第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会 5回戦
試合日時:2006年12月09日(土) 13時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分 延長30分 PK戦
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 4,328人
- 12.3℃/86%
- 曇一時雨/無風
- 全面良芝、水含み
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 成田 雅明
- 前田 拓哉
- 江角 直樹/平野 伸一
- 二俣 敏明
- 原 拓也
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
船谷 圭祐(out) → 西 紀寛(in) | ハーフタイム[交代] | |
後半7分[警告] | 片岡 洋介 | |
西 紀寛 | 後半11分[得点] | |
後半15分[交代] | 久永 辰徳(in) ← 森田 浩史(out) | |
ファブリシオ | 後半16分[警告] | |
後半20分[警告] | 橋本 早十 | |
後半22分[交代] | 斉藤 雅人(in) ← 小林 慶行(out) | |
福西 崇史(out) → 服部 年宏(in) | 後半30分[交代] | |
後半31分[交代] | 吉原 宏太(in) ← 片岡 洋介(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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アジウソン | 監 督 | 三浦 俊也 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 天皇杯5回戦、大宮アルディージャをヤマハスタジアムに迎えて13時キックオフされる試合。天候は雨、ポンチョ(カッパ)を着たサポーターが徐々に集結し、会場を盛り上げてくれる。芝も水を含みスリッピーな状態、選手たちも気を遣うがサポーターの皆さんにも風邪などに気をつけてほしい。強い雨ではないが今日は上がりそうもない。選手のコンディションは、シーズンも終盤となり疲労が隠せないところ。しかしサポーターと共に元日まで戦い続けたいと一丸となり勝負する。
メンバーは、GK川口能活の怪我により佐藤洋平がゴールマウスに立つ。DFは、右に犬塚友輔・左に上田康太・中央に鈴木秀人と大井健太郎。メンバーが揃わない守備陣の粘りがこの試合もカギとなるだろう。ボランチは、ファブリシオと菊地直哉。オフェンシブに船谷圭祐と福西崇史が入り、FW太田吉彰と前田遼一で得点を狙いに行く。
ベンチメンバーも今日は若い!GK八田直樹・DF森下俊・MF中村豪らもスタンバイ。西野泰正・西紀寛そして服部年宏・中山雅史と準備し勝利だけを目指す。トーナメント方式による大会は内容よりも結果が大事。攻撃のカギとなるのは前田遼一のゴール前での仕事、太田吉彰のスピードあるドリブル、福西崇史の隙をつく突破。
相手のキープレーヤーである小林大悟・藤本主税を自由にさせないということがポイント。天皇杯独特の師走の戦い、それぞれが誰かのために何かのために戦ってほしい。元日優勝という喜びを皆で味わうために。
- 前半15分まで
- ジュビロボールでキックオフ。
1分、左サイドから藤本主税が仕掛けてくる。鈴木秀人が対応するがファールとなりFKを与えてしまう。キッカーは小林大悟、ゴール左を狙ってくるがボール一つ分外れる。鋭い弾道、このキックには十分注意したい。
4分、中盤で福西崇史がボールを受け、落ち着かせる。
5分、犬塚友輔と太田吉彰が右サイドから突破、センタリングを前田遼一に合わせていくが土屋征夫に跳ね返される。
6分、鈴木秀人のミスパスに大宮の速攻、右から橋本早十がドリブル。センタリングに藤本主税が右足で合わせていくがGK佐藤洋平が弾く。危険な展開、イージーミスは無くしたい。
9分、再三仕掛けられる大宮の左サイド、冨田大介・橋本早十・藤本主税と流れてくるが犬塚友輔・鈴木秀人でブロック。中盤の底、ファブリシオ・菊地直哉もDFラインのカバーをしながら安定した守備を見せている。
13分、徐々に船谷圭祐がボールをさわりリズムを作ってくる。磐田の左サイドで上田康太・船谷圭祐が絡み展開。大宮の攻撃はFW森田浩史を起点に藤本主税が飛び出す形。磐田はDFラインから中盤でボールを落ち着かせ両サイドから前田遼一という形。
ここまでは両者一進一退。
- 前半30分まで
- 16分、大宮の左サイド橋本早十からのクロスボール、ファーサイドで小林大悟が右足に合わせるがシュートはゴールネットを外から突き刺す。
17分、森田浩史に入った縦パスを鈴木秀人がカット、ドリブルで駆け上がり船谷圭祐へ展開。ドリブルで仕掛け最終ラインの土屋征夫と衝突。
19分、最終ラインの鈴木秀人がボールを持ち周りに動くよう指示を出す。20分、鈴木秀人から犬塚友輔へ、船谷圭祐から太田吉彰へパスを繋ぎラストパスをループで船谷圭祐が前田遼一へ出すが通らない。
22分、福西崇史から前田遼一へスルーパス、DFとDFの間を抜けるが少しずれてしまった。
23分、福西崇史から右に出た船谷圭祐へ展開。中へ切り替えし中央の前田遼一へ合わせるが頭を超えてしまう。
24分、磐田陣地で大井健太郎・上田康太・菊地直哉の間でミスパス。素早く逆サイドへ展開されるが橋本早十のシュートはGK佐藤洋平の正面で助かった。磐田のシュートが少ないところが気になる。
25分、中盤で狭いところで福西崇史が落ち着いてボールを捌く。船谷圭祐へ出し左サイドから太田吉彰と連携するが崩しきれない。
28分、太田吉彰・福西崇史で右サイドから、展開が詰まるとファブリシオを使い左の上田康太からクロスボールを上げるが中の選手には合わない。29分、右の福西崇史からのセンタリングに菊地直哉が飛び込むが頭ひとつ届かない。やっと展開できるようになってきた磐田攻撃陣。
- 前半45分まで
- 32分、中盤で福西崇史と前田遼一が身体を張りボールをキープ。船谷圭祐が飛び出し右サイドからセンタリングを上げるがカットされ逆に速攻を受ける。
33分、大宮の右サイドから藤本主税がドリブル、グラウンダーのクロスボールを入れFW森田浩史の足元へ。フリーでシュートを打たれ決定的なシーンを作られるが相手のミスで助かった。
35分、藤本主税のミドルシュートを鈴木秀人がブロックしCKとなる。そのCKを小林大悟が蹴り中央で土屋征夫と鈴木秀人が競る。弾いたボールを再びミドルシュートで狙われるがGK佐藤洋平の正面。
36分、ゴールから30m離れたところで福西崇史がバックチャージを受ける。FKを得てファブリシオと上田康太がセットする。ファブリシオが直接狙うが壁にぶつかりゴールにならない。
39分、前田遼一にボールを入れても状況が悪く落ち着かない。起点ができない磐田。
40分、右サイドから犬塚友輔がセンタリング、福西崇史が飛び込むが頭を超えてしまう。
41分、最終ラインの鈴木秀人がボールを持った時に前が動かずGKまで下げるシーンがまた見られた。どうしても起点が作れない時間が続く。
42分、左サイドから船谷圭祐のセンタリングに福西崇史が頭で飛び込むがDFのブロックに当たる。
43分、大宮の左からのCK、福西崇史が弾くと速攻でファブリシオがドリブル。逆サイドの太田吉彰へ出すがボールが流れてしまう。再び速攻を喰らい藤本主税のドリブル。鈴木秀人がプレス最後は菊地直哉のスライディングでなんとか防ぐが危険な形が多い。
前半ロスタイムへ突入、前半良いシーンが作れないまま45分が終わった。
- 後半15分まで
- 後半スタートから船谷圭祐に代え西紀寛を投入。悪い流れをなんとかこの男に変えてもらいたい。
1分、森田浩史を起点に落としたボールを小林大悟がシュート!菊地直哉がスライディングタックルでブロックするが、立ち上がりから集中したい展開。
2分、磐田の自陣でもミスパスから藤本主税のドリブル、プレスをかけたところで小林大悟に横パスからミドルシュートが飛び出すがゴール左に外れてしまう。
3分、左サイドから小林大悟のFKがボール前に鋭いボールで飛んでいく。福西崇史が反応するがこうしたFKは多く与えたくない。
5分、左サイドからセンタリングを上げられファーサイドで森田浩史の頭に合わせられる。GK佐藤洋平の正面だが危ない場面。
7分、右サイドから小林大悟のドリブル、ファブリシオ・上田康太でなんとかクリア。しかしクリアボールを菊地直哉がイージーミス。そのボールを再び鈴木秀人が奪いドリブル。ファールで止められFKを得る。右サイドから太田吉彰が蹴るが中の人間には合わない。
9分、右の犬塚友輔から強引にドリブルで仕掛けるが突破までは行けない。
10分、左から大宮のCK、小林大悟が蹴りニアで混戦となるがGK佐藤洋平がセーブ。ゴールネットは揺らされていないが危険なシーンが続いた。
11分、前田遼一が強引なドリブルからDFに当たる。ボールがこぼれたところに西紀寛が飛び出した。【1-0】
この試合、ファーストシュートがやっと出たがこのチャンスを活かしゴール!貴重な先制点を奪えた。
13分、早い攻撃から右サイドで菊地直哉から犬塚友輔へ展開、グラウンダーのセンタリングに前田遼一が飛び込むがGKにキャッチされる。流れが悪かったがなんとか1点をリードして残り30分。
- 後半30分まで
- 16分、藤本主税とファブリシオがゲームが止まったところで肘を出したようだ。ファブリシオへイエローカードが出て両者熱くなる。この間に大宮が選手交代。森田浩史に代え久永辰徳を投入する。熱くなる展開に鈴木秀人が主審をなだめに行く。動いてきたゲーム展開、次の1点が重要だ。
20分、犬塚友輔のクロスボールに西紀寛・前田遼一と飛び込み決定機を作る。その前のプレーで菊地直哉が足首を捻り倒れていた。タンカが入り一度外に運び出される。立ち上がれない菊地直哉が心配だ。
21分、大宮が選手交代、小林慶行に代わり斉藤雅人が投入される。
22分、菊地直哉が治療してピッチへ戻ってきた。
23分、ルーズボールにファブリシオが藤本主税に足を蹴られ倒れる。大声を上げファブリシオがアピール、この二人のやり合いはカードが出ないように気を付けたいところ。
24分、藤本主税が右サイドから突破するが大井健太郎がカバー、集中力を持続している。
25分、福西崇史から左のオープンスペースに太田吉彰を走らせる。センタリングに前田遼一が入る。こぼれ球に西紀寛・福西崇史と狙うが拾えない。
28分、大宮の速攻も鈴木秀人がカット大井健太郎が繋ぐ守備で磐田ボールにする。福西崇史・上田康太・菊地直哉らで中盤を落ち着かせようとするが良い形で攻撃ができない。
29分、戻りながらの守備で鈴木秀人が左足を押さえ倒れる。一瞬ヒヤッとするが立ち上がる。
30分、福西崇史に代わり服部年宏を投入。上田康太を前に上げ、服部年宏は左サイドバックへ。
- 後半45分まで
- 32分、大宮は片岡洋介に代え吉原宏太を投入。
残り15分、勝負に来る。
33分、大井健太郎からのロングボールに西紀寛が競り合い、前田遼一が拾う。再び西紀寛へ繋ごうと動くが足を滑らせてしまう。
34分、大宮の左サイドから橋本早十がドリブルで仕掛けてくる。鈴木秀人が倒してしまうがノーファール。
36分、服部年宏から逆サイドへ続けてゴール前へボールを入れるが良い形が作れない。間延びしてくる中盤で両チームが縦に勝負する時間帯となってきた。
40分、大宮の決定機、左サイドから展開し逆サイドの波戸康広がフリーになったところで服部年宏がカバー。大宮や3バックに切り替え土屋征夫を上げている。
ラスト5分、アジウソン監督から大きな声で指示が出る。守備への指示でディフェンスラインを整える。
42分、西紀寛が粘りボールを奪うと速攻を仕掛ける。前田遼一に展開し太田吉彰を走らせる。ラストパスを再び前田遼一に出したところで奪われてしまう。
43分、大井健太郎がジャンピングヘッドをした際に足を押さえて倒れる。足を抑えながらDFラインへ戻っていく。
ロスタイム3分、大宮のクロスボールに土屋征夫が飛び込むが鈴木秀人がクリア。CKも中のマークを厳しくし佐藤洋平がキャッチ。藤本主税が飛び込み大井健太郎がカット。ラストプレーでクロスボールを連続してくる大宮、磐田は最後の最後まで全員が集中力を切らせず。守り抜く。
タイムアップ、23日の埼玉スタジアムへ勝ち上がった。2007年元日まで応援よろしくお願いします。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 アジウソン監督
- サッカーが好きな人間として、監督として、今日は納得いかない試合。ですからマスコミの皆さん、フロントの皆さん、サポーターの皆さんにお詫びの言葉を申し上げたい。バイブレーションのない試合だと思うし、内容の悪い試合。勝ったが不満が残っている。
Q. 「内容の悪さ」とは具体的には?
A. マーキングが悪かったし、(相手に)スペースを与えてしまったし、アプローチも遅かった。チャンスの数も少なかったし、大宮の方がチャンスが多くあった。
Q. 内容が悪かった原因は?
A. 前半はポジショニングのミスが多く、思うように機能しなかった。一度選手・スタッフを集めて、本当の原因は何だったのか、選手にも聞いてみたい。
Q. ハーフタイムの指示は?
A. マーキングに対する修正。西を交代で入れたので、2トップで前の方に張っているようにと。彼の特性は、ボール寄りに動きを作るということ。我々の得点もゴールキックの相手のミスうまく利用しただけ。優勝したいチームとしては、今日の(試合の)内容は薄かった。
Q. シュート1本で勝ったが、勝負強さがチームに身についた手応えはあるか?
A. 内容が悪くてよかったのは勝ったことだけ。毎試合、勝つための気持ちを大切に考えている。サポーターの皆さん、フロントの皆さん、いろんな人が見に来ているので、それくらいの気持ちを大切に考えてやってもらいたい。もちろん全試合調子よく出来るわけではないことも、うまく行かないことがあることも理解できるが、ちょっと元気がないというのは変えなければならないし、考え直さないとならない。
Q.それでは今日の勝利はたまたまで、よかったことは何もないのか?
A. そうですね、神様に感謝しないといけない。
Q. 西選手に期待した役割は?
A. FWとしてやってもらいたいという指示。サイドバックの裏のスペース、あるいは(相手の)ボランチのバイタルエリアのスペースを狙うように指示した。彼の特性は、ボール寄りにひいてくるという動き。努力はしたと思うし、点を決める自信を持っていたと思う。
- 大宮アルディージャ 三浦 俊也監督
- 前半からどういう流れになるかなーと思っていたが、5回目の対戦で、これまでのゲームは、どちらかというとこちらがボールを支配して相手がカウンターというサッカーだったが、今日に関しては、こちらがコンパクトにゾーンをひいて、間に入るボールをしっかり抑えて、というような形で、どちらかというと、ジュビロがボールを持って、大宮がひいてカウンターというような前半戦だったと思う。その中で、非常によかったのは、相手で一番イヤだった太田選手や、スピードのある前田選手がスペースがなくて、なかなか生きなかったというので、前半はこちらのペースだったかなと思う。ボールを持っている時間的にはジュビロが多かったと思うが、決定的なチャンスは、こちらが奪って、といういい形は多かった。
後半、これだけうまくいかないのであればジュビロは何か変えてくるだろうなと思っていたところで西選手を入れてきたというのはだいたい予想通り。内容的には、後半も失点のところまではよかったが、ワンチャンスを決められて守りきられたというような展開のゲームだった。
振り返ってみると、前半の大きな決定機を決められなかったというのが勝負を分けたと思った。選手は、ただひたむきに規律を持ってやってくれたので、シーズンの最後ここ3連勝して、今日の磐田戦も内容的にはよかった。そういう意味では、私がいなくなっても、ある程度J1でやっていけるだけのチームのベースは残ったのではないかと思うし、選手も自信を持って来シーズンに臨んでほしいと思う。
再度申し上げるが、大宮での今回3シーズンを終えて、ファン・サポーターの皆様、遠くまで来ていただいてありがとうございました、感謝します、という言葉しか、私にはありません。最後のサポーターのコールは、やはり忘れることは出来ないのではないかと思う。それから大宮アルディージャのクラブには、もう一度感謝したい。今後さらに強くなっていく可能性のチームだと思う。選手・スタッフ、私が中心となってやった中で、非常に規律よく3年間やってくれて、私自身は非常にいい想い出ができた。彼らにもありがとうと言いたい。
- 菊地 直哉選手
- 少しはタメが出来るようになったけどまだまだです。
大宮は組織的にいいディフェンスしてきたので、それを打開するためパスワークをしなければいけないと思いました。
選手同士の距離が遠すぎますね。ジュビロはワイドにやるようなサッカーではないので、ワントップを拠点に近い距離でやりたい。
- 太田 吉彰選手
- チームも自分もいいところがなかった。動いて、もっと近くで早いパススピードで回して行ければよかったのですが、それもなかなかできなかったのでこういう内容になってしまった。攻撃陣としても誰もシュートを打っていないので、ひどい試合だったと思います。
調子がいい時は、動いた所にボールが出てくるのですが難しい試合でした。
個人的にシュートも打てていないし、もっとゴールに近づくようなプレーをしなければいけないし、気持を高くもってしっかりやりたい。
- 鈴木 秀人選手
- 今日は勝って良かっただけです。全ては個人的な問題(だと思います)。もう1回個人の実力をしっかりと上げないと来年は厳しいのではないでしょうか。
(オーバーラップも見られましたが?)チャンスだったし、ああいうチャンスという時にジュビロはスピードが上がることがないので(仕掛けました)。
前半は3点ぐらいとられてもおかしくないぐらいの内容だったので、次に進めて良かった。23日までまだ少し時間があるので、頑張ります。
- 上田 康太選手
- (大宮の守備は)隙が全くないわけではないですけど、上手くサイドを広く使うとか、そこからまた中に入るといいのですが、自分の印象だとあまりサイドが上手く使えてなかった。
自分のポジショニングもあまり良くなかったし、サイドで2,3人で絡んでいきたかった。
(立て直すポイントは)ゲームへの入り方とか、自分たちから仕掛けていくサッカーをしたいです。
自分のやることはあまり変わらないので、その質をあげていく。変に出来ること以上のことをやろうとはしないですけど、積極的にもっとやりたい。
- 佐藤 洋平選手
- ジュビロのミスでボールを取られているので、その辺は締めなければいけないと思いますけど、ヒデ(鈴木 秀人選手)がいいコースを読んでくれた。局面で顔をだしてくれたので、ヒデのおかげです。
このままゲームが進んでしまってはやばいなと思っていて、そのまま終わってしまった。しっかりボールを繋いでボールを失わないということは言っていました。
- 前田 遼一選手
- 攻めてくる相手には良いのですが、引いてくる相手にどう攻めて崩すかというところが(課題だと思う)。こっちから動き出さないと崩れないと思うので、それを止まっているだけじゃダメだから、そういうところ(を修正したい)。
1つ1つのプレーを僕自身もう少ししっかり、ミスを少なくすることも大事だし、もっと動き出してボールを引き出したいですけど、そういうチームとしての考え方も統一したいと思います。
(この先も)気持ちで負けないように、良いサッカーをして勝ちたいです。
- 大井 健太郎選手
- もっとFWが1人落ちたところにセンターバック2人のうちどちらか1人が激しく行ければ良かったと思います。
Q:立ち上がりから鈴木選手から激しいゲキが飛んでいましたが?
A:みんな足が動いていなかったので、やっぱりヒデさんが中心となって言ってくれるので、それにもっと応えていきたいです。一人一人の走る量というのが全体的に少ないかなと思います。
Q:自分の守備の出来は?
A:もっと激しく14番(森田浩史選手)のところに行けたかなと思います。もっと潰すところは潰しに、前にどんどん行くプレーも必要かなと思いました。
今年のうちにまた次の試合というか、次の修正点を見つけることができるし、直すこともできるので、そこで練習を2週間出来るし集中してやっていきたいです。(試合のある練習と無い練習では)モチベーションの差もでるでしょうし、(次があって)良かったと思います。