2007 J1第18節
試合日時:2007年06月30日(土) 19時01分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- エコパスタジアム
- 35,072人
- 23.9℃/80%
- 曇のち雨、無風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 成田 雅明
- ニコライ フォルクアーツ
- 手塚 洋/村上 孝治
- 二俣 敏明
- 小林 春樹
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半1分[得点] | 小野 伸二 | |
前半28分[得点] | 小野 伸二 | |
田中 誠 | 前半30分[退場] | |
前半35分[交代] | 永井 雄一郎(in) ← 田中 達也(out) | |
前半39分[警告] | 小野 伸二 | |
加賀 健一(out) → 茶野 隆行(in) | 後半0分[交代] | |
後半14分[警告] | 阿部 勇樹 | |
成岡 翔(out) → 西 紀寛(in) | 後半16分[交代] | |
後半19分[交代] | 細貝 萌(in) ← 小野 伸二(out) | |
村井 慎二(out) → 船谷 圭祐(in) | 後半25分[交代] | |
後半40分[交代] | 岡野 雅行(in) ← 山田 暢久(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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アジウソン | 監 督 | ホルガー・オジェック | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第18節ホーム・エコパスタジアムでの浦和レッズ戦。
日中32度ほどまで上がった日差しは和らぎ雲で覆われた空。まだまだ蒸し暑さはあるが少し風も入ってくるようになった。
サポーターの皆さんも早くから駆けつけサックスブルーで染めてくれている。もちろんアウェイ席には真っ赤な軍団が押しかけているが、ホームのパワーは負けていない。
メインスタンド・バックスタンド・2階席も含め先着2万名様のお客様にお配りしているサックスブルーTシャツも好評だ。
少し雨も落ちてくるほど覆われた雲、ピッチコンディションは良好なだけに最高の環境で試合を盛り上げたい。
ジュビロのスタメンはベストを組めた。GK川口能活にDF加賀健一・田中誠・大井健太郎・村井慎二。田中誠・村井慎二といったケガが心配されたメンバーもしっかり調整してくる。
MF成岡翔・犬塚友輔・ファブリシオ・上田康太。いつものように3ボランチ気味だが相手に合わせてフレキシブルに動いていく。
FWは日本代表候補コンビの太田吉彰・前田遼一。
そして今日はベンチも注目してほしい!中山雅史・カレン ロバートに続き西紀寛の名前がある。ケガからの復活後初のベンチ入り。
復帰戦に何か一発を見せてくれる期待感大な選手。浦和相手にどこまで仕掛けられるか!?楽しみだ。船谷圭祐・茶野隆行・鈴木秀人・佐藤洋平と現在のジュビロで最高のメンバーが揃う。
浦和のスタメンも予想通りだ。田中マルクス闘莉王とポンテが不在。要注意人物はワシントン・田中達也の2トップに小野伸二・長谷部誠・阿部勇樹の中盤。山田暢久の右からの攻撃参加も気をつけたい。
浦和の特徴である前への勢いを抑え、逆手に取り速攻からいつもの攻撃ができれば勝機あり。この試合もやはり先制点が重要である。
動きある、展開の速い試合に期待したい。
中断前最後のゲーム、ホームサポーターの前で絶対に負けられない。
- 前半15分まで
- 開始1分、成岡翔がトラップミスでゴール右45度20mの位置で田中達也にファールをしてしまう。キッカーにとって最高の位置からのFK。ボールをセットするとワシントン・小野伸二・阿部勇樹が横に立つ。キッカーは小野伸二。壁を越えキレイな弾道がゴールネットに突き刺さる。
先制点は浦和。5分速攻から浦和の右サイド山田暢久に突破される。数的不利で切り返され、折り返しにワシントン!シュートミスに助けられるが危険なシーンが続く。
浦和のフォーメーションは3-5-2。
6分長谷部誠の左からのセンタリングをGK川口能活がキャッチするがスローをミスする。逆サイドの山田暢久に渡してしまい直接ループシュートを打たれてしまう。
7分右からのセンタリングを阿部勇樹が頭で合わせる。フリーで打たれたシーンに川口能活が怒鳴り守備ラインを修正する。
8分浦和の左サイドから長谷部誠と相馬崇人・田中達也のワンツーでシュートまで持っていかれる。ファブリシオがブロックするが危ない場面が途切れない。
11分ワシントンに縦パスが入るとポストになり田中達也の動きを見る。大井健太郎と田中誠がカバーしたところでワシントンがシュート!ブロックした足に当たるが流れは完全に浦和。
14分浦和の中盤にうまくボールを回されると逆サイドの山田暢久まで展開される。クロスボールがそのままゴールへ向かいゴールバーぎりぎり上を超えていく。
15分ここまでジュビロの起点が作れない状況。上田康太・成岡翔・ファブリシオが中央でボールを裁くが太田吉彰・前田遼一に良いボールが入らない。右から犬塚友輔・加賀健一、左から村井慎二が出るがゴール前まで展開できない状況。
- 前半30分まで
- 18分犬塚友輔が右から緩急を使ったドリブルで勝負する。小野伸二を抜くが阿部勇樹のカバーリングに防がれる。
20分右サイド、今度は加賀健一がドリブル。勝負するが身体を寄せられボールを奪われると速攻を受ける。田中達也のドリブルから中に切り返されシュートはブロックしたが危険なシーン。先制した浦和は下がった位置からの守備がうまく機能してしまっている。何とかまず同点にしたい。ここまでのジュビロは球離れが遅く見える、下がった浦和に打開策を探している状況が続く。
26分右から加賀健一がオーバーラップ、ボールを受けると中央で太田吉彰が左足ミドルシュート!DFに当たり逆に速攻を受けてしまう。
28分ジュビロの守備ラインが上がっている裏に田中達也が跳び出す。GK川口能活がペナルティーエリア外に飛び出す。田中達也へスライディングでボールをカットしにいくがこぼれたボールを小野伸二にループシュートを打たれ無人のゴールへ吸い込まれてしまう。このプレーに対し田中誠がラインズマンに抗議した。そこでの暴言と取られたのか!?主審のニコライ フォルクアーツ氏からレッドカードが出てしまう。一人少なくなった状況で加賀健一が真ん中に入り、犬塚友輔が右サイドへ下がった。
- 前半45分まで
- 34分数回足を抑え倒れていた田中達也が自らベンチに×サインを出しピッチを後にする。急いで浦和ベンチが準備したのは永井雄一郎。ジュビロベンチからは交代カードをまだ使っていない。
40分左からファブリシオがドリブルで上がったプレーに小野伸二がファールしイエローカード。
41分左からの村井慎二のクロスボールに中央で前田遼一が頭に合わせるがシュートにならない。
42分ボランチからオーバーラップしてきた鈴木啓太が左足ミドルシュートを左隅に蹴ってくるがGK川口能活がしっかりキャッチ。
43分上田康太のカットから右に出た太田吉彰へスルーパス。クロスを上げるがDFに当たりCK。右から上田康太が蹴るが浦和の守備陣が先に触る。
44分中央でファブリシオがボールを持つと一人交わし下がった浦和DFラインの前からミドルシュートを放つ。ゴール左に外れるがこうしたシーンをもっと見たい。
ロスタイム1分。
犬塚友輔がワシントンの前でカットすると前線の前田遼一へロングフィード。ファブリシオに繋げ、右の太田吉彰へ展開すると縦へ勝負する。DFとDFの間を抜けると中央のファブリシオへ戻す。強烈なミドルはGKに弾かれるが徐々にジュビロがリズムを掴む。
前半終了すると同時にラインズマンへ抗議に行く大井健太郎・村井慎二らをゲームキャプテンを田中誠から引き継いだ川口能活が止める。
まだ45分ある、勝負はここからという采配が楽しみだ。次の1点が展開を大きく変えるだろう。
- 後半15分まで
- 後半スタートから加賀健一に代え茶野隆行を投入する。2点のビハインドがあるため、攻撃の人数を減らすわけにはいかない。アジウソン監督は前田遼一と太田吉彰を残し、守備ラインを修正した。
4分ロングボールを前田遼一が胸でトラップ。上田康太へ展開する。中央で太田吉彰とワンツーで突破した成岡翔が強引にDFラインの後ろから足を伸ばした。GKと交錯しシュートとはならないが気持ちあるプレーで観衆が沸く。
5分速攻からワシントンに独走を許してしまう。茶野隆行が切り返され川口能活も交わされるがシュートがゴールバー直撃。ミスに助けられる。
6分左サイドから村井慎二が上田康太と絡み突破を仕掛ける。クロスボールが前田遼一の頭を超えていくが成岡翔が反応する。逆サイドまで走りボールを拾う。
7分太田吉彰が右から駆け上がりセンタリング。中に合わないがチャンスを作れるようになってくる。
8分速攻からワシントンがフリーで突破というシーンを作られるがGK川口能活が飛び出しスライディングクリア、川口能活がリベロ役となりぎりぎりの人数で守備をしていく。攻撃へ速く切り替えファブリシオ・上田康太も前に勝負する。
10分永井雄一郎のドリブルを茶野隆行が防ぐと上田康太へ繋ぎ右に出た成岡翔へロングボール!切り返しから前田遼一の頭を狙うが坪井慶介に弾かれる。
11分CKを跳ね返されると長谷部誠の速攻となるが成岡翔が下がり守備。右に出た太田吉彰へ展開しクロスボールにファーサイド前田遼一の頭となるがシュートはGK都築龍太のファインセーブ。ここで何とか1点欲しいところ。
14分茶野隆行・大井健太郎がマンマークでワシントン・永井雄一郎を防ぐ。カバーリングなしの守備陣。
15分ここで西紀寛が登場する。この展開を打開できるのはこの男だろう。
- 後半30分まで
- 18分ファブリシオが身体を張り守備へ貢献。数的不利でも最後まで諦めない選手たちが更に攻撃へ力をかけていく。
19分雨が落ちてくる。と同時に浦和ベンチが動く、足を痛めた小野伸二に変わり細貝萌が入る。守備固めの布陣へ変更。ジュビロベンチ裏では中山雅史を先頭にアップのピッチが上がっていく。
20分前田遼一を起点にロングボールを入れる。西紀寛と太田吉彰がサポートし何とか起点を作りたいところ。
22分相馬崇人が左サイド長い距離をドリブルしシュートまで持っていく。ファブリシオが守備ラインから中盤にかけて運動量を増やしカバーしていく。
24分船谷圭祐が準備する。運動量が落ちてきた中盤へ3枚目のカードとして選んだのが船谷圭祐。アジウソン監督が彼の背中を強く叩き送り出す。
25分代わったのは村井慎二、船谷圭祐は左に入り攻撃的なポジションを取る。残り20分で勝負に出たジュビロベンチ。
26分上田康太が左からファーサイドの前田遼一へクロスボール、坪井慶介と競り合うがシュートとならない。
27分ファブリシオから前田遼一が動き出した前に浮き球を送るが阿部勇樹にカットされる。
28分右から太田吉彰が強引にセンタリング、前田遼一と西紀寛が入っていくがGKにキャッチされる。太田吉彰がミドルレンジから右足シュートを放つがゴールを大きく超えてしまう。
29分右サイド太田吉彰から大きくクロス、西紀寛が競り山田暢久・GK都築龍太とぶつかる。ファールの判定だがゴールへの意識を高めていく。
- 後半45分まで
- 33分上田康太も戻りワシントンのシュートシーンを止めると、速攻から船谷圭祐を経由して左に出た西紀寛へボールを渡す。中へ切り返し右足で逆サイドへシュートを放つがゴールマウスを捕らえられない。
35分左サイドから船谷圭祐が倒されながら立ち上がりボールを追いかけ最終ラインと勝負する。ワシントンへのロングフィードには大井健太郎が身体を寄せ上田康太がカバー。ボールを奪うと下がってきた前田遼一に当て、ワントラップから右足ミドルシュートを放つとゴール左隅でGK都築龍太がファインセーブ。後半リズムは良くなっているがゴールが決まらない。
37分永井雄一郎が突破しシュートを放ちゴールネットを揺らすが、ジュビロオフサイドトラップにかかりしっかりラインズマンのフラックが上がっていた。
大井健太郎・茶野隆行の集中力で数的不利を感じさせない。
39分前田遼一が背負ったところでファールを奪う。ゴールまで30m、少し距離はあるがボールの横にはファブリシオが立ち直接狙う。前田遼一が詰めるがゴールマウスを捕らえられない。
40分浦和ベンチは山田暢久を下げ岡野雅行を投入する。数的優位な攻撃陣でスピードを使い前線に起点を作ろうと最後まで勝負してくる。
41分ワシントンへ入ったボールに入れ替わりそうになりながら粘り強く付いていく茶野隆行。CKとなってしまうがしぶとく集中した守備が続けられる。
42分オフサイドラインぎりぎりで飛び出した岡野雅行へファブリシオが最後まで追いかけスライディング。
43分上田康太が粘り、前田遼一が拾うとファールを受ける。速攻リスタートを船谷圭祐に送るが長くなりボレーも届かない。
44分左サイドで船谷圭祐・上田康太・前田遼一・西紀寛と繋ぎ前田遼一をフリーで前へ向かせる。逆サイドの太田吉彰へ繋ごうとしたところで奪われてしまうがボールは動く。あとはシュートのみ!
ロスタイム3分。
大井健太郎からのロングボールも前田遼一・西紀寛に合わずGK都築龍太の正面。右サイドで太田吉彰が3人に囲まれると引っ張られながら突破。
西紀寛と前田遼一のパスワークでミス、西紀寛が追うが前線のワシントンへ繋がり速攻。大井健太郎が身体を寄せるがパワーで押し切られシュートまで持っていかれる。川口能活のスーパーセーブで凌ぐが時間が奪われる。
タイムアップ。両監督がセンターで握手し一人少ないジュビロDF陣が肩を落とし大井健太郎が膝に手を当てたままサポーターに頭を下げた。
前田遼一は悔しそうに相手と握手することなくサポーターの元へ向かう。
ベンチ入り以外のメンバーも加わり全選手でサポーター席へ挨拶に行く。これで一時中断となる。再開後、更に向上させチーム・サポーターが一丸となって勝利を積み重ねていきたい。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 アジウソン 監督
- 非常に入り方が悪くて、早々と失点してしまった。その後も集中力の欠如から、パスミスも多かったし、そういうところから2失点目をしてしまった。それに加え退場者が出てしまい、苦しい立ち上がりだった。
後半に入るときに、人を替えて茶野を投入したわけだが、後ろ(守備)が相手の2トップに対して、2対2の同数になっても、リスクを犯してでも前に出ようということを話し、それで前に出た。それによって、ボールのポゼッション(保有率)もよくなったし、ボールもまわせて内容的にはよくなった。相手のカウンターも食らったが、それは計算済み。一人少ないわけだからリスクを負ってでも、ということ。
その後、西を入れて、太田と西、船谷で何とか崩そうと攻撃に出たが、なかなか相手のゴールを割ることができなかった。ただ選手全員が、特に後半の最後、必死に戦ってくれた。あきらめずに最後まで闘志むき出しにしてやってくれた。それでもやはり前半の20分があまりに痛かった。それが今日の試合を決めてしまった。
Q. 前半の動きの悪さの理由は?
A. なぜといわれてもなかなか難しいが、時にこういう入り方をしてしまうことがある。いろいろな面で、パスミス、後ろから押し上げなければならないところで前に出られないとか、スローインの場面でのミスとか、ミスが重なってしまった。なんと言っていいのか分からないが、今日はそういう前半だった。
Q. (田中の)退場の場面は何が起こったのか?
A. 何が起こったのか分からないというのが事実。あのゴールのシーンで、田中が副審に詰め寄って何か言ったのかもしれないが、私は何を言ったのかは分からない。そこは副審の判断の仕方だと思うが、どんな風に判断したのかこちらには分からない。失点した瞬間に加賀を外してカレンを入れようと、カレンも用意させて、カレンも入るつもりで(ベンチに)来ていたところであの退場があったので、カレンの出番がなくなってしまった。
Q. 勝てば上位にいけた試合だが、この一敗をどうとらえるか?
A. もちろん今日勝って上位に行くというのが目標で、そのために我々は今日試合に臨んだわけだが、残念ながらこういう結果になった。上位や、もっともっと上を狙っていこうというチームが、ホームで3敗1分で11ポイント落としてはいけない。さらに上位と点差が広がってしまった。まだこれから半分近くあるので、自分たちの個々の修正点を見つめなおして、努力していきたい。
- 浦和レッドダイヤモンズ ボルガー オジェック 監督
- ジュビロに勝つことができた。前半特にいいプレーができたと思う。自分たちでリズムを作って、ゲームを支配し、そしてスピードのあるサッカーができたと思う。残念ながら、相手の選手が途中で退場してしまったが、個人的な考えでは、やはりああいうことがあるとどうしてもゲームに対しての影響がある。できれば最後まで11対11で戦いたかった。精神的な意味でも一人退場というのは、与える影響がある。
後半は、守るのではなく得点を取りに行ったわけだが、チャンスは何回もつくったが、前半と同じような形でゲームをコントロールすることはできなかった。簡単に相手にボールが渡してしまうということが結構あった。とは言いながらも、4連勝、4試合連続無失点という結果には満足している。
Q. 前半18試合が終わり、前半戦を総括してください。
A. うちは1試合少なくて17試合が終わって振り返るということにすると、勝ち点36点はいい点を積み重ねたと思うが、残念ながらうちよりももっと勝ち点の多いチームがある。今後はこのチームに対して、離されずについていくということ。
- 前田 遼一選手
- 1対1で破られるシーンが多くて、数的不利で後手後手になってしまった印象があるので、攻めにしても守りにしても自分たちから仕掛けてやりたかったです。
相手も強かったですけど、自分たちで自滅したような気がします。もう少しうまくできたんじゃないかと思います。
いくら劣勢でも、もっとしっかりと戦えないといけない。次に切り替えます。
- 太田 吉彰選手
- 早い段階で1点取れればわからない状態だったので、しっかり1点を取りたかったですけど、なかなか取れなくて、後半に関しては1人いなくなっても集中して互角にやっていたので、その中で得点が取れれば結果はわからなかったので残念です。
負けは負けなので、次に切り替えるしかないです。
- 西 紀寛選手
- 相手のシュートがうまかったですね。
自分の中では10人で勝った記憶の方が多いので、1点取れれば結果はまだわからなかったので、「いけるかな」と思いながらピッチに入りました。
今日も2点目を入れられるまで、0-1で負けていたけどジュビロの方がポゼッションが高かったと思うから、そういう時にをリスク背負ってチャンス思い切っていければ、勝てたと思う。
Q.3ヶ月ぶりのピッチの感触は?
パスもずれてダメでしたね。
- 大井 健太郎選手
- 前半はミスが多かったですし、得点の取られ方もセットプレーやカウンターからで、それ以外でも得点を取られそうな場面が多かったですから前半は本当にヒドかったと思います。
後半は2-0も3-0も変わらないですからもう得点が欲しかったので、バックラインは僕と茶野さんの2枚だけで、1対1・2対2でもしょうがないということで、あとは前で頑張って得点をとってくれという監督からの作戦でした。そこで0点に抑えられたのは良かったですし、能活さんもフォローしてくれて僕も負けないように頑張りました。
- 上田 康太選手
- 2点目を取られるまでは良い感じでいっていたので、そこで得点を取れればよかったですけど、2点目の取られ方が良くなかったです。
10人になってからは、やっぱり中盤が走らないとゲームにならないで、運動量を増やさないとと思ってやっていました。相手は1人1人がうまいので、1人減ってスペースが空いてしまってからボールを奪うのは難しい場面もありました。
バックラインが頑張って守ってくれていたので、1点取れればもっと良い展開になったと思いますけど、ゴール前や中盤で自分を含めてミスが多かったので、質を高めればもっと違う展開になったんじゃないかなと思います。個人的にもっと質を高めてチームに貢献してきけるようにしていきたいです。
- 成岡 翔選手
- 自滅というかミスが多かったです。つなぎの一番始めでパスミスしたり、前でボールが収まらなかったり苦しかったです。大事なところで顔出せなかったので、前の選手との距離や角度もあまりよくなかったです。相手のディフェンスは3枚がしっかり後ろにいたし、スペースがなくてうまくキープすることができなかったです。
(10人になってからは)ただ得点を入れるだけであって、ディフェンスのカバーをしていないし、得点を入れるために前にいきました。
もっとサイドに流れて貰えれば良かったですけど、その前の段階でパスミしていたので前に行きようがなかったです。後半は相手も足があがっていたし、無謀といえば無謀かもしれないですけど、得点を入れるためにひたすら前にいきました。
- 村井 慎二選手
- もっと組織で守りたかったですけど、圧倒されて攻められる場面が最初から多かったので、もう少し簡単に立ち上がりはプレーしても良かったと思いました。
(10人になってからは)ディフェンスは自分が下がったり、相手が余らないように動きました。
(田中選手の退場のシーンは)文句言ったというか誰に言ったわけでもないし、副審が最初に反応して旗上げてそれを主審が見てのことなのかどうか。ただそれは審判に言ったわけでもないですし、よくわからないです。審判に従うしかないんですけど。
でもその前に1点取られているので、そこを反省として追求したほうが良いと思います。今日は何もできなかったし、力負けに近いのでそれが悔しいです。
- 加賀 健一選手
- 相手のほうが押していた。1点目は翔(成岡選手)のところでボールを取られて、一瞬取り返したけど結果的にはファウルになって追加点を取られました。ただ退場してその時点で0-2になったのがキツかったですね。
前半いきなり得点をとられたのが相手の勢いを与えてしまった気がします。気をつけてはいるんですがFKも素晴らしかったししょうがないと思います。
(田中誠選手の退場の場面は)聞き取れなくて、何を言ったのかわからなくて、一発レッドはないかなと思いました。一人減ってからは、相手が引いたというよりもうまく時間を使われたし、ボールも良く回っていた。
ジュビロも後半は結構ボールも良く回って、1点取っていれば相手も焦ったと思うし、そこで1点がとれていれば良かった。でも切り替えてやるしかないです。
(中断期間を挟んで)勝ち点3を神戸戦でまずはとれるようにやっていきたいと思います。
- 川口 能活選手
- 立ち上がりは相手のプレッシャーは確かにありましたけど、あのプレッシャーが90分続くとは思わなかったし、その時間帯をなんとか凌げば絶対チャンスは来ると思っていたんですけど。
2点のビハインドで焦る気持ちはありまたけど、マコ(田中選手)の退場になるとは思わなかった。
ディフェンス面では前の選手をフリーにしてしまい、決定的な場面を何度も作られてしまいましたし、もう少し修正が必要かと思います。
(前半戦を振り返って)自分たちのリズムでできてる時は非常に良い試合が出来ていると思うし、良いプレーが出来ていると思いますけど、主導権を握られたり、うまくいかなかった時にどうするかという修正の部分が足りないと思います。
うまくいかなかった時でも自分たちで仕掛けられるようにしていきたいです。