決勝トーナメント 準々決勝第2戦
試合日時:2005年08月13日(土) 19時05分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 9,574人
- 25.4℃、88%
- 雨、無風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 玉井 朗
- 岡田 正義
- 廣嶋 禎数/ 浅野 正樹
- 二俣 敏明
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半22分[警告] | 山岸 智 | |
前半35分[得点] | 巻 誠一郎 | |
中山 雅史(out) → カレン ロバート(in) | 後半0分[交代] | |
後半14分[警告] | 斎藤 大輔 | |
前田 遼一 | 後半15分[得点] | |
後半16分[交代] | 工藤 浩平(in) ← ポペスク(out) | |
河村 崇大(out) → 太田 吉彰(in) | 後半18分[交代] | |
後半20分[得点] | 阿部 勇樹 | |
金 珍圭 | 後半23分[得点] | |
後半26分[警告] | 林 丈統 | |
前田 遼一(out) → 崔 龍洙(in) | 後半27分[交代] | |
後半36分[交代] | 要田 勇一(in) ← 林 丈統(out) | |
後半37分[交代] | 楽山 孝志(in) ← 山岸 智(out) | |
後半44分[警告] | 工藤 浩平 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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山本 昌邦 | 監 督 | オシム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- ヤマザキナビスコ杯・準々決勝第2戦。先週アウェイで2-3と敗れた磐田。この試合、ホーム&アウェイで戦うためちょうど前半戦が終わったというところ。今日、後半戦がキックオフされる。第1戦では菊地のレンタル移籍前最終戦とあり、菊地が中心で試合が進んだ。2失点に絡んだあと最後は意地の1点を返し1点差で終了。ホームでこの1点ビハインドをひっくり返すべく1週間トレーニングを積んできた。先週の試合では両チーム代表選手がいなかった。千葉は阿部と巻、磐田は川口・田中・茶野・福西・村井・金。この代表組みがこの試合のポイントになることは間違いない。磐田はGKとDF全てが代表選手。前節とは全く違うメンバーが揃う。中盤にも福西がボランチ、村井が左へと入る。対する千葉は阿部・巻が出てくるがそれ以上に出れない選手も多くいる。羽生の出場停止、そして怪我によりストヤノフとハース、両外国人が来ていない。磐田は勝たなければいけないという状況で中山雅史が先発!更にベンチにDFを入れず、攻撃的なメンバーを揃えてきた。カレン・崔 龍洙・太田・成岡。誰が出ても点が取れる。勝つのは当たり前、2点差をつけて勝利することが絶対だ。先制点を取れば結果がでる。前半の入り方を気を付けたい。千葉の運動量をどう抑えるか!?茶野・村井・崔 龍洙の元ジェフトリオの動きに注目しよう!ホーム・ヤマハスタジアムで歓喜を☆
- 前半15分まで
- ジュビロ磐田ボールでキックオフ。1分村井からセンタリングを入れる。名波がボールを受け前田へスルーパス。立ち上がりから積極的に攻めていく。守備は金・茶野がしっかりマーク、厳しくプレスをかける。2分も名波から村井へ、突破を狙うがカバーリングに奪われる。スタジアムには雨が降り出す。ボールスピードが上がり、両チーム早い展開が仕掛けられる。3分ジェフの右からの突破は村井がカバー、田中を中心に高い位置でディフェンスラインを保ち、コンパクトに守備をする。福西の位置からも厳しく守備。前線は中山・前田でボールを追う。6分巻が飛び出すがオフサイドトラップを仕掛ける。7分コーナーフラックにボールが当たりタッチラインを割らないところに金と林が追いかける。ジェフはまず縦に早くボールを回す。ジュビロのプレスもしっかりかかる。10分金の右サイドから前田へクロスボールを入れる。ワンフェイントから前田がシュートを放つがゴールネットを外から当てる。11分服部のクロスボールを中山へ合わせに行くがGKのパンチング。こぼれを前田が拾えない。12分名波が倒されFKを得るとすぐ河村へ、しかしうまく繋げることができない。13分金のロングボールに中山が走る。阿部と競り合いゴールキックにされるが気迫溢れるプレー。巻と金が空中戦を競り合う。14分服部のクロスに前田が飛び込む、GK立石と衝突し両者倒れこむ。ここでゲームが一度止まる。
- 前半30分まで
- 前田と千葉GK立石が起き上がりゲームが再開。17分村井が個人技で粘り左を突破、前田へ横パス自らドリブルでペナルティエリア内へ入る。強引にシュートを放つがGKに防がれる。19分村井のクロスボールに中山が競る、オフサイドになるが流れがある攻撃が出来てくる。20分金→河村で右を打開しようとするが崩せない。千葉は佐藤と阿部のボランチの位置からゲームを組み立てる。千葉の右、山岸が攻めあがっても村井がカバー。22分服部が左サイドを飛び出すと中山がタイミング良くゴール前に入ってくる、触ればゴールというプレーだったが届かない。25分名波のパスカットから河村に預ける、ワンツーを仕掛けるが突破できない。27分巻が飛び出すが田中・茶野がラインを上げる。オフサイド。ハースのいない千葉の攻撃、巻は元気なく見える。このリズムのうちに得点が欲しいところ。29分千葉がパスコースを探しなかなか前に来ない。30分福西から前田へスルーパス、しかし届かない。ジェフのリズムは良くない、ジュビロのサッカーが出来れば必ず結果がでるはず。
- 前半45分まで
- ずるずる下がっていくジェフディフェンスを見て河村がミドルシュート!ヒットしないが悪くない攻撃。33分前田が河村の縦パスに反応しドリブルを仕掛けるが抜き切れない。34分名波が右からセンタリング、中山が頭で落とし河村が入り込むがシュートは打てない。35分左サイドからFKのチャンスを得る。キッカーは名波、中に福西・中山・金が入るが触れない。35分左からのクロスボールに福西が触り中山が詰めるが決まらない。36分一瞬の隙を突かれる。右の山岸からセンタリングが上がりファーサイドに詰めていたのが巻。ノーチャンスだった千葉が先制点をあげる。37分福西→前田→中山と飛び出すがGKに防がれる。38分千葉はゆっくりとボールを回す。前田を起点に河村が上がるが攻めきれない。40分前線で中山が連続してスライディングでボールをキープする。こぼれたところに前田がシュート!しかしゴール左へ外れる。41分河村からアーリークロスを入れるが中山は入りきれない。42分金から縦に名波を走らせる。ファールを受けFKを得るとそのまま名波が蹴り中央で競る。しかし勝てず、その後も分厚い攻撃を見せるが最後は前田の横パスを福西が突破、シュートまではいかない。ロスタイム2分河村のクロスに中山が競る、こぼれ球をDF茶野が強烈なミドル。弾丸だったがゴール上を越えてしまう。前半最後のプレー、林のドリブルに金と河村が飛び込むFKを与える。ポペスクが蹴りこぼれをシュートされるが川口がキャッチ。ここで前半終了。
- 後半15分まで
- 後半、中山に代わりカレンを投入。まずしっかり中盤でボールを繋ぐ。運動量でも前線の前田・カレンで追い込んでいく。福西→河村→服部→名波→前田と繋ぎ、ファールを得る。左45度の位置でボールをセットし金と名波がボール横に立つ。壁に入った阿部に金が蹴ったボールが当たる。阿部が足を痛め倒れこむほど強烈だったがゴールマウスには飛ばない。ジェフのディフェンスラインは下がりきっている。ジュビロの中盤でボールが繋がるがシュートがなかなか打てない。6分茶野のドリブルからCKを奪う。左から名波が蹴り中央の田中へ合う。しかしユニフォームを引っ張られシュートとならない。8分福西が胸トラップからワンツーで中央を突破、カレンも詰めるがシュートが打てない。ジェフはディフェンスラインを下げ一発だけを狙っている。9分縦パスに林が飛び出す。GK川口と交錯、今日のジェフはこれしか狙っていない。ジュビロがボールを回しリズムを掴んでいるように見えるがこれがジェフの作戦だろう。オシム監督はたぶん計算通りなはず。キャプテン阿部がDFラインと話ながら無理せずラインを下げて守備をする。12分カレンの突破もオフサイド。14分名波がペナルティエリア内で倒されPKの判定。うまい個人技でのワンフェイントから奪ったPK。これを前田が決め1点返す。この判定に激怒したジェフのスタッフが退場処分。そして両ベンチが動く。千葉はポペスクに代え工藤を入れ、磐田は河村に代え太田を投入する。
- 後半30分まで
- ゲームが動いてくる。両チームの攻守の切り替えが早くなりチャンスも生まれる。20分ゴール正面30mの場所から千葉のFK。もちろん阿部が蹴る。壁を越すボールではなく阿部が蹴ったのはグラウンダーの強烈なストレート。これがGK川口の手を弾きゴールネットを揺らされる。再びビハインドのジュビロ。太田が右サイドから積極的に仕掛ける。CKを奪うと名波が蹴り前田がニアで飛び込む。カットされ千葉の速攻は林と巻。23分下がったジェフDFラインを見て、金が左足で強烈なミドルシュートを放つ。ボールはキレイな弾道でゴール左隅へ突き刺さる。再び同点。トータル得点は1点差。24分千葉の波状攻撃。ループシュートが川口の頭を越しゴールバー直撃、跳ね返りに巻がダイビングヘッド。しかしここは川口がキャッチ。ベンチでは崔 龍洙がスタンバイ。前田に代え崔 龍洙が登場。27分リスクを負って攻撃するジュビロに対しジェフが逆サイドの空いているスペースを狙ってくる。林がフリーでシュートを放つがゴール左ギリギリを外れる。28分、福西がファールをしFKを与えてしまう。ゴール右20m、もちろん阿部が蹴る。かなりの緊張感の中、阿部が蹴る。壁に当たりゴール上を越える。30分佐藤が突破しシュート!川口がスーパーセーブでゴールを許さない。残り15分、熱い戦いが続く。
- 後半45分まで
- 32分太田のクロスに福西が胸で落とし崔 龍洙が角度のないところからシュートを放つがGKパンチング。33分ゴールライン際でGKと名波が競り合う。再び名波が倒れるがノーファール。34分ディフェンスラインの間から林が突破、GK川口の接触しゴールネットを揺らすがオフサイド。林が足を抑え倒れている時間を使い、山本監督が村井・福西へ指示を出す。35分倒れている林がタンカで運ばれ、代わりに要田を投入。36分カレンと崔 龍洙がディフェンスを振り切り突破するがファールの判定。37分山岸に代わり楽山を投入。38分千葉の右サイドから攻撃、村井と茶野そして服部が下がり守備。39分名波の左からのセンタリングに崔 龍洙が入る。こぼれを福西が詰め太田、更にはカレンがシュートするが決まらない。千葉の懸命な守備をなかなか破れない。40分村井のクロスボールをファーサイド田中が折り返すがゴールラインを割っていたと判定。残り5分、服部がチームを落ち着かせ1点を狙いに行く。福西のポジショニングを高くしゴールだけを狙う。守備のリスクを背負ってもゴールが欲しい。43分ジェフの左からのCK。ゆっくりとボールセットしリスタートを始める千葉。速攻から崔 龍洙→太田、センタリングに服部が飛び込むがシュートできない。ロスタイム4分。千葉がスローインをゆっくり始めるが遅延行為でイエローカード。千葉はコーナーでボールをキープし時間を使う。田中がロングボールを入れ村井へ。千葉がボールを奪うとゆっくりボールをキープ。カレンがドリブル、福西がフィード、崔 龍洙が仕掛けるがシュートまで行けない。コーナーで巻がボールキープ、金が奪いロングフィード。最後の最後までシュートが打てず試合終了。2005年のヤマザキナビスコ杯は準々決勝で敗退となった。悔しい結果、Jリーグに切り替えたい。
選手、監督コメント
- 山本 昌邦監督
- 結果的には力の差だと思う。追いつけなかったということで、ボールをとった後、前に早い攻めというところに、力がなかったのと、前半アグレッシブさがなかったという点が、うまく試合が運べなかったという点で残念だった。カウンターで1本、それを追い越していくだけの質と量というのをこれから考え直、痛い時間に入れられたのが、流れ的に痛かった。雨が降ってボールが走るシチュエーションだったので、シンプルに2タッチくらいで中盤を突破していくくらいの早いパス回しが持ち味なのに、それが出なかった。ボールが動いても、人がそれを追い越していくだけの動きが、特に前半足りなかった。後半は、ある程度両サイドも含めて、その辺は修正されて、厚みのある攻撃はできたと思う。それが90分間できなかったというのは、残念ではあります。そのボールも人も動いてシンプルにゴール前に行くという、ボールの展開の速さと、人の動く運動量的なところが、往年の時代に比べれば、明らかに足りない。ボール回しはできるけれどもしたい。後半入ったカレンは体調も戻ってきて、持ち味も出してくれたので、一週間後にまたJが再開しますので、切り替えて、マリノス戦にきちんとしたい。代表で珍圭も含めて6人外れるので、頭が痛いところだが、未来に向かって、若い選手たちが、こういう間にベテランが疲れたらすぐに出られるような状況に、早くしたいとは思う。
(Q.今日は、前半抑えているかと思うくらいの感じてゲームに入ったが?)
A. 抑えていたわけではない。失点はしたくないと思っていたが、攻撃は、取ったら早く攻めたいと思っていた。慎重になりすぎて、両サイドを含めて、追い越していくような動きができなかったというのが一点と、FWの収まり具合によって、試合の出来が左右されてしまうというところ。
(Q. 左は機能したが、右はミスが多かったが?)
A.その通り。それが選手のコンディションやメンバーの起用に関しては、いろんな事情があるが、先に失点をしたくなかったというのはある。
(Q. 前半、ボールを回してスローに試合を運ぼうとしたジェフに、はまってしまったのでは?)
A. はまったというか、ボールは、大体思うような形で取れたケースもあったが、ロングフィールドになると、今のジェフはうまく回していくだけの力があるので、高い位置から引っ張り出されて前線が取りに行くと、中盤の広いスペースを、(ジェフの)中盤の3人は長い距離をカバーできるだけのスピードと走力があるので、そこのスペースを空けると、グッと出てきてしまうので、そこにスペースを与えたくなかったというのがある。ボールは試合運びとしては、前半に関しては、ボールもある程度取れるし、攻めにも行くが、前に行く攻めのスピードがなかったのが一番の問題だったと思う。あれで点が取れていれば、バランスを崩さずに、得点につながってよかったんだが。ゴール前の収まりという点で、前線の選手の出来に左右される。あとは、追い越すということ。守備全体のバランスは、1点はあったが、特にピンチもなく、そんなに悪い状況じゃなかったと思う。
- オシム監督(ジェフユナイテッド市原・千葉)
- 今日の試合で私からの一番のインフォメーションとして、ジェフは試合に出てしっかりプレーできる選手は10人だけじゃないということを、多くの観客と多くの人たちに見てもらったと思う。今日、普段レギュラーじゃないのに出て行って、レギュラーと同じようにプレーできた選手がたくさんいたということ。具体的に言えば、今日レギュラーが6人抜けていた。今出ていない6人もいるが、彼らがいなくて勝って、これからどうするかということ。この2試合、内容的にもしっかり勝ったと思う。一つ一つ説明はしないが、この2試合、内容的にしっかり勝てたと思っている。ゴールのチャンスが、うちのほうがあったし、最後計算すれば、うちの方が多かったということ。これだけレベルの高い相手に対して、勝てたということ。そういう意味では、対戦相手もこれからいい試合をしていくと思う。
(Q.前半スローで、後半撃ち合ったゲーム展開に関しては?)
A. 今日は、最初から落ち着いたプレーをするということを心がけていた。後半も、特に変えてはいない。点を取るべきチームがプレッシャーをかけてきたということ。それに対して、うちは落ち着いてプレーしたということ。試合前に選手に話したが、リードされているチームが、逆に1点取ったときに、普通のチームであれば、心理的にもう1点取りに行こうとする。観客ももう1点取ることをはやし立てる。そんなときに、強い神経を失わないようにと選手に言った。同じように、うちが点を取ったときに、その勢いで点を取ろうとして、前がかりになって逆に失点しないようにしようと、そこでしっかり落ち着く、という話をした。それが実際に試合に出た。1点多かったという、心理的な利点が大きかった。そういう意味で、選手的には、心理的・哲学的なことを話した。選手が、点を取ること、取られることだけに気をとられないように、もっと広い視点で考えられるようにそんな話をした。
(Q.代表から帰ってきた選手が自信を持ってプレーしていたのでは?)
A.それを言うなら、(ジュビロの)川口も代表ですよね?代表のよしみで入れてくれたんじゃないでしょうか?今日は、相手のすごいゴールを見た。あのゴールは、VTRで半年くらい繰り返し見られるんじゃないか?普通はあんなところから点は入らない。あんなところから点を取られたら、誰のせいにも出来ない。素晴らしいゴールだった。結果的にうちが準決勝に進んだが、逆の結果でもおかしくなかったと思う。
- 茶野 隆行
- Q.前半の最後は(相手の攻撃により)5バックのような状態になりましたが苦しかったですか?
A.苦しいという訳ではないですけど、ちょっと慎重すぎた。もっとどん欲に攻めるべきだったのではないかなと思う。1点差だったので、そんなに焦る必要はなかったし、じっくり攻めて確実に1点を取るというのがなかなかできなかった。
Q.2度追いついたことで、勝てるという気持になったか?
A.最初からそういう気持でやっていましたが、先に点を取られるというのは後々厳しくなるので、早めに攻めたかった。
- 前田 遼一
- Q.プレーに積極性を感じましたが?
A.プレーの質とか、ボールを引き出す動きとかが少なかったので、動きの量も悪かったし少なかったので、自分としては良くないプレーでした。
Q.ジェフとの力の差はそんなに感じないのでは?
A.そういう意識はないんですけど、現に負けているので。。
Q.ナビスコが終わりましたが
A.自分のプレーも良くないので、さらにレベルアップしてJリーグにつなげたいです。
- 村井 慎二
- とにかく勝ちたかったです。悔しい。負けたくなかったし、もっとジュビロのいいサッカーを目指して行ければ勝てると思うので、また次へ頑張っていきたいです。
相手が引いた時にもうちょっと崩せるように、全体で動いてパスをどんどん回していけたらいいチャンスができると思うので、そういうサッカーをしたいです。
Q.日本代表で一番学んだことは?
A.そこにいるっていうことが勉強になる。
Q.Jリーグに向けて?
A.リーグしか残ってないので、一つ一つ集中して戦って、最後に良い結果になるようにしたい。
- 田中 誠
- 高い位置でプレスをかけると、ツートップの後ろを突かれてしまうので、ちょっと引いた所で、センターサークルあたりから焦らずに、前半は0-0の気持でちょっとづつ追い込んでいこうという作戦ではありました。流れは悪くなかったのですが、ジェフにワンチャンスをものにされて、そこからプランが崩れたのですが、最後まで諦めずにやれる姿勢は評価できるのではないかと思う。前回の試合に負けたということで、次のステージに進めないですが、リーグに集中したい。
- 服部 年宏
- 攻撃も良い形で行けていたし、最後のフィニッシュをいくつか決めていたらという感じだったので、先制できなかったこと、あと同点にした後に追加点を早めに取れれば全然違ったと思う。
Q.最後撃ち合いになってましたが。
逆に始めから撃ち合いでもよかったけどね。その方が良いリズムが出ていた時間がうちにもあったので。先制点のカウンターから戻りきらずに、コミュニケーション不足じゃないけど、うまく連動できなかった。
- 名波 浩
- 大きな課題としては、相手はマンツーマンからカウンターで攻めてくるので、しっかり崩して数的優位を保ちながら、ボールを失わずにフィニッシュまでいけたら、というのが今後の課題でもあるし、それがうちが(相手に)はまる原因だと思う。
先制点が取れれば、相手もマンツーマンからさらに2,3メートル前から来ると思うし、そうしたらまた後ろのスペースが空いて楽になると思うけど、いつも市原とやるときは先制点を取られるので、その辺が難しいかなと。
でも、どのチームとやる時も課題になるかなと思います。
Q.2失点目の阿部のFKについては?
壁は間違ってなかったと思うけど、ブラインドになってたぶん能活が見えなかったと思うし、阿部のキックの質もボールが少しブレるような球で、良いシュートだったし、2-2に追いついてから崩せなかったのが、うちが点をとるためにバランスを崩したのもあった。
Q.サイド攻撃のバリエーションについては?
もう少し、右も左も深い位置まで入ってセンタリングというのが足りないと思うし、中山さん、前田、福西と、せっかく横からのボールにヘディングが強い選手がたくさんいるので、うまく合わしたいなと思いますけど。
Q.ジュビロの方が中盤を支配しているように見えましたが、それは相手が引いていたからですかね?
向こうは引き分けでも良いというのがあったし、うちとの闘い方というのは、いつもああいう形でくるので、ボールは回せていたけれど、最後崩せなかった。先制点を取られるまでは、繋がりもバランスも悪くなくて、ルーズボールも拾えていたし、悪くなかったと思います。
- 金 珍圭
- Q.2-2という結果に関しては?
A.今日は勝たなくてはいけない試合だったが、引き分けだったのですごく残念。ナビスコは今日で終わったので、Jリーグに集中したい。
Q.先制点を奪われたが?
A.最初に1点入れられて、前回の試合も1点差で負けたので、2点いれなければいけなくなって追いつくのが大変だった。
Q.素晴らしいシュートでしたが?
A.自分としては、右足でも左足でもシュートは得意なので、ボールに上手く当たったのでゴールに入った。
- 中山 雅史
- ゲームの入り方は良かったのですが、結局前半に1点取られてしまったので、前半は0失点で行きたかったですけど、そこが少し狂ったかなと思います。
Q.ボールを支配している時間帯がありましたが。
その前に凄く良いボールが出ていたので、あのボールを僕自身がもっと裏に読んでいれば逆の展開にはなれたのですが、それもたらればですから。前に行かないようにというか、1-0になったので、それでも前に行かなければならない状況は後半からにはなったので、前半はそれでも辛抱かなと思ったのですが。
意地を見せても、勝たなければどうしようもないことですし、結果を求めていかないといけないと思います。何度か先行できれば良いなとは思うんですけど、なかなか。
最終的には結果がついてこないんですけど、最後に良い形ができていた、というところで、それをもっと多くして、早い時間帯にもっていければと思います。
もう切り替えるしかないので、ここでナビスコ云々言ってもしょうがないので、リーグに全力を投じたいと思います。