2007 J1第14節
試合日時:2007年06月10日(日) 14時00分キックオフ
得点ボード
|
|
- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場
- 11,389人
- 曇、弱風
- 20.3℃、64%
- 全面良芝、水含み
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 滝 弘之
- 松村 和彦
- 抱山 公彦 / 下村 昌昭
- 西尾 英朗
- 長谷部由紀
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
阿部 謙作(out) → 鶴田 達也(in) | 前半6分[交代] | |
前半17分[得点] | 前田 遼一 | |
前半21分[得点] | 太田 吉彰 | |
山本 英臣 | 前半29分[警告] | |
後半5分[警告] | 菊地 直哉 | |
鈴木 健太(out) → 藤田 健(in) | 後半9分[交代] | |
後半11分[得点] | 菊地 直哉 | |
後半18分[得点] | ファブリシオ | |
林 健太郎(out) → 田森 大己(in) | 後半20分[交代] | |
後半20分[交代] | 村井 慎二(in) ← 成岡 翔(out) | |
後半28分[得点] | 太田 吉彰 | |
後半32分[得点] | 前田 遼一 | |
後半34分[交代] | カレン ロバート(in) ← 船谷 圭祐(out) | |
増嶋 竜也 | 後半39分[得点] | |
後半42分[交代] | 茶野 隆行(in) ← 菊地 直哉(out) | |
メンバー表
|
スタメン |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
控え選手 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大木武 | 監 督 | アジウソン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2週間ぶりのJリーグはアウェイ(山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場)での第14節ヴァンフォーレ甲府戦。
代表チームの試合があったことからJリーグは中断していたいがもちろん磐田でのトレーニングは続けられていた。
3連敗中ということもあり、細かな修正を繰り返しこの甲府との一戦に合わせてきている。
最大のポイントは前田遼一の完全復活!そしてマルキーニョス パラナ不在の中盤のバランスだろう。
今日のピッチコンディションは昨日から続く雨の影響でスリッピーになっている。ボールがよく走るという表現もできるが、すでに雨が上がっておりゲームには支障ないほどまで回復している。
チームカラーのポンチョ(雨具)を着た両チームサポーターが詰めかけスタンドを盛り上げてくれる。
スタジアムの角にチームバスが到着するとアナウンスで紹介され観客席から拍手と声援で選手たちを盛り上げてくれる。
スタメンはアジウソン監督の基本システム4-3-2-1という陣形。
GK川口能活にDF田中誠と大井健太郎がセンターへ。右の加賀健一、左に上田康太。そして中盤はファブリシオを中央に右に菊地直哉・左に船谷圭祐が入り起点を作っていく。
トップ下に成岡翔が入り、太田吉彰が少し下がったポジションからいつもの様に両サイドへ走り出しチャンスを作る。そしてゴール前には前田遼一。
ベンチは中山雅史・カレン ロバート・犬塚友輔・村井慎二・茶野隆行・鈴木秀人・佐藤洋平と誰が何時出ても計算できる顔ぶれ。
途中交代のタイミングと戦術もカギとなるだろう。
甲府は藤田健・須藤大輔らがベンチスタート、山崎光太郎・鈴木健太らが攻撃を仕掛けてくる。
大木監督が追求するパスサッカーを徹底して行っている。結果よりも自分たちのサッカーを!自分たちのサッカーで勝利を!という姿勢で勝負している。
警戒する部分は多い、パスを上手く回されないようにそしてフィニッシュを決められないようにまず守備から、まずは先制点を狙っていきたい。
今日は前田遼一の復活ゴールで勝利したい。アウェイに駆けつけてくれたサポーターと共に歓喜を味わえるように。
- 前半15分まで
- ジュビロボールでキックオフ。
1分、甲府が細かいパス回しからゴール前へクロスを上げる。大西容平が飛び込むがシュートにはならない。GK川口能活が大きな声で怒鳴り修正する。
3分、中央の成岡翔から右の太田吉彰へパスが出ると、クロスボールに前田遼一が飛び込む。GKと交錯しファウルの判定。GKは膝を押さえ倒れたまま動けない。治療のためゲームが止まる。
5分、2分間ほど治療したが×とサインが出る。GK阿部謙作は歩けずタンカで運び出される。いきなりのトラブルに鶴田達也が準備をする。
7分、ゲームがようやく再開する。
8分、立ち上がり、簡単にボールを回したいジュビロは大きく展開し前に運ぶ。右から走り出した太田吉彰がCKを奪いチャンスを得る。
9分、右からのCKを中央で加賀健一が競る。こぼれ球を田中誠が流し最後は前田遼一がシュート!しかし、DFにブロックされる。
10分、左からのCKを船谷圭祐が蹴り、中央の前田遼一へ合わせるが打てない。
11分、甲府は中盤で細かいパスを回しながらリズムを作ってくる。ジュビロは簡単に成岡翔から前田遼一を走らせるがGKがカバー。
13分、甲府の右サイドから杉山新が縦に走り出す。船谷圭祐がカバーしカットする。攻撃の起点は前田遼一となっている。左サイドで二人に囲まれながらテクニックとパワーで突破する。
14分、ロングボールに加賀健一が走り出す。長い距離を走り相手の裏を狙う。
15分、太陽も顔を出しピッチレベルでは蒸し暑さも増してくる。ジュビロがリズムを整えてくる。
- 前半30分まで
- 16分、船谷圭祐→上田康太→ファブリシオ→上田康太で左サイドを崩す。GKがニアをケアしたところで中央に前田遼一が入ってくる。キレイな横パスが通り、前田遼一が復活ゴールで先制!【0-1】
20分、甲府が左から細かいパスを回し、サイドチェンジをしてくるが大井健太郎・田中誠を中心にしっかり守備。
21分、左サイドで前田遼一が起点になると、船谷圭祐が前のスペースへ走り出す。1点目と同じ場所から今度はマイナスボールで太田吉彰へ。しっかりゴールへ流し込み追加点を奪う。早い時間での2点目、ゲームを優勢に進めている。【0-2】
23分、右からのCKを太田吉彰が蹴ると中央で前田遼一がヘディングシュート!競り勝っていただけにまだ追加点が狙えそうだ。
24分、ファブリシオがユニフォームを半袖にしたいと要求。ボールが出たところで着替える。ピッチ内、かなり蒸し暑くなっているようだ。
26分、前田遼一がキープしたところでファブリシオが飛び出す。一度ボールを奪われるが再びファブリシオから成岡翔へ。逆サイドで太田吉彰がフリーだったがパスが出ない。奪われ速攻を受けてしまう。
27分、甲府のクロスボール、左から右へ浮き球で仕掛けられると上田康太がかぶり相手にチャンスを与えてしまう。GK川口能活が飛び出しシュートブロックするが地面を叩きつけ怒鳴る。次の1点が大事だということを分かっている。
28分、右サイドから太田吉彰がドリブルし、相手に倒されるが菊地直哉がカバーしセンタリング。前田遼一がニアで相手を引き付け成岡翔がファーサイドでフリーになる。成岡翔の判断はヘディングシュートではなく胸トラップ。しかしGKに詰められ防がれる。
30分、ジュビロにもチャンスはあるが甲府にもある。修正箇所も多いことから集中力を切らしたくない。
- 前半45分まで
- 33分、成岡翔が中盤の低い位置でボールを持つが、相手に奪われてしまう。この位置でボールを奪われると危険だ。田中誠・大井健太郎が修正する。
35分、甲府のパス回しが始まる。ジュビロはしっかり守備ラインを作り前で回させるがボールを奪ってから速攻を狙っている。相手の起点ではファブリシオがスライディングでクリアする。
36分、甲府ベンチでは早くも藤田健がウォーミングアップを開始する。中場で菊地直哉がボールを持ったところで石原克哉がスライディング。ファウルを受けマイボールにする。
38分、甲府がジリジリと前にボールを運んでくる。上田康太・加賀健一もラインを下げ守備ラインを整える。
39分、速攻から太田吉彰が右サイドから中に切り込み左足シュート!DFに当たりCKを奪うと自らで蹴りにいく。
40分、前田遼一がポストとなり太田吉彰へ渡ると成岡翔へスルーパス。GKと1対1となるが引っ掛けてしまいシュートが打てない。
42分、前田遼一を残し一度下がるジュビロの陣形。ボールを奪うと太田吉彰・成岡翔がまず飛び出し速攻を仕掛ける。その後、船谷圭祐・菊地直哉・上田康太らがサポートしていく。
43分、甲府の左サイドからクロスボールに宇留野純がヘディングシュート!GK川口能活がキャッチするが危ない場面。
前半ロスタイムは3分。連続して甲府が右からのCKを蹴ってくる。大西容平が蹴り、ニアサイドで宇留野純が頭に合わせるがゴール右へ外れる。
前半ラストプレー、菊地直哉が中盤で身体を張りボールを奪いFKを得る。ファブリシオから前田遼一へ合わせていくがシュートまではいかない。まだ2点、後半もスタートから集中した戦いを組み立てたい。
- 後半15分まで
- 後半、選手交代なしでスタート。立ち上がりから右の太田吉彰からのクロスボール。GKにキャッチされるが積極的に前に向っていく姿勢も見せる。
システム、布陣は変わらない。ゲームキャプテン田中誠が手を叩き鼓舞する。
1分、自陣で大井健太郎と田中誠でボールを奪うと成岡翔とファブリシオで中盤を繋ぎ、右のスペースに出た太田吉彰を使う。ゴール前には前田遼一と船谷圭祐が入っていくが、DFの山を越えられない。
3分、太田吉彰が再び右サイドからドリブルし、山本英臣と競り合い突破するが太田吉彰のファウルを取られる。
5分、加賀健一がドリブルで突破し、倒されるがノーファウル。ベンチからアジウソン監督が抗議するが認められない。
6分、甲府の守備ラインとGKの位置が高い。その裏を突いていきたいが、焦った成岡翔がトラップミス。中盤で菊地直哉にイエローカードが出されてしまう。これで累積となり次節出場ができない。
7分、右サイドで加賀健一がボールを持つと菊地直哉がオーバーラップ。DFと競りGKへのバックパスを前田遼一が詰めるが奪えない。
9分、甲府ベンチでは藤田健が準備、甲府サポーターが沸き上がる。鈴木健太と代わり登場。中盤へ入っていく。
10分、大井健太郎からのロングボールを右サイドで太田吉彰が受ける。中へドリブルし大外に加賀健一が走り出したスペースへパス。ファーサイドで前田遼一がフリーになるがキックミス。
11分、中盤でボールを奪った菊地直哉が自らでドリブル。分離フェイントでDFを交わすとそのままゴールへ直進。勢いのままシュートを放つとGKの脇を抜け3点目。まだ追加点が狙えそうな展開。【0-3】
15分、甲府ベンチは須藤大輔を準備する。田中誠がインターセプトを狙い中盤へ飛び出す。ボールが後ろへ流れると大井健太郎が山崎光太郎へチェック。左に流され石原克哉にシュートを打たれるが、GK川口能活がキャッチ。
- 後半30分まで
- 17分、ジュビロの速攻から前田遼一がドリブル。逆サイドで太田吉彰がフリーとなったが、ボールが出ない。
18分、再び速攻から成岡翔・船谷圭祐が中盤で繋ぐ。左サイドに出た前田遼一にボールが渡るとマイナスの位置にファブリシオがいた。右足のシュートがゴール右隅に決まり4点目。【0-4】
20分、甲府は田森大己を投入し林健太郎を下げる。ジュビロは成岡翔を下げ村井慎二を投入。左サイドへ村井慎二を入れ、上田康太をトップ下へ上げる。
23分、甲府は左に石原克哉を走らせ藤田健がパサーへ最後は山崎光太郎と宇留野純が飛び込む形を作ろうとするが加賀健一・大井健太郎・田中誠がゴール前を固める。
25分、藤田健にボールを集めるが菊地直哉が厳しくプレス。
26分、左サイドの村井慎二から前田遼一へ縦パスが入ると、上田康太を使い逆サイドの太田吉彰へ展開。しかし、オフサイドでチャンスは作れない。
27分、菊地直哉からのクリアボールを前田遼一が身体を使いキープし展開。船谷圭祐から村井慎二で左サイドを崩しCKを奪う。
28分、中盤で菊地直哉から右サイドの加賀健一へのクロスボールに船谷圭祐が飛び込みスルーすると、太田吉彰がフリーでワントラップからシュート!完全にジュビロのゴールショーとなっている。【0-5】
まだまだ決められそうな展開。得失点差がマイナスのジュビロにとっては少しでも多く決めておきたい試合。
- 後半45分まで
- 33分、前田遼一が中盤でボール受け右サイドへ展開。フリーでいたファブリシオが胸トラップを2度しリフティングをする余裕を見せる。そのまま大きなクロスをファーサイドへ。前田遼一がフリーでヘディングシュート!これで6点目。【0-6】
34分、船谷圭祐に代え、カレン ロバートを投入する。残り10分でカレン ロバートと前田遼一のツートップ。太田吉彰が少し下がり左にも動き出す。
35分、カレン ロバートの前のスペースへボールが出るがDFがカット。
37分、前田遼一のクロスにカレン ロバート。中央突破でファブリシオとフリーになるプレーが連続する。甲府ディフェンス陣の集中力が切れている。ジュビロは次節のためにもしっかり最後まで締めたいゲーム。
サポーターからは「もう1点!もう1点!」と声援が飛ぶ。
川口能活・田中誠が集中し守備。
40分、甲府CKのこぼれを再びクロスでゴール前に上げられると、増嶋竜也がボレーシュートを放ってくる。ゴールネットを揺らされ1点を返される。GK川口能活が怒鳴り、集中させる。【1-6】
41分、速攻から太田吉彰が右サイドをドリブル。中へ切り込みカレン ロバートへパスを出したところでボールを奪われると、逆に速攻を受ける。この時間になり中盤がない。守備を修正するためにアジウソン監督は最後のカードを切る。茶野隆行を入れ、菊地直哉を下げる。茶野隆行はそのままボランチへ入る。人にマークを付かせ最後まで徹底した勝負をさせる。
ロスタイム2分、左からの甲府の攻撃を防ごうとスライディングしたプレーで左足を痛めてしまった加賀健一がタンカで外に運び出される。大きく川口能活からカレン ロバートへ蹴ったところでゲーム終了。アウェイで気持ちの良い結果が残せた。次節へ繋げたい1勝にサポーターも喜びを表に出す。
選手、監督コメント
- アジウソン監督
- 前半からゲームを支配できた。ただ、前半でもう1、2点決めてゲームを決定付けたかったので、前半で決められれば決めたかった。それでも3連敗してを脱したかったので、選手と話して選手が奮起してくれ、そしてその結果が出て一人ひとりの選手が良くやってくれたと思います。
Q.ボールを持たれる時間が多かったと思いますが、試合前から想定済みですか?
甲府は非常に良いチームなので、持たれる時間はあったと思うんですけど、我々もボールポゼッションが良かったにもかかわらず負けてしまった試合があったので、ボールポゼッションが良くても勝てないというのがあって、ボールをとられてもどこで取り返して反撃をするか?というのはサッカーでは非常に大事で、今日はそういう展開だったんじゃないかと思います。
試合の前に甲府の分析をして、2列目から3列目の前線への入り込みがあってそこを注意しなければならない。中盤の3人がポジションチェンジを頻繁にしてチャンスを演じていたというのがあったので、そこの攻撃を予測して対応戦術をもってこの1戦に臨みました。
Q.カレン選手と前田選手を2トップという考えはないですか?
相手の戦術を分析した上で中盤を厚くしたかったので、今日のスタメンにしました。必ずしも前に二人置けば機能するというわけではなくて今日の結果を見てもらってもわかるように、中盤を厚くすると後ろからの入り込みも頻繁になり、決定的なチャンスになった人がゴールを決めればいいと思っています。
Q.前田選手のチームに占める割合は大きいですか?
能力高い選手だと思ってます。ポジショニングもいいし、もっている資質も高いものがありますし、そういった選手が戻ってきてくれることは大きいし、これからもシーズン大いに助けてくれると思います。
- 大木武監督
- 6点取られましたけど最後に1点取れましたし、頑張れたと思います。最後は褒めてやりたいと思います。
前半終了30分くらい、それから最後のところは防いでいけるようにしなければならないと思います。
次のゲーム頑張りたいと思います。
- 船谷 圭祐選手
- Q.6ゴールはチームに勢いが出ますか?
そうですね。3連敗していて中断明けの試合でしたので。でも次が大事だと思います。
Q.前田選手の存在は大きかったですか?
競り合いが強くてキープしてもらえるので、あとはフォローと裏に出る動きはどっちかというのは考えてやれればよかったです。甲府はすごい繋いでくるチームなので、前でまわせてる分には良いなと思っていたので、
後ろが狙いやすいように動いていきたいです。
これだけ得点をとっても満足はできないし、2連勝して順位を上げていきたいと思います。次はゴール狙います。
- 川口 能活選手
- 勝てたことは良かったです。ただ、6-0勝っていたら得失点差はプラスマイナス0に戻って、せっかくすべて返せるところだったのに返せなかったというところはまだうちのチームの弱さだし、今日は良い形で勝てましたけど、まだ自分たちの本当の力ではないので、次の試合に向けて引き締めないといけないですね。
相手がだいぶ狭いスペースに入ってくるので、そのサッカーがジュビロにはまったと思うし、一人ひとりの頑張りももちろんありましたけど、ツキもあったのでこの点差は決して実力通りのものではないし、勝ち点3をとれたことはいいとして、もう一度反省して次の試合に向けてしっかりと修正しないといけないですね。
遼一が入って非常に前で攻めのバリエーションも増えたし、遼一自身も牽引していこうという意欲も見えたので、今までそういう選手がいなかったので、勝利に結びついたんだと思います。
- 菊地 直哉選手
- そんなに良いゲームだったとは思えないし、得点が入っただけで相手のミスからというのもありましたし、そこをうまくつけたのは評価できると思いますけど、まだまだだと思います。
ボランチの関係はサイドのDFも上がっているんで、サイドチェンジに対応しようということを意識しました。後半加賀選手をうまく使えたことはベストな形だと思います。守備は危ないシーンが多いのでまだまだです。
- 前田 遼一選手
- (1点目は)康太がうまく抜け出して、中でスペース開いていたので、良いボールくれて良かったです。気持ちが入っていました。
相手GKとDFが結構かぶっていたんで、(その状況で)良いボールがきたので本当に合わせるだけでした。
甲府はボール回しがうまいので、ボールをまわさせると相手のペースになるので、そこをうまく封じるためにみんなで話し合って、今日の試合は入りました。具体的には(相手の)林選手のところをフリーにしないように心がけてやりました。手ごたえはうまく声掛けあえられていたのでよかったと思います。
いい守備ができればいい攻撃ができると思います。攻撃の時は引き過ぎないように心がけて、前線でのキープが自分の仕事だと思っています。
90分間やれたことはよかったですけど、これで明日(患部の)痛みが出ないように祈ってます。
- 太田 吉彰選手
- 早いプレスからしっかりボールも取れていましたし、全体的に運動量も非常に豊富でしたし、全員が集中してしっかりできたと思います。
(連敗ストップは)一週間空いて疲れもだいぶ取れましたし、自分のコンディションは良くて、全員気合が入ってましたし、負けられないのはわかっていたのでその通りの試合の内容になりしっかり得点取れてよかったです。
失点してしまったのは非常に残念ですけど、次につながる勝利だったと思います。
得点が取れた要因は、やっぱり前田さんが前線でキープしてくれて、自分も裏に走りやすいので周りがうまく前田さんを中心にして連動していたのでよかったと思います。
失点しなけば得失点差がプラスマイナス0に戻ったのですが、3連敗しているんでここから3連勝・それ以上の4連勝をしていきたいので、次の1戦が大事になってくるので集中して、今日のような気持ちで頑張っていきたいと思います。
- 上田 康太選手
- 得点もそうですけど、今日は守備がよくできた。
ボールにもっときつくいくところはいければもっと最初から自分たちのペースでやれたと思います。最後の失点は無失点で終われればよかったんですけど、最後まで集中してやることが、次の試合の課題になりますね。