2006 J1第5節
試合日時:2006年03月25日(土) 15時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム
- 11,835人
- 13.6℃/58%
- 晴/中風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 吉田 達法
- 扇谷 健司
- 江角 直樹/抱山 公彦
- 田尻 智計
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半38分[警告] | マルコン | |
ファブリシオ | 前半41分[得点] | |
ハーフタイム[交代] | 井川 祐輔(in) ← マルコン(out) | |
村井 慎二 | 後半7分[警告] | |
後半10分[交代] | 原田 拓(in) ← マルクス(out) | |
名波 浩(out) → 成岡 翔(in) | 後半19分[交代] | |
後半24分[得点] | 黒津 勝 | |
後半29分[得点] | 谷口 博之 | |
服部 年宏(out) → 西野 泰正(in) | 後半31分[交代] | |
西 紀寛(out) → 太田 吉彰(in) | 後半32分[交代] | |
鈴木 秀人 | 後半44分[警告] | |
後半44分[交代] | 鄭 大世(in) ← 黒津 勝(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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山本 昌邦 | 監 督 | 関塚 隆 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第5節、ホームでの勝ち星が未だ無いまま川崎フロンターレ戦を迎える。前節新潟でのアウェイで2006Jリーグ初勝利、やっとチームがまとまりだした。第2節から変更した4バックも機能しだし若手の活躍がチームを盛り上げる。好調、菊地直哉が引き続きセンターバックに入った。金珍圭と組み、川崎フロンターレの外国人攻撃陣を封じ込む。サイドバックは服部年宏と鈴木秀人。そしてGKは不動の守護神・川口能活となっている。晴天のサックスブルーの空にスタジアム一面ジュビロカラーで染まる。相手の川崎フロンターレも同色を基調としていることもあり、スタジアムがキレイに色づいた。申し分ないピッチコンディション、風も弱くコートのいらない穏やかな気候。前座試合で子供たちが試合をやっている横をジュビロ選手たちがサポーターに挨拶するため登場した。福西崇史を先頭に名波浩・田中誠の顔もある。ベンチに座る成岡翔や太田吉彰の表情も良い。安定してきた4バックが川崎フロンターレ攻撃陣を無失点に抑えられるか!?そして、カレン ロバートの初ゴールはなるか!?あと4点でJリーグ通算800ゴールという最速記録もかかっている。やはりホームでの勝ち星が必要だ。
- 前半15分まで
- ジュビロ磐田ボールキックオフ。立ち上がりいきなりのチャンス、最後尾の菊地 直哉から西紀寛のスペースへボールが出る。センタリングにカレン ロバートが入り込むが相手高さあるディフェンスに跳ね返される。
1分、ジュニーニョが高ドリブルで仕掛けて来る。菊地 直哉と金珍圭がハードにマークし福西崇史が奪うが気を付けたいポイントなのは確か。3分、川崎のFW黒津が突破を仕掛けて来る。菊地 直哉が身体を使い突破を許さないが黒津の動き出しに要注意だろう。
4分、福西崇史が高い位置でボールを奪いミドルシュートを狙ってくる。5分、名波浩のスルーパスに服部年宏がオーバーラップ。センタリングにカレン ロバートが飛び込むがゴールマウスを捕らえることは出来ない。
6分、名波浩が左サイドでファールを受けFKを得る。距離があるところから金珍圭がセットし中に合わせるボールを蹴るが鈴木秀人の頭を超えてしまう。
8分、ジュニーニョがハーフェーラインからドリブル開始。西紀寛の股を抜き勢いに乗ると福西崇史がファールで止める。
9分、川崎のFKは40mほどあったがマルコンが直接狙う。GK川口能活の正面へ飛びキャッチするがセットプレーも要注意。
10分、右サイドで起点を作ると西紀寛のサポートに福西崇史が入り突破を仕掛ける。
11分、高い位置で服部年宏がボールを奪うと名波浩へ繋ぎカレン ロバートへ。しかしシュートは打てない。高い位置からプレスもかけ、ここまでは磐田がペースを掴んでいるように見える。
13分、左サイドで名波浩が中央のカレン ロバートにくさびを入れる。トラップが流れるが粘り福西崇史へ繋ぐ。福西崇史がDFラインを突破、シュートシーンを作るがミートしない。ボールはGKがキャッチ。
14分、川崎の速攻から右サイドを崩されセンタリングを上げられる。中で菊地 直哉が頭でクリアする。高さと外国人の個人技に気を付けたいところ。
- 前半30分まで
- 16分、ジュニーニョがペナルティエリア内で勝負へ来ると金珍圭が強烈なスライディングタックルでカットする。キレイに奪ったが相手が倒れて起き上がらないため。一度外に出す。
19分、福西崇史がプレスに行き、菊地 直哉と服部年宏でボールを奪いに行く。ここまではしっかりプレスがかかり相手の個人技を生かしていない。
20分、村井慎二からのクロスボールを西紀寛が突破、ダイレクトで振り向きざまにシュートを放つがオフサイド。
21分、1トップのカレン ロバートにロングボールが再三渡る。背負ったプレーで身体を使いボールをキープするがファールを受ける。
24分、マルクスからジュニーニョへスルーパスが出る。福西崇史が頭でカット、金珍圭がカバーリング。そしてその流れで鈴木秀人がオーバーラップ、ファールで止められるがチャンスになりそうなタイミング。
26分、ジュニーニョが突破し金珍圭が止める。速攻へ西紀寛が突破しペナルティーエリア内で倒される。両者PKを要求するが主審は取らない。
27分、磐田、左からのCKを名波浩が蹴り村井慎二がニアで頭に合わせる。しかしゴールマウスへは飛ばない。
29分、鈴木秀人が右サイドをオーバーラップ、相手の左サイドマルコンと勝負するが奪われ速攻を受ける。ジュニーニョが菊地 直哉と勝負するが粘り勝ち!そこから速攻を狙いカレン ロバートの前のスペースへ送る。しかし届かない。
30分、相手の3バックにこちらの1トップ、マークのズレを少しずつ見つめていきたい。
- 前半45分まで
- 31分、川崎の左からCK、中で金珍圭が弾き福西崇史がサポート。
33分には村井慎二が左サイドで2度3度と粘りながら突破を仕掛ける。ファールになってしまったが闘志溢れるプレーとなった。
34分、川崎の中村がDFの壁の間からタイミングを見てシュートを打ってくる。ジュニーニョ・マルクスの裏から出てくる中村の左足にも要注意。
37分、川崎のDFラインでボールを回している間にバランスを整える。縦に入ったところでファブリシオがカット、そのまま押し上げ名波浩→カレン ロバートと繋ぐ。カレン ロバートが数的優位の状態で勝負するがシュートまでいかない。
38分、福西崇史がドリブル、マルコンにファールで止められリスタートを早めようとしたところでマルコンがボールをもって下がっていく。イエローカード。
39分、左サイドにオーバーラップした金珍圭がワンフェントからセンタリング、中でカレン ロバートと西紀寛が入るが惜しくもシュートが打てない。
40分、福西崇史がペナルティエリアの外で横にドリブル、我慢できなかった川崎DFが足をかけてしまう。ゴール正面20mからのFK。これをファブリシオが直接決め先制点。ファブリシオのJリーグ初ゴール!でスタジアムが一気に盛り上がる。
43分、名波浩を追い越し福西崇史が攻撃で起点を作る。ファブリシオのバランスも良く、左サイドで服部年宏から村井慎二の前にパスが出る。ゴールラインギリギリのところからセンタリング。カレン ロバートがニアで潰れファーサイドで西紀寛がフリーになるが届かない。流れ・勢い・リズムは磐田にある。
ロスタイム1分。菊地 直哉を中心に集中したディフェンスラインが保たれる。1-0で前半終了。後半も楽しみな展開。
- 後半15分まで
- 後半スタートから川崎はメンバーを代えてきた。マルコンに代え井川を投入。磐田はそのままのメンバーと布陣となっている。立ち上がりからカレン ロバートが裏に走る。名波浩がサポートしチャンスを作っていく。
2分、左サイドでスローインとなった瞬間、西紀寛がボールを持ち名波浩が走り出す。そのままゴールへダイレクトでシュートを放つがGK正面。
3分にも名波浩からのスルーパスに服部年宏が突破。センタリングがずれてしまうが攻撃的な展開が出来ている。4分には川崎の速攻を鈴木秀人がスライディングクリア。続けてくる攻撃も菊地 直哉が弾きしっかりした守りが出来ている。
5分、福西崇史が粘り、続けて村井慎二が粘る。
6分には名波浩と西紀寛が身体を張り、ここまで気持ちの入った戦いが出来ている。
7分、右サイドで名波浩からFKが蹴られる。福西崇史が飛び込むがGKのパンチング。そのこぼれを村井慎二が拾うがシュートとならない。
8分、名波浩からスルーパスに村井慎二がゴールへドリブル直接シュートを放つがミートしない。中で福西崇史がフリーで手を広げていた。積極的なジュビロにスタジアムが盛り上がる。川崎ベンチは原田を準備する。
9分、カレン ロバートが相手3人に対しドリブルで仕掛けていく。得意のまたぎフェイントからGKの飛び出しを誘いCKを奪う。
10分、マルクスを下げ原田を投入。
11分、ファブリシオが強烈なミドルシュートを放つがゴール左へ外れる。
12分、福西崇史とファブリシオで中盤のプレスを厳しくしボールを奪うと村井慎二から早い段階でカレン ロバートの前にボールが出る。
13分、ジュニーニョの個人技からシュートまで持って行くがGK川口能活の正面。
15分、名波浩が頭を押さえ倒れこむ。身体を張り逆サイドの福西崇史へ出した際に痛めた。攻撃への流れは悪くない、ここまでは取られ方を気をつけジュニーニョの個人技を注意したい流れ。
- 後半30分まで
- 18分、服部年宏からの縦パスを西紀寛が受ける。逆サイドに流れた西紀寛が箕輪と1対1となる。仕掛けに行くがゴールラインを割ってしまう。
19分、磐田ベンチは成岡翔が登場。名波浩に代わりそのポジションに入って行く。
20分、村井慎二から川崎DF箕輪の裏のスペースへパスを出す。カレン ロバートが走りチャンスを作るがファールとなってしまう。
21分、成岡翔・西紀寛・福西崇史で前線からプレス。
23分、菊地 直哉がボールを奪うとそのまま攻撃参加を仕掛けていく。
24分、一瞬の隙が失点となる。ロングボールに黒津が走りこみGKと1対1を作ってしまう。ジュビロDFはオフサイドを要求するがゴールの判定。
26分、福西崇史がジュニーニョへファールの判定を取られる。FKをゴール前に蹴られ川崎の高さに競り負ける。シュートが山なりになりGK川口能活がキャッチするがマークを確認しておきたいところ。29分左サイドから崩されるとセンタリングにファーサイド、谷口をフリーにしてしまう。ヘディングシュートが決まり逆転。流れが悪くなった時間でいっきに逆転まで許してしまった。
- 後半45分まで
- 31分、服部年宏に代え西野泰正を投入。
32分、西紀寛に代え太田吉彰を投入。3-5-2へシステムを変更する。この時間は川崎のリズム、まず失点を気を付けたい。
35分、左からのCKで中が混戦となり競り合う。ファブリシオが身体を張りクリアするが危険な展開。
36分、川崎が2列目から井川が飛び出し、そこにボールが出る。オフサイドになるが川崎の動きある中盤が出てくる。
37分、ゴール正面30mの位置から福西崇史がFKを奪う。ボールをセットしたのはファブリシオと金珍圭。金珍圭が強烈な弾道でシュートを放つが壁に当たってしまう。
39分、川崎GKがボールを持って時間を使っているところに西野泰正が走り追っていく。
40分、右からのCKを成岡翔が蹴る。一度は弾かれるが再びサイドに出た成岡翔へボールを送る。センタリングを金珍圭が頭で合わせていくがゴールにはならない。
残り5分を切り時間を使う川崎に急ぐ磐田。
43分、左の村井慎二からセンタリングGKの前に西野泰正そしてその後ろに福西崇史が飛び込むが触れない。
ロスタイム3分の表示。菊地 直哉からロングボールで村井慎二へそしてセンタリングに太田吉彰。しかしゴールは決まらない。ロスタイム右からのCKを成岡翔が蹴る。中に金珍圭・福西崇史・鈴木秀人・西野泰正が入るが触れない。最後、川崎は時間を使う。ジュニーニョが倒れ交代枠も利用する。先制したこの試合、うまくゲームを進めることが出来なかった。ホーム初勝利ならず残念な結果。ため息がスタジアムを覆う。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 山本 昌邦 監督
- 川崎のタフさというか、高さも含めて、やられたが、全体的にはそんなに悲観するような内容ではない。やはり攻めの形を作りつつも、なかなかフィニッシュで終われないというところが、いい守備にもつながらないというケースもあり、それで体力消耗する。攻めた時にキチッとフィニッシュで打てるところを打って終わるというところと、シンプルな攻撃がカギなのかなと思う。どうしても中に高さがないので、慎重になってしまうとところがある。パスワークやアタッキングゾーンに入るまでのところは、間違いなくグループの可能性はすごくあるし、さらに精度が上がってきているので、最後のアタッキングゾーンのところかなと思っている。もうちょっとのところまできている。あれで追加点をしっかり奪っていくということができれば、もう少し楽なゲーム展開に持っていけるのかなと思う。今日は3連戦目ということで、ホームなのに、(試合の)入りがホームらしくない。もう少しアグレッシブに、新潟戦のようにいけたら、前半のうちにもっといい形ができたのではないか。とにかく、軸をぶらさずに、しっかりとこれを積み上げていくことが大事だと思う。
Q.相手の選手交代への対応に時間がかかったのでは?
A.それは想定の範囲内。そこに大きな問題はない。サイドをやられたので、ゴール前の高さの問題もあるし、人数をかけてゴール前に入ってくるというのは理解はしていたし、枚数もいることはいたが、、。それは相手の高さがボランチまで高さのある選手が上がってくるので、そこは彼らのストロングポイントで、そこをしっかり対応しきれなかったということ。これは致し方ない。
Q.後半20分過ぎから足が止まった。がんばっているせいもあるが、フィジカルの問題では?
A.それはその通り。いいサッカーして、ボールも人もよく動いて、見てる方には楽しいサッカー、それがフィニッシュまでいけばいいが、いかなかった時に、疲労がどうしてもその時間帯から出てくる。そこでさらに精度を上げたパス回しができるのか、もしくは運動量、タフさ、そういうところはこれからの大きな課題。これがあれば、すごいチームになれるのだが、そこのところがもう少しこれから成長しなければならないところ。特に、中盤のプレスがかからなくなる時間、カウンターも当然くらうわけで、そのところのタフさというのは、これから本当に大きな課題だと思う。
Q.連戦が続くが、その対応は?
A.まずは元気な人でやっていくしかない。我々の場合は代表選手が多く抜かれるので、そこに若い選手を投入していくことになる。ナビスコカップについて言えば、代表選手が抜かれているチームと抜かれていないチームがあるわけで、その不平等感はあるが、我々はそれを逆に新しい選手の成長の場ととらえて、チャレンジしていきたい。
- 川崎フロンターレ 関塚 隆 監督
- 非常にうれしい。Jリーグを引っ張ってきた磐田に、しかも我々は昨年一度も逆転勝ちができなかったが、ここで逆転勝ちできたのは、本当にうれしい。よく選手が最後までやってくれた。これも磐田まで多くのサポーターが駆けつけて、我々をプッシュしてくれたおかげ。サポーターと選手に感謝したい。自分自身が今までのゲームを見た中では、ジュビロさんは名波が入った時のゲーム展開が、パスをつなぎながらサイドチェンジで崩してくるという印象を受けていたので、選手にもそういう入り方をさせたが、フタを開けたら、我々のディフェンスラインの裏に早めにボールを入れて、そこから早いプレッシャーをかけてくるという展開。ピッチの芝の質の関係もあるかもしれないが、我々のディフェンスラインは、そのボールの処理に困って自滅していたという前半だったと思う。そういうことがあって、1点ビハインドと、名波選手をつかまえきれなかったことで、後半の立ち上がりからは寺田を前に出して、思い切って4バックで勝負していった。その中で、選手がよく機能してくれた。
Q. ジュニーニョがおさえられていたが、後半どういう形で攻めようと思っていたか?
A. マルクスとジュニーニョのラインは今日は完全に断ち切られていたので、マルクス自身にもジュニーニョとのコンビが一番にあって、マルクスからジュニーニョにパスが出ると全部カットされていたので、もっと幅広く、もうひとりの黒津を使いながら、攻撃の幅をつけていかないと相手に狙われている、というアドバイスをハーフタイムにした。こういう攻撃をしろ、というアドバイス・指摘は特にしなかった。
- 村井 慎二選手
- 終盤に動きが止まってしまう。こぼれ球も拾えなくなったし、僕自身もシュートを決められなかった。2点目を取ってしっかりとゲームを進められなかった。
2失点ともなんとなく入れられてしまった感じで、集中力という言葉しかないと思います。全体的にプレスも失点の時間帯はかからなかったので、それ以外はよかったと思いますけど、前の方としてチャンスを決められなかったし、センターリングももう少し上手くあわせられていればというのが何本かあった。
運動量は後半はそうでもないのですが、メンバーが変わった時にいつも流れがふわっとした感じになってしまう。名波さんが抜けたときにボールが収まらなくなるし。
2失点以外は全く問題なかったし、むしろみんなすごい集中していてボールを取りにいっていたし、攻めていたし、チャンスを上手く点にできなかった。
- カレン ロバート選手
- 日本代表の選手もいなくなってしまうので、勝っておきたかった。試合内容はゴールを決められた部分以外は大丈夫だったと思いますが。。
最近は何にもできない。スペースがあればやりたいことができるんですけど、前半のようにスペースのないところでキープができないとチームの流れがよくならない。
今日の相手は大きかったし足も長かったので、初めてに近い経験でした。ああいうところでキープができないと、世界の大きい人たちには勝てない。今日はどうにかキープしなければいけなかった。
- 成岡 翔選手
- 1点リードというのは危ないし、さらに突き放すことが大事だと思ったので追加点は狙ってました。
前線のプレスでもう少しいい形で入れればよかったのですが、簡単に前へパスを出されて走られた。点を取りにいくというのもいい守備から入って、いい攻撃にいかないとよくないと思いました。
最初は非常によかったと思いますけど、2点取られて崩れていった。
毎試合ごとによくなっていかなくてはいけないし、やらなければいけない。
- 川口 能活選手
- 入り方が決して悪くなかっただけに、後半動きが止まって、なぜこういう展開になっているのか、わからないですね。運動量が落ちる原因は何なのか、3試合連続同じような内容になってしまっているので、もう前に進むしかないので考えたいです。。
- 西 紀寛選手
- 前半はファブリシオのフリーキック一本で、0-0で妥当だったと思う。
チャンスはカウンターですし、僕が止めて福さんが上がるのを待つべきだったと思います。
点を取って勝ちきれないのはキツイですね。またラスト15分くらいですよね。
Q.失点に関しては?
A.1本目は縦パス一本でやられて、2点目は森に角度のないとこから上げられて、中に人数はいましたけど。自分たちが情けないですね。反省します。
- 菊地 直哉選手
- 毎試合ですが、60分くらいは良い試合をするけれど、終盤メンバーが変わってからの残り30分がバラバラになっていたので、嫌な時間帯というのは何となくわかっていましたけど、そこで凌がないといけないと思います。90分通した試合をしたいですね。
Q.皆の意識がバラバラになってしまったというのは?
A.名波さんがいる時といない時でデフェンスの仕方が違うし、名波さんはプレスのかけ方をうまく規制をしながらやっていて、メンバーが変わった後は、そういうことがまだ出来ていない。そこまでは非常にいいゲームが出来ていたので90分間続けられるようにしないといけないし、体力的な面も考えてやらなくてはいけないと思います。
Q.後半の対策は?
A.前半非常に前に前に攻めて、切り替えもよくやってたのですが、後半はボールへのプレッシャーもほぼなく、点を入れられたシーンも、走られてフリーで出ていると思うので、そういうとこを潰さないといけないと思います。後半の最初はジュビロも負けじと前に前にやれていたので、それを引き続きやるしかないと思うし、90分間やり続ける体力や一ゲーム完璧にやり続ける難しさを感じたので、やらないといけないと思います。