2007 J1第29節
試合日時:2007年10月20日(土) 15時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- エコパスタジアム
- 25,961
- 19.1℃ / 35%
- 晴、弱風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 岩崎 奎介
- 岡田 正義
- 手塚 洋 / 村上 孝治
- 佐藤 隆治
- 小林 春樹
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
加賀 健一 | 前半31分[警告] | |
茶野 隆行(out) → 鈴木 秀人(in) | 後半9分[交代] | |
鈴木 秀人 | 後半12分[警告] | |
後半13分[得点] | マルキーニョス | |
村井 慎二 | 後半14分[警告] | |
後半17分[得点] | 岩政 大樹 | |
村井 慎二(out) → 上田 康太(in) | 後半20分[交代] | |
成岡 翔(out) → 林 丈統(in) | 後半28分[交代] | |
後半31分[交代] | ダニーロ(in) ← 野沢 拓也(out) | |
後半38分[交代] | 柳沢 敦(in) ← マルキーニョス(out) | |
後半41分[交代] | 中後 雅喜(in) ← 本山 雅志(out) | |
田中 誠 | 後半42分[得点] | |
後半44分[得点] | 柳沢 敦 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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内山 篤 | 監 督 | オズワルド オリヴェイラ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 残り6節となった2007年シーズン。日本代表・五輪代表そしてヤマザキナビスコ杯があったことから間が空いたJリーグが再開する。ラストスパートに相応しい相手を向かえジュビロの29節。
宿敵鹿島アントラーズをエコパスタジアムに向かえ15時キックオフ。
天候は快晴、風も弱く直射日光を浴びる場所では半袖で十分な気温である。
ピッチコンディションも良好でいつものように会場は整っている。
選手たちのコンディションは代表でフル出場した川口能活・前田遼一とアウェイカタールで残り時間少ないところで出場した上田康太が気になるところ。
ケガでファブリシオが不在というところもポイントとなる。
スタメンはGK川口能活。DF田中誠・茶野隆行・加賀健一。
MFボランチにパラナとエンリケが入り、右に成岡翔・左に村井慎二、西紀寛がトップ下という布陣を組んだ。
内山監督の戦術を理解し始めた成岡翔と村井慎二が自分らしさにチーム力をプラスしこの一戦にレギュラー定着をかける。
ケガで一時期別メニューだった西紀寛も戻り、FWはカレン ロバートと前田遼一。好調のストライカー二人のゴールに今日も期待が集まる。
ベンチに座る中山雅史・林丈統、疲れを考慮した上田康太。太田吉彰・犬塚友輔・鈴木秀人・佐藤洋平と心強いリザーブ。
相手鹿島は、五輪代表内田篤人が先発してきた。後は予想通り!
小笠原満男・本山雅志・野沢拓也にマルキーニョスと田代有三は当然自由にさせてはいけない。
2002年から勝っていないという鹿島を相手に、内山監督就任後負けていないジュビロがどんな戦いをできるか!?
ニュージュビロの進化が問われる一戦となる。
- 前半15分まで
- ジュビロボールでキックオフ。キャプテン前田遼一からボールが蹴り出される。
1分左サイドから小笠原のFK、GKとDFの間へ切り込まれ危ない場面も川口落ち着いて対応。
2分速攻からカレンがドリブルで勝負しファールを受ける。FKを成岡が蹴りカレンが飛ぶこむがGK曽ヶ端がキャッチ。
3分小笠原のミドルシュートはゴール上。ベンチの内山監督から守備ラインに指示が出る。
5分鹿島の右サイドから内田がドリブルで仕掛けて来る。ここは村井と茶野が守備。最終ラインの田中を中心にしっかりマーキングの確認も出来ている。
7分カレンとのワンツーで西が突破。小笠原に倒され右サイドでFKを得る。キッカーは成岡、再びGKとDFの間を狙っていくが直接GKへ。
8分マルキーニョスが速攻から仕掛けてくるところにパラナがカバー。クリアボールに前田がポストに入るが大岩に倒される。
9分野沢を起点に右サイド内田が突破、クロスボールを入れられるが田中と川口がしっかり見極めボールを流す。
10分縦パスに動き出した西が胸トラップからシュートまでいく。ミートせずGK正面だが、形は良い。
12分鹿島の左サイドで田代がFKを得る。両チームこの位置からのFKが多くあるがまだ決定機を作れない。
14分左から村井がドリブル勝負。クリアされるが積極的な動き出しが増えてくる。クリアボールにマルキーニョスが茶野とポジション取りを激しく行う。
15分左の新井場から縦にマルキーニョス。ここは加賀がセーブ。とにかくマルキーニョスは潰しておかなければならない。
- 前半30分まで
- 16分最終ラインからロングフィードにマルキーニョス。加賀がチェックに行くが弾き飛ばされる。ファールになるがこの選手・動きには要注意だ。
19分強引な体勢からカレンがシュート!成岡の左足ミドルなどシュートまで行くようになるが決定機まで作れない。
20分左右に振られ左の新井場へ繋がる。遅れて成岡が対応し何とか身体に当てる。CK、左から野沢が蹴る。マルキーニョスに対しパラナがマーク。ファールでGK川口のキックから再開する。
23分鹿島の左サイドから田代・小笠原・新井場が仕掛けて来る。加賀・成岡・エンリケで守備をしボールを奪うと加賀がエンリケとワンツーで攻め上がる。ここで小笠原に倒されFK。球際の競り合いが厳しく、締まりあるゲームとなっている。
24分ミドルレンジからエンリケの強烈なシュート!ゴール右に外れるが可能性ある展開。
25分前田が前線から激しく守備。ボールを奪うと西から右の成岡へ。縦に突破しセンタリング。西が飛び込み、こぼれ球を前田がシュート!しかしミートしない。
26分加賀と田代が共に倒れる。ノーファールでゲームが続くと左からのクロスにマルキーニョスがゴール前で受ける。茶野が身体を張り守備。
27分ワイドに開いた成岡へボールを繋ぐとアーリークロス。カレンが動き出すが繋がらない。
28分ロングボールにカレンのヘディングそして前田が裏へ走り出すがGK曽ヶ端がカバーする。ロングキックにマルキーニョスが反応。一気にシュートまで行くがGK川口がセーブ。
30分前田のポストプレーから右の成岡へ。ドリブルで勝負するがDFの足に当たりCK。成岡がニアに蹴るがクリアされ鹿島の速攻となる。村井と加賀でマルキーニョスを挟むがファールとなり加賀にイエローカード。
- 前半45分まで
- 35分右サイドで成岡→西、突破を仕掛けるが新井場の足に当たってしまう。
36分鹿島のロングボールが多くなり田代の頭から起点を作るプレーが多くなる。このポストプレーの後、カバーするプレーとここに良いボールを上げさせないことがポイントとなってくる。
38分中に動き出した田代と茶野が激突。左サイドへマークにいけず村井がカバーする。クロスボールを川口がキャッチしピンチを防ぐ。
39分エンリケ→西→成岡からゴール前で前田が待つがクロスボールが合わずシュートまで行けない。形は良く、連動もしている。後は精度を上げること。
40分左に出た本山に対し成岡がカバー、タッチラインへクリア。ここから新井場がロングスロー!マルキーニョスが受けシュートを狙うが田中・エンリケが挟みブロック。ロングスローからの守備も気をつけたいところ。
42分中盤で前田がポストになると岩政からファールを受ける。リスタートを早め西へ繋ぐとゴール前で再び倒されFK。
43分ゴール正面25mの位置からFK。エンリケが直接狙うがゴール上を超えてしまった。
ロスタイム1分、成岡→前田→成岡→パラナ→村井と中盤でサイドちチェンジしながらパスが繋がるが崩すことが出来ない。
ここで前半終了。0-0のまま45分が過ぎた。
- 後半15分まで
- 両チーム選手交代ない。システム変更もない、どんな指示が出てどう戦い方を変えるのか!?みどころだ。
2分右の成岡からのクロスにカレンがワントラップから前に出るが岩政にブロックされシュートは打てない。
3分村井が粘り、前田へ繋ぐ。前田が逆を向きボールを持ち直す。再び左サイドを向いた時、村井が下がった位置でサポート。このプレーに対し内山監督がもっと前で勝負しろと怒鳴る。
6分田代との空中戦、茶野が競り合う際足を強打。倒れこみタンカが入る。厳しくプレスをかける連続で倒れる機会が多くなっていく。ベンチ裏では鈴木秀人がウォーミングアップのピッチを早める。
茶野隆行がタンカのまま控え室へ戻っていく。急いで準備した鈴木秀人が入る。
9分速攻から前田が右サイドをドリブル。中に入りながら逆サイドの村井を使う。西のサポートを使い、クロスボール。逆サイドで再び前田となるがGKのパンチングに防がれる。
守備ラインは鈴木秀人が右ストッパーへ。加賀健一が左ストッパーへポジションチェンジしている。
11分パラナの守備からボールを奪うと左に出た前田へ。その逆の動きをした西を使いフリーでシュートという決定的な場面を作った。GKが飛び出した裏を狙ったが痛恨のシュートミス。
13分速攻から右サイドでマルキーニョスにボールが渡ると鈴木がファールをしてしまう。FKとなり小笠原が蹴ったボールにマルキーニョスが飛び込む。チャンス直後の失点。痛過ぎる先制点。
14分ルーズボールに本山と村井が飛び込む。村井のファールとなりイエローカードが出てしまう。
15分右サイドから再び小笠原のFK、オフサイドを取るが小笠原の精度の高いキックには注意したい。
- 後半30分まで
- 18分速攻を凌ぎ田中のクリアでCKとなる。左からのCK、一度はクリアしたが再びクロスを入れられシュートがゴールポストに当たる。そこに詰めたのが岩政だった。追加点は鹿島。ジュビロベンチも動き出す。上田康太が準備する。
20分村井に代え上田康太を投入。パラナを左アウトサイドに移し上田とエンリケのボランチへ変更する。
22分カレンが身体を張りポストプレーからファールをもらう。リスタートから成岡→上田と繋ぎに行くがコンビネーションが合わない。
24分ロングボールに前田が身体を張り起点を作る。西も強引に仕掛けるシーンが増え攻撃への比重を増やしていく。
25分カレンに対し岩政が激しくバックチャージ。
26分上田から前田へ縦パス、そこからカレンとワンツーで仕掛けていくが最終ラインを崩せない。
27分ジュビロベンチが3枚目のカードを切る。FW林丈統を投入する。代わるのは成岡翔。前田遼一を少し下げ右に西紀寛という変則的なシステムへ変更。3トップ気味の超攻撃的布陣でまずは1点を返しに行く。
29分右サイドで林がボールキープ、そこに西がサポートし仕掛けて行く。前田とパラナのパス交換から右の西へ展開すると中へ入りシュート!しかしDFに当たってしまう。
30分鹿島ベンチも動いた。ダニーロを投入する。
- 後半45分まで
- 32分パラナ・エンリケもポジションを上げ攻撃参加。ボールを奪われると数的不利な状況も出来るがディフェンスラインが何とか凌いでいる。
34分林のポストから西へ、クロスボールにカレンという形も岩政がカット。前田が中央で反転しながらボールをキープし西のミドルシュートを演出するもゴール上を超えてしまう。
36分前田のポストプレーに大岩がファール。加賀が左サイドからオーバーラップしチャンスを作る。クロスボールに西がDFラインの裏へ突破、倒されるがノーファール。こぼれ球を前田が右足シュート!しかしDFのカバーリングに跳ね返された。
38分マルキーニョスに代わり柳沢敦を投入。
39分右サイドの西からアーリークロス。前田が競ると相手DFがヘディングクリア。これがゴール方向へ飛ぶが上を超える。
40分ジュビロのCKとなるがクリアされ速攻を受ける。柳沢とエンリケの1対1、シュートまで持っていかれるがゴール左に外れる。
41分林と西で右サイドを崩しドリブルで中に入ってくる。横パスにカレンが右足シュート!ゴール右隅に飛ぶがGK曽ヶ端がセーブ。CKとなる。
42分このCKを田中がニアで足に合わせGKの頭を越す。ついに1点を返した。急いで林がボールをセンターへ持って帰る。まだ時間はある。
44分鹿島のCK、ゴール前には上げず大きく下げて時間を使う。
ロスタイム3分と表示。カレンがドリブルで上がり、前田を使う。右の西へ展開し西が粘る。林がゴール前で動き出しこぼれ球にエンリケ。ミドルシュートを放つがGK正面。
残り時間、DF以外全員が攻めに行くが速攻から柳沢にやられ失点。1-3とされ鹿島に時間を使われる。
内山ジュビロ初黒星。鹿島にまたも勝てなかった。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 内山 篤 監督
- 前半はガチンコのゲームになった。それでも前半途中で自分たちの時間を作れて、そうなったときに、サードアタック(ピッチ3分の1より前の攻撃エリア)に入ったときに、もう少し大胆にプレーしてよかったんじゃないかと。それはハーフタイムにも言った。最後の精度と、もう少し最終的なアグレッシブさというのが必要じゃないかと思う。後半に関しては、ちょうど狙っていたチャンスを確実に取れなくて、その後のセットプレーを決められた。そういう試合になると当然相手もセットプレーとカウンターを狙う。そこは抜け目ないアントラーズのゲームの巧さが出た。サードエリアの精度の問題と、マーキングを含めたセットプレーの守備をキチッと修正したい。全体を通して、自分たちのサッカーをしようとする意思は選手から感じられた。また次に向けて、一歩ずつやるだけ。
Q. 攻撃のビルドアップで、前の選手にあてて展開していくという点がいまひとつだったが?
A. 時間を作るのはサイドかボランチ。ボランチのところで時間が稼げなかった。止まってプレーするのではなく、動いてプレーするという点をよくしていきたい。ゲームを落ち着かせるために上田康太を交代で入れた。ボランチでいいタイミングで時間を作って精度の高いパスを入れるということができなかったので、それを上田で修正したかったが、あまりコンディションが良くなかったし、負けていたので彼も本来のポジションにやたら動いてしまった。自分が前に入りすぎた。
Q. 先発に右・成岡、左・村井選手の起用理由と、今日のプレーの評価は?
A. アントラーズがこれまでの試合は比較的マンマークできていた。今日は4バックだったが、成岡の場合は西との絡みという点で、相手の混乱を作りたいと思っていた。前半に限っていうと、サイドの1対1やシュートに入っていけたので、それなりにプレーできていたと思う。相手の4バックに対して、(ジュビロは)前半の途中から2トップを真ん中でプレーさせ、相手DFを中に絞らせて、サイドの村井と成岡を生かしたかった。その部分ではもう少しアグレッシブに、大胆に行ってもよかった。翔は何度か1対1で仕掛けていたが、村井ももっと仕掛けてよかったし、もっと自分のよさを出してもよかった。でも悪くはなかった。
Q.監督就任後5試合目で初黒星ですが?
A.ずっと勝っていればチャンピオンになれるので、いつかは負ける。負けたことに関しては、キチンと受け止める。ただ、セットプレーをもっと大胆にすること。それからどこで時間を作るのかということでは、中盤のボランチやサイドで、もっとスムーズにボールを受けるという点。それは誰ということではなく、そこにもう少し絡みをもった時間を作れると、前がもっとタイミングよく動き出せる。あとは入る判断と技術の精度を上げていくこと。その課題は十分見えている。守備に関してはセットプレーを修正すること。(今日も)カウンターの部分以外は、十分コンパクトに(プレーし)、こぼれ球も拾えていた。それは続けてやっていく。最終的には、カウンターでもしっかりリスクマネージメントしていくこと(を目指す)。ただ基本的な考え方は間違ってはいないし、選手もやり続けてくれると思っている。負けたことで彼らも問題を意識してくれるはずなので、今後きちっとやりたい。
- 鹿島アントラーズ オズワルド オリヴェイラ 監督
- Q. 今日の試合結果の感想は?
A. 素晴らしい結果ではないかと思う。ジュビロさんはこの3試合、ただ勝ったのではなく内容的にも濃い内容のサッカーをやっていた。そういう相手にアウェイで勝てたことは素晴らしい。(ナビスコ杯に敗退して気持ちが落ちているとか、逆に奮起しているとか、さまざまな見方はあるが、我々はリーグを戦っているので、リーグに集中し、リーグの順位を上げていくことを考えなければならない。目標を軌道修正したときに、選手はそれを受入れ、よく取り組んでくれたと思う。
Q. 後半相手の高いDFラインの裏をつけたが、前半はなかなか思うようにボールを運べなかったが、ジュビロのプレッシャーが強かったのか?
A. 相手はラインを押し上げながら、できるだけトップとバックの距離感を近くにして相手にプレッシャーを掛けながらボールを奪うというサッカーをやっているので、当然その背後、あるいは3バックのサイドが狙い目。そういった練習をずっとやってきた。ただ物事は流動的に動くので、前半は上手くいかなかった。数本はチャンスになりかけた場面はあったが、あまりにも焦りすぎているのか精度を欠いてしまったので、ハーフタイムに(そのスペースを)続けて狙おう、ただもう少し落ち着いてやろうと一言添えた。後半は落ち着いてボールを持ちながら、相手の弱点を狙ってこうと。相手がいくらコンパクトでも揺さぶることによってギャップは生まれると思ってた。それは後半は上手くいった。
- 田中 誠選手
- なかなか自分たちのリズムでプレーできなかったということもありますし、鹿島の分厚い攻めに自分たちのサッカーをさせてもらえなかった。
攻撃の場面でなかなか相手のエリアに入れなかったのでシュートもあまり打てなかったし、得点もできなかったと思うので、相手の怖いところでプレーをすることを意識してトレーニングしたい。その他の部分でも質を上げて取り組んでいきたい。
同点に追いつこうと前がかりになったところでの3失点目だったので、そこをしっかり反省して、セットプレーやチーム全体のプレーを再確認して次の試合に臨みたいです。
- 成岡 翔選手
- 我慢して終盤にスペースができてくるので、そこをうまく利用して崩していければ良かったですけど、最後の最後で雑になってしまったり、遠目から打たされたという部分もあります。
相手が得点を入れてからDFラインが少し下がったので、そこをどうにかして前に出させて、スペースを作りたかったですけど、うまくいかずに相手の前でボールを回しているだけになってしまったので、苦しかったです。
完全には崩しきっていないし、チャンスとまでいっていない。相手にもあまり崩されていないですし、2失点がセットプレーからの失点なので、悔しいですね。自分たちのやっているサッカーは正しいと思いますし、そこを追求していけば鹿島のようなチームでも勝てると思うので、次頑張りたいです。
- カレン ロバート選手
- 今日はペナルティエリアの中まで行けなかった。
監督の指示で前田さんと2人で相手DFと勝負をして、それが良い形に何回かなりましたけど、サイドに逃げてしまう時間があったのでそういうプレーを無くして前田さんとのコンビネーションの中でどちらかが前を向けるようにできればもっといいサッカーができたと思います。
どうにか2人で崩して相手を押し込んで中盤の選手に良い形でミドルシュートを打たせるようにしたかったです。工夫が足りなかったし厚みもなかったので、そういう面では次の練習からしっかりやっていきたいです。
後半立て続けに失点されたのがイタかったです。
- 前田 遼一選手
- Q.代表戦の疲れは?
そこまで疲れていたわけではなく、大丈夫でした。
鹿島には勝ってないという印象があります。
グラウンドも良くなかったということもありますが、それは相手も同じことです。
(試合のペースは悪くなかったが)負けは負けなので。実力で負けたという感じです。また次の試合頑張ります。
- 上田 康太選手
- 負けているけどもう1回ゲームをやり直そうと、中盤でボールを受けて裁くように指示されてピッチに入りました。
相手の守備の中央は固かったし、もう少しサイドを使ってから中に入れるとか、落ち着いてボールを繋げればもっとよかったと思います。
強い相手に何ができるか、という部分では足りないものが見つかった試合だと思います。
- 川口 能活選手
- 得点を取られる前は割と良いリズムで試合に入れたと思いますが、セットプレーから失点され、立て続けに2ゴールやられてしまい、そこでリズムを崩してしまいました。その後なるべく早い時間に1点を返しておければよかったのですが、0-2のままどんどん時間が過ぎてしまいました。マコ(田中選手)が1点返しましたけど、時間的にも厳しくて、攻めにいったの裏をつかれてヤマギ(柳沢選手)に最後決められてしまいました。
相手は抜けれないし、逆にジュビロは一瞬の隙をつかれてやられたというゲームでしたね。
縦に入れるボールも少なかったし、勝負するところではいつもなら積極的に行くところでも少し消極的になってしまったところがあって、自分たちらしさがでなかったでゲームでした。セットプレーでは蹴る前にラインが下がってしまったので、あそこで下がってしまうとキーパーが出るスペースがなくなってしまうので、もう少しラインをキープしていきたいです。敵が入ってくる分には完全にオフサイドになるので問題はないですが、味方も入ってしまうとGKの守備範囲がなくなってしまうので、そこは連携がうまくとれなかったので、練習で修正していきたいです。
セットプレーを特別練習するというわけではないですが、意識づけとしてなるべく高い位置でゴールから遠ざけるようなラインを作って、もう一度修正しなおしていきたいです。
ただ、課題というか修正するところは明確なので、すぐに気持ちを切り替えて次の試合に向けて準備するだけです。
- 村井 慎二選手
- やっていることは全然悪くなかったですが、最後のところでズレたりして得点を取るまでいかなかったところがよくなかったので改善したいです。
鹿島のディフェンスは強かったし、そこでもう一アイデア欲しかったと思います。とにかく自分から動いてボールもらって攻撃的に勝負できるようにというのを考えていました。
(セットプレーからの失点は)やっぱり鹿島の強いところだと思うし、セットプレーも与えたくて与えているわけではないですし、相手のファウルの貰い方に気をつけてはいたのですが、警戒していただけに残念です。
グランダーのパスで繋ぐのがジュビロのサッカーだと思いますけど、芝が長くて止まる芝だったのでそこでつまってしまったのが全体的に多かったし、相手はロングボールを蹴ってジュビロと正反対のサッカーをしてきたので、そこが悔しいです。