試合日程・結果2005年 試合日程・結果2005 J1第16節:サンフレッチェ広島 vs ジュビロ磐田

試合日程・結果

Jリーグ試合中継  2005 J1第16節

試合日時:2005年07月13日(水)  19時00分キックオフ

得点ボード
サンフレッチェ広島
0 0 前半 0
0 後半 0
0 ジュビロ磐田
6勝6分3敗21得点11失点 勝点24 順位3 成 績 6勝3分5敗21得点16失点 勝点24 順位4
11 シュート 13
17 ゴールキック 14
6 コーナーキック 4
10 直接FK 14
1 間接FK 3
1 オフサイド 3
0 PK 0
  • [試合時間]
  • [スタジアム]
  • [観 衆]
  • [気温 / 湿度]
  • [天候 / 風]
  • [ピッチ状態]
  • 90分
  • 広島ビッグアーチ
  • 6230人
  • 23.9℃/92%
  • 曇/弱風
  • 不良 水含み
  • [コミッショナー]
  • [主 審]
  • [副 審]
  • [第4の審判]
  • [記 録]
  • [HOME/AWAY]
  • 松浦 敏夫
  • 松村 和彦
  • 原田 昌彦 / 中野 卓
  • 田辺 宏司
  • 武吉 朗
  • AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
茂原 岳人 後半17分[警告]
ベット(out) → 森崎 浩司(in) 後半21分[交代]
後半25分[交代] 崔 龍洙(in) ← 船谷 圭祐(out)
後半31分[交代] 川口 信男(in) ← カレン ロバート(out)
ガウボン(out) → 大木 勉(in) 後半32分[交代]
ジニーニョ 後半36分[警告]
メンバー表
累積警告 ポジション 番号 選手名
  GK 1 下田 崇
DF 2 池田 昇平
DF 4 ジニーニョ
DF 3 小村 徳男
  MF 5 駒野 友一
MF 34 茂原 岳人
  MF 6 ベット
MF 8 森崎 和幸
  MF 17 服部 公太
  FW 11 佐藤 寿人
  FW 10 ガウボン
スタメン
選手名 番号 ポジション 累積警告
川口 能活 1 GK  
鈴木 秀人 2 DF
田中 誠 5 DF
茶野 隆行 3 DF
太田 吉彰 17 MF  
河村 崇大 4 MF  
服部 年宏 6 MF
村井 慎二 14 MF
船谷 圭祐 28 MF  
カレン ロバート 22 FW
前田 遼一 18 FW
  GK 21 上野 秀章
  DF 28 吉田 恵
  MF 7 森崎 浩司
MF 16 李 漢宰
  FW 20 大木 勉
       
       
控え選手
佐藤 洋平 21 GK  
金 珍圭  36 DF
菊地 直哉 27 MF
川口 信男 13 MF  
崔 龍洙 16 FW  
       
       
小野剛 監 督 山本 昌邦
中継レポート
  • みどころ
  • 第16節アウェイ広島での戦い。天候は曇り時々雨、平日とありサポーターの出足も遅い。大きなスタジアムだけに空席が目立つ。しかしそれよりも一番気になるのがピッチコンディション。上から見ても芝が無い部分が多い。実際ピッチに足を踏み入れると、見かけ以上に良くないことを感じる。砂を上からかぶせ半分が土の状態。今日はピッチとの勝負になりそうだ。そんな悪条件で行われる試合のスタメンは、GK川口、DF茶野・田中・鈴木は不動。ボランチには前節の名波・福西は欠場し、今節は服部と河村が入る。両サイドも前節と変わらず村井と太田。そして西が欠場のトップ下には船谷がJリーグ初スタメンとなった!昨日の練習で名波から直接レクチャーされていた守備面も含め、どのくらい船谷らしさが出るか楽しみだ。ツートップはカレンと前田。絶好調の若きストライカーが顔を揃えた。ベンチには佐藤・金・菊地・川口・崔。中山は広島までの遠征に帯同したが、ピッチコンディションなどもありベンチ入りせず。相手の広島もホームとはいえ、このグラウンドは厳しいだろう。メンバーはベスト布陣だが、注目していたFW前田俊介が欠場している。アップの状態でボールの転がりを見ていると、ボコボコと浮き上がっている。この状態で怪我だけには注意してほしい。今日も前田に大注目!そしてカレン・船谷の成長を見たい!
  • 前半15分まで
  • ジュビロ磐田ボールでキックオフ。立ち上がり簡単にボールを動かす両チーム。トップ下で初先発の船谷が積極的にボールを触る。
    6分、右サイドから船谷がドリブルで上がる。中を見ながら切り返し、中央の河村へ。しかしシュートは打てない。
    7分、河村→太田で右サイドを崩しに行く。しかし広島のMF服部がスライディングカット。
    8分、中盤でルーズボールになるとラストパスを広島に出される。茶野が頭でカットしにいくが、ボールが裏へこぼれてしまう。GK川口と広島FW佐藤の1対1という状況になるが、川口の判断の良い飛び出しで決定機を死守する。
    10分、カレンが中盤で粘り右の太田へ、センタリングに前田が飛び込むが、カットされる。広島は下がった後ろから守備し、そこからの攻撃との流れでリズムを作っている。攻撃は右の駒野からの展開が多い。磐田の左サイド村井との勝負が見ものだ。
    14分、中盤で船谷が作り、服部→村井→船谷と繋いでいくがシュートまでは行かない。ここまではまだ様子を見ている状態。
  • 前半30分まで
  • 16分、広島の速攻を服部と鈴木が囲んで取り、船谷に預ける。
    18分にも船谷を軸に細かいパスを回していくが、ラストパスが出ない。徐々に船谷のリズムが良くなってくる。前線のカレン・前田と共に守備面も機能する。
    20分、河村から太田へ、続けて逆サイド村井から服部と立て続けにサイドを崩すがシュートが打てない。
    21分、左サイド村井からのクロスボールにカレンがヘディングシュート!しかしゴール上を越えてしまう。
    22分中盤でジュビロのボールが回りだす。
    25分、広島の左サイド服部がオーバーラップ。センタリングから中でガウボンに入り込まれる。しかし田中が何とかクリアする。注意したい時間帯。
    27分にも再び広島の左サイド服部がオーバーラップ。深い位置まで持っていかれセンタリングを上げられる。少しのズレで中に合わないが、危険なシーン。
    28分、左サイドからFKを得ると船谷が中へクロスを入れる。前田が入るが届かない。先制点が大事なゲーム、前半残り時間で1点が欲しい。
  • 前半45分まで
  • 32分、左サイドからのFK。村井が蹴り、中でカレンが右足アウトサイドで合わせる。距離があったがゴール右隅に飛びスタジアムが盛り上がるがGKのファインセーブに止められる。両チーム、中盤からサイドへの展開は出来てきているが、シュートが少ない。
    38分、再び左サイドからのFKを村井が蹴る。早い弾道に前田が飛び込む。クリアされたボールをカレンが競り、こぼれたボールを茶野がシュート!ゴール左隅に飛ぶが、GKに防がれる。
    42分、広島の右サイドを走られると駒野がダイレクトでセンタリング、中で佐藤の左足に合い、シュートはゴール左隅へ。しかしここも川口のスーパーセーブ!右手一本で弾いた。
    43分、ゴールエリア内で前田の足下にボールがこぼれる。前田がシュートを放つがゴール右へ外れてしまう。
    44分、船谷がペナルティーエリア外からミドルシュートを放つ。GKのファインセーブで弾かれるが、得点への可能性ある攻撃だ。
    44分、右サイドから太田のクロスボールに、セットプレーで前線に残っていた茶野が飛び込む。触れば1点だったがギリギリ届かない。ここで前半終了。カレンと船谷が話しながらピッチを後にする。後半も期待がもてる展開だ。
  • 後半15分まで
  • 両チーム交代なしで後半スタート。
    1分、広島の左サイドをスルーパスで崩される。田中がカバーリングでコースを読んだが、芝の悪い部分をボールが通り、足の下を通ってしまう。やはりピッチ状態には注意したい。
    4分、右サイドからのFK。服部がクロスを上げるが、前田には届かない。
    6分、広島のMFベッドが左サイドからドリブルで崩してくる。シュートを打たれるがまたも川口がセーブ。
    7分、広島の左サイドからCK。ショートコーナーで17番服部へ。そのセンタリングにガウボンが頭に合わせるが、これも川口がセーブ。
    8分、広島が左コーナー付近からのFK。服部がクリアするがこのボールがCKとなる。駒野が蹴りファーサイドへ流す、ここは茶野がクリアする。
    9分、右からのクロスに佐藤がファーサイドでヘディング、鈴木が競るが危険な形。後半立ち上がりは広島ペース。
    13分、村井がハーフラインから長い距離をドリブルで左サイドを駆け上がる。形は作れないが、徐々に磐田ペースとなっていく。
    14分、河村から右の太田へ。切り返しセンタリング、DFが競ったボールが流れカレンの足下へ。しかしトラップミスでシュートが打てない。この時、GKと接触しカレンが足を痛める。
  • 後半30分まで
  • 18分、足の治療を終えたカレンがピッチに戻る。
    18分、太田からのクロスボールを相手DFがクリア。ペナルティエリア外で上がったボールを船谷がダイレクトで左足ボレー!ミートするがゴール上を越えてしまう。
    20分、広島の選手交代。MFベッドに代わりMF森崎浩司が入る。
    22分、広島の右からのCK。ショートと見せかけスルーして駒野のミドルシュートを狙っていく。ゴール左に外れたが、セットプレーには気を付けたい。ベンチでは崔龍洙が準備する。
    25分、船谷に変わって崔龍洙が入る。前田がトップ下に入り、カレンと崔龍洙のツートップ。
    26分、左から村井のクロスが上がるとニアで崔龍洙が頭で飛び込む。タイミングは合ったが、ゴール左へ外れてしまう。交代して入り方は良い。今日は崔龍洙のゴールが是非見たい!
    29分、両サイドから崔龍洙の頭を狙い、クロスを入れてくる。
    30分、広島のロングパスを田中が対応するが、芝に足を取られ空振りしてしまう。フリーで佐藤にシュートを打たれるがゴール上へ外れた。さあここからゲーム動く。
  • 後半45分まで
  • 31分、カレンに代え川口信男を投入し、そのままFWに入る。
    33分には広島も選手交代。ガウボンに代え大木を入れ、両チームゴールを狙う。
    34分、川口信男が仕掛ける。
    ラスト5分、両チーム縦への攻撃が多くなっていく。
    36分、相手のミスを奪い、川口信男が縦にドリブル。4番ジニーニョに倒されFKを得る。村井が蹴りファーサイドの崔龍洙に合わせるがクリアされてしまう。ボールを奪われすぐさま広島の速攻へ。
    41分、中盤で回しながら両サイドを押し上げ、最後は河村からクロスボールで前田が入るが触れず、GKにキャッチされる。
    42分、崔龍洙のポストプレーから川口信男の高速ドリブルへともっていくが、最後崩しきれない。河村も上がり何とかしようと必死にプレーする。
    ロスタイムは3分。ハーフラインから鈴木がロングボールを入れるが、シュートが打てない。前田→河村→川口→太田→川口でセンタリングを上げるが繋がらない。
    ラストプレー、右サイドからのFK、左サイドからのCKと広島のチャンスがあったが磐田はしっかりとセーブ。
    スコアレスドローでアウェイ広島戦を終えた。次節ホームでの戦いは必ず勝ちたい。
選手、監督コメント
  • 山本 昌邦監督 
  • 日程的なコンディションもピッチのコンディションも含めて、厳しい状況の中で、選手は両チームとも良く集中して緊迫感のある良い試合だったと思います。我々の本来の速いパス回しがなかなか足下が気になるので出来ませんでしたけど、最後まで集中を切らさなかったという所が次につながっていくと思います。
    若い選手が何人か台頭してきて、少しずつ自信をつけていけば未来がすこしずつ明るくなってくるのかなと思います。守備の集中力というのは良かったのですが、(攻撃で)ディフェンスラインの裏へ出て行けなかったのが課題ではありますけど、それはお互いのいい所を消し合う状況だったので、フィニッシュとフィニッシュの一つ前の仕掛けの所でのパスがいいところに入っていければなと思います。次はホームに戻るので、本来の速いボール回しのサッカーを3日間で準備して次に向かいたいなと思います。
    今回ビデオで見た映像よりもピッチ状態が多少良くなっていたので、役所の方かわかりませんが、関係者の方が相当努力したということに感謝いたします。サンフレッチェの方々もピッチのことを我々にすごく気をつかっていただいきました。僕らはこの1試合で戻れますからいいのですが、ピッチが悪かったからということを言い訳にするつもりもないし、すごく努力した姿を見て逆に感謝したいと思います。選手達にとっては、足場が悪い分、パワーアップのトレーニングになったかもしれない(笑)。こういう中でも結果を残せるように前進したいと思います。
  • 小野 剛監督 
  • ホームで勝ち点3を取るつもりでいましたし、応援に来てくれた方はみんな勝ち点3を期待して、その期待に応えられなかったのは残念です。ジュビロもだいぶ手堅くきて、こじ開けるのに難しい試合になりました。相手がジュビロであろうと、力で上回って勝ち点3を必ず取りたかったし、そういうチームにしていかなければいけないと感じる面と、中2日でこのピッチでだいぶ消耗が激しい中、特に後半は攻めた後にピンチを招いて、ビッグチャンスもあったし、苦しい時間もあったが、そんな中でも勝ち点1をもぎ取ったことは大切にしたい。
  • 河村 崇大 
  • 芝が悪いなりにも、もっとできたと思うし、ヨシ(太田)のところに、僕のボールがうまく入らなかったのが、リズムがズレてしまったかなと思います。

    (久しぶりの先発でしたが)
    思ったよりは、できたと思います。相手のFWにボールが入った時に、その次のセカンドボールに気をつけようという話をしていて、その部分はできたかなと思います。後半龍洙サンが入って、もっと高さを徹底してやらなければならなかったと思う。引き分けでチームの雰囲気は悪くないですが、勝ちが欲しかったです。
  • 服部 年宏 
  • いくつかお互いにチャンスがあって、そこで決めれていたら勝ち点3を取れていたと思うけど、最後の詰めが甘かったというのと、お互いが体はって守備をしたということですね。負けたくないという気持ちが両チーム入っていたので、引き分けてしまったけど、次は勝てるように頑張ります。
  • 川口 能活 
  • 勝ち点3をとれなかったのが、非常に悔しいですし、僕自身もキックの精度がいまいち良くなかったですが、守備の面においては、DFとボランチのハット(服部)、カワム(河村)で、守備のバランスが良かったです。後ろは得点を与えないように、これからも(失点0を)続けていきたいです。
  • 前田 遼一 
  • (ピッチの状態は)相手も同じなので、こういう中で勝ちたかったです。首位に近づくチャンスだったので、勝ち点3が欲しかったです。

    (トップ下でのプレーについては?)
    もっとゴール前にからみたかったです。
  • 鈴木 秀人 
  • グラウンドが悪かったので、中盤でつなぐリスクを考えたら、やはり、大きく蹴るサッカーになってしまいました。
    守備の面では、能活が良いセーブをしてくれるので、DFも0に抑えないと能活のスーパーセーブが無駄になってしまうという気持ちがあるので、良い状態でみんな集中してやれていると思います。守備から安定すれば、もっともっと勝てると思うので、頑張りたいです。
  • 船谷 圭祐 
  • Q.自分のプレーに関しての評価は?
    A.中盤でパスミスも結構あって、そこからピンチになってしまったことがあった。いい形でボールを受けたらやれる部分もあったと思うんですけど、判断が遅いのと、そのままカウンターにつながるパスミスをしてしまった。
  • 村井 慎二 
  • チャンスは多くもなかったですけど、決めれるところは決めれたと思うし、そこで決めなかったのが残念ですけど。攻撃がはっきりしていたのですが、前に前にボールを出すということであまり形が作れなかった。みんなちょっとバラバラだったし、もう少しリスクを負って攻めれるようにしたいですけど。上に追いつくためにも勝ちたかったです。
  • 田中 誠 
  • (川口能活選手)に助けられた部分もあるし、みんな守備の意識としてはしっかりしてきたし、チーム全体として守れているところがでてきた。川崎フロンターレ戦の負けは修正して、守備の意識とポジショニングと一人一人が強い気持で戦うということが出来ているので、それが良い守備になっているし勢いはまだあるので、今日の試合は引き分けてしまいましたけど、次の試合はホームで勝って首位の鹿島に近づきたいと思います。

    Q.田中選手のボレーシュートが惜しかったが?
    A.いいボールが来てたので、頭にしろ足にしろとりあえず触って(ゴールして)やろうと思った。前節いいチャンスを外したので、なんとか決めてやろうと思ったんですけど、また頑張ります。

    Q.シュートシーンは?
    A.アウトでポーンと触った感じなので、俊哉くんのイメージですね。入ったかと思ったんですけどね。