AFCチャンピオンズリーグ2005グループE第2戦
試合日時:2005年03月16日(水) 19時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 8171人
- 12.3℃、湿度63%
- 晴、無風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- ロバート トーレス
- モハマド サレー スーキディン
- スーロン マズマン / トゥーミン モハマド カミル
- アブドゥル ハミド ハリム
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半22分[警告] | ウォ バ コイ | |
西 紀寛 | 前半22分[得点] | |
崔 龍洙 | 前半29分[得点] | |
菊地 直哉 | 後半4分[警告] | |
崔 龍洙 | 後半12分[得点] | |
崔 龍洙(out) → グラウ(in) | 後半15分[交代] | |
グラウ | 後半21分[得点] | |
名波 浩(out) → 成岡 翔(in) | 後半23分[交代] | |
後半28分[交代] | ユン ミン ニィン(in) ← グェン ミン ハイ(out) | |
カレン ロバート | 後半31分[得点] | |
後半33分[交代] | チャン ミン ティン(in) ← ウォ バ コイ(out) | |
西 紀寛(out) → 川口 信男(in) | 後半41分[交代] | |
後半42分[交代] | チュー ゴック カン(in) ← グェン バン ケット(out) | |
グラウ | 後半44分[得点] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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山本 昌邦 | 監 督 | グェン バン ヴィン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- ACL第2戦。ホームヤマハスタジアムにベトナム代表ホアン アイン ジャ ライを迎える。ホアン アイン ジャ ライは前節、韓国代表・水原三星に1-5と敗れている。しかも今回は中心選手ふたりを怪我で欠いているようだ。「コンディションも良くない」と昨日の監督会見では言っていた。しかしベトナムリーグでは首位攻防を行っている。タイ代表やベトナム代表選手が揃っているだけに油断は禁物。テクニック系の選手が多いため、足先でのプレーは絶対にしてはいけない。要注意選手は、13番と16番のツートップに17番、若い21番のトップ下も注意したい。対する磐田は少しメンバーを変えてきた。GKとDFはそのまま、ボランチに菊地と河村を入れ名波をトップ下に上げる。両サイドは村井と西。ツートップにヨンスとカレンという布陣でスタートする。ベンチに服部・藤田・成岡・福西・グラウ・前田・西野・川口と豪華!交代のタイミングそして、後半が勝負となる。勝利は当たり前、得点差をつけて勝ちたい。先制点の取る時間がポイント。ゲームの入り方から慎重に、冷静かつアグレッシブに挑みたい。
- 前半15分まで
- 前半、メインスタンドから見て通常は左から右に攻めるジュビロだが今日はベトナムがコンントスに勝ちエンドを逆にした。ジュビロボールでキックオフ。会場は平日の昼間とあり、サポーターがまばら。ACLらしい雰囲気の中ゲームが動く。1分カレンが前線で粘り起点を作る。1分菊地から西の前にボールが出る。折り返しにヨンスとカレンが入るがGKが弾きCK。名波が蹴りヨンスが足で合わせる。ボールはゴールラインで弾かれるがリズムはジュビロ。菊地がプレス、河村がバランスを取り、若いボランチがゲームを作る。名波もスライディングで中盤からプレスをかける。相手のシステムは3-5-213番と16番がツートップで21番がトップ下、ボランチが17番と14番。17番の選手が少し上がり気味で攻めてくる。右サイドに19番で左サイドが15番。予想通り、下がり気味に待ち構えるホアン アイン ジャ ライ。後ろでゆっくりボールを回すホアン アイン ジャ ライに菊地が押し上げプレスをかけていく。ジュビロはヨンスを起点にカレンがその周りでポイントになる。キックの制度はいまひとつ。ミスを少なくフィニッシュまで集中できれば必ず得点が取れるように見える。11分カレンの前のスペースにロングボールが出る。GKが飛び出し簡単にクリア。12分村井からのコーナーキック、田中・ジンギュも上がるか中に合わない。菊地がボールを持ち再三DFラインの裏へ抜け出す。下がりきった相手になかなかスペースが生まれない。
- 前半30分まで
- 16分ハーフェーライン付近からベトナムのFKは7番のDFが大きく前線に上げてくるが恐さはない。17分西のバックパスがGK佐藤の前で詰められるが佐藤がキャッチ。18分村井からのクロスボールにファーサイドでカレンが頭で合わせるが強いシュートにはならない。スローペースな展開が続く。21分ペナルティエリア内でヨンスと西がワンツーしかしシュートまで行かない。22分ヨンスが頭で競ったあと、その裏に入った西がダイレクトボレーで先制点。すぐさま山本監督が菊地に指示を出す。ここからの追加点が続かないとまったりした試合は危険。集中したい。ここから選手たちが動き出す。西・カレン・村井と個人技でドリブル突破。名波・ヨンス・河村・菊地が押しあがる。25分西からのセンタリングで相手がクリアーミス。そこに名波がシュートを打つが相手に当たってしまう。26分後ろを向いた選手に菊地が激しくチャージ!ファールになるが必要なプレス。28分村井が相手DFのクリアをカットしそのままドリブル突破。センタリングがDFに当たりCKを奪う。それで得たCKを名波が蹴り、中央でチェヨンスがダイビングヘッド。追加点。ここまでは完全にジュビロペース。30分西が相手GKのクリアをそのまま胸トラップで前へ、センタリングをチェヨンスの頭に合わせチャンスを作る。
- 前半45分まで
- 速攻からふたりでシュートまで行く。ヨンスに当てそのタイミングでカレンが飛び出す。シュートまで行くがGKのファインセーブで得点ならず。33分名波のCKはまたもヨンスがフリーでヘディング、シュートになるがスピードが無くセーブされてしまう。34分ヨンスが左サイドで起点を作ると中央の西へ、タイミングを見て河村がDFラインの裏へ飛び出す。ループでスルーパスを出しシュートまで行くがゴール右へ外れてしまう。35分には相手のクリアボールを西が強烈ミドル。続けて名波のクロスボールにカレンがヘディングシュート。村井が強烈ミドルと相手のディフェンスラインが混乱している。37分菊地が中盤でプレス、ボールが足に当たると立ち上がり再びプレス。切り替えの速い守備が出来ている。38分ベトナムのFKも近いところに繋ぎジュビロの網に嵌る。39分カレンがドリブル起点を作り、切り替えして逆サイドのヨンスへスルーパス。フリーでシュートを放つがゴールマウスを捕らえられない。39分左から村井がセンタリング。CKを奪う。今度は西が蹴り、直接狙うがGKばパンチング。41分ベトナムがロングリュートを放つが大きく上に外れる。44分左サイドからFK。村井が蹴りヨンスへ合わせる。こぼれを西が拾い、ファーサイドのジンギュに繋げるがオフサイド。ロスタイム2分。前半最後のチャンス、左サイドでヨンスが倒され、名波のFK。GKがパンチングしたボールをカレンがボレーするがゴール上を越える。ここで前半終了。
- 後半15分まで
- 交代なしで後半スタート。前半同様、前からプレスをかけ高い位置でボールを奪う。カレンが運動量でかき回し、西と村井が両サイドから崩す、ヨンスがゴール前で待つシステム。3分西からヨンスへセンタリング。身体を上手く使ったかに見えたがファールを取られる。3分菊地が激しくプレスに行ったところでイエローカードが出てしまう。高い位置でプレスをかけ、ボールを奪えているがシュートまでの速さがない。西がドリブルで中盤を崩し右に出た河村へ、センタリングをGKがパンチングこぼれ球が再び西の目の前へ。シュートを放つがGKが当たってしまう。追加点がそろそろ欲しい。7分菊地が右サイドを上がりセンタリングをマイナスへ出す。ヨンスがフリーでシュート!ゴール右へ外れるがカレンを詰める。しかしシュートにはならない。8分名波もミドルシュートはGKがキャッチ。9分中盤で名波が身体を張りボールを奪うとドリブルで突っかけヨンスへラストパス。ここでヨンスが倒されFK。名波が直接狙うがゴール上のネット。この展開はゴール量産しなくてはいけない試合。12分名波のディフェンスから粘りヨンスへ横パスが出る。ペナルティエリア外からヨンスが狙いすました強烈なミドルシュートで3点目を奪う。ジュビロベンチが動く、ヨンスに代えグラウが登場。スタンドからはヨンスへ多くの拍手が沸き起こる。
- 後半30分まで
- 16分右の西からクロスボール、GK前でカレンがジャンプするが届かない。16分名波が右から中へ入りミドルシュートを放つ。17分ロングパスをカットした茶野がそのままオーバーラップ、グラウが繋ぎ茶野のミドルシュート!しかしゴール左へ外れる。18分名波から浮き球のスルーパス、グラウが出るがオフサイド。19分相手のCKはGK佐藤がキャッチ。19分カレンが左45度からドリブルシュート!しかしゴール左へ。21分カレンが中盤で前を向きドリブル、仕掛けると相手DFラインが崩れるフリーになったグラウへ出すと強烈なミドルシュート。4点目はグラウ。直後名波に代え成岡を投入する。24分河村とジンギュで挟みディフェンスその際ジンギュが脛を痛める。タンカで運び出される。26分カレンのドリブルが効果的だ、ペナルティーエリア前まで突っかけ、西へヒールパス。成岡とワンツーで西が左サイドを崩しマイナスボールのセンタリングを上げるが中の人間に合わない。29分カレンが左に流れながらドリブルシュート!しかしゴール左へ外れる。なんとかカレンにもゴールが欲しい展開。
- 後半45分まで
- 31分村井が左サイドラインギリギリでスライディング、そして股抜きで崩し最後はフリーのカレンへ!おいしいゴールで5点目。32分にも村井のセンタリングからグラウが落とし西のシュート!33分西のクロスにグラウのボレーシュート!決定的なシーンが続く。34分村井のCKをショートで繋ぎ、センタリング再びCKを奪う。クリアボールを成岡が拾い西のクロスボール、ジンギュがオフサイド。36分相手のミスパスがカレンの足元へ、直接ゴールを狙いシュートするが大きくゴール上を越える。村井が左サイドを自由に操る。39分成岡からカレンに渡りドリブルで崩すと成岡が飛び出しシュート!これはゴール右へ外れる。40分相手のミドルシュートはゴール右隅へ飛ぶが佐藤がしっかりキャッチ。41分西に代え川口が入る。右サイドにそのまま川口。トップ下に成岡。42分成岡が右サイドで持ち、中央の菊地へ、ドリブルで突っかけグラウへ相手を背負いながら反転してのトラップ。シュートを放つがゴール左へ外れる。予選はリーグ戦のため1点でも多くの得点が欲しい。44分相手の小さいクリアボールを河村が拾い、クロスボール成岡が打点の高いヘディングでシュートするがGK正面。ロスタイム2分。川口が右サイドをドリブルで上がると中央でグラウがフリーでシュート!6点目を奪い試合終了。危なげない試合展開で第3戦、韓国・水原三星へ挑む。ここが勝負どころになるだろう。
選手、監督コメント
- 山本 昌邦監督
- 4連戦の最後ということで、カレンはじめ若いフレッシュな選手を中心に、彼らがアピールの場ととらえて、アグレッシブにプレーしてくれたことを、嬉しく思います。コンビネーションは徐々にあがっていきますし、6点獲れたというのが大きいです。とるべき人が獲ってくれたので、またJリーグの再開に備えたいです。
(ハーフタイムの指示は?)
ボランチの役割の修正と、2-0という状況だったので、失点をしないで、追加点を奪うということです。さらにアグレッシブにいこうと。
(崔 龍洙については?)
まだかなり痛みはありますが、彼の特徴は出ましたし、前線へのボールの納まりもよくなり、かなり溜めを作れて攻撃の形が作れたので非常によかった。崔龍珠の高さとクサビの受けによって、中盤が前向いて仕事ができますし、サイドからの崩しも、ターゲットになれるので、得点の可能性が広がるので、彼の存在は大きいです。
(カレン選手への評価は?)
非常によくやってくれたと思う。うまくスペースに流れて、周りの選手に使うスペースを与えてますし、アグレッシブで、ボールの納まりもよかった。こういう経験を積めば2008年の中国でのオリンピックの世代なので、そういう所にも繋がっていくと思います。我々のFW争いに食込むプレーをしてくれたと思います。将来に向けてすごく可能性を感じさせてくれた。A契約を含めて、ゴールも決めれて、カレンにとってはすごく良い試合になったと思います。このあとブラジル遠征も行きますので、自信を持って代表でも頑張ってもらいたいです。
(どのゴールが一番でした?)
ゴールはすべて素晴らしいと思ってますけど、入らないシーンでも形としては良い場面があったので、そのターゲットエリアの中にどうやってボールを入れていくのかという、回数を増やしていけば、ゴールの数は増えるので、ターゲットエリアに数多くボールが入ったことがよかったです。また今日で言えば、両サイドの村井と西がバランスよく攻めれたことが我々の持ち味になってくると思います。最後村井がスライディングで止めて、印象に残るゴールではありますけど、1人であそこを打開できるのは非常に助かります。
(次の試合までは?)
代表選手に関しては、明日代表の方へ合流させます。韓国代表の金珍圭もいますので、代表に行かせて、厳しい中でもまれて無事に帰ってきてほしいと思います。他の選手は明日リカバーで調整して、練習試合も組んでいき試合勘を失わないようにして、その後少し休んで、4月2日のエスパルス戦に備えたいです。
(試合前をどのくらいの得点差を目指してましたか?)
ゲームの展開はわかりませんので、前半の20分までにできるだけ得点をとって、ゲームを優位に進めて加点してという感じで、相手のおしいシュートも何本かありましたが、まぁまぁ狙い通りだったと思います。それよりも失点を0に抑える安定感の方が大事なので、9-1や8-1の試合と6-0の試合はやはり違いますし、その安定感を3日前のJリーグもふまえて、先制点は非常に大事になりますので、0点に抑えれたということの方を評価したいと思います。
- グェン バン ヴィン監督
- 前半に2点獲られて精神的に弱くなってしまった。
結果はジュビロ磐田が勝利して当然だった。
ジュビロ磐田の優勝を祈っています。
(グループEの他チームとジュビロ磐田との差は?)
選手のレベルは同じですが、チームとしては、ジュビロ磐田の方が上だと思います。
- 西 紀寛
- スカッとしてない部分はあった。もっと両サイドバランス良くいければいい。
右で作って左で崩すとか、左で作って右で崩すとかして、もっと点取れたと思う。
- 田中 誠
- カワム(河村)もキク(菊地)も頑張ってくれたし、良い形でプレスをかけれて、良い形でボールが取れて、いい時間に点とれた。相手もボールさばきがうまかったから、結構交わされたり、技術が多少あった。もっとFWの選手が後ろ狙ってくると思ったんですけど、引いちゃったから、とりあえずは2列目からでてくる選手をケアするという形でしたね。
これで少し時間があくので、いい準備をして次を迎えて、4月またJリーグ、水原戦とハードスケジュールになってしまうので、良い状態で試合に入れるよう1人1人が自覚をもってまた臨みたいと思います。
- 崔 龍洙
- サポーターの前でゴールできたことがすごく嬉しく思います。これからもホームで、どんどんゴールを決める自信がつきました。
Q:ケガの状態は?
まだ完治はしてないです。完全には。一日、一日、回復していくようにする。強い精神力を持ってやっていれば、ケガもカバーできる。
Q:得点差に関しては?
ホームとか得失点差っていうのは、リーグ戦なので最後は大きく響いてくるので大事。
- カレン ロバート
- (監督の)指示通り動けたっていうのがあって、徐々に自分でも考えて出来たと思いますけど、(ボールを)もらってからの仕事がいまいちだったかな。
Q:監督からの指示とは?
とりあえず走って、スペース空けて、ボールこなくても他の人(のスペース)が空くので。
Q:得点したことは大きい?これからに繋がる?
0より1というのは大きいと思うので。取れてよかったと思います。自分の力で決めてればもうちょっと自信になったと思うんですけど、まあ1点とったということでよしとします。
Q:チームの悪い流れを払拭できた?
いいんじゃないですか?(笑)
Q:(ゴールシーンでは)村井選手と目があいました?
完全にあいましたね。自分がオフサイドじゃないことを祈りながら(シュートを)打ったので、とりあえずオフサイドではなくてよかったです。
Q:試合後はなにか話しました?
みんなから村井さんになんかおごってあげなきゃと言われた(笑)
- グラウ
- こういうチームだったら10-0で勝っておきたかった。シュートを打てば入るという感じだったので。
Q:チーム状態が悪い中で、チームにとって良い結果となったか?
我々は勝つために1週間やってきたわけで、もちろん勝つというのは当たり前だし、相手はほとんど我々にシュート出来ない状態だったから、こういうチームは10-0で勝ちたい。相手を弱いからなめてるとかではなくて、力の差もあったし、きちっと(シュートを)入れられるところは必ず入れるということを目指してやっていきたい。
- 菊地 直哉
- カワムさんがバランス取ってくれると思って、気持ちよくやろうと思ったんですけど、逆にカワムさんが攻めていってくれたので、逆に(自分が)バランスを取ってやろうという感じでした。
Q:思い通りにできました?
まだまだ連動を持ってディフェンスできることもできはじめたんですけど、まだまだですね。
Q:名波選手が若さ溢れるディフェンスをしてくれたと言っていましたが?
みんな前から前からアグレッシブに(ボールを)取りにいってくれて、楽でした。
Q:ゲームプラン通りにいけた?
20分で点を取れて、2点目も取れてほぼゲームプラン通りだと思います。
- 名波 浩
- 休み前にはちょうどいいゲームだったと思う。10分以内に1点取れればよかったんだろうけど、向こうも一生懸命やるわけだから、その1点を取るのが本当に難しいと思ってたので、早いほうだったかなと思う。
Q:ゲームプラン通り?
マリノス戦がアウェイでああいう闘い方で勝ったので、イメージをそのまま持ったまま名古屋戦をやってしまって、ちょっとフラストレーション貯まるゲームをしたので、負けてもうちらしいアグレッシブな守備というのが全くなかったので、負けてもいいからそういう守備から始めたかったので、今日は若さ溢れる体力に物を言わせたサッカー。。守備ね、守備に関しては。そういう部分もあったので、もうちょっと頭使ってやればもっと楽に取れた場面もたくさんあったけど、みんながスライディングで転んだり、誰かのカバーを一生懸命走ったりして、カバーしていく守備をしながらボールを奪って一気にゴール前までという理想には多少近づいたかな。
Q:ピッチではカレンに指示をだしていたが?
カレンだけじゃなくて、勢いっていう若さもあるし、まだまだ未熟だっていう若さもあるし、そこでいいようにできなかったら絶対的に俺の責任だからね。今日のメンツ的に言うと。言って解決できることは、やっぱり解決してほしいし。個人的には2ヵ月ぶり以上だったからね、あのポジションが。多少、フィーリング悪い所もあったけど、特に前向いたターンとか。ターンって俺はあんまりないから、ターンしてツートップとの絡みがあんまりよくなかったけど、取るべき人が取ったし、カレンはあと2,3点とれたと思うけど、でも合格だと思いますよ。ボールも取られなかったし。
Q:河村、菊地のボランチに関しては?
肉弾戦の2人だからね、あの肉弾戦をほぼ完勝してたし、もうちょっと頭使って、服部と福西みたいな大人のサッカーもできるようになったら、あいつらはその2人より上に行ける可能性を秘めているので、これからも勝負だと思いますね。