2005 J1第9節
試合日時:2005年05月01日(日) 16時06分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 柏の葉公園総合競技場
- 12,837人
- 21.2℃ / 70%
- 曇 / 中風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 石崎 忠利
- 柏原 丈二
- 山崎 裕彦/浅野 正樹
- 五十川 和也
- 本橋 正江
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
山下 芳輝 | 前半3分[警告] | |
前半4分[得点] | 中山 雅史 | |
前半10分[警告] | 前田 遼一 | |
前半11分[得点] | 太田 吉彰 | |
玉田 圭司(out) → 安永 聡太郎(in) | 後半0分[交代] | |
クレーベル | 後半10分[警告] | |
後半17分[得点] | 前田 遼一 | |
山下 芳輝(out) → 崔 成國(in) | 後半18分[交代] | |
後半20分[交代] | 川口 信男(in) ← 前田 遼一(out) | |
リカルジーニョ(out) → 大野 敏隆(in) | 後半27分[交代] | |
後半29分[交代] | カレン ロバート(in) ← 中山 雅史(out) | |
後半44分[得点] | 川口 信男 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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早野 宏史 | 監 督 | 山本 昌邦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第9節アウェイ・柏の葉公園総合競技場はゴールデンウィークとあり早くから多くのサポーターが詰め掛ける。親子連れでカメラを持ったお父さんが、子供を撮影する光景を多く見かける。天候は少し風がある晴天。少しずつ雲に蔽われてきているが、雨は大丈夫そうだ。ピッチコンディションは良好、ベストな環境が整っている。サックスブルーサポーターが勝利だけ信じ集まっている。キットカット、ジュビロバージョンのビックフラックを降り、試合前の準備をする。選手たちもスタジアムに到着し準備を開始。カレンと前田が芝を確認しにグラウンドへ出てきた。注目のスタメンを見てみる。GKは不動の川口、DFには真ん中に田中・右に茶野で左に服部が入った。ボランチが福西と名波。右に太田で左に村井、トップ下には藤田が入る。2トップは前田と150ゴールを目指す中山。西の出場停止、鈴木・チェヨンスの怪我などはあるが、ベストの布陣。変えてきたのは金珍圭のところ、後ろから整え中盤そして前線で主導権を握りたい。かつてのジュビロサッカーを、そして進化したジュビロサッカーを見せて欲しい。ベンチの菊地・川口(信)・カレンにも期待したい。藤田・名波・福西の中盤からの構成が今日は楽しみだ。そして何といても中山雅史のJリーグ通算150ゴールで勝利に繋げて欲しい。
- 前半15分まで
- 柏レイソルボールでキックオフ。
ロングボールでレイソルが前線にボールを運ぶ。まずは服部が身体を張り田中がクリア。前田・村井で左サイドを崩し、センタリングに藤田が飛び込む。
1分、前田のミドルシュートはゴール左隅に飛ぶがキャッチされる。
3分、名波から左のスペースへスルーパスを出し、太田がセンタリング。そこへ中山が飛び込むがDFに引っ掛けられる。主審はPKの判定。蹴るのはもちろん、中山雅史。そのPKをしっかりゴールネットに突き刺し、自身Jリーグ通算150号記録を達成!1-0!!いきなり訪れた大記録の瞬間にチームが盛り上がる。ジュビロサポーターもいっきに最高潮へ盛り上がる。【0-1】
7分、レイソルDF中澤がコンタクトレンズを外し、ピッチの外に出る。
8分、レイソルのFK。左45度からリカルジーニョが直接狙うが、ゴール上を越える。
9分、レイソルの攻撃、山下がポストになり明神がオーバーラップ、しかし茶野と田中で対応し繋げさせない。
10分、服部からのロングボールに前田がDFラインの裏へ走る。オフサイドになるが深さを取った前田の良い動き。
10分、左の村井から大きなクロスボールが入る。そのクロスが中山に渡り、ダイレクトで藤田に折り返す。コントロールするがDFに倒されシュートが打てない。非常に良い形が出来ている。
11分、太田がドリブルで中に切り込み、外に出た中山へパス、中が動き中山が選んだのはマイナスボールで再び太田へ。太田のダイレクトシュートが豪快にゴールネットを突き刺す。2-0!!早くもジュビロ2得点目。【0-2】
今日のジュビロは攻撃のリズムが噛み合っている。中山・前田・藤田・太田が良いリズムを作っている。
14分、藤田→前田→村井とパスが繋がる。
15分、左で起点を作り、右の太田がロングシュート!ここまで流れは完全に磐田ペース。
- 前半30分まで
- ジュビロゴールからレイソルゴールへ強い追い風が吹く。前半のジュビロにとっては追い風だが、ロングボールなどボールに影響があるくらい吹いている。前半のうちにゲームのリズム作りたい。
18分、レイソル左からのクロスボールに、玉田が合わせゴールを狙う。
19分には玉田→山下でシュートまで持ち込むが、ゴールバーを直撃。
20分、村井からの浮き球を、服部が頭で流し、藤田がGK前で競り合う。その浮いたボールに、中山がダイビングヘッドで飛び込むが、惜しくもゴール右に外れる。
21分、右の太田からのクロスボールにファーサイドで中山が折り返し、GK前で名波が後ろの前田に流す。しかし前田の放ったシュートは、浮いてしまい、ゴールバーを大きく越える。形は完璧、ここで追加点を取っておきたい。
24分、右で太田がドリブルで仕掛けると、ユニフォームを引っ張られファールを取られる。そのFKを名波が素早く蹴り、ニアの中山へ。ボールには触れれず、GKがカットし、それがCKとなる。そのCKを名波が直接狙う。風が強いことを計算し、際どいボールを蹴っていく。
26分、玉田が右サイドでスピードに乗ったドリブルを仕掛けてくるが、福西・太田で対応する。相手を自由にさせない。なかなか相手がプレスに来ない中盤で、福西がドリブルで仕掛ける。
29分には名波から福西に絶妙なスルーパスを送り、センタリングで中山の動きを見るが、中山には繋がらない。そのこぼれ球を前田が狙っていくが、DFにブロックされる。少しずつ柏レイソルの攻撃も噛み合ってきた。やはり玉田には要注意。
- 前半45分まで
- 31分、右から福西のパスに、中山がポストで受けるフリをして、スルー、そこに藤田が飛び出し、いっきにディフェンスラインを突破する。GKと1対1になったところでシュート体勢になる。しかし最後戻ってきたDFにブロックされ打てなかった。惜しいシーン。
32分、前田が左からドリブルで切り込み、直接ゴールを狙う。強烈なシュートはGK南に弾かれる。
34分、右から太田のセンタリングを、ファーサイドで中山が巧く身体を使い、ヘディングで競り勝つ。シュートはGK正面になるが、やはり中山雅史の存在は大きい。前線からの守備も、中山と前田が激しく追う。
37分、レイソルの攻撃、右でFWの山下が持つと、波戸がオーバーラップし、センタリングにクレーベルが頭で合わせるが、その後のボールをジュビロDFが集中してクリアにもって行く。こぼれ球も名波が拾い、前線に何とか繋げようと、全員で守備面も助ける。FW山下にボールが入れば、DF服部が後ろから、その前からは前田が挟むなど、プレスもしっかりかかっている。1人1人がフィットした試合が出来ている。
40分、名波がスライディングした際にディフェンスと膝をぶつけ倒れ込む、一度ボールを外に出し治療をする。ここまで気持ちのこもったサッカーが出来ている。中山隊長の魂こもったサッカーがチーム全体に伝わる。
42分、中央で人が込み合ってくると、左サイドの村井へボールが出る。角度のないところから直接狙いゴールを脅かす。
44分、左サイドで前田が粘り逆サイドへ展開、そこへ、茶野がオーバーラップし、ミドルシュートを打つ。ゴール左に外れるがチーム全体が動いていて、非常に良い展開。
ロスタイムは1分。サポーターから中山コール・俊哉コールの中、ここで前半終了。
- 後半15分まで
- 後半スタート、柏はFW玉田に代えFW安永を投入してきた。一方ジュビロの交代はなし。だんだん空が暗くなってきた、スタジアムには照明が灯された。
2分、安永が裏を狙って走ってくる。太田がカバーしボールをクリア。
5分、リカルジーニョのドリブルも福西がカット、すぐさま攻撃に切り替える。右の太田が全力で走り、その前にボールが出る。しっかりセンタリングまで行き、良い形を作る。
中盤で細かいパスを回しながら、藤田が村井へスルーパスを出す。ラストまで突破できないが、またも良い形が作れている。
7分、左の村井がフリーで突破すると、中の中山の動きを見てセンタリング、しかしこれはGKにカットされる。柏は安永にボールが入るが、同じ清水商業高校出身の1年先輩・田中誠が厳しいスライディングを見せる。
9分、前田がボールを持ち、周りが動き出すと柏のプレスが来ない、前田は前節でも見せた強烈なミドルシュートを放つが、惜しくも外れる。
10分、クレーベルに打たれたミドルシュートはゴール上。名波がしっかりとシュートコースを消していた。
11分、前田が右サイドをドリブルで突破すると、藤田がサポートに入る。ラスト倒れながら折り返すがゴールにならない。3点目が欲しい。
12分、中山が右サイドで粘り中を見る、前田がその中に動き、ファーサイドに藤田が入るが、ぎりぎりのところでDF土屋にカットされる。13分、太田のシュートがDFに当たり、CK。これを中山がダイビングヘッドで合わせ、そのこぼれ球を福西が詰めるが決めきれない。レイソルが波に乗る前に追加点が欲しい。
- 後半30分まで
- 17分、左に出た藤田がフリーでドリブル突破し、味方の動きを完璧に見切って中へ。中山が相手を吊る動きで前田の為にスペースを作り、後ろから飛び込んできた前田が、左足で強烈なゴールを決め、3点目!!!【0-3】
チーム全員が、低く、力強く拳を突き上げる藤田のもとへ集まり、輪になって喜びを分かち合う。
すかさずレイソルはFW山下を下げ崔成國を投入してくる。
20分、前田遼一に代え川口信男を投入。中山と2トップを組む。
22分、福西→太田と繋ぎ、右サイドを崩しに行く。レイソルにボールを奪われると茶野・名波がプレスに行き、すぐさまボールを奪うという流れが試合中常にできている。
23分、福西から太田への展開、前線の川口信のスペースへボールを出す。そのクロスボールを逆サイドの村井へおくるが、あと一歩届かない。
25分、右で川口が突破し、逆サイドに展開し、名波→村井→藤田とパスで相手をかき回す。ジュビロらしい中盤でのパスサッカーが出来ている。
27分、柏は最後の交代枠、リカルジーニョに代え大野を投入。後半は、磐田が向かい風の中、守備陣が踏ん張る。
28分、中山雅史に代わりカレンロバートが入る。サポーターからの中山コールの中、ベンチへ下がり、山本監督とハイタッチを交わす。前半からFWの精力的な守備、運動量豊富な動き出しから、良いリズムが出来ていた。ここで疲労も考え、フレッシュな2トップとなる。カレンも川口信男もピッチを駆け回る。
- 後半45分まで
- 31分、カレンが左サイドで粘ると、川口信へアウトサイドでスルーパスを出す。しかしここはオフサイド。
32分、太田が右サイドから再三のチャンスを作りまたCKを奪う。キッカーは太田で、中央の福西へ合わせるがDF土屋のヘディングにカットされる。
34分、藤田の中盤でのタメから、名波のスルーパスで川口信男が動き出す。
35分、右で茶野がドリブルで上がると、カレンが相手DFの裏へ走り出す。これは惜しくもオフサイドになるが、ボールと人がよく動き、非常に良い流れが出来ている。
36分、川口が右からセンタリングを上げ、福西に合わせるがシュートが打てない。
38分、レイソルの左からクロスボールが上がり、大野がバックヘッドでゴールを狙うがゴール左に外れる。
崔成國・大野敏隆らレイソルの前線での動き出しが激しくなってきた。
中盤で名波・藤田・福西が時間とスペースを上手く使い前線のカレン・川口を巧みに操る。DFの服部・田中・茶野がラインを保ち、守備を固め、得点の隙を与えない。
43分、川口信男が突破すると、相手の足が腹部に入り倒れ込む。それによって得た、ゴール右45度からのFKを、名波が直接狙うがGKに弾かれる。
44分、右からのCKを名波が蹴る。続けて左からのCKを太田が蹴るが、得点には繋がらず。
ロスタイム2分。
川口が右サイドからドリブルで突破し、自らゴール前まで持ち込み、DFを引きつけながらも、角度のないニアサイドから、ゴールにそのまま強烈なシュートを放ち4点目!!!【0-4】
ここで試合終了。久しぶりにジュビロらしいパス回しとゴールが生まれ、しかも無失点。この勝利は非常に大きい。ここからジュビロは進化します。
選手、監督コメント
- 山本 昌邦監督
- 中山の150ゴールがかかっていて、彼がチームのムードを持ってきてくれたような試合で、中山に点を取らせたいっていう前向きな勢いがいい感じで出たゲームだったんではないかなと思ってます。ここまで形はだいぶできてきたんですけど、なかなかゴールにつながらなくて、今日は多彩な顔ぶれでゴールが奪えた。後は(失点)ゼロで終われたのが大きいと思います。
Q.得点力があがってきて、チームの中で何が変わってきたのか?
シーズンスタートの頃はシュートの形に持って行けなくて、その作りの部分で苦労していたんですけど、徐々に作れるようになってきて、フィニッシュまでつながるような形になって、前に早くボールを運ぶというチームの全体のイメージがいい形で出て、ボールサイドで数的有利な状況を作りながら飛び出していくという形が徐々にできつつある。新しい選手が入って、コンビネーションが整わなかったんですけど、今日みていると、村井と名波、藤田が絡んだりとか、右サイドでも同じようなことができあがってきていますし、その辺のコンビネーションが良くなってきたのも一つの要因だと思います
Q.レイソルの印象は?
立ち上がり早い時間で点を取れたので、ゲームを進められましたけど、当初はクレーベル、リカルジーニョ、明神のあの中盤は強力ですし、玉田が前半で引っ込んでくれて助かりましたけど。前節のFC東京戦のような勢いはなかったと思うので、連戦というのはすごく厳しい状況だと思うんですよ。(レイソルは)疲れもあったのかなと。精神的にも連戦はかなりこたえますので。我々はずっと連戦で来てますので、メンタリティーを乗り越えているという感じになってますので、そこの差かと思ってます。
- 早野宏史監督
- 完全に磐田にやられてしまいました。立ち上がりからやはり磐田の勢いというものを止めることができずに、早い時間帯にPKを取られてしまって、その後もイージーなミスが続いて、風の影響もあったと思いますけど、(ボールの)取られ方が悪くて完全に中盤の真ん中が空いて2点とられた。2-0は鹿島と同じ状況だったので、ロッカールームでは今度は風上から攻めるということで、前半の途中からシステムを変えて、マッチングさせて戦いに出て行ってそのまま行こうということでした、局面で勝利することができず、シュートの正確性もなく、全て磐田の方に今日はゲームを取られた。最後の1点も思い切った余裕のあるシュートを決められてしまって、選手達は非常にショックだと思いますけど、次のインターバル2日しかないので、今日の帰りのバスから切り替えて次の試合に臨んでいくことを選手に要求していきたいと思いますし、我々もベストを尽くせるようにやっていきたいと思ってます。
Q.山下芳輝選手を先発した理由は?
練習で非常に調子がいいことと、トップが点を取っていないので、(点を)取れる選手を選んだということです。
- 中山 雅史(通算150ゴール達成!)
- 今日に限っては監督も気を遣ってくれて、PKは僕か前田かという所で話し合って決めろという状態でしたけど。あそこは話し合いもなにもありませんでした。前田もその辺を話したら、とてもけれる雰囲気ではないと言ってましたから。そう言っても、やはりチームに与えられたチャンスですし、それを確実に決めるか決めないかではいくら記録がかかっていると言ってもそんなこと(PK失敗)は許されることではないと思いますし、やはり責任重大というかチームが次に行くためにも先制点がすごく必要だったので、そういう意味では決まってほっとしました。
(前半で)2点取れたのはすごく大きいですし、その後にチャンスがあったものを決められなかったのは非常に悔しいですね。そうすればもっと楽な展開になれたと思いますし、それは自分にもチャンスがあった中で、それをものにできなかったのは悔しいし、それを次にまた解消できればいいなとは思いますけど。
Q.2点目はアシストでしたが?
そうですね。1テンポずらしたらヨシ(太田吉彰)がフリーになるのが見えましたから、いい感じでヨシが入ってきて、ちょっと難しいかなと思いましたが、よく決めてくれましたね。それよりも3点目の前田のシュートの方が、自分としては気持ちよく囮になれたかなと思います。前田が来ているのがわかりましたし、俊哉(藤田)もそれを望んでいたと思いますし、上手く相手を引きつけることができたかなと、一連の動きが上手くいったプレーかなとは思います。
Q.ポジションチェンジも多かったが?
前からプレス、あるいは動きだしを早くしていかないことには相手にとっても驚異ではないですし、止まっていたら駄目ですしね。まだまだ足りないのかもしれないですけど、少しずつでもそういうものがチームの中でいい方向に向いてくれればと思いますし、今日の試合に関してはいい方向に向いてますし、それがどれだけ持続できるかだと思います。
Q.連勝していく手応えは?
(連勝を)していきたいですよね。しないと上には行けないですし、この雰囲気を壊したくないですね。(磐田までの帰りは)バスの長い旅になりますけど、気持ちは軽く帰れますね。
Q.PK取ったプレーは狙い通り?
裏にも俊哉が入ってくるなというのも分かりましたし、自分が決めなくても囮になることで、一人つれましたから。実際にあのプレーでゴールになってもおかしくないですし、あれがゴールの方がよりチームとしての機能ができてるなというのが感じられたと思うんですけどね。上手く自分自身もニアに入れたと思います。上手くチームが連動すれば、チャンスも多く演出できますしね。これからどれだけ作っていけるかだと思いますし、どれだけフィニッシュで落ち着けるかですね。
Q.チェイシングで体力的にはどうでした?
疲れましたよ。だいぶ疲れました(笑)。でも疲れたなんて言っててもそれが当たり前ですから。それを当たり前にこなしていかなければいけないですし。1試合終わった時点でまだまだ余裕ありますよじゃいけないと思いますし。それを年齢のせいにはしたくもないですし。
Q.名波さんが200ゴールと言っていましたが?
200ゴールの前に、151でしょう。
- 田中 誠
- すごい得点のタイミングも、今日は非常に良かったと思います。ハット(服部)も入って、茶野も、言葉が通じるので、常に声掛け合って、マークの受け渡しも今日はしっかりできました。
(これでやっと勢いに乗れそうですね)
乗っていきたいですね。今日だけじゃまだわからないし、とりあえず次のガンバ戦に良い準備をして、とにかく(今季は)連勝していないので、連勝してどんどん勝ちを積み重ねて。ここで気を緩めたらまたどん底なので、とりあえずは、この勝ちを繋げて、連勝街道に乗りたいなと思います。
- 川口 能活
- 本当に久しぶりに、気持ちよく勝って、ほとんどの選手が非常に素晴らしプレーをして、ボールも動いていたし、選手もみんな非常に良く動いていたし、動きのあるボールポジションをとれていたし、ディフェンスも非常に安定してましたし、非常に良かったと思います。
(明るい話題が続きますね)
中山さんも150ゴール目を決めましたし、やっぱり、本当に1人1人の気持ちが結束して、今日のような結果になったと思いますし、今後もそういう試合が続けていけるようにしたいと思います。
- 藤田 俊哉
- 初めてこれだけたくさん点が取れたので、良かったと思います。
(攻守のバランスは良くとれていましたが)
戦術的な部分がうまく噛み合ったかなと思います。でも、これを続けることが僕たちにとって非常に大切なことなので、あまり今日の1試合にこう喜ぶのではなく、ちょっとはうれしいけど(笑)。次の試合が大事ですね。
(緩急のバランスが良かったと思いますが)
たまにゆっくりしないと何回も行けなくなってしまうので、ゆっくりすることで、縦が生きるというところがもっと出てくればいいかなと思います。
- 太田 吉彰
- 今日は久しぶりに非常に良い試合ができたので、すごい気持ちがいいですし、イイ感じで磐田に帰れます。
なかなかこれまで、得点がとれてなかったけど、今日は4点も入って、すごい良い感じでいけたし、このまま良いリズムでずっといけたら、勝っていけると思います。これで良い方向にチームは変わっていくと思うし、変わらないといけないと思います。
- 名波 浩
- 1試合が良くても、あまり満足感というのは得られないです。幸い、ゲーム間隔が短くて、流れに乗れると思うし、それで僕たちがプラスになると思うので、ダダダーっと勝っていきたいですね。
意志の疎通とかは、鹿島戦の後半ぐらいから非常に良くなってきているし、レッズ戦の前半は同点に追いつかれるまでは、内容的にも良かったと思うし、今日は遼一と中山さんが前からプレッシャーかけてくれたので、後ろのプッシュアップも楽だったし、3バックもラインを保てていたし、全体的に完璧なゲーム運びだったと思います。
(中山さんが150ゴール決めましたが)
150ゴールの中に非常に印象深い得点もいっぱいあるし、今日はPKで、正直蹴った瞬間は見てなかったけど(笑)きっちり、今年の上半期以内に決めてくれたので、中山さん自身まだ通過点だと思うし、また次200ゴール目指していってほしいなと思います。
- 服部 年宏
- 前半もいくつか3点目を取れるポイントはあったのですが、3点とればいけると思っていたので、あそこで1点とるか、1点獲られるかで、ぜんぜん状況は変わってくるし、特に後半は非常に強い風下だったので、先に点とれたことが、チームとして大きいですね。
(後半も運動量が落ちてなかったようにみえましたが?)
特に中盤の名波とか福西のプレスアップが非常に効いていて、後ろを助けてくれるし、最後カレンとか信男がもうちょっと前で時間を作って、キープしてくれれば、もっともっと後ろが楽になって、もうちょっと楽にゲームを終われるかなと思います。
やりたいことがチーム全体に伝わってきているし、今日は人もボールも良く動いて、非常に良いサッカーができたと思います。あとは失点0で終わったというのが、非常に良かったと思います。4点とって、4-0とかで勝ったのは、非常に久しぶりなので、すっきりした勝ち方だと思います。