ベトナム遠征親善試合
試合日時:2005年05月28日(土) 19時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- My Dinh スタジアム(ハノイナショナルスタジアム)
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
パク パウ カン | 前半18分[得点] | |
前半30分[警告] | 崔 龍洙 | |
前半40分[警告] | 名波 浩 | |
後半0分[交代] | 岡本 達也(in) ← 崔 龍洙(out) | |
ファム ハン クエン | 後半3分[得点] | |
後半13分[得点] | 岡本 達也 | |
後半18分[交代] | 川口 信男(in) ← 菊地 直哉(out) | |
ファム ハン クエン(out) → シャオレ フック シャン(in) | 後半19分[交代] | |
ファン タン ビン(out) → レ コン ピン(in) | 後半20分[交代] | |
後半30分[交代] | 藤井 貴(in) ← 上田 康太(out) | |
後半37分[警告] | 大井 健太郎 | |
グエン ミン ホアン(out) → レ パイ パン(in) | 後半43分[交代] | |
後半43分[警告] | 鈴木 秀人 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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NGUYEN SY HIEN | 監 督 | 山本 昌邦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- ここハノイは現在曇空。昨日から降り続いた強い雨は昼過ぎにはあがったが、湿気は残っていて非常に蒸し暑い。スタジアムはとても大きく、4万人収容できる。今日は地元ベトナム・YAMAHAの社員の方々もたくさん観戦に訪れる見込みで、現時点では現地在住の日本人200人を含む約1万人ほどが来ている。中にはありがたいことに、ジュビロの横断幕を掲げた日本からのジュビロサポーターの姿も見える。雨が降ったが日本の芝のように水はけが良く、ピッチコンディションに影響はない。直射日光の暑さはないが、汗をすぐにかいてしまう高い湿度との戦いになりそうだ。スタメンは、GK佐藤、DFは真ん中に大井、右が鈴木で左は服部だ。ボランチは名波と菊地がコンビを組む。右サイドを好調太田、左は初出場&スタメンの上田康太が入る。トップ下には藤田で、前田・崔のツートップがベトナムゴールを狙う。ベトナムの10番がテクニック系で要注意だ。ベトナムでは日本のサッカーの方が上だという見方が強いため、ジュビロ有利だとベトナムの新聞では伝えているが、同時に「ジュビロを苦しめるだろう」とも書かれている。とても楽観視はできない状況だ。注目したいのはデビューを迎える上田だ。今日も若い力に期待しよう。
- 前半15分まで
- ジュビロボールでキックオフ。立ち上がりから、前田が激しくボールを追っていく。しかし、主審など審判陣もベトナム人で、審判・スタジアムなど全てがアウェーの環境で、判定もややベトナム寄りでゲームは始まる。ジュビロは藤田・名波がボールを支配し、ゲームを作る。4分、上田が左サイド、インターセプトし崔へクロスを上げる。しかしつながらない。7分中盤でボールを回し、菊地→崔へスルーパスを出すが、これは届かない。10分ベトナムは左サイドから攻撃してくるが、太田がしっかりと対応する。11分ベトナムの左サイドからのFK。ゴールを狙ってくるが崔が頭でクリア。ここまでは、試合はそう激しくは動いていない。中盤での球の奪い合いが目立つが、流れとしてはジュビロが優勢だ。今日初出場の上田も、落ち着いたプレーを披露している。ベトナムの左サイド8番がドリブルなどで仕掛けてきて、起点となっている。ここまでは鈴木・太田が対応しているが気をつけたい。
- 前半30分まで
- 17分前田が長い距離を走るが、パスが出てこない。18分ベトナムは右サイド、センタリングから8番が中央でボレーシュートを決め先制。ジュビロは1-0とリードを奪われてしまう。20分大井のバックパスが弱く、GK佐藤がスライディングでクリアしたルーズボールを、またもやベトナムの8番にロングシュートを打たれるが、このシュートはゴールを大きく外れる。1点を取ってから、スタジアムの雰囲気は俄然ホーム寄りになり、ベトナムチームを勢いづかせている。23分ベトナムは左サイド8番と太田が走り合いDF。太田は簡単にクリアするが気をつけたい。25分ベトナムの右サイド12番がセンタリングを上げようとするが菊地が何とかクリア。危険な場面だ。26分大井が後ろからファウルしベトナムにゴール正面30mのところからのFKを与える。直接狙ってくるがゴールを大きく外れる。30分、崔にイエローが出される。点を取られてからベトナムペースが続き、ジュビロの選手にイライラした様子が見られたが、徐々に落ち着いてきている。
- 前半45分まで
- 32分、菊地がミドルシュートを放つが、ゴールすれすれで外れてしまう。33分左からのCKを名波が蹴り、大井が飛び込むが相手GKと接触しファウルをとられる。34分ベトナムの10番がボールを中盤で動かし、左サイド8番へ展開、ドリブルからセンタリングを上げられるが、GK佐藤がはじく。この攻撃には要注意だ。37分前田が中央ドリブルし、最後左から藤田が詰めるがシュートは打てず。38分大井が打点の高いヘッドで相手10番の上にのり倒れ込む。40分名波がベトナム10番のドリブルを後ろから引っ張ったとして警告を受ける。41分そのFKをゴール正面30mで直接狙ってくるが、ジュビロの壁がしっかりとブロックする。43分ベトナムは右サイドFKを8番が蹴るが崔が頭でクリア。44分名波がボールを受け、右に出た前田にパス、逆サイド藤田につなぎ大きなサイドチェンジをみせるが、藤田がトラップミスをし、シュートへはいけず。45分、ここで試合終了。失点してからベトナムペースに圧され気味だ。ハーフタイムに入り、岡本がアップを始めている。どうやら後半頭からいきそうだ。またもやヤング・ジュビロがデビューを果たすかもしれない。後半、注目してみたい。
- 後半15分まで
- ベトナムのキックオフで後半スタート。ジュビロは後半頭から崔に代え岡本を投入する。立ち上がりからベトナムの猛攻が続く。3分ベトナムは左45度からのFKを10番が直接左隅へ決め2-0とする。ジュビロにとっては痛い追加点を奪われてしまった。6分太田が右サイドをドリブルし、CKを奪う。それを太田が自ら蹴り、大井が中央でヘッディングシュートを放つが大きくバーを越えてしまう。8分左サイドを菊地と上田のコンビネーションで崩すが、ラストパスがつながらない。しかし良い形ができてくる。11分ベトナムは左サイド8番→18番で攻め上がるが、鈴木が何とか対応する。このコンビネーションにも気をつけたい。13分ジュビロが1点を返す。前田からのスルーパスを代わった岡本がワントラップし右足シュート。ゴール左を突き刺し2-1とする。初出場で初ゴール、見事結果を残すかたちとなった。14分川口信が準備を始める。
- 後半30分まで
- 18分ジュビロは菊地代えて川口信を投入。山本監督が藤田へ指示を出す。名波のワンボランチにし、藤田を下げ、川口信をトップ下の位置へ置き、前田・岡本、そして川口信がで3トップ気味にする。3-4-3のシステムに近い感じだ。21分岡本がDFを背負いファウルを受ける。そのFKを名波が蹴り、岡本と前田が飛び込むが届かない。25分左サイド上田に藤田からパスが入り、中で岡本、前田がクロスしてマークを外すが、DFに当たってしまう。26分ベトナムのクロスに鈴木が対応。ジュビロはワンボランチになったスペースをDF3人がカバーし合う。28分左CKを上田が蹴り、ファーサイドへ流れたボールを川口信がシュート。こぼれたボールを岡本がフリーでシュートするが、DFの足に当たってしまう。30分ジュビロの選手交代。上田out藤井in。そのまま上田のいた左サイドの位置に入る。
- 後半45分まで
- 35分太田が右サイドをドリブルし、川口信とワンツーで崩していくが、ゴールラインを越えてしまう。37分藤井が左サイドから勝負を仕掛けるが、スライディングカットされ、センタリングは上げられない。ルーズボールを服部が頭で競るが、ファウルをとられてしまう。その判定に対し大井が怒り、ボールを外へ蹴り出す。このプレーで警告を受ける。39分藤井がドリブルでボールを奪われるとボランチの名波がディフェンスで飛び出す。しかしボールを横に出され速攻を受ける。数的不利で攻め込まれる。43分DFの人数が足りず、鈴木が急いでカバー、相手の突破を手で引っ張りファール。イエローカードを受ける。ロスタイム2分。ラスト、再び相手の2点目と同じシュツエーション。左45度からのFKを10番が蹴る。ゴール右に蹴るが外に外れる。時間がない状態で藤田と岡本がコンビネーションで右サイドを上がる。しかしセンタリングが上がらずタイムアップ。120%アウェイという試合が終わった。良い経験として次に繋げたい。
選手、監督コメント