2007 J1第15節
試合日時:2007年06月16日(土) 19時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 日産スタジアム
- 13,605人
- 23.6℃/44%
- 晴、無風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 関 正広
- 東城 穣
- 中原 美智雄/小椋 剛
- 宮島 一代
- 新井田 秀一
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
平本 一樹 | 前半5分[得点] | |
前半22分[警告] | ファブリシオ | |
前半23分[得点] | 成岡 翔 | |
平本 一樹 | 前半28分[警告] | |
前半31分[警告] | 船谷 圭祐 | |
鄭 容臺 | 前半44分[警告] | |
山田 卓也 | 後半0分[警告] | |
後半4分[得点] | 前田 遼一 | |
鄭 容臺(out) → 小野 智吉(in) | 後半29分[交代] | |
後半30分[交代] | 犬塚 友輔(in) ← 成岡 翔(out) | |
奥 大介(out) → 難波 宏明(in) | 後半38分[交代] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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高木琢也 | 監 督 | アジウソン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- J1第15節横浜FC戦がアウェイ・日産スタジアムで19時04分キックオフされる。
天候は晴れ、風も弱くピッチコンディションは良好だ。ジュビロサポーターはいつもの様に早くから駆けつけ選手たちの到着と同時に声援を送ってくれる。いつもよりユニフォームを着ているサポーターが多く感じる。両チームのカラーがサックスブルーであることからスタジアム中が一色となりゲームを盛り上げてくれる。
こんな時だからこそサポートしてくれる方々が本当にありがたく思う。
ジュビロ磐田は今週水曜日に発覚した所属選手の不祥事により、チーム・スタッフ・サポーターが未だ嘗てない気持ちの日々をおくってきた。
最善のプレーを見せ、気持ちを込めて臨む一戦がキックオフされる。
スタジアムに到着したメンバー・スタッフは全員がサポーター席へ頭を下げ試合の準備へと入っていく。
GKは川口能活。川口がいつも以上に最終ラインから気を引き締める。
DFは右に加賀健一、センターバックに田中誠・大井健太郎、左には3試合ぶりにスタメン復帰した村井慎二が位置する。
ファブリシオ・上田康太が2枚ボランチに入り、2列目には右に成岡翔、左に前節に続き船谷圭祐が入る。
FWには前節ともに2ゴールを挙げ活躍した太田吉彰・前田遼一が1トップぎみに入る。
ベンチメンバーにはGK松井謙弥、DF鈴木秀人・茶野隆行・犬塚友輔・岡田隆・カレン ロバート・中山雅史が控え準備する。
「KAZUvsGON」対決と題されていたが、相手のメンバーに三浦知良の名はない。しかし、元ジュビロ磐田の奥大介、新加入の山田卓也などがスタメンに名を連ね、横浜FCには今季ヤマザキナビスコカップでは2連敗を喫しているため気が抜けない。
試合30分前のウォーミングアップの前に、登録メンバーがサポーター席の前に並び一礼しアップを開始した。サポーターもいつも以上に熱い声援を送ってくれ、アウェイだがジュビロ磐田コールがスタジアム中に響く。
今は何より、選手・スタッフを含めチーム一丸となり、ご迷惑・ご心配をかけしまったサポーターの方々に謝罪する意味でも、勝利を飾れるように初心に戻って戦いたい。
- 前半15分まで
- 横浜FCボールでキックオフ。ジュビロ磐田サポーターの大きな声援に後押しされアウェイの白いユニフォームの選手たちが動きだす。
1分、平本一樹が中盤から強引なドリブルで田中誠と1対1になり、身体を寄せたところで倒れるがノーファウル。ペナルティエリア内だっただけにヒヤリとする場面となった。
2分、船谷圭祐が左サイドでボールを持つと太田吉彰が前線へ走り出す。カバーされ繋がらないが攻める姿勢を見せる。
4分、右から加賀健一が縦に仕掛け中の成岡翔へ、シュートとなるがボールがゴール左に流れる。前田遼一が詰めるがオフサイド。
5分、ロングボールを田中誠がクリアするがそれが平本一樹へぶつかる。左足に持たれGK川口能活の頭上を越えるループシュートが決まってしまう。先制点は横浜FC。【1-0】
9分、船谷圭祐から太田吉彰へスルーパス、これもDFにカットされシュートは打てない。上田康太からロングボールで太田吉彰が走るがオフサイド。
11分、再び上田康太がスライディングしたボールがこぼれ、内田智也へ繋がってしまう。シュートがゴール左隅に飛ぶと川口能活がスーパーセーブ。川口能活が怒鳴りDFへ修正をする。
13分、左サイドから村井慎二がドリブルでオーバーラップ、上田康太・太田吉彰と絡むが崩しきることができない。
15分、右から加賀健一が仕掛け、後ろに戻し田中誠からクロスボールが入るがGKにキャッチされる。
少しずつ立て直してくるジュビロがポゼッションを上げていく。
- 前半30分まで
- 19分、左サイドから内田智也がドリブルで仕掛けてくる。村井慎二が対応しセンタリングを上げられるが中では田中誠が平本一樹をマーク。自由にシュートは打たせない。
20分、右からファブリシオのクロスに船谷圭祐が右足ボレー!しかしミートせずゴールへは飛ばない。
21分、前田遼一がポストプレーで大きなトラップから起点を作ると左に流し太田吉彰の裏を村井慎二がオーバーラップしていく。深い位置からセンタリングとなるが中の選手に合わない。
23分、前田遼一が身体を張りポストとなると、こぼれ球を成岡翔が右へドリブル。GKの右を通り鋭い弾道がゴールネットへ突き刺さる。ゲームを振り出しに戻し1-1。【1-1】
25分、平本一樹へ大井健太郎が強くプレスをかける。身体を張りボールを奪うと上田康太・ファブリシオがカバー。左から村井慎二がオーバーラップする機会が増えていく。
27分、船谷圭祐が守備で貢献する。右・左と動き下がって身体を張る。村井慎二がクリアしたところにアフターで平本一樹がチェックに来る。イエローカードとなりジュビロボールのFK。
29分、前田遼一が深い位置までボールを追い戦う姿勢を見せていく。中盤でボールを失うと、滝澤邦彦のアーリークロスに平本一樹が頭で合わせていく。田中誠・大井健太郎の間にうまく入られ打たれたシュート!平本一樹に要注意。
30分、成岡翔→前田遼一→船谷圭祐で突破するが船谷圭祐が倒れたところでファウル。シュミレーションで船谷圭祐にイエローカードが出てしまう。
- 前半45分まで
- 33分、中央で太田吉彰がドリブルし、チェックを受けると左の船谷圭祐へ。前線の前田遼一の動き出しで空いたスペースから直接シュートを狙っていく。ゴール上を超えてしまうが積極的なプレーでサポーターから大声援が送られる。
35分、上田康太からのクロスに、前田遼一が競りこぼれ球を成岡翔が船谷圭祐と繋ぎシュートまで持っていくがミートせずGK正面。
36分、平本一樹が飛び出してきたところで田中誠がカバーし、スライディングでカットしそのボールを村井慎二が再びスライディング。
38分、中盤から強くプレスをかけるジュビロ。ゴールまで35mの位置でファブリシオがファウルをしてしまう。ゴールからやや右、横浜のキッカーは奥大介。ジュビロサポーターから大ブーイング。
サポーター席からの思いも伝わりシュートは壁にぶつかる。
40分、速攻から左サイドで太田吉彰が持つと村井慎二のオーバーラップを使い、クロスボール。ファーサイドで前田遼一が頭で落とし船谷圭祐が拾うがハンドを取られてしまう。
42分、左から村井慎二、右から太田吉彰が勝負する。中盤で船谷圭祐・成岡翔が繋ぎ前田遼一にボールを送るが繋がらない。
43分、左サイドで太田吉彰が山田卓也のファウルを受けFKをもらう。キッカーは太田吉彰、中では前田遼一が飛び込むがGK菅野孝憲と衝突しファウルとなってしまう。
ロスタイム2分、横浜の左サイドから奥大介・滝澤邦彦らにドリブルされるが加賀健一・上田康太・次々と身体を張った守備でセーブ。気持ちの入ったプレーが連続する。前半終了、さあ後半勝利を目指して全員で戦っていく。
- 後半15分まで
- 交代なしで後半スタート。入ってくる選手たちとベンチメンバーがハイタッチし気持ちを一つにしていく。
1分、左サイドからドリブルで仕掛けたファブリシオが山田卓也に倒されFKを奪う。ペナルティエリアぎりぎり外という位置から太田吉彰が蹴り田中誠がGKと交錯しながら飛び込むがファウルとなってしまう。
2分、船谷圭祐が左サイドから緩急を使ったドリブルで突破。角度のないところからシュートを狙うがゴール外へ外れる。
4分、右サイドで太田吉彰がスピードに乗ったドリブルからセンタリング。中央に送るとDFの裏から前田遼一が飛び出し足を伸ばしシュート!ジュビロサポーターの目の前でのゴールに喜びを爆発させる選手・スタッフ・サポーター。【1-2】
6分、CKをニアで平本一樹の頭に合わされる。ここもGK川口能活のセーブでゴールを許さない。
7分、右サイドから太田吉彰が突破し、奪われても加賀健一がプレス。気持ちの入ったプレーで後半も集中力を切らせない。
9分、中盤で船谷圭祐のヒールから村井慎二→前田遼一のポストから再び船谷圭祐へ。逆サイドを見てフリーの太田吉彰へ。ワントラップから右足シュートを放つがゴール上を超えてしまう。続けて船谷圭祐の強烈ミドルも出てゴールへの意識が高まる。
10分、大井健太郎のカットから成岡翔、ファブリシオのドリブルから右の太田吉彰へ。センタリングに前田遼一・成岡翔が入り、こぼれ球を加賀健一がミドルシュート!これに成岡翔が反応するが決まらない。
12分、ファブリシオが中盤でボールを奪うと、船谷圭祐へ展開。右の太田吉彰を使い、1対1で勝負しCKを奪う。太田吉彰が蹴り加賀健一が打点の高いヘディングで折り返す。相手に渡るが船谷圭祐が守備。切り替えも早く戦う気持ちが全面に出たサッカーで出来ている。
15分、ジュビロサポーター席からの大声援はメインスタンドに座るジュビロサポーターにも繋がりホーム横浜より大きな声援となっている。
- 後半30分まで
- 19分、大井健太郎の守備で自分のマークそしてスペースを消す。足を伸ばしクリアすると速攻に繋がる。ファブリシオのドリブルから太田吉彰のオーバーラップを使う。クロスボールに成岡翔と前田遼一が入るがDFに当たってしまう。
21分、上田康太・船谷圭祐での中盤のワンツーで右の太田吉彰へ展開。無理な体勢からのトラップからコントロールしクロスを上げる。ニアに入った成岡翔が頭で飛び込むがあと一歩。
23分、再び太田吉彰が右からスピードに乗ったドリブルから強さを見せ相手のプレスを跳ね返す。スライディングでのセンタリングを成岡翔が合わせに行くがずれてしまう。それでもスライディングで守備を最後まで諦めない。
24分、成岡翔がボールを奪われるとすぐに自らで取りに行く。ファウルとなりFKを与えるがその守備も集中している。
25分、大きく蹴ったクリアボールに船谷圭祐が頭で飛び込み繋げようと身体を張る。前田遼一がサポートし前線から必死にボールを取りにいく。
26分、ロングパスを成岡翔がDFの裏で絶妙なトラップでコントロール。サポートしていた前田遼一へ落とし更に船谷圭祐へ。左足によるロングシュートが強烈な弾道を描くがDFに当たってしまった。
29分、横浜FCベンチが動く。鄭容臺に代わり小野智吉が入る。
30分、ジュビロベンチは犬塚友輔が準備する。代わるのは成岡翔。サポーターから大きな「ナルオカ」コール。
残り15分、ここから最後の勝負。
- 後半45分まで
- 32分、平本一樹へのロングボールに田中誠が打点の高いヘディングでクリア。大井健太郎も早い反応で攻撃の芽を潰していく。
犬塚友輔は右サイドへ入り、加賀健一が奥大介のマンマークへと変わった。アジウソン監督は横浜のキープレーヤーは奥大介と見ている。
36分、この時間になり少し横浜がペースを握っている。前線からの守備が嵌らず最終ラインで田中誠・大井健太郎が跳ね返すシーンが目立つ。
38分、奥大介に代え難波宏明を投入。この隙にGK川口能活がメンバーを大声を出し盛り上げる。
39分、左からのクロスボールにGK川口能活がキャッチ。難波宏明と競りファウルを受ける。残り5分となりジュビロメンバーの足が止まってきた。
41分、村井慎二が下がり守備、相手が倒れるがノーファウル。
42分、村井慎二が空中戦で衝突し倒れこむ。
43分、右サイドで太田吉彰が守備し、上田康太の飛び出しを使うがオフサイド。速攻から上田康太が再び右サイドを飛び出す。中の前田遼一へ合わせていくがDFにカットされる。
44分、最後の最後まで全員で身体を張り守備をする。後は気力で勝負。
ロスタイム3分、コーナーで上田康太がファウルをもらいFKを得る。前田遼一がショートで受けボールキープからドリブル。一度下げて村井慎二へ繋ぐ。中盤でしっかりボールを繋ぎながら上田康太・前田遼一がDFラインの裏を狙っていく。
ラスト1分、ベンチメンバーもウォーミングアップを止め注目する。
ラストプレー、横浜右サイドからクロスが上がったボール。難波宏明がフリーで頭で飛び込む。そこに田中誠が頭から飛び込み死守。最後は川口能活がボールを蹴ったところでタイムアップ。全員で身体を張った気持ちの入った勝利。サポーターから大声援が送られる。サポーターと共に戦った90分。ここからジュビロは生まれ変わる。
サポーター席に全選手、そして右近社長が足を運び一礼。
選手、監督コメント
- アジウソン
- 今日の試合はもちろん勝つということが目的で、不祥事があって大変ご迷惑をお掛けしたということがあって、我々がピッチの中で必死でやって勝利をものにするというのを見せなければいけなかった。
しばらく我々は逆転勝ちがなくて、今日も前半の立ち上がりに失点してしまったが、そこから逆転勝ちまでこぎつけたのが非常に大きいと思います。我々は非常に厳しい状況から立ち直る為にはピッチの中で選手・スタッフが全力を尽くすことが大事であって、それがせめてものファンの皆様へのお詫びになると思っています。そのためにも我々は今日、死にもの狂いで戦いました。
- 高木琢也
- 今日のゲームに関しては非常に残念です。
なぜかというと、先制点をとれて非常に良いリズムが作れた。ジュビロに対して我々はこういう攻撃をやっていこうというのが見せられたし、その中で点も取れた。ただ、その後の戦い方、特に前半全体のラインが下がってしまい、相手のボールのポゼッション率を高めてしまったというところでリズムがよくなかった。なんとか前半は耐えて、後半は前半の悪いところが出ないようにもう一度前からいくということで、その辺をうまく整理されていたとは思います。ただ、そこから疲れとか相手のカウンターにもやられてしまったということで、そういう意味でも今日のゲームは残念でした。最後まで選手たちは点を取るんだという気持ちで体を張ってくれたことには非常に感謝して言いますし、新しい選手が加わった中でも非常におもしろいプレーがあったり、全体の統一された部分があり選手たちは良く頑張ってくれたと思います。
- 川口 能活選手
- (不祥事について)サポーター、スポンサー、家族、ジュビロにかかわっている関係者、色々な人たちにご迷惑をかけてしまって申し訳ないという気持ちでいっぱいでしたし、その思いをなんとかプレーで、そして結果で表すという思いで臨みました。
ただ、それがちょっと空回りというか気負いすぎたところがあったのですが勝ちたいという気持ちで最後まで戦いました。
Q.なかなか今シーズン逆転勝利がなかったのですが、逆転できた要因は?
勝ちたいという執念が結果を生んだと思うし、最後まであきらめない姿勢が、今日の結果を生んだと思います。こういう試合を続けていくことが今の我々にとって大事なことだと思います。
今日の勝利は横浜まできてくれたサポーター、本当にサポーターの力があってこその今日の勝利だし、後押しがあったからこその勝利だと思います。(サポーターの声援には)心を打たれましたし、ウルッときましたし、なんとかこのサポーターの方たちのために勝ちたい気持ちが本当に強くて、今日の試合を通して(気持ちを)強く表すことができた試合だと思います。
ただ、まだミスも多いですし、時間の使い方もまだまだ未成熟なところもあるので、そういうところは修正して勝ち続けて問題点を直していけるようにしていきたいです。
こういう状況であるにもかかわらず、サポーターの方たちがきてくれているというのは僕らにとって本当に励みですし、力になっているので同じ思いでこれからの試合を戦っていきたいと思います。
- 前田 遼一選手
- Q.逆転勝利については
やっぱりああいうこと(不祥事)があったので、絶対勝ちたいという気持ちがあって勝てて良かったと思います。
(決勝点については)ヨシ(太田選手)ならここにあげてくれるだろうという思いがあって走りこんだら、しっかりボールがきたのでよかった。
前節に続いて得点がとれたことは良かったですけど、それ以外のプレーをもっと精度を上げていきたいなと思います。
試合前にいつもより大きく感じるくらいの声援をしてくれて本当に感動しましたし、絶対勝たないといけないなと思いました。
こういう時こそみんなでまとまって勝とうという気持ちでやりました。まだ2連勝なのでこれから続けていきたいです。
次節まであまり期間がないですけど、しっかりコンディション整えて絶対勝てるようにやっていきたいです。
- 村井 慎二選手
- (前半は良いクロスを上げていて)後半もっと入れたかったのですが、疲れてきてあれだけ防戦になってしまってクロスを上げるタイミングがなくて前線だけの攻めになってしまったのは残念です。中盤もっと両サイド使いたかったです。
逆転勝ちは気持ちが全員出ていたと思うので、その面が点差に出たのかなと思いますし、本当にみんな一丸になれたのは良かったと思います。
内容も重視したいですけど、今の状況はそうではないので、前田くんが得点を取ってくれて本当に楽になったし、次は内容も求めていきたいです。
もちろんファンの声援もいつも以上に聞こえてきましたし、とにかくいつもより雰囲気が違うなと、良い意味で気持ち・力が入っていたので、もう少し冷静になっても良かったとは思いますけど、それは(今日は)しょうがないとは思います、次のホームにつなげていきたいです。
先発はもちろん狙っていますし、DF能力を高めて、ミスもあったので、それから攻めにいけるようにしていきたい。
- 成岡 翔選手
- 週中にいろいろあった中で勝てたことは非常に良かったと思います。
Q.得点については?
遼一くん(前田選手)が前で競ってくれていて、常に遼一くんに入ったボールのこぼれ球を狙っていたので良かったと思います。
今日はすごく気持ちが出ていて勝ちにいった結果、逆転できたことは良かったです。
いろいろあった中でサポーターの皆さんがたくさんきてくれて感動したし、そのサポーターの皆さんのために勝たなきゃいけないなとすごく感じました。
みんなでひとつにならないと試合の結果は出てこないし、サポーターや周りの皆さんから信頼を回復することができないと思うので、毎試合勝って恩返しというか、そういうのができたらいいなと思います。
修正する部分はたくさんあると思いますし、次の試合に向けて気持ちを切り替えてやっていきたいと思います。1試合1試合勝つしかないと思います。
サポーターの皆さんのために頑張りますので応援よろしくお願いします。
- 大井 健太郎選手
- サポーターに良い思いをさせてあげることが恩返しというか、信頼回復に繋がると思いますし、選手がつらい時に励ましてくれるサポーターがいるわけですから、そのサポーターにたくさん喜んでもらえるように、これから頑張っていければいいなと思います。やることはひとつしかないので、勝ち続けます。
- 太田 吉彰選手
- (前田選手のクロスは)入り方も去年から何本もやってますし、クロスを上げれば前田さんが競り勝ってくれるので、なんとかしっかり良いボールをあげられるように、それだけを意識して蹴ったので、あとは前田さんがしっかり良い動きをしてくれて決めてくれたので良かったと思います。
(改善点は)立ち上がりの入り方を非常に失敗したので、あっさり攻められましたし、そういうところをジュビロができるように、最初から集中してもっと良いパス・良い攻撃、そして後半のような全員での攻撃ができれば良いと思います。