2005 J1第19節
試合日時:2005年08月20日(土) 19時02分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 静岡スタジアム エコパ
- 29,754人
- 26.4℃/89%
- 晴 / 無風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 松浦 敏夫
- 砂川 恵一
- 手塚 洋 / 石川 恭司
- 小椋 剛
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
カレン ロバート | 前半1分[得点] | |
カレン ロバート | 前半24分[得点] | |
福西 崇史 | 前半25分[警告] | |
後半0分[交代] | 奥 大介(in) ← 大橋 正博(out) | |
後半11分[交代] | グラウ(in) ← 久保 竜彦(out) | |
後半19分[交代] | 大島 秀夫(in) ← 山瀬 功治(out) | |
成岡 翔(out) → 河村 崇大(in) | 後半22分[交代] | |
カレン ロバート(out) → 中山 雅史(in) | 後半27分[交代] | |
前半28分[警告] | 松田 直樹 | |
名波 浩(out) → 崔 龍洙(in) | 後半35分[交代] | |
後半41分[得点] | 栗原 勇蔵 | |
河村 崇大 | 後半44分[得点] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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山本 昌邦 | 監 督 | 岡田 武史 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- Jリーグ再開、会場の静岡スタジアム・エコパには両チームのサポーターが集まってくる。試合前のピッチではジュビロサテライトのメンバー&スタッフがサッカースクールを実施。子供たちが笑顔でボールを蹴っている。試合観戦も含め良い思い出を作っていってほしい。ピッチコンディションはもちろん良好。空も午前中の雨が止み青空が広がる。黒い雲も広がりにわか雨が降る可能性もあるが選手たちには恵みの雨となるだろう。今晩も残暑が厳しい。ジュビロ磐田のメンバーを見てみよう。注目はトップ下の成岡翔。そして代表組の川口(能)・田中・茶野・金・福西・村井のコンディションも気になる。ツートップは運動量豊富なカレンと前田。ベンチにいる中山・崔を含め攻撃的なサッカーが見たい!対する横浜FMの注目メンバーは新外国人マグロンと山瀬、そしてFWの久保と坂田だろう。そしてそしてベンチの奥とグラウに要注意。元ジュビロの選手だけに絶対に負けたくない。横浜FMとの対戦はいつも厳しい内容となる。勝負は中盤のボールポゼッション、そしてサイドの攻防。中沢が入っていない分、セットプレーなどで高さが無くなるが松田・栗原の勢いある上がりに注意したい。1点を争う厳しい戦い。ここからまた新しいジュビロを作りたい。カレン・前田・成岡のヤングジュビロに期待がかかる。
- 前半15分まで
- マリノスボールでキックオフ。
1分いきなりチャンスが生まれる。左の村井からクロスボールが上がりカレンの頭へ、一度はDFに当たるがこぼれ球を再び左足でシュート!ファーストチャンスで結果が生まれる。カレンの先制点にチームメイトそしてサポーターが湧き上がる。【1-0】
4分、右の太田からグランダーのボールが入る、前田が受けヒールでカレンへ流す、シュートは打てないが良い形。
5分トップ下の成岡がゲームを作る。ボールを触る回数を増やしリズムを作っていく。
6分村井が縦にドリブル、ふたりを交わし突破するがファールを受ける。
8分マグロンからのパスを坂田が受けシュート!川口の頭を越すがゴール上に外れる。9分久保の縦への突破にカバーリングの福西が追いつく。ファールギリギリだがよく身体を寄せた。中盤でのプレスをもう少しかけたい。
10分横浜の左サイドからFK、大橋が蹴り栗原が飛び込むが自由に打たせない。横浜は4バックのシステムを組んでいる。
13分左サイドバックに入っている那須からクロスボール、久保がDFラインの裏へ飛び出すが服部がカバー。先制点は取ったがまだジュビロのリズムにはなっていない。
15分久保が中央で作り左のドゥトラへボールを回す、センタリングに坂田が入るが繋がらない。
- 前半30分まで
- 17分松田のロングフィードに坂田が反応、右コーナーで起点を作る。服部が対応するが田中がオーバーラップ、村井が戻りケアするがサイドの縦の関係に注意したい。カレンの動きが良い、起点となり成岡のサポートが引き立つ。
19分には前田がペナルティーエリア内でドリブル勝負、DFの足に引っかかり倒れるがノーファール。
21分カレンにボールが入ると成岡がすぐさまサポート、ワントラップからミドルシュートを打つ。成岡の動きが今日のポイントだ。
22分山瀬のクロスボールに久保がジャンピングボレー、これはラインを上げオフサイドを取る。
24分久保のペナルティエリア内でのプレーに服部がスライディング引っかかったように見えたがノーファール。すかさず前線のカレンへ渡す。センターラインの手前からひとりでドリブルによる速攻、DF2人の間ペナルティーエリア外からミドルシュートを放ちゴール左隅に決まる。【2-0】
貴重な追加点が決まりリードを広げる。まだまだ油断できないがカレン・前田・成岡の動きが良い。
30分横浜はクロスボールから久保という形が多い。横浜が4バックの分、中盤で磐田がフリーになるシーンが多い。危険なのはやはり久保だろう。
- 前半45分まで
- 33分田中がイージーなパスミス、坂田に拾われ速攻を受ける。茶野がカバーし簡単に外へ出す。
36分左からのCK、村井が蹴り弾かれるがこぼれを名波拾いファーサイドへ入れる。カレンが動くがドゥトラがクリアー。機能しない横浜はベンチで奥大介がウォーミングアップを開始。
39分茶野がロングシュートを放つ。横浜がボールを持つシーンが多いがリズムは磐田が掴んでいる。
40分山瀬から久保と繋ぎペナルティーエリア内に入り込むがこれもオフサイド。
41分マグロンが上がってくる、マグロンの切り替えしからセンタリング、こぼれ球を再びマグロンのシュート!これはバー直撃でゴールとならない。マグロンが上がったポジションのところ、成岡がフリーになる場所を使いたい。
44分CKを一度はクリアーするがこぼれをマグロンにつながれる。サイドで起点を作られクロスボールを上げられる。最後は久保のジャンピングボレー!ゴール右に外れるが危険なシーン。山本監督が激しく指示を出す。サイドにボールが流れるとプレスをかけさせチャンスを作らせない。
ここで前半終了。
- 後半15分まで
- 後半スタートから横浜は奥大介を投入してきた。代わったのは大橋、システムも気になる。奥がそのまま大橋のポジションに入っただけのようだ。ジュビロは交代なし。前半同様のシステムで磐田が追加点を狙っていく。
2分福西が強さを活かし速攻、成岡に繋ぐが決定機は作れない。
3分相手のバックパスを成岡が奪いゴールを狙おうとするがトラップミス。
4分右の奥から田中のオーバーラップを使いクロスボール、中の久保に合わせて来る。茶野がクリアするが危険、下がりすぎのディフェンスラインに気を付けたい。
7分横浜のサイドチェンジのボールを太田がカット、そのままドリブルで速攻を仕掛ける。ミドルレンジから強烈なシュートを放つがGK正面。
8分横浜ベンチが動く、システムを変更する指示。4バックから3バックへと変えてくる。那須が下がり松田・栗原でDFラインを組む。
9分横浜の速攻、久保がフリーでゴールへ向かうがここは川口能活の判断良い飛び出し。横浜はマグロンのワンボランチに奥と山瀬がオフェンシブとなる。ベンチではグラウが準備。
11分グラウが久保に代わり登場。磐田サポーターからは大ブーイング。この交代で再びお互いのリズムが変わってくる。どう動くか、ここからが正念場、次の1点がカギになりそうだ。
- 後半30分まで
- 17分横浜のグラウが左サイドからシュートを放つがGK川口がセーブ。
19分横浜ベンチが再び動く、山瀬がアウトし大島がイン。3トップへと変更してきた。
22分磐田ベンチは河村を投入、成岡を出し名波を上げる。河村と福西のボランチ、3バックはそのまま。横浜が前がかりのなり中盤が空いてくる。両チームこの時間帯ミスが増えてくる。暑さと疲れからここがこの試合のポイントとなる。
磐田ベンチでは中山が準備。運動量が減ってきたピッチに激を入れる。交代はカレン。
27分村井からクロスボール、いきなり中山に合わせるがGKにカットされる。
28分中山の動き出しでチームが活性化する。太田がドリブルで仕掛けゴール右45度でファールを受ける。FK、ボールをセットするのは名波。直接狙うがゴール上を越えてしまう。
30分グラウを起点に攻撃を仕掛けてくるが田中・茶野・服部でしっかりセーブ。
残り15分、追加点を狙って行きたい。
- 後半45分まで
- 33分中山が精力的に前線で裏を狙い走り続ける。
34分にはドゥトラのミドルシュート、ここは河村が身体を張りスライディング。
35分磐田ベンチは崔龍洙を投入してくる。名波がアウトし前田がトップ下へ下がる。前田→村井→河村→太田と中盤でボールを回す。崔龍洙にボール入れ中山とのコンビネーションで崩そうとする。福西は相手の3トップをケアしDFラインまで下がる、横浜のクロスボールに対応しDFライン+福西で弾く。
39分縦パスに反応した中山が右サイドを突破、2列目から飛び出した崔龍洙がフリーでシュートするがゴールはGKの手に当たってしまう。ジリジリの横浜も攻め上がってくる。
42分横浜の左サイドからクロスボール、GK川口の頭上を越しファーサイドにボールが繋がってしまう。最後は栗原に押し込まれ1点を返される。【2-1】
44分横浜のDFラインが浅いのを見て崔龍洙がフリーで突破、シュートは出来ないが2列目から上がった河村へ繋ぎ、勝負。1対1となり河村はゴールへドリブル、左足でそのままシュートを放ちGKの股を抜きゴール!大きな大きな3点目が決まった。【3-1】
ロスタイム3分。
オフサイドラインギリギリを突破した崔龍洙が右足で強烈なシュート!ゴールポスト右を叩きゴールならず。最後まで服部を中心に守り抜き失点を1に抑えた。大事な勝ち点3を奪い優勝争いへ向かっていく。マンオブザマッチはゲームキャプテン服部年宏。
選手、監督コメント
- 山本 昌邦監督
- 後半戦のリスタートと言うことで、またマリノスと大きな試合になった。選手のモチベーション的には相手が王者マリノスということで、いい感じで入れたと思います。カレンが立ち上がりのファーストシュートを決めたのが大きかったと思います。なかなかエコパで勝てないことが続いたのですが、これで波に乗っていけたらなと思っています。特に前の選手がスペースに出て行って、圧力かけたことがすごく大きかった。ドゥトラに太田が縦への突破を許していませんし、両サイドの攻撃の起点をきちっと抑えたということはよかった。こういう厳しい環境というか、暑さのなかで選手は集中して最後までよく戦った。この勢いを次ぎに向けてつなげていけたらと思います。
成岡のトップ下はシュートもかなり打っていますし、特にサイド攻撃のゴールへ飛び込む感覚が素晴らしいものがあるので、厚みがでてきてバリエーションが増えてきた。名波も一つ下がった1.5列目、2.5列目あたりのところがゲームを作るという意味では能力を発揮できる。その辺のバランスが非常に良くできたんではないかと思います。
Q.マリノス相手に今期2勝した意味は?
A.2年連続チャンピオンになったチームで、実力があるしサッカーのスタイルも世界に通ずるスタイルで、上手くて速いチームです。こういう激しいゲームの中で持ちこたえて、自分たちの持ち味をだしながら勝てたというのが選手は自信にして欲しい。
開幕当初はマリノスが2連覇した後だったので、なんとかみんなで阻止しようというリーグでしたから、ここ何年もマリノスさんにはリーグで勝ってなかったですから、流れを変えるという意味でもよかった。僕が監督として来る前ですけど、ジュビロが最後で勝つか引き分ければ優勝という試合でやられて、マリノスの黄金時代がきてジュビロの連覇というのが阻まれて来た。マリノスに今までやられていたところを今日は勝てたので、選手には自信にして前に進んで欲しい。
- 岡田 武史監督
- 本当に久しぶりに完敗したという感じなんですけど、不用意な失点があって今のうちの状態だとなかなかそれを取り返せない。中断から繋いでいくことを重視してやっているんですけど、チャンスになるのはロングボールを放り込んだ時という皮肉な結果だなと。これが今のうちの力なのかなと。
ただ、サッカーは色んなことがありますし、これで終わったわけではないので、優勝というのは非常に難しいかもしれない。しかし、プロとして目の前の1試合1試合を切り替えて戦っていきたい。
Q.開始早々、2点目もマリノスらしくない失点でしたが?
A.確かに試合に入る時からフワっとした感じで試合に入ってしまった。まず、相手のスローインに対して何気なくやらせて、何気なくセンタリングを上げさせてしまった。2点目もカウンターアタックから、それほど打たせてもコースを限定しておけば大丈夫な所でしたが、メンバーが代わったこともあって、その辺が上手くかみ合っていないところが集中力欠如になったのかなと感じてます。
Q.松田選手、那須選手がスイッチするポジションを取りましたか?
A.最初はスリーバックにして、マグロンが動けなくなったので、ダブルボランチ2人とも前にでていけないとなるんだったら、スリーバックにして両アウトサイドをあげた方がいいだろうということで、那須を下げて途中からツーバックにして点を取りに行った。
Q.4バックに変えてから大量失点が続いてますが?
A.元々みなさんは4バック、3バックだと言いますけど、あまりシステム自体には重要視してないので、試合の中で今まで3バックでやっていて4バックにしたりもしてますので、次の対戦相手フロンターレに対してどういう戦い方をするか、どういうメンバーが走れるか、今日相当ダメージを受けている選手もいるのでそれによって考えたいと思います。
Q.前半マグロン選手がチャンスメイクしていましたが、監督の評価は?
A.マグロンの所で、プレーが落ち着くんですけどある意味遅くなる。前の動き出しとちょっとタイミングがあってないなというのがあったんですけど、彼は技術もあるのでタイミングが合いだしてくれば機能すると思ってます。
- カレン ロバート
- 無失点で、快勝といきたかったです。
1点目は前田さんにボールを落としたら、相手に当たって、自分のところにこぼれてきたので、思い切って回転して打ちました。
Q.2点目は長いドリブルでしたが、いつごろ自分で打とうと?
まず、前田さんにパスを出そうとしたんですけど、ああいう場面だと集中していて、出し辛かったので、1対1だったし、仕掛けた方が良いと思って、打ったら、うまい具合に入ってくれたので、よかったです。さすがに2点目はうれしかったです。
前半で2点取れたので、後は落ち着いて、ボールまわして、自分のプレーをしようと思ってました。
- 福西 崇史
- 後ろの3枚のDF陣と、僕らボランチがしっかりしていれば、大丈夫だと思っていたので、DFとボランチ、ボランチとサイドのいい関係が保てていたので、相手側が人数多くても大丈夫でしたし、崩れずに守れたと思います。
後半、耐える時間は長かったですが、前は前でフリーだと思うので、そこで取られると後ろはしんどくなるので、その流れをうまく、キープして、時間作って、みんなで攻撃と守備とができれば良いので。
次はガンバ戦ですし、上位が続きますけど、今日のようなサッカーができれば良いと思います。
- 服部 年宏
- 良い感じでこっちにリズムが転がったというとこかな。
早い時間に先制できて、非常にボールも落ち着いてまわっていた時間もあったので、まずまずだったと思います。ラインもちゃんとずるずる下げないで、ある程度高い位置でコントロールできたので、良かったと思います。失点はセットプレーなので、修正できるし、あそこはマークが相当確認しづらい時間だったので、仕方ないは仕方ないけど、防げるミスだったので、悔しいですし、せっかくなので、3-0で勝ちたかったですね。
- 河村 崇大
- ナビスコ杯の2戦がすごく自分の中では納得いってなかったですし、チームにすごく迷惑かけたと思っていたので、少しは恩返しというか、借りを返せたかなという気持ちでした。でもまだまだミスも多く、課題の方が多いので、これからまだ練習しないといけないなと思いました。
(あの3点目で、チームの流れをグッと引き寄せましたね)
たまたまです。上位にいくチャンスなので、とにかく勝つことだけを考えてやっていきたいです。どのポジションでもコンスタントに力が発揮できるようにしなきゃいけないと思うので、これからもっと練習しないといけないです。
- 名波 浩
- ドゥトラの左足からのセンタリングはほとんどなかったと思うし、田中隼磨のドリブル突破も深い位置まで、あまり突破されていないし、今日の戦って行く上でのポイントだったサイドが、うまく押さえれたと思います。
Q.2点とった後、そんなに押し上げなかったのは?
市原戦の教訓じゃないですけど、ホームなのに最初抑えて、ズルズルやられた場面があったので、今日は最初からいこうと決めて、そうみんなで言っているところで、1点取れて、2点目もうまく相手を押し込んだ後でのカウンターで、カレンが良いプレーで点とったので、2-0からはもう後目でコントロールして、問題なかったと思います。
あまりマリノス戦では良い思い出がないので、みんな球際もバチバチいっていたので、強い魂をもった闘いだったので、次に繋がると思います。球際も、市原戦の教訓じゃないですけど、最初からいってやられるのならスッキリするし、いかないで、まわされてやられるのと、うちのチームらしさがなかなか出てこないので。
- 茶野 隆行
- 先に点を取れたというのはよかった。マリノスは高さもあるし、スピードもあるのでそこでどれだけディフェンスラインが集中してできるかという試合だったと思うので、それが上手く90分間保てた。セットプレーの時に集中力が切れるのは修正しなければならない。
ある程度プレースタイルはわかっているチームなので、一対一の局面でのやられるかやるかということで、みんな身体をはっていたし、玉際も強くいっていたし、それが自分たちのボールになったというのが大きかった。
Q.2点リードした後は無理な押し上げはしないという意識でした?
A.そうですね。なるべくボールを速く回すということを意識してやっていたので、後は一本カウンターとかで前へ前へとマリノスが来てる中で、龍洙とかもそういうのを狙ってたと思う。
Q.ロングシュートを打っていましたが?
A.いつもそういうのを狙ってやっているので、そこで引き気味のディフェンスを前に出すというのも効果的なシュートだと思うので。枠に入れるというのは意識してますけど、自分の前にスペースがあったら思いっきり出ていくだけと意識してます。後は決めるだけですね(笑)。
- 田中 誠
- とりあえずは点を取れて良い形で勝てたと思います。中断空けでしっかり勝てたのは大きいと思います。
Q.上位(鹿島、G大阪)が負けましたが?
A.でも、差はあるからその差を縮めるためには油断せずに、うちが取りこぼしたら意味がなくなるし、次も勝てるようにしたい。
Q.名波選手がジェフ戦での課題から、前半から飛ばしていくということが上手くいった?
A.ナビスコは準々決勝敗退ということで、みんな悔しい思いはあったし、後はJリーグに賭けるしかないと思うので、その中でしっかりとやらなければいけないという気持が全面に出たし、僕らはちょっとポジション的に難しかったですけどなんとか頑張れました。
Q.2点先制できましたが?
A.確かに楽になりましたね。カレンが立ち上がり2点とったことで、全員が落ち着いてやれたと思うし、先制点を取れればかなり落ち着いてできるので、大きかったと思います。
Q.マリノス相手に勝てたということは大きい?
A.前年度の王者ですからね。優勝するからには倒さなければいけない相手ですから、勝ててよかったです。
Q.後半戦の意気込みは?
A.次のガンバ戦があるので、しっかり勝点3取れるようにしたいです。
- 川口 能活
- Q.マリノスが相手でしたが?
A.試合をしている時はもちろん集中してやっています。試合に入る前は隼磨(田中)、大橋や哲也(榎本)や、松田はずっといっしょにやっていたんですけど、今言った3人なんてまだ若い時で、非常に一生懸命やってた選手達で今ではマリノスの中心でやっているというのはうれしいというか、一生懸命やっていたので、それが報われてマリノスの中心としてやっている。これからも当然敵同士で戦う訳ですけど、これからもお互い良い試合して、成長していければいいと思います。
Q.最後に榎本哲也選手とユニフォーム交換してましたが?
A.一緒に練習もやったし、お互い頑張りましょうということです。