2006Jリーグプレシーズンマッチ 静岡ダービー
試合日時:2006年02月19日(日) 14時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 8,169人
- 9.8℃/54%
- 曇、無風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 臼井 郁夫
- 村上 伸次
- 柴田 正利/岡野 尚士
- 小椋 剛
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
後半10分[警告] | 兵働 昭弘 | |
中山 雅史(out) → カレン ロバート(in) | 後半16分[交代] | |
後半16分[交代] | 高木 純平(in) ← 藤本 淳吾(out) | |
後半21分[交代] | 平松 康平(in) ← 兵働 昭弘(out) | |
後半21分[交代] | 岡崎 慎司(in) ← 久保山 由清(out) | |
服部 年宏 | 後半23分[警告] | |
名波 浩(out) → 成岡 翔(in) | 後半25分[交代] | |
西 紀寛(out) → 太田 吉彰(in) | 後半27分[交代] | |
後半30分[交代] | 矢島 卓郎(in) ← マルキーニョス(out) | |
後半36分[交代] | 平岡 康裕(in) ← 枝村 匠馬(out) | |
藤井 貴 | 後半38分[警告] | |
藤井 貴(out) → 西野 泰正(in) | 後半38分[交代] | |
後半39分[警告] | 杉山 浩太 | |
船谷 圭祐(out) → 上田 康太(in) | 後半42分[交代] | |
鈴木 秀人 | 後半44分[警告] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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山本 昌邦 | 監 督 | 長谷川健太 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2006年ファーストゲーム。ヤマハスタジアムにて14時キックオフの静岡ダービー!天候は曇り風はないので選手たちには影響はない。もちろんピッチコンディションは良好。ジュビロサッカーに相応しい舞台を整えた。試合前からピッチではイベントが行われ、早くから駆けつけたサポーターと共に盛り上がっている。今日は、試合前ニューユニフォームのお披露目がある。胸スポンサーが変わり新たな気持ちで出陣する。その記念すべきゲームのスタメンは、GK川口能活の代役とは言わせない佐藤洋平、DFにはレンタル移籍から成長して返ってきた菊地直哉・昨年の怪我から完全復活した鈴木秀人・ジュビロ2年目でしっかり馴染んできた茶野隆行。MFには新人ブラジル人ファブリシオ・ジュビロサッカーには欠かせない服部年宏。右には西紀寛が復活!左から船谷圭祐がテクニックを魅せる。そしてトップ下にはジュビロの頭脳・名波浩。ツートップは急成長、大注目の藤井貴。そして今年も健在、中山雅史が2006年ファーストゴールを狙う。ベンチメンバーも豪華で日本代表が不在ということを感じさせない布陣。山本昌邦2年目という今年こそ安定したサッカーが見せられそうだ。内容が大事な時期とはいえ、やはり結果・ゴール・勝利が欲しい!注目は藤井貴☆
- 前半15分まで
- ジュビロ磐田ボールでキックオフ。ジュビロのキャプテンマークは西紀寛。そして清水は山西尊裕。立ち上がりから両者積極的にボールを追いかける。スピーディーな攻撃を両チーム仕掛ける。
2分、清水のCKニアに蹴られるが茶野がクリアー。
3分が経ったところで名波を中心にゲームを落ち着かせる。右に入った西と左の船谷が入れ替わりながらリズムを掴もうとチャレンジしていく。
4分、藤井がミドルレンジから積極的にシュートを放つ。DFにブロックされるがこれでひとつ落ち着きそうだ。
6分、名波→船谷で突破、ファールを受けFKを得る。名波が蹴りファーサイドの西の頭に合うが折り返しが合わない。
9分、鈴木から西へ縦パス、山西と勝負するがクリアされる。名波がゴールラインで勝負、CKを得る。右から名波がファーサイドに蹴る、茶野と菊地が飛び込むがGK西部がパンチング。
12分、服部からロングボールを入れ、徐々に大きな展開が増えてくる。ファブリシオが中盤で厳しくチェック。14分には右から西がクロス、中央で中山が競るが倒せされる。こぼれ球を服部が詰めるがシュートチャンスは作れない。
15分、藤井が前線で粘り、西へ繋ぐ。センタリングに中山と名波が詰めるがシュートは打てない。ここまではジュビロが優勢。
- 前半30分まで
- 17分、清水の左サイドからクロスボールが入る。茶野の目の前に飛ぶが足を滑らせクリアミス。そこからシュートまで持っていかれるが菊地がカバーし佐藤がキャッチ。しっかりカバーも出来、ピンチを逃れている。清水の攻撃の起点はサイドからのクロスにマルキーニョス。久保山と絡み、シュートチャンスを狙っている。
20分、茶野の横パスをマルキーニョスにカットされる。菊地と1対1になりペナルティエリア内に入り込まれる。何とか佐藤が防ぐが決定的だった。DFラインでのミスからの失点は避けない。まず単純なミスを無くすことにも心がけたいところ。
22分、清水の中盤で組み立てられる。伊藤のミドルシュートは船谷がスライディングでカット。続けて兵藤のミドルは服部がプレス。ゴールは許さないがこの時間は清水のリズム。
23分、清水の左サイド藤本から逆サイドの市川へ、折り返しにマルキーニョスと久保山が反応しシュート体勢に持っていくが菊地がブロック。気を付けたい時間帯。
26分、ファブリシオが中盤で個人技を魅せサポーターを唸らせる。パスのリズムも良くなり縦に入るようになってきた。
27分、名波の浮かしたスルーパスが中山のスペースへ、中山が前に駆け抜けその後ろに入ってきた船谷へ通る。GKと1対1になりかけたところでボールに乗り転んでしまう。絶妙なパス、決定的なシーンに会場が盛り上がる。
29分、清水の右サイド、市川からセンタリング佐藤がしっかりキャッチするがケアしておきたい場面。
30分、清水の左からセンタリング。中央でマルキーニョスが飛び込む。菊地がマークに付き、GK佐藤が飛び出す。触ったのは佐藤だったが危機一髪。鈴木を中心にディフェンスラインを整え直す。
- 前半45分まで
- 33分、名波が空中戦で頭をぶつけ倒れこむ。一度ボールを出し、様子を見るが支障はないようだ。すぐにピッチへ戻りゲームが再開する。
36分、久保山がペナルティーエリア内に入り込むが服部が身体を使いセーブ。ファブリシオもケアしバランスを見る。
37分、ファブリシオがボールを奪い西に預ける。押し上げファブリシオがオーバーラップ、西のセンタリングまで中央で中山が頭で飛び込むところまでイメージできたがひとつ前にクリアされてしまう。
41分、清水の右サイドで起点を作られる。兵藤へ入ったボールに茶野が引っ張り出され、ワンツーで裏を取られてしまう。中でマーキングを徹底させGK佐藤がセーブするが危ない場面。
42分には左サイドから藤本がCKを蹴るが佐藤がキャッチ。
43分、名波が中盤でボールを奪い藤井へ預ける。ドリブルで勝負し左の船谷へ。左サイドから中にいた名波へ左アウトサイドでスルーパスを出すが通らない。
前半のロスタイムは1分。もっともっと仕掛かるプレーが見たい。ラストは服部・名波が落ち着かせ前半終了。ピッチを後にするメンバー同士で話し合いながら戻ってくる。名波が中山・藤井に要求する。後半も楽しみなみどころが多い。
- 後半15分まで
- 両チーム交代なしで後半スタート。スタートから名波・服部が軸となり前からプレスをかけていく。清水は少し下がりはじめるがそれでも中山・藤井が追いかける。
5分、藤井が粘ったところでDFに当たりボールがこぼれる。ファブリシオが拾い、強烈な左足シュート!ゴール左に外れるが威力があっただけに会場がどよめいた。
6分、清水の右からのCK。ショートを使いファーサイドに上げてくる。混戦となるが菊地を中心に粘り強くブロック。
7分、右から名波がCKを蹴る。中央で菊地が競る、こぼれ球を船谷が胸トラップでシュート!それでもゴールまで届かず服部・西が詰める。
9分、鈴木が右サイドを長い距離ドリブル、中山と藤井が動き出すが繋がらない。
13分、左サイドで船谷・服部・名波が連携し崩しにかかる。服部のパスから名波のヒールで船谷へ。しかしシュートまで行くことが出来ない。
15分、ここでカレン ロバートが準備する。交代するのは中山。残り30分、この若い2トップで勝負する。なんとか欲しい先制点。
- 後半30分まで
- 17分、清水ベンチも動いてきた。藤本に代わり高木を投入。ここからゲームが動き出しそうだ。
19分、ファブリシオが攻撃参加し船谷・名波と並び戦前に出てくる。守備面でのリスクはあるが勝負どころと見ている。
20分、右サイドでカレンとファブリシオがコンビネーションでセンタリングまで持って行く。ニアに飛び込んだ藤井に合わせるがシュートとはならない。
21分、兵藤に代わり平松を投入。続けて久保山に代わり岡崎を投入。清水も勝負どころをここと見てる。
22分、茶野のポジションから服部へ横パス。オーバーラップしたところで奪われてしまう。速攻を受け服部が急いで戻る。シュート体勢に入ったところで服部がスライディング。ファールを奪われる。ゴール右、ペナルティーエリア外からマルキーニョスが狙う。鋭い弾道だったが佐藤のポジショニングが良かった。正面でキャッチ。
25分、名波に代わり成岡翔を投入。そのままトップ下へ新10番が入って行く。サポーターからも大声援で盛り上げる。
26分、続けて太田が準備。右の西と代わり太田が入る。キャプテンマークは菊地へ渡す。
27分、いきなりファブリシオから鋭いパスが太田へ出る。迷わず縦へ勝負。センタリングまで持っていき藤井の頭を目掛けるがGKがキャッチ。
29分、清水が矢島を準備、代わるのはマルキーニョス。
30分、太田が外に開きファブリシオからパスが出る。山西と勝負となるがタッチラインでクリアされる。
残り15分、ゴールが欲しい。
- 後半45分まで
- 32分、成岡が左サイドで平松と勝負。1度目は左足でのセンタリング、跳ね返ってきたボールを再び仕掛けるがCKとなる。左からは成岡が蹴り、右からは船谷が蹴る。中で菊地・鈴木らが競るがGKにキャッチされてしまう。
33分、右でカレンがが守備、ボールを奪うと船谷へ預け前に出る。逆サイドの太田へアウトサイドでパスを出すがキックミス。カットされてしまう。決定的なシーンが作れない。成岡が若い攻撃陣に指示を出す。
36分、右からファブリシオが長い距離をドリブル、ペナルティエリア内へ入り込み切り返し、中の藤井に合わせるがシュートをふかしてしまう。38分、藤井に代わり西野がFWへ入る。清水からのレンタル移籍で戻ってきた選手に清水サポーターからブーイング。逆にジュビロサポーターからは大声援。西野の気持ちが高まっていく。
39分、船谷に対して杉山がバックチャージ。危険なプレーに磐田ベンチが飛び出す。
41分、ロングパスに太田が突破。DFと交錯しボールがこぼれるがシュートが打てない。42分太田→船谷→カレン→成岡と細かいパスを繋ぎシュートチャンスを見つ出しに行くが打ち切れない。
42分、船谷に代わり上田を投入、そのまま左サイドへ入る。
43分、ファブリシオがミドルレンジからシュート!バックチャージを受けるがノーファール。菊地が最後尾から大きな声で指示を出しチームをまとめる。
ロスタイムは2分。ラスト、清水の左から岡崎がシュートを放つ。右ポスト直撃でスタジアムが沸く。ラストプレー、服部→成岡→ファブリシオでミドルシュート!しかしGK正面。カレン・西野が相手の裏へ走っていくが決めきれず試合終了。来週のプレシーズン、名古屋戦で再びテストが行われる。試合後は出陣式が行われ、2006Jリーグ開幕へ向う。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 山本 昌邦 監督
- キャンプ明けて戻ってきて、キャンプの取り組みの成果というのは徐々に出てきていると思う。攻守にわたってグループでは機能しつつあると思うので、あと2週間、前の方の選手がケガや病気で出遅れた選手が多いので、この辺りを2週間かけて調整していきたい。今日のゲームに関しては、ダービーということでお互い疲れている状況ではあったが、気持ちの入ったいいゲームだったと思う。調整としては、2週間前のプレシーズン(マッチ)としては、非常によかった。新しい選手も含めて、徐々にコンビネーションも整っていくのかなと思う。
Q.攻守のキーマンとして期待されていたファブリシオ選手の評価は?
A.1試合1試合、彼の特徴と、彼が周りの特徴をどういう風に把握していくかということが大事だと思う。こういう実戦を積み上げていくことが大事。運動量もあるし、前への動き出しもすごく力があるし、攻守の切り替えの部分で非常にがんばれる選手なので、その特徴を周りの選手が生かせるようにしていきたい。今日はちょっと力んでシュートが枠をとらえられなかったが、徐々によくなっていくと思う。
Q.新体制発表会見で日本代表戦の前後の成績がよくないと発言していたが、特に失点が多いことの理由は?
A.皆さん感じるとおり。代表組が戻ってきて中2日のゲームは、相当厳しい。コンディションのばらつきもあるし、特に代表組に後ろの選手が多いので、コンビネーション、コンディションを整えていくのが課題。データに出てきている通り。
Q.藤井選手の評価は?
A.キャンプからFWの中では彼だけがメニューをフルでこなしてきて、彼の取り組みの成果が出たと思う。今日は、みなさんビックリしたかもしれないが、自信を持ってこのくらいできるんじゃないかと送り出した。彼は2年目だが、可能性のある選手が出てきて、1年かけてうまく育てていきたい。彼は運動量もあるし、技術的にもしっかりしているので、あとは流れの中での判断力が磨かれるが、もっとシュートに絡んでいける。こういう経験を繰り返していくことが大事。本人には、失敗を恐れるな、どんどん失敗しろ、と送り出した。それ以上によかった。
- 清水エスパルス 長谷川 健太 監督
- きっちりと今日はゼロで失点をなくそうと。キャンプ中、非常にタイトなスケジュールの中で、集中力が切れたりして、つまらない失点が多かったので、今日のゲームは、エスパルスのサポーターも今シーズンのみんなの試合を期待しているので恥ずかしい試合はできないと、そういうことで、とにかく集中力を切らさずにきっちりやろうと選手に話した。最後の最後までゼロで、ジュビロをおさえることができて、その点は評価したい。攻撃は、前半非常にいい形が何回か作れたが、まだまだゴールを決めきれない部分があった。コンディションの部分でも、キャンプから帰って来て2日で今日のゲームだったので、明日・明後日と休んで、来週きっちりコンディションを整えて、開幕の準備をしたい。
- 名波 浩選手
- 攻撃に関して言えば、西と船谷 、ハット(服部選手)も含めた4枚がポジションチェンジを激しくして、相手もなかなか捕まえきれなそうだったし、上手くボールが入っていたときはチャンスになっていたしね。あとはFWとの連携というのがちょっと、皆無に等しかったので、その辺が課題だろうし、ポジションチェンジした後の守備の第一歩という規制がまず、まだまだ甘くて、逆サイドにボールを運ばれることが多かったので、その辺が(課題)かなと思う。
FWと(パスの)出し手との兼ね合いだと思うので、そんなに問題は無いと思う。
Q.もう少しシュートを打ちたかったのでは?
A.シュートがとにかく少ないね。よく「中距離から打てるチャンスがあれば」と言うけど、中距離から打てるチャンスも無かったのでね。外に良い形で持っていっても、そこでミスが多かったんで、あとは決定的な攻撃の形、こっちがスピードにのる時に限ってミスでカウンターを喰らっていたので、その辺が最大の課題かなと。「ここぞ」という時のミスがね、無くしていきたいと思う。
Q.ファブリシオ選手とのプレーについて
A.つなぎ、ポゼッションに関しては全く問題ないし、常にアイツ中心にボールを回していければ、上手いテンポというか速いテンポでボールが動くと思うし、人も動き出すんで、そんなには気にしていませんけど。守備はとにかく連携がまだまだ、西とヒデ(鈴木選手)とのトライアングル、オレとハット(服部選手)とのトライアングルの関係がまだまだなんでね、近くにいてもうまくいっていない部分もあるし、もちろん離れすぎていたら上手くいかない部分もあるし、その辺はまだまだ時間がかかるとは思いますね。
- 服部 年宏選手
- 攻撃の時のアイデアが、もう少しあっても良いかなと思う。最後の方はカウンター合戦になっていたから、どうしようもないけど。
前半少し重過ぎたからね。相手のワイドな感じに思い切り引っ張られていたから、それを少し修正してこっちのボール、あとはセカンドボールが拾えるようになってきたので、それでリズムが出た感じだったけど、やっぱり最後の決定力というところで、まだまだ足りないところがあったような感じだった。
Q.開幕まで時間がありませんが、どの辺を(修正すれば)?
A.とりあえず後ろさえ安定しておけば、大崩れは無いだろうから、あとは前の練術を、もうあとは代表が帰ってきて、そこを上手くミックスすればというところだけど。
- 船谷 圭祐選手
- とりあえずもっとコンディションを上げて、チームの中でもっと話し合っていきたいと思っています。
正直自分的には全然良くなくて、ストレスも溜まっていたし…というゲームでしたけど。
Q.今年に入って練習試合は3試合目でしたが?
A.前半はけっこうやられてたんですけども、後半の方がボールも回せてて、後半は良い形でいっていたと思います。
Q.もう少しシュートが欲しかったのでは?
A.そうですね。やっぱりシュートが少なかったと思います。みんな意識はしているとは思うのですが。
Q.打てるチャンスが無かった?
A.それもあるんじゃないでしょうか。
Q.自分たちのミスからピンチを招くことが多かったように見えますが?
A.そうですね。やっぱりパスミスが多かったし、僕も、やっぱりそこはしっかりとやっていかないと、パス回しという面では厳しいところです。
Q.チームとして機能するには、何が足りないと思いますか?
A.僕が左の時は、ポジションが入れ替わるので、その時に、入れ替わっている時にボールを取られたりするとやっぱり、守備の態勢が悪くなって、相手にそこを使われるので、そういうのは無くさないといけないと思います。
- 中山 雅史選手
- 勢いづいて前に行ってしまったのが前半の最後に相手に攻め込まれた場面を作ってしまったかなと思いますが、少しずつでもいい感じだと思います。全てがパーフェクトではないですが、少しずつチームとして熟成していければいいと思います。
Q.いろいろ長短おり交ぜてバックラインからの長いパスも出ていましたが。
A.ディフェンスの部分はそれなりに修正点がわかりますし、そこをしっかりと対応していけばいいと思います。後はやはり攻撃の中で工夫をしていかないと点は取れないと思います。監督もボールも人も動かしてということを言っていますし、それでなければボールも繋がらずおもしろい攻撃もできないのでそういう部分を後2週間でやっていければと思います。
- 菊地 直哉選手
- 相手が前からプレッシャーをかけてきたのでもっと簡単にやってもよかったというのはありますけど、相手もすごく走っていましたし、そういう意味で後半に勝負という感じでやっていたんで。もっともっとうちのチームは走らないといけないですね。
Q.カウンターへの対応は?
A.特に前半はあまりよくなかったですね。でも後半はハーフタイムで修正できたというのがこれからに繋がっていくと思います。後半、ファブリシオとかがすごく意識してやってくれたのでその分一つレベルが上がったかなと思います。
Q.ラインの高さの設定についてはどうですか?
A.一昨日くらいに紅白戦をやったのですが、その時は非常に低い位置でやってうまくいかなかったので、今日はまぁまぁ高い位置でできていたのでよかったと思います。
- ファブリシオ選手
- 今回は親善試合ということでしたが、公式戦の3ポイントをとるのと同じ気持ちで戦いました。というのはホームゲームだったからです。今日はシーズン最初のゲームということで、このゲームは今シーズンに生きてくると思います。すなわち、ゲームの中で修正点を見つけて今回のゲームをうまく利用してチームをよくしていきたいと思っています。今日はたくさんのサポーターの皆さんが応援してくれて感謝したいと思います。サポーターの皆さんの声援をこれからの自分たちの力にしてどんどん勝っていきたいです。特にホームゲームは全部勝ちたいです。
Q.試合の中での修正点とは?
A.まず最初の修正点は勝てなかったということ。やはり勝利を目指していかなくてはいけません。それから相手が息のつく間もないくらいにもっともっとプレッシャーをかけていきたいと思います。
Q.自分自身のプレーに対する満足度は?
A.今日はデビュー戦ということだったのですが、自分の個人のことは考えずにチーム全体をもっと考えていきたいと思います。自分の印象としてはなかなかよかったとは思いますが、まだまだ上昇していけると思います。チームとしても修正して強くなっていかなくてはいけないと思います。
Q.チームでの役割として意識していることは?
A.ボランチの仕事の基本的なことですが、タイトなマークですね。それから自分より後ろにパスされないというせき止める役ですね。それからチャンスがあれば前に上がっていくということだと思います。
Q.攻撃面でもかなりシュートを狙うシーンも目立ったと思いますが。
A.積極的に上がってシュートをするというのは自分のプレースタイルの一つであると思います。今週中にもっとシュートをうまくなるように練習したいと思います。特に相手がひいて守ってきたときには、後ろから駆け上がった選手がシュートを打つというのが非常に効果があると思うのでそういう所に磨きをかけていきたいと思います。
Q.ジュビロのスタッフや選手の印象はどうですか?
A.全ての選手が質の高いいい選手だと思っています。どの選手が先発で出てもおかしくないと思います。最近のサッカーというのはいい選手が集まったとかテクニックだけでは勝てません。それよりもっと大事なことは勝つという執念ですね。そういう気持ちをもって戦っていけば目標に到達できると思っています。
Q.今日の試合の中で自分のイメージでいいプレーができたというのは具体的にありますか?
A.サイドを使ったプレー、サイドを追い越していくようなプレーがよかったと思います。中盤でのパス回しもいくつかいい場面がありました。特に後半は相手にプレッシャーをかけていいプレーができたと思います。次回からはそれが90分続くようにしなければならないと思います。