2007 J1第4節
試合日時:2007年03月31日(土) 14時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 12,379人
- 16.5℃/66%
- 曇、弱風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 三本松 正敏
- 東城 穣
- 抱山公彦/中原美智雄
- 勝又 光司
- 小林 春樹
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
カレン ロバート | 前半6分[得点] | |
田中 誠(out) → 茶野 隆行(in) | 前半40分[交代] | |
ファブリシオ | 後半9分[警告] | |
村井 慎二(out) → 菊地 直哉(in) | 後半10分[交代] | |
後半22分[警告] | 羽生 直剛 | |
後半24分[交代] | 楽山 孝志(in) ← 朴 宗真(out) | |
成岡 翔(out) → 山本 康裕(in) | 後半24分[交代] | |
後半33分[交代] | 黒部 光昭(in) ← 水野 晃樹(out) | |
後半41分[交代] | 新居 辰基(in) ← 羽生 直剛(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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アジウソン | 監 督 | アマル オシム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第4節J1リーグ2007、ヤマザキナビスコ杯を2試合挟み久しぶりのリーグ戦。
ホーム・ヤマハスタジアムには午前中から駆けつけスタジアム前のイベントで楽しんでいるサポーターの姿を多く見た。お子様たちが春休みということで家族での観戦が多い今日の一戦。地元磐田の子供たちへ、そして全国のジュビロサポーターであるお子様へ夢と感動を与える試合をしたい。
天候は晴れから曇りと変わってきた、予報では雨の心配もあるようだ。
試合前のピッチコンディションは良好、風が少しあるがピッチレベルではさほど感じない。
選手たちもいつも通りスタジアムに1時間30分前に到着しサポーター席へ挨拶にいく。サポーターからの声援は「ムライ」「カワグチ」「ナカヤマ」へ熱く向けられた。
相手はジェフユナイテッド市原・千葉ということで古巣との対戦に燃えているに違いない村井慎二・茶野隆行・林丈統に注目が集まる。
特に先発出場の村井慎二が左サイドバックから攻め上がる。
GK川口能活は代表100試合達成に続き愛娘の誕生で気持ちが高ぶっている。
更にキープレーヤーは鈴木秀人の欠場の穴を埋める大井健太郎。相手のポイントゲッター巻誠一郎を自由にさせていけない。
五輪代表から帰ってきた上田康太とカレン ロバートにも注目だ。
相手の水野晃樹・水本裕貴との対戦も今後の両チームを占う意味で負けられない。調子が上がらないジェフ千葉にしっかりホームスタジアムで勝利をしなくてはいけない。
ベンチに戻ってきた菊地直哉とスーパーサブ中山雅史も健在だ。アジウソン采配を信じ、サポーターの皆さんと共に勝利を掴み取りたい。
- 前半15分まで
- ジュビロボールでキックオフ。カレン ロバートとファブリシオがボールを触り、まず右サイドへ展開する。村井慎二から縦に上田康太の飛び出しを使うがもう一度後ろへ下げる。
1分、犬塚友輔から村井慎二の突破へスルーパスを出すが通らない。
2分、大井健太郎が工藤浩平のドリブルを止めドリブルで上がっていく。村井慎二へのパスが短くなり再び奪われる。守から攻への切り替えも大切にしたい。
4分、村井慎二が左サイドでCKを奪う。上田康太が蹴りファーサイドの田中誠の頭で落とすと成岡翔のボレーが飛び出すがゴール上を越えていく。
6分、成岡翔・上田康太そして村井慎二・ファブリシオと球際を厳しくプレス。中盤でファブリシオがボールを奪うと太田吉彰を走らせるボールを蹴る。右サイドゴールラインまで突破しセンタリング、中にはカレン ロバートしか入っていなかったがそのカレン ロバートが上手く動きなおしゴール!貴重な先制点を奪い取る。【1-0】
8分、巻誠一郎・山岸智・羽生直剛・佐藤勇人と攻め上がってくる。佐藤勇人にペナルティエリア内でシュートを打たれるがゴール上を越える。
9分、ジェフの最終ラインから羽生直剛のフリーランへロングパス。しかしここは田中誠がカバーし繋げさせない。
10分、再び羽生直剛の飛び出しは大井健太郎がカバー。
11分、水野晃樹のドリブルはパラナが突き起点を作らせない。
12分、中盤と最終ラインでボールを回しタイミングを見ながら少しずつ崩しにいく。
13分、パラナから太田吉彰の前にパスが出るがDFのカバー、GKの飛び出しで防がれる。ストヤノフがドリブルで突破したところでファブリシオがチェック、肘が出たとして注意を受ける。
14分、ストヤノフのドリブルの次はパラナがチェックに行くとファウルの判定。左サイドから水野晃樹のFK、守備ラインはオフサイドトラップを選択。キレイに引っかかりオフサイドを奪う。
15分、ストヤノフが成岡翔に対して激しくチェック、ベンチ・選手たちが抗議するがカードは出ない。相手の起点はストヤノフと羽生直剛だ。気をつけたい。
- 前半30分まで
- 17分、ファブリシオが山岸智と競り合う、強気な守備でスライディングで奪うがファウルを取られファブリシオも熱くなる。
18分、朴宗真が右サイドから上がりヒールパスに水野晃樹がミドルシュート、川口能活がしっかり見極めゴール右に外れる。
20分、巻誠一郎に入ったパスを田中誠がインターセプト、そのまま攻撃に参加する。右の太田吉彰へ預けクロスボール、カレン ロバートがファーサイドで追いかけるがボールは流れてしまう。
21分、ストヤノフが中盤まで上がり守備、ボールを奪うと水野晃樹とワンツーで仕掛けようとするがボールが返ってこない。
22分、太田吉彰が中盤に下がりボールを受けると村井慎二のオーバーラップを使う、胸トラップから左足ボレーシュートを放つがゴール上を越える。ジェフサポーター席に飛び込んだボールにブーキングが沸き起こる。
23分、犬塚友輔の縦パスに成岡翔が飛び出す。ストヤノフのカバーリングで防がれるがすぐに切り替え守備に入る。
24分、水野晃樹のドリブルにファブリシオがスライディングタックル。CKとなる。
25分、右からCKをファーサイド巻誠一郎の頭、こぼれ球を斎藤大輔に触られるがしっかりプレスをかけゴールは頭上に上がったところで川口能活がキャッチ。
26分、羽生直剛が左サイドで粘る、犬塚友輔・田中誠がチェックに行くがこぼれたボールが千葉ボールとなってしまう。巻誠一郎がドリブルするがゴールラインを割りピンチとはならない。
28分、巻誠一郎のポストプレーに佐藤勇人のミドルシュート!というシーン、ゴールネットを揺らさせてしまうが巻誠一郎のハンドという判定に助けられる。
29分、巻誠一郎へのポストプレーに大井健太郎がプレス、田中誠に繋げるとファブリシオの走り出しを使う。
30分、ジェフとジュビロの速攻がお互い連続する。両チームチャンスはある。注意しなければいけない時間帯。
- 前半45分まで
- 31分、ジェフの速攻からストヤノフがドリブルでペナルティエリア外まで来る。間合いを見て田中誠のスライディングをシュートフェイントで切り替えし左足シュートを放つ。ここは大井健太郎がプレスに行きゴール上へ外れるが気をつけたいところ。
33分、中盤での攻防から成岡翔のトラップから反転、最後は上田康太の左足ミドルが飛び出すがゴール上を越えてしまう。
35分、羽生直剛の右サイドへのプルアウェイの動き、裏でボールを受け起点を作りマイナスボールのクロス。佐藤勇人が上がってくるが犬塚友輔が中へ絞り守備。再び速攻へ繋げる。
38分、千葉の右からのセットプレーを中央で巻誠一郎と競った田中誠がこのプレーで足を痛めてしまう。大井健太郎がかろうじてクリアしたがピンチが続く。田中誠が外で治療をしたまま、高さが足りない、そしてここで田中誠を治療中のドクターから×サイン。急いで茶野隆行が投入される。田中誠の怪我が心配だ。
41分、太田吉彰が右サイドからドリブルで突破を仕掛ける、奪われると速攻を仕掛けられるがパラナが身体を入れ守備。
42分、山岸智が左サイドからドリブルで突破を仕掛ける、ファブリシオがチェックに行き茶野隆行が奪い取るとそのままドリブルで数的同位の攻撃。太田吉彰へラストパスを出すが通らない。
43分、カレン ロバートにボールが渡ると右サイドから無理な体勢でのシュート!DFの足に当たるが積極的で可能性を感じるシーンだった。
ロスタイム2分、朴宗真が右から上がり羽生直剛の動き出しを使うとそのままシュートを放ってくる。大井健太郎がブロックしピンチを救う。
前半ラストプレー、ジェフのCKを川口能活が奪うとそのまま速攻へ繋ぐ。右サイドの太田吉彰へ渡しセンタリングにファブリシオが飛び込むが頭を超えてしまう。最後は茶野隆行が頭で跳ね返したプレーで前半終了。
- 後半15分まで
- 立ち上がりから太田吉彰が左サイドからスピードに乗ったドリブルで起点を作っていく。村井慎二がサポートするが繋がらずシュートまでは行かないが前に勢いがある攻撃は出来ている。
2分、ファブリシオがペナルティエリア内で守備、バックパスが短くなり一瞬焦るが周りがサポートしシュートは打たせない。
3分、成岡翔がDFを背負いながらすり抜ける、左から中に入ったカレン ロバートへセンタリングを上げるがGKが飛び出しキャッチ。
4分、ジェフのパスが回りだすとジュビロは一人を残し全員が守備に回る。ボールを奪ってからの速攻を集中した守りを固める。
6分、村井慎二から太田吉彰へ絶妙な縦パスが出ると太田吉彰がマイナスの位置にいた上田康太へ合わせる。シュート体勢へ持っていくが打ち切れず横パスを選択。ファブリシオが流し成岡翔のシュートシーンとなるがGK正面に飛んでしまう。
8分、茶野隆行がカットし前にボールを運ぼうとしたところでボールを奪われ巻誠一郎に繋がってしまう。シュートが川口能活正面だったが気をつけなければいけないプレー。
9分、村井慎二が奪った左からのCK、太田吉彰が蹴り中央で犬塚友輔が頭で飛び込むがゴールキーパー正面。
10分、ベンチでは菊地直哉が準備、菊地直哉が投入される。菊地直哉はボランチに入りパラナが左サイドバックへ入る。怪我から復帰の菊地直哉が嬉しそうにピッチを駆け回る。
11分、右サイドから成岡翔が中の動きを見て自ら仕掛けていく。シュートはゴール右に外れてしまうがチャンスを作ってくれた。
13分、羽生直剛がゴール前で起点を作りラストパスを右に出してい来るが菊地直哉がカバー。
15分、パラナ→菊地直哉→大井健太郎で太田吉彰でロングパス。オフサイドとなるがはっきりしたプレーで前線に起点を作る。
- 後半30分まで
- 17分、朴宗真からサイドチェンジで山岸智が走り出す。犬塚友輔が追いかけるが切り返され中でシュートを打たれる。
18分、ジェフの右サイド水野晃樹からのクロスも川口能活がキャッチ。そしてそこから速攻を仕掛ける。菊地直哉がドリブルし太田吉彰へスルーパス。これをカットされるが攻守の切り替えが早い展開が続く。
20分、左のパラナからクロスボール、ファーサイドで成岡翔がワントラップから反転DFがプレスに来たところでカレン ロバートのシュートシーンとなる。
22分、朴宗真のドリブルでパラナが裏を突かれる。カバーでファブリシオと大井健太郎がスライディングブロック、このプレーで大井健太郎が腹部を押さえ倒れこむ。一度外に運ばれるが治療しても戻ってくる。
23分、両チームが交代選手を準備、ジュビロは山本康裕が入る。アウトは成岡翔。守備陣系に人数を増やしていく。ジェフは楽山孝志を投入してくる。
24分、右から上田康太のCK、ファーサイドで犬塚友輔が頭で合わせていくがゴールならず。
26分、山本康裕とファブリシオがボランチに入り少し前に菊地直哉という布陣。山本康裕が相手のキーマンである羽生直剛にマンマーク気味でマークに付く。
28分、ファブリシオが中盤でボールを奪うと速攻からカレン ロバート→上田康太→ファブリシオと繋ぐ。太田吉彰へのラストパスは通らないが奪った後の速攻は常に狙っている。
29分、水野晃樹のドリブルに茶野隆行がチェック。
30分、ジェフの左CK、水野晃樹が蹴るとパラナがニアで頭で弾く。クロスボールを上げられるとGK川口能活がキャッチ。
残り15分、アジウソン監督が細かく指示を出しポジショニングを修正する。
- 後半45分まで
- 千葉ベンチ黒部光昭を準備。
32分、千葉の攻撃、右サイドからクロスボールを上げられファーサイドで大井健太郎と巻誠一郎が競り合う。打点の高いヘディングシュートを打たれ川口能活も動けない。ボールはゴール左ポスト直撃、ヒヤリとした場面が続く。
34分、右サイドに変わった山岸智からクロスボール、ファーサイドで黒部光昭がダイビングヘッド。茶野隆行が競り何とか外に逃れる。
35分、右から山岸智のセンタリングに巻誠一郎が頭で飛び込む。フリーだっただけに決定的シーンとなるがシュートを外してくれた。
36分、速攻から太田吉彰が右サイドを突破、マイナスボールをカレン ロバートがワントラップから左足シュート!ゴール右ポスト直撃でスタジアムが盛り上がる。
37分、大井健太郎・茶野隆行が厳しく巻誠一郎・黒部光昭を潰しに行く。問題はジェフの両サイドからのクロスボール。ゴール前を固めるジュビロは最後の最後で弾き返している。
39分、攻めては太田吉彰の速攻のみ、ボールを受けると上手くファールを取ってくれた。
40分、大井健太郎からロングボールを受けたカレン ロバートが一人でドリブルで仕掛けシュートまで持っていく。
残り5分、凌ぎきる展開に選手たちの集中力は持つか!?声を掛け合い最後まで戦う。
41分、羽生直剛に代わり新居辰基を投入してくる。相手もFWを3人入れ最後、押し込もうと必死になってくる。
42分、千葉のクロスボールに川口能活が飛び出す。速攻から太田吉彰そしてカレン ロバートが飛び出すがシュートまでは持っていけない。
44分、完全にゴール前に張り付くジュビロ。カレン ロバートを残し全員が下がりきる。ロスタイム2分と表示。
菊地直哉がボールを持つとコーナーまでドリブル、上手くCKを奪い取る。上田康太がシュートで太田吉彰に渡すがオフサイドで千葉ボールとなってしまう。山本康裕がボールを奪うと誰もいないコーナーへ大きく蹴り出す。最後は菊地直哉からカレン ロバートにロングボールが出たところで試合終了。何とか全員で守った試合をモノにして勝ち点3をホームで奪い取った。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 アジウソン監督
- 最初の予想は、相手は2トップで真ん中に2人置くという布陣だったが、予想に反したスタートだった。前半も多少危ない場面があって、ハーフタイムに修正をかけた。村井を下げてマルキーニョスを左に入れたが、それはその辺の修正をしたいという意図があった。選手の足がちょっと重いという感じの試合だった。それはファブリシオやキク(菊地)がケガから戻ってきたばかりで、山本も一緒に練習ができなかったから。そういう選手たちが戻ってきたばかりという状況で、選手の運動量が落ちたところでの選手交代を考えて、試合を組み立てた。もう一度同じようなゲームがあったとしたら、最後の時間帯は3ボランチでやりたい。もし相手がトップ下に2人置いてきたとしたら、我々はやられていただろう。
Q. 田中のケガで急造ディフェンスになったが、がんばっていた大井と茶野の評価は?
A. 大井は非常にいい試合をやってくれたし、彼の持ち味を出してくれた。それは褒めてあげたいが、それでも場面、場面で修正するべきところがある。特にカバーリング。茶野は途中から入ったにもかかわらず、本当にいいプレーをしてくれた。
Q. 開幕戦4失点の後、リーグ戦ではここまで3試合で2失点。一番修正したところは?
A. でもナビスコ杯の横浜FC戦で2失点しているし、ジェフも今日はノーゴールだったがかなりいいチャンスがあった。いつも守ってばかりでいいわけではない。今日も、ある程度リスクがあっても、点を取りにいかなければならない場面では点を取りに行く(ことが必要)。そこでジェフが攻めてくるだろうが、そこで大切なのは、どれくらい落ち着いてディフェンスができるかということ。失点を防ぐ方法として、ポジショニングなどの細かいことがある。
Q. 山本が交代で入った直後、監督の意図とは違う動きをしていたようだったが?
A. 山本には、最初は羽生をマンマークさせるつもりだった。それによって、センターバックの一人が巻につき、サイドの犬塚とマルキーニョスが上に押し上げられる。しかし山本が少し前にポジションを取ってしまったので、自分の思いとは違いバランスが崩れた。最初は田中と大井でそういう守備をするつもりだったが、田中がケガをしたので、ああいう投入になった。
Q. 田中選手がケガをして、守備陣に人数が足りないのでは?
A. 例えば茶野がケガをしてしまったら、うちには森下という選手もいる。キク(菊地)も後ろができる。サッカーというのは、そういう風にやりくりするのは当然のこと。
- ジェフユナイテッド市原・千葉 アマル・オシム監督
- 点数はほとんど入らなかったが、すごくいい試合だったと思う。あのような試合をすれば、普通はもっと得点が入るはず。特にジェフ側は。ただジュビロはちゃんとしたサッカーをやって、確実に1点を取った。ジェフは取らなかった。そこが一番重要なところだと思う。
- 田中 誠選手
- 今日は集中して試合に入れていたし、ホームだしやっぱり気持ちの面で違っていたと思います。
早い時間に先制できて、ボールを大事にしていこうとしてボールを大事にしずぎて攻撃の面では遅くなってしまって、アクセントとしてボールポゼッションしながら攻撃に移るということをこれからやっていかないといけないなと思います。
1人1人の姿勢や球際の部分でみんなが頑張っているのもありますし、開幕戦の悪い部分を修正し、少しずつ改善されたのがこうゆう結果に繋がっていると思います。
- カレン ロバート選手
- いつも練習でやっているようなクロスだったので、ボールへの入り方も工夫してうまくいったのでよかったです。ゴールを決めればチームが楽になるし、今日みたいな試合は早く2点目が欲しかったのですが、2点目を決められなかったことは残念ですが勝ったことは良かったです。
中盤の人たちと話し合っているし、自分たちが動きやすいようにどうすればよいかを伝えているので、今日はそれができてよかったです。久しぶりに足が震えるくらい疲れました。こういう試合を続けていけたらいいなと思います。でも、内容的には押されている部分があるので、攻撃の時間帯を増やして得点のチャンスをもっと増やせていけたらいいなと思います。
相手がマンツーマンだったので、両方のサイドが空いていたし、自分の動きだしのスタートが早ければボールも受けられるし、相手との距離も遠くなるので、そういう部分はできたしスペースを使えたと思います。
ゆりかごは、ヨシくんにやろうと言われていたので、ギコちなかったですけど軽くやりました。
- 大井 健太郎選手
- (リーグ戦初先発でしたが)チャンスが来たので、おもいきってやることだけを考えてやっていました。
結果が0点だっただけで、やられる場面は何本もありましたし、相手のミスに助けられた部分もあったので、
もっとコミュニケーションをとって直すところは直していきたいです。
相手は特に怖さもなかったので意識せずに自分のプレーをやることだけを考えていました。やっていても自分で慌てるところもなかったので今日は良かったと思います。
これからヒデさん・マコさんがケガの時だけでなく、その上を狙っていきたいと思っているので、普段の練習から集中してやれればいいと思います。
- 茶野 隆行選手
- マコさんがケガをしていきなりの出場でしたが、いつでも出られる準備はできていたので、スムーズに入れましたし、失点を0に抑えられたのだけは収穫になると思います。
2点目が入れば凄く楽になったとは思いますけど、チャンスはあってもなかなか決定的な部分で決めきれなかったので、後はゲームコントロールもスムーズにできたので、押し込まれる時間はありましたけど、全体的に1人1人が意識して人についていけていたので、それが良い結果に結びついてよかったです。
今シーズンは我慢の時間が続いていましたけど、いつか出場のチャンスは来ると思っていたので、あとはディフェンスというポジションはなかなかチャンスに恵まれないポジションなので、中山さんを含めベンチで声を出してチームを盛り上げる感じでやってきたので、チームは勝って良い雰囲気だと思います。
最後の15分間は、なるべくラインを高い位置に上げたかったけど、中盤が吸収されてなかなか押し上げられなかった。セカンドボールも拾えなかったので後ろで守るしかない。そこは、能活さんと話し合いながらやれていたので、問題はなかったです。中盤でうまくタメて、セカンドボールを拾えたらもっと楽だなというのはありましたね。
今日は相手が古巣だったので、いつも以上に意識はしていましたけど、なんとか失点0で抑えようと思って、個人的にも体が凄くキレていたので、それが続けられるように試合に出れるようにやっていけたら良いと思います。
- 川口 能活選手
- 1点目は非常に良い形で、ヨシの長いランニングも、ファブリシオのパスもよかったし、素晴らしいゴールでした。ああいうことができるチームですからね。ああいう力を使わない手はないですね。
なんとか、得失点差をプラマイゼロに戻したいです。とにかく僕らは、前を向いて戦っていくだけ。勝つことによって、自信も出てくるし、今はそういう段階だと思います。
とにかく頑張って、勝っていくだけです。
(ゆりかごは)僕も一人でやりましたよ(笑)。誰もたぶん見ていないでしょうけど。ヨシもカレンも少しやったんですよね。でも、僕も一人でゴール前でやったんですよ。
- ファブリシオ選手
- (ゴールに繋がるパスは)顔を上げてドリブルしたら、相手も前に出てきて、良いタイミングでパスが出せたと思います。試合は、ああいうように勝っているときはややディフェンシブにいく、相手は負けているので捨て身でくるというのは、ゲームの流れとしては自然なことで、その流れのなかで、自分たちはうまく守れたと思います。
3連勝したというのは非常に重要です。それを続けてもっと上の順位を目指していきたい。選手が球際で強いので、それで完封できたと思います。今日は健太郎が入ったけど、それもよかったし茶野もあとから入ってきて、すごくいいプレーをしてくれたと思います。今日出た11人だけではなく、ジュビロの選手全員で勝っていきたいです。
- 上田 康太選手
- 後半は受けてしまう形になってしまって、カウンターの仕合みたいになって、後ろにはだいぶ負担がかかってしまったと思います。フォーメーションを変えて、相手に前に来られてしまったところもありますけど、ボールを簡単に失う場面も多かったし、それで相手に勢いに乗せてしまったというのも感じます。
前の人数が少ないので、僕か翔くん(成岡選手)のどちらかが前に出て行こうということだったんですけど、中盤でもう少し作れたらよかったなと思います。もっと、自分が下がり気味でボールをさばく時間もつくりたかったけど、今日はあまりうまくいかなかった。自分のミスも多かったです。
- 成岡 翔選手
- 自分のところでも2、3点目を取れるチャンスあったので、そこで取れれば一気に楽になれた。もうちょっとディフェンス陣を助けてあげられる得点というのが欲しいですね。なんとか能活さんとディフェンスラインが踏ん張ってくれて、こういうギリギリのサッカーをやっているので、負担がかかりすぎているのでもう1点入れて、楽にしてあげないといけないと思います。
(相手は)3バックで、DFがだいぶ2トップにくっついてくるので、自分も含めて3人が流動的に動いて空いた所に入っていくと、だいぶ楽にボールが受けられていました。ボビー(カレン選手)が真ん中にいて、ヨシくん(太田選手)が自由に動くので、僕はその動きを見てスペースに出ていこうと意識していました。
Q.2列目の上田選手とのバランスは?
康太は、ボールを持ってさばいてくれた方がゲームをつくれるし、自分はよりゴールの方に向かおうとイメージしました。康太がいたから安心して前で仕掛けることができたと思います。ただ、もうちょっと真ん中(中盤)でボールをさわりたかった。前では高い位置で仕掛けたりすることはあったけど、そのなかで1度落ちて、はたいてまた前へとか、運動量を増やしてそういうようにボールをさわる回数を増やさないと、自分も面白くないしゲームも作れないと思います。
- 太田 吉彰選手
- (アシストの場面については)ジュビロのFWは高くないので、点であわせないとああいうように点が入らないので、クロスは正確にあげることだけを意識してやっています。後半は守備ばかりになって、いい攻撃ができていないので、みんなそれをわかっているので、もっとやらないといけないことはたくさんありますし、なかなか攻められないので、もっと話していかないといけないと思います。
全体的に引いてしまうので、点が入った後も、サイドも中盤も引いてFWだけ前にいる感じですごく距離もあるし、そうすると相手にどんどん押しこまれてああいう形になるので、もっと全体的に押し上げてもっと前に前に行かないといけないと思います。