決めることができない。
23分、右からのCK、上田康太が蹴りニアに大井健太郎・中山雅史が飛び込んだ後ろに犬塚友輔がダイビングヘッド!決定的なシーンを作るがシュートはゴール右へ外れてしまう。運からも見放されてしまう。
25分、中山雅史へくさびのパスが入るもサポートができない。
26分、左サイドから中山雅史が粘り、右サイドから犬塚友輔がクロスボールを上げるがカレン ロバート・中山雅史に合わない。
27分、カレン ロバートが左から仕掛けるが崩しきれず後ろへ下げる。パラナから中山雅史へロングフィードしたところでオフサイド。
28分、右から太田吉彰のドリブル、犬塚友輔のクロスボールというシーンを作るがシュートシーンは作れない。
29分、中山雅史が山口素弘へ激しくタックル。このプレーでファウルとなりゲームが一度止まると三浦知良が交代となる。滝澤邦彦が入りそのまま左へ入っていく。
30分、パラナが左からセンタリング、中山雅史が飛び込むがオフサイドを取られてしまう。残り15分、何とか1点そして逆転したいゲーム。
- 後半45分まで
- 32分、左から横浜FCのCK、ニアでシウバの頭に合ってしまうがGK川口能活がキャッチ。そこから速い展開で右の太田吉彰から前へ運んでいく。中央の上田康太がボールを受けカレン ロバートへスルーパスという形を作るが合わない。
34分、横浜FCの速攻はファブリシオが戻り、パラナ・上田康太がサポート。
35分、右から犬塚友輔が突破しシュート!これをブロックされると太田吉彰がセンタリング、中山雅史が入っていくがGKのパンチングに跳ね返される。ベンチでは船谷圭祐が準備。犬塚友輔と代わる。
37分、菊地直哉を右サイドバックとし船谷圭祐を中盤の前に置く。ファブリシオを少し前にポジションを取りファブリシオのワンボランチとして攻撃的にシステムを変える。
38分、ファブリシオから右の太田吉彰へ大きく展開、下げて菊地直哉のクロスに中山雅史という形を作るがシュートできない。
39分、右から船谷圭祐が積極的にドリブルで仕掛けていくが崩せない。
40分、シウバが個人技で突破し仕掛ける。ファブリシオを抜くがパラナがサポートしCKとなる。
41分、横浜FCのCKは中にシウバのみ、シュートを使い、後は守備を考えたシステムを取ってくる。得点は狙わず守備重視の横浜FC。
43分、強引に中央突破し最後は船谷圭祐の右足ボレーを放つがゴール上へ超えてしまう。前線に人数をかけたいジュビロだが、なかなかボールが奪えない。
44分、上田康太が深くスライディングタックルをしイエローカード、気持ちが伝わるプレーだがカードには気をつけたいところ。
ロスタイム3分、上田康太からカレン ロバートへドリブルを防がれると中山雅史が詰める。最後の最後まで諦めないジュビロはファブリシオ・上田康太が激しくチェックに行く。前がかりになるジュビロ、少ない人数で守りシウバのヘディングシュートというシーンを作られるが川口能活が落ち着いて前に繋ぐ。ラストプレー、ゴール前にパラナを残し全員が入っていくが決めきれず万事休す。痛い敗戦、ヤマザキナビスコ杯がいよいよ厳しい展開となってきた。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 アジウソン監督
- もちろん勝つための今日の林を前に置く布陣を組んだわけだが、前半は特に左の村井ではなく、右の犬塚を使っていこうとした。実際チャンスは何本かあったので、そこを点につなげたかった。
後半は0-1になったこともあり多少布陣を変えて、最初にマルキーニョスをサイドにした。その後、菊地をサイドに入れマルキーニョスを真ん中に戻し、上田をサイドに出し、と2回ほど布陣を変えた。そこで中山とカレンを真ん中に置いたが、ラストパス、フィニッシュの精度をもっとあげたかった。攻撃はしていたが、残念ながらゴールにつながらなかったし、ゲームをひっくり返すまでにいたらなかった。
Q. 中山選手の登場が予想より早かったが、林選手に何かあったのか?
A. (林が)もも裏に痛みを感じたので交代した。またサイドからの攻撃も練習していたので、クロスを得点に結びつけるという狙いもあって、中山を入れた。
Q. ボールキープできたが、相手の守備のバランスを崩せなかった。何が足りないか?
A. 前半のことだけ言えば、右サイドが空いていたので、あそこでマルキーニョス・パラナがボールを持ったときにもう少し早く右に展開していればシュートまで持って行けたのではないかと思う。また相手に引かれたときに、ファブリシオにしても、マルキーニョスにしても、太田にしても、上田にしても、遠くから積極的にシュートを打つことが必要。船谷を入れた理由の一つは、ペナルティエリア外から素晴らしいシュートを持っているから。菊地もエリアの外からの遠いシュートを持っている。ただ、(今日の試合では)それが出なかった。
- 横浜FC 高木 琢也監督
- 日程的にきつい連戦の続く中で、なかなかチャンスのない選手を使って、こういう結果が出たことを非常にうれしく思う。普段やり慣れていない選手たちがやる中で、若干いろんなところで難しさが出てくるかなと思っていたが、そういうところもチームとしてベースとなっている部分に関しても、新しい選手がしっかりやってくれたし、逆に新しい選手の色をチームにつけてくれたと思っている。後半ジュビロさんの激しいプレーに対しても、ひるむことなくできた選手たちを、今日は褒めてあげたいと思う。
Q. 今日の攻撃に関して評価できる部分は?
A. ジュビロのウィークポイントをうまく突きながらできたという点は評価できると思う。ただ課題というかもっと姿勢を出して欲しいのは、ペナルティボックスの手前あたりでシュートを打つ姿勢。そこはもっともっと全面的に出していい。
- 犬塚 友輔選手
- 今日はまずきっちりと中盤で繋いで、右側から攻めていこうというプランだったので、何度か裏を狙った感じです。自分自身としては、最後のセンタリングをもっと良いボールを入れてあげれば、決めてくれたかもしれないという思いがあります。
横浜FCの攻めは、アドリアーノが落としてサイドにという感じで単調かなという印象があって怖くはなかったですけど、引いた相手に攻め崩せないでズルズルといってしまうというのがダメだと思います。相手の攻撃は、DFラインから蹴るだけだから、こちらがボールをとっても相手の守備は崩れていない。だからパスを回すだけではなく、一人抜くようなプレーができたらなという場面もありました。
Q.惜しいヘディングシュートがありましたが。
A.あれは自分自身も打った瞬間に歓声がなかったのでアレと思いました。
非常にゴールに近いところからだったし、前回同じような場面で頭にちゃんとヒットしていなかったという反省を踏まえて強く当てようと、自分の中ではイメージ通りに行ったのですが、あのポジションに入っているだけではいけないレベルなので、次はまた本当にしっかり狙って思い切りいきたいです。
- 菊地 直哉選手
- ボールを止めてパスの出しどころを探して、止めて・探しての繰り返しなので、サイドからや中の入り方・クロスの質などチームでもっと整理しないといけないと思います。
前半の得点のとれる時間に得点をとっておかないと相手のペースになってしまうので、得点が1本入れば違ったと思うので、決めきる力というのが大事だと思います。
今日は右サイドとして途中から入ったので、外からのクロス・外からの攻撃に厚みをつけようとその辺りを意識してやっていました。ホームでやっているし負けられないし、1点でも返せばチャンスはあると思ってやっていました。
- 村井 慎二選手
- (ジュビロのセンタリングは)うまくFWと合わせるタイミングであげないといけないというか、 ボールを回して回して、相手が引いたところで上げているだけだから難しい部分があった。中盤の動き出しで作っていかないと、こういう引いた相手には難しいし、自ら回して引かせてしまうので、意図的に崩せるようにしたいです。攻撃はひとつパスがズレてしまうと全部ズレて横パスが多くなってしまうので、攻撃のルートをもっといっぱい作っていかないと崩せないと思います。
- 中山 雅史選手
- 後半の立ち上がりを気をつけて入るようにと言われていたのですが、そこで得点を獲られたので、跳ね返す力をつけないといけませんね。2トップですから、相手のセンターバックが2枚ついてきますから、そこの空いたスペースを狙おうとしたのですが、なかなかうまくいかなかったですね。
試合内容はリーグと合わせてもなかなかスカッとした勝ちではないところもありますし、チームとして形としてできていないというのもありますし、そこを打開して工夫していかないと、長いシーズン事故のような勝ちだけでは乗り切れないと思いますし、崩していかなくてはいけないと思います。
カズさんとの対戦云々よりも、林のケガでまわってきたチャンスを自分自身が生かせなかったのが残念ですね。チーム自体ケガ人が多くなってきてしまっているので、次は誰だ!?という話になってしまいますから自分自身がそうならないようにしっかりとした準備をして臨んでいきたいと思います。落ち込んでいる暇はないので、リーグとナビスコは並行していきますし、その中で良い結果を残していければと思います。
- 太田 吉彰選手
- シュートまで行けていないし、なかなか良い形で崩せていないので、結果負けましたけどもう少し運動量を多くしたり、前でしっかり溜めて2列目が飛び出したり、積極的にゴールを狙った方がよかったと思います。
シュートまで行けてないので得点を取らないと勝てるわけないで、もっと打っていかないといけない。
2列目・FWが空いたスペースを狙おうと言っていたのですが、なかなかFWにも入らなかったですし、キープも出来ていなかったので、2列目の僕らもなかなか動きだしができなかったので、その辺りが敗因だと思います。繋ぐだけではなくて、ゴールに向かう姿勢をもっともっと出していかないといけない。
横浜FCは前回同様しっかりと守備をしてきて、先に先制されると厳しい展開になるのはわかっていましたし、先制されて、それでも落ち着いて行こうとは思っていたのですが、なかなか崩せず非常に残念な展開でした。
もっともっと積極的シュートまで行くことが非常に大事になってくるので、どう崩してシュートまで行くか、どう仕掛けるかが大事だと思います。次は浦和ですし、もっともっと積極的に行かないとヒドイ試合になってしまうので、気を引き締めて頑張りたいです。
- 上田 康太選手
- 決めるところで決めないとこういう展開になると思いますし、もっとシュートを打てるチャンスがあったと思うので、もっとシュートを打ってちゃんと決められれば良かったと思います。
ゴール前での簡単なミスも多かったですし、単調な止めて・パスではなかなか崩せないと思うので、ダイレクトパスやコンビネーションがないと崩せないのかなとと思いました。サイドからのクロスでも中に人がいない場面が多かったので、ロングシュートなどをもっと打って流れを変えたかったです。
意識的に、ボールサイドに顔を出してというイメージでやっていましたが、なかなか全体が連動してプレーするというのは難しかった。やはり自分のプレースタイルを出していくためにも、ダイレクトで出すことを増やしたいし、その方がFWも受けやすいと思うし、そういうのをもっと言って増やしていきたいです。
Q.終盤はサイドバックでしたが、高い位置でしたね。
A.負けていた点を取るしかなかったので、前に行こうという意識でした。
勝つことが大前提だと思いますけど、その中で自分のやりたいことをもっと表に出して、みんなで良いサッカーを作っていきたいと思います。今日は負けてしまいましたけど、切り替えてやっていかないといけないので、レッズ戦に向けて切り替えてやっていきたいです。
- 川口 能活選手
- 攻撃の形も正直作れていなかったし、相手のやりたいことをやられてしまったというか、そういう感じでしたね。ほぼ10人で守っているような相手の守備を崩すのは難しいですけど、それをこじ開けないと、どんな相手にも勝つことは難しい。そういう相手にも点を取って勝ち切れるようにしないといけないです。
攻撃に出たときに、アクセントをつける選手が今日の試合について言えば居なかったと思います。攻撃が単調になっていたので、ひと工夫必要です。
Q.千葉戦は攻められたけど勝利しました。今日はボールを支配したけど敗れました。
A.サッカーではそういうことがよくあるし、支配率が高ければ勝つ確率は上がりますけど、だからといって勝てるわけではない。そういう典型的なゲームだったような気がします。相手がジュビロに対して、ボールを回させるというやり方だったと思うんですけど、それをそのままやられました。今日は彼らの術中にはまってしまいました。でも気持ちを切り換えて、守備陣全体のパフォーマンスとしては悪くなかったと思うので、それを継続したい。千葉戦では、引き過ぎてしまって押される展開になってしまったから、練習から大井選手や茶野選手選手にはなるべく高い位置でやろうと言ってきていました。それをどのチームにも出来るようになれば、もっと手応えが感じられるようになるのではないかと思います。