2005 J1第26節
試合日時:2005年10月01日(土) 15時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 味の素スタジアム
- 35,257人
- 24.6℃ / 52%
- 晴 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 松浦 敏夫
- 柏原 丈二
- 佐幸 欣治/下村 昌昭
- 抱山 公彦
- 杉本 雄二
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
山田 卓也 | 前半26分[警告] | |
ワシントン | 前半36分[得点] | |
ジウ | 前半42分[警告] | |
米山 篤志 | 後半3分[警告] | |
後半5分[警告] | 金 珍圭 | |
後半10分[交代] | 成岡 翔(in) ← 船谷 圭祐(out) | |
後半10分[交代] | 西 紀寛(in) ← カレン ロバート(out) | |
後半18分[得点] | 中山 雅史 | |
ワシントン | 後半19分[得点] | |
ジウ | 後半24分[得点] | |
後半26分[得点] | 成岡 翔 | |
後半34分[得点] | 西 紀寛 | |
後半35分[警告] | 福西 崇史 | |
後半36分[得点] | 太田 吉彰 | |
小林 慶行(out) → 森本 貴幸(in) | 後半42分[交代] | |
米山 篤志(out) → 玉乃 淳(in) | 後半42分[交代] | |
後半43分[交代] | 茶野 隆行(in) ← 名波 浩(out) | |
平野 孝 | 後半44分[警告] | |
山田 卓也→ | 後半44分[累積警告/退場] | |
後半44分[警告] | 茶野 隆行 | |
ワシントン | 後半44分[得点] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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バドン | 監 督 | 山本 昌邦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 26節まで来たJリーグ2005。現在4位のジュビロはアウェイ味の素スタジアムにて17位東京ヴェルディ1969と対戦する。
今日から10月、すっかり秋の空気が流れるなか15時キックオフとあって昼過ぎから多くのサポーターがスタジアムに駆けつけてくれている。青空が広がり、風もない最高の秋晴れ。芝の状態も悪くなくサッカー日和・スポーツ日和となっている。選手も最高のパフォーマンスが披露できるだろう。サポーターたちも思う存分ジュビロのサッカーが楽しめるはず。メンバーも嬉しい顔ぶれが揃う。
GKは不動の守護神・川口能活。DFには日本代表・田中誠、韓国代表・金珍圭、そしてゲームキャプテン服部年宏。ボランチには福西崇史&名波浩。右に太田吉彰と左の村井慎二も安定してきた。トップ下は新生・船谷圭祐。ツートップはカレンロバート&中山雅史。注目はなんと言ってもカレンと中山のコンビネーション。お互いがお互いの動きに気を遣いながら息の合ったプレーが連続してきた。そこにパスを出す船谷と名波のダブルゲームメーカーが変化をつける。福西の攻守のバランスとオーバーラップで先制点は間違いない。
そしてJリーグ最小失点のDF陣も更に安定感が増してきた。ベンチに復帰したGK山本・DF茶野・MF成岡と合わせて守備面でも不安はない。そしてついに西紀寛がベンチに復帰。どのタイミングで出てくるか!?どれだけ怪我が回復しているか!?ゲーム感覚の不安はあるが野性的な独自性あるリズムが最大の魅力。
とにかくメンバーが揃えば磐田はみどころが多い。楽しんでもらえるサッカーを、アグレッシブな展開を、そして勝利ある戦いを見せていきたい!
- 前半15分まで
- キックオフ直後から東京Vがワシントンを中心に攻撃の起点を作ってくる。ジュビロ磐田は名波を中心にボールを回し、福西が繋ぐ、そして船谷からスルーパスを狙いシュートチャンスを作っていく。
2分、船谷のミドルシュートはゴール右に飛ぶがGK高木の好セーブ。
4分、東京Vが左の小林からセンタリングを上げ、ニアにワシントン、そしてファーサイドにジウが飛び込むがGK川口がギリギリでキャッチする。判断の良さでピンチを救う。
5分、平野のミドルシュートはゴール上を越える。やはり東京Vは前半から積極的に攻めてくる。磐田は大きな展開で中山の頭に合わせる時間帯。
6分、中山がポストでボールがこぼれるとカレンがミドルシュート、GKの正面だったが強烈なシュートだった。痛めている右足のインステップでのキック。心配はなさそうだ。
8分、ロングボールが縦に入る、少しずれるが中山は諦めない。
9分、船谷と名波でワンツー、名波のヒールからカレンがシュート体勢へ、しかし打てずに福西へ横パス。中にボールを上げるがハンドのファウル。
10分、東京Vの右サイド山田がオーバーラップし、村井が下がりディフェンスで貢献する。
12分、米山のスルーパスをワシントンがオフサイドギリギリで突破し、ボールが流れゴールエリアを割るが、ここは気を付けたい展開。
14分、名波が左足を押さえ倒れこむが、問題ないようだ。まだまだ両チーム決定機はない。
- 前半30分まで
- 16分、中山がルーズボールを2回競る。そのこぼれ球を船谷が拾い、カレンの動き出しを見る。トラップしたボールが相手DFの足に当たりボールはゴール上へ。3人の動き出しは良かった。やはり中山の競り合いからチャンスは生まれる。
19分、最終ラインの田中がボールを持ち、長いボールを出していくが前線とのコンビネーションが合わない。
20分、東京Vの左から小林大悟がドリブル、しかしここは太田がスライディングでカバーしチャンスを作らせない。
22分、スルーパスにジウとワシントンが両者飛び出してくる。ワシントンがシュートを放ちゴールネットを揺らすが判定はオフサイド。ギリギリなラインだったため、何度も成功するものではなさそうだ。この2人へのオフサイドトラップは要注意。田中との駆け引きも今日のみどころだろう。
26分、福西のサイドチェンジに中山反応し、こぼれたボールを村井がオーバーラップして拾いに行く。しかしここで山田が村井の足を引っ掛けファウル。イエローカードも出る。村井はスパイクの紐を結び直しすぐに縦へ走る。
28分、服部のミスパスからワシントンの足元にボールが入る。決定機は作られなかったがこうしたミスは無くしたい。
30分、福西から中山への縦パスを奪われると速攻を受ける。田中が飛び出しプレスに行くが交わされるとジウがその裏を走り出す。金がカバーしカットするが気を付けたい。
- 前半45分まで
- 31分、カレンから中央に出た名波へパスが入る。混戦のゴール前で名波は右から出て行き、中山の動きに合わせループパスを送る。触れば決定的だったが繋がらない。
33分、中盤で何度か名波がプレスに行くがうまくかからない。
34分、右から太田のクロスに中山が胸で落とす。そこに船谷が入り込みシュート!DFに当たりこぼれたボールを再び足を伸ばしていくが触れない。
35分、福西のパスカットから速攻が生まれる。太田に繋ぎ高速ドリブル。リズムを変えミドルシュート放つがGKのファインセーブで得点にならない。それで得たCKもこぼれ球が太田へ来る。左足ボレーだったがゴール上を越える。
36分、東京Vの左サイド小林大悟からのクロスボールをワシントンが服部の後ろで胸トラップし、落ち着いて右足シュートを放ちゴール左隅に決められる。先制点は東京V。【1-0】
39分、村井が左サイドを強引に駆け上がる。無理な体勢からセンタリングをするがDFに当たりCKになる。左から名波が蹴るがファーサイドの中山には合わない。
41分、服部の背後をジウが狙ってくる。オフサイドギリギリで突破し、起点を作ると後ろからのオーバーラップを待つ。福西が戻りカバーするが前に起点が出来ると東京Vのテクニックが発揮されてしまう。
43分、右サイドを金が上がりセンタリング。中で福西の頭に合うが相手に身体をぶつけられシュートが流れてしまう。左からのCK、ファーサイドでカレンが足を振りぬくがDFが先にカットする。
ロスタイム2分、左の村井からセンタリング、流れたボールを福西が右から折り返すが中に合わない。
前半ラストチャンス、左で福西と村井のコンビネーションから突破し、折り返しを太田が右足シュート!しかしDFに当たる。更にカレンが拾いシュートするがゴールを大きく超えてしまう。ここで前半終了。まず1点を返したい。フィニッシュをもっと大切にしたい。
- 後半15分まで
- 両チーム交代なしで後半スタート。
2分、クロスボールに山田が競り合いワシントンがシュート!
3分、平野が強烈ミドルと立て続けに東京Vが攻撃。
しかし3分、一瞬の隙をつきカレンが30mドリブルを開始、最後はペナルティエリアギリギリ外で倒されFK。ゴールまで左45度の位置、名波が横に出し、金が弾丸右足シュート。しかし壁に当たり弾かれる。そのボールをクリアしようとする小林慶行へ金が足を出しイエローカードとなってしまう。
8分、服部がクリアミス、ワシントンに拾われジウへラストパスを出されてしまう。川口の好セーブでピンチは逃れるが集中したいプレー。
ベンチでは西と成岡がスタンバイ。
10分、交代するのは船谷とカレン。西はそのままカレンのポジション、FWへ。そして成岡もそのままトップ下へ入った。
ここで攻撃のリズムを代え仕掛けてくる。
11分、成岡が華麗に相手を交わし、右の太田へラストパス。センタリングにニアで中山が飛び込むとファーにいた西の足元へ、シュート体勢に入るが打ち切れない。
15分、福西がゴール正面でドリブルで仕掛ける。相手に倒されるが判定はノーファウル。西の動き出しで少しずつ変化してくる。
- 後半30分まで
- 東京Vが大きな展開で攻撃してくる。中央で持ったボールを左の相馬、そこからワシントンへ。しかしここは田中がプレスし、シュートを打たせない。
18分には磐田の攻撃、右サイドから金がアーリークロス、ファーサイドにいた中山の頭に合い同点!【1-1】
19分、会場が盛り上がると直後、左からのクロスボールをファーサイド、またまたワシントン。角度のないところから頭で決められすぐさま1点ビハインド。【2-1】
21分、金がボールを持ち、右には太田が張る。中では中山がスタンバイする中、金が積極にシュートを狙っていく。DFに当たるがゲームが動いてきたのは確か。
22分、右の金からセンタリング、中山がニアに入ってくる。DFに当たってしまうがバウンドが変化し、中山の頭へワンバウンドで合う。シュートを狙うがGKがキャッチする。
次の1点が決め手になりそうだ。今ゲームは動いている。どちらかが形を残すはず。
24分、ジウがミドルレンジからワントラップシュート!ゴール右隅に飛ぶが川口がファインセーブ。それで得たCKをファーサイド、今度はジウの頭にやられてしまう。まだ時間ある、1点返せば分からない。【3-1】
26分、西がポストになり太田がドリブルで仕掛ける。中山に当て再び西と太田が入り込む。CKを奪い取る。
同じく26分、CK、ファーサイドにいた成岡がダイビングヘッドでゴール左隅に流し込む。【3-2】
再び1点差、まだまだ勝負は分からない。残り15分、ゲームはまだ動いている。
29分、成岡がボールを持つと周りが動き出す。福西がオーバーラップし、ペナルティエリア内でスルーパスを受けに行く。あと数センチ届けば決定機だったが触れない。ここから勝負。
- 後半45分まで
- 33分、右から名波がCKを蹴る、中で福西が触り西に流すが通らない。
34分、今度は左からのCK。ニアに中山が入りこみ、その後ろを福西が狙う。DFに弾かれるがクロスボールで右サイドにいた田中へ出す。センタリングに西がジャンピングボレー!これが決まりついに同点へ追いつく。【3-3】
復帰の西のゴールによりジュビロサポーターが一気に盛り上がる。
36分、右サイドで中山がドリブルし、福西・西・成岡がゴール前に入る。ファーサイドに流れたボールを太田が拾い、ファーサイドへシュートを狙う。弾道は綺麗な弧を描き左ゴールポスト内側を叩く。ポストを弾く音の後ボールがゴールに吸い込まれ太田がベンチに両手を広げ走ってくる。この試合初めてジュビロがリードする展開となった。【3-4】
残り5分。まだゲームは動いている。
41分、福西の頭へ浮き球を送る。中山の前に落とし、入り込むがファウルとなる。
42分、東京Vベンチも動いてくる。森本と玉乃を投入。攻撃的な自陣でラスト勝負に来た。凌げるか磐田。田中・服部を中心にディフェンス陣が身体を張る。
43分、名波を代え茶野を投入。磐田は逆にディフェンシブな布陣。左ストッパーに茶野を入れ、服部をボランチに上げる。中盤からの守備を強化していく。
44分、中山が深さを取り、落としたボールに成岡がミドルシュート。
ロスタイム3分と表示。
ロスタイム、西がドリブルで3人を引きつけ、金の押し上げを利用する。金がDFを交わし右足で強烈なシュートを放つがGKが左足でセーブ。決定的な場面。
のこりわずか、中山を前線に残し全員が戻る。ジウのミドルシュートも川口がキャッチ。西がドリブルでボールをキープし時間を使う。ラスト成岡がペナルティエリア内でドリブル、後ろから引っ張られPKをゲット。中山がセットしラストプレー。このファールで出たイエローで山田が2枚目だったことで退場。
ごたごたがあった後、中山がPKを蹴る。
しかしこれがゴールバー直撃。そこから速攻を受けると玉乃がファール得る。ゴール右45度からワシントンが直接ゴールを狙う。
これが何と決まってしまい同点。【4-4】という結末。
結果以上にショックが大きいありえない展開が起きてしまった。中山のPKがバーに直撃した勢いで速攻となり、退場劇で時間が空いたところで集中力が切れる。サッカーにはこうした展開もあるのか!?と改めて実感した。それにしても凄い展開。まだまだ諦めない。いろいろな意味で衝撃的な試合だった。
選手、監督コメント
- 山本 昌邦監督
- 結果的には、残念でしたけど、良く戦って、追いついて逆転までもっていったので、選手の頑張りはすごく評価したい。
このピッチの中で、若い選手もいろいろ見えたと思いますし、今後に繋げていきたいと思います。よく粘りましたし、どうしても勝ち点3が欲しい試合で、勝ちにいって最後ああいう形になったので、悔いはないです。中山のPKは運としか言いようがないので。こういうシーズンがあって、ワンプレーの重みを感じて、若い選手が次へのバネにして欲しいと思います。まだまだ可能性は残っているので、可能性のある限り、勝ち点3を取り続ける気持ちでやっていきたい。
Q.西 紀寛、成岡 翔の投入の理由は?
勝ち点3を取るためには、流れを変えて逆転までもっていかなければなりませんから、コンタクトプレーに成岡は強いですし、カレンが怪我だったので、前線での西の活動量と技術の狙いで、2人同時に投入しました。
- バドン 監督
- 今シーズンのベストゲームの1つで両チームとも良かったです。
今日のスタメンのうち、4人が強行出場でした。米山篤志、上村健一、小林慶行、そして平野孝、彼らはクラブのためにしっかりガッツを見せてくれた。今週の練習中に怪我をしてました。しかし、よく戦った。だから私は満足している。両チームとも非常に良いプレーをしてましたから、不等な結果だとは思っていない。非常に難しいゲームの中、最後ゴールを決めれたことは、チームの意欲、ガッツ、一体感を象徴するゲームだった。ジュビロは非常に良いチームだった。
- 中山 雅史
- チームに申し訳ないですね。(PKの場面は)自分でも集中していたつもりでしたけど、まだまだ甘さがあったのかもしれないです。あそこを締めるか締めないかによって、こういう結果を招きますから、しっかりと反省して次に向かいたいです。
(PKを)おもいっきり蹴ったことによって、バーに当たって、力強く跳ね返って、相手のカウンターに繋がったと思ったら、PKでコースをきっちり狙って、それがGKに取られても、その後しっかりとした対処ができたのではないかということも考えられるし、いろいろ時間帯、状況によって、PKの蹴り方があるんじゃないかとは思います。
ただ、コースを狙って後悔するよりもという部分が自分自身にあったので、その精度を上げるようにしていきたいです。ただ、チームが劣勢からあそこの状況まで持っていったモノを、最後ああいう形で終わらせてしまったというのが非常に残念ですし、自分自身申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
でも負けてませんし、しっかりと休んで、次の再開の試合に向けて調整していきたいです。
- 成岡 翔
- Q.ピッチに入る前の監督からの指示は?
A.負けていたので、とりあえず点をとりに行けという指示でした。
Q.西選手との動きのバランスは?
A.サテライトでも何回かやっていたんですけど、どっちが裏に出ても足下にもらえるように、上手く入れ替わりながら、ポジション変えながら組み立てようと思ってました。
Q.シュートシーンに関しては?
A.最後はもうちょっと集中していかなければいけないところだったと思います。最後の失点は防げるところでした。終わったことなので、次に切り替えて行きたいと思います。
- 西 紀寛
- Q.後半は点の取り合いで激しい試合でしたが?
A.点の取り合いみたいなのはあまりよくないんですけど、こうなるとは思ってなかった。勝っているうちに終わりたかったです。
Q.ボレーシュートは?
A.これと言って特にはないのですが、入ってよかった。早く逆転したかったので。
(最後のPKシーンでは)ポストに当たってそのままラインを割ってくれればよかったが。。跳ね返ったから、ついてないですね。
Q.2点差をひっくり返すところまでは行きましたが?
A.そのぐらいの力は自分達にあると思っていましたし、それが普通のジュビロの力だと思っているので、もっと出していければいい。
Q.フォワードでの出場でしたが?
A.ポジションは気にしないタイプなので、やれって言われればどこでもやります。
- 太田 吉彰
- 1点は取れたのですが、3失点目のコーナーキックのマーキングは僕だったので悔いが残ります。しかし、逆転できたことは非常によかったです。最後は残念でしたけど、次につながる試合になったと思います。
正直、終盤に勝ったと勝手に確信していたので、最後の最後まで何が起こるかわからないので最後までチーム全体で集中していけば、こんなことは起きなかったと思うので、また一からやっていかなければいけない。
Q.練習でもなかなか決まらない素晴らしいシュートでしたが?
A.普段は右足で蹴るのは得意なのですが、左で蹴ったことは滅多になかったので、入るんだなと思いました。
次は鹿島と当たるので、これで絶対に負けられない試合になった。チーム一丸となって次から絶対にこういう試合をやらないように集中していきたい。
- 田中 誠
- 4失点というのはチームとしてよくない結果だと思うし、守備の修正というのは必要かと思います。
Q.ワシントンに同じような形で決められましたが?
A.サイドからのクロスの精度がよく、ボールウォッチャーになってマークがつききれなかった部分があった。
- 川口 能活
- 一度は2点差からひっくり返して、逆転して、4-3になった時点でほぼ勝利を確信していたのですが、最後の最後で気のゆるみというか、サッカーの怖さを味わってしまった。ただ、負けてはいないので次に切り替えたい。
Q.最後はPKを奪ったシーンから、逆に得点されましたが想定していましたか?
A.(PKが)外れるのは仕方がないですけど、まさかあそこまで跳ね返ってくるというのは、ほとんどカウンターのような形になってしまって、自分でも経験がないような状態になった。その後のフリーキックにも冷静に対応したつもりだったのですが、一瞬の隙を突かれた。
負けゲームを一度は逆転して、勝ち点1をとれたのは前向きに捉えていいと思う。ただ、非常に悔しい試合でした。明日からは気持ちを切り替えたい。
- 服部 年宏
- こういうのは正直痛いけど、しょうがない。
集中してない訳じゃないけど、わかっているんだけど、ワシントンの頭は止められなかった。セットプレーも、正直ワシントンにやられましたね。
ロングボールを入れられた時にズルズル下がらずに、うまくコントロールできたと思うけど、結局危ないところをそのまま入れられてしまうという、踏ん張りがきかなかったゲームでしたね。
- カレン ロバート
- ボールに絡めた面ではよかったけど、ゴール前のからみが少なかったので、まだまだ物足りないと思います。
好機があった場面でしっかり決めていれば。足の具合は、だいぶ良くなっています。
- 村井 慎二
- 最後追いついて、良い形で終われそうだったんですけど、素直に悔しいし残念だし、勝ち点3を逃した引き分けだったと思う。
後半に何人か交代して、攻撃に流れが出たので、すごいよかったと思いますけど、強いて言えば、ディフェンスで4点も取られては、勝てないと思うし、攻撃以前に守備にもっと集中できればよかったと思います。
最後のシーンは全員が全員なんで?!と思っていると思いますし、これが、サッカーですかね。