2006 J1第30節
試合日時:2006年11月11日(土) 15時03分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 長居第二陸上競技場
- 7,873人
- 16.8℃/77%
- 雨のち曇/弱風
- 全面良芝、水含み
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 松浦 敏夫
- 岡田 正義
- 名木 利幸/石沢 知
- 辺見 康裕
- 福田 幸夫
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半12分[得点] | 太田 吉彰 | |
前半16分[得点] | 船谷 圭祐 | |
大久保 嘉人 | 前半40分[得点] | |
下村 東美 | 前半44分[得点] | |
ピンゴ(out) → 名波 浩(in) | 後半9分[交代] | |
後半20分[警告] | 福西 崇史 | |
後半27分[交代] | 大井 健太郎(in) ← 船谷 圭祐(out) | |
後半31分[得点] | 太田 吉彰 | |
徳重 隆明(out) → 苔口 卓也(in) | 後半32分[交代] | |
後半38分[交代] | カレン ロバート(in) ← 福西 崇史(out) | |
河村 崇大(out) → 柿本 倫明(in) | 後半42分[交代] | |
前田 和哉 | 後半44分[警告] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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塚田 雄二 | 監 督 | アジウソン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第30節のJリーグ2006、会場はアウェイ・長居第二陸上競技場。相手は降格争いの真っ只中のセレッソ大阪。天候は雨、ピッチにも水が含みボールの転がりが心配される。スリッピーな芝、そして肌寒くなってきた気候もポイントとなるだろう。セレッソといえば、何と言ってもレンタル移籍中の名波浩選手と河村崇大選手。先発には河村崇大選手の名前が並び名波浩選手はベンチスタートとなった。控え室前にあるウォーミングアップ場では名波浩選手とジュビロの面々が挨拶を交わすシーンが見られた。お互いのチーム状況そして調子を伺う。磐田のメンバーはGK川口能活は変わらず、DF田中誠の離脱で金珍圭と鈴木秀人がセンターを組む。鈴木秀人も怪我をかかえているだけに心配だが、ピッチに立てば集中したプレーを見せてくれるはず!右は絶好調の犬塚友輔と服部年宏の出場停止でいない左に上田康太が下がる。ボランチは菊地直哉とファブリシオ。そして今日は攻撃的MFに福西崇史・船谷圭祐・太田吉彰と3人が入った。そしてFWに前田遼一。登録では太田吉彰がFWとなっているが、このポジショニングが今日もポイントとなるだろう。アジウソン監督のセレッソ対策がどこまで機能するか!?ベンチに座る、中山雅史・カレン ロバート・西紀寛、更に初ベンチの中村豪にも注目が集まる。セレッソ大阪はここから一戦一戦が正念場。大久保嘉人&西澤明訓には以前にも手こずる場面も多くあった。この二人には最善の策と取りたい。ポスト名波浩と呼ばれる船谷圭祐&上田康太の活躍も見所だ。
- 前半15分まで
- ジュビロ磐田ボールでキックオフ。
開始1分、オープニングシュートは左サイドから突破されマイナスのボールに河村崇大だった。ゴール左に外れ、落ち着いて川口能活が流す。
3分、磐田の右サイドを太田吉彰が突破、センタリングに前田遼一が合わせゴールマウスを外れる。そこに福西崇史が頭で飛び込みシュートを狙うがゴール左に外れてしまう。セレッソは西澤明訓&大久保嘉人の下にピンゴが入り起点を作る。右サイドの山田卓也も要注意だ。
6分、山田卓也には上田康太がしっかり付き自由にさせない。セレッソのボランチ、下村東美と河村崇大には船谷圭祐・福西崇史がプレスをかけていく。
7分、再び右に出た太田吉彰から前田遼一へグランダーの鋭いボールが入るがスライディングでカットされる。
8分、ファブリシオがボールを持つと、太田吉彰・前田遼一・船谷圭祐がDFラインの裏を狙って飛び出す。相手の3バックに対し、ジュビロは前田遼一を中央に太田吉彰と福西崇史、時には船谷圭祐が飛び出す形を多く取る。
11分、左サイドからピンゴがドリブルで仕掛けてくる。対応するのは金珍圭。センタリングを上げられると中で大久保嘉人が飛び込んでくる。GK川口能活が飛び出すが危険な展開。
12分、右サイドで華麗なパスワークが通る。最後は太田吉彰のスルーパスに福西崇史が突破。DFの足に当たると再び太田吉彰の前にボールが転がってくる。左足インサイドで流し込みゴール左ポスト内側に当たり決まる。先制点は磐田!【0-1】
ここまでの時間、磐田のシステムが嵌っている。セレッソの勢いが無いのも気になるがまだまだ油断してはならない時間帯。
15分、右サイドからセレッソのFKがゴール前に上がるが金珍圭が弾く。
- 前半30分まで
- 17分、左サイドから太田吉彰が走りセンタリング、ボールは逆サイドに流れてしまうが福西崇史が拾い再びセンタリング。2列目から飛び込んだ船谷圭祐が合わせ追加点。左右に揺さぶり久しぶりの先発となった船谷圭祐が決めてくれた。セレッソ大阪サポーターが静まり返る。【0-2】
18分19分と立て続けにクロスボールから大久保嘉人が飛び込むシーンが見られるが川口能活の素晴らしい判断で決定機は作られない。21分、前田遼一が左サイドからドリブルでファールを奪うとFKのキッカーは上田康太。ファーサイドに上げ福西崇史が打点の高いヘディングシュートでゴールを狙う。ゴール左に外れるがチャンスはまだまだある。
23分、ボランチの位置で河村崇大がボールを受けるが太田吉彰・菊地直哉とプレスをかけて前に来させない。大きなクロスボールで攻めてくるがしっかり川口能活がキャッチ。
23分、西澤明訓がゴール正面25mの位置でFKを得る。徳重隆明が直接狙ってくるがゴール右に外れた。次の1点が勝負となるかもしれない。注意しなければいけない展開が続く。
25分、徳重隆明から大久保嘉人ラインのクロスボールが再び入る。このラインには要注意。
26分、太田吉彰が相手DFのクリアミスを狙い突破するがシュートは打てない。
29分、右サイドで太田吉彰がボールを受けるとDFとDFの間を福西崇史が走る。タイミング良く抜け出しペナルティエリア内で勝負するが前田遼一へのラストパスが通らない。
30分、中盤でしっかりボールを回しゆっくり崩していく。リズムはジュビロ磐田が完全に握っている。
- 前半45分まで
- 34分、再びジュビロの中盤がボールを回し出す。DFラインにGKも使い幅と深さを使いポゼッションを上げていく。
36分、右の山田卓也からクロスボールが入り西澤明訓がヘディングシュートを狙っていくが金珍圭が身体を寄せ防ぐ。
37分、ボールを回しながら相手が出てくれば船谷圭祐・太田吉彰・福西崇史が飛び出すシーンが出来てくる。
40分、少しゲームがダラダラとしだしたところで大久保嘉人が仕掛けてくる。右サイドから中にドリブルし左足で強烈な弾道がゴールネットへ突き刺さる。流れが悪くなかっただけに痛い失点。【1-2】
こうした展開で流れが傾いてしまう試合を何度も経験しているだけにしっかり立て直したい。川口能活がいつものようにプレスの弱かったDF陣を怒鳴る。
42分、ファブリシオがスラインディングした際に手を痛めピッチの外に出る。
前半ロスタイム1分の表示。左サイドの角度の無いところから下村東美が左足シュートを放つ。展開的にも時間的にも油断があったのだろうか!?信じられない同点ゴールが決まってしまう。菊地直哉のクリアが小さかった展開から前半のうちで同点とされた。【2-2】
振り出しに戻り、ハーフタイム。
- 後半15分まで
- メンバー交代無しで後半が始まる。
1分、西澤明訓が無理な体勢から左足シュートを放つ。DF陣が身体に当てるが集中したい立ち上がり。
3分、右サイドに流れたピンゴをファブリシオがマークする。中に切り返し後ろから出てきた河村崇大の合わせる。
4分、船谷圭祐→太田吉彰の縦ワンツーで右サイドを突破。船谷圭祐がドリブルでペナルティエリアへ侵入するが身体を寄せられシュートが打てない。
5分、西澤明訓のポストプレーに鈴木秀人が厳しく付く。
6分、セレッソの左CK、徳重隆明が鋭いボールを蹴るが菊地直哉がクリア。こぼれ球を再び左サイドからのクロスボールが飛んでくる。大久保嘉人が頭に合わせるがこれはGK川口能活の正面。
8分、ゴール前でピンゴが負傷しタンカを呼ぶ。タンカに乗るとそのまま控え室へ運び出される。ベンチは急いで名波浩を呼んだ。名波浩が登場するとスタジアムが盛り上がる。両チームサポーターが見たかった選手。ここからゲームが動きそうだ。
10分11分と立て続けに名波浩からのスルーパスという展開が飛び出す。絶対にやられたくない相手、トップ下の名波浩に要注意!菊地直哉・ファブリシオが厳しくプレスをかけていく。
12分、フリーで飛び出した太田吉彰が右サイドから狙い済ましクロスボールを上げる。前田遼一がDFの前に飛び出しヘディングシュート、しかしゴールは決まらない。
13分にも太田吉彰から前田遼一というホットラインで仕掛ける。両チームゴール前での攻防が多くなり動きが激しくなっていく。
- 後半30分まで
- 17分、福西崇史が中央からドリブル突破。ゴールまで30mの位置でファールを受ける。距離があったがここは金珍圭の位置。直接狙っていくが強烈な弾道は壁に直撃。跳ね返りを再び狙っていくが足を滑らせ相手と衝突してしまう。
20分、福西崇史と下村東美でルーズボールを競り合った際にイエローカードが出てしまう。
21分、右からのクロスボールに西澤明訓。かろうじてクリアしたボールでCK。これを川口能活がパンチングそして菊地直哉がクリアするが流れがセレッソに傾いている展開。
22分には大久保嘉人が左サイドからドリブル、鈴木秀人が痛めている足を何とか伸ばしカット。
24分、河村崇大そして下村東美とボランチの位置から前線に飛び出して来る。右サイドを抉られマイナスボールのセンタリングに大久保嘉人のボレーシュートが飛び出す。
25分には名波浩から大久保嘉人へのパスを鈴木秀人がカット。
26分には下村東美から西澤明訓への縦パスで左足シュート!これは金珍圭がブロック。
27分、アジウソン監督は船谷圭祐を下げ大井健太郎を投入する。4バックから3バックへ変更。大井健太郎と金珍圭をマンマークさせ鈴木秀人をリベロに置く。そして上田康太・犬塚友輔を高い位置へ上げた。セレッソベンチも苔口卓也を準備。
- 後半45分まで
- 31分、右からサイドチェンジしたボールを金珍圭が左サイドで受ける。左サイドから上げたボールを太田吉彰が頭で合わせゴール左隅へ決める。同点に追いつかれたが再びリード!アジウソン監督も両手を上げベンチ前でスタッフと抱き合って喜んだ。【2-3】
36分、右サイドから犬塚友輔が自分で仕掛けられるようになってきた。ドリブルで一人交わすと太田吉彰へスルーパスを出す。少しずれてしまいGKにキャッチされるが前への展開が多くなってきた。
38分、福西崇史に代わってカレン ロバートが投入される。
39分、犬塚友輔が独特のリズムで名波浩と勝負する。縦へ突破しCKを奪う。
41分、菊地直哉がカットしたと同時にドリブルで勝負する。縦に突破したボールは相手に当たりCK。太田吉彰が右CKから蹴り、中で勝負。こぼれ球を拾い展開、カレン ロバートと上田康太のコンビネーションで左45度からシュートを放つがDFに当たってしまう。
43分、河村崇大に代わり柿本倫明が入る。ロングボールで西澤明訓の頭というシーンも金珍圭・鈴木秀人・大井健太郎がしっかり跳ね返す。
44分、前田遼一がクリアボールを胸でコントロールしポストとなる。カレン ロバートへスルーパスを出しシュートシーンを作る。
ロスタイム4分の表示。
ロスタイム、大久保嘉人が勢い良くドリブル突破、ここは大井健太郎がスライディングカット。前線から太田吉彰・カレン ロバートがプレッシャーをかけていく。金珍圭が奪い大きくクリア。そこにアフターでファールに来るセレッソ。
試合終了のホイッスル。何とか3-2で勝利、名波浩と全員が握手し磐田サポーターへ挨拶にいく。まだまだ課題が多い内容。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 アジウソン監督
- 前半は船谷、太田選手の動きで中盤を数的有利にできて、上手く2点取れた。後半は問題が生じたところで、ポジショニングの修正と、システムを変えたことから太田選手の決勝点で勝つことができた。
Q.問題が生じたところとは?
A.我々のマーキングが取れてなかった。守備ラインで2人がマークにつかない状態で余っていた。C大阪の選手交代があったことによって、システムを変えた。
- セレッソ大阪 塚田雄二監督
- 前半の立ち上がりの時間帯で、守備の所がアグレッシブに行ききれなかった。前半の終わりから徐々に守備のリズムから攻撃へというテンポがよくなってきたところで同点に追いついて、後半の立ち上がりではもう一度攻守にわたってアグレッシブにいくということを確認した中で、ある程度流れとしてはよかったと思います。ただ、決めきれなかった所での失点が痛かった。全体を通して言いますと、メンバーが多少変わっている中で、ゲームの入りをもう一度しっかりして、チームで仕事っていうのがバランスとしたら守の方がウェイトが大きくなってくる。
交代で入った名波の所では、彼のコンディションから言って後半の展開から投入するタイミングは見計らっていた訳ですが、いい流れになっていたのでもう一度しっかりボールを散らせる中で、サイドからの攻撃を徹底させてくれといいました。切り替えの所で、相手のカウンターに備えてもう一度ディフェンスラインとボランチの所でバランスを整えてくれとその2点をお願いしました。
- 太田 吉彰選手
- (今日は福西選手と)あまりかぶらないようにと、あまり前田さんを孤立させないようにフクさん(福西選手)の動きをしっかりと見て動くようにしていたので、そこら辺はしっかりと見えていたと思います。
相手にけっこう攻め込まれてしまってボールもそんなに触る機会が無かったので、そこら辺はもうちょっと引いて(ボールを)もらっても良かったんじゃないかと思いますし、ちょっと前線に入りすぎた場面もあったので、(FWは)なかなかやっていなかったポジションなのでその辺はしょうがないとも思いますけど、そこら辺ももっともっとしっかり勉強してもっと良い動きが出来るように工夫したいと思います。
1トップだったので、僕もできるだけ中に入って、中の枚数を増やそうと思ってやっていのたで、しっかり点がとれたのは良かったです。
自分のことなのですが、これ(今日の2ゴール)で去年の得点以上いったので、それがまず最大の目標だったので、ここからは良い形でどんどん点がとれるように、そしてもっとチームが良い形で勝てるようにしっかりとやっていきたいです。
失点は、僕らの動き出しが無くて取られてからの失点だったので、僕らも悪いんですが、ちょっと守備の裏を衝かれたような場面もあったので、その辺はコミュニケーションとかの問題で防げた失点だったと思うので、その辺りをしっかりと全体的にやっていたらもっと楽に勝っていたと思います。
できる限り上位にいきたいので、ウチは負けられない。天皇杯もありますし、1回負けちゃうと勢いも止まるので残りの試合は全部、内容は大事ですけどどんな勝ち方でも勝っていきたいと思います。
- 犬塚 友輔選手
- 前半はボールが回せていたのに途中からシュートが無くなったので、もうちょっとシュートの意識を高めてボールを回せれば良かったと思いました。後半は間延びして、自分もミスが多かったから、もう少しゴールへ向かう積極性を見せられたら良かったです。
途中からシュートも少なくなったけど、それでも決められるところはあったので、試合を決定付けたかったですけど…
僕は何もしていなかったので、後半はもう悪いところしかなかったので、とりあえず時計を見たらあと20分、30分だったので、勝ちたかったですし、挽回して次につなげられるように頑張りました。
モチベーションはA契約をきっかけに上がっているので、あとはプレーでみなさんに評価してもらって成長していけたらいいと思います。
- 船谷 圭祐選手
- FWが一人だったので、孤立させないようになるべく近くでやりたいと思っていました。(その通りに)出来るところもあったし、出来ないところもあった。後半は大変でしたね。(後半は)セカンドボールが拾えなくなっていたので、相手が押し込んで押し込んで、きつかったですね。
一度福岡にも負けているし、もう一回負けるわけにはいかないなと思っていました。(名波選手に関しては)一緒にプレーできて、もっとやりたかったなと思いますね。やはり名波さんが入ってからボールが動いてたかなと思います。僕もそうなりたいですね。
(今後は)一日一日プレーして、少しずつでも長い時間出られるようにしたいです。
(ゴールについては)フリーで、前田さんが前に出ていてくれたのであとは当てれば入るなという感じでした。あともう一点とっておけば決まっていたと思うのですが。
(久しぶりのスタメンは)ボールがよくすべっていたので、ボール回しはやりやすいと思っていました。
- 川口 能活選手
- 2点入るまではボールを回す位置が高かったのですが、ボールを回す位置が後ろになってしまった。前で回していればそれだけ陣地も稼げるし、相手を圧倒できるのですが、徐々に相手のプレッシャーも薄くなってきたところで後ろの方でボールを回してしまう形になって、前半の終わりに間延びしてしまいました。それでボールが拾えなくなってしまって2点立て続けに決められてしまって。。あの魔の10分くらいが早い時間だったので修正できましたが、ゲームの流れを読むとか組み立てとかまだまだですね。試合を重ねてやっていかないといけないですね。それほどセレッソが来たわけではないのに後ろでボールをキープしてしまいましたから、あのような時間帯をなくしたい。結果、勝ち点はとれたのでよかったとは思いますが、あの10分間の戦い方はよくないですね。
でも、練習でもしているように、自分が取ってから少ないフィードでゴールが生まれたのは良かったし、しっかりと得点に結びつけてくれた選手達のおかげです。
- 金 珍圭選手
- 点数を入れられたことはジュビロのミスですが、それでも最終的に点数を入れて勝ったことは喜んでいます。雨でグラウンド状態が悪く、選手がみんな苦労したと思います。名波さんが入ることによって、相手に攻められましたが選手は意欲を持って戦ったので3点目に繋がって勝てたと思います。(決勝点のアシストは)トラップが上手くいけば自分がシュートできるような場面でしたが、中を見たら前田選手と太田選手がいたので太田選手に合わせてボールを上げました。自分の強みは上がっていくことなので、それがゴールに繋がってよかったです。
- 上田 康太選手
- 2点目を取られないでジュビロが入れられればよかったのですが、押し込まれてしまいましたね。後ろで回しているだけだとどうしても相手の勢いを受けてしまうので、最初のように前に前に行ければいい流れでできると思います。どうしても2点取ってしまって受け身になってしまうことがあるので直していきたいです。(後半は)縦に速かったので、遅らせることを意識して、あとは自分の所で止められたら楽になると思ったのですが、押し込まれてしまった時はブロックを作ってやることが大事だと思ってやりました。(後半で)一点取るのと取らないのでは、向こうの勢いがそのままくる可能性があったので一点取れたのは大きいと思います。名波さんがボールを持つといいボールが出てくるので恐いなと思って、自分の近くにいる時はなるべく前に出させないように早めにプレッシャーをかけることを意識しました。