2007 J1第17節
試合日時:2007年06月23日(土) 15時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 等々力陸上競技場
- 16,614人
- 29.7℃、32%
- 晴、弱風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 田中 賢二
- 穴沢 努
- 廣嶋 禎数 / 青木 隆
- 砂川 恵一
- 大高 常勝
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半3分[得点] | 前田 遼一 | |
前半11分[警告] | 加賀 健一 | |
ジュニーニョ | 前半20分[得点] | |
前半25分[警告] | 田中 誠 | |
後半3分[得点] | 成岡 翔 | |
後半8分[得点] | 前田 遼一 | |
後半12分[警告] | 犬塚 友輔 | |
村上 和弘(out) → 井川 祐輔(in) | 後半12分[交代] | |
中村 憲剛 | 後半13分[得点] | |
後半19分[交代] | 茶野 隆行(in) ← 船谷 圭祐(out) | |
中村 憲剛 | 後半20分[警告] | |
原田 拓(out) → 我那覇 和樹(in) | 後半21分[交代] | |
後半28分[交代] | カレン ロバート(in) ← 成岡 翔(out) | |
後半34分[警告] | カレン ロバート | |
ジュニーニョ(out) → 養父 雄仁(in) | 後半36分[交代] | |
後半44分[交代] | 中山 雅史(in) ← 前田 遼一(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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関塚隆 | 監 督 | アジウソン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第17節アウェイ等々力競技場での試合。15時キックオフを前に関東のジュビロサポーターを合わせ磐田から駆けつけてくれた顔ぶれがゴール裏に集まってくる。
朝から快晴の川崎地方、正午の時点で30度近い気温となっており直射日光を受ける場所では体感で更に暑く感じる。
この中でサッカーをする選手たちは何らかの対策を考えなくては厳しい環境であることだろう。
ピッチコンディションは良好、このピッチ上でどんな戦術が最適なのか!?今日の敵は暑さということも考えられる。
どうスペースを使い、時間配分を考えるか!?ボールを失わないことが大切だろう。
効率良く得点を奪うことが目標だが、自分たちのスタイルを変えてしまうのも危険。
スタメンにはGK不動の日本の守護神・川口能活。
DFに大井健太郎・田中誠がセンターに入り。左に上田康太、右に加賀健一というのがシステムだろう。登録とは若干違うがゲームスタートと同時に確認してほしい。
MFにボランチファブリシオと犬塚友輔。オフェンシブに船谷圭祐と成岡翔。
FWとして太田吉彰と前田遼一という組み合わせ。
いつもの様に太田吉彰がサイドへ走り、トップ下の成岡翔が前田遼一をサポートする形。
川崎の守備ライン3バックの箕輪・佐原・伊藤が高さと強さで跳ね返してくる。ここをどう逃れるかがポイントとなる。
中盤の谷口・中村にも要注意。
FW黒津・ジュニーニョはジュビロが苦手なタイプだけにこの攻撃陣を0に抑えられれば今後にも良い影響をもたらしてくる。
とにかくこの暑さ、そして中村憲剛を徹底的に潰したい。
今日も、多くのジュビロサポーターが駆けつけてくれている。勝利という結果が絶対にほしい。全員でこのサックスブルーで埋まったスタジアムを歓喜の渦にしよう!
- 前半15分まで
- キックオフと同時にまずフォーメーションを確認したい。
フロンターレ対策に仕掛けてきたのは3バック。田中誠をリベロに大井健太郎と加賀健一がストッパー、上田康太が相手のボランチ谷口博之に付く布陣。
3分、いきなりゲームが動く。左からのCKを太田吉彰が蹴りファーサイドに流れたボールを相手DFがクリアミスそこを見逃さなかった前田遼一が右足で流し込む。大きな大きな先制点は前田遼一の右足!
右アウトサイドに犬塚友輔、左アウトサイドに船谷圭祐、守備的にファブリシオを置き上田康太と成岡翔がオフェンシブ。2トップに太田吉彰・前田遼一という布陣。
7分、川崎も右サイドから中へ切り込みながらのシュートシーンを見せる。GK川口能活がセーブするがCKのピンチが続く。高さある川崎のセットプレーも要注意。
8分、ロングボールに太田吉彰が反応するが奪われるとすぐに速攻を仕掛けてくる川崎。
9分、中盤で船谷圭祐・ファブリシオがコンビネーションで仕掛けると左に出た太田吉彰へ預ける。クロスボールにファーサイド前田遼一が飛び込むがDFにカットされる。
11分、加賀健一がジュニーニョに対し高い位置から激しくプレスをかける。ファウルとなりイエローカードまで出てしまう。
12分、中村憲剛がミドルレンジからシュートを放つ。ブロックしCKへ逃れる。右からのCKを原田拓が蹴りファーサイドで佐原秀樹がヘディングシュート!これはゴール右に外れるがセットプレーは危険を感じる。
15分、左からのクロスを前田遼一がファーサイドで反応。箕輪義信とGK川島永嗣が交錯しボールがこぼれるがシュートは打てない。
- 前半30分まで
- 18分、中盤で船谷圭祐・上田康太が人に対して強くぶつかりボールを奪いにいく。こぼれたボールを成岡翔に繋ぎ、右サイドを駆け上がった太田吉彰へ合わせにいくが少し長くなる。
19分、川崎のショートコーナーもファブリシオが胸トラップから大きくクリア。太田吉彰・成岡翔・前田遼一が反応し攻撃を仕掛けていくが逆に奪われると速攻を受けてしまう。
20分、ジュニーニョの速攻からのドリブル、田中誠がチェックに行き大井健太郎が身体を潰しにいくが倒れず加賀健一のプレスも逃げられ左足のシュートを放たれる。GK川口能活の左を抜けゴール左隅に転がってしまう。同点。【1-1】
25分、田中誠がジュニーニョにプレスに行ったところで顔面を押さえ倒れこむジュニーニョ。そのプレーで田中誠にイエローカード。
27分、GK川口能活からのゴールキックを素早く犬塚友輔へ預ける。そのタイミングで前田遼一がDFの裏へ走り出した。DFが下がったところに成岡翔が入っていく。DFラインの前にできたスペースからDFを交わし左足ミドル。ゴール右隅に飛ぶが川島永嗣のファインセーブ。
28分、右から太田吉彰が蹴ったCKをファーサイドで田中誠がヘディングシュートDFの頭に当たり逆サイドから再び太田吉彰が蹴る。ここはGK川島永嗣のパンチングに弾かれる。
29分、ジュビロが攻めているがクリアボールと同時にジュニーニョへ渡ると個人技で仕掛けられ守備ラインがズレ始める。
川崎が右の久木野聡から船谷圭祐と勝負するシーンが増えてくる。
- 前半45分まで
- 33分、中盤でファブリシオから上田康太と横に繋ぐ。太田吉彰が縦に走り出しスルーパスが出る。左サイドからクロスボールに前田遼一が反応するがGKにキャッチされる。
35分、速攻から成岡翔がボールを持つと右に太田吉彰、左に前田遼一が開きボールを受けに出る。成岡翔の選択は前田遼一。ドリブルで中に勝負するが相手に引っ張られボールを奪われる。ファウルを要求するが取ってもらえない。
37分、右からのクロスに前田遼一がニア、ファーサイドに成岡翔が入りヘディングシュートを放つがGK正面。
40分、川崎の左からのFK中央で混戦となる中、大井健太郎が箕輪義信の肘を顔面で受ける。倒れこみゲームが一時止まる。
42分、ジュニーニョに加賀健一、黒津勝に大井健太郎がマンマークに付くが田中誠がカバーしてやっとという形が多く見られる。
44分、川崎の右サイド久木野聡が中へドリブル、スピードに乗り船谷圭祐を交わして行くがファブリシオがカバーしセーブ。
ロスタイム1分、上田康太がGKのポジションを見てロングシュートを放つ。前半最後も中央で中村憲剛から右の久木野聡を使われクロスボールを入れられる。船谷圭祐の守備を少し気にするジュビロベンチ。
後半への修正が見所だ。
- 後半15分まで
- 選手交代なし、システムを前半同様にスタートする。アジウソン監督からどういう指示が出たのか?選手同士でも話し合い修正してきている。次の1点が大きいことは明らかだ。
2分、ジュニーニョがボールを持つと加賀健一と犬塚友輔で挟み奪い取る。すかさず前田遼一を走らせるがオフサイド。
3分、右に出た太田吉彰からDFとGKの間にクロスが入る。そこに入ったのは前田遼一でなく成岡翔!DFの前に足を伸ばしゴールネットを突き刺した。【1-2】
5分、村上和弘・中村憲剛が個人技で勝負してくるがジュビロ守備陣は二人ずつで奪いにいく。
7分、川崎のCK、ファーサイドで箕輪義信が高さで競り勝つと佐原秀樹がダイビングヘッド。これがゴール右ポストに直撃するとそこから速攻を仕掛ける。
左から上田康太が中にスルーパス、船谷圭祐がワンタッチで後ろからサポートした前田遼一に合わせ左足シュート!GKの手をかすめゴールネットを揺らす。大きな追加点。【1-3】
12分、ゴールまで20mの位置で犬塚友輔が手でボールを止めてしまう。イエローカードで出て更にFKのピンチ。
キッカーは中村憲剛、壁の上を超え縦に落ちるボールがキレイにネットに突き刺さってしまう。【2-3】
14分、中村憲剛を中心に川崎がボールを動かしクロスボールを入れてくる。大井健太郎が頭で弾くがCKとなる。
15分、右から2度のCK、原田拓が蹴り箕輪義信となるがゴール上を超える。このままタイムアップするようなゲーム内容ではない。
- 後半30分まで
- 17分、川崎の右サイドから左へ展開、ジュニーニョがフリーでボールを持つと加賀健一がプレス、そして犬塚友輔がカバーする。川崎の特徴を消そうとチームで連携して守備をする。
19分、茶野隆行がピッチへ、船谷圭祐を下げ加賀健一を左サイドへ。前半から気になる川崎右サイドの久木野聡にマークを付けさせる。
22分、原田拓を下げ我那覇和樹を投入してくる。3トップの攻撃的布陣に川崎サポーターが盛り上がる。
24分、大井健太郎がジュニーニョに入ったボールにプレスに行くが先に触られる。右サイドをフリーで突破されるが中で茶野隆行が黒津勝を身体ごと潰した。続けてミスからジュニーニョにフリーでシュートを打たれるがゴール上を超え助かった。
26分、ベンチにカレン ロバートを呼び準備させる。
27分、ファブリシオが自陣からボールを奪うと自らでドリブルで進む。ジュニーニョがチェックに来るとテクニックで勝負しファウルをもらう。
28分、バランスが崩れたジュビロ守備ラインの裏をジュニーニョに付かれる。右サイドから崩されるが相手のシュートミスに助けられた。
29分、成岡翔に代えカレン ロバートを投入。すぐに左でボールを受けCKを奪う。太田吉彰が蹴り中央で田中誠がフリーになるがシュートブロックされる。ここまで犬塚友輔の守備でのサポートが光っている。崩れたバランスを見てカバーするシーンが多く見られる。
- 後半45分まで
- 33分、中盤でうまく奪ったボールを太田吉彰から速攻で勝負。大外から犬塚友輔がオーバーラップしフリーで右足シュートを放つがGKに防がれる。
34分、ファブリシオからカレン ロバートへスルーパスが出たがオフサイドの判定。カレン ロバートがボールをヒールで後ろに蹴ったところで佐原秀樹と言い合いになり頭同士をぶつけ睨み合う。このプレーに対しカレン ロバートにイエローカードが出てしまう。
36分、疲れてきたジュニーニョに代わり養父雄仁を投入してくる。
37分、右サイドの犬塚友輔から左の上田康太へサイドチェンジ。クロスボールをGKが弾くが前田遼一が拾いカレン ロバートに繋げようとする。しかし大きく頭の上を超えシュートが打てない。
38分、途中出場にカレン ロバートが下がり守備でも貢献する。細かいパスを繋ぎどんどん前に上がってくる川崎。残り5分、耐えられるか!?
39分、守備への時間が長くなるが大きくクリアしたボールがカレン ロバートに渡るとチャンスが生まれる。ドリブルで突っかけ太田吉彰の前へ出す。右から切り込みファーサイドの前田遼一の頭に合わせにいくがシュートはできない。
41分、ジュビロ守備陣の頑張りで次々とボールをカットし、速攻で太田吉彰・前田遼一・カレン ロバートのサポートでファブリシオが出て行くがこの暑さからか前へ動き出す選手が少ない。
43分、川崎の右からのCK、高さから中央で混戦となり最後の最後は田中誠が身体を使ってクリア。大井健太郎・茶野隆行・加賀健一・犬塚友輔がとにかく死守。
44分、ここで中山雅史を投入する。前田遼一に代わって前線へ入りロスタイム3分を耐え凌ぐ。
全員が下がり川崎の左からのCK、川崎守備ラインも上がり中山雅史が下がっていく。川口能活がしっかりキャッチし大きく蹴ると中山雅史が競る。田中誠が頭で弾き、加賀健一がボールごと倒れ守備。最後まで全員で戦いアウェイでサポーターと共に大きな勝ち点3を奪い取る。
選手、監督コメント
- アジウソン監督
- 川崎フロンターレは強豪なので非常に難しいゲームになることは予想していて、(結果としても)そのようなゲームになりました。
相手を想定して戦術を練るときに今回は犬塚を中に、船谷を左に配置しました。そこでまずよかったのは先制できたこと。先制すると相手も前に出てくるのでさらにまたジュビロのカウンターがはまりました。それでも相手がかなり追い上げてチャンスも作ってきましたので、我々も何人か選手を変えて、川崎の危ないと思われる選手を徹底的にマークさせました。
水曜日に試合があったということでかなり選手にも疲れもあったし、最後の方は消耗したと思いますけどそれでも戦う姿勢を最後まで見せてくれて勝利を掴むことができました。
- 関塚 隆 監督
- 久々のホームでの敗戦ということで非常にサポーターをがっかりさせてしまったことは残念です。
内容的には少しメンバーを入れ変えながら、中盤のところを活性化していきたいなと思いました。前半、後半と立ち上がり3分で失点し、しかも崩された形というのではなくて、一つはリスタートから、一つは長いボールからでした。この辺の隙を突かれて失点し、後手後手という形になってしまっているところがもう一つチームが逞しくならなければいけないところだと思います。
そういう面では勝ちきれなかったですけど、ここまできたらもっと一人一人たくましく、チームとしてももっとやれるように折り返し地点ですし、これからに向けてやっていきたいと思います。
- 前田 遼一選手
- 前節は前線からのプレスが効いていなかったので、そこだけを意識していました。ボランチだけをフリーにしないように心がけましたけど、もうバテバテでした。失点にも絡んだので(笑)、是非2点目を取りたいと思っていました。
周りから見ていて、カレンも前線から追って相手がイヤそうだったので、前線からキープしないと得点がとれないですし、そういうプレーをしたいと思っていました。ゴール前に入っていくことだけを考えています。それが良い結果に繋がっているかもしれません。ゴール前にいることが自分の仕事だと思っています。
今日はキープもあまりできなかったし、パスミスも多かったので、そういう当たり前のプレーができるようになりたいです。
代表については、Jリーグでもっと良いプレーをしてから考えます。(笑)
- 成岡 翔選手
- 熱かったですけど、思ったより動けました。
やっぱり遼一くん(前田選手)がプレスを前線から掛けていくので、あとから後ろの選手もついていって、声もかけてくれるので、プレスのかけ方が以前よりは変わりました。
ボールがうまく入ってきていたので、楽とはいえないですけど良かったです。(耐えている時間は)良く集中してできたと思います。
- 太田 吉彰選手
- もっともっと走っていきたいと思いますし、もっと得点に絡めたとも思いますし、まぁアシストもできましたし、試合に勝てたことが1番良いことだと思います。
暑さは全然大丈夫でした。前半少しボールを触れない時間があって、僕の場合はボールを触れないと逆に疲れてしまうので、後半ボールを触れるようになって楽になりました。終盤は守備もやって少ししんどかったですけどそれでも苦じゃなかったですね。足がかってに動いていってしまうので。
相手が3バックだと両サイドにスペースがあるので、今日は左右どちらともに動いて良いと言われていたので、自分で考えながら右に左にと動いていました。3点目も右から直接のアシストではないですけどその前に絡んでいますし、後半途中から中盤をやっていたので、後ろから走らせるパスをくれると自分も生きてくると思うので、自分としては良かったです。
2点目のアシストは、全部見えていました。翔(成岡選手)も良いスピードで入ってきてくれたので、普通に速いクロスを通すだけだったので良かったです。
前節のことを前田さんと「守備が全然できていなかったので、ああいう試合展開になってしまった」と2人話していたので、今日は前線から守備がうまくいって前からのプレスもかかりましたし、そういうところがうまくいって良かったと思います。先手先手に常にアクションでやっていきたいと思います。
- 川口 能活選手
- 川崎に対してジュビロのサッカーがはまったという感じはありますし、まだこれが本当の実力ではないと思います。良い形で得点は入りましたけど、まだまだ修正するところは数多くあるので、勝ち点3は大きいですけど、上にあがっていくためにはもう少し精度を上げていきたいと思います。
(キリンカップが終わってからのチームは)良い形でプレーができていると思いますし、継続してやっていきたいです。攻められるところは多かったですし疲れましたけど余計な失点も与えているし、0で抑えたいですからね。2得点を取られることは決して良いことではないです。2失点目は、壁の位置というかあの位置でFKを与えていることが問題だし、FKに対する対応もまずいし、あの高さでやられているわけですから、壁がジャンプして防がないとだめですね。そういうところを修正して、得点をとっても失点しているようでは上にはいけないですし、勝ちはしましたけど、しっかり地に足をつけてもう一度やり直したいと思います。
- 田中 誠選手
- 予想はしていましたけど、ジュニーニョ・中村憲剛という川崎フロンターレの攻撃は良かったです。
3-1で逃げ切る戦い方をしたかったです。耐えた時間帯は必死でしたけど、ヨシ(太田選手)のカウンター頼みでした。やっぱりヨシはキープするところはキープして、飛び出していくところは飛び出していってくれたので、相手にとってはかなり脅威だったと思います。
両チーム疲れていましたけど、集中してボールに行っていたしマークもしっかり行けていたし、みんな頑張ったと思います。
今日上位チームに勝てたことでまた自信になりますし、次に繋がるゲームになりました。繋げないといけないと思います。まだまだ先は長いですけど、次節の後に中断期間があるので、代表メンバーがいなくなってしまいますけど、いるメンバーで気持ちを1つにして戦いたいと思います。
- 中山 雅史選手
- すごくジュビロにとってはカウンターのかけやすくなってたので、そこをもっと賢く、センタリングあげずにキープでもいいんじゃないかとか思いました。1人1人が考えればもっとやれたんじゃないかというケースもありましたけど、最後まで集中を切らさずにやれたのは良かったと思います。しっかりと戦う姿勢を持って1試合1試合やっていきたいと思います。
今日は入り方がよかったのでこういう試合を毎試合できれば良いと思いますし、暑い中も頑張れた部分もあったのでこれを続けていければ良いと思います。
- 上田 康太選手
- Q.前半は3ボランチで後半は2ボランチでしたか?
後半も同じようにやっていたんですけど、ポジションを決めていたわけではなくて相手の位置を見ながらやっていました。
(自分の出来は)良くできたとは思えないですけど、チームの勝利には貢献できたかなという気がします。前線の選手もすごいボールを追ってくれていたし、後ろはやりやすかったです。
暑さはありましたけど、相手も同じ状況なのでそういうことは言ってられないです。
(攻撃の時は)3ボランチ気味でしたけどスペースをみながら動いていました。中盤に結構スペースがあったのでフナピー(船谷選手)とかがボールを持った時に、ワンチャン(犬塚選手)が動けていたと思います。まずは守備という気持ちでやってましたけど、チャンスがあったので何回か攻撃に参加しました。
フナピーは不慣れなポジションだと思ったので、攻撃の時はフナピーが前にいけるように、自分がカバーに行こうとは思っていました。4バックのディフェンスというよりは3-5-2というイメージだったと思います。
(後半攻められたのは)運動量が落ちたというのはもちろんあると思いますし、ボールを簡単に失っているという場面もあったのでそこが原因だと思います。