第29回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)予選第3戦
試合日時:2005年08月02日(火) 13時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 80分
- Jヴィレッジ Pitch2
- 100人
- 29℃、78%
- 晴れ、中風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 宮本 信之
- 下平 明徳、飯田 淳平
- 大塚 裕
- 星越 亮太
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半7分[警告] | 須崎 恭平 | |
前半10分[得点] | 増田 真士 | |
前半14分[警告] | 渡辺 恵吾 | |
前半16分[得点] | 石神 啓 | |
恩田 亮輔(out) → 椋原 健太(in) | 前半33分[交代] | |
大竹 洋平(out) → 常盤 聡(in) | 後半6分[交代] | |
永露 大輔(out) → 樋口 亮(in) | 後半14分[交代] | |
後半22分[交代] | 押谷 祐樹(in) ← 白井 洋樹(out) | |
常盤 聡 | 後半24分[警告] | |
樋口 亮 | 後半36分[得点] | |
伊藤 龍 | 後半39分[得点] | |
後半39分[警告] | 山本 康裕 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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長島 裕明 | 監 督 | 内山 篤 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- 試合前
- Jヴィレッジは快晴。海からの風がかなり強く吹いている。炎天下での試合だが、この風が選手のコンディションを多少楽にするものの、風下での守備ではかなりの集中力が必要になる。日本クラブユース(U-18)選手権予選リーグ最終日。ジュビロユースのいるAグループは、FC東京が勝ち点6でトップ。勝ち点3で並んでいるジュビロユースと湘南ベルマーレユースだが、得失点差0のジュビロが2位、-1のベルマーレが3位、グループ4位にFCみやぎ。決勝トーナメントに進出できるのは、各グループの首位と2位グループの上位2チーム。グループ首位になるためには、今日のFC東京に4-0以上の勝利が必要だが、勝って勝ち点6になれば、2位での進出の可能性が残されている。できるだけ点をとって上位を狙いたい。昨日の休養日は、午前中のリカバリートレーニングの後、リラックスして過ごした選手たち。試合前のミーティングでは、「すべての力をチームのために」を強調した内山監督。準優勝した昨年と違い、突出した選手のいない今年のチームだけに、一人一人の選手が持てる力を100%発揮することが必要になる。ベンチ入りメンバー、メンバー入りしない選手の全員が「チームのために戦う」1戦をぜひ見たい。まもなくキックオフ!
- 前半15分まで
- 今日の先発は、DFラインに右から宮本、須崎、飯田。ボランチは田中と山本。右サイドは白井、左サイドは中島。トップに渡辺恵吾、トップ下に増田と石神が並ぶ。立ち上がりから積極的に攻める風下のFC東京。前半2分、オフサイドかと選手が止まったところで、FC東京右からクロスが上がり、シュートを打たれてしまうが、これはゴール上。オフサイドのルールが変更され、DFは笛が吹かれるまでプレーを続けることがますます要求されている。5分、自陣ゴール前でFKを与えてしまう。キックはゴール上わずかに外れるが、一瞬ひやりとした。7分、須崎が相手選手をファウルで止め警告。先ほどと同じ位置でのFKだが、これもゴール上に外れる。直後、左サイド増田→中島とつながったボールが、FW渡辺恵吾へ。渡辺のシュートはキーパーに阻まれる。10分、DF宮本から出たロングパスをうまく受けた増田が、東京DFに囲まれながらもうまくキープし、ゴールにふわりとシュート。キーパーが前に出ていたことから、このボールがコロコロとゴールイン!ジュビロ待望の先制点!ゴールを決めて、ジュビロのボールまわしにリズムが出てきた。
- 前半30分まで
- 16分、右サイド白井から出たパスに、増田がドリブルしゴール前に落とす。このボールに走りこんできた石神が落ち着いてあわせ、ゴール!早い段階で2点目を奪った。ムードが上がってきた。この前の2試合ではエンジンのかかりが遅かったが、今日は立ち上がりからエンジン全開だ!ここでウォーターブレイク。気温が上がってきた。選手からは「このまま行くぞ!」という声がかかる。22分、FC東京がジュビロの左サイドを突破。ゴール前にクロスを上げられるが、ここはうまく守りきる。25分、ゴール前でクリアが小さいところを拾われて、FC東京シュート。しかし、GK伊藤が足ではじき出す。決定的なピンチだったが、運もジュビロに味方する。26分、石神が左からシュート。ミートせず、GKがキャッチ。直後、FC東京の速攻からゴールキックのピンチになるが、事なきを得る。FC東京早くも選手交代の動き。
- 前半終了まで
- 石神が積極的に動き回り、攻守に絡む。33分、左サイド中島の攻撃から、コーナーキックのチャンス。最後に田中がミドルシュートを打つが、GKがキャッチ。35分、接触プレーで石神が倒れ、担架でピッチ外に出されるが、トレーナーからマルが出て、すぐに戻る。38分、トップの位置の増田が石神に落とし、石神がミドルシュート。ゴール上に大きく外れるが、ベンチからは積極的なプレーに拍手が起こる。38分流れるようなパスワークから、最後は中島がシュート。これもゴール上へ大きく外れる。ロスタイムは2分。ここで、東京のFK。まっすぐゴールにけられたボールは、伊藤が難なくキャッチ。東京はロングボールでジュビロの3バックのサイドを狙ってくる。ロスタイム、決定的なシュートを、伊藤が横っ飛びでセーブ。ここで前半終了。理想的な展開で、前半を折り返した。
- 後半15分まで
- 後半は風に向かって攻めるジュビロ。風下での守備になる。立ち上がりから集中していこうと、内山監督が指示を出す。まずFC東京のFKになるが、ここはGK伊藤が確実にキャッチ。後半2分、FC東京の中盤から、ジュビロDFの背後を突いたパスが出るが、宮本、須崎が落ち着いて対応。今日は声も良く出ている。後半3分、ペナルティエリア少し外からの東京のFK。しかし、ゴールを大きく越える。FC東京、早くも二人目の交代。フォワードを増やしてきた。直後、トップの渡辺恵吾に浮き球のパスが出るが、渡辺のヘディングは力なく、GKがキャッチ。9分、左の中島がドリブル突破。しかし、ゴール前にはつながらず。今日は中島によくボールが出る。10分、今度は右サイドの白井がドリブル突破を図るが、クロスは上げられず。内山監督から「前を向け!」という指示の声。後半13分、FC東京にフリーでシュートを打たれてしまうが、GK伊藤がキャッチ!伊藤、乗ってきた。FC東京早くも3枚目のカードを切る。
- 後半30分まで
- 後半17分、速攻から最後は渡辺恵吾が早めにシュート。ゴールの枠は外れたが、シュートで終わるいい形。左サイドに出た石神からゴール前にクロス、渡辺恵吾、わずかに合わせられず。ここで内山監督、右サイド白井に代えて押谷投入。直後、ジュビロのCK.これはチャンスにならないが、直後のこぼれ球を山本がミドルシュート。ゴール上へ大きく外れる。接触プレーで山本が倒される。FC東京常盤に警告。宮本から右に流れた石神に縦パスが出るが、わずかにオフサイド。後半28分、スローインのチャンスから、中島がゴールファーサイドにクロスを上げるが、そのままゴールラインを割る。29分、石神から田中へ。田中が右からクロスを上げるが、中央の渡辺の頭には合わず。
- 後半終了まで
- 後半31分、東京のFKの接触プレーで飯田が倒れるが、すぐに起きる、続く東京のCKも手堅く守りきる。後半32分、交代して入った押谷が、右サイドをドリブル突破。クロスは東京GKがキャッチ。後半32分、左サイド中島がそのままシュートするが、GKキャッチ。直後、その中島が右に流れてきて、再びフィードするが、これはミスキック。34分、ファウルでFC東京にFKを与えてしまう。角度のないところから上げられたボールは、ファーで東京の選手に頭で合わされ、ゴール。試合終盤で、痛い失点。ジュビロ集中が切れたか。直後、自陣ゴール前での混戦から、東京に再びゴールを決められてしまう。後半ロスタイムは2分。最後になんとか1点返したい。しかし、試合の流れは、同点に追いついたFC東京にある。ここで試合終了。予選リーグ1勝1分1敗の勝ち点4で、予選敗退が決定。前半、試合の流れを完全につかんでいた時間帯に追加点が取れなかったのが悔やまれるが、FC東京も終盤、集中した攻撃を見せた。両チーム、持ち味を出したいい試合だった。
選手、監督コメント