試合日程・結果2006年 試合日程・結果2006 J1第15節:ジュビロ磐田 vs 横浜F・マリノス

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2006 J1第15節

試合日時:2006年07月26日(水)  19時04分キックオフ

得点ボード
ジュビロ磐田
3 0 前半 0
3 後半 1
1 横浜F・マリノス
5勝5分4敗22得点18失点 勝点20 順位9 成 績 5勝4分5敗22得点18失点 勝点19 順位11
13 シュート 18
19 ゴールキック 10
4 コーナーキック 7
6 直接FK 14
2 間接FK 1
1 オフサイド 0
0 PK 1
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分
  • ヤマハスタジアム
  • 12,875人
  • 25.8℃/79%
  • 晴/無風
  • 全面良芝、乾燥
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 川崎 英隆
  • 片山 義継
  • 原田 秀昭/唐木田 徹
  • 竹内 元人
  • 花澤 秀登
  • HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
茶野 隆行(out) → 大井 健太郎(in) ハーフタイム[交代]
前田 遼一 後半0分[得点]
後半6分[交代] 山瀬 功治(in) ← 狩野 健太(out)
前田 遼一 後半8分[得点]
後半15分[交代] 久保 竜彦(in) ← 吉田 孝行(out)
後半23分[得点] 大島 秀夫
成岡 翔(out) → 船谷 圭祐(in) 後半23分[交代]
田中 誠(out) → 上田 康太(in) 後半30分[交代]
船谷 圭祐 後半33分[得点]
後半38分[交代] ハーフナー マイク(in) ← 河合 竜二(out)
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 1 川口 能活
DF 3 茶野 隆行
  DF 5 田中 誠
  DF 20 金 珍圭 
DF 6 服部 年宏
MF 8 菊地 直哉
  MF 23 福西 崇史
MF 25 ファブリシオ
MF 10 成岡 翔
FW 17 太田 吉彰
FW 18 前田 遼一
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
榎本 達也 1 GK  
田中 隼磨 7 DF  
栗原 勇蔵 30 DF
松田 直樹 3 DF
ドゥトラ 5 DF
河合 竜二 35 MF
マグロン 8 MF
狩野 健太 29 MF  
吉田 孝行 17 MF
大島 秀夫 15 FW  
マルケス 19 FW
  GK 31 松井 謙弥
  DF 4 大井 健太郎
MF 28 船谷 圭祐
  MF 27 上田 康太
MF 7 名波 浩
  FW 11 西 紀寛
FW 9 中山 雅史
控え選手
榎本 哲也 21 GK  
那須 大亮 4 DF  
上野 良治 6 MF
山瀬 功治 10 MF  
清水 範久 18 FW
久保 竜彦 9 FW
ハーフナー マイク 20 FW  
アジウソン 監 督 岡田 武史
中継レポート
  • みどころ
  • 第15節はホームヤマハスタジアムで19時4分キックオフされる。相手は横浜F・マリノス、数々の名勝負を繰り広げてきた宿敵だけに熱い戦いになるだろう。
    水曜日の夜ということもあり、サポーターの入りがまばら。しかし夏休みということで子供たちが早くから駆けつけてくれている。前座試合では少年団が半面を使ってゲームを行っている。昼間の日差しは和らぎ涼しい風も吹き込んでくる。ピッチコンディションは夏芝となり少し薄い部分もあるが良好。乾いた芝が気になるがボールが走るジュビロサッカーに優位な状況となっている。連戦ということで選手たちの疲労も心配だが、しっかりコンディションを整えてくることは間違いない。アジウソン監督も常にチームに刺激を与え、活性化させている。
    今日のメンバーを見てみよう。ディフェンス陣は金珍圭が戻り、GK川口能活。右に茶野隆行・真ん中に田中誠と金珍圭・左に服部年宏という布陣。注目は中盤だ。絶好調の菊地直哉が入り、ファブリシオと福西崇史も並ぶ。どう並び、どうバランスを取るのかがみどころだ。前には成岡翔と太田吉彰そして前田遼一が入る。どんな攻撃が見られどう点を取るのか!?リズムが出てきたチームをどうまとめるのかが監督の手腕。ベンチに西紀寛・中山雅史・名波浩・船谷圭祐らがスタンバイする。相手・横浜FMのメンバーも見ごたえがある。中澤佑二ら不在の選手に久保竜彦のベンチスタートなど意外な部分もあるが、若い狩野健太らの動きに注意したい。
    この試合に勝利できれば夏の勝負に勢いがつく。ホームのパワーで是非勝ち星を!子供たちの前で魅力あるサッカーを見せたい。
  • 前半15分まで
  • 横浜FMのキックオフでゲームが始まる。
    立ち上がり1分、マルケスのヘディングシュートがゴール左に外れる。大島秀夫の1トップ気味にマルケスと吉田孝行が絡む布陣。注目のジュビロの中盤は菊地直哉・ファブリシオのボランチの前に福西崇史がが入る。前田遼一の1トップ気味に成岡翔・太田吉彰が絡む布陣。
    3分、成岡翔がドリブルで仕掛け福西崇史がオーバーラップし起点を作る。
    4分、茶野隆行がハードに空中戦を競りに行く。中盤で両者、厳しくプレスに行く立ち上がり。
    7分、マルケスに金珍圭がプレス、足がかかってしまいファウルとなる。右サイドからFK、高さのある横浜FMの中の選手をケアする。蹴ったのはマルケス直接ゴールを狙うがゴール左へ外れる。川口能活が落ち着けと選手たちに声をかける。
    9分、横浜FM、右からのCK。ニアで先に触られると流れたボールにファーサイドで河合竜二が頭で合わせる。やはり空中戦には要注意。大島秀夫の動き出しに注意が必要だ。
    12分、ロングボールに福西崇史がダイレクトで落とし太田吉彰が右足シュート!ゴール右に外れるが良い形。
    13分、太田吉彰・茶野隆行・菊地直哉と中盤で激しく行く。気持ちが前面に出るプレーでチームを盛り上げる。
    14分、田中誠からクロスボールを入れると前田遼一がDFの前に出て胸トラップ、そこからボレーを放ちシュートとなるが威力がない。ここまではロングボールを使いチャンスを作っている。
    15分、ドゥトラのオーバラップも福西崇史が戻り守備。シュートはゴール上を超える。
  • 前半30分まで
  • 17分、横浜FM、右の田中隼磨からクロスボールに大島秀夫が頭で飛び込む。金珍圭・田中誠・茶野隆行が絡みミートさせない。気をつけなければいけないエリア、厳しく行かなくてはならない。
    20分、横浜FMの右CK。マグロンの高さに合わせるが金珍圭が身体を当てセーブ。クリアしたボールを狩野健太に再び中に入れ大島秀夫が合わせに行くが今度は服部年宏が身体を当てセーブ。
    23分、ドゥトラのシュートを田中誠がブロックするとそこから速攻を仕掛ける。福西崇史がドリブルで上がり右に出た太田吉彰へ入れる。センタリングに前田遼一が飛び込むがGKにキャッチされる。下がったポジションにフリーでいた福西崇史が大きく手を広げる。
    24分、前田遼一がペナルティエリア外でボールをキープする。太田吉彰・成岡翔が動き出すがシュートを選択、しかしDFにブロックされてしまう。25分、吉田孝行がペナルティエリア外から左足でゴール左隅を狙うがGK川口能活がキャッチ。フリーで打たせてはいけない場所。
    27分、アジウソン監督が前に出て激しく指示を出す。ここまではロングボールで起点を作ることが多い。キープレーヤーは福西崇史。彼のポジショニングが攻守ともに左右させる。
    29分、マグロンがオーバーラップしシュートまで持っていかれる。
    30分、自陣からファブリシオが速攻でドリブル。相手が下がっていくのを見て自らでミドルシュート!ゴール右に外れるが流れはあった。田中誠が空中戦で腰を痛め倒れると時間が止まる。その間に両チームの全選手が水を飲みに行く。グラウンド上での湿度が高そうだ。体力面での勝負もポイントとなる。
  • 前半45分まで
  • 33分、服部年宏がボールを奪うと速攻となる。成岡翔が受けドリブル。5人対3人の状況を作り最後は服部年宏のセンタリングから成岡翔の頭となり決定機を作るがダイビングヘッドはゴール右に外れてしまう。
    36分、ジュビロが中盤でゆっくりと回し茶野隆行が右から中に入ってくる。左足のシュートがブロックされてしまうがシュートまで行く展開が続く。
    38分には太田吉彰が左サイドから仕掛け、CKを奪う。
    39分、逆に速攻を受けたジュビロは右からのCKを奪われる。右から栗原勇蔵が蹴ったボールは低い弾道のストレートボール。直線でGK川口能活がキャッチする。疲労が見られるようになってきた前半残りわずか。守備面で手が出てしまうシーンが出てくる。
    44分、左から服部年宏がクロスボール福西崇史が合わせに行くが頭の上を超えてしまう。
    ロスタイム2分。茶野隆行とマルケスがルーズボールで衝突してしまう。膝を押さえタンカで外に運び出される。ロスタイム、福西崇史に縦パスが入るとそのまま振り向き太田吉彰へ渡す。ワントラップから鋭い弾道のシュートが飛ぶがゴール左に外れる。茶野隆行が治療しピッチに戻ったところで前半終了。
    後半への修正と戦い方に注目が集まる内容。
  • 後半15分まで
  • 立ち上がりから負傷した茶野隆行に代わり大井健太郎を投入。
    開始1分も経たない時間、ファブリシオのパスに太田吉彰が右サイドを突破、センタリングに前田遼一が飛び込み身体ごと押し込んだ。早い時間での先制点。ここからの戦い方が見ごたえがある。【1-0】
    3分、福西崇史が高い位置で守備、ボールを奪うとドリブルで上がり太田吉彰へラストパス。太田吉彰得意の右45度からのシュートだったがGK正面。
    4分には右からのセンタリングに福西崇史が中で打点の高いヘディングシュート。しかし、フリー過ぎたのかシュートミスしゴール上を超えてしまう。
    5分にも前田遼一のポストプレーから福西崇史の突破、パスが合えば決定機だったが少しずれてしまう。横浜FMベンチがすかさず動く、狩野健太に代え山瀬功治を投入。
    7分、菊地直哉がマルケスと中盤で激しくボールを奪い合う。足がからみ倒れながら頭でボールを奪いに行く。
    8分、大井健太郎から成岡翔へ縦パス、成岡翔が溜めを作り太田吉彰のスピードを使う。センタリングに前田遼一がファーサイドで頭で合わせゴール左隅に決める。大きな大きな追加点。【2-0】
    守備面でも金珍圭の強さと高さ、田中誠のカバーにファブリシオと菊地直哉のカバーリングが加わり集中力が切れない。ゲームキャプテン福西崇史のポジションも前半より攻撃的になり起点になっている。
    13分、しっかり守った後、速攻で前田遼一の前のスペースへボールが出る。DFと1対1となった場面で迷わずゴールへ向う。中へ切り込みシュートを放つがゴール左へ外れる。岡田武史監督が久保竜彦に準備させる。吉田孝行に代え投入される。
  • 後半30分まで
  • 横浜FMは山瀬功治を起点に大島秀夫とマルケスが前線に入る。そこに久保竜彦が飛び込んでいく布陣。ジュビロは展開を見てボールを下げたり左右に展開したりと落ち着いたゲーム運びをしている。ファブリシオも福西崇史も菊地直哉も運動量を増やし厳しくボールと絡む。そして前田遼一がゴールを意識した動き出しで起点となる。太田吉彰・成岡翔の飛び出しも増えアグレッシブなゲームとなっている。
    21分、中央から左に飛び出した久保竜彦のセンタリングを田中誠・大井健太郎がカットに行く。横浜FMの左CKを中で頭に合わせられるがゴールは許さない。
    22分、左の服部年宏からGKとDFの間へクロスボールを上げる。福西崇史が入るが頭を超えていく。
    23分、横浜FMが左からのセンタリングを大島秀夫に合わせられ1点を返される。【2-1】磐田ベンチは船谷圭祐を用意。成岡翔と代える。運動量の減ってきた中盤に新しい力を加える。
    26分、服部年宏から船谷圭祐を縦に走らせる。
    27分、山瀬功治のパスからマルケスが出る。センタリングに久保竜彦というホットラインだったがゴール左に外れる。
    28分にもマルケスが左サイドからセンタリング。DF・GKの前で久保竜彦が打点の高いジャンプヘッド。ゴール左へ外れるが決定的な場面を作られる。山瀬功治・久保竜彦の投入から横浜FMに流れが動く。
    30分、どうやら田中誠にトラブルのようだ。ベンチで上田康太が準備する。
  • 後半45分まで
  • 上田康太がボランチに入り、菊地直哉が右サイドに入る。大井健太郎がセンターで金珍圭と組み、若い布陣でラスト15分を戦う。上空には霧が発生する。
    33分、前田遼一が前線で粘ったボールに福西崇史がフォローする。船谷圭祐がゴール前に飛び出し、ピンポイントのパスが出る。ワントラップで右足につけ落ち着いてゴール!この時間帯、流れで大きな3点目を奪うことができた。ヤングジュビロの戦いがあと10分ある。【3-1】
    35分、右からのアーリークロスに前田遼一が飛び込む。GKの前で触ればゴールというシーンにスタジアムが沸き上がる。
    37分、速攻から太田吉彰フォローに金珍圭が走るが繋がらない。
    38分、横浜FMの猛攻が始まる。両サイドからテクニックとスピード、高さを織り交ぜ攻撃してくるがGK川口能活を中心に全選手で守り抜く。ボランチに入っている上田康太もしっかりボールを繋ぐ。横浜FMは最後のカードにハーフナーマイクを使ってくる。
    40分、服部年宏の守備から福西崇史に繋ぐ、中で前田遼一が待ち構えるがDFとGKの壁の越えられない。横浜FMは左サイドに出るマルケスを起点にしてくるが菊地直哉が対応。前線では船谷圭祐がボールを追い、中盤では上田康太が確実に守備とパスを回す。最終ラインの大井健太郎もしっかり集中し大島秀夫・マルケス・久保竜彦・ハーフナーマイクを自由にさせない。
    44分、右に出たマルケスのセンタリングをファーサイドでハーフナーマイクが頭で合わせる。決定機だったが外してくれた。
    ロスタイムは3分。
    ロスタイム、久保竜彦が左足での強烈ミドルを放つ。ゴール左ポスト直撃。最後の最後まで久保竜彦・マルケス・ハーフナーマイクとゴール前に入る迫力あるプレーが出るがジュビロDFが身体を張り死守。3-1とヤングジュビロが勝利した。
    この一戦は大きな意味を持つ。
選手、監督コメント
  • ジュビロ磐田 アジウソン監督 
  • 今回の試合はシステムをいくつか変えたが、前半ポジショニングに問題がいくつかあった。ディフェンスライン2人余ったりしてマークが甘く、マグロンに自由にプレーをさせてしまった。
    後半に茶野はケガで大井に代わったが、システムはそのまま。ある程度まで(試合を)コントロールできたが、マリノスも非常によかった。結果としてはうれしい。一般的にはいい試合で終わることができた。

    Q.ハーフタイムの指示は?
    A.ポジショニングの修正。成岡が開きすぎていて、服部と田中がディフェンスラインに余っているような形になっていたので、それを修正するように指示した。

    Q.前半に比べ、後半は前からプレッシャーをかけいい攻撃につながったが、これもハーフタイムの指示か?
    A.特に前線から行けという指示は出していない。やはりポジショニングが間違っていた。成岡が開きすぎて、服部が下がりすぎていた。そうするとファブリシオと福西のスペースがなくなっていた。そこを修正できたことで、(中盤に)スペースができて、攻撃にも優位になる形ができた。

    Q.菊地をボランチ、福西と太田を一つずつ前に出すフォーメーションは、マリノス対策か?
    A.マリノスの試合のビデオを見て、作ったフォーメーション。しかしマリノスは選手を2人変えてきた。

    Q.今季初の連勝の感想と、2得点の前田選手の評価は?
    A.やはり勝つことが大事。納得のいく勝ち方が大事。今日は前半と後半終盤10分が良くなかったが、今日の試合は勝つことが大事だった。
     前田に関しては、中山、カレン、西野、藤井など他のFW同様全員にチャンスを与えて、今回彼がうまくチャンスをものにできた。FWの一員として大切に思っている選手。
  • 横浜Fマリノス 岡田 武史 監督 
  • ここのところ勝ち点3取れなくて、苦しい中で得点が取れないということで、今日この暑さ、それから中2日ということなので、ある程度ボールをつないで押し上げていかないともたない。選手たちは本当にそういう戦い方で、いくつもチャンスを作ってくれた。でもそこでどうしても点を決められない。シュートがポストやバーまでは行くが、中に入らない。そういう現状。後半になって、ディフェンスラインがだいぶバテてきて、押し上げができない、カバーリングのポジションが取れないというところから、簡単にカウンターをうけるようになった。それでも、もう1点入っていれば、というのがあったが、これがうちの現状かな、という感じがしている。

    Q.前半かなりいいリズムだったが、後半立ち上がりバタバタやられてしまった原因は?
    A.サッカーというのは単に一つの原因じゃないことが多い。さっき言ったように、最初の1点目もそうだが、最初のボールはロングボールからのこぼれ球。そういうときに、ディフェンスラインのポジションの修正で、足が止まってしまったというのは感じている。ただこれは今のコンディションから言うと、選手を責められない。
  • 太田 吉彰選手 
  • 基本的に右側の前のポジションと言われていたので、右側に居たら上手く行ったので、そのままずっといた感じです。
    あまり下がらなくていいと言われていたのですが、人数が足りなかったので途中から下がれと言われて下がりました。(ドゥトラ)選手をあまり上がらせない為に右の前にいろと言っていたので、前半はドゥトラ選手に上がられたのですが、後半はそんなにこなかったので大丈夫でした。
    前半は悪かった分、後半はもういいやと思って(笑)本来のポジションに戻って勝負していこうかと思ってやったら、それが上手くいって、後半の立ち上がりにセンタリングが入ったので、それで勢いに乗った感じです。
    ここ3試合ゴールに結びつけるプレーができてなかったので、これで勢いに乗ってゴールに結びつけるプレーをやっていきたいです。
  • 川口 能活選手 
  • (押し込まれる展開になっても)今は耐える精神力があるので、元々あったと思うのですが、それがなかなか表にでてこなかっただけだと思うのですが、今は跳ね返す気持ちの部分がよく出ているので悪い部分も気持ちで補えるという所もありますし、ファイトしている所が攻撃に繋がったし、福(福西 崇史)も足が攣るまで非常に頑張ってますし、金 珍圭もそうですし、みんなぎりぎりの所まで身体にむち打ってやってますから、その努力が少しずつ実を結んでいる。
    今のチームを考えると結果が必要ですし、チームとして自信を深めることが大事なので、それを積み重ねていくことです。
    前半を耐えることができて0で抑えましたから、後半開始早々にヨシ(太田 吉彰)が素晴らしいクロスから遼一(前田 遼一)がゴールを決めて、それがよかったと思います。
  • 菊地 直哉選手 
  • 中盤の3人(河合、マグロン、吉田)をフリーにさせないようにした。
    基本的に自分が吉田選手をみて、前でファブリシオと福さん(福西 崇史)がプレーして、自分は背中を追っかけていた感じになってしまったので、もっと前でやらせてあげられればよかった。前の人数が一人少ないのでボールが収まらなかったですね。
    右の外へ出て行こうと思って、最初の1点目も自分とか健太郎(大井 健太郎)とかヨシくん(太田 吉彰)が外で厚い攻撃ができて、中が決めてくれた。
    とにかく前半0で抑えたのが今日はよかったと思います。
  • 上田 康太選手 
  • 時間も少なかったし、守備的にやるのはわかっていたので自分のやりたいことはまだあまりできていないですけど、続けていけばやれるチャンスはあると思うので。
    勝てたのは嬉しいです。ちょっとですけど、チームの役に立てた。
  • 茶野 隆行選手 
  • 結果がよかったので次につなげていきたい。(システムに関しては)2トップはマーク気味でハットさん(服部 年宏)が高めにという感じです。システム的には四枚なのですがサイドバックは高めに上げて、フク(福西 崇史)はちょっと前気味でポジションをとって、キク(菊地 直哉)とファブ(ファブリシオ)があまった中盤を作っていく形です。ヨシ(太田 吉彰)は本当に自由に前線でかき回す形です。(前半は)ドゥトラ選手に対するマークがはっきりつききれなかったのですが、後半は修正できたと思います。(後半の指示は)落ち着いて回していこうと言われました。ボールを持ってから慌てた部分があったので丁寧にやっていければいい形が出来ると思います。
    (ケガは)前にやったところと同じところだったので、大丈夫だとは思いますが、様子をみてやっていこうと思います。
    (連勝は)勢いがつくチャンスだと思うし、勝った次の試合が一番大事だったのでうまく結果につながってよかったと思います。

    サイドチェンジが有効だと思うのでもっともっと増やし、相手がボールに寄っていくことで逆サイドが空いているので、それを一発で変えられる技術があれば、もっと楽に崩せると思うので次の試合で生かしていきたいと思います。
  • 田中 誠選手 
  • 次は様子を見てですね。まだ張りがあるので治療しながらやっていきたい。
    前半はワントップになって混乱してしまって、うまくボランチの位置で起点を作れればよかったのですが、それが出来ず相手のプレッシャーも早かったのでリズムに乗れないまま終わってしまった感じです。様子を見ながら後ろはセーフティーにやれましたけど。前半は戦い方としてはまずかったですね。
    後半は前半と同じようにハット(服部 年宏)が高い位置から押し出すという形を作って、健太郎(大井 健太郎)が連携をとりながらマルケス、ドゥトラをうまく防げたと思います。
  • 成岡 翔選手 
  • ロングボールしかない理由は、前が動いてないというのもありますが、動けない理由の一つとして前にスペースがないので、監督は下がるなとは言っていたのですが、スペースを作る意味でも下がってから上がりたいと主張したのですが、それでも下がってくるなと言われました。前半は相手がしっかり守ってくるので、スペースがなくて動けない状況ができてしまうので、ボランチの位置にうまく入って、ボールをさばければうちのリズムができるのですが、それが出来ない状況で、ディフェンスの人も困ってしまって。

    前半みたいな形になってしまうと苦しいですね。後半は相手も攻めてきて、スペースも空いてキープが出来たり、後ろから上がってくるタイミングも合ってたりするのですが、前半はどうしてもしっかり守られて、うちの生命線のボランチにボールが入らないと苦しい状況になると思います。
    セレッソ戦の西選手のように開いてパスコースを増やしてくれることによって、ピッチを広く使うことができたら相手も嫌だったかなとは思います。セレッソ戦のような両サイドからの上がりが、前でためができていなかったので、少なかったかなと思います。僕が下がるというのもありますが、基本的にはボランチの選手が下がることによってリズムが出来ますし、相手を崩せると思います。目指しているサッカーの一つとして、早い攻めというのは現れたかなと思います。
  • 船谷 圭祐選手 
  • やっと決めれました。次もシュートを狙っていかないといけないと思います。
    ゴールが近かったので、とりあえず枠にという感じだったのですが、走っている時点でフリーだったのでドキドキしました。(ゴールの狙いとしては)トラップがわりとよく、前を見たらゴールがあったのでキーパーをよけて蹴ったら入ってました。出る前に入れられて2-1で危ないなと思ったので、その後もピンチがあったのですが、よかったですね。
    (福西選手との関係は)僕が守備面からフクさんのフォローをする感じですね。
    次も勝ちたいと思います。がんばります。
  • 福西 崇史選手 
  • 最後はラッキーと言わざるを得ない状況だったと思います。
    (ポジションについては)ボランチ的ではなく、ボランチより少し前くらいかな。トップ下でもないですね。遼一がいてヨシが自由に動いて、翔と僕で前のスペースという感じかな。後ろはキク(菊地 直哉)とファブ(ファブリシオ)でしっかりしてくれれば大丈夫ですけど。ただ、前半はこぼれ球を拾えなくて相手に振り回された分、走り抜かれた感じです。後半の途中は点を取れたから、相手も足が止まったのはありますが、もっとボールを支配したいと思います。ワイドな攻撃なので、走る分は多くなりますが、その分スペースをみんながうまく使えればいいと思います。
  • 前田 遼一選手 
  • 流れの中でボールをとられてしまったりするので、キープするところはしっかりキープして失わないようにしたいなと思います。(今のシステムは)ゴールをとるためだけに前にいる感じなので、運動量は少なくなるし、点をとることに専念できます。スペースが空いたらどんどんボールを引き出したり、真ん中でしっかりとはって起点になれればいいなと考えています。まだ連戦があるのでこれからも点をとりたいです。