2005 J1第29節
試合日時:2005年10月29日(土) 15時34分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 10,654人
- 17.6℃/83%
- 曇、無風
- 全面良芝、水含み
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 田中 佳孝
- 吉田 寿光
- 手塚 洋/田尻 智計
- 二俣 敏明
- 小林 春樹
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半0分[警告] | 佐藤 寿人 | |
前半37分[得点] | 大木 勉 | |
西 紀寛 | 前半38分[警告] | |
前半39分[警告] | ジニーニョ | |
名波 浩(out) → 中山 雅史(in) | ハーフタイム[交代] | |
ハーフタイム[交代] | 茂原 岳人(in) ← 駒野 友一(out) | |
後半8分[警告] | ガウボン | |
後半9分[得点] | ガウボン | |
後半13分[得点] | 佐藤 寿人 | |
後半18分[交代] | 李 漢宰(in) ← 大木 勉(out) | |
西 紀寛(out) → 船谷 圭祐(in) | 後半20分[交代] | |
太田 吉彰(out) → 河村 崇大(in) | 後半29分[交代] | |
後半31分[交代] | 木村 龍朗(in) ← ガウボン(out) | |
中山 雅史 | 後半42分[得点] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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山本 昌邦 | 監 督 | 小野 剛 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 残り6節まできた2005Jリーグ。
ホーム・ヤマハスタジアムには冷たい雨が降り続く。あまり強くはないが、少し寒さも感じる気温。サポーターもサックスブルーのポンチョ(カッパ)を着てスタンバイする。
ピッチコンディションは良好だが、ボールはスリッピーになっているはず!選手たちもスパイクのポイント選びに慎重になりそうだ。グランドコンディション・時間帯を考えたプレーの選択も今日のカギ。優勝までの道のりは厳しい状況になってきたが、山本監督1年目の集大成としてチーム作り、そして一つでも上を目指し熱い戦いが続く。
今日のメンバーはGKは川口能活、DFには疲れが心配な田中に前節250試合出場を達成した茶野、韓国代表・金が入る。鈴木は100%の状態でないようでベンチスタート。ボランチに服部が戻り、名波と組む。左の村井、右の太田、そしてトップ下には成岡が入った!調子を上げている成岡翔の展開力が今日の一番のポイントとなる。ツートップは西とカレン。元気と運動量、そしてスピードとテクニックで前節同様前半からかき回してくれる。
ベンチの中山・船谷・河村と、攻撃的な選手の投入時間も含め90分間での展開、結果が求められ試合となる。
相手の広島はGKが2試合目の19歳と経験の面で安定感にまだ不安がある。鉄壁の守備陣を崩し大量得点を狙いたい!広島得意の両サイド攻撃をどれだけ抑えられるか!?村井・太田とのパッチアップが楽しみだ。ベンチにいる前田俊介に注意したい。3試合連続ドローで迎えたこの試合、絶対に勝ち点3が欲しい!
- 前半15分まで
- 広島ボールでキックオフ。
立ち上がり名波の横パスを奪われ大木にシュートを放たれる。
1分、金へ佐藤が強烈なスライディング、佐藤にイエローカードが出される。
広島の両サイドからの攻撃に磐田は注意しながら2分、太田が右サイドを駆け上がりCKを奪う。キッカーは名波。中央に田中が飛び込むがGKのパンチングに防がれる。
3分、金から西へロングボール、まず大きなパスでリズムを作る。
4分、村井から西へ縦パス、カレンがサポートをし、落としたボールにミドルシュートを放つ。ゴール左ギリギリを外れる。惜しい場面、立ち上がりのリズムは決して悪くない。西・カレン・成岡らで前半からゲームを動かしていく。
6分、金から太田へのパスはボールがすべり外に流れてしまう。
6分、広島の左サイド服部のオーバーラップを太田がしっかりケア。
7分、ガウボンのチェックに行った田中が倒してしまいFKを与える。左サイドから駒野が蹴りGK川口が飛び出す。そこに小村が入ってくるがファール。小村の頭には注意したい。
9分、佐藤のシュートは金がブロック。
10分、右サイドから駒野がセンタリング、中でガウボンが合わせるが田中のプレスでボールはGK川口の正面。
11分、村井から西へクロスボール、しかしここは小村が弾く。
13分、広島FWに入る縦パスには茶野・金が厳しくプレス。
14分、金→成岡→西でミドルシュートまで持って行くがGK正面。
15分、村井サイドから攻撃、西・成岡と繋ぐがボールを奪われ速攻を受ける。ガウボンが飛び出すが田中・茶野・名波が戻り対応。ここまで決定機は両チーム作っていない。
- 前半30分まで
- 17分、カレンが高い位置でボールを奪うと西の動きを見る。西はシュートまで行く確立が高い。少しのコースでも開けばゴールを狙う。西の積極性がここまでのリズムを作っている。
18分、DF小村とライン際で競り合いボールを奪い、速攻で太田へ繋げカレンの動きを見る。カレンはシュートを選ばず中央に合わせるが中には誰もいない。
22分、ベットがペナルティエリア外から強烈な左足ボレー!GK川口も動けないほどの鋭いコースだったがボールはバーを直撃し外に出る。
24分、金と広島の服部が倒れる。ノーファールの判定に一瞬足が止まる。強烈なシュートを打たれるがGK川口がファインセーブ。
25分には村井が個人技でDF3人を抜き去る。そのまま左足シュートを放つがGKに防がれてしまう。
27分、成岡と名波でガウボンを挟みボールを奪うと速攻を仕掛ける。名波から西に渡し太田のオーバーラップを使う。ゴールへ向かいそのままシュートへ持って行くがゴール左に外れてしまう。
29分、村井が左サイドから独特のリズム感でDFを次々に抜いていく。ラストパスがカレンと西に合わないが、このサイドからの攻撃が効きそうだ。
30分、左の村井と名波からセンタリング、カレン・西の前に入った成岡を使う。シュートがゴール上を越えてしまうが決定的なシーンだった。
- 前半45分まで
- 32分、右からカレンが起点となりゴール前へ、金から鋭いクロスボール。33分には成岡と太田で中央からワンツーで突破を仕掛けるがカットされる。守備面では服部がカバーに入りながら田中を中心に自由にさせない。ここまで両サイドの攻防は負けていない。村井vs駒野 太田vs服部、共に優位にゲームを進めている。
36分、広島FWガウボンがスタンスの広いドリブルで左サイドからシュートまで持って行く。田中がプレスをかけるがここは気を付けたい。
37分、ベットが中央からドリブル、左サイドに出た佐藤へ渡る。センタリングを頭で落とされ最後は大木にシュートを打たれる。振り向きざまだったが決まってしまい先制点は広島。【0-1】
39分にもベットのドリブルに服部が行くがシュートを打たれる。
40分、西が強引に中央をドリブルするが、人数の多いDFの壁に弾かれる。茶野が上がり強烈な押さえの利いたロングシュートを放つがGK正面。
42分、成岡がペナルティエリア内で回転しながらのトラップで前を向く。DFを交わしシュートを放つがカバーに来たDFの身体に当たってしまう。
42分、左から名波のFK、ニアサイドで村井が頭ですらすがボールはゴール右ポストの外へ外れる。
44分、村井から起点を作り、中で西とカレンがシュートチャンスを作り出す。
ロスタイム1分、左からのセンタリングの右のこぼれ太田がワントラップからシュートを放つ。GKが弾いたところにカレンが詰めるが触れない。前半は広島の1点リードで終了。後半もまだまだゲームが動きそうな展開。やはりポイントは両サイド。
- 後半15分まで
- 後半スタートから中山がピッチに登場。交代したのは名波。西がトップ下に下がり成岡がボランチに下がる。広島も茂原を投入し、駒野がアウトする。広島は村井のサイド、磐田の左をケアしてくる。磐田は前線の迫力を出させるため中山を投入。西の運動量にも期待が高まる。
3分、中山が前線から身体を張りカレンと西がボールを追う、服部の位置も高くなり、より攻撃的になっていく。
5分、金から中山へ大きなクロスボールが入る。頭で落とし村井に合わせるがその後が続かない。成岡へのパスがカットされ速攻を受けてしまう。7分、中山のディフェンスから西が拾い、カレンの動き出しに合わせる。右から中へドリブルし成岡へ横パス、成岡がチェックを受けながら左隅にシュートするがGKが弾く。
8分にも村井から中山、落としたところに成岡ボレーというシーンが出るがミートせずゴールマウスを捕らえられない。
10分、金のパスをカットされ森崎に拾われるスルーパスを出されガウボンがオフサイドラインギリギリを突破。GK川口が出て来たところを浮かされ失点。追加点を許してしまう。【0-2】
12分、村井から立て続けにチャンスを作る。
12分、茶野のミスで広島に高い位置でボールを奪われる。田中がカバーするが危険なプレー。
13分、右CKからシュートを使い鋭いセンタリングが上がる。最後は佐藤の頭に合い3失点目。【0-3】
- 後半30分まで
- 18分、右から西がCKを蹴る。しかしゴールラインを割ってしまいアウト。
19分、広島が大木に代えて李漢宰を投入。磐田ベンチも動き出す。船谷が準備する。
20分、西に代え船谷が入る。成岡がトップ下に上がり船谷が高い位置でのボランチ。更に攻撃的にまず1点を返しに行く。
22分、太田がドリブルを仕掛けCKを奪う。ニアの金に合わせるが打ち切れない。こぼれ球を村井が拾いクロスボール!再び金の足元へボールがこぼれるが左足シュートはミートせずゴールは決まらない。
23分、船谷から太田へスルーパス。少し長くラインを割ってしまうが、前への動き出しが機能的になってくる。
25分、船谷と村井で左サイドを崩しに行くがボールを失い、逆に速攻を受ける。ジュビロは服部のワンボランチで何とか守備のバランスを整えるが攻撃に力を使っている分、守備が手薄になる場面が多い。
26分、金のロングシュート!広島の下がったライン引っ張り出す。
28分、中山が頭で競り合い、カレンが拾う。成岡→船谷と大事にボールを繋ぐが、なかなかシュートまで行けない。
29分、河村が太田に代わり右に入った。
残り15分、最後まで諦めない磐田の攻撃。まず1点。
- 後半45分まで
- 32分、カレンが中央を得意のまたぎフェイントドリブル。DFを引きつけラストパスを成岡へ渡す。しかしトラップミスでシュートが打てない。少しずつ焦りも見える磐田。若い力が何とかこの試練を乗り越えて欲しい。
35分、速攻からベットが強烈シュート、角度のないところから意表をつくシュートに会場がどよめく。
37分、ベットが起点となり森崎が前線でボールをキープ、DFのタイミングを外しシュートを放つ。
38分、磐田の速攻、中山が左で持ち、カレンが中央へ入り込む。ワントラップしてシュートをするがゴールを大きく越えてしまう。
38分、茶野のバックパスがミスとなりCKを与えてしまう。佐藤のヘディングシュート!小村に詰められゴールネットを揺らされるがオフサイドの判定。川口が大きな声を出し切り替える。
41分、右から河村がドリブル、カレンに合わせクロスを上げるが越えてしまう。
42分、左から低く鋭いクロスボールにファーサイド中山が反応するがシュートはブロックされる。
42分、右サイドで広島DFのミスを河村が狙う。中へドリブルし、折り返しに中山がシュート!このシュートがやっと決まり1点を返す。【1-3】
44分、クロスボールに中山が飛び込む。弾かれたボールを河村が頭で落とし再び中山がシュート!
同じく44分、船谷の左サイド突破から中山の足元へ。DFを振り切りシュートを放つがミスキック。最後まで両サイドからクロスを上げ続け中で勝負!
ロスタイム船谷の右CKを中山・田中らが混戦の中で粘る。ボールラインでクリアーされたところで試合終了。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 山本昌邦監督
- 一言で言って、名波の交代でゲームコントロールを失って、リズムが作れなくなってしまったというのが、後半追い上げられなかった要因。まだまだその辺が、ゲームを作ることができなかったのが、力不足だと感じている。名波の膝は、最近水を抜いたりして状態が良くなかったので、途中で替えなければならない状態で、後半はっきりした形で点を取りに行きたかったので、中山の投入を考えた。いずれにせよ、2点目はすごく痛かった。
あとは両ゴール前の戦いの中で、やはり広島さんがしっかりシュートブロックなり、身体をしっかり寄せてシュートを自由に打たせてもらえなかったというのが、少し差があった。全体の中で名波を引っ込めた後に、ゲームの規律を守れないようなプレーがいくつか出てしまったということで、彼の存在の大きさというか、(名波が)いればもう少しバランスを取りながら周りを動かしてくれたんでしょうけど、プレー云々よりもコーチングなりによって、味方を動かすことのバランスも崩してしまったというのが大きかった。全体的に言うと、(両チームの)選手の差はなかったと思うので、もう少しうまく戦えば勝てるゲームだったと思う。それは僕個人の反省材料。
これで目標を完全に切り替えて戦わないといけない状態になったので、もう一回気持ちを切り替えて、もう少し遠いところを見て仕事をしなければならないのかなと。あとはいろいろ話をしていかないといけないのかなと思う。
Q.今日のFW陣の評価は?
A.FWだけではなくて、チャンスもあって、前回よりはボールの裏へ行く意識というのはあったが、バイタルエリアや高いサイドを崩すために、真ん中で少しふんばって起点ができないと厳しい。ただこれは個性なので、選手なりにがんばっているので、その組み合わせとかはこれから変化を加えながらやっていかなければならない。シュートを打つつくりの段階までのタメとかはがんばってくれているので、あとはフィニッシュ。打ち切れないとことの数センチの差は、今日は少し出た。球際の厳しさ(の問題)が、まだまだあるので、そこは修正ポイント。
Q.「もう少し遠いところ」とは来期以降を見据えて、若手を使うということか?
A. いやいや、今ベテランもすごくコンディションをあがってがんばっているので、そこをもう一回チームの中で競争意識はもちろん、チームのベースがあって初めて競争が成り立つので、チームのベースをしっかりクリアにしたうえで、いい状態を保っていきたい。若手には同じ力であればチャンスは与えたいと思っている。若い選手なので、いいときもあるし、なかなか自分達で歯車が狂うと、自分の冷静さを失って本来のプレーができないというのが、今日あたり出てしまっているので、こういう苦い経験を次に生かしていくということ。
Q. 太田→河村の交代の狙いは?
A.行き詰っていて、相手もリードしていて下がってスペースも埋めていたので、少し中盤でビルドアップに参加して、相手のサイドを引き出して裏へ飛び出していくといったことが、少し中へ入って仕事をしたかったので。珍圭が外へ回れば、クロスも持っているので。そういう意味での投入だったが、時間が少なかった。
Q. 鈴木秀人選手のコンディションは?
A. 休み明けの練習が十分できていなかったことの考慮をした。状態は良くなっているので、来週は万全の状態に戻れるのかな、と思っている。彼のスピードは戦力になるので。スタメンからはずしたのは、今週、いい準備ができなかったということ。
- サンフレッチェ広島 小野 剛 監督
- 試合云々よりも、前節までなかなか勝ち星を上げられず、しかも前節はふがいない試合になってしまって、そういう中でも広島や関東から駆けつけてくれたサポーターが試合の最後まで応援してくれて、彼らに感謝したい。彼らが引き寄せてくれた勝ち点3だと思う。
今日の試合は、うまい下手ではなく、上手なキレイなサッカーではなく、誰が泥臭く一番戦ってくれるのか、一対一で誰が強気で、最後まで足を止めずがむしゃらにやってくれるか、それを今週のトレーニングのテーマに掲げて、そのサバイバルに残った選手たち(がプレーした)。ドンくさくてもおしゃれじゃなくても、そういうサッカーをして勝ち点3をもぎ取りたいと思って送り出した。結果から言うと、選手一人一人が戦ってくれて、何回かカウンターからピンチがあったり、最後のジュビロの怒涛の攻めも身体を張って、落ち着くとことは落ち着き、あるいは最後まで攻める姿勢は持ち続けて勝ち点3を取ってくれて、戦ってくれた選手に感謝したい。
Q. 3-5-2のシステムで、ジュビロとがっぷり四つに組みに行ったねらいは?
A.ジュビロのアウトサイドの攻撃力はポテンシャルが高く、実際に得点がそこから多く生まれている。太田のスピードをどう抑えるか、村井のスピードと精度の高いクロスをどう抑える抑えるかと考えていくと、どうしてもうちのウィークポイントと当たってしまって、発想を全く逆に持っていこうと思った。彼らの裏のスペースをつくことで、できるだけ彼らがディフェンスに追われるシーンを多くしたいと思っていた。うちの両翼が元気が良かったら、4(バック)の中でもそこに持っていけたかもしれないが、駒野のディフェンスのところが良くない試合が続いていたので、そこを軽減して、裏を狙っていこうと思っていた。彼らの裏を狙って、相手がついてきても、もっともっと押し込めと、そうすれば3バックの一人かボランチがフリーになるはずだと。とにかく選手に強気に、と言った以上、相手を抑えに行くのではなく、相手の弱点を突くことで相手の怖さが消えていくようなサッカーを貫きたいと、システムを変更した。
- 船谷 圭祐
- ボランチに入ってボールに触れと言われた。0-3からピッチに入ったので、攻めるという(役割)でした。
- 服部 年宏
- 途中まではボールのつなぎ方、ゲームの作り方はよかったが、最後のフィニッシュが決まらないとこういう結果になるというのは前からわかっていたが、今日はそれがでてしまった。
基本的には失点の場面に関しては、こちらのミスなのでミスを無くすしかないし、カバーをみんなで早くするというちょっとした所が今日はできてなかった。
- 村井 慎二
- 前半で点を取れていないといけないと思うし、それができていないというのは何か原因がある。もっと効率のいい攻めをして、ちゃんとフィニッシュで終われるようでないといけないと思います。惜しいで終わってしまっているので、シュートを決めることでいい攻めになるので、そういう部分が駄目だった。
カウンターの時にこぼれ球を拾えない時に行かれているので、それに対する戻りとか体力とか集中力を攻めで使い切っているような感じを受けましたけど、シュートを決められないのが一番だと思います。
- 太田 吉彰
- (広島が)後半は4バックぎみになって、その辺で躓いた部分もあったんですけど、それでもやれなかったわけではないので非常に残念です。
Q.ディフェンスの意識も高かった?
A.やられていたので、そういう部分でも一生懸命やった。
- 田中 誠
- 全体的にミスも多く、自分たちでリズムを崩してしまった部分もあった。勝ちたい気持ちはもちろんありましたけど、みんながやろうとしていることが、なかなかうまく行かず、ミス絡みで失点してしまったり、連係ミスが多かった。そこが今日の敗因だと思います。
DFだけでなく、全体的に守備の意識を確認しなくてはいけないし、相手にルーズボールを拾われすぎたところがある。そこが、なかなかリズムを掴めなかった原因で、相手に速い攻めをさせてしまったと思います。
Q.のこリ試合、どう切り替えて望みますか?
1試合1試合反省点はでてくるので、そこをしっかり意識して改善していかなくてはならないし、プレーしているのは選手なので、監督の指示プラス、ピッチで選手がどうするかが大事だと思います。
- 中山 雅史
- 個人個人の技術を高め、状況判断を速まらないで、しっかりプレーできるようにならなければいけないと思いますけど、いろいろなことを経験して、チームが成長していければとは思います。
Q.終盤に1得点を挙げましたが。
相手がお見合いしてしまった所を、河村がうまくついてくれましたし、あとは、自分がそこにポジションを取るかだと思いますし、来たボールを冷静にゴールに流し込むことを考えていましたけど、もっと早い時間に出来ていたら、相手を苦しめることができたと思いますし、たらればですが、そういう勢いがゲームの最初から最後まで随時出せるようにしていければいいなと思います。
なんとか前から攻撃することもできたと思いますが、そこに至る過程で、ボールを失っているので、うまく相手にインターセプトされて、どうしても相手に勢いを与えてしまっている部分も多いと感じます。
良い攻撃の形はできているので、それを数多く出していければと思います。
ここで落ち込んでいる訳にもいきませんし、チームとしてなんとか頑張って、また天皇杯もありますし、リーグ戦も続きますので、その中でチームを盛り上げていけたらと思います。
いろいろな反省点もありますし、それをどれだけ次の試合に活かせるかだと思いますし、いくら負けても、次の試合は待っているので、とにかく次に勝てるように準備していかなければいけないと思います。
- 西 紀寛
- 1点目もミスから相手に点を取られたし、ジュビロにもチャンスはあって、得点を入れるところで、入れておかないといけない。
形から得点が欲しかった。
- 成岡 翔
- 失点するまでは、良い形もできていましたが、追加点を与えてしまったことで、相手を勢いにのらせてしまった原因だと思う。
チャンスは何本かあったので、そこで決められていれば、流れはだいぶ変わったと思う。