２００６ＪサテライトリーグＤグループ
試合日時:2006年10月15日(日) 15時01分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 1,037人
- 23.1℃/50％
- 晴/弱風
- 全面良好、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 廣瀬 格
- 竹田 明弘/朝比奈 茂樹
- 井上 喜徳
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
| 前半11分[警告] | 岩下 敬輔 |
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| 藤井 貴 | 前半14分[得点] | |
| 前半44分[得点] | 矢島 卓郎 | |
| 佐藤 洋平(out) → 山本 浩正(in) | ハーフタイム[交代] | |
| 犬塚 友輔(out) → 岡本 達也(in) | ハーフタイム[交代] | |
| 後半14分[得点] | 矢島 卓郎 | |
| 金 珍圭 (out) → 原田 涼太(in) | 後半26分[交代] | |
| 後半30分[交代] | 平松 康平(in) ← 久保山 由清(out) | |
| 大井 健太郎 |
後半41分[警告] | |
| 後半44分[累積警告/退場] | 岩下 敬輔→ |
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メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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| 石井知幸 | 監 督 | 田坂和昭 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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中継レポート
- みどころ
- ２００６ＪサテライトリーグＤグループ第１３日ジュビロ磐田 vs 清水エスパルス。ヤマハスタジアムでの「サテライトの静岡ダービー」となる。快晴で風も程よく吹き、絶好のサッカー観戦日和とあり、スタジアムには若い女性を中心にジュビロファン・サッカーファンが休日のひとときを楽しもうと足を運んでいる。対戦相手の清水とはすでにアウェーで１度対戦しており、その時は１－２で見事２００４年１０月３日以来約２年ぶりの勝利を飾っているだけに、連勝を目指したい。
メンバーを見ると、まず嬉しいのがスタメンのＧＫに佐藤洋平、ベンチのＧＫにも山本浩正の名前が並んでいることだ！長期のケガから、ようやく実戦復帰してきたことは、ジュビロにとって非常に明るいニュースとなる。グラウンドに姿を現すとサポーターから大きな拍手を浴び、復帰を祝福されている。その他のメンバーも非常に豪華な顔ぶれが並んでいる。ＤＦには昨日まで２試合出場停止中だった金珍圭が入り、茶野隆行、大井健太郎と共に次節からのトップでの試合に向け、コンディションを整える。中盤は中村豪、森野徹、森下俊に加え、船谷圭祐、犬塚友輔と昨日の大宮戦にも出場した成長株の名前も並ぶ。２トップは西野泰正と藤井貴。ベンチには岡本達也とユースのメンバーが控えている。ジュビロの注目は、前回の清水戦でも得点している船谷だろう。昨日の試合でも惜しいシュートを放つなど見せ場は作っているだけに、しっかりと結果を残してアピールしたい。同じく好調をキープしている犬塚、久しぶりとなるＧＫ佐藤のセービング、金のコンディションなどみどころの多い楽しみなゲームとなりそうだ。サテライトとはいえ「静岡ダービー」。サッカー処らしい見応えのある試合を期待したい。
- 前半１５分まで
- コイントスに勝った大井キャプテンは左の陣地を選んだ。久保山、矢島の清水２トップのキックオフで試合開始。
ＧＫ佐藤洋平のファーストタッチ、ゴールキックは正確に西野へと届く。
１分、スローイングから岡崎がシュートを放ってきたが、大井が体を当ててブロック。
３分、清水の岡崎が反転してパスを出すと、岩下が走り込んでミドルシュート。枠を大きく越えた。
４分、犬塚が右からドリブルで上がり、中に切り込んでスルーパスを出すと船谷が咄嗟に抜け出しペナルティエリア内でダイレクトシュート。だがＧＫ掛川の正面に飛んでしまいキャッチされてしまう。決定的チャンスだっただけに悔やまれる。
６分、金がロングボールを前線に送り、攻撃を託すがやや大きく藤井へは通らない。
９分、清水は左から太田圭輔がミドルシュート。バーのやや上を通過していく。
１０分ジュビロは右を犬塚が素速いドリブルで攻め上がり、ゴールラインぎりぎりまで粘ってセンタリングを入れたがクリアされてしまう。犬塚の運動量が非常に光っている。
１３分森野が倒されて得たＦＫ。船谷が右から入れてゴール前に抜け出たが誰も触れなかった。惜しい場面。
１４分犬塚が入れた右からのクロスにゴール正面西野が合わせたが、ＧＫ掛川が弾いたクリアボールに藤井が詰め寄り、ゴール左隅にキレイに流し込み先制！【１－０】
- 前半３０分まで
- １６分、清水は多少距離があってもミドルシュートを積極的に狙ってくる。
１８分、やはり金が入るとＤＦラインが落ち着く。前線へは簡単にボールを入れさせない。茶野も集中した守備を続けている。
１９分、清水は森岡がロングシュートを放つがＧＫ佐藤がしっかりとキャッチした。
２２分、清水は左から和田が入れたクロスに財津が体勢を崩しながらボレーを狙ったが、金がしっかりとカット。さすがに強い！
２５分、中途半端に抜け出たボールにＧＫ掛川が飛び出し頭でクリアしたボールを船谷が拾い、右から絶好のクロスを入れる。ファーサイドへ飛んだボールを西野がヘディング。上手く叩きつけたがわずかに逸れてしまった。非常に惜しい！
２７分、残っていた金がヘディングを狙ったが枠外。
２８分、清水は右からのクロスがファーサイドの矢島にフリーで渡り、ＧＫ佐藤と１対１の場面だが、シュート体勢に入ったところを大井がカバーに入り、再度シュートを打たれるとＧＫ佐藤が体でクリア。絶体絶命のピンチを凌いだ。
攻撃はテンポ良く、守備はしっかりと落ち着いている。ジュビロ優勢で試合は流れている。
- 前半４５分まで
- ３３分、金、西野と縦につなぎ、西野のポストから森野が左へ展開しようとするが船谷へは届かない。
３４分、中村がセンターサークル付近でボールを持つと、右の犬塚へスルーパスを送る。犬塚はドリブルで勝負、平岡た１対１を仕掛けて抜き、角度の無いところからシュートを狙ったがＧＫ掛川にキャッチされてしまった。積極的なプレーにスタンドから大きな拍手が沸き起こる。
３６分、ジュビロは藤井が右から中へ横にドリブルし、左へパスを出すと船谷がスルーしたところを上がった森下がシュート。だが枠を大きく越えてしまった。
４０分、清水の太田が右サイド長い距離をドリブルし、逆サイドへとパスを出す。財津の上げたクロスボールを岡崎が頭で落とし、そこへ森岡がもの凄い勢いで走り込んできてシュート。抑えたグラウンダーのシュートだがＧＫ佐藤がしっかりとキャッチした。
４１分、西野が中央からスルーパスを出すと藤井が飛びだして絶好のチャンス。一息入れてシュートを放つがＤＦに戻られてカットされてしまった。
４２分、清水は右から和田がシュート。これもＧＫ佐藤がパンチングで防ぐ。佐藤は好セーブを続けている。
ロスタイム、前半のラストプレー、清水・太田の右からのＦＫにニアサイドで矢島に頭で決められ１－１。同点とされてしまった。
悔やまれる失点だが、内容からすれば後半追加点は十分期待できるだろう。ＨＴで課題を修正し、後半へと挑みたい。
- 後半１５分まで
- ＨＴでのメンバー交代。ＧＫが佐藤から山本浩正へ、犬塚に代わって岡本達也が入る。清水の交代は無い模様。
１分、右から上がった森野からのクロスに、ファーサイドで森下がダイレクトボレーを放つが枠は捉えない。
２分、清水は右からのクロスに矢島がヘディングシュートするが金がブロック。ミートさせない。
４分西野がゴール正面２０ｍの位置でファウルを受けＦＫを得る。金、船谷、藤井が並び、蹴るのは金。低めのシュートで直接狙ったがＧＫ掛川がセーブ。ボールはこぼれ森下、岡本が詰めて狙うがかぶってしまいミートできない。
７分、清水のＣＫを船谷がクリアし、岡本がつないで右サイドの森野へフリーで渡る。数的優位で絶好のチャンスだが、中へのクロスは直接ＧＫ掛川に渡ってしまい、決定的好機を逸してしまった。スタンドからは大きな溜息。
９分、ゴール前の場面、岡本が出したスルーパスを藤井が再び岡本を狙って折り返したが、カットされてしまう。
１２分、ロングボールの処理でＧＫ掛川がペナルティエリアを飛び出したのを見て、こぼれ球を船谷が思いきって距離があるところから狙ったがゴール右を通過。
１４分、清水はゴール前の混戦から、最後矢島にヘディングで押し込まれ、金がゴールに入って懸命にクリアして蹴り出そうとするが決まってしまう。【１－２】
清水の太田の崩しに手を焼いているジュビロ。自由にプレーさせないように気を付けなければならない。
- 後半３０分まで
- １７分、右サイドから太田がドリブルで仕掛け、シュートを狙ってくる。かろうじてＤＦが体に当てクリア。
１８分、立て続けに２本のＣＫを清水の太田が入れてくる。決定機には至らないが精度が高いため、この先も集中した対応が求められる。
２４分、ジュビロはボールを回して突破口を探すが、なかなか前に押し上げることができない。
２５分、金が自らピッチの外へと出て行く。左の足首を気にしているようだ。非常に心配だ。
２６分、金に代わって原田涼太がピッチに送られる。金のケガが大事に至らないことを願う。
２７分、船谷のロングパスが右サイドの森野へと通る。ドリブルで仕掛けゴールライン付近までキープするが、もらいに走る味方がいなく、岡本へと戻してクロスボールが入ったが、ファーの藤井の頭には合わない。
３０分右の森野から船谷がヒールパスで流し、そこへ岡本がシュート。だが枠外に飛んでしまう。
- 後半４５分まで
- ３０分、清水は久保山から平松へと選手交代がある。
金の交代で、森下が金の位置に入り原田が森下のいた左サイドへに入って戦っている。
３６分、清水は矢島がエリア内フリーで左足シュート。強烈だがＧＫ山本が弾きながらもキャッチ。
３８分、ロングボールに清水ＧＫ掛川が飛び出し、処理を躊躇しているところを西野がすかさず詰め寄ったがチャンスにならず。こぼれ球を藤井が個人技で抜きにかかるが、相手２人に囲まれ奪われる。
３８分、清水の岩下が足を攣りピッチに座り込み一度ピッチの外へと出されるが３９分戻る。
４０分、清水のカウンターを止めようと、ボールを持った岩下へのＤＦで大井に警告が出る。
４４分、清水はボールを奪うと右サイドを太田がドリブル突破し、そのままシュート。枠を大きく越えていった。
ロスタイムが２分と表示された。
ロスタイム 中盤を省略した攻守の切り替えの激しい展開が続き、清水の岩下がこの日２枚目の警告を受け退場となる。
ラストチャンス、藤井の左ＣＫから混戦が続き、森野がシュートを打つが弾き返される。ボールはまだつながり、藤井がループシュートを狙ったがＧＫ掛川の好セーブでクリアされてしまう。
再びのＣＫからのチャンスだが、決定的場面は作れず試合終了。
残念ながら静岡ダービー２連勝とはいかなかった。
選手、監督コメント
- 佐藤 洋平選手
- 復帰できてとても良かったです。アップの時にサポーターの方から温かい拍手をおくってもらえて本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
今日の試合は、金選手がいたこともあり守備面では非常に安定して守れていたのですが、ボランチからのビルドアップや、最後のところでの工夫が足りないなど課題が多かったので、これからしっかりと修正していかないといけないと思います。
まずは、今日４５分間しっかりと普通に出来たことが、僕自身の収穫でした。
これから日々努力して、レベルアップできるように頑張りたいと思います。
- 犬塚 友輔選手
- 僕がフリーになれる場面が多かったので、結構攻撃の起点になれて良かったと思います。ドリブルしてライン際ぎりぎりまで粘ってから上げるクロスなど、いろいろ考えてやっていますが、もうちょっと工夫してレベルアップしていきたいです。
Ｑ：佐藤洋平選手と山本浩正選手が復帰しましたが？
Ａ：２人ともトップでやっていた選手だからすごく頼りになりました。
