2006 J1第7節
試合日時:2006年04月08日(土) 16時03分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 味の素スタジアム
- 24214人
- 15.5℃/25%
- 晴/弱風
- 全面良芝 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 﨑谷 誠一
- 吉田 寿光
- 手塚 洋/相樂 亨
- 東城 穣
- 遠藤 郁夫
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
伊野波 雅彦 | 前半12分[警告] | |
ルーカス | 前半22分[得点] | |
前半25分[得点] | 村井 慎二 | |
ルーカス | 前半42分[得点] | |
前半44分[警告] | 茶野 隆行 | |
伊野波 雅彦(out) → 宮沢 正史(in) | ハーフタイム[交代] | |
鈴木 規郎 | 後半4分[警告] | |
後半5分[警告] | 鈴木 秀人 | |
後半11分[交代] | 前田 遼一(in) ← カレン ロバート(out) | |
後半15分[交代] | 船谷 圭祐(in) ← 森下 俊(out) | |
栗澤 僚一 | 後半21分[得点] | |
後半22分[警告] | 菊地 直哉 | |
ササ サルセード | 後半23分[警告] | |
後半26分[交代] | 成岡 翔(in) ← 村井 慎二(out) | |
徳永 悠平 | 後半35分[警告] | |
栗澤 僚一(out) → 浅利 悟(in) | 後半38分[交代] | |
ササ サルセード(out) → 赤嶺 真吾(in) | 後半44分[交代] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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アレッシャンドレ ガーロ | 監 督 | 山本 昌邦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第7節はアウェイ味の素スタジアムで16時キックオフされる。
ここまで7位のジュビロ磐田と8位のFC東京の試合。空は青空の周りに雲が覆っている。雨も心配されるが今のところ大丈夫。芝を含めピッチコンディションは良好。スタンドにも早くから両チームサポーターが詰め掛ける。関東在住のジュビロサポーターも駆けつけてくれ、地方でやる試合とは違った盛り上がりがありそうだ。サックスブルーを身に纏った子供たちも多く、是非ジュビロらしいサッカーを披露したい。水曜日のJヤマザキナビスコカップを勝利で終えた選手たちが中2日で調整し、この戦いに挑む。名波・鈴木らはしっかり休養をしたが、その他の選手の疲労が心配。しかし、連勝していることで今のジュビロには勢いがある。ベテランの守備・若手の攻撃、そしてゲームキャプテン菊地直哉の存在がチームを支えている。
今日の注目はFWカレン ロバート!未だノーゴールの今シーズン、マークが厳しいのは当たり前だが、チャンスメイクに徹している姿を見てほしい。更にこの試合では相手DFに市立船橋高校の同級生・増嶋がいる。絶対に負けたくない相手だけにこの試合へのモチベーションはいつも以上だろう。
そして相手ベンチには昨シーズンまでジュビロ磐田にいた川口信男もスタンバイしている。FC東京のカウンターサッカーをどうコントロールするか!?ゲームメイカー名波浩とベンチの成岡翔もみどころ。連勝が止まらぬよう、積極的な戦い方を魅せたい。1点差という厳しい接戦が予想される。ここが頑張りどころ、勝利こそが次に繋がる。
- 前半15分まで
- ジュビロ磐田ボールでキックオフ。カレン ロバートが東京DFの裏を抜け出し前へ仕掛ける。
1分、東京の右サイド、徳永からセンタリングが入るが中で田中誠と茶野隆行がきっちりマーク。
2分、FC東京ササがDFラインの間をすり抜ける、オフサイドラインを作り罠にかけるが、外国籍2トップのルーカス&ササに要注意。FC東京の右サイド徳永からの突破にも気を付けたい。左サイドDF森下俊の活躍が期待される。
5分、森下俊からカレン ロバートの前のスペースへロングフィード。増嶋と競り合うがGK土肥にキャッチされる。
6分、太田吉彰が中に入り込み、ペナルティエリア内で勝負、左足のシュートを放つがDFにブロックされる。
7分、カレン ロバートが相手DFを背負ったプレー、激しく・厳しいマークを受ける。
8分、ボランチの菊地直哉の位置から左の村井慎二へ展開、絶妙に見えたがオフサイドの判定。
10分、右サイド鈴木秀人のオーバーラップからクロスボールでカレン ロバートの頭に合う。シュートとなるがGK正面。
11分、FC東京のCK。梶山が蹴り増嶋がヘディングシュート。先に触られたプレーだっただけに再度確認しておきたいところ。
12分、鈴木秀人がドリブルで押し上げると相手がたまらずファウルする。右サイドからのFK名波浩が蹴るが、中で跳ね返される。再びこぼれ球が名波浩へ渡り、シュートまでいくがDFに当たってしまう。ここまでポゼッションはジュビロにある。
15分、ファブリシオがベンチに走って戻る。インナーを着ていたが熱かったようで急いで脱いでピッチへ戻った。その1人少ない状態で鈴木秀人が足を強打し倒れこんでしまう。ベンチ横では大井健太郎がアップ開始。
- 前半30分まで
- 17分、一度タンカで外に出た鈴木秀人がピッチに戻る。
20分、1トップのカレン ロバートが前線で身体を張りボールをキープする。この試合、日本代表監督ジーコ氏も視察に来ている。
21分、菊地直哉から右のサイド太田吉彰が走った前のスペースにロングボールを入れる。前に起点を作りタイミングを伺うが、まだリズムの掴み合い。
23分、FC東京右サイドから切り込まれクロスボールを入れられる。田中誠の頭を超えたボールがルーカスに合ってしまい。GK川口能活の頭を越されるループでゴールネットを揺らされた。先制点はFC東京!【1-0】
26分、ペナルティエリア内で名波浩がヒールパス、ファブリシオがセンタリングし、左サイドの村井慎二が中に入った。シュートが一度はGKに触られるがボールの弾道はそのままゴールへ。村井慎二がしっかり押し込み同点弾。取られた後にすぐに追いついたこのゴールは大きい。振り出しに戻す。【1-1】
28分、FC東京左サイドからセンタリングにササがヘディングシュート!ゴール左隅に飛び危ない場面だったがしっかり川口能活が見極める。ゴールにはならないがこのプレーに対し厳しくDF陣に激を飛ばす。
30分、ファブリシオが右サイドでボールをキープ、逆サイドの森下俊に展開するとおもいっきりの良いロングシュートを打つ。積極的なプレーでチームを盛り上げる。
- 前半45分まで
- 32分、FC東京右サイドから徳永が森下俊と勝負。粘るがセンタリングを上げられてしまう。中で田中誠が頭でクリア、菊地直哉が拾い攻撃につなげる。
33分、FC東京の右サイドからルーカスが突破、オフサイドラインを作っていた磐田DFがオフサイドをアピールするが流される。センタリングにササが合わせゴールマウスへ飛ぶがGK川口能活がキャッチ。危ない場面に磐田DFと山本昌邦監督が審判へ向いオフサイドのアピールをするが認められない。
35分、ペナルティエリア内で太田吉彰が強引にシュートへ持って行く。GK正面だったがシュートを打っていくことはリズムを掴むためにも大事。
39分、FC東京右サイドの徳永が1対1で仕掛けて来る。村井慎二も下がり何とか足に当てる。GK川口能活が浮き球をキャッチしチャンスを作らせないがやはり徳永からのセンタリングには注意したい。
41分、FKからペナルティエリア内でカレン ロバートと増嶋が衝突。カレン ロバートの顔に肘が入ったようだ。
42分、FC東京右サイドをルーカスが突破、センタリングにササが反応するが川口能活がファインセーブ。何とかCKに逃れた。しかしそのCKを中央にいたルーカスにボレーシュートで決められる。川口能活がスーパーセーブしただけにもったいない失点。【2-1】
川口能活が大声で激怒する。菊地直哉も身体を使い悔しがる。
前半ロスタイム1分と表示。
茶野隆行がルーカスに後ろから激しく行ったプレーにイエローカード。前半終了、まだ1点差後半の展開に期待したい。
- 後半15分まで
- 後半スタートからFC東京ベンチが動いた、19番伊野波に代わり宮沢を投入。
前半決めた村井慎二のゴールがジュビロ磐田Jリーグ通算800ゴールの記念となった。その記念となった試合だけに是非勝ちたいところ。
右の太田吉彰・鈴木秀人・菊地直哉らが激しくボールを追い込む。名波浩を筆頭に再びゲームを作り直す。
3分、FC東京栗澤のミドルシュートはGK川口能活の正面。
4分、名波浩のCKを中で混戦とし、再び名波浩へ繋げる。こぼれ球を村井慎二がシュート、跳ね返されるが鈴木秀人が身体を張り守備。
5分、鈴木秀人がルーカスに厳しく行ったところでイエローカードとなってしまう。
6分にもルーカスがペナルティエリア内でドリブルからファウルを誘ってくる。徐々に菊地直哉とファブリシオのポジショニングが高くなってくる。
9分、菊地直哉から村井慎二の前へロングフィード、センタリングに太田吉彰が詰めるがシュートとならない。
10分、前田遼一がベンチに呼ばれる。
11分、FC東京のCKとなったところでカレン ロバートに代わり前田遼一がピッチへ入る。
12分、CKから梶山の強烈ミドルシュートを打たれる。川口能活が激しく怒鳴る。サポーターからは「マエダ」コール。
13分、鈴木秀人が押し上げ右の太田吉彰へ展開、センタリングに村井慎二が合わせに行くが打てない。
14分、ベンチでは船谷圭祐が準備する。ここから勝負へ行く。船谷圭祐と代わって出るのは森下俊。村井慎二が左サイドバックに下がり船谷圭祐が左MFに入った。攻撃的布陣。
- 後半30分まで
- 17分、ゴールから35m付近でFC東京のFK。距離はあるが鈴木規郎が直接狙ってくる。壁に当てしっかり守るとそこから速攻、前田遼一に当て自らで勝負する。FC東京はたまらずファウル。前田遼一の動き出しに嫌がっているようだ。
19分、FC東京の速攻でササとルーカスのコンビネーションでシュートまで持って行く。川口能活がセーブすると前田遼一が速攻、またぎフェイントからシュートを放つがDFにブロックされる。
20分、左サイドで船谷圭祐がファウルを受けFK。名波浩が蹴り、跳ね返されファブリシオが再び中に入れる。菊地直哉が競るが届かない。
21分、左サイドから今野に突破されセンタリングに栗澤が合わせ追加点。痛い失点。【3-1】
しかし、すかさず磐田が攻撃を仕掛ける。鈴木秀人が上がりCKを奪うとそこから怒涛の攻撃。速攻を仕掛けるササへファブリシオが上手くボールを奪うとササが激怒し、イエローカードとなる。
24分には村井慎二が左サイドから鋭い弾道のセンタリング、前田遼一が飛び込むが合わない。ここで村井慎二の足がつってしまう。2日前まで風邪で熱があったことが響いてくる。
ベンチで準備していた成岡翔がその村井慎二に代わり投入される。
ここで磐田は3バックへ変更。成岡翔は前線へ入ってくる。前田遼一の1トップに名波浩と成岡翔のトップ下、右・太田吉彰、左・船谷圭祐、ボランチに菊地直哉・ファブリシオで茶野隆行と鈴木秀人のストッパー、田中誠がリベロに入り攻めに行く。
残り15分、2点のビハインド。
- 後半45分まで
- 31分、ファブリシオがハーフウェイラインから長い距離をドリブルし、中に切り込み自らシュートを放つ。GK正面となるが、もう攻めるしかない。33分、田中誠を中心にDFラインを上げる。中盤をコンパクトにして全体的に押し上げる。
34分、太田吉彰が右サイドを上がりセンタリングまで粘る、マイボールでCKを奪ったかに見えたが、ラインズマンの判定はゴールキック。選手・ベンチからも猛抗議をする。
36分、左サイドでFKを得ると名波浩が蹴る。中で菊地直哉が倒されるが主審はファウルを取らない。
37分、ファブリシオがドリブルで仕掛け、テクニックで相手を抜こうとするが取られてしまう。そこから速攻を受け、田中誠・鈴木秀人・茶野隆行が粘る。
38分、ゴール正面25mの位置でFC東京へFCを与えてしまう。ササが直接狙うが壁がブロック。
残り5分となり中盤が激しくなってくる。ファウルのシーンが増え、選手たちがぶつかりあう。
40分、ルーカスがボールキープし時間を使う。
43分、中盤でFKを得ても急ぎすぎてミスが続く。磐田はとにかく最後まで諦めない。しかし焦りすぎてイージーミスが連続する。
何とかまず1点を奪いに前線からボールを追うが良い形でボール繋げられない。
ロスタイム3分、まず成岡翔が左からCKを蹴る。
前田遼一がボレーで打つがDF当たり、船谷圭祐がボレーするがゴール上を超える。太田吉彰・ファブリシオがクロスボールを入れようとするがブロックされ最後は前田遼一に合わせようとするが繋がらない。
試合終了。再び悔しい迷路に迷い込む。
選手、監督コメント
- 山本 昌邦監督
- 厳しいゲームになるという中で、タフな姿勢をみせたかったが、レフリーの判定とか我々のミスがらみで冷静さを失ったことも含めて、辛抱強く粘り強い戦いができなかった。選手は最後まで諦めずに戦ったのは良くやったが、勝ちたい意欲やチームに捧げるような意欲っていうのが少し足りなかった。
厳しい日程の中で、相当疲れていたのですが、成長するいい機会かと思ってました。結果だけみると残念な結果ですが、成長過程で色んな形が見えてきているので次につなげるしかない。
早くいいポジションに戻って、グループでFC東京さんの個の守備に対抗したかったのですが、グループがコンパクトに数的有利な状況ができなかった。我々の特徴である、ワンタッチ、ツータッチでパス回しというのが、前半特にできなかったことが残念です。選手は中2日で良く戦ったし、戦える選手と戦えない選手が多少でてくるので、今後のチーム作りに活かしていきたいと思います。
Q.いい形もあったと言われたのですが、いい形とは?
A.FWはまだ1点も点を取れていないという事情があって、FC東京さんとのツートップの差があるのですが、長い目でみて若い選手にそういう経験をさせていかないと、日本のサッカーの中でストライカー不足と言われている訳ですから、しっかりとチャンスを与えていきたいと思ってます。そういう中で前田が戻ってきて、若いタレントの可能性というのを感じてますし、それには数多くの失敗をさせてあげないと、何もかも外国人助っ人に頼っては。。彼らはやってくれますけど長い目でみたらチームの財産、日本の財産にならないと思っているので今は我慢だと思ってます。カレンにも、もっともっとチャレンジしろとずっと言ってますし、3年目の壁にぶち当たってますけど、しっかりと成長してきた時にこういう経験が活きたらいい。
前田が去年9月の怪我から復帰して、まずまずゲームに入れるようになってきたのでこれからだと思ってます。
- アレッシャンドレ ガーロ監督
- 今日はチーム全体で気持が入って、自分たちのペースを崩さず最後までいけたゲームだと思ってます。
ゴールを狙う姿勢も最後までいけた。ジュビロはテクニックのあるチームというのはわかってましたし、私達のサッカーをやるということでみんなに言い聞かせて、私達のいいサッカーができた。
伊野波選手の役割は名波選手のマークにつくということを言い聞かせました。マークにつくのも大事ですが、もちろん空いている場合にはどんどん積極的にパスを繋いで攻めにいくという役割を言ってました。
伊野波選手を代えた理由はイエローカードをもらっていたので、もう一枚もらうと退場になる可能性があるのと、宮沢選手を入れたのはいいパスができるということで代えました。
- 名波 浩選手
- マンツーマンの相手の戦術に、上手くはまったのもあるし、良い時間帯もあったけど、そこで崩しきれなかったのもあるし、結果論から言えば、2点目がターニングポイントだったかなというところですね。ヨシカツ(川口選手)がその前にファインセーブで防いでのCKだったので、どうにか凌がないといけない時間帯でした。
2-1の状況から、次の1点目が勝敗を左右すると思いましたが、先に相手に取られたので、なかなか手詰まりかな、という感じだった。
ボールが上手く入ったときに、ダイレクトやツータッチで簡単にはたいて展開する形の方が理想だと思うけど、それを考えると前半の方がいい形ができたと思うので、後半はボールがなかなか、横パスでサイドチェンジが多かったけど、1本前に入れてからのサイドチェンジが無かったので、その辺が深くまで崩しきれなかったところかなと。あとは、大事なところでのミスが多かったので、その辺は僕個人としても、チームとしても反省しなきゃいけないと思いますね。
相手もそう簡単に勝たせてはくれないし、特に大分、FC東京は両方ともマンツーマンだったんで、みんな、そのハードな守備にストレスを感じていると思うので、1回リフレッシュしたいと思います。
- 鈴木 秀人選手
- セカンドボールが全然拾えなかったし、球際、1対1で負ける部分が多かった。1点目も2点目もあっさりとやられすぎたかな、と。最初からけっこう押し込まれていた感があって、淡白な攻撃だった。大きいボール1発での攻撃が多かった。ああいう、カウンターじゃなくて、もっと自分たちでパスをつないでいった方が、中の人数がいると思うので、そういう攻撃をもっとできればなと思います。
いろいろなゲーム展開があるので、そういう中でも自分たちのサッカーが最初からできるように、常にコントロールできるようになれば、もっともっと良くなると思います。
- 川口 能活選手
- 気持ち切り替えてやるしかないですね。(2失点目は)まさかあの高さからボレーがくるとは、本当は予測しなきゃいないといけないんでしょうけど、あの高さで、CKからのボレーシュートということで、少し驚きました。でも、それでも反応できるように、ああいうボールも防げるようにこれからはしたいですね。(何度も好セーブで流れを引き戻そうとしていましたが)それを自分は続けて、流れを変えるプレーというか、相手の攻撃をできる限り防ぐことが自分のやることですし、それをやり続けることが自分のためにもなるし、チームのためにもなると思うので、今は自分のやるべきことをしっかりやることしかないです。
Q.打たれたシュートのほとんどがフリーでしたが、マークの確認は?
A.その辺の集中力とか、ボールに対する寄せとか執念とか、すべての面で今日はFC東京が上回っていました。シュートを打たれたり攻撃されることは全く問題ないことですけど、それに対して怖がったりしてはいけないし、「ここで防いで流れを変えるんだ」ぐらいの強い気持ちがないと。こういうチーム状態の時は、もちろん組織で守ることも大事ですけど、一人で打開する強い精神力が絶対に必要ですので、その辺を次の試合から、練習から、組織は大事ですけど、最後は1対1ですから、その1対1のところで負けてしまうと、この先勝負所でなかなか勝てなくなってしまうので、1対1のところで負けないことですね。
(負けは負けで)しっかりと現実のこととして受け止めて、とにかくしっかりと練習をして試合に臨みたい。自分たちが上手くなるためにどうしたらいいかということを、プレーの分析もしっかりして、そして悪いところはしっかりと反省して、良い部分はイメージとしてしっかりと残してやればいいと思います。
- 前田 遼一選手
- 上手くボールが引き出せなかった。裏でボールを引き出したかったのですが、ボールの出し手と、僕自身が上手く合わなかったのですかね。
- 村井 慎二選手
- 個人的には(ゴールできて)嬉しいですけど、3対1という結果に残念ですし、失点の取られ方も悔しい失点ばかりですし、もっと変えていかなければいけないと思います。(体調は)万全ではなかったですが、最後までできたと思います。攻撃も上手く左サイドで出て行けていたので、いいパスもでたし、そこからフォワードに入れるという時に中の枚数が薄いというのが、みんな出ようとはしているのですが、詰まってしまうのでそこを上手くヨシ(太田 吉彰)と僕の味を出すには、上手く中の枚数を多くさせるようにしたいとは思います。
(フォーメーションを変えて)点も取られてますし、選手も代わっていますし、今は色々と挑戦する時期ですのでその中で気持をしっかりと保てればいい結果につながると思うので、それを信じていきたいと思います。
やられたということを次の試合までに修正してから、次の試合に出たいと思います。ちゃんと話あって、確認しあっていきたい。
- 太田 吉彰
- 上手く動けなかったのが敗因だと思います。僕のサイドがしっかり動かないと今日のような試合になってしまうし、ワントップなのでサイドが非常に重要になってくるので、僕らがもっとしっかりやらなければいけなかった試合だったと思います。
連勝していたので、気分的にはよかったのですが、立ち上がりからなかなか上手く回らなかった。切り替えるしかない。
クロスを上げないと、中で構えているので最後の最後でクロスを上げるかあげないかが敗因になってくるので、しっかりドリブルで勝負して抜くなり、上げきることを目標にというより絶対にクロスを上げきらなければいけないので、しっかりとやっていきたいと思います。
4-5-1の試合で3戦目なのですが、最初は勢いでできると思うのですが、だんだんと課題は見えてくると思うので、集中して早くいい感じでできるようになりたいと思います。