AFCチャンピオンズリーグ2005グループE第6戦
試合日時:2005年05月25日(水) 16時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ジャライ スタジアム(プレイク)
- 4000人
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- Madhav G Suvarna
- Arambekade G C Deshapriya
- M C Jamaldeen/D K Ranjith
- Vidanagamage A De Silva
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半15分[得点] | 川口 信男 | |
NGUYEN Minh Hai(out) → CHU Ngoc Canh(in) | 後半12分[交代] | |
後半18分[交代] | 名波 浩(in) ← 藤田 俊哉(out) | |
後半27分[交代] | 崔 龍洙(in) ← 前田 遼一(out) | |
NGUYEN Van Dan(out) → DUONG Minh Ninh(in) | 後半41分[交代] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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グェン バン ヴィン | 監 督 | 山本 昌邦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 3月9日に開幕したAFCチャンピオンズリーグも、この第6戦をもって予選リーグが終わる。残念ながら決勝進出を逃したジュビロは、今日が最終戦となる。対戦相手のホアン アイン ジャ ライのホーム、ベトナム・プレイクでの対戦となるが、気温は32℃、風が少し吹いていて日陰に入るとやや涼しい。しかし、標高1000mの場所にあるため、ベンチ外組が午前中に練習をしたが、すぐに息が上がってしまっていた。グラウンド状態も日本とは全く違い、芝の生え方も地を這うような感じの芝のため、選手も平らなスパイクを履いてプレーする人が多い。注目のスタメンはGK佐藤。DFは右に鈴木、左が服部、そして真ん中には今日久しぶりに復帰の大井が入る。中盤は河村・森下仁志のダブルボランチ、サイドは右に好調の太田、左を初出場・初先発の藤井貴!トップ下を藤田が操る。そして前田・川口信男の2トップという布陣となった。久々の大井、そしてデビューを果たす藤井の活躍に注目したい。このようなピッチ状態では藤田・前田のトラップの巧さやテクニックが大きなポイントとなってくるかもしれない。5バックで何としても失点を防ごうと戦ってくる相手をどのように崩していくか。いろいろな攻撃パターンを期待しよう。そしてしっかりと勝ち、有終の美を飾ろう!
- 前半15分まで
- ジュビロボールでキックオフ。立ち上がり、やはりピッチの状態が悪く、ボールをコントロールするのに苦労する。徐々に観客が入って来ているのだが、サポーターと呼べるような応援はなく、いつもと全く違ったスタジアムの雰囲気、そしてベトナム独特のゆっくりとした時間の流れに、自分たちのペースを作るのがなかなか難しい。
5分、ボールをなんとか回すが、辛抱が必要な雰囲気が漂ってきた。
8分前田が起点となり、川口信が上手く抜け出し、ラインを上げている。また、前田を追い越し、裏へ飛び出す藤田の動きも有効だ。流れは徐々にジュビロがつかみつつある。
- 前半30分まで
- 15分ここまで目立っていた前田が右サイドゴールエリアの角からセンタリングを上げ、右ポスト前辺りで川口信男がダイビングヘッドで飛び込み先制!!良い時間で1-0とした。【1-0】
22分川口信、前田が裏へ飛び出すが惜しくもオフサイドとなる。
25分ホアンが細かいパスをつなぎシュートまでもっていかれそうになるが、オフサイドで切り抜ける。ホアン17番が起点となっているので、注意したい。
27分ジュビロは川口信が起点となり、右サイドを太田がスペースに出てボールを受けセンタリングを上げる。しかしDFに当たってしまいコーナーへ。
28分そのコーナーを太田が蹴り、ゴール前に上がっていた大井が相手GKと競るが、ファウルをとられてしまう。
29分ホアン9番がミドルシュートを放ってくるが大きく外れる。
30分ラインが高くなっている相手の2トップの裏を藤田が上手く抜け出すし、良い動きを見せている。ここへきて相手の当たりが激しくなってきて、徐々に中盤のスペースが無くなってきている。
- 前半45分まで
- 35分河村→前田→河村→前田とつないで右サイドを崩しにかかる。
37分藤田の速いリスタートから前田が一人交わしてシュートを打つが枠外。
38分ホアンに左サイドを縦パスから個人技で崩され、GK佐藤と1対1にもっていかれてしまう。シュートは佐藤が体に当ててはじくが、危険なシーンだ。ホアンの13番のテクニック、ドリブルに要注意だ。
44分森下仁が左サイド藤田へパスを出し、速攻を仕掛ける。藤田はドリブルで勝負にいくが、シュートまでは持って行けなかった。
ロスタイムに入り、藤井が不用意にボールを奪われ、速攻で攻め込まれる。鈴木がクリアするが前線の選手に「時間を考えてプレーをしろ」と指示を出す。
結局1-0のまま前半終了。
ハーフタイムになっても、ホアンの選手は控え室へ戻らず、そのままベンチの前で休憩している。スタンドでは「YAMAHA」と書かれた紙でできた旗が多数振られている。本当に独特な雰囲気だ。
- 後半15分まで
- 両チーム交代無しでスタートする。
2分相手のボールを奪って藤田・川口信とつないで速攻を仕掛ける。前田にパスが通るがシュートまではもっていけない。
7分河村がボールを持つと、藤田がDFの裏を抜けだしたところへパスを出そうとするが、相手DFにカットされてしまう。
8分鈴木がホアンの選手とヘッディングで競り合った時に腰をひねり、抑えたまま倒れ込んでしまう。ヒヤッとされされたが大丈夫そうだ。
10分右サイドをホアンは細かいパスをつなぎ、ワンツーでシュートを打たれるが、大井がスライディングでカットする。スタンドが独特の雰囲気で盛り上がる。
12分藤田のスルーパスから太田が抜けだしセンタリングを上げる。川口信、前田が中に入り込むがシュートは打てない。ここでホアンは選手交代へ出る。16番に代わり22番が入る。
15分川口信は速攻でドリブル突破をはかるが、相手DF3人に囲まれ、後ろから倒されてしまう。
- 後半30分まで
- 18分ジュビロは藤田に代え名波を投入する。森下仁を左サイドへ置き、名波、河村のダブルボランチ。そして藤井をトップ下にもっていく。
22分、23分と森下仁、藤井がたて続けにけずられる。ホアンのアフターファウルに対して、ジュビロの選手たちが熱くなっていく。
26分最終ラインで大井が見事なカバーリングをみせ、再三のピンチを救っている。
27分ジュビロは2人目の交代で前田out崔inとする。
29分ホアンの17番が右サイドから個人技で勝負してくる。
- 後半45分まで
- 32分ゴール正面30mのところでホアンの直接FK。17番が左足で直接ゴールを狙うがゴール右へ外れる。
34分右コーナーキックを名波が蹴り、ファーサイドで崔が頭で合わせるがゴール左へ外れる。
38分ホアンは何度かオフサイドぎりぎりのプレーで突破をしかけてくる。オフサイドを主張するが、主審はとらない。
40分川口は前線からボールを追いかけ、河村はオーバーラップをしかけて積極的に攻撃にいく。
41分名波が中盤でボールを持ち、ゲームを落ち着かせる。
41分ホアンは9番に代え12番を入れてくる。
43分ホアンのDFラインを上げる動きに対して、川口信はプルアウェーの動きでパスをもらう。
44分、川口信がコーナーでボールをキープする。ショートコーナー名波が蹴り、時間を使う。そのボールをジュビロが回し、時間をうまく使っていく。ロスタイムは3分。相手はさらにどんどんDFラインを上げてくるので、太田が右サイドから長い距離を走り、攻撃を仕掛けに行く。
ジュビロは最後まで集中したプレーができ、タイムアップを迎えた。1-0で終了。
選手、監督コメント