2007 J1第11節
試合日時:2007年05月12日(土) 19時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 県立カシマサッカースタジアム
- 13,259人
- 19.9℃ / 60%
- 晴れ , 弱風
- 全面良芝 , 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 十河 正博
- 柏原 丈二
- 宮島 一代 / 伊藤 力喜雄
- 野上 正人
- 明石 まゆ美
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
中後 雅喜 | 前半13分[得点] | |
マルキーニョス | 前半36分[警告] | |
大岩 剛 | 後半8分[警告] | |
大岩 剛→ | 後半13分[累積警告/退場] | |
後半17分[交代] | 中山 雅史(in) ← 犬塚 友輔(out) | |
野沢 拓也(out) → 増田 誓志(in) | 後半18分[交代] | |
増田 誓志 | 後半22分[警告] | |
田代 有三(out) → ダニーロ(in) | 後半23分[交代] | |
後半24分[交代] | 船谷 圭祐(in) ← 成岡 翔(out) | |
マルキーニョス | 後半31分[得点] | |
本山 雅志(out) → 船山 祐二(in) | 後半35分[交代] | |
後半38分[交代] | 林 丈統(in) ← 村井 慎二(out) | |
後半44分[得点] | 林 丈統 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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オズワルド・オリベイラ | 監 督 | アジウソン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第11節はアウェイ鹿島アントラーズ戦、19時キックオフとあって徐々に日が下がってくる日差しの中、両チームサポーターが続々と駆けつけてくれる。
試合前には裸足の子供たちが元気良く芝の上でサッカーをする姿にほのぼのさせられる。
この相手、この場所には様々な思い入れがあるジュビロサポーターも多いはずだ。幾度となく熱戦が繰り広げられてきた一戦が今日もキックオフされる。
ジュビロはGK川口能活、DF村井慎二・大井健太郎・加賀健一・犬塚友輔、MF上田康太・菊地直哉・パラナ・成岡翔、FW太田吉彰・カレン ロバート。
アジウソン監督の基本体形である4-3-1-2でスターティングポジションを取る。
相手の長所をまず消すために指示が出されていくだろう。意外だったのはダニーロがベンチということ。その他は考えていた通りの布陣で、今控え室では最後の対策を練っているところ。
相手の鹿島は、今年ホームスタジアムで未だ勝利がない。
GK曽ヶ端準は安定感ある守護神。DF内田篤人は攻撃力をケア、岩政大樹・大岩剛が高さで跳ね返し攻撃でもフリーでヘディングさせてはいけない二人。石神直哉は新井場徹の代わりだが若さでの勢いがある。
ボランチに中後雅喜・青木剛。青木剛がセンターバックではなくボランチに上がったことがポイントとなるだろう。
野沢拓也と本山雅志の起点を作り攻撃を組み立てゴール前に飛び込みシュートしてくるプレーをどこまで封じ込めるか!?が勝敗を分けそうだ。田代有三のパワーとマルキーニョスのシュートテクニックが要注意!
ベンチの増田誓志・興梠慎三・ダニーロにも気をつけたい。
天気は問題ない、アウェイで1勝しかしていない07’ジュビロとホームで1勝も勝っていない07’鹿島でどっちが勝ち点を奪い取るか!?
この試合も先制点が大きな意味を持つことは明らかだ。
集中し気持ちのこもった戦いをすれば調子を上げている攻撃陣が結果を出してくる。サポーターの皆さんと気持ちよく磐田に帰れるように気合を入れ直して厳しく勝負していこう。
- 前半15分まで
- ジュビロキックオフで前半がスタート。
1分、加賀健一が右サイドからセンタリングし、中央でカレン ロバートが飛び込むがオフサイド。
3分、右サイドからオーバーラップしてきた内田篤人が中へ切り込みシュート!GK川口能活の正面でキャッチするが危ない場面。
4分、立ち上がりから相手の動きを見て菊地直哉をリベロに置き加賀健一と大井健太郎のストッパー。3バックで村井慎二と犬塚友輔をサイドアタッカーとして前の位置に置いている。ダブルボランチは上田康太とパラナ、トップ下に成岡翔で太田吉彰とカレン ロバートの2トップという布陣となっている。
7分、犬塚友輔が中盤でボールを奪うと速攻からドリブルで押し上がる。パラナが外を走りパスをもらうがカットされてしまう。
8分、鹿島の右からのクロスに田代有三が頭で落としペナルティエリア内でマルキーニョスが粘る。シュートを菊地直哉がブロックし、こぼれ球をマルキーニョスと上田康太で交錯し両者倒れるがノーファウル。
9分、マルキーニョスが左サイドからセンタリングし、田代有三が飛び込むが大井健太郎がプレッシャーをかけ打たせない。ボールが逆サイドへ流れる。
10分、村井慎二が野沢拓也に突破を許し中へクロスを上げられる。マルキーニョスに渡るが菊地直哉がプレス。その直後にもマルキーニョスのミドルシュートが飛び出すがゴール左へ外れる。
12分、鹿島の左サイドから石神直哉が突破し、スルーパスを受けようと動くが菊地直哉がカット。
13分、鹿島の左サイドからのクロスをファーサイドで田代有三がヘディングシュート!これを川口能活がセーブするがこぼれ球を中後雅喜に打たれる。菊地直哉の足が届かず先制点を奪われる。【1-0】
14分、鹿島の速攻でセンターラインからマルキーニョスがドリブルでペナルティエリア内で勝負。菊地直哉がカットするが危険な形だ。
ここまで鹿島の勢いに押されている、前線からの守備が機能していない。
- 前半30分まで
- 18分、右から加賀健一のクロスにカレン ロバートが頭で飛び込むが触れない。逆サイドの村井慎二が拾いに行くがその後の展開が難しい。
19分、中盤でボールを動かしながら右に左にパスを回す。右から加賀健一・犬塚友輔、左から村井慎二・上田康太が飛び出していくがカレン ロバート・成岡翔・太田吉彰のシュートチャンスが作れない。
20分、左サイドから大井健太郎が逆サイドへ展開し、太田吉彰に渡り犬塚友輔の押し上げを見てパスを出すがインターセプトされる。
21分、カレン ロバートのポストからパラナ→村井慎二→成岡翔と渡し再びカレン ロバートへラストパスを出すがGK曽ヶ端準の飛び出しにクリアされる。
24分、中盤でジュビロのプレスがかかり始める。パラナ・上田康太・菊地直哉が前に出ての守備。
25分、パラナから村井慎二を使い左サイドから起点を作るとカレン ロバートが連動して動き出す。右からは犬塚友輔・加賀健一・成岡翔が連携し崩しに行くが決定機を作るまではいけない。
26分、カレン ロバートの左からのセンタリングに太田吉彰。右から成岡翔がクロスを上げるがDFにカットされる。
27分、菊地直哉がオーバーラップし右からクロスボールを上げるが中の選手には合わない。
29分、上田康太とのパス交換で村井慎二が左から崩しにかかる。連続してクロスを狙っていくがDFのブロックに引っかかる。
30分、左からのCKを上田康太が蹴り込むが跳ね返される。少しずつジュビロのペースを掴んでくるがここまではゴールへの迫力がない。
- 前半45分まで
- 33分、カレン ロバートがゴールまで25mの位置でファウルを受ける。FKのチャンスに太田吉彰と上田康太がボールをセットし、上田康太が直接ゴール左隅を狙うがゴールポスト直撃。ボールは上に舞い上がりゴールならず。
35分、マルキーニョスとパラナの1対1の勝負、スピードを殺しその間に上田康太がサポートしボールを奪う。ファウルとなりそこから素早いリスタートで前線のカレン ロバートへボールを繋ぐ。ペナルティエリア内でワントラップから右足ボレーシュートを放つとGKの横を抜けゴールへ転がる。しかし岩政大樹がカバーする。そこに成岡翔が飛び込むがGK曽ヶ端準がキャッチ、ゴールとはならなかった。
38分、本山雅志が足を痛め倒れているところで村井慎二が一度外に出す。治療を受けている間に両チーム選手が水分補給をしベンチからの指示を受ける。
39分、成岡翔のスルーパスを受けた太田吉彰がオフサイドラインぎりぎりを突破し右足での右45度、得意な角度からのシュートを放つがGKに弾かれてしまう。
43分、パラナの縦パスからカレン ロバートがフリーで前を向いてドリブルを開始、右に太田吉彰・左に村井慎二が出て行く。村井慎二を使い、最後は一列後ろにいた上田康太のミドルシュートというシーンを作るがゴール上を越えていく。
ロスタイム1分、加賀健一からの成岡翔へのパスをスルーしカレン ロバートのヒールで再び成岡翔が受けるシャドーワンツーを見せるがシュートが打てない。アウェイの雰囲気に押されながらの前半が終了してしまう。
- 後半15分まで
- 鹿島からのキックオフ、一度下げたボールに太田吉彰が詰めにいく。大岩剛がクリアしたボールが太田吉彰の頭に直撃し、倒れこみ一度外に出て様子を見る。
後半スタートも鹿島が前に仕掛けゴール前まで持っていく。大型ビジョンには中山雅史がウォーミングアップする姿が映し出される。
3分、大井健太郎→成岡翔→村井慎二→太田吉彰と左から起点を作る。
6分、鹿島の右サイドからマルキーニョスがテクニックを使い突破を仕掛ける。CKを奪うとホームサポーターを手を上に上げ盛り上げる。CKはファーサイドで岩政大樹が頭に合わせシュート!GK川口能活が押さえるが危険なプレーヤーだ。
8分、リベロの菊地直哉が中盤に上がりボールを受け攻撃参加。ミスパスでズレるが起点が作れるようになってくる。
9分、成岡翔がゴールから25mの位置、左45度から上田康太が蹴る。壁にもジュビロの選手が数名入りGKの視野を無くそうと邪魔をする。上田康太が左足で蹴ったシュートはゴール上を超えため息へと変わる。
10分、鹿島ベンチが熱くなる、監督が主審に注意を受けサポーターからブーイング。ゲームが激しくなり動きが出てくる。
12分、成岡翔が前線からハイプレッシャーでチャンスを演出していく。
13分、右から上田康太がDFとDFの間を狙いドリブル突破、引っ張られ倒されるとFKを得る。ファーサイドの菊地直哉を狙うが岩政大樹の頭に弾かれる。
14分、前線の攻撃陣が運動量をアップさせ勝負どころと見て勝負を連続する。攻撃的な時間帯。
15分、村井慎二のクロスにカレン ロバートが飛び込む。触れば1点というシーンだったが触れない。こぼれ球を犬塚友輔がシュートするがDFに当たってしまう。この時間帯で何とか1点を奪いたい。
- 後半30分まで
- 17分、犬塚友輔に代え中山雅史を投入すると鹿島サポーターから大ブーイングが起こる。FWに入り太田吉彰が右サイドへずれる。
18分、左の村井慎二がドリブル、一度下げて成岡翔から逆サイドへ展開するが太田吉彰へは通らない。
19、分野沢拓也に代え増田誓志を投入してくる。
20分、上田康太がペナルティエリア内へ進入したところで角度のないところから左足シュート!ゴールネットを外から突き刺しゴールにはならなかった。
21分、右から太田吉彰のクロスに中山雅史が飛び込むがGKが飛び出しパンチング。
22分、右から加賀健一が相手に引っ張られながら突破、センタリングは弾かれるが積極的に仕掛けるシーンが多くなる。
23分には左から村井慎二がセンタリング、カレン ロバートが打点の高いヘディングでシュートを狙うがゴール上を超えてしまった。
24分、成岡翔に代え船谷圭祐を投入する。鹿島も田代有三に代えダニーロを入れマルキーニョスと起点を作ってくる。
残り15分と少し、この時間になりジュビロが前に仕掛ける時間が多くなる。パラナから太田吉彰の前のスペースへボールが出るとクロス、中にカレン ロバート・中山雅史・上田康太が飛び込むが触れない。逆サイドの村井慎二から再びグランダーのボールで中に蹴り込まれるがシュートが打てない。
29分、両サイドに散らしながら加賀健一のクロス、船谷圭祐のミドルシュートと狙っていくが決まらない。菊地直哉もオーバラップし攻撃参加するシーンが増えてくる。
- 後半45分まで
- 31分、本山雅志からのスルーパスを受けたマルキーニョスが右の角度のないところからシュート!川口能活の右手をかすめゴールネットを揺らされてしまう。リズムが良かった時間帯だけにもったいない失点となってしまった。【2-0】
34分、上田康太が中盤でマルキーニョスのボールを奪う。ファールを受けFKをもらう。川口能活がサイドへ出たボールを拾いに行き急いでセットさせる。
35分、大井健太郎とパラナが残り菊地直哉が前に攻撃参加していく。
36分、本山雅志が下がり船山祐二が投入される。直後、船谷圭祐がゴール正面20mのFKを得る。セットするのは太田吉彰と上田康太、太田吉彰が右サイドへ一直線な鋭いシュートを放つがGK曽ヶ端準に弾かれる。
37分、上田康太の右からのCKを中山雅史が頭でシュートするがGK正面。
38分、村井慎二が下がり林丈統が入り3トップへ。4バックとし上田康太を左のアウトサイド、加賀健一を右のアウトサイド、菊地直哉と大井健太郎でセンターを守る。パラナ・船谷圭祐・太田吉彰が中盤でカレン ロバート・中山雅史・林丈統が前線へ。
39分、ゴールからやや右の位置でFKを与えてしまう。キッカーは中後雅喜だが川口能活がしっかりキャッチし味方に繋げる。
41分、林丈統が左サイドでボールを受け、簡単に叩くともう一度もらう動きで裏を狙っていく。攻撃するときは一人大井健太郎を残し全員が前に出て行く。
43分、鹿島がコーナーでボールキープ、時間を使いファールとコーナーキックを奪いに行くがジュビロも冷静に対応していく。
ロスタイム3分、ペナルティエリア内で粘りこぼれたボールを林丈統が蹴り込み1点を返す。林丈統のジュビロ初ゴールで残り1分30秒。【2-1】最後の最後まで集中した戦いをする。菊地直哉がカバーリングで奪い太田吉彰へ繋げる。大きく前線へ蹴り、林丈統・中山雅史が詰めるがGKがキャッチ。ここで試合終了。最後の追い込みも同点まで持っていけず1-2の敗戦。
選手、監督コメント
- アジウソン監督
- 試合前、相手が1ボランチで中盤に3枚置いてくるという想定だったのですが、メンバー発表で2ボランチだった。そこは構想とは違ったのですが、それでも我々は自分たちのやり方を通して入りました。
開始15分くらいは鹿島にボールを支配され、あのゴール(先制点)を奪われてしまった。
その後は、ジュビロが支配して良いプレーができたと思います。後半に入ってからも押していたと思いますけど残念ながら2点目を決められ、そして最終的に追い付くことができなかったという試合です。
前半からのチャンスに決めきれなかった、後半に入ってからも中山を入れ中盤の選手には自由に動いてチャンスを作ろうと、終盤に林を投入しFWを3枚にしましたけど決定力不足で同点、逆転にまで至らなかった。
- カレン ロバート選手
- 形はできていたと思うし先制されてからもチャンスはあったので、そこで決められなかったのが今日の敗因だと思います。
まだまだ競り合いからシュートまでいけていないし、みんなの信頼を得ていないと思うので練習からやっていきたいです。立ち上がりが良くて、先制点を取れれば勝てると思うのでそういう形にもっていきたいです。
- 上田 康太選手
- もったいない失点というか、1人多かった中で逆転できなかったのが残念です。
もっと早い時間で決められていたら楽にゲームを運べていたと思いますし、もっと違う形になっていたと思います。決定力やゴール前でもっと工夫が必要だったと思います。
みんな運動量はあったし、ちょっとしたズレがあったと思うので、もっと声を出して意思統一をやっていかないといけない。
ゴール前でもっとワンタッチを使ったり、サイドからクロスの時に中への入り方をもっと工夫しないと相手を破れないのでそこが反省点です。
アウェイで勝たないと上位に食い込んでいけないので次のアウェイは勝ちたいです。次節はホームで2試合続くので勝って上位に食い込んでいきたいと思います。
- 太田 吉彰選手
- 自分の内容として全然満足いかないので、チームどうこうよりも自分のプレーに納得がいっていないですし、決めれるチャンスがあったので、そこで決めないとこういう展開になってしまうので、非常に責任を感じています。もっともっとやれると思うで、しっかりやっていきたいです。
立ち上がりはいつもよりはパスもまわっていたので、先に得点を取られたことが非常に痛かったですし、なんとか先制できればよかったのですが、得点を取られた後も落ち着いて回せて結構チャンスもあったのでそこを確実に決めることだと思います。チーム云々よりも自分がもっと活躍しないといけないので1からやり直したいと思います。
引かれる相手はずっと課題になっているので、そこを崩せずに終わってしまって、ずっと言われていた課題なのでなんとかするしかないです。
- 菊地 直哉選手
- 相手のカウンターを潰すことを意識していましたし、攻撃についてのビルドアップはもう少しできたと思います。ホームが続くので是非ホームで連勝したいです。
- 川口 能活選手
- 立ち上がりの20分になんとか失点を与えないことが今後の課題ですね。ボールは回っているんですけど最終的に崩しの部分まではいかなかったです。そこは鹿島との差ですかね。
相手は緩急もあったし、少ないチャンスをモノにしていたけど、ジュビロは同じリズムでなかなか緩急をつけられないゲーム運びになってしまいました。
良い動きはしてたし、ボールに関わらない選手の動きもよかったんですけど、集中を欠いているところもあり、安定してなかった。良いパフォーマンスを90分維持できないところがあるので、それを維持できるようにしていきたい。
去年の最終戦のこともあって、鹿島には勝ちたかったのですごく悔しいし、鹿島のようなチームに勝ってこそ本当の実力がつけられると思うので、この悔しさを次の試合にぶつけられるようにしていきたい。
- 林 丈統選手
- 中山さんとカレンの3トップだったので横にスペースはなかったし、前に行くしかなかったのでどうしてもパワープレイしかなかったというか、(得点も)あのこぼれを押し込むしかなかった。
監督からの指示はボール持ったら仕掛けていけと。初ゴールですけど負けてしまいましたから。しかも相手は10人だったので一番やっちゃいけない最悪の展開になったと思います。
(初ゴールの喜びは)嬉しさ半減です。素直に喜べないです。
- 成岡 翔選手
- 前半はある程度早いタイミングでサポートがあったし、俺が誰かにはたくという場面が結構あったので、自分が持って勝負するより、はたいてサイドを崩す時に自分がワンクッション入れてやる形が前半できていたと思いますけど、先制点を入れられたところと退場者が相手に出たことがターニングポイントでした。
攻め切れなかったのはクロスの精度が足りないからですかね。あれだけ真ん中を固められたら崩すのは無理だし、サイドからしかなくて、サイドのクロスの精度と中の動きがもう少しなんとかできたんじゃないかなと思います。
(アウェーで勝てないのは)多少メンタルの面もあるかもしれないですけど、内容的には悪くないので次のホームでは勝ちたいです。
- マルキーニョス・パラナ選手
- チャンスはいくつかあったんですけど、それをもっと続けてなんとかゴールにラインを割ることができなかったです。
監督の指示でしたけど、相手の本山選手と野沢選手のところをしっかりとマークしようと。あまり前に出ないでボールをサイドにさばいてそこからチャンスを作り出そうと心がけました。チャンスも作れたし、内容も良かったですけど、なかなかゴールを割ることはできなかった。
ただ、チームは良い方に向かっているので、後は今日の課題だった決定力を強化してゴールを決められるように努力していきたい。