AFCチャンピオンズリーグ2005グループE第3戦
試合日時:2005年04月06日(水) 19時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 8,529人
- 16.3 / 71%
- 晴 / 無風
- 全面良芝/乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- レゴ
- ナガリンガム サンダン
- ハマ アリ サマドゥ / ナゼ フセイン
- マイディン シャムスル
- 花沢 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半21分[警告] | カァク ヒジュ | |
金 珍圭 | 前半26分[警告] | |
前半29分[得点] | ナドソン | |
前半41分[警告] | キム デウィ | |
後半4分[警告] | キム ジンウ | |
成岡 翔(out) → 藤田 俊哉(in) | 後半11分[交代] | |
後半14分[交代] | アン ヒョヨン(in) ← キム ドンヒョン(out) | |
後半16分[交代] | ソン ジョングク(in) ← キム ナミル(out) | |
カレン ロバート(out) → 中山 雅史(in) | 後半22分[交代] | |
後半26分[交代] | チョウ スンファン(in) ← ナドソン(out) | |
中山 雅史 | 後半28分[警告] | |
名波 浩(out) → 川口 信男(in) | 後半31分[交代] | |
後半39分[警告] | チェ ソンヨン | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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山本 昌邦 | 監 督 | チャ ボングン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- AFCチャンピオンズリーグ2005グループE第3戦ホーム・ヤマハスタジアムに水原三星(韓国)を迎え、19時キックオフされる。天候は晴れ、昼間は気温も上がり温かかったがやはり夜になると少し肌寒くなる。しかし、サッカー観戦には最高、選手たちも動きやすい気温だろう。ホームスタジアムとあって絶対に負けられない試合。サポーターも平日の夜ではあるが早くから応援席に駆けつけてくれた。スタジアムに選手が到着するとすぐにジュビロサポーターも熱い声援を送る。スタジアム外では韓国料理も売られ、ハングル文字の横断幕が出るなど、会場に韓国の風も吹き込む。韓国人の金 珍圭が水原三星の選手スタッフへ挨拶へ行き、ジュビロ勝利を誓う。水原三星の選手が登場するとジュビロサポーターからはブーイング!中央で円陣を組みアップを始める。アウェイ水原三星も気合いが入る。ジュビロのメンバーはGK佐藤とDF田中・茶野・キム ジンギュは不動。ボランチに福西と河村が入り、右に成岡、左に村井が入り、トップ下で名波がゲームを作る。ツートップはカレンとチェ ヨンス。西が体調不良で急遽メンバーから外れた。ベンチには中山・藤田ら豪華な8人が並ぶ。相手ももちろんベストな布陣。注目はFWナドソンやMFキム ナミル、こちらもアジアトップクラスのメンバーが揃う。アジアチャンピオンになるためにはこの高い壁を乗り越えなければいけない。ポイントはゲームキャプテン田中を中心とした守備から韓国人FWチェ ヨンスの決定力。そして久々の先発、成岡翔に期待したい。厳しい試合とはなるが、何としても勝ち点3を奪いに行く!
- 前半15分まで
- ジュビロ磐田ボールでキックオフ。開始早々、水原三星の左サイドから速いパスで崩してくる。ナドソンとキム ドンヒョンのコンビネーションからシュートを放たれるがジンギュが身体でカット。続けて1分今度は空中戦から繋がれてナドソンのボレーシュート!GK佐藤が何とか弾くがいきなり決定機を2度作られる。まず落ち着きたいジュビロディフェンス。3分ジンギュが足を押さえ倒れ込む、山本監督が激しく指示を出す。コンパクトな水原三星ディフェンスラインに福西・茶野・名波が身体を張り仕掛けていく。5分ゴール正面20mからのFK。ジンギュが直接弾丸シュートを放つがゴール上を越えてしまう。6分、福西が強いフィジカルを魅せる。8分右サイド河村が弾き飛ばされ、ジンギュが相手を倒す。ファールとなりFK。ファーサイドに上げられ茶野が競るとファール。ジュビロボールで再開。8分右サイドでヨンスが起点となり成岡が攻め上がる。積極的なプレーに会場が盛り上がる。前半から激しくゲームが動く。中盤のディフェンスも厳しくなる。10分キム ドンヒョンが中央でディフェンスラインの裏に出る。シュートは打たせないが気を付けたい選手。11分右サイドでFKを得ると名波が蹴り中央で競り合う。流れたボールを左サイドで村井が拾い、個人技でひとり交わす。速いセンタリングを福西が飛び込む、決定機を作るが相手DFの足が伸びる。相手の強さがハッキリわかったところで山本監督も細かい指示を飛ばす。15分右からのCK、フリーにしてしまったキム デウィがヘディングシュート入ったかに見えたがゴールポストに直撃、また決定機を逃れる。この試合はレベルが高い。
- 前半30分まで
- 21分カレンがドリブルで仕掛けファールを受ける。完全に交わしてからのユニフォームを引っ張られるファール。カレンのドリブルは効果的だ。これで得たFKを名波が横にずらしヨンスが狙う。福西がコースに入り邪魔をするがGKがキャッチする。セットプレーからの高さも水原三星が一枚上手。DFマトとFWキム ドンヒョンが頭で競った後を必ず詰めてくる。セカンドボールも注意し、高さでの勝負はなるべく避けたい。どんどん縦にボールを入れてくる攻撃に対し、田中・茶野・ジンギュが身体を張り止める。26分ペナルティエリア内で手に当たった瞬間PKの判定。ジンギュが猛抗議でイエローカードが出る。判定はPK。静まったスタジアムでナドソンが蹴る、ここは佐藤のスーパーセーブ!運は磐田にある。しかし、29分ロングボールをジンギュが処理できずナドソンに渡ってしまう。GKと1対1になりついに決められてしまう。先制点は水原三星。
- 前半45分まで
- 32分中盤でスライディングした河村が足を痛め倒れ込む。ゲームが止まると水原三星のキャプテン・チェ ソンヨンが周りと動きの確認をする。磐田は山本監督から大きな声で指示が出る。チェ ヨンス・カレンも前線からディフェンスするがリズムは水原三星。38分村井がスライディングでプレスに行きボールを奪うがファールとなる。FK、高さのあるマトが上がってくる。ディフェンスの人数は足りているがやはり高さは怖い。身体を使いマークしながらボールにはGK佐藤が飛びつく。40分村井がクリアボールを拾いドリブルで仕掛ける。ゴール左45度からのFK、名波がクイックで始めると相手がカット。そのプレーにイエローカードが出る。名波と成岡がボール横に立ち、成岡が蹴る。しかしゴール上を超え決まらない。42分ロングボールには佐藤がパンチング。ロングスローにも10番キム ドンヒョンがポイントとなりレパートリー豊富な攻撃を仕掛けてくる。ロスタイムは2分。河村が中盤でパスミスをするとすぐに攻め込まれる、しかし河村も切り替え早く戻り守備へ対応。ジュビロの攻撃はどうしても厚みが出ない。前半のペースは完全に水原三星。このチームへの後半への対応策が楽しみだ。山本監督の采配にも期待したい。
- 後半15分まで
- 選手交代なしで後半スタート。田中とジンギュ、河村と成岡などそれぞれがポジショニングを話し合う。1分水原三星の10番キム ドンヒョンを中心に攻撃してくる。カレンとヨンス以外はラインを下げるジュビロ。福西からヨンスへスルーパスが出るが背中に当たり通らない。中盤で福西が村井へパスを出したアフターでスライディングを受ける。イエローカードが出るがこのくらい厳しいチェックが連続する。4分には村井がバックチャージを受けFK。どうにかこのプレスを掻い潜りたい。FKのこぼれを成岡がミドルシュートするが大きくゴールエリアを越えてしまう。10番キム ドンヒョンとの空中戦で福西がつぶす。7分田中→ジンギュ→名波→福西→村井→チェと流れるようなパスからヘディングシュートまで行くが決まらない。8分カレンが右で起点を作りヨンスが逆サイドの村井へ渡す。センタリングは弾かれるが磐田にリズムが出来てきた。9分カレンが横へ流れながらのドリブルで起点を作り最後はジンギュの強烈なミドルシュート!ブロックされるがあと一歩の展開が続く。ここで磐田ベンチが動く。藤田俊哉がサイドラインに立った。交代は成岡。そのまま右サイドへ入る。カレンのドリブルそして藤田のセンタリング、磐田のリズムが続くと水原三星ベンチも動く。10番に代わり13番投入。
- 後半30分まで
- 福西が上がり起点を作ったこぼれ球をカレンがミドルシュート!CKを奪う。ここで水原三星が5番アウトで8番イン。名波がドリブルで押しあがる藤田・カレン・ヨンスとパスコースがある中でヨンスを選ぶ。しかしシュートが打てない。フィジカルコンタクトが激しくなってくる。カレンのドリブル、ヨンスのポストプレーが増えてくる。名波もポジションを上げゴールを意識する。20分河村がロングシュート!強烈だったがDFに当たってしまう。21分ナドソンが河村に競り勝つとそのままひとりでシュートまでもって行く。福西が厳しくチェックに行く。22分カレンに代わり中山が登場!ふくらはぎの筋肉を伸ばし、胸を2度たたきピッチに入って行く。ゴンゴールのコールが響き渡る。23分ナドソンが左の角度のないところからシュートを放つ。24分藤田がロングボールでヨンスと中山の頭を狙う。24分30m付近からのFK名波がゴールに向かうボールを蹴り、ジンギュが飛び込むが触れない。25分水原三星がナドソンに代え25番を入れてくる。FWに代えDFを入れ、守備を固めてくる。27分名波→福西→名波と中盤で少ない人数で組み立てるがつぶされてしまう。28分中山が相手DFがクリアするところへチェックに行き、アフターチャージでイエローカードとなる。残り15分、どうしても負けられない。
- 後半45分まで
- 31分名波に代え川口を投入。藤田がトップ下に入り川口が右サイドアタッカーになる。32分村井からの右CK。ヨンスとジンギュが競るがGKに防がれる。相手GKが手を押さえ倒れ込みゲームを止める。水原三星も疲れが見えてきた。藤田が川口へ前でプレーしろと指示を出す。ホームでの戦い、下がってノーゴールにはしたくない。高い位置からプレスをかけ攻撃へ切り替えていく。36分ジンギュから川口へロングボールが送る、ボールに追いつくが処理ができない。中盤で村井、そして藤田が厳しくチェックに行くがファールとなってしまう。39分ヨンスがマトと競る。残り5分最後は大きな展開、そしてパワープレーとなってくる。気持ちでゴールを奪いに行く。40分川口へチェ ソンヨンがバックチャージでイエローカード。そのFKも高さで押し切られる。残り時間がなくなってくるとあからさまな時間稼ぎが始まる。42分茶野が激しくボールを奪いに行くが相手も身体を張り強くくる。43分中山がポストプレーでファールを受ける。FK。40mからジンギュがゴール前に上げるがマトの高さでどうにもできない。ロスタイムは3分。最後の攻撃、川口が右を駆け上がり、左から村井がクロスを入れる。しかしゴールまでは程遠くノーゴールに終わった。厳しい結果だが、ここから続くJリーグそしてACLへ繋げていきたい。結果が欲しかった。
選手、監督コメント
- 山本 昌邦監督
- 結果は非常に残念な結果で、ただ可能性は全くゼロになったわけではないので、チャレンジはまだまだあきらめずにしていきたいと思います。選手個々には非常にハードなゲームで厳しい局面が多かったんですけれど、本当に一つずつ今シーズンの立ち上がりから、良くはなってきているかなというふうに思います。
勝ち点がとれなかったのは非常に残念なんですけど、アウェイに行って1点差なので借りを返せるように準備をしたい。水原の個々の身体的なスピードとか、プレスの厳しさっていうのは非常に我々にとっては厳しいところがありましたけど、後半我々のパスワークで崩しにかかれた時間もあったので、そういうものを増やしていけるのが大事かなと思います。最後、川口(信)の投入のとこが一番悩んだところなんですけど、そこで少しポゼッションが落ちてしまって、最後攻めきれなかったのは僕自身の反省点ですけど、ここらあたりを高めていかないと、アジア突破して世界にというのは厳しいのかなと思います。
(後半、藤田を入れていいリズムになりましたが?)
後半は藤田の投入でコンパクトにパス交換ができるようないい距離が保てるようになったことは大きいと思います。最後、名波を外したところでゲームが作れなくなってしまった。点を取りに行くために、中山と崔が中にいるのでというのはあったんですけど、その前の段階でコントロールを失ってしまったのは最後の10分の所は残念。それまでは、まあまあ形を作りつつ、崩しができていたんではないかなと思うんですけど。
今日スタメンを予定していた西が今日になって、急に使えなくなったところで、コンディションを崩して今日の昼に急に使えなくなったので、それで急遽成岡を投入ということになったんですけど、成岡は持ち味を出してくれて、こういうのを一つずつ乗り越えてレベルアップしていってくれればいいかなと思います。
(予想外な展開とか、意外なこととかありますか?)
10番(キム ドンヒョン)の選手を使ってきたのは意外な点ではありましたけど、事前に特徴っていうのはつかんでいたんで、こちらに来てからのミーティングで選手は対処を上手くしてくれたんじゃないかなと思います。ナドソンのスピードでやられてしまったんですけど、予想外ということはなかったですね。
(立ち上がりから危ない場面がありましたが?)
我々はグループでボールをしっかり奪って回していくということができないと、個々でさらに上のレベルに戦いを挑む時に、Jから先の世界ですよね、アジアの強豪とか、その先を目指しているわけですから、グループでコンパクトにして、ボールをボールサイドで人数をかけてボールを奪っていくというのが重要になってくると思うので、そういう意味ではラインをコンパクトに仕切れなかったという所が、相手がワントップでツーシャドーみたいな形のギャップを上手く作ってくるので、ボール一つ一つの動きに対してラインをコントロールしてくようなコンビネーションっていうのは、実際には良くないですね今は。一つは3人とも代表で、それも違う国の代表になってますので、金と茶野と田中っていうところのコンビネーションも時間がかかると思ってますし、その辺が上手くコンセプトを理解してやるにはもうちょっと時間が必要かなと。実際に一緒にやった時間って、代表から戻ってきてほとんどなかったので、よくなりつつある課程だと思ってます。
入りのほんと5分で言うと、相手の激しさにとまどったっていうところがあったので、この辺は改善が必要と思ってます。
(2敗目で、全部勝つしかなくなりましたが?)
水原に関しては今度アウェイになりますし、3連勝しかないわけですから、まずはアウェイの水原戦に全力でということになりますけど、彼らの激しいプレスというのをどうやって打開して中盤を作るのかっていうのは、そのヒントというのは後半でてきたので、ああいうパス回しで、相手のプレスをかいくぐってフィニッシュにつなげていくということしかないと思ってますけど、全体に攻守にわたってサポートできるようなコンパクトさというのが我々にもっと必要だと思います。前線で圧力かけられると、下がり加減になってしまうので、その辺の修正、判断力というのをグループとして磨いていく必要がある。
ただ、今はコミュニケーション不足があるので、もう少しあげられると思ってますけど。
- チャ ボングン監督
- アウェイの試合で勝ち点3を勝ち取ることができたということは、非常にうれしく思います。これも選手の汗と涙と努力の結晶だと思ってます。選手のコンディションは大変よかったと満足しております。前半戦では多くのチャンスがありましたが、そのチャンスを活かせませんでした。しかし、後半は前半と違いそういったチャンスを有効に活かせたと思います。最近、国内の試合で攻撃に問題があったために、前半にアン ヒョヨン選手を外し、キム ドンヒョン選手で前半に挑みました。また、キム ナミル選手を入れて、ソン ジョングク選手はまだコンディション的に100%ではないので前半外し、後半にだすことにしました。こういった選手の起用も当たった。後半には相手の激しいプレスに大変苦しめられましたが、今回アウェイのゲームで勝ち点3を得ることができたのは、非常に大きな成果だと思っております。
このチームで監督をするようになって1年が過ぎました。これまでに2回の試合を除いては、全て積極的な攻撃的なサッカーに戦術的に臨んできました。私は長い間ヨーロッパでサッカーをしてきたこともありまして、ヨーロッパの速いサッカー、テンポのあるサッカーということを常に目指しております。積極的なサッカー、攻撃的なサッカーというのは常に選手達に言っていることです。
(ジュビロと戦うにあたって、どういう点に気をつけたか?)
力のあるチームということと、決定力のあるチームであるために、崔 龍洙選手のシャットアウトということに重点を置きました。前半はよかったんですけど、後半に入って水原のチームはゴールを守るという意識が高まったせいか、非常に組織的なものというのは崩れてきました。そのため3-4ー4のシステムから4-4-2にして、崔 龍洙、中山選手を徹底的にマークということに重点を置きました。
ジュビロは正直言いまして、攻撃の華やかさは多少なくなったかと思います。昔から知っている選手の活躍も今回はあまりみられませんでした。しかし、後半に入ってやはりジュビロの攻撃的なサッカーということはやはりまだ活きているだんと感じました。水原は後半に入って、非常に苦しめられました。後半には以前のジュビロのサッカーということがみられたかと思います。
- カレン ロバート
- こんな大事な試合に出させてもらったのに、勝てなかったのが課題だし、もう少しゴール目指していきたかった。
- 福西 崇史
- (前半での修正の指示は?)
ディフェンスラインが下がったところの前のスペースをボランチが埋めてブロックを作るということ。相手がくるのはわかっていてので、そこを我慢してという形でした。
3-2-2のディフェンスラインを少し上げてもらって、ボランチと近くするという。前との距離が遠かったので、トップにあてて、落として、という形がなかなかできなかったです。相手はバテるので、そのスペースを使ってと思っていたんですけど。
(パスが繋がらない部分もありましたが?)
距離が遠いので、時間をどこかで貯めるところを、貯めれずにという感じでした。
- 河村 崇大
- 僕のところでボールを落ち着けれたら、もうすこし楽な展開になったんじゃないかなと思いますね。
(立ち上がりは良い形で入りましたが?)
でもまだ名波さんや、FWにボールが入れれなかったので、そこに入っていれば、攻撃の幅も広がったと思います。僕のバックパスとか多かったせいで、厳しい戦いになってしまったと思います。
(予選リーグ突破が厳しい状況になりましたが)
まだ試合はあるので、最後まで諦めずにやりたいなと思います。
- 川口信男
- (相手の素晴らしかったところは?)
前半相手が結構とばしていたので、後半運動量もガクンと落ちるかなと思ったんですけど、すごい動いていたので。
(課題は?)
やっぱり個人個人が自分の持っている力を発揮するだけだと思います。それが集まってチームなので、まず個人個人がしっかりやることだと思います。
練習でもやっていることが、なかなかうまくいっていないだけで、すぐに最高のものができると監督も思ってないと言っていますし、それは徐々にやっていく上で、できていくものだと思いますけど、なかなかすっきりと勝っていないので、勝つことでまた良くなっていくと思います。
(水原三星の脅威はどのくらい感じました?)
特にマッチアップみたいなのはなかったので、良く動くという印象ですね。
(次のアウェイ戦は?)
もうみんなの勝ちたいということを表現するだけだと思います。それがきれいなプレーとか、泥臭いプレーとか関係なく、そういう気持ちがでるようなプレーをしていきたいと思います。
- 金珍圭
- 自分の失敗でチームに失点与えてしまって、申し訳ない気持ちです。勝ちたい試合だったので残念です。
(相手のプレスがきてましたが?)
相手のプレッシャーが非常に強かったです。
(失点シーンに関しては?)
バウンドした球を蹴ろうと思ったんですけど、グラウンドが滑る状態だったので球がバウンドしないでそのまま走ってしまったので、空振りしてしまったという状態です。
- 茶野 隆行
- なんとか前半を0に抑えれば後半はいけるという自信があったんですけど。
(後半よくなった部分もありましたが?)
金のところで、前に食いつかないということを後半は意識していたので、3枚のDFが並んでバランスが良くなった。その辺はだいぶ修正ができたので次に繋がると思いますけど。まぁ後はアウェイもあるし勝ちを意識して、切りかえて頑張りたいと思います。
- 田中 誠
- だんだん自分たちのリズムというか、中盤つないでというチャンスはあったと思うので、もっと精度を高めて、シュートも少ないので、そこはコンビネーションを高めてシュートまで持っていくという形を作りたいと思います。
(相手の)ターゲットマンがいて、そこでチェックして、こぼれ球、ルーズボールを狙って、下げさせられたという感じで、やはり全体的に押し込まれた部分もあるので、もうちょっとうちも水原三星がやった前半のようにプレスにいってフリーにやらせないということが大事だと思います。全体的にルーズボールも拾われた部分と、僕らもそこで競り負けてしまったので、そこを負けないようにしたいですね。
(チームに状況は?)
若い選手も入って多少活性化されているので、そういうところをどんどん生かして、後は名波さんとかが動かしながら緩急をつけながら攻撃という部分は多少できていると思います。まだ遅行の部分があるので、遅行から速攻という風になりたいなと思います。
- 中山 雅史
- 前半ですから。と考えたいですね。負けた結果はしっかりと受け止めなければいけませんけど、1戦目を。その2戦目にむけて前半を1-0で折り返したという、アウェイで厳しくはなりますけど、そこへ全力を投じれれば良いなと思います。
(自力での突破が厳しくなりましたが)
しょうがないですよ。自分たちの招いた結果ですから。それをしっかりと受け止めて、可能性のある限り、それを追求していきたいなと思います。
(序盤の猛攻をよく1点で押さえたという部分もありましたが)
相手がくるっていうのはわかっていたので、そこをどれだけ辛抱できるかだと思いますし、今度やる時も、相手のホームですので、もっと厳しくなるのは解かってますから、そこでどれだけ自分たちが耐えられるか。後はボール保持者に対して何個ものパスコースが必要ですし、やはり1つのパスコースだけだと狙われやすくなりますし、それをうまくマークを分散させるためにも、パサーへのいくつもの選択枠を与えることが必要だと思います。
(アウェイで勝つためには?)
点を獲ることです。
相手も激しくきてますし、その激しさに対して激しさでぶつからなければ、絶対勝ち目はないですし、その気持ちを持っていかなければと思いますけど。ただ熱くなるばかりでばく冷静に対処していければと思います。
(後はシュートですね)
そこまで形を作れれば良いんですけど、フィニッシュ云々そこまでの形ですね。そのためには2トップのうまい連動が必要になってくると思います。
- 藤田 俊哉
- 良い形を探せないまま終ってしまったという。何かをやんなきゃいけないという立場だと思うけど、もう少し(自分が入って)変わったなというプレーができないと厳しいと思います。
(後半形が見えてきた風にも見えましたが?)
やっぱりもう少しワンタッチプレーが入ってからスピードチェンジしてギアを変えていくみたいな攻撃がないとテンポが変わらないから、相手も守りやすくなってしまうんじゃないかということが、中に入っていて感じたところです。どこかで相手をいなすようなプレーが出てこないと勢いのあるディフェンスにそのまま押されてカウンターを食らって、体力消耗してしまうという悪循環に繋がってしまった。
(残り3つ勝たないと後がなくなりましたが)
確かに今日はやられた感じがすごく残った試合だったけど、前半が終ったと思ってアウェイでもう1回勝負する試合があるので、そこにどうやってプレーするかを整理して望みたいと思います。自分がやれる仕事をキチンとやることがすごく大切になってくると思います。