2006 J1第33節
試合日時:2006年11月26日(日) 14時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 静岡スタジアム エコパ
- 37,711人
- 17.1℃/63%
- 曇/弱風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 石﨑 忠利
- 吉田 寿光
- 宮島 一代/相樂 亨
- 小椋 剛
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半36分[警告] | 岡崎 慎司 | |
前半39分[警告] | 市川 大祐 | |
後半6分[警告] | 青山 直晃 | |
服部 年宏(out) → 茶野 隆行(in) | 後半10分[交代] | |
前田 遼一 | 後半14分[得点] | |
後半20分[交代] | 平松 康平(in) ← 高木 純平(out) | |
福西 崇史(out) → 西 紀寛(in) | 後半21分[交代] | |
後半37分[交代] | 太田 圭輔(in) ← 枝村 匠馬(out) | |
後半42分[交代] | 平岡 康裕(in) ← 山西 尊裕(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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アジウソン | 監 督 | 長谷川 健太 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 残り2節、ホーム最終戦は静岡ダービーで締めくくる。ここまで4位と5位の清水と磐田。この試合、勝った方が4位となり最終順位へ向けて負けられない一戦となった。順位以上にサポーターが熱くなる理由はやはりダービーということ。同じ静岡県内のチームには絶対に負けられないという強い思いがある。すでにサポーター同士のバトルは始まっている。もちろん選手にも伝わり特に県内出身選手にとっては特別な意味がある。会場となる静岡スタジアム・エコパの天候は曇り、思っていたよりは暖かいがコートも準備して観戦してほしい。芝は良好、その他も完璧なピッチが用意されている。両者慣れたピッチで最高のサッカーが見られることは確実だけに、あとは選手のコンディションだろう。胃腸炎や風邪が流行るこの時期、心配な選手もいるがグラウンドに出てくればそれも吹き飛ぶはず!好調なのは前田遼一・太田吉彰・菊地直哉・犬塚友輔、そして川口能活・鈴木秀人・服部年宏が守備を固める。体調不良だった福西崇史も戻り楽しみな試合となる。ベンチのカレン ロバート・中山雅史・西紀寛・船谷圭祐の投入もみどころだ。対する相手のキープレーヤーはやはり藤本淳吾だろう。前節ではハットトリックを決め乗りに乗っている。その他はチョジェジンに要注意!前回の対戦では0-2で敗れているだけにこの試合は絶対に落とせない。アジウソン監督も「今回は見ていてください。以前とは全然違うはず!」と意味深な自信を漂わせる。ホーム最終戦、気持ちよく勝利しひとつでも上の順位へ、そして天皇杯・2007年へ繋げたい。静岡ダービーは何かが起きる。
- 前半15分まで
- 清水ボールでキックオフ、立ち上がり早々に藤本淳吾が右サイドから中に入り左足のシュートを放つ。得意な形、気を付けたいプレーだ。磐田は登録とは違い、4バック。左から服部年宏・大井健太郎・鈴木秀人・犬塚友輔。ボランチに菊地直哉とファブリシオ。オフェンシブに上田康太・福西崇史、その前に太田吉彰がいてFW前田遼一。清水もチョジェジンのワントップ気味で岡崎慎司が後ろにいる。左の藤本淳吾に右の高木純平。枝村匠馬が前で伊東輝悦が下がり目という布陣。4バックは左から山西尊裕・高木和道・青山直晃・市川大祐。
5分、清水の左サイドからFK。藤本淳吾が蹴りGK川口能活の前でチョジェシンが触るがゴール左に外れる。危険なプレー。
6分、ペナルティエリア内でチョジェジンにコントロールされ左足シュートを打たれる。GK川口能活がキャッチするがそこに岡崎慎司がしっかり詰めていた。序盤は清水がペースを握る。
8分、市川大祐が右サイドを走る。藤本淳吾からのスルーパスでセンタリングまで持って行くがゴールラインを割っていた。
9分、右からまたも市川大祐が駆け上がりセンタリング、チョジェジンの頭にぴったり合い決定的なシーンを作られる。ここは川口能活がスーパーセーブを魅せるが危険な時間が続く。清水のワイドな攻撃についていけない磐田。中もマークがズレ川口能活が修正を怒鳴り指示する。
12分、大井健太郎のクリアを相手に詰められる。リズムが掴めない磐田のパスが繋がらない。犬塚友輔から鈴木秀人からもパスがズレる。13分、福西崇史から前田遼一へ縦パス、太田吉彰も使い変化をつけて行くが難しい時間帯。
14分、福西崇史が身体を張り太田吉彰を使い前田遼一の前へ。ボールが流れてしまうが初めてゴール前にボールが送られる。
15分、清水の左サイドから藤本淳吾のFK。これは福西崇史が頭で弾くが集中したい展開が続く。
- 前半30分まで
- 17分、右サイドで受けた前田遼一がペナルティエリア内へドリブルで侵入。得意のまたぎフェイントを使いながらDFとDFの間からシュートを狙う。しかしゴール上を超えてしまう。
18分、前田遼一が粘りこぼれたボールを服部年宏が太田吉彰へダイレクトパス。太田吉彰が縦に抜け出すがオフサイド。切り替えの早い展開だったが清水も簡単に許してくれない。
19分、ゴールから30mの位置、藤本淳吾のFK。直接狙ってくるがGK川口能活が左へ動きキャッチ。
21分、清水の攻撃。高木純平→チョジェジン→伊東輝悦→山西尊裕とボールが回るが磐田がしっかりプレスをかけ前には来させない。
22分、センターサークルにいた福西崇史かあ右アウトサイドで太田吉彰へスルーパス。上手くDFラインを飛び出すがGKのカバーにキャッチされる。
23分、磐田の中盤でのパスミスから数的優位で仕掛けられる。鈴木秀人がプレスに行き大井健太郎がパスをカットするが不注意な展開にリズムが悪い。
25分、磐田の攻撃する時間が続いたが決定的なパスは送れない。上田康太・菊地直哉・ファブリシオなどが展開できずFWへパスが入らない。
27分、細かいパスを左サイドで繋がれ山西尊裕から高木純平に繋がれる。センタリングを大井健太郎がカットするがクリアするのがやっとで繋がらない。
29分、上田康太が中盤でコントロールし太田吉彰の上がりを待つと左サイドに出た太田吉彰をタイミング良く使う。1対1となり中に切り替えして右足シュートを放つ。GKの上を越えゴール右にギリギリ外れてしまう。惜しい展開。
30分、菊地直哉から福西崇史にスルーパスが出るが福西崇史の後ろを通り過ぎてしまい繋がらない。少しパスが回るようにはなっていきが未だ清水のリズム。
- 前半45分まで
- 33分、菊地直哉が中盤でボール受けると攻撃のスイッチが入る。福西崇史・太田吉彰が前線に流れる。太田吉彰をおとりに使い、菊地直哉が右サイドへ突破。ペナルティエリア内で福西崇史に繋ぐがスライディングシュートはDFへブロックされてしまう。この試合、初めての決定機。徐々には良くなっているがアジウソン監督は前に出て不満そうな表情。
35分、犬塚友輔と高木純平が競り合いボールが高木純平へこぼれてしまう。速攻のような形で数的不利な状況、逆サイドへ展開したところで服部年宏が戻りスライディングカット。ボールの奪われ方も良くない、どうしてもリズムが掴めない。
37分、ファブリシオがシュートを狙いに30mの位置から横にドリブル、何度か打とうとするが打たせてくれない。
38分、ペナルティエリア内で福西崇史・菊地直哉が粘り詰めるがシュートは打てない。
40分、大きな展開が続き枝村匠馬がロングシュート。ゴールマウスを大きく外れるがシュートシーンは清水の方が多くある。
41分、大井健太郎がボールを持つとチョジェジンが激しく詰める。足を蹴られファールをもらうが危険なシーンだ。
42分、太田吉彰から前田遼一の頭というホットラインでヘディングシュート!ミートせずGK正面だが、今日は少ないチャンスをモノにしなくては展開が変わらなそうだ。
44分、犬塚友輔からのロングフィードで前田遼一がDFラインの裏へ出る。GKと競り合うがパンチングで逃げられる。
前半のロスタイムは1分。前半は清水がリズムを掴んでいた。しかしやられてはいない、アジウソン監督の修正してくる部分にも注目される。こうした試合をモノにしたい!
- 後半15分まで
- 選手交代なしで後半スタート!磐田ボールで前線へボールを運ぶ。
1分、福西崇史から縦に抜け出した菊地直哉へ。しかし前を向けず前田遼一へのラスパスをヒールで送ることになる。GKにキャッチされチャンスは作れない。
3分、左から中に入ってくる藤本淳吾のループシュートが川口能活の頭を超える。ボールはゴールバー直撃、やはりこの選手には要注意。後半も清水のリズムでゲームが進む。
5分、清水の左からのCK、ファーサイドにボールが飛ぶが大井健太郎が厳しくマークに付き動かせない。
6分、青山直晃がトラップミスしたところを逃さないのが福西崇史。縦に抜け出るが青山直晃が身体を当てファールで止めてきた。
7分、FKのこぼれからまたも福西崇史がチャンスを作る。トラップのバウンドが合わずシュートをDFにブロックされる。前田遼一が頭で詰めるがゴール上を超えてしまう。
9分、ベンチでは茶野隆行がスタンバイ。
10分、茶野隆行は服部年宏と代わりDFへ。3バックにし大井健太郎・鈴木秀人・茶野隆行と組む。上田康太を左アウトサイド、犬塚友輔が右アウトサイドで開かせ中盤にファブリシオ・菊地直哉・福西崇史と置き。FW太田吉彰と前田遼一。このシステム変更でどうン流れが変わるか。
12分、右から太田吉彰のセンタリングを清水DFが触りボールが流れる。福西崇史がトラップしGKと接触。このプレーでPKとなり前田遼一がセットする。ゴール隅にしっかり決め先制は磐田。リズムの悪い流れでこの1点は大きい。【1-0】
ここで入場者数の発表があった37,711人。ご来場の皆さん誠にありがとうございます。
- 後半30分まで
- 18分、西紀寛がベンチで準備する。交代するのは福西崇史。病み上がりの福西崇史に代え西紀寛を投入してくる。清水も動いてきた高木純平に代わり平松康平を投入。さあゲームが本格的に動いていくる。キャプテンマークを菊地直哉に渡し福西崇史がベンチにゆっくりと下がっていく。
23分、代わって入った西紀寛が前線からプレスをかけていく。前田遼一がポストになりその後ろから西紀寛と太田吉彰が飛び出す形を作っていく。
25分、鈴木秀人から左の上田康太へ展開、前田遼一と菊地直哉がゴール前に入っていくがクロスは合わない。3バックに変更してからFWへのマークがより厳しくなり両サイドもしっかり掴めるようになっている。リズムが磐田へ傾いている。
28分、平松康平の強引なドリブルで清水が仕掛けてくるが上田康太・菊地直哉・ファブリシオが落ち着いて守備。安定感が出てきた。
残り15分、ここからが正念場だ。
30分、清水の怒涛の攻撃も最終ライン鈴木秀人がしっかりクリア。粘りある守備で凌いでいる。
- 後半45分まで
- 33分、太田吉彰が中盤で粘り西紀寛に繋げると西紀寛がDFと1対1の勝負。抜ききらず右足でシュートを放つがDFに当たってしまう。
34分、太田吉彰が中盤で持つとDF3人の間をドリブルでスピードの緩急を使い突破をしかける。右に流れセンタリングにニアを前田遼一、ファーサイドを西紀寛が飛び込むがあと一歩届かない。
36分、右に出たチョジェジンからのセンタリングにシュートシーンを作るが味方ぶつけゴールマウスへは飛ばなかった。助かった展開、流れが磐田にあることを証明する。清水ベンチは太田圭輔を準備、枝村匠馬と交代する。
37分、西紀寛がDFラインの裏に飛び出すがオフサイド。
39分、チョジェジンへ大井健太郎が前で勝負。何度も跳ね返し起点を作らせない。40分藤本淳吾が左サイドから二人を交わし突破してくるがセンタリングが合わない。
40分、チョジェジンに大井健太郎がマーク、チョジェジンがイライラとストレスを感じている様子。
41分、左から上田康太がCKから逆サイドへボールが流れると犬塚友輔からクロスボール、前田遼一が頭で合わせるがゴール左へ外れる。43分、平岡康裕を投入し高さを増してくる。前線へ張りゴール前へ、しかしボール奪った磐田は速攻をしかける。ファブリシオがドリブルで上がり、太田吉彰と前田遼一が出る。太田吉彰へパスを出すがズレてタッチラインへ。
ロスタイム、右から藤本淳吾のCK。これを川口能活がキャッチし大きく展開。上手く時間を使い川口能活が大きく蹴ったところで試合終了。大きな大きな勝ち点3をゲットした。マンオブザマッチは前半のスーパーセーブで勝機を掴んだ川口能活。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 アジウソン 監督
- 前半難しい点がいくつかあった。相手に支配された部分もあり、パスミスもあり、そのパスミスからカウンターをくらい、前半はあまり内容的には良くなかった。後半になってシステムを変え、西が空いたスペースをうまく使えるように指示して、多少良くなった。でも今日の試合で一番大切だったのは勝利であり、勝ち点を多く取ること。もちろん今日の試合はダービーマッチだったので、パフォーマンスも変わってきて、いつものジュビロとは違ったかもしれないが、今日は勝つことが出来て、これが本当に一番大切だったので、良かったと思う。
Q. 静岡ダービーで清水に対して分がいいが、なにか秘訣があるのか?
A. 秘訣はない。サッカーは常に集中力を高くして、その場で持っているものを出し切るというのが大切だと思う。今日は前半は良くなかったが、後半はうまくできたと思う。特に秘訣はない。
Q. 福西選手の交代の理由は?
A. 相手の25番(市川選手)がよく上がってきていたので、その分(裏に)スペースが空いていて、そこに西を使いたかったので、福西と交代した。太田が伊東選手をマークし、2トップが出来るだけ裏を狙うという形を考えた。
Q. この試合の結果4位になったが?
A. 昔のようにファーストステージとセカンドステージで分けていれば、ジュビロはセカンドステージの首位に立てたかもしれないが、しかしセカンドステージがなくて残念。次のカシマ戦を全力で戦って、できるだけ川崎フロンターレに近づけるようにやっていきたい。
- 清水エスパルス 長谷川 健太 監督
- ここまで圧倒していて勝てなかったのは、非常に残念でならないし、非常に多くのエスパルスのサポーターがエコパに駆け付けて、その前でジュビロに負けたのは非常に悔しい思い。うーん、、、。本当に申し訳なかったと思う。1チャンスを決められて、そこがまだまだ力のなさと言ってしまえばそうなのかもしれないが、負けた気がしないというか、消化不良というか、、。どうしてもっともっと圧倒できないのかという部分で、まだまだ。この辺が今シーズン、本当の意味での優勝争いに加われなかった部分だったのかなと思う。ただ、最終節を残して、まだ4位になる可能性もあるので、キチッと最後のホームのゲームに勝って、5位以内という目標を達成できるように、気持ちを切り替えていくしかないと思っている。
Q. 藤本選手が前2試合のようなキレのある動きができていなかったと思うが、疲れか?
A.それも多少あったと思うが、でも彼らしいループシュートもあったし、切り込んでクロス(もあった)。最後のところでタッチが微妙に合わなかったというところはあったと思う。ただ、彼らしいプレーと言うのは随所に見られた。残りの1試合と天皇杯で期待していきたい。
- 菊地 直哉選手
- 前半エスパルスが良いプレッシャーかかっていて、僕たちもミスが多かったですが、そこで(川口)能活さんが防いだことは良かったのではないでしょうか。前の試合でもそうでしたが、後半茶野さんが入ってからはだいぶ落ち着きました。
(今日はボールの)転がりがあまり良くなかったけど、そういう時もあるだろうし。僕(中盤)が全然(ボールに)触っていなかったので大味なゲームになってしまった。
Q:そうなった原因は?
A:ミスも多いし、サポートする選手も少なかった。もちろんエスパルスが良かったというのももちろんあると思います。
こういう試合ももちろんあると思う。その中で勝てているというのは後ろの守備陣が粘ってくれたおかげだと思うし、0で抑えられて良かったです。前半ビルドアップで上手くいかないところもありましたけれど、ヒデさん(鈴木秀人選手)も健太郎(大井選手)も集中していました。
- 大井 健太郎選手
- 結果が出てくれて良かったです。
ビルドアップのところで、芝生などの問題もあって球足が悪かったから、みんなのパススピードが遅くなって、後ろで回しているところを相手に狙われやすくなっていたので、そこのパススピードをもっとしっかりとしていけば良かったと思います。
- 川口 能活選手
- みんなモチベーションはあったはずなのですが、ゲームへの入り方がよくなく、それは調整が上手く行かなかったことだと思いますし、気持ちは高ぶってはいましたけどコンディションというところであまりよくなくて、気が付いたら前半38分ぐらい経過していて、そこからボールが回るようになり、動き出しも良くなった。その悪い時間帯を耐えたことがよかった。今まででしたらその時間帯でやられてしまったかもしれませんし、それをゼロに抑えたのがよかった。
勝利に対する執念ももってきていますし、踏ん張りどころできっちりと踏ん張っているという部分が進化している。そういう課題が克服されつつあるので自信をもってやりたいが、ただ過信は絶対にいけない。まだまだ課題はいっぱいあるし、ミスも多く試合に対する入り方も完全ではない。まだ相手を圧倒する力はないので。。
勝てば全てポジティブに受け止められますし、話し合いも積極的にできる。負けてる時は話し合いもなかなかできなくなってしまうので、こういうときにチームが何をすべきかを話すべきだと思います。
- 太田 吉彰選手
- 清水の選手が積極的に来ていて、前半のスタートからジュビロはボールも回らなく攻められていましたが、それを0で守備の人がしっかり抑えてくれて、後半は絶対に点を取って勝とうということをハーフタイムに言って、チャンスがたくさんあった訳ではありませんが、しっかり決めて勝ててよかったです。
(ポジションは)いつもより前ぎみにいて、ディフェンスの裏に飛び出してくれということを言われていたので、なかなかボールも触れなかったですが、チャンスを狙っていたのでもう少しボールに絡められたらと思ってました。
Q.短い時間でしたが兄弟対決については?
A.裏を狙っていたのですが、向こう(太田圭輔選手)の方が元気だったのでなかなか突破できずに、こっちも足にきていたので勝負はしなかったですけど。みんな全く同じ走り方したやつが出てきたって笑ってましたけど
- 福西 崇史選手
- クリアに当たったのは偶然。前にこぼれたので行こうかなと思ったらキーパーに当たった。
前半はこぼれ球を拾われ、押されっぱなしでした。相手の方が動いていたし、出足の意識や気持ちの問題もあるかもしれない。でもそこで抑えられた能活のセーブもあるしデフェンスラインも体を張っていて、抑えられた分後半には自分たちの回す時間も出来たのではないか。
- 服部 年宏選手
- 一つもセカンドボールを拾えず、今日は予測も悪いしポジショニングも悪かった。
(藤本選手に対しては)基本的に自分がついて外へ外へやらせていた。逆に市川が見れなくなってやられるところがあった。ボールがつながらないとジュビロのサッカーではない。カウンターもスピードが落ちてしまうのがつらい。今日は勝っただけでエスパルスの方がいいサッカーをしていたと思う。
- 鈴木 秀人選手
- 前半はボールも回せていなかったし、連携も上手くいかず守備も固定になっていた。それでもゼロで凌げたのがよかった。(ゼロで凌げたのは)集中力だと思います。守備の時の集中力はよかったが、攻撃の時の集中力が相当なかった。パスミスもあった。エスパルスのひいて守る戦術がしっかりしていたのでもう少し工夫してできればよかった。後半はエスパルスも間延びしてきた感じがあった。前半に自らスペースを作る動きをすればもっともっとよくなると思う。今は結果がついてくるだけいいかなという感じです。残り1試合勝てば4位は確定するので、しっかり勝って終わりたいです。
- 前田 遼一選手
- 僕自身はあまりひきすぎるなと言われていたので、それを意識しました。前半はスペースを消してしまったことも多かったので、ひいたり流れたりして(スペースを)消さないようにしたいです。デフェンスが踏ん張ってくれたのでもう少しキープできたらよかったです。早く攻めるという意識はありますが、今日はなかなか上手くいかなかったです。
(PKは)狙った通りです。キーパーの動きは見ず、決めてました。
(清水は)一人一人の能力が高いので強いというイメージがあります。青山選手は人に対して強いので、うまく味方を使って送りたかったのですがうまくできませんでした。