2006 J1第10節
試合日時:2006年04月30日(日) 13時04分キックオフ
得点ボード
|
|
- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム
- 14,642人
- 21.8℃/63%
- 晴/弱風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 玉井 朗
- 柏原 丈二
- 名木 利幸/石沢 知
- 野田 祐樹
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
ファブリシオ | 前半11分[得点] | |
前田 遼一 | 前半14分[得点] | |
前半16分[警告] | 杉山 新 | |
ファブリシオ | 前半21分[警告] | |
福西 崇史 | 前半21分[警告] | |
前半24分[交代] | 堀井 岳也(in) ← 倉貫 一毅(out) | |
成岡 翔(out) → 船谷 圭祐(in) | 後半14分[交代] | |
後半19分[交代] | 山崎 光太郎(in) ← 鶴見 智美(out) | |
後半23分[警告] | 山崎 光太郎 | |
前田 遼一(out) → 中山 雅史(in) | 後半24分[交代] | |
服部 年宏(out) → 菊地 直哉(in) | 後半37分[交代] | |
船谷 圭祐 | 後半44分[警告] | |
メンバー表
|
スタメン |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
控え選手 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
山本 昌邦 | 監 督 | 大木 武 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第10節、ゴールデンウィークへ突入した4月30日(日)13時からのヴァンフォーレ甲府戦。空はサックスブルーで染まり強い日差しが注ぎ込む。気温も20度近くまで上がりサッカー観戦日和の素晴らしい陽気となった。ピッチコンディションはもちろん良好、ゲーム前からピッチやスタジアムの周りではイベントが実施され家族で楽しめる空間が作られている。この天気同様、ジュビロ磐田のコンディションも爽快と晴れ渡ってきた。メンバーはここ数試合の良いリズムから不動となっている。右サイドバックの鈴木秀人が出場停止となり茶野隆行が入った以外は変わりない。ボランチは福西崇史とファブリシオ、好調の菊地直哉はベンチからのスタートとなる。トップ下の成岡翔と右・太田吉彰、左・村井慎二が新しいジュビロの攻撃を作ってくれる。今日も楽しみな攻撃陣。1トップ前田遼一を含め更にベンチの中山雅史・船谷圭祐・名波浩がいつ出てくるかも含め90分みどころが多い。対する甲府はFWバレーがいないが、元ジュビロの倉貫一毅・藤田健がキーププレーヤーとなる。ヤマザキナビスコ杯予選でも同グループだけに悪いイメージは作りたくない。今ジュビロに必要なのは連勝という結果。ホーム・ヤマハスタジアムをサックスブルーの歓喜に包みこみたい。素敵なゴールデンウィークを共に作りたい。
- 前半15分まで
- ジュビロ磐田ボールでキックオフ。全員半袖で登場、暖かい気候にスタートから両チームアグレッシブに仕掛けていく。甲府はFWバレーのポジションに鶴見を入れてきた。高さある攻撃でまず磐田ディフェンスラインを下げてくる。
2分、甲府の左からのCK、藤田が蹴るがGK川口能活がキャッチ。
3分、ファブリシオから成岡翔へスルーパス。ペナルティエリア内に進入するがシュートは打てない。
4分、成岡翔がフリーで前を向くと左の村井慎二へスルーパス。再び村井慎二へ戻すがシュートが打てない。
6分、成岡翔が個人技で打開し、右から左サイドへ展開。一度下げて右の茶野隆行のオーバーラップを使うがボールが流れタッチラインを割ってしまう。
8分、太田吉彰が粘りCKを奪う。太田吉彰へ蹴り前田遼一がヘディングシュートを打つがゴール上を超えていく。
9分、服部年宏からクロスボールを上げる。前田遼一・成岡翔・太田吉彰、そしてこぼれ球に福西崇史が詰めるがクリアされる。
11分、ファブリシオが積極的にドリブルで仕掛け、自らシュートを放つ。DFの足に当たり弾道はGKの頭を越える。先制点はジュビロ磐田!【1-0】
14分、前田遼一が1列戻りディフェンス、奪うと自らでドリブル。速攻を仕掛け左の村井慎二へパスを出す。ここでCKを奪う。村井慎二が蹴り中で競り合う。成岡翔が粘りこぼれたボールに前田遼一がボレーシュート!開始15分で2点目を奪い取る。前田遼一の久しぶりのゴールにサポーターが盛り上がる。【2-0】
- 前半30分まで
- 17分、村井慎二・太田吉彰がサイドから積極的に仕掛ける。左サイドからのFK、村井慎二とサインプレーを見せるがゴールラインを割ってしまう。
18分、相手のミスを奪うと太田吉彰がひとりでドリブル突破しシュートを放つがゴール右に外れる。
20分、甲府が左からクロスボールを上げるが田中誠がカバー。金珍圭と共にセンターを固める。ファブリシオ・福西崇史が続けてイエローカードを受ける。この時間、少し試合が熱くなっている。落ち着きたいところ。相手が倒れ、ゲームがストップしている時間を使い成岡翔が山本昌邦監督と話し合う。甲府の倉貫が足を傷め早くも離脱。堀井が交代し入った。
25分、ゴール正面25mの位置からFK金珍圭が直接狙うがミートしない。甲府の速攻を受け、太田吉彰が下がってディフェンス。しかしCKとなってしまう。
26分、甲府の左からのCK。ニアでファブリシオが触り、再びCK。GK前に密集する作戦を取るがGK川口能活がパンチング。
29分、ミドルレンジでフリーになったファブリシオがシュートを狙っていく。ゴール左に外れるが惜しい場面。
30分、福西崇史から太田吉彰のスペースへパス。縦に勝負し中で成岡翔が待つ。攻守の切り替え早くスピード感のある試合となっている。
- 前半45分まで
- 33分、中盤でのプレスが早くなっている。甲府が時間を作るまでにジュビロの選手が囲み取る。前田遼一の守備力が効いている。
36分、右の太田吉彰から中に折り返し茶野隆行がミドルシュート!ゴール上を超えるが後ろからの攻撃参加もしっかり出来ている。
39分、鶴見のポストプレーから石原と宇留野が飛び出す。藤田がパスを出しシュートチャンスを伺うが磐田守備陣は隙を与えない。
42分、前田遼一がポストになり太田吉彰のオーバーラップを使う。ファブリシオも絡み右から起点を作る。右サイドからのFK、ファブリシオが蹴り中で福西崇史が飛び込む。あと一歩という場面。続けて2本のCKとなる。
44分、ファブリシオが続けてテクニックを見せたパスを出すが崩しきれない。甲府にボールを奪われてしまうがすぐに奪い返せるのが今日のジュビロ。
ロスタイム、前田遼一から太田吉彰の突破を使うがCKへ出されてしまう。前半ラストプレー、跳ね返されたボールを村井慎二がスーパーボレーシュートでゴールマウスを捕らえるがGKに弾かれてしまう。ここで前半終了。後半もゴールシーンが楽しみな試合となっている。
- 後半15分まで
- 交代なしで後半スタート。立ち上がりから成岡翔から服部年宏へのスルーパスが出る。左サイドで村井慎二が起点となり攻撃のリズムを整える。
3分、成岡翔から茶野隆行のオーバーラップ。パスが長くなるが攻撃への勢いがある。
4分には茶野隆行が個人技で右サイドを突破し、センタリングにファブリシオが飛び込むがGKがキャッチ。
5分、甲府の左サイドからのCK、藤田が蹴るがニアでファブリシオがクリア。
7分、村井慎二がフリーでボールを持つとファブリシオがオーバーラップ。しかし村井慎二は自らでシュートを選択。
8分、村井慎二から成岡翔の飛び出しを使い、再び村井慎二がペナルティエリア内で受ける。ワントラップからシュートを狙うがDFの足に当たってしまう。
10分、ファブリシオ→村井慎二→成岡で前田遼一の頭に合わせるがGKにキャッチされてしまう。
12分、成岡翔が受けたファールで左サイドからファブリシオがFKを蹴る。田中誠が何とか触るとGKに弾きCKとなる。磐田ベンチでは船谷圭祐が登場。成岡翔と代わってそのままトップ下へ入る。
15分、村井慎二のCKが2度続くが追加点は奪えない。船谷圭祐のパスセンスからまた違った攻撃を見せてくる。
- 後半30分まで
- 16分、村井慎二から速攻を仕掛けると前田遼一がDFと1対1で勝負。ワンフェイントから左足シュートを放つがゴールポスト直撃。村井慎二が詰めたがキックミスでゴール上へ外れる。惜しい展開・決定的なチャンス。そろそろ3点目が欲しい。甲府も少しずつチャンスを作ってきた次の1点がポイントとなりそうだ。
18分、甲府ベンチが動く。山崎光太郎を投入、鶴見が下がった。
19分、村井慎二を起点に服部年宏そして逆サイドから太田吉彰が絡みチャンスを作る。
20分、甲府の速攻から服部年宏が守備、シュートがGK川口能活の正面で助かるが気を付けたいプレー。
22分も甲府にシュートシーンを作られた。DFラインの前、ミドルレンジからのシュートだがこれを打たせているといつかやられる。
23分、クロスボールから山崎が飛び込みゴールラインを一度割る。しかしハンドの判定に助けられる。リズムが悪くなったところで前田遼一に代え中山雅史を投入!スタジアムはナカヤマコールに包まれる。
26分、GK川口能活がキャッチするとすぐに太田吉彰の前へロングキックでパスを出す。絶妙なパスに太田吉彰からチャンスとなるが相手DFのタックルに防がれてしまう。
27分、30mから金珍圭のFK。GK正面となるがブレているボールにたまらずパンチング。スピードあるシュートと音にスタジアムが沸きかえる。
- 後半45分まで
- 31分、金珍圭が最終ラインで当たりを強くし相手を弾き飛ばす。
32分、船谷圭祐・中山雅史・村井慎二の連携で左サイドを崩しに行く。35分、速攻から甲府の攻撃。数的不利な状況で川口能活がワンハンドでボールを外に出す。何とか落ち着いた守備をしたいところ。
36分には宇留野がフリーでシュートというシーンに磐田DF3人がスライディング。何とか外へ弾く。
37分、服部年宏に代わり菊地直哉を投入。最後の絞めへと入っていく。菊地直哉はそのまま左サイドバックへ入った。
38分、船谷圭祐が軽率なプレーでボールを奪われると甲府に速攻を許してしまう。しかし菊地直哉がカバー。右に出た中山雅史に出しセンタリングを太田吉彰がヘディングシュート!しかしゴール上を超えてしまう。
40分、中山雅史がヘディングで競り勝ち、太田吉彰へ落とす。鋭いパスが船谷圭祐へ出ると自らで勝負する。1対1となるがシュートは打てない。
43分、中山雅史が切り替えしからオーバーラップしていた福西崇史の頭へ合わせる。オフサイドになるが村井慎二・中山雅史のアグレッシブなプレーが目立つ。
44分、茶野隆行が右サイドで勝負しCKを奪う。船谷圭祐が蹴り、福西崇史へショートを使う。うまく時間を使いロスタイムへ入っていく。左サイドで福西崇史が持つと逆サイドの太田吉彰へ、最後は中山雅史のシュートシーンとなり再びCKを奪った。ラストプレー、ファブリシオがミドルレンジからゴールバー直撃のシュートを見せ会場を沸かせた。最後まで気持ちの入ったプレーを見せてくれしっかり完封で勝利。ゴールデンウィークに相応しい試合となった。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 山本 昌邦監督
- パフォーマンスは、だいぶ上がってきているが、しっかりと勝ちきるというところのゲーム運びは全くダメ。後半の早い時間に点が取れないところが、これからの大きな課題だと思う。リーグ戦は3試合(失点)ゼロできているので、攻守のバランスが少しずつ整ってきたかなと思う。急遽、茶野が右サイドでいいプレーを見せてくれたし、これからケガやカード、代表選手の抜けたりするので、その中で非常に大きな活躍をしてくれた。菊地も最後キレのいい動きを見せてくれたし、本当は3点目取って、余裕で違うポジションで交代ができればよかったのだが、勝つための要求の中で、非常にクオリティの高いプレーをしてくれた。本来ボランチだが、どこでも質の高いプレーをしてくれるので、こちらとしては非常に助かる。こういうふうにチーム一つになって、勝ち点を積み上げながら、パフォーマンスをさらに向上させていければと思う。なんと言っても、3点目を決めきれないのが、今の一番大きな課題。
Q.攻撃力のある甲府を相手にしたときのジュビロの攻撃プランは?
A.またすぐに(ナビスコ杯で)甲府と対戦するのであまりしゃべれないが(笑)、甲府のリズムのいい時は、前への圧力がかかって、高い位置でボールを奪って、早くシンプルに攻めてくるところ。その辺をしっかりDFラインと 前のプレスで対応したと思う。
Q.今日は、守備から攻撃への切替が早かったが?
A.相手(甲府)が攻撃になったときには、サイドバックも含めて5枚早く出てくるし、そこは逆に(甲府の)中盤とDFライン、両サイドの背後を早く突けばスペースがあるということ。その辺を太田、村井が基点になって、よく早く攻めることができた。そこを起点に形も作れていた。現代サッカーの中で攻守の切替というのは、最大のポイント。そこの厳しさをさらに追求していきたい。いい形でとって、早くダイレクトプレーにつなげていくという点が今増えている。ポゼッションとバランスをよくしていきたい。甲府さんの前への勢いは脅威。それがチームとしての戦術として確立されていて、怖さもあるが、茶野が入って、DFラインの安定感はあった。
Q.林に対する前田のチェックが効いていたが、狙っていたのか?
A.林にもたれると甲府のリズムが出てしまうので、成岡と前田がプレスバックをしっかりするということ。前田には、当然攻撃でもがんばってもらうが、守備でも相手のいいところをビルドアップ(組立て)させないような、パスコースを切ってからのアプローチであったり、プレスバックしてボールを奪ったりする、この点は本当に質が高い。前でプレスがかかることで、甲府さんに前線にいいボールを入れさせなかった。前田の仕事は大きかった。
Q.その前田選手が、今季初ゴールだったが?
A.すごく大きい。もっと決めるチャンスもあったので、その辺がキチッと決められるようになってくると、さらにチーム力が安定すると思う。ケガのこともあるので、リスクを負わずに体調を戻していって、ブレイク明けには、常に90分やれるような状態に持っていけたらいいと思っている。長いこと痛みに耐えてやってきているので、リスクは負わずに、今日のような形で、(時間を)伸ばしていければと思っている。チームにとっても大きい。
- ヴァンフォーレ甲府 大木 武 監督
- 前半の2点がすべて。同じような形、1本真ん中のFKで取られてそのまま。もう一つは、やっぱり真ん中で取られてCKからゴール。ずっとその前も、中盤のFKから点を取られるということが過去に2点ある。それもしっかりやってきたつもりだが、今日も3本あった。やってはいけないことをやってしまった。2点取られた時点で、まだ前半15分くらいなのに、顔が下がった選手がいたということ。無理もないとは思うが、そこでやることをしっかりやって、そういう状況を作らないということ。もう少し、メンタル的なタフさも欲しかった。
後半は、カウンターを喰らってピンチになる場面もあったが、ある部分ではチャレンジできた。残念なゲームだったが、大切なゲームが次にくると思っている。顔を下げないで、中2日でやる。がんばりたい。
Q.バレー選手がいない中での攻撃の組み立ては?
A.バレーのようなスピードやパワーがなくても、動きがあれば、ある程度いけるだろうと思っていた。バレーがいなくて甲府は苦しいだろうと、皆さん思っているかもしれないが、決してそんなことはない。また新しい形ができると、楽しみにしていた。ただこういう結果になって残念。
- 服部 年宏選手
- (インターセプトが増えたのは)前が引くときは引く、と、あまりがむしゃらに行かなくなったから。ただ、もう少しメリハリをつけると、もっと後ろが楽になるので、それはこれからだと思う。
みんなで体を張って失点0に収まったのは自信になるから、良いと思います。
- 村井 慎二選手
- 今日は積極的にできて良かったと思います。
シュートは(何本も決定機を外してしまったので)良くないですけど…(苦笑)。サイドとしてももっとよりアグレッシブに続けられたら良いと思います。
ワントップなので、1人だと孤立してしまうし、中に入って前田君、中山さんをサポートしてパスも出さないといけないし、服部さんもサイドから上がりやすいだろうし、(積極的に中に入る理由は)そういうところです。
(前線と)絡めたことは絡めましたが、3点目をとってもっと楽に進めることができたら、楽だったので、3点目をとりたかったです。
今日は2-0で勝てているので、すごく前向きな捉え方ができるので、すごく次に繋がるなと思います。チームとして勝点3がとれたというのは、全てが前向きにいきますし、来週も楽しく練習ができるので良かったと思います。
来週はシュート練習します(笑)。
だいぶポジションにも慣れてきたので、それが結果にも出ているのですごく嬉しいです。でもまだやることはたくさんあるので、もっと監督の要求に応えられるようにしたいです。
- 太田 吉彰選手
- シュートさえ決まれば多分体力も復活するんでしょうけど、入らないと疲れてしまいます(笑)最後、決定的なヘディングを外して、ヘコんで一気に疲れました。
今日は、積極的にゴールを狙うことだけはまず止めないで、どれだけ外してもいいので、もちろん決めないといけませんが、積極的に行くことによって、更にチームが盛り上がるので、自分がまず先頭に立ってゴールに向かっていけたらいいと思います。
(ゴール前に)入っていても、僕が結構外しているので、そこでしっかりセンタリングシュートを決められるように練習するだけだと思います。枚数的には何人か入って来れているので、良い攻撃ができていると思います。
(茶野選手とのコンビは)今日はこちらのサイドから崩されることもそんなに無かったと思うので、攻撃もしっかりとできていたし、問題は無かったと思います。もっともっと良い攻撃ができたら良いと思います。
勝たないと意味が無いので、次の試合もしっかりと勝ちたいと思います。
- 茶野 隆行選手
- 多少引いてしまって、運動量が落ちてしまった部分はありました。でも、それでカウンター1本でちょっと楽になり、ジュビロがスペースを上手く使えたというのはあります。
あとは、攻撃で上手く相手をいなすプレーというか、そこで駆け引きが何度かあったし、あとはもっと運動量を多くしてヨシ(太田選手)をカバーできたらいいなと思います。
1人1人がすごく意識が高いので、あとは集中を欠かさずにやっているので、次はまた大事な試合があるので、それに向けていくことしかないです。
(慣れない右サイドでの出場で)なるべくオーバーラップ・前線に行く押し上げを意識して、思い切りよく、躊躇無く今日はできたというのは感じます。(鈴木選手とは)プレースタイルが少し違うので、中にも行きながら外にも行くというのを考えながらやった。あんまりドリブルで行くようなタイプではないので、上手くパスで崩したという感じです。ワンツーで、まず裏に抜けられるプレーの精度をもっと上げたい。
センターバックでも、サイドバックでも、どこでもできるようにもっとやりたいなと思います。どこでもできるというのは自分の強みでもあるし、自信にもなると思うので、次回チャンスがあればどこでも頑張りたい。
- 福西 崇史選手
- 後半は相手の運動量が落ちなくて、後半追い上げてくると思ったのですが、前半得点が取れたので後半はそこまでリスクを負わずできました。
後ろがしっかりとカバーしてやっていたし、後ろがしっかりしていれば攻撃にも厚みが出るし、そんなに心配してなかったです。でも、ボールプレスが遅かった時にはピンチになるので、そこはしっかりとプレスにいかなくてはいけないと思います。
- 田中 誠選手
- 自分のプレーをすることと、チームの勝利に貢献することを心がけました。その自分のプレーの上で評価されるわけですから、まずは自分のプレーをするように。
(チームとして変わったことは)チームとしてのやり方がみんなに浸透してきたというのもありますし、ポジションも上がってきてやろうとすることが分かってきたというのがありますね。シーズンの序盤苦しんだので勝ちたいという気持ちがみんな全面に出ているところです。(ワントップについては)遼一(前田選手)がポストでキープしてさばいてくれて、翔(成岡選手)もかなり運動量も多くなってサポートできているのであそこでの守備と攻撃という面でかなり改善されて、ボールが取れるケースも多くなったし、それが自分たちのジュビロのサッカーの原点で、パスをしながら攻撃を仕掛けるというのが出来てきてると思います。
(茶野選手との連携については)4人のラインと裏から入ってくるマーキングの早めの確認は意識して声を出してやりました。茶野は茶野なりのディフェンスから攻撃のサポートに行く。秀さんよりは攻撃の回数は多くなかったですけど守備にかなり貢献してくれたので僕としては助かりました。
いい流れできているので、この調子で勝てるように質を高めていきたいですね。
- 川口 能活選手
- 目の前のことをやり、先のことを考えることは必要ですし、優勝争いをするためにはしっかりと点を取っておかないと後で苦しくなってしまうので、取るべき所でしっかり取って、守る所でしっかり守って、きっちり仕事を1人1人がやるべきだと思います。出来てきてるとは思いますが、集中しないと優勝争いは厳しいと思います。
しっかりコンディションを整えて練習の中でも試合の中でも自分がやるべきことをしっかりとやることに代わりはないので、いい流れを継続していきたいです。
(0点へのこだわりについては)点を取られて悔しい思いをしていましたし、そこで絶対点を与えない集中力を周囲に見せないといけないだろうし、これからも継続して、しっかりと自分のプレーやコンディションをキープすることです。自分の中でパフォーマンスを出していてもなかなか結果がついてこない時期もありましたが、市原戦あたりから攻められてる時の冷静さというのが出来てきているのでキープしていきたいと思います。
(キャッチしてから出すタイミングは)ヨシとか村井とか遼一とか周りの反応がよくなってきているので、チャンスになるのであればやってきたいと思います。落ち着くところと早くやるところとメリハリをつけてやりたいです。
- ファブリシオ選手
- 試合ごとによくなってきて、これで順位が少し上がると思うし、最後までタイトルを目指して戦っていきたいと思います。(ゴールは)練習の成果だと思いますが、一生懸命練習しててこのようにゴールが決まってくれば、遠い位置からでも積極的に打ちたいと思います。(チーム全体としての手応えは)攻撃的になっていることと、ボールを持った時にたくさんの選手が前に進んでいることです。その辺がだいぶ上向きだと思います。
- 前田 遼一選手
- (ゲームプランとしては)前からプレッシャーをかけてという感じです。システム自体カウンターという形ですが、つなげて得点に出来る形も作っていきたいと思います。(相手に対しての意識は)林選手をフリーにさせないようにという指示があったのでそこをケアしながら外に出させる意識でやりました。