試合日程・結果2007年 試合日程・結果2007 J1第8節:ジュビロ磐田 vs サンフレッチェ広島

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2007 J1第8節

試合日時:2007年04月28日(土)  19時04分キックオフ

得点ボード
ジュビロ磐田
4 2 前半 0
2 後半 2
2 サンフレッチェ広島
4勝0分3敗8得点12失点 勝点12順位8 成 績 2勝3分2敗11得点13失点 勝点9順位11
10 シュート 15
14 ゴールキック 4
6 コーナーキック 9
7 直接FK 15
2 間接FK 0
2 オフサイド 0
0 PK 1
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分
  • ヤマハスタジアム(磐田)
  • 10,131人
  • 14.4℃ / 44%
  • 晴、無風
  • 全面良芝、乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 細谷 一郎
  • 高山 啓義
  • 石沢 知 / 原田 昌彦
  • 二俣 敏明
  • 花澤 秀登
  • HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
カレン ロバート 前半4分[得点]
前半26分[警告] ダバツ
大井 健太郎 前半37分[警告]
大井 健太郎 前半38分[得点]
前半39分[警告] ウェズレイ
後半1分[得点] 佐藤 寿人
後半14分[警告] 柏木 陽介
中山 雅史(out) → 加賀 健一(in) 後半18分[交代]
カレン ロバート 後半23分[得点]
後半31分[交代] 桑田 慎一朗(in) ← 高柳 一誠(out)
犬塚 友輔 後半36分[警告]
後半36分[得点] ウェズレイ
カレン ロバート(out) → 村井 慎二(in) 後半37分[交代]
成岡 翔 後半41分[得点]
成岡 翔(out) → 林 丈統(in) 後半42分[交代]
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 1 川口 能活
  DF 17 犬塚 友輔
DF 8 菊地 直哉
DF 4 大井 健太郎
  DF 27 上田 康太
MF 6 マルキーニョス パラナ
MF 25 ファブリシオ
MF 7 太田 吉彰
MF 10 成岡 翔
  FW 9 中山 雅史
FW 22 カレン ロバート
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
下田 崇 1 GK  
森崎 和幸 8 DF
戸田 和幸 14 DF
ダバツ 4 DF
駒野 友一 5 MF  
森崎 浩司 7 MF
服部 公太 17 MF
高柳 一誠 25 MF  
柏木 陽介 27 MF
佐藤 寿人 11 FW  
ウェズレイ 10 FW
  GK 31 松井 謙弥
  DF 15 加賀 健一
  DF 13 森下 俊
  DF 14 村井 慎二
  MF 19 岡田 隆
  MF 28 船谷 圭祐
  FW 16 林 丈統
控え選手
木寺 浩一 21 GK  
盛田 剛平 19 DF  
槙野 智章 28 DF  
高萩 洋次郎 15 MF  
桑田 慎一朗 20 MF  
平繁 龍一 18 FW
前田 俊介 24 FW  
アジウソン 監 督 ペドロビッチ
中継レポート
  • みどころ
  • 第8節はホーム・ヤマハスタジアムにて19時キックオフのサンフレッチェ広島戦。
    関東地方は雨天のようだがここ磐田は夕日がキレイに差し込んでいる。
    日中は厚い雲に覆われていたため心配された空も試合に合わせてしっかり晴れてくれた。
    ピッチコンディション・チームそしてサポーターの準備は万全、連敗を避けるため試合前から気持ちを入れ集中力を高めるサックスブルーメンバーたち。
    スタジアムに着くといつも通りサポーター席に挨拶に出てくる。
    笑顔の見られる選手たちを見るとこの試合への期待も高ぶってくる。
    GK川口能活は不動。問題はDFの布陣だ!ケガ人続出という緊急事態、田中誠・茶野隆行に続き鈴木秀人も離脱、加賀健一も足を痛めている。センターバックに誰が入るかが最大の見所となっていた。
    アジウソン監督が決断したシステムは大井健太郎と菊地直哉のコンビ。ボランチの菊地が一列下がりゴール前を固める。
    相手の起点となる両サイドの対策は上田康太と犬塚友輔でまず守備からゲームをコントロールする。
    中盤は2ボランチ2オフェンシブというボックス型になるだろう。
    ファブリシオとパラナのプレス&カバーがポイント、そして成岡翔と太田吉彰のゲームメイク&飛び出しが攻撃のアクセントとなる。この試合はFWを2枚入れた、中山雅史とカレン ロバートがどう連携しゴールを演出してくれるか!?ゴールデンウィーク最初の試合、サポーターの皆さんと最高のゲームで楽しみそして大きな歓喜に包まれたい。最高の気分でスタジアムを後にできるよう全員で一丸となり戦いたい。
    広島のポイントはストライカー佐藤寿人&ウェズレイ!この二人に仕事をさせなければ必ず勝機が見えてくる。
    得意の1点差ゲームを制しこの連戦を全勝で乗り越えたい。
  • 前半15分まで
  • 広島ボールでキックオフ。
    1分、相手のミスをハーフウェーラインで奪うと中山雅史がボールを拾う。簡単に太田吉彰へ下げ中央をドリブル、ミドルレンジからファーストシュートを放った。
    2分、広島の右サイドから駒野友一がロングシュートで広島のファーストシュート。両者これでリズムを掴もうと積極的にゴールを狙ってくる。
    3分、ファブリシオが奪ったCK、シュートで再びファブリシオが受けるが中の選手に合わない。
    4分、左の上田康太からクロスボールにニアで中山雅史が飛び込む。DFと競り合いボールが流れるとカレン ロバートがそこにいた。フリーでしっかり右足シュート!先制点はジュビロ。早い時間での得点にホーム・ヤマハスタジアムが湧き上がる。【1-0】
    7分、犬塚友輔のクロスボールは跳ね返されるがCKのチャンス。2トップが絡みゴール前で迫力が増す。
    8分、ウェズレイ・佐藤寿人の強力2トップも大井健太郎・菊地直哉がしっかりマークに付けている。
    9分、中盤でゆっくりボールを回し縦への突破を狙っていく。右に出た太田吉彰から中山雅史へアウトサイドのパス。ダバツと中山雅史が競るがゴールラインを割ってしまう。
    11分、2トップのマークにパラナが下がるシステムで相手のストロングポイントを潰しバランスをファブリシオが取る。
    12分、駒野友一のセンタリングにファーサイドウェズレイが入ってくるが菊地直哉が対応。
    13分、ファブリシオ続けて太田吉彰がドリブルで突破を仕掛けるがシュートまでは行かない。大井健太郎とパラナがマーキング、そして菊地直哉がカバーという布陣で広島の攻撃を抑えている。
    15分、パラナのインターセプトから成岡翔へ繋ぐ、左から中にドリブルで仕掛けたところで倒される。しかしノーファール。リズムが良い時間で追加点が欲しいところ。
  • 前半30分まで
  • 17分、柏木陽介からDFの間を狙ったスルーパスで仕掛けてくるがオフサイドの判定に助けられる。
    18分、佐藤寿人の突破、折り返しに柏木陽介と飛び出してくるが菊地直哉がスライディングでカバー。
    20分、再び上田康太からクロスボールに中山雅史がファーサイドで合わせて行く。一度クリアされるが再び左に回し上田康太から中山雅史というライン。CKを奪うとショートを使いファーサイドの大井健太郎へ合わせるが頭の上を越えてしまう。
    21分にも左から太田吉彰がCKを蹴るがGKにキャッチされる。
    22分、速攻から太田吉彰が縦に走りだしDFと競る、こぼれたところにカレン ロバートが詰める。右へドリブルで勝負するがシュートが打てず成岡翔がサポート。一度下げて犬塚友輔のクロスボールに中山雅史が飛び込むがDFに当たってしまう。
    ここまでジュビロの動きが良い、リズムと厚みのある攻撃が出来ている。前半のうちに追加点が欲しい展開。
    25分、中山雅史が身体を張りクリアボールをカレン ロバートに繋ぐ。カレン ロバートから太田吉彰へ繋ぎ速攻でも攻撃が仕掛けられる。
    27分、中盤でボールが繋がる。最後は右の犬塚友輔からDFとGKの間にクロス。中山雅史が飛び込み頭に当てるがゴール右に外れてしまう。
    28分、カレン ロバートが右のスペースへ走り出しボールを受ける。中央の成岡翔に繋げようとするがクリアされる。しかし今日のジュビロはルーズボールを拾えている。ファブリシオとパラナがバランス良く2次攻撃の準備をしている。
    30分、駒野友一のクロスに佐藤寿人と合わせに行くが菊地直哉と犬塚友輔がしっかり右サイドを防ぐ。ウェズレイが徐々に下がってボールを受けだす。完全にジュビロペースでここまで進んでいる。
  • 前半45分まで
  • 33分、守備面で少しミスが見られた瞬間、中山雅史が前線から大きな声で指示を出す。その直後も広島にチャンスが作られる。ウェズレイと佐藤寿人のコンビネーションでペナルティエリア内に進入されると犬塚友輔がスライディング。
    35分、連続して広島に攻撃を許すと菊地直哉が声を出し守備ラインを引き締める。犬塚友輔が縦にドリブルで仕掛けるとその前に太田吉彰が入る。一度当てて犬塚友輔が中へポジションチェンジをする。太田吉彰からペナルティエリア外でボールを受けると左足でシュートを狙う。DFに当たったボールが右ポストに直撃。なかなか追加点が決まらない。嫌な雰囲気が流れる。
    38分、成岡翔から中山雅史へ縦パスが入る。右サイドのスペースへ中山雅史が長い距離を走りセンタリング。これで得たCK、上田康太が蹴るとGK前に大井健太郎が頭で飛び込む。キレイにゴールネットを降らし大井健太郎のJリーグ初ゴール!貴重な追加点が決まった。【2-0】
    大井健太郎が大きなアクションで喜びチームがゆっくり戻っている姿を見てウェズレイがセンターサークルからすぐにゲームを始め直接ゴール狙う。川口能活の頭上を越えネットを揺らされるが主審は認めなかった。ゲームが再開していなかったため助かったが集中したいところ。
    44分、ウェズレイが強引にドリブル、ここは犬塚友輔がブロックし相手のストレスを増やしていく。下がって守備までするウェズレイと中山雅史が衝突。
    ロスタイム、右サイドで太田吉彰がドリブルを倒され倒れこむとここで前半終了。前半が終わったところでウェズレイが先ほどのゴールしたシーンを打ち消された怒りを主審にぶつける。
    広島ベンチから飛び出し主審に抗議するシーンも見られた。久しぶりに2点リードで前半終了という形を作ったがまだまだ油断できない試合。後半も気を引き締めて挑みたい。
  • 後半15分まで
  • 後半交代なしでスタート、15秒成岡翔に当てたボールを犬塚友輔がサポートしこぼれたところをミドルシュート!後半もスタートから積極的に前を狙う。
    1分、右の駒野友一からアーリークロスそこに佐藤寿人が頭で狙っていく。やはりこのホットラインが広島のストロンポイントだった。1点を返された後半、広島がリズムを掴みかけている。【2-1】
    4分、再び駒野友一から佐藤寿人、スルーしてウェズレイという形。菊地直哉・大井健太郎が立ち塞がるが十分に注意が必要だ。
    5分、右の犬塚友輔からクロスに中山雅史がGKへ飛び込む。GKのパンチングしたボールを成岡翔がワントラップし右足シュート!しかしゴール左に外れてしまった。
    6分、佐藤寿人の動きが軽快になる。起点となると柏木陽介が飛び出す。大井健太郎がスライディングタックルで弾くが危険なプレーが続く。
    8分、上田康太からのクロスをカレン ロバートへ、しかしクリアされる。そのボールを菊地直哉が落ち着いて対応し再びジュビロボールにする。
    9分、カレン ロバートが下がり守備に貢献するとパラナがカットし速攻、成岡翔に預けミドルシュートを狙うがDFに当たってしまう。
    11分、広島の右CK、中で混戦となりボールが両者触れず流れていく。危険なエリアへボールが入ってくるプレーが多くヒヤヒヤしたシーンが増えていく。
    13分、パラナから縦パス、カレン ロバートが太田吉彰へ頭で流す。太田吉彰のゴールへ向うドリブル、ファーサイドにいた中山雅史にグラウンダーで合わせて行くがあと一歩のところでDFの足が先に出てしまう。
    14分、柏木陽介の飛び出しを菊地直哉がケア。
    15分、前線で中山雅史とカレン ロバートが身体を張るが奪われると広島の早い速攻。ファブリシオが足を痛め中盤で倒れる。佐藤寿人の動き出しの早いところにパスが出てしまう。菊地直哉と川口能活二人で防ぐがこの形が危険だ。
  • 後半30分まで
  • 17分、両サイドから広島がクロスを入れる。佐藤寿人がゴール前に入り込むと菊地直哉が身体を寄せる。ファウルすれすれのプレーで守備。
    18分、アジウソン監督は中山雅史を下げ加賀健一を入れる。加賀健一をセンターバックに入れ菊地直哉を中盤に上げた。
    20分、森﨑浩司のクロスにウェズレイ、失点シーンと似ている形に再び冷汗。
    21分、パラナのクリアを成岡翔が頭で流し太田吉彰が前で勝負。成岡翔が下げたボールから菊地直哉の飛び出しを使う。追加点も狙っていくがアジウソン監督からは守備への指示が大声で出されている。
    パラナが下がり大井健太郎と声をかける。菊地直哉のポジショニングをベンチから修正させる。
    24分、パラナからの速攻、右にいた成岡翔が中に流れる。その空いたスペースに犬塚友輔が飛び出しそこにボールが入る。クロスボールに中で成岡翔が中央からニアに入った後ろにカレン ロバートが頭で飛び込む。キレイなダイビングヘッドがゴール左ポスト内側に当たりゴール!これで【3-1】
    26分、ウェズレイが下がってもらいにきたところに太田吉彰が強くプレスをかける。早いリスタートからのクロスも大井健太郎が落ち着いてクリアし安定感を増してくる。
    28分、パラナからのスルーパスに太田吉彰が飛び出しDFに当たったボールを成岡翔が詰めるがGKに下げられる。まだ前への勢いがある、追加点も狙えるがまず守備を意識するアジウソン監督。
    30分、しっかり守りファブリシオから速攻、ドリブルで中央突破を狙っていくがカットされる。
  • 後半45分まで
  • 33分、パラナを中心に中盤でボールを左右に散らしながら回していく。ウェズレイへ大井健太郎がしっかり付き自由にさせていない。
    36分、佐藤寿人がペナルティエリア内で前を向いたところで犬塚友輔がスライディング、倒してしまいPKを与えてしまう。蹴るのはウェズレイ、ゴール左隅に決め【3-2】
    37分、村井慎二が投入される。代わるのはカレン ロバート、FWを削り村井慎二は中盤の左に入った。
    38分、その村井慎二がいきなり見せ場を作る。左サイドからドリブルで上がりキックフェイントでDFを交わす、右足で角度のないところからシュートを狙うがDFの足に当ててしまう。
    40分、太田吉彰と成岡翔が前線に残り2列目は菊地直哉と村井慎二、そしてボランチにファブリシオとパラナ、両サイドに上田康太と犬塚友輔とそしてセンターバックに大井健太郎・加賀健一、GK川口能活という布陣で残り5分とロスタイム。再び1点差、ベンチでは林丈統が準備。
    41分、太田吉彰が左から突破すると柔らかいセンタリングに成岡翔がヘディングシュート!これがゴール左隅に決まり4点目。【4-2】
    42分、その成岡翔に代わり林丈統を投入する。残り時間の少ないところで林丈統に前線からボールを追いかけてもらう。
    44分、森﨑浩司がペナルティエリアぎりぎり外という場所で足の裏を見せスライディングで相手を倒してしまう。FKとなるがGK川口能活がしっかりキャッチ。
    ロスタイム2分、太田吉彰が前にドリブルし村井慎二がサポート。菊地直哉もボールへプレスをかけ最後ゲームをまとめていく。
    ラストプレー、菊地直哉がボールを奪うと速攻から村井慎二が左サイドからクロス。最後は広島のクロスで川口能活が反応したプレーでタイムアップ。最後まで川口能活が大きな声でDF陣に指示。今日のマンオブザマッチは大井健太郎!
選手、監督コメント
  • ジュビロ磐田 アジウソン監督 
  • 練習通りに行ったのが前半。ボールの回しもよかったし、前の2人もいいポジションを取ってくれて、かなり自分たちの思い通りのサッカーができた。(ハーフタイムに)後半に向けて注意事項を何点か言って選手を送り出したにもかかわらず、特に中盤で相手にやられてしまった点が多くあって、そこを埋めるために、後半交代枠を使った。いずれにしても、不満な面も後半にあったが、大事なことはこうして勝ったこと。選手が最後までチームのために献身的に尽くしてくれて、勝利を収められたことには満足している。

    Q. マルキーニョス・パラナ選手が、今日は守備的役割をよく果たしたが、彼は日本のサッカーにフィットしたと思うか?
    A. 自分の指示通りにやってくれた。今日はウェズレイがキープレーヤーだったので、ウェズレイのよさを消せと。彼(ウェズレイ)はいろんなことをやってきてチャンスを作り出すので、そこをまず消していこうと、マルキーニョス・パラナに言った。でも自分たちのボールになったときは、攻撃参加していいと(指示したが)、そこでも上手くボールを散らしてくれたので、そこは自分の指示したとおりにやってくれたと思う。

    Q. 中山とカレンの2トップが機能したが、今後これが基本になっていくという手応えはあったか?
    A. 2人が自分が思った通りにやってくれた。ポジションにしても、彼らの役割を果たしてくれたと思う。まず中山を代えて、その後カレンを代えたのは、決して彼らが悪かったわけではなく、戦術的な問題の中で、徐々に変えていったということ。(次節)清水戦に向けて、2人を同じように2トップで使うのかというと、これは自分でもまだ分からない。今夜から、次の試合のことを考え始める。

    Q. 開幕当初レギュラーではなかったカレン選手だが、チーム事情もあって起用されるようになり、最近は結果を出しているが、監督の評価は?
    A. もちろん、チームを助ける能力は高いものを持っている選手だし、彼は五輪代表にも常時選ばれている選手。今回のようにチャンスがあれば、我々の大きな助けになってほしいし、力を発揮してもらいたいと期待している。
  • サンフレッチェ広島 ペトロヴィッチ 監督 
  • とても興味深いゲームだった。我々は、磐田がホームゲームにとても強いことは知っていた。これまでもホームゲーム3試合、すべて勝っていたことも知っていた。前半、磐田の最初のクロスがゴールにつながってしまって、早い時間帯で我々は、相手にリードを許してしまった。もちろん磐田のようないいチームを相手に、早い時間帯にリードされてしまうのは、簡単ではない。その中でも我々は前半1、2回、同点に追いつけるチャンスはあったと思う。その後、コーナーキックから失点して2-0。前半は、やはり磐田の方が我々よりいいコンビネーションでサッカーをしていたと思う。後半立ち上がりは、我々がいい形で入って、その中から2-1。いいテンポで攻撃が進み、我々は明らかに相手よりいいチームだった。その中で2-2に追いつきそうな雰囲気になっていた。私から見た感じだと、このカギになるシーンは、佐藤寿人へのプレー。私の目から見たら、PKだったのではないかと思う。それがPKならば、レッドカードが出るシーンだったと思う。でも審判は、それを吹かなかった。その後、また磐田のクロスが再びゴールにつながった。我々は、そこから続けて攻撃を仕掛け、その中で3-2。我々はその状況でいい攻撃ができていたと思うし、3-3にできるチャンスもあった。その後、また磐田のクロスがゴールにつながってしまった。磐田は今日5本のクロスで4点取ったのでは?磐田のクロスに対して、我々のディフェンダーは、3、4人ペナルティエリアの中にいたにもかかわらず、失点を重ねてしまった。その状況で試合に勝つことは難しい。
    でも今日は、いいゲームができていたと思う。両チームにとって、内容のいいゲームであったのではないかと思う。残念ながら、我々はこれまでの流れの中で、いいサッカーをしていても勝てないという、「美しい死」を遂げているということ。
  • 大井 健太郎選手 
  • Q.リーグ戦初ゴールでしたが。
    A.うれしいです。すごいうれしかったです。中山さんとカレンがニアを空けてくれて、ワンちゃん(犬塚選手)がマークを押さえてくれて、そして康太からすばらしいボールが来たので本当にみんながサポートしてくれた得点だと思います。中山さんからは、ゴールした後の喜び方がカッコ悪いと言われました(笑)得点で気分が乗ったというか、より良いプレーができたと思います。

    前半はボールも良く回せて、康太とワンちゃんのところでフリーになって良いボール回しができたと思うのですが、後半の立ち上がりに得点をとられたことは良くないことだし、自分もサイドにつられた所でセンタリングを上げられたので、反省しなければいけないところだと思います。

    Q.試合終了後、サポーター席でマイクを持って話している場面がありましたが。
    A.サポーターの皆さんは日頃から応援してくれているし、5年目で初ゴールと随分遅くなってしまったと思うので、本当に感謝の気持ち伝えられたらいいなと思ってサポーター席に行きました。

    また次のダービーの試合に向けて良い試合ができるように、みんなで1つになってやっていけたら良いなと思います。
  • カレン ロバート選手 
  • 2得点ともにニアで中山さんと翔くんが中で潰れてくれて自分がフリーになれたし、1点目はごっつあんゴールで、2点目は良く取れたと思います。クロスには必ず入ろうという話もしていたし、中山さんがニアで潰れてくれたので、やりたいことができたと思います。

    個人的にはミスが多かったし、得点を決めただけの試合だったと思うし疲れが早くきてしまったので、体力面でまだ課題があるかなと思います。ミスをなくして、1つ1つのプレーに集中して90分間集中してやらなければいけないと思います。

    ホームは雰囲気も良いし、いつもやっているグラウンドだしサポーターの声援もすごいので、負けてはいけないというプレッシャーもあるし、ホームは良いイメージしか残っていないので、そのおかげで勝利できているんだと思います。
    次はダービーなので、サポーターから見るとチームの調子とか関係なく楽しみな試合になるし、選手同士も激しくなるので、同じ県だし負けたくないという気持ちが強いので、自分たちのサッカーを貫いて勝ちたいと思います。ダービーで不甲斐ない試合はできないし、勝てればまた上位に食い込めるので絶対負けないように頑張ります。
  • 成岡 翔選手 
  • ゴールはたまたまです。

    最初はボランチの位置が空いていたので、そこを使って展開できて、もう少し高いのサイドを崩しきれればなと思います。
    たまたま3点目4点目が入った形だったので、2-0の時点でもっと落ち着いて中盤を組み立てられたら良いな思います。頭を使って質を上げることが必要だと思います。
    ボールをもらいにいかないとボールも回らないし、まわりの選手も苦しいだけなので、ボールを冷静に動かすけど選手はゆっくりにならず動いて、自分たちがキープしていれば疲れないと思うし、スキがあったら仕掛けていって、2-0の時点でそういうサッカーに切り替えることが必要だと思います。
  • 菊地 直哉選手 
  • 厳しいい試合ばかりだと思うので、粘り強く勝ち点を拾って内容はもちろんほしいけど、負け続けて緊張感がなくなってしまうと良くないので、勝つことが大事だと思います。今日勝てなかったらマズイと思います。
    ディフェンスが低くなってしまったのは課題だし、もっともっと攻撃に出られるように改善していきたいです。
    4得点とって点差的にも余裕を持ってやれるはずなのに、余裕を持ってやれていないところがまだまだだと思うし、2-0になってからもっとポゼッション高くやりたかったです。
  • 中山 雅史選手 
  • 今日のような感じで試合を始めることができれば良いペースで進めることはできると思いますけど、ちょっと最後はバタバタしましたね。後半の立ち上がりの失点は要らなかった。そこを注意しようと言って入ったのですが。ある場面は人にはついていたかもしれないけど、コースに対してもう少し(クロスを)上げさせないように詰めができていればいいと思います。今日はサイドが空いていたので、そこをうまく使えた部分もあるけど、そこでアタフタするところもあったと思います。
  • 太田 吉彰選手 
  • 試合には落ち着いて入れた。前半のうちに点を取れて、後半の立ち上がり取られたけど3点目をとれて、1点差になったけど4点目もとれた。いつもだったら追いつかれているかもしれないけど、突き放すことができた。守備については不満が残るということをみんなが言っていたけど、攻撃で4点とれたのでこれで少し落ち着いてやれていくのではないかと思います。
    今日は2トップで自分は2列目だったけど、中に(FWが)2人いるとセンタリングを上げやすいし、あとは、FWが引いてきたとき、僕とか翔が抜け出す動きがもっと出せればもっと良い攻撃ができたと思います。ホームでは勝てているけど、アウェイでも勝てればもっと勢いに乗っていける。次も勝ちたいです。
  • 上田 康太選手 
  • 前半は、駒野選手が前から来ていなかったのでフリーでもらえたしボールを持てたので、良い感じでできました。最初は向こうが引いていて自分のところで受けられるだろうというのはわかっていました。でも、後ろの方にいるけど、こちらが押し込んだときにタイミングよく上がってくるので要注意でした。特にサイドチェンジされたあとにどうしてもスペースが空いているときとかが難しかった。後半は、(駒野選手が)前に来ていて、高い位置から仕掛けてくるので怖さがありました。自分のところでなるべく寄せてクロスを上げさせないようにしたかったけど、上げられてしまった。

    今日は2トップで良い動きをしてくれていて、後ろからボールを当てるのに困らないですし、困ったら裏に出すというのが徹底できていた。受け手と出し手のイメージもけっこう前半はできていた。チームは後半は運動量が落ちてしまったというのもあったと思います。2-0で無理して攻めるということもないですけど、引いてしまうことがコントロールだとは思わないし、そういうところをもう少しうまくやりたいです。(先制点のアシストは)抜くのは難しいと思ったので、ちょっと動かして早めにDFとGKの間に入れました。