2006 J1第19節
試合日時:2006年08月23日(水) 19時02分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 11,992人
- 27.6℃/81%
- 曇/無風
- 良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 成田 雅明
- 家本 政明
- 手塚 洋/青木 隆
- 村上 伸次
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
金 珍圭 | 前半18分[退場] | |
カレン ロバート(out) → 菊地 直哉(in) | 前半22分[交代] | |
太田 吉彰 | 前半24分[得点] | |
前半42分[警告] | ストヤノフ | |
前田 遼一(out) → 茶野 隆行(in) | ハーフタイム[交代] | |
ハーフタイム[交代] | 工藤 浩平(in) ← 中島 浩司(out) | |
後半10分[警告] | 羽生 直剛 | |
西 紀寛(out) → 服部 年宏(in) | 後半18分[交代] | |
後半19分[交代] | 要田 勇一(in) ← 斎藤 大輔(out) | |
ファブリシオ | 後半22分[警告] | |
後半25分[得点] | 巻 誠一郎 | |
上田 康太 | 後半29分[警告] | |
後半33分[交代] | 結城 耕造(in) ← ハース(out) | |
太田 吉彰 | 後半39分[得点] | |
福西 崇史 | 後半44分[得点] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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アジウソン | 監 督 | アマル・オシム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第19節ホーム・ヤマハスタジアムでの一戦はジェフユナイテッド市原・千葉との対戦となった。ピッチコンディションが少し心配だ。いつも完璧な状態で整っているヤマハスタジアムが珍しくはげている部分が目立つ。メインスタンド側とサイドにゴール前が少しボコボコしている。天候は雲が厚いが雨は降っていない。にわか雨の心配もあるが選手たちにとっては良好だろう。いつもより涼しい気温で選手たちも動き易そうに感じる。サポーターたちが選手の到着と共に声援を送る。勝てなく辛い時期だからこそサポーターの力が必要。磐田の街全体のパワーで今日は勝利をしたい。メンバーはGK川口能活にDF田中誠・金珍圭・そして鈴木秀人が戻ってきた。登録上は3バック!そして上田康太を左サイドに右を太田吉彰。ボランチに福西崇史・ファブリシオを入れ、トップ下に西紀寛。そしてFWに前田遼一とカレン ロバートが復活。アジウソン監督と攻撃的リアクションスタイルでこの試合に挑む。2トップを3バックで見て、相手の基点となるサイドのオーバーラップを上田康太と太田吉彰で見る。そして2トップ前田遼一&カレン ロバートに西紀寛を加え3トップ気味で攻撃を仕掛けていく。ポイントはバランス、新たなシステムがどう機能するか!?動くジェフのサッカーをどうコントロールできるか!?攻撃は西紀寛の動きとカレン ロバートの積極性。ベンチメンバーも含め今日は総力戦となる。勝利こそが今、必要な結果。何が何でも結果が欲しい。
- 前半15分まで
- ジェフユナイテッド市原・千葉のボールでキックオフ。田中誠を中央に鈴木秀人と金珍圭がストッパーに入り上田康太はやはり高い位置を保っている。前田遼一が前線でカレン ロバートと西紀寛がサポート、福西崇史とファブリシオでバランスを取る。立ち上がりからジェフが運動量豊富にボールを動かして来る。久しぶりの先発となるカレン ロバートがボールを触りリズムを掴んでいく。
4分、カレン ロバートがCKを奪い、太田吉彰がセットする。ショートから西紀寛に当て、中に入れる。前田遼一が頭で競りゴール前で起点を作る。ジェフはハースの高さを使ってくるが金珍圭が厳しくマーク!田中誠と鈴木秀人で巻誠一郎も自由にさせない。
6分、最終ラインの金珍圭から太田吉彰へロングフィード。太田吉彰がトラップミスをしてしまうが動き出しは良い。
7分、坂本將貴からのクロスボールにハースが飛び込むが金珍圭が弾く。こぼれを西紀寛が戻り拾う。羽生直剛の突破も鈴木秀人と田中誠で挟みブロック。
8分、西紀寛と福西崇史のワンツーでペナルティエリア内へ侵入。CKを奪いチャンスを広げる。右からのCKも太田吉彰セット、中に放り込むがジェフのストヤノフを中心としたDFラインに跳ね返される。
11分、右に出た西紀寛にボールが入ると前田遼一がDFラインの裏に走りこむ。
13分、前田遼一のポストへ鋭いボールが入ると西紀寛がその前へ入り込みドリブルで仕掛ける。速攻からジェフのシュートシーンを作られても上田康太のスライディングでカット。集中した守備が機能している。14分、ファブリシオからの速攻、前田遼一へフィードするがシュートは打てない。
15分、阿部勇樹のミドルシュートもゴール上を超えていく。羽生直剛のフリーランニングがいやらしい。気を付けたい時間がまだ続く。
- 前半30分まで
- 17分、太田吉彰から前田遼一へくさびのパスが入り福西崇史へ展開、左足の鋭いシュートを放つがGKに防がれる。
18分、金珍圭が激しくスライディングボールを奪う。しかし主審がゲームを止めた。金珍圭が足の裏から行ったと判定し1発レッドカード。思わぬトラブルが発生!ベンチでは急いで菊地直哉が投入される。代わるのはカレン ロバート。FWを1枚外し菊地直哉が最終ラインに入る。一人少なくなったところからジェフのリズムが動き出す。右サイドからクロスボールに巻誠一郎が合わせる際どいプレー。オフサイドが無かっただけに注意したい。
25分、数的不利な状況から西紀寛が左サイドに開きドリブルで勝負する。2人を切り返しで交わし中に合わせる。太田吉彰の足元に入ったパスをダイレクトでシュート!ゴール右隅に決まり先制点はジュビロ磐田。貴重な得点に選手・スタッフ・サポーターが沸きあがる。【1-0】
28分、またも右サイドからのクロスボールに鈴木秀人と菊地直哉の間から巻誠一郎が飛び込む。オフサイドになるがここは十分注意したい。
29分、再び右サイドからのセンタリングに巻誠一郎が飛び込む。菊地直哉が身体を張りブロック、ボールを奪うと速攻をファブリシオが仕掛ける。菊地直哉が右サイドを長い距離走り起点を作る。この試合、キープレーヤーは西紀寛と菊地直哉になりそうだ。
- 前半45分まで
- 33分、ハースがサイドに流れボールを受けようとするが鈴木秀人が付いて行く。時間をかせぎ菊地直哉がカバーをする。GK川口能活までが連携しジェフの攻撃を凌いでいる。
34分、ストヤノフの強烈なミドルボレーが飛び出す。ゴール右隅へ飛んだボールに川口能活が飛ぶが届かない。ゴールバー直撃で弾かれる。危ない場面、厳しい布陣で中盤がプレスをかけていく。
36分、ハースがサイドから崩していくが菊地直哉が最後の最後でスライディングでカット。左からのCK、金珍圭がいないゴール前のマークがずれている。慌てて修正するがひとりフリーで走られた。判断良く上田康太がカバーしシュートをゴール左へギリギリで外す。アジウソン監督が大声でポジションの修正をするが危ない場面が続き、選手たちの疲労が心配になってくる。
40分、左サイドから西紀寛が再び深い切り替えしを使い突破、前田遼一へセンタリング。ワントラップからシュートを放つがDFに当たってしまう。続けて菊地直哉のインターセプトに福西崇史が入っていく。GKの前で飛び込むがさすがにGKの手にはかなわない。ジェフの前がかりな布陣に福西崇史も攻守へ運動量を増やしていく。前田遼一が前線で身体を張り勝負する。
43分、守備から速攻へ切り替える。前田遼一がポストになり一度ファブリシオに落とすと、太田吉彰・西紀寛が飛び出す。少ないチャンスでなんとか追加点を。そして守備面でどうにか上手く時間を作りたい。
ロスタイム2分。前田遼一がひとり前線でボールをキープする。ラストプレー、福西崇史が上がりいない状況でクロスボールがゴール前に入ってしまう。GK川口能活が飛び出し決定機を止める。ヒヤヒヤな前半、勝って入いるが一人少ない状況は非常に厳しい。後半どう戦うか!?見ごたえがある。鈴木秀人が当たっている。
- 後半15分まで
- 後半スタートから茶野隆行を投入する。代わるのは前田遼一、西紀寛と福西崇史を前に上げ、菊地直哉をボランチに入れる。田中誠・鈴木秀人・茶野隆行の3バック気味で攻撃的に仕掛ける。
1分、西紀寛がドリブルで上がり逆サイドを太田吉彰が上がる。サイドチェンジで攻撃するがパスがずれてしまう。
2分にも速攻から菊地直哉がドリブル、太田吉彰がゴール前に上がるがシュートが打てない。ひとり少なくても攻撃は忘れない。積極的なアジウソン采配がどうでるか!?
4分、巻誠一郎がDFラインの裏に飛び出し太田吉彰がカバー。足が引っかかるが主審は笛を吹かない。後手となると危険なシーンが増える。後半も厳しい時間が続く。
6分、田中誠のクリアをハースに拾われ羽生直剛が飛び出すが田中誠が自らでカバー。ゴール前では巻誠一郎の高さに福西崇史が身体を張りセーブ。選手たちの絶対に負けたくない気持ちが全面に出てくる。8分、山岸智の強烈ミドルを川口能活パンチング。下がったDFラインの前のエリアからもシュートを打たれ厳しい状態が多くなる。上田康太・太田吉彰・福西崇史も戻り守備。
9分、ハースのシュートも川口能活がパンチングで逃れる。前線では西紀寛がひとり残りどうにか勝負をしかけていく。
11分、上田康太からの一本のパスを西紀寛がDFと駆け引きし突破、GKの頭越しでループを狙うがゴール右に外れてしまう。一人でも何とかしてしまう男、西紀寛にかける。
12分、西紀寛の疲労を考え一度下がり、ファブリシオと上田康太が前線で勝負する。
14分、ボールを奪うと西紀寛に当て、DF茶野隆行が上がっていく。最終ラインと勝負していくが奪われると再びジェフの攻撃を受ける。西紀寛が戻り足に当てる。ギリギリの勝負が続く。激しい切り替えで、未だジェフの攻撃を防ぐ。
- 後半30分まで
- 17分、ベンチでは服部年宏が準備、西紀寛に代わり投入される。服部年宏はDFラインに入り上田康太を前に上げる。前線に人がいない布陣を見てジェフベンチも動く、DF斎藤大輔を入れFW要田勇一を投入。ジュビロは完全に下がりきり守備を固める。ボールを奪うと太田吉彰がひとりでドリブル、ミドルレンジからシュートで終わる。どう守り、どう攻めるか!?どうやってゲーム組み立てるか、みどころの多いゲームとなっている。ジェフはジュビロの下がりきった守備陣を崩しきれない。24分、菊地直哉がスピードに乗ったドリブルから福西崇史に合わせていくがシュートは打たせてもらえない。逆に攻めると守備のバランスが難しくなるジュビロはジェフの左右に展開する攻撃にふられる。
25分、耐え凌いできた守備陣が羽生直剛のドリブルから崩されてしまう。川口能活が弾いたボールを巻誠一郎がつめ失点。ついに1-1の同点とされた。【1-1】
ここからどう攻撃していくのか!?
29分、茶野隆行がボールを奪うと服部年宏が右サイドを走りセンタリングを上げる。中で福西崇史が競り、CKを上田康太が蹴る。しかし、そこから速攻を受ける。交代枠も使いきりここからが勝負だが、厳しい展開となっている。
- 後半45分まで
- 1トップの福西崇史が上手くボールをキープしドリブルを使い、ファールをもらいながら起点を作っている。
33分には上田康太がサポートに行くが福西崇史はゴールへ向い勝負する。
34分、福西崇史が頭で競り勝ち服部年宏がフォローする。再び福西崇史が粘り服部年宏から太田吉彰へ展開。左45度から右足の強烈なシュートがゴール左隅に飛ぶ。しかしGKのファインセーブ。少ないチャンスをどうにかモノにしたい。再びジュビロの下がりきった守備の時間となる。
37分、福西崇史がDFを背負いながらファールを受けFKを奪い取る。そこから福西崇史が受け右サイドへ開く、センタリングに菊地直哉が飛び込む。そこをDFに引っ張られPKをゲットする。チャンスの少ないこの試合、本当に貴重なPKとなる。キッカーは太田吉彰。緊張感がスタジアムに張り詰めるがきっちりゴールネットへ突き刺した。【2-1】
残り5分、本当に大きな大きな2点目となった。ジュビロは再び下がり守備に集中する。
41分、右から羽生直剛のCKを巻誠一郎がヘディングシュート!ここは川口能活がキャッチ。太田吉彰・菊地直哉も下がり服部年宏に上田康太・ファブリシオがDFラインの前に立つ。田中誠・鈴木秀人・茶野隆行が身体を張りGK川口能活が集中する。
43分、服部年宏がコーナーフラックでボールをキープ、上手くキープし最後はCKを奪った。時間を使い展開を遅らせる。
ロスタイム3分、速攻からのクロスボールを鈴木秀人がカバー。菊地直哉が再三身体を張ったプレーで守備に専念している。ボールを奪うとコーナーへ蹴り時間を使う。ゴール前に下がりきったジュビロDF陣、ボールを奪うとスペースへファブリシオが走っていく。ラスト、福西崇史もゴール前に走りセンタリングに足を投げ出す。ボールは足に当たりゴールへ転がっていく。【3-1】
ロスタイム、大きな3点目が決まり勝負あり。早い時間帯でひとり少なくなり厳しい展開だっただけにこの勝利は自信となり大きな勇気となる。久しぶりの歓喜にサポーターも大声援を送る。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 アジウソン監督
- 前半はつなぎをうまく出来て、相手はカウンターを狙ってきたが、退場者が出て、いろいろ問題が生じて交代をしたら、うちが守備を固めるような形を作り、こちらからカウンターを狙う形になった。いろいろチャンスを作って勝って、本当にうれしいが、まだ相手にもチャンスがたくさんあり、問題もある。しかし、今日一番大切なのは闘争心。選手たちが闘争心を発揮してくれたこと、今日はそれが一番大切。
Q. ハーフタイムの前田選手の交代は?
A. 守備、マーキングの問題を解決するための交代。考え方としては、センターバック2人を置いて、福西を上げ、西を中盤で(使う)。菊地ももう少し上がった状態でやらせるつもりだった。
Q. 後半最初の交代の後、右サイドの守りが甘くなったのでは?
A. 退場があって、チームに負担がかかった。それで、右サイドに問題があったので、後半交代をした。ミスもあり、菊地もマークにうまくつけていなかった。太田も戻ってくるのが遅かった。それで服部を入れて、非常によくやってくれた。それで菊地がもう少し前の深い位置でマークが取れるようになって、福西からの落としがたくさんあった。もっと時間があって交代できたのなら、選手も疲れていたので、もっと交代させたかった。
Q. 相手の攻撃を抑えたファブリシオ選手の役割が大きかったが、どんな指示を出したのか?
A. 彼には22番(羽生)をマークする指示を出していた。西は右サイドから入って、福西が上がり目でという指示を出した。ファブリシオには、守備的にという指示だったが、ミスパスが多かった。秀人、菊地が上がっていってもパスが出なかった。10番(ハース)がついてこなかったので、フリーのチャンスはあったが、そのスペースにパスが正確に出なかった。
- ジェフユナイテッド千葉 アマル オシム監督
- ジュビロは一人少ない状態で65分間プレーを続けた。不思議な試合だったと思う。一人少ないチームに対して、ジェフは攻め続けた。1人退場したことで、1つのチームは守りに入った。1つのチームは攻めに入った。結果的には、守りに入ったチームが3点とって、うちは1点しか取れなかった。ジェフは点には結びつかなかったが、それなりにチャンスも作った。もう1つは、審判の判定はあれでよかったのか。それも不思議な判定だった。結果的には、一人少ないまま65分間やりきったジュビロが勝ったという試合。
Q. チャンスを作りながら、最後に足りなかったものは何か?
A. 実際、過去4-5試合、常に2-3点取っていたが、今日の試合は1点しか取れなかった。しかも、あれだけチャンスがあって。なぜ取れなかったか、なぜ取れなかったか、その理由を言うことはできない。なぜなら、サッカーはたくさんチャンスを作っても多く点が取れないこともあるし、少ししかチャンスを作ってないのに、多く点を取ることもある。ただ言えるのは、ジェフは1点目をもっと早い時間帯に取れていれば、2点目も取れた。あとは得点シーンだけでなく、2点目、3点目は、恥ずかしい失点だった。
- 服部 年宏選手
- 後ろで、ヨシカツが1番気合いが入っていたから、(その気合いがチーム全体に)イイ感じで伝染したんじゃないですか?
(終盤の頑張りは)もうドリブルが荒くなっていたのがわかっていたんで、ちょっとドリブルさせて一発滑って(奪って)やろうと決めていたので、それが上手くはまった。
(交代は山岸選手対応が目的?)いえ、フク(福西選手)をちょっと前に置くというのと、康太(上田選手)を中盤で上手く追わせたかったという狙いだと思います。
(気持ちが入った試合でしたね)10人で勝つには、気持ちが入っていないと勝てないからね。
- 西 紀寛選手
- 今までシュートが入らなかった。この間も入っていたら勝っていたかもしれないし、3点とられたけど別に負ける内容ではなかったと思います。
今日はコンディションが悪かった。
(この勝利で)チームが成長していけば良いと思います。今は、1コ2コ勝ったとか言っている場合ではないので、もっと自慢的な自分たちのサッカーを作るべきだと思います。
みんなで声を出し合っていけば良いと思う。今日は勝って良かったです。
- 前田 遼一選手
- (2トップでしたが?)いえ、ほとんどやっていないので。すぐに1トップに変わってしまったし。
今日は勝てたことがすごく良かったと思います。(金選手が退場して)みんなの意識が統一されたことが良かったのかな、とは思います。(千葉とは激しい戦いになると思っていましたが)うまく勝てて良かったです。
この1勝で何かが変われば良いと思います。連戦が続きますけど、頑張ります。
- 福西 崇史選手
- 最後は点が取れてよかったです。耐える時間、ボールを回される時間もあったが、最後までみんなが集中していたのがよかった。得点も1点目は西が頑張った結果ですし、2点目は菊地があそこまで上がったからPKにもなったし、3点目はハット(服部)がスライディングしてファビリシオが拾いに行ったというのもあって、みんなが最後までボールを見ていたというのがよかった。それまでは、ディフェンスラインやヨシカツ(川口 能活)もシュートを打たれながらも止めていたので、みんなが頑張った結果です。
- 鈴木 秀人選手
- 非常に厳しい試合だったのですが、みんな立ち上がりから集中していて、ジンギュ(金 珍圭)が退場するまでいい形でボールもつなげていた。あまりにも早すぎた退場だったので、それでも前線の選手がいい時間帯に先制点を取ってくれたので、目的が明確になって上手く守れた。
一度は追いつかれたのですが、みんな下を向かずに点を取ろうというここ最近みられなかった気持ちがみれたので、気持ちを全面にだせばいい試合ができるということがわかってくれたと思うので、これから期待しています。
今日は本当に厳しい試合だったのですが、いい勝ち方をしたので、また勝ちたいと思います。
- 菊地 直哉選手
- 今日はディフェンスが非常に締まっていたと思うし、ヒデ(鈴木 秀人)さんがすごく声をだしてくれていた。
10人になって動かないといけないというのはみんなわかっていたと思うし、しかも相手がジェフなのでより走らないといけないと思っていた。相手も前に前にと来てくれたので、逆にスペースができてうちの前の選手の速さが活きたと思います。
- 川口 能活選手
- 気合いのこもったプレー、気持ちの入ったゲームを続けていくことしかない。代表とJリーグで戦う大変さは僕もわかっているし、そういう時はチャンスですね。千葉のようなチームに勝てるのは本当に嬉しいですし、Jの中でも一番スペクタクルでスピーディーなサッカーをする、守っていても嫌なチーム、オシムさんがチームを率いている時からそうでしたけど、そういうチームに勝ったというのは自信になる。
1.5人分、2人分みんな頑張ってましたから、これを続けていくこと。今の僕らにはもちろん理想のサッカーを追求することも大事ですけど、まずは勝つこと。泥臭く勝負していくことが、僕らには必要だと思うので、やり続けていきたい。
まだ一勝ですから、次の試合に対する準備の段階でしっかり練習に取り組んでいって、謙虚な姿勢でサッカーに対してどん欲な気持ちを常に忘れずに、向上心をもってチームとしてもっと強くなりたいという欲望をもってやっていくべきだと思います。
- 上田 康太選手
- (次の甲府戦に向けて)みんなでいろいろ話し合って、繋いでいくサッカーができればいいと思います。
今日は守備の時間が多くなったのですが、勝てたのが次の自信にもなるし、次はいい試合ができると思います。
(服部選手が入ってからの指示は)相手の5番がフリーでいたので、そこに行くように言われました。後ろの人数が足りなくて、なかなか行けない時もあったのですが。。。
(最後に背の高い選手が入ってきてからは)僕はDFラインに入っていたわけではないので、こぼれ球を拾って、なるべく前の人にキープしてもらってサポートに行ければいいと思ってました。
今日はずっと集中して最後までやっていました。いつも立ち上がりに入れられたりしていたので、そこを直そう、最初から集中してやっていこうという感じでした。今日の勝ちを無駄にしないように次も勝ちたいです。