鹿児島キャンプ練習試合第1戦
試合日時:2006年02月06日(月) 15時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 80分(40分×2本)
- 鴨池陸上競技場
- 100人
- 雨のち曇
- 水含み
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
森下 俊 | 前半4分[得点] | |
中村 豪(out) → 船谷 圭祐(in) | 後半12分[交代] | |
岡本 達也 | 後半15分[得点] | |
八田 直樹(out) → 松本 拓也(in) | 後半26分[交代] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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山本 昌邦 | 監 督 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- 試合中継に関してのお知らせ
- 本日の練習試合は40分×2本となります。また、相手チームのリザーブ選手数が多すぎて、リザーブ選手の枠に入りきらないため、選手交代は中継レポートの文章内でご確認ください。
- みどころ
- キャンプインして5日目。鴨池陸上競技場には、このキャンプ初めての雨が降り続く。時折激しく降る中、いよいよ実戦でのトレーニング、チーム作りが始まる。練習試合の初戦は、昨年と同じ対戦相手・鹿児島実業高校だ。鹿児島実業高校は今年の全国高校サッカー選手権準優勝チームで、ジュビロは去年の対戦では苦杯をなめさせられているだけに、気持ちも引き締めて臨めそうである。どの選手がどんなプレーをするのか?オフ明け間もないこの時期の試合なので、まずは「内容」を重視したい。とはいえやはり勝負事。ぜひ勝って気持ち良くこの先のキャンプ、そしてチーム作りにつなげたい。
- 前半15分まで
- ゲームキャプテンは背番号8・菊地が務める。まずは右にエンドをとるジュビロ。円陣を組み、大きな声で気合いを入れ、2006年最初にゲームがキックオフ。鹿実ボールから始まった。
1分お互いにまずは様子をみる。パスをつなごうとするが、どちらもなかなか上手くつながらない。
4分いきなりジュビロが先制!左のCKを上田が蹴り、ゴール前PKポイント当たりに上がっていた森下 俊の頭がキレイに合ってゴール左へ突き刺した。1-0。
9分上田のパスミスから鹿実はゴール前シュートを狙うが、菊地・森下がカバーし、ミートさせない。
10分鹿実はそのCKからファーサイド楠木がシュートを打つが、GK八田ががっちりとキャッチする。
11分ジュビロは相手の左裏を抜けたボールを岡本が追い、中を見てパス。フリーで森野が受け、飛び出したGKの動きを見計らってループシュートを放つが、これは惜しくもバーを越えてしまう。決定的チャンスを逃してしまった。
15分ジュビロはハーフライン付近から中島がロングパス、藤井が飛び出すが相手GKも反応しており、一歩先にキャッチする。
- 前半30分まで
- 17分水を含んでスリッピーになったピッチに、足をとられる選手もいる。しかし、雨が止み、薄日が差し込んできた。
19分ジュビロは再び左CKのチャンス。上田の速いボールにゴール前でヘッドを狙うが、相手DFにクリアされる。しかしそのこぼれ球を中島が走る込んでミドルシュート!抑えた良いシュートだが、惜しくもバーを越えてしまう。
21分藤井の左CKのクリアボールを、白井、犬塚とつないで、混戦からラストパスが上田に渡りシュート。しかしこれも枠外。
24分左サイド森下からのセンタリングに中島がGK正面でシュート。しかしミートせず鹿実GK木下がキャッチする。
26分鹿実は右のショートCKから川崎がセンタリングを上げるが、ゴール前の玉利はオフサイド。
28分右サイド犬塚が縦へのロングパスを出し、岡本が合わせてランニング、ゴール前藤井へ絶妙のラストパスを送るが、フリーの藤井はシュートをふかしてしまい、ノーゴール。またしても決定的場面に決めることができなかった。
- 前半40分まで
- 31分鹿実は右サイドバックの前原がセンターライン当たりからロングシュートを狙ってくる。だが八田が落ち着いてキャッチする。
33分ジュビロは中島から森野がヒールで落とし、ラスト中村がシュート。しかし正面で鹿実GK木下がキャッチする。
38分鹿実・尾上のボールを白井が奪う。しかし後がつながらなかった。
39分鹿実は玉利がシュート。しかし、ゴール左横を通り過ぎる。
40分ロスタイムはなく、前半終了。
- 後半15分まで
- 鹿実は9番に代わって11番、6番に代わって2番に選手交代する。左エンドのジュビロボールから後半キックオフ。
24秒中から右にボールが出て、藤井がドリブル、クロスを入れるが、絶好のタイミングで走り込んだ岡本がシュートをミートできず枠外へ。どうしても決められない。
2分鹿実はゴール前にボールが出るが、11番がオフサイド。
4分鹿実がチャンスを作り、左からのクロスに19番がシュートを狙うが、森下が体を張ってカット。ピンチを凌いだ。
7分鹿実は7番玉利が勝負をしかけ、混戦の中ラストパスを19番守永(弟)に出すが、そのシュートはGK八田がしっかりとキャッチする。この時間帯は鹿実が攻めつつある。
9分ジュビロは左のCKから犬塚がヘッド。しかしGK木下が反応し、ゴールから掻き出す。
10分ボールを持った藤井が自分でドリブル、ゴール前まで攻め込んでGKと1対1になったところでシュート!だがまたしても正面に打ってしまい、キャッチされる。
11分岡本も勝負。ゴール前で相手DFをしっかりと交わし、GKと1対1でシュート。しかしこちらもGKに阻止され、ノーゴール。
12分ジュビロは選手交代。中村に代わって船谷を入れる。
- 後半30分まで
- 15分ジュビロは右サイドの犬塚からの絶好のセンタリングに、ゴール前の岡本は頭を合わせてゴールイン!ようやく2-0とした。
19分鹿実は後半から入っていた13番に代わって10番が入る。
21分ペナルティエリアぎりぎりの良い位置でもらったFKを上田が直接狙うが、おしくもバーの上。
22分DFからのロングボールが鹿実ゴール前へ出て、とびだした白井がシュートを打つがGK木下の好セーブでまたしてもクリアされる。そのこぼれ球に藤井が詰め、再びボレーシュートを打つが、DFに当たってしまう。
26分ジュビロはGKを八田から松本に代える。
29分藤井へスルーパスが出るが、オフサイドの判定。
- 後半40分まで
- 34分試合が膠着状態だ。なかなかラストまで形が作れない両チーム。
35分森野から白井へ出て、ヒールパスを藤井がシュート。しかしGKが外へはじく。
39分ジュビロは左中央から上田が縦のクロス、ラストは船谷が頭でシュートを打つが、GKにキャッチされる。
40分ゴール前フリーでボールを得た岡本がシュート。しかしバーに当ててしまいまたしてもゴールならず。会場から溜息がもれる。
41分ここでタイムアップ。2-0、まず初戦を勝利で飾ることができた。
選手、監督コメント
- 山本 昌邦監督
- Q.試合の感想は?
A.みんな体が重い中で意欲があり、アグレッシブにプレーしてくれたのでこれを継続していくことだと思います。初めての試合なので、個々の課題も見つけて伸ばしていくという感じですね。
初めての選手もいるので個性もわかるし、その割には意外とコンビネーションもできて機能していたので、あとは細かな質を上げていくというのと、若い選手なので個々のベースアップというのが課題になると思います。
後はチーム全体の課題でもあるフィニッシュ、ゴールということです。
Q.10点くらい入ってもいい試合だったのでは?
A.チーム全体のイメージはよかったと思うので、まだシュート練習してないのでこれは仕方ないと思います。
Q.菊地選手がすごく声を出してリーダーシップをとっていましたが。
A.そうですね。経験も違うし、あえて今日は細かな役割というか、リスタートとかを含めて全部動かせと言いました。そういう中で考える力が養わっていけばいいと思います。
Q.船谷選手については?
A.やっぱり去年Jでそれなりの経験をしてるし、圭祐の場合はもう少し違うところに目標をおいていると思うので、まだ若いんですけど、トップでポジション争いに加わりたいという意識はありますから。
Q.新加入の2人(犬塚・森野)はどうですか?
A.新人研修で一時チームを抜けていて、コンビネーションを心配していたのんですが、そこそこやれていたんで個性をどう生かしていくのかということとジュビロのスタイルをどう吸収していくかが課題になると思います。
Q.2トップの2人(岡本・藤井)はどうですか?
A.見ての通り、いい動きはしていたと思います。
チャンスは作っていたし、早い時間で点を取れれば彼らも余裕ができたと思いますけど、ライバル意識もありますし、お互い隣に取らしたくない、という感じで強引に打っていたのでよかったと思います。
Q.カレン選手については?
A.今日は膝の疲労があるので調整してやっています。リスクは負いたくない時期なので、最悪な状況ではないので少し休めばすぐ戻れるという状態です。
- 森下 俊選手
- Q.3バックの組織も、ラインの上げ下げがしっかりとできていたのでは?
A.そうですね。菊地くんがしっかりと引っ張ってくれて良かったです。
全体的に、みんなミスが多かったので、もっとくさびのボールとかワンタッチとかを丁寧に出していきたいです。今日は、相手もあんまり前からガツガツ来る感じではなく、ボールを蹴るだけだったので、楽な部分はありました。
(得点は)久しぶりに気持ちの良いシュートでした。
- 船谷 圭祐選手
- FW2人がしっかりとコースを限定して放ってくれてたので、僕は間に入って中のパスコースを消してという感じだったので、やりやすかったです。
鹿実は去年の練習試合で負けていたので、やっぱり意識して臨んだ部分はありました。勝ちたかったので、勝てて良かったです。
身体的に疲れはありますけれど、それはキャンプなので仕方がないです。これからキャンプの後半しっかりアピールして、開幕はメンバーに入っているようにしたいです。今年は、トップのチームにたくさん出て、ぜひ優勝できればいいなと思います。
- 岡本 達也選手
- どんなに決定的なチャンスを作っても、決めなきゃどうしようもないんで… 頑張ります。森野選手とも、いろいろ話してコミュニケーションをとるようにしています。
Q.体は重いですか?
A.いいえ、そんなこと無いです。まだコミュニケーションのミスと自分の凡ミスが多いので、これからもっともっと練習して、合わせていくところは合わせていきたいです。アピールするには点をとるしかないですからね。
- 藤井 貴選手
- 身体が重かったです。後半に入ってちょっと良くなったかな、とは思ったんですけどね。あとはシュートを決めるだけです。
Q.周りとの連携的にはある程度できているのでは?
A.よくできていたと思います。あとはフィニッシュを決めるだけです。あれだけ外してしまうと、ちょっとまずいですね…