2005 J1第27節
試合日時:2005年10月16日(日) 15時05分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 静岡スタジアム(エコパ)
- 29,465人
- 21.3℃ / 83%
- 曇のち晴、無風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 坂田 信久
- 上川 徹
- 上荒 敬司/竹内 元人
- 間島 宗一
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半11分[警告] | 小笠原 満男 | |
前半18分[警告] | 本山 雅志 | |
西 紀寛 | 前半27分[警告] | |
後半1分[得点] | 増田 誓志 | |
中山 雅史(out) → カレン ロバート(in) | 後半11分[交代] | |
カレン ロバート | 後半14分[得点] | |
後半19分[交代] | 野沢 拓也(in) ← 鈴木 隆行(out) | |
太田 吉彰 | 後半26分[警告] | |
後半26分[警告] | リカルジーニョ | |
後半29分[交代] | 石川 竜也(in) ← 増田 誓志(out) | |
後半29分[交代] | 興梠 慎三(in) ← 本山 雅志(out) | |
成岡 翔(out) → 船谷 圭祐(in) | 後半39分[交代] | |
鈴木 秀人 | 後半42分[警告] | |
太田 吉彰(out) → 河村 崇大(in) | 後半44分[交代] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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山本 昌邦 | 監 督 | トニーニョ セレーゾ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 静岡スタジアム・エコパ、15:05キックオフの鹿島アントラーズ戦。
午前中は雨が降ったり止んだりの天候、試合開始時間が近づくにつれ空が明るくなってくる。前座試合で子供たちがサッカーをしている様子を見ると芝の状態は問題なさそうだ。ボールも走り、パスサッカーには最適な環境。太陽が出ていない分、気温も上がっていない。少し湿度が高いが選手たちにとっては動きやすい気候となっている。
サポーターも最高のコンディションで早くからスタンドへ駆けつけてくれている。サックスブルー一色に染め、選手たちがスタジアム入りした時から熱い声援を送り続けている。
ジュビロのスタメンはベストな布陣となった。注目は完全復活の西紀寛と魂のストライカー中山雅史の2トップ。そしてトップ下に若きゲームメーカー成岡翔が復活!西と合わせ100%のコンディションに期待が高まる。両サイドは村井と太田で固め、ボランチに名波と福西。出場停止者が続出し手薄なDFには服部が下がり、田中・鈴木と安定した守備を作り上げる。GKは代表帰りの川口能活。田中・村井と代表組の疲れの度合いも心配だが、この大一番には欠かせない。
相手の鹿島もこの試合への意気込みは大きなものになっている。史上初の完全非公開練習でこの一戦へ向け完璧な準備をしている。宿敵のライバル、多くの名勝負を繰り広げてきたこの対戦に今日も楽しみが多い。
磐田はこの試合でJリーグホームゲーム、総観客動員300万人を突破する見込み。この感謝を今日の勝利で表現したい!先制点がカギを握る。
- 前半15分まで
- 鹿島アントラーズボールでキックオフ。
1分、鹿島の右サイドからCK、中央で大岩がヘディングするがゴール右に外れる。立ち上がりは鹿島がリズムを掴んでいる。
3分、深井がコンタクトレンズを直すため一度ピッチを出る。
4分、ロングボール、GK曽ヶ端のところまで中山が追いかける。
4分、本山から新井場へ縦パス、センタリングに増田が合わせ危ない場面を作られる。
6分、深井が左サイドをドリブル、センタリングを鈴木隆行に合わせるがここは鈴木秀人がカット。ラインを下げジュビロが田中を中心に鹿島の攻撃を凌いでいる時間帯。
9分、右の太田からセンタリングを上げるが中に合わず逆サイドまで流れてしまう。
10分、増田のクロスボールを逆サイドで深井がヘディング、危険な場面が多々あるがまだ決定機までは作られていない。
11分、空中戦へ福西がボールの落下地点へポジショニング、そこに小笠原が飛び込みファールとなる。小笠原にイエローカード。ゴールまで25mの位置からFK、西が直接狙っていくがボールはゴールバー直撃。
13分には成岡に大岩がファール。ゲーム徐々に激しくなってくる。
15分にも鈴木隆行から鹿島の攻撃が始まるが福西もカバーしピンチを防ぐ。まだリズムは鹿島にある。
- 前半30分まで
- 16分、鈴木隆行がフリーでディフェンスラインの裏へ飛び出す、GK川口が飛び出しスライディング、ボールが後ろにこぼれてしまうが鈴木秀人がカバーしピンチを防ぐ。
18分には本山が西へ激しくスライディング、イエローカードが再び出る。鹿島の気持ちの入ったプレーが目立つイエローカードも多くなっている。ジュビロはしっかり冷静なサッカーが出来ている。今は我慢の時間帯。
19分、リスタートを名波が素早く蹴り出す。ゴール前で中山が飛び込むが後一歩とどかない。鹿島が多くボールを触っているように見えるが、ジュビロもしっかり自分たちのサッカーを掴めている。安定した展開が続く。
23分、深井がジュビロディフェンスラインを突破、オフサイドの判定が遅くプレーが続けられる。GK川口が飛び出し深井倒れる。主審の笛がなり、一瞬PKかとヒヤヒヤするが判定はその前でのオフサイド。
24分には鹿島の右サイドからボール、ファーサイドで村井が倒されヘディングシュートを決められる。しかしこのプレーにプッシングのファール。少しずつ得点の匂いがしてくる。ジュビロもセットプレーがサインプレーを使い、福西・西そして最後は村井のボレーなどでチャンスを作る。
28分、岩政に対してチェックに行った西へイエローカードが出てしまう。
29分、左から名波のCK、続けて右から太田のCK。しかしシュートまで持っていけない。立ち上がりに比べ徐々に磐田がリズムを掴みかけている。
- 前半45分まで
- 33分、福西のインターセプトからドリブル、西のクロスオーバーでチャンスを作ろうとするがミスとなる。
34分、中盤で細かいパスが回りだす、西→成岡→福西→太田そこから中山の動き出しを見て縦に出す。オフサイドになるがリズムが出来てくる。
35分、村井から中山へくさびのパスが出るDFを背負いながら倒れるが逆に中山のシュミレーションを取られてしまう。
37分、スライディングに行った名波にリカルジーニョがアフターファール。足の裏で踏みつける。激しさを増す中盤での攻防、ここからゲームが動き出しそうだ。一歩も譲らない両チームの白熱した試合、ワンチャンスで流れが大きく変わる展開となってきた。
40分、ゴール35mほどの位置から小笠原のFK、岩政が入り込みその後ろを深井が頭で合わせていく。ゴールギリギリ左にずれるが決定的な場面。
41分、FWの西が下がってきてボールを受ける。福西・成岡が前に入りポジションチェンジをしながら攻撃を組み立てる。前線では中山が身体を張り深さを作って頑張る。
43分、成岡から中山へ縦にボールを入れる。太田が右から中へ入り込みボールを繋ぐ、しかしシュートまでは行けない。
44分、成岡がボールを受けると前を向きドリブル、右に開いた中山へパスを出しワンフェイントからセンタリングへ持って行くがブロックされてしまう。
ロスタイムは2分。まだまだ勝負の行方は分からない展開、後半の動き出しが注目される。
- 後半15分まで
- 開始40秒、西が左サイドからドリブル突破。センタリングに中山が入り込みスルー、その後ろから太田が合わせるがシュートはゴール上を越えてしまう。
1分、逆に鹿島にチャンスを作られる。左からのセンタリングが服部の頭を越え、ファーサイド増田の足に合ってしまう。ボレーシュートが決まり先制点は鹿島アントラーズ。【0-1】気を付けなければいけない立ち上がりにやられてしまった。
5分にも鹿島、左からのCKをファーサイドで大岩の頭に合わせられてしまう。クロスボールに対する磐田のディフェンスが少しズレてしまっている。
6分、村井から左に出た成岡へボールを流す、そこから名波の飛び出してきたスペースへボールを出すヒールパスで中山へ繋ごうとするがカットされてしまう。そこで得たCKを西が蹴り、中央の田中へ合わせる。ここもカットされゴールネットを揺らせない。
9分、左の村井から前に入った西へ縦パス、DFにブロックされ突破は出来ないが前への動き出しが目立ってくる。
12分、ここでFW中山に代えてカレンを投入。西とカレンのツートップで同点ゴールを狙う。
13分、左サイドから村井がセンタリング。カレンがタイミング良く入り込みフリーで足を伸ばす。触ればゴールというシーンで外してしまう。しかし、その直後。CKを名波が蹴り、ニアの福西の頭へ合う。鹿島DFがブロックするがこぼれたボールをカレンが押し込み同点ゴール!【1-1】
15分にもカレンがゴール前へ出てくる。ヘディングシュートがゴールマウスに飛ぶがGK正面でキャッチされてしまう。流れが磐田にやってきた。
- 後半30分まで
- 19分、鹿島は鈴木隆行に代え野沢拓也を入れてくる。リズムを変えた鹿島に逆転ゴールを入れたい磐田。カレンの動き出しに鹿島DF陣が混乱しだす。
21分、カレンが左スペースで起点を作るとサポートに入った西へ、ダイレクトで村井のオーバーラップを見る。キレイなパスワークにシュートは打てなかったがジュビロサポータが湧き上がる。
22分、左で西が起点を掴むとカレンの足もとへセンタリング、角度がなかったためヒールで成岡へ落とすが繋がらない。しかし流れが出てきた、この時間帯に追加点がほしい。
24分にはミドルレンジから西が思いっきりの良いシュート!GKが弾いたところにカレンが詰める。
25分、カレンが高速ドリブル開始、思わず鹿島DFはファールしてしまう。FKはゴールまで20m、ボールの横には西と名波が立つ。蹴ったのは名波、しかし壁に当たりCKとなる。
28分、左から村井がセンタリング、鹿島DFに当たりファーサイドに流れたボールに福西が飛び込む。GKがずれていたためゴールをマウスを捕らえればゴールというプレー。惜しい場面が続く。
29分、鹿島ベンチはこの流れを変えようとふたり同時の交代を仕掛けてくる。
30分、2度続けての鹿島の決定機。しかしここも凌ぎ、勝負は残り15分となる。
- 後半45分まで
- 32分、ボランチの名波・福西も交互に上がりだす。成岡のポジショニングも高くしゴールへ近づいていく。
33分、成岡からフリーでもらったパスをカレンが受ける。ダイレクトで打たずGKを交わしてシュートするがDFに当たってしまいゴールにならない。直後、今度は鹿島の速攻!右に出た興梠がフリーでシュートするがGK川口が至近距離で素早い反応。カットすると再び磐田の速攻!西がドリブルで運び、DFを交わしてシュートを放つ。これもGKに防がれ勝ち越し点を両者奪えない。バタバタしてきた時間を見て名波と福西が中盤を作り直す。磐田ベンチでは船谷が準備をする。
37分、接触プレーで名波が倒されたがプレー続行、野沢の突破に鈴木がスピードで対応。
39分、成岡に代わり船谷がピッチに入った。
41分、船谷→西→カレン→福西→太田と繋いでいくがシュートチャンスが作れない。
42分、左の村井からセンタリングに太田が飛び込むがGKとぶつかる。
44分、太田に代わり河村が入る。
ロスタイム2分。福西がドリブルで押し上げるがカレンと西の動き出しに合わない。ラストプレー、西がペナルティーエリア内で勝負するが抜き切れない。河村のミドルシュートも決まらずタイムアップ。勝ち点1で終了。まだまだ戦いは続く。
選手、監督コメント
- ジュビロ磐田 山本 昌邦監督
- お互い勝ち点3をどうしても取りたいゲームで、非常に重たくて激しいゲームだった。選手は最後の波状攻撃も含めて、よく前向きに闘って、伝統の一戦らしく、すごく緊張感とか迫力のある素晴らしいゲームだったと思う。気持ち的にも、両チームファイトできていたし、応援に来てくださったサポーターの方には、勝てなかったことを除いて、ある程度満足していただけたと思う。ポゼッションもある程度できたし、後半は高い位置のサイドを崩そうと、特に左サイドは崩す形を作れた。内容的には満足する部分が多い試合だった。最後の精度で一工夫あれば、と思うが、前の選手は若い選手ばかりなので、これを次につなげていきたい。特に後半の左サイドは、効果的に機能していた。これを両サイドバランスよく、そしてペナルティエリア前のバイタルエリアの前あたりで精度が上がればと思う。1点決め切れなかった残念さはあるが、次につなげていきたい。これですべてが終わったわけではないので、しぶとく可能性がある限り、勝ち点3を目指してやっていきたい。
Q. 前半3バックのサイドを崩されていたが、ハーフタイムの指示は?
A.そこは引っ張り合いなので、当然前半の20分あたりまで、鹿島がそこに出てくることは想定済みだったが、若干両サイドのポジションが甘いところがあって、やられたケースはあったが、それは(鹿島の)深井にしても、そこを使うスペースを与えたら突破力のある選手なので、ある程度仕方がない。少し中途半端なポジショニングというのがあったので、そこは修正して、しっかり戻りきって、そこから我々にとってはスペースが空いているわけだから、長い距離戻ってサイドで主導権を握ろうと。その分、中央が空いて、そこは(鹿島には)小笠原がいるが、うちはグループでしっかり中央を支配できていたので、多少サイドをやられても中で、というのがあった。1本だけやられてしまったが、そこは一つ前のDFラインのギャップの部分で裏へ出てしまったシーンだと思うので、そこのラインコントロールは太田と中の3人で しっかりできていなければならなかったという反省はある。そこはひとつずつ修正したい。後半は比較的主導権を握れたので、逆に出て行くスペースができて、有効利用ができた。それは中のタメがしっかり作れて、ボールをポゼッションできたことが大きい。
- 鹿島アントラーズ トニーニョ・セレーゾ監督
- 日本のクラシコの一つということで、かなりオープンな試合になるだろうと、打ち合いになる時間帯も出てくるだろうということも予想していた。それほど点は入らないのではないかともイメージしていたが、チャンスはお互いに作れたと思う。ただ、試合の中で、いくつかのポジションの選手が、普段よりも少し消極的になっていたという部分があった。あるいは、持っている力を出し切れなかったというところがあったのではないか。
今日に限っては、クリエイティブな選手、ボールがいちばん落ち着くところの選手に冴えがなかったという部分が、我々にとって痛手だった。それで、磐田に徐々に主導権を握られていったと思う。うちのボランチの長所は攻撃的であること。それが前がかりになったところをDFとボランチの間のギャップを、19番の成岡選手にうまく使われ、それで逆にリズムをジュビロのほうに持っていかれた。
後半石川選手を入れて新井場選手をボランチに入れた。ボランチをリカルジーニョ選手と新井場選手にして、小笠原選手を一つ前に出すことで、もう少し攻撃的なところでできるのではないかと予想していたが、ボランチの仕事の量が多かったために、小笠原選手が思うように、自分が狙っていたような形にはならなかったし、疲れがあったとも思う。また、前の本山選手、鈴木選手の交代もまた、時差ボケ・移動ということから来る代表での疲れがあって攻撃がだんだん落ちてきたので交代させた。機能してくれたと思うし、チャンスも3回ほどあったので、そこをちゃんと決めていれば、違う結果になった。
やはりジュビロというチームは強いチームであって、我々にひけを取らない攻撃力を持っていたと思うし、それでゲームの流れがだんだんジュビロの方に行ってしまった。我々として修正しなければならない部分というのはあって、FKのリスタートを早く蹴られて失点につながっていくということもありましたし、また失点の場面もCKからで、やはりセットプレーというのは注意・集中が一番重要なところであって、それが一瞬欠けるときが、この試合に限らず他の試合にもありましたし、まだ若いチームだなと。まだそういう経験とか、まだ何人かの選手はゲームを経験しながら成長していく選手もいるので、そうした部分の若さというのが表に出ているのではと思う。
監督として結果について満足とはいえないが、ただ見せた内容という意味で総合的に見ればいい内容だったと思うし、あれだけチャンスを多く作れたということは、問題は決定機のところだけであって、そこをしっかり決めていれば違う結果になっていた。選手のがんばりというか、戦術的な部分の機能ということで狙い通りにできたということは非常によかったと思うし、ある程度満足しているし、サッカーでは内容が悪くても勝つこともあるし、こういう素晴らしい内容をみせたにもかかわらず結果がついてこないということもあるし、それが面白さであり、怖さでもある。
- カレン ロバート
- みんな「勝てた試合だった」と言っていたので、得点を決められるシーンで、しっかり決めていればよかった。僕自身の同点ゴールは、簡単にボールに合わせるだけだったので、僕のゴールというより、福西さんがニアにつめてくれていたので、福西さんのゴールです。
Q.後半からの出場で意識したことは?
意外とスペースがあったので、前に行って勝負しようと思っていました。西選手とのコンビプレーで、お互いの動きを見ていたので、それはできたと思います。
Q.故障あけでしたが、コンディション的には?
自分自身ではわからなかったですけど、周りから「キレがあったね」と言われたので、良かったのかなと思います。
もう負けられない状態だったので、チームとしても悔しい結果だと思います。残り7試合、もう勝たないと先が見えないので、とことん攻めて、まず攻めることを意識して戦っていきたい。
- 西 紀寛
- 両チーム、2点目をとれるシーンがあったし、ジュビロも3本、4本チャンスが確実にあったので、僕らFWの責任だと感じています。後半はみんなの動き出しがよかったし、後半のようなサッカーができれば、完璧にどのチームとやっても怖くないというか、良いイメージができていたと思います。ここからまだ諦めずにいきたい。
- 名波 浩
- この勝ち点1は、あまりプラスにはならないかもしれないですけど、残りのゲームを戦っていく上で、こういうゲーム運びは、非常にプロっぽいゲームだった。
プロっぽいゲームというのは、前半相手が押し込んでくるので、それを凌いで、スペースにロングボール出して、そのこぼれ球にうまく対応して、チャンスらしいチャンスもなく我慢の前半でしたけど、後半の失点以外は、うまくゲーム運びもできたと思うし、プラン通りでしたけど、2点目が取れればよかった。
ただラスト10分、2ラインにさせられる前に先に逆転のチャンスが何回かあったけど、決めきれなかったのもあるし、最終ラインは良く踏ん張って、最小失点に抑えたと思うし、前節のヴェルディ戦のショックもまったく感じさせない球際も非常にアグレシブに行けていたし、本当に、次に繋がるゲームだった。
優勝は非常に厳しくなってきたけど、やることは1つなので、常に勝ち点3を目標に、観ている人を楽しませるサッカーをしていきたいと思います。
- 服部 年宏
- 引き分けで収まったというべきか、勝ち点を逃したというか、最後カウンター合戦のゲームだったので、どちらか決めるところが本当はあったけど、勝ちきれなかったといのが正直あります。お互いそう思っていると思います。
前半最後の方は、相手の勢いも落ち着いて、こっちもボールを回せて、悪くはなかったと思います。後半の始めに入れられて、先制されたというのが、非常にもったいないけど、その後追いついて、チャンスもつくったし、後は決める所決めれていればという試合だった。
- 鈴木 秀人
- チャンスがあっただけに、悔しいですね。
前半のアントラーズがすごい勢いで来ていたけど、何とか耐えれて、でも後半の立ち上がりの失点を無くさないと、上には行けないと思う。
まだチャンスはあると思うので、諦めずに戦いたい。
前半全然ボールを拾えなかったので、あの辺りでもう少し拾って、ゲームをゆっくり落ち着かせればもっとよかった。
- 成岡 翔
- やっぱり、個人個人の寄せや激しさがアントラーズは他のチームと違うなと感じました。その方が自分たちも激しいゲームになって、今日はおもしろかったと思います。
お互い先制点が大事だということがわかっていたので、アントラーズも激しい勢いで攻めてきたし、前半はそれに耐えたということは非常によかった。先制点を入れられたのはちょっとよくなかったですけど、後半はカウンターで何本かチャンスを作られたのを除くと、ジュビロが支配できたと思うし、相手の満男さん(小笠原選手)に自由にやらせなかったのが後半はよかったと思います。
- 田中 誠
- 両チーム最後、得点を取りにいって、カウンターの試合になるんだろうなとは思っていましたけど、踏ん張るところは踏ん張れて、チャンスも何度かあったので、それが決められなかったのが今のジュビロかなと。
でも内容的には悪くなかったし、あとは、決めれる時に決めれば結果はついてくると思います。
おもいきってみんながシュートを打てば、得点は入ると思います。
前半も後半も、立ち上がりに失点する場面が多いので、集中しなおさないといけない部分ですね。
- 太田 吉彰
- 相手がサイドを張っている分、監督からは、守備に専念してそれについていけと、あとはカウンターを狙っていこう、ということだったのですが、それがうまくできなかったのが残念でした。
残り試合、1戦1戦大事に戦っていくしかないです。
- 川口 能活
- 前半の鹿島の攻撃の勢いは、鹿島の勝ちパターンだと思うので、それを抑えていたので、なんとか行けるかなと思っていたのですが、最後のところで、もう少し厳しく行ければよかったです。こちらも何度もチャンスがあったのですが、決めきれなかった。
後半パスワークも非常によかったし、後半のようなサッカーが常にできれば良いと思う。次はなんとか勝てるようにしたい。
- 村井 慎二
- 前半に関してはもう少し分厚い攻めを、後半はあとはシュート決めるだけだった。
相手がロングボールを使ってきたので、大味な試合になりましたけど、そこからうまく攻めていけなかったのが前半で、後半はそこからうまく繋いで攻めて、速いカウンターができたと思います。