2007 J1第12節
試合日時:2007年05月20日(日) 15時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 12,149人
- 22.4℃/42%
- 晴、弱風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 石崎 忠利
- 穴沢 努
- 二俣 敏明 / 鈴木 亮哉
- 佐藤 隆治
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半10分[得点] | 近藤 祐介 | |
前半14分[得点] | レアンドロ | |
前半27分[警告] | 田中 英雄 | |
カレン ロバート | 前半28分[得点] | |
成岡 翔 | 前半37分[得点] | |
後半14分[交代] | 栗原 圭介(in) ← 朴 康造(out) | |
村井 慎二(out) → 加賀 健一(in) | 後半19分[交代] | |
ファブリシオ(out) → 林 丈統(in) | 後半25分[交代] | |
後半31分[得点] | レアンドロ | |
カレン ロバート(out) → 中山 雅史(in) | 後半36分[交代] | |
後半40分[交代] | 坪内 秀介(in) ← 近藤 祐介(out) | |
後半44分[交代] | ガブリエル(in) ← 石櫃 洋祐(out) | |
後半44分[警告] | 大久保 嘉人 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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アジウソン | 監 督 | 松田浩 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第12節はホーム・ヤマハスタジアムにて15時キックオフのヴィッセル神戸戦。
快晴の初夏を思わせる温かい気候にサックスブルーサポーターたちがスタジアムへ集まってくる。
じゅうたんの様なキレイな緑の芝の上に前座試合として少年団がボールを蹴っている。
このスタジアムでサッカーが出来る喜びを素直に表情し将来の夢を広げている。
ホームの試合はここまで全勝とジュビロはこの試合も当然勝ち点3を目指していく。サポーターもこの一戦への熱い思いを募らせ続々と席を埋めていく。
先発はGK川口能活、DF大井健太郎がケガを回復させ戻ってきた。茶野隆行も長期離脱から完全復活でスタメン。そして左に日本代表候補の村井慎二が入る。右サイドがポイントだ。相手の大久保嘉人を意識して守備的に組む。登録では菊地直哉だが、パラナという可能性もある。ここはスタートしてから見てみよう。
MFファブリシオが中盤の底に入り、左に五輪代表の上田康太。右に菊地直哉からパラナでトップ下に成岡翔となる。
FWはいつもの様に太田吉彰がサイドへ駆け上がり、カレン ロバートがセンターから突破するという形。
成岡翔のシャドーストライカーとしての働き、前を向いてボールをもらえるか!?がカギとなるだろう。
対する神戸は勢いあるFW近藤祐介の思い切った飛び出しに注意したい。レアンドロの起点となる動き出しも大井健太郎・茶野隆行・ファブリシオで捕まえたいところ。
そして何と言っても大久保嘉人の存在に要注意だ。C大阪時代からこのスタジアムでの活躍は本人も自信を持っている発言をしているほど。
アジウソン監督も当然このエリアを最重要課題として今週トレーニングしている。ボランチのボッティも上田康太がしっかり対応する。
先制点、前半のゲームの入り方が安定すればベンチメンバーを含め勝機はある。この空の様にキレイなサックスブルーの歓喜で染めたい。
- 前半15分まで
- ジュビロボールでキックオフ。
大井健太郎から太田吉彰へロングボールで前にパスを送っていく。
1分、ファブリシオが下がりながらクリアしたボールはゴールラインを割り神戸の右からのCK。北本久仁衛が飛び込み足に当てるがファブリシオ・大井健太郎・茶野隆行がしっかりプレス。
2分、ロングボールをカレン ロバートが頭で落とし菊地直哉のボレーシュート!しかしDFのブロックに当たりゴール左に外れる。
4分、右サイドバックに入っているパラナが中にドリブルで入り左足でシュートを放つ。鋭い弾道だったがゴール右に外れる。
続けて成岡翔が華麗なステップから左足でシュートを放つがミートしない。
5分、茶野隆行・ファブリシオが続けて自陣でミス、一度は相手にボールを奪われるがシュートまでは打たせない。
8分、上田康太にボールが入ったところで村井慎二が前に飛び出す。ミスパスになってしまったが積極的に左サイドから仕掛ける。
9分、太田吉彰が左サイドへドリブルし村井慎二へ下げる。クロスを上げたボールが相手DFに当たりCKを得る。左から太田吉彰が蹴るがニアで弾かれる。
10分、速攻から左の大久保嘉人へボールが渡ると中にドリブルしシュート!DFに当たりレアンドロに渡ってしまう。川口能活が触り一度ゴール右ポストに当たるが跳ね返りを近藤祐介に押し込まれ失点。ジュビロ守備陣はオフサイドを主張するが認められない。【0-1】
14分、左サイドで成岡翔がサイドチェンジをしようとしたボールがミスとなる。中央でボールを拾われ速攻のドリブル。茶野隆行が飛び出すが裏を取られ大井健太郎がレアンドロ・近藤祐介の1対2という形となってしまう。レアンドロに右足で切り返されシュート!早くも2失点目でアジウソン監督・GK川口能活が大声で指示をし修正する。心配されていた立ち上がりの悪さが出てしまう。【0-2】
- 前半30分まで
- 19分、カレン ロバートが左からドリブルしマイナスボールでパラナに繋げる。中央でシュートを打とうと前を見るがコースが無い。右サイドの太田吉彰を使いセンタリング。中央に成岡翔・ファーサイドにカレン ロバートが頭で飛び込むが相手DFにクリアされる。
20分、カレン ロバートが左サイドで起点を作り成岡翔が前を向いてボールを持つ。ラストパスを右の太田吉彰へ出すが少し短く太田吉彰は相手の股を狙ったシュートを放つがゴール左に外れる。
22分、前線で成岡翔が身体を張り奪い、こぼれ球をカレン ロバートが右足アウトサイドでミドルシュート!ゴール左に外れゴールならず。
25分、成岡翔から上田康太と繋ぎ太田吉彰の前のスペースを狙うが繋がらない。ファブリシオが攻撃参加を仕掛けていくがシュートチャンスが作れない。
27分、上田康太がドリブルで仕掛けたところにボッティがファウル。ゴールから25mやや右からの位置でFKを得る。
28分、上田康太のFKがゴール右ポストに当たりパラナが頭で詰める。成岡翔が詰め、更にカレン ロバートが押し込み1点を返す。1-2としスタジアムが盛り上がる。【1-2】
30分、右からパラナ、左から太田吉彰がセンタリング。中で成岡翔とカレン ロバートが飛び込みチャンスを作るが決めきれない。攻撃のリズムがテンポアップしていく。まだまだここからゲームが動きそうだ。
- 前半45分まで
- 33分、茶野隆行からパラナを前に出すパスでドリブル。中を見てカレン ロバートの動き出しに合わせクロスを上げる。カレン ロバートが追いつかず左へ流れてしまうが拾い後ろへ下げる。上田康太のミドルシュートというシーンを作り成岡翔がGK前に詰めるがキャッチされネットは揺らせない。
36分、パラナ→上田康太→太田吉彰が右のスペースへ飛び出すがオフサイドの判定。
37分、上田康太の茶野隆行へのバックパスを近藤祐介に拾われるが、シュートまでは行かせない。
38分、速攻から右の太田吉彰へ繋ぎカレン ロバートへポストになるボールを入れる。ファブリシオがサポートしクロスボール。ファーサイドで成岡翔が頭で合わせ同点ゴール!ゲームを振り出しに戻した。【2-2】
39分、茶野隆行が近藤祐介にチャンスボールを与えてしまう。ドリブルで仕掛けられるがパラナがカバーし大きくクリア。
40分、左から村井慎二が成岡翔へ、右から菊地直哉が成岡翔へ頭に合わせるクロスを上げる。セカンドストライカー成岡翔の出来がこの試合を左右しそうだ。
42分、菊地直哉がレアンドロへファウルをしFKとなる。菊地直哉が抗議している隙に素早いリスタートで村井慎二の裏を取られる。朴康造から近藤祐介のシュートという形を作られるとボールはゴール右に外れるが川口能活が大激怒。集中力とマークの確認を徹底させる。
44分、ジュビロのCKを奪われると速攻でレアンドロがドリブル、ファブリシオが急いで戻りチェックにいくと左に出た大久保嘉人がフリーでGK川口能活と1対1。冷静な対応でここは防ぐが危険な展開が多く見られ、前半から忙しいシーン連続する。サポーターからは「ヨシカツ」コール。
- 後半15分まで
- 両チーム交代なしで後半スタート。神戸が大きくボールを蹴り上げ大井健太郎が頭で跳ね返す。
2分、カレン ロバートがボールキープしたところにボッティが足の裏からスライディング。ファウルとなり左サイドから上田康太がFK。成岡翔が打点の高いジャンプを見せるが触れない。
4分、中央で混戦となり左にボールが流れる。朴康造がフリーでシュート体勢に入ると村井慎二が身体ごとコースを防ぎに行く。ゴール左ぎりぎりを外れるが危険な形。
6分、神戸の右からCK、クリアするがルーズボールも神戸が拾う。後半立ち上がりは神戸が前に出てきている。
7分、右サイドでジュビロのFK、上田康太と太田吉彰が立つがファブリシオに一度下げクロスを入れる。ファーサイドで成岡翔が狙うがGKに弾かれCKとなる。
8分、右CKは大井健太郎の頭を超え茶野隆行がダイビングヘッド。しかしミートしない。ファーサイドでカレン ロバートが角度の無いところからシュートを狙うもGK正面。
9分、速攻から菊地直哉がドリブル、右サイドの太田吉彰が走る前のスペースに出し菊地直哉は中に入る。センタリングを頭に合わせるがゴール左に外れてしまう。惜しい展開、菊地直哉の動きがアグレッシブになっていく。
12分、菊地直哉→上田康太→ファブリシオと自陣で繋ぎ速攻へ。右に太田吉彰、左にカレン ロバートが飛び出し後ろからパラナが上がってくる。ファブリシオからパラナへパスが出るがインターセプトされ逆に速攻を受ける。これを再び茶野隆行がインターセプト、速攻の仕掛け合いでゲームがバタバタと落ち着かない。
14分、朴康造に代え栗原圭介が投入される。
15分、大久保嘉人のドリブルを大井健太郎がブロック、攻撃に繋げると速攻から右の太田吉彰へ。ゴールライン際からクロスを上げ成岡翔の頭に合わせるがGKが飛び出しキャッチ。
- 後半30分まで
- 17分、左から村井慎二が相手に取られない独特のリズムあるドリブルで仕掛けクロスを上げる。ファーサイドのパラナに渡ると一列後ろのファブリシオへ下げミドルを狙う。ゴール左に外れるが積極的なシーン。
19分、加賀健一が投入される。代わるのは村井慎二。4バックから3バックへ変更した模様。茶野隆行を真ん中に左を大井健太郎、右を加賀健一。パラナをボランチにし、上田康太を左アウトサイドへ。右に太田吉彰で菊地直哉が少し前に上がっている。前線には成岡翔とカレン ロバートという布陣。
23分、右の太田吉彰から後ろから飛び出してきた菊地直哉へクロスを繋げる。フリーで浮き球をボレーするがゴール左へ外れてしまう。続けてファブリシオがドリブルで上がり、パラナがペナルティアーク付近から右足シュートを放つがゴール上へ超えてしまう。
24分、林丈統が準備、代わるのはファブリシオ。ボランチを下げストライカーを入れた。カレン ロバートと林丈統の2トップ、成岡翔がトップ下で菊地直哉とパラナのボランチへ変更する。太田吉彰も少し中に絞り中盤の攻撃的選手を増やした。
29分太田吉彰が左からクロス、続けて上田康太からクロス。ファーサイドで菊地直哉が頭で落とし中央で林丈統のオーバーヘッド!しかし空振り。このプレーで林丈統が肩を痛めてしまう。
- 後半45分まで
- 32分、速攻から神戸の左サイド、レアンドロがフリーでボールが渡ってしまう。角度が無かったがシュートをニアの狭い隙間を狙ってきた。GK川口能活の脇を抜けゴールネットを揺らされてしまう。1点ビハインドで最後のカードをアジウソン監督は決断する。中山雅史が準備、タッチラインで胸に拳を当て交代を待つ。【2-3】
36分、茶野隆行から逆サイドへ展開し加賀健一→太田吉彰→菊地直哉でクロスを入れるがGKにキャッチされる。ボールがタッチラインを出たところでカレン ロバートに代わり中山雅史投入。中山雅史の頭を狙い、ポストプレーで起点を作る。
37分、上田康太からパラナが左サイドで絶妙な裏へ出るパス。そこからフリーで狙いすましたクロスを成岡翔に合わせるがDFの頭に引っかかってしまう。
39分、最終ラインの茶野隆行からロングボールで林丈統を走らせる。林丈統の胸トラップで一気にDFラインを突破。中山雅史がマイナスボールを左足でシュートするが大きくゴールを超えてしまった。
41分、神戸はFW近藤祐介を下げ坪内秀介を入れ守備に人数をかける。
42分、3バックの大井健太郎・茶野隆行・加賀健一だけで守る攻撃的シフト。
43分、神戸がコーナー付近で時間稼ぎをしてくるが大井健太郎・上田康太が冷静に対応。
44分、中山雅史と河本裕之が競り合い河本裕之が顔面を押さえ倒れる。
ロスタイム3分、菊地直哉からの速攻でドリブルで仕掛けるが前線の太田吉彰へボールが出ない。足元でしか繋げずシュートまでいけない。神戸は徹底して時間稼ぎ。
試合終了、今季ホーム初黒星。残念な結果、悔しい内容だった。特に前半の失点シーンはしっかり修正し次節に繋げたい。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 アジウソン監督
- 選手にも、これは大変難しい試合になるといっていた。相手の戦法や、何人か非常に危険な選手がいて、そういう選手に注意するように言っていたが、やられてしまって、危惧していたような展開になってしまった。
最初の相手の2ゴールは、我々の不注意とポジショニングの悪さからやられてしまった。その後、我々の方で修正をかけ、少し後ろ目にポジションしていた選手を前に配置して、点を取りに行った。そこで何本かチャンスが作れて、同点になった後もチャンスを作れたが、次のゴールが奪えなかった。
後半は立ち上がりから、我々の方がいいプレーをしていて、チャンスもできて、逆転を狙っていったわけだが、逆転に至らず、そこでまた再びというか、何度も起きていることだが、スローインから相手にやられてしまった。スローインからの不注意で相手にチャンスを作られて、3点目を入れられて、こういう結果になってしまった。
Q. この1週間、カウンター対策のトレーニングしていたが、それが全く生きなかったが?
A. 1点目はコーナーキックから入れられた。いつも選手には言っているのだが、Jリーグではどういう評価されるか分からないが、テクニカルファウルで相手を止めるということは、サッカーの一部だと考えている。しかし、日本人の選手は、ファウルをすると、カードをもらい、罰金を取られる、とういう認識があるのか、非常に怖がって止めない。あそこの場面も、いわゆるテクニカルファウルで止めていれば、ゴールにつながらなかった。そういう場面が、あそこだけでなくほかにも何本かあった。
Q. 今日は、危険な位置でのミスが多かったが?
A. 危険な場所というのがクローズアップされているが、我々がもし逆転していれば、もう少し違う質問があったのかなと思う。菊地にしても、中山にしても、林にしても、決められるところで決められなかった。菊地にはシュートするスペースができるから、そこを狙って行けと再三試合前に言っていたが、そこでゴールを決めることができなかった。相手はガチっと固めてくるので、今言ったようなところから崩していけといった。そこが決められずに逆転に至らなかったので、そういう我々の失点シーンなり、危険なところが質問として出ているのかなと思う。
Q. カレンとファブリシオの交代の意図は?
A. ファブリシオの交代は、走っていて疲れが見えていたので代えた。カレンを代えたのは、林を入れて3枚(3トップ)にしなかったというのは、相手のカウンターがあるから。3トップにするのは、相手のカウンターにはまってしまうと思った。中山を真ん中にして、林を左に開かせて、太田を左(右の間違い?)に開かせてという戦法で攻めにいった。それは機能していて、交代したことでチャンス自体はかなり作れたと思う。
- ヴィッセル神戸 松田 浩 監督
- 試合を振り返ればいろいろよかった点、悪かった点、多々あるが、今日に関しては、とにかく結果が一番欲しかったし、そういう形で始まったゲームだったので、今終わったこの時点で、とにかく勝ち点3を得られたということが、正直非常にうれしいし、チームとしても本当に大きな勝利だった。
Q. vs.ジュビロということで、意識したことは?
A. われわれのことを研究して、それに合わせて布陣をくんでくるということをするチーム。我々に対してだけでなく、そういうことをするチームなので、そんなところはシミュレーションでやってきたつもり。カレンにマンツーマンというところは、我々が先に動かしたいと。最初の2点は、うまくキチッと形を作って守ったところからパスカットすれば、カウンターが効くんじゃないかという予想もしていたし、点も取れてよかった。そういうところは生きたかな、と思う。
Q. ハーフタイムの具体的な指示は?
A. やみくもに取りに行かないということ。GKからマルキーニョス・パラナなど深く引いた選手にスローでいくことがあり、とにかくポゼッションを意図することがあるということは、前半見て取れたし、そこまで取りに来させて我々の守備網を広げようという意図が感じられた。幸いまだ2-2だったし、向こうは勝ちに来なければならないゲーム。我々はそこに乗っていかずに、キチッと我々のリズムでやろうと。特に、2-2になった時間帯は、前と後ろが少し間延びした形でボールを取りに行ったので、彼ら(ジュビロ)の上手さが出たという展開だった。1人、2人で取りに行っても取れない。キチッと自分たちの守備の組織を整えて、我々のところに来てから取ろうという指示は出した。
- カレン ロバート選手
- 決めるところで決めきれなかったのがもったいなかった。
シュートが入らないと不安になるし、相手には1発があるし、その分相手がため込んでいたのか後半の最後の方にすごい動いていたから決める時に決めきれないとああなってしまう。
相手には少ないチャンスで決められたし、前半決められた後は前から捨て身で動きました。
(個人的には)とにかく90分プレーできる体力をつけられるように頑張ります。
- 成岡 翔選手
- カウンターからの不運な点というか、カウンターから失点に繋がってしまったのが残念です。
今のチームには先制点がすごくカギになると思うので、1点目はすごくショックでした。
毎回追う立場で良いサッカーをしていても勝てない試合が何試合もあるし、今日は本当にミスが多かったです。自分のところにボールが入った時は、カレンとかヨシくん(太田選手)に裏に走ってくれという話もしていたし、今日は随所にそういうことができていた場面もあったので少し進歩かなと思いますけど、もっとこれから話し合うことが大事です。
- 川口 能活選手
- 最初の2失点が今日の試合を決定づけた。もちろん前半のうちに追いついたのは良く追いついたと思いますし、立ち上がりああいう失点をして、その後修正するのは非常に難しいし、良く途中に修正をしたと思います。ですけど、結果的に負けで終わった。
しょうがないですませたくないですけど、気持ちを切り替えて次に臨むしかないですね。
決めるべきところで決められなかったというのが1つの原因でもあります。
- 太田 吉彰選手
- 何回かいい感じで(ゴール前まで)行けていたのですが…。最初にカウンター2発で失点してしまって、うまく追いつけたのですが、後半決め切れずにやられてしまいました。
Q.太田選手は、今日は右にずっと張っている感じでしたが。
今日はそう言われていました。良い感じで(ボールを)出せていましたが、もう少し自分で判断して中に行けたらよかったです。ラストパスやクロスは出せたけど、本来は自分がゴール前まで行かないといけないので満足はしていないし、自分で決めに行かなといけないところも沢山たくさんあった。センタリングを上げているだけでは怖さもないですし、そこは残念です。もっと積極的に行って相手に怖さを与える選手にならないといけないと思う。
ホーム戦だけは絶対に負けてはいけなかった。ここは大事な2戦(神戸戦と新潟戦)で、絶対に勝って上位に食らいついて行こうということだったんですけど、落としてしまって非常にもったいないゲームだったと思います。
(チームはボールを)つないでいるだけのところがまだあるので、もっと直していかないといけないし、裏に抜ける選手もまだ少ない。運動量の面でも、他のチームに劣っているところもあると思います。とにかくもっと運動量を増やし、全体的に流れるような攻撃をしなければいけないと思います。
- 林 丈統選手
- (ピッチに入ったときは)同点という状況で、攻撃に行って1点取らないといけない状況だったので、チームは前がかりになっていましたが、失点はそのスキをつかれたという気がします。
カレンがいたときはカレンを真ん中に置いて、右左のスペースをうまく使って攻めてくれという指示で、中山さんが入った後は、中山さんが真ん中で右のヨシアキ(太田選手)と僕の3トップで、僕は左に張れという指示に変わりました。
何度かチャンスがあって、僕自身もあったし、そこを決めきれないというのが、今日の反省点だと思います。
Q.出場する前までの試合をどうみていましたか?
立ち上がりは入り方が悪かったと思いますけど、追いついてからはジュビロのペースになったと思いますし、普通は追いついた方が心理的にも落ち着いて戦えるので勝ちパターンだと思いましたけど、今日の神戸はそうはさせてくれなかった。相手の守備は、横浜FCみたいにがっちり引くという感じはしなかったですけど、しっかり守られてしまったと思います。
- 茶野 隆行選手
- やっている事は悪くないですけど、立ち上がりの失点も曖昧なマーキングだったので、そういうのは無くしていかないといけないと思う。また、切り替えてやっていきたいと思います。
(林選手への縦パスがすごく良かったが)それ一本だけだと全然なんで。点にも絡めるだろうし。気持ち的にはそんなに悪くなかったけど、取られ方とかそういう部分でやっぱり悪い方向に行ったのでなかなか切り替えができなかったっていうのもあって、踏ん張りきれなかったのかなと思います。
(3点目の時は)前がかりでやったので、やられるところはちょっとの部分でやられちゃうので、そういうところは集中してやらなければならないと思います。
- 菊地 直哉選手
- (後半の流れがある時に点を取らないといけないと思うが)2本はずしてしまったので決めないとだめですね。
ビルドアップも中盤で収まらなかったし、良くなかったですね。神戸が最初飛ばしてましたし、あのような展開になると思ってましたけど、3点目がきつかったです。連敗はきついんで、連勝できるようにしたいです。
もっと大久保選手が上がってくると思ってたんですが、神戸の外国人選手2人だけにやられてるので、そこはケアして簡単に押さえられたと思うし、縦一本のパスだけで3点ともカウンターで決められているし、3点目も縦一本だしスローインで取られて、ファウルで止めるなど色んな方法があったと思いますが、FW2人へのケアがまだまだ甘いと思います。
攻撃の展開については回数も多かったし悪くなかったと思います。決めきれない所が課題だと思います。
- 上田 康太選手
- 失点もそうだが自分たちのミスからピンチを招く事があったので、90分間もっと集中してやらなければならないと思います。
(先制点のきっかけとなったFKは)チャンスだったので決めたかったんですけど、でも味方が決めてくれて嬉しかったです。まだその時は負けていたので次に切り替えるという感じでした。
同点に追いつき、後半もそのまま行きたかったのですが、足が止まり個人的にはミスが多かったので、流れを引き寄せられなかったかなと思います。
前半はいい形でボール回しに絡んでいけたのですが、後半ちょっとミスが多かった。
後半の最初の時間帯で点を決めることができたらゲーム展開も楽になり、違う展開になったと思います。
今季初めてホームで負けてしまってサポーターの方には本当に申し訳ないけど、次は絶対勝つように、3連敗だとチームの雰囲気も悪くなってくると思うので、次のホームでは絶対勝ちたいです。