2005 J1第7節
試合日時:2005年04月24日(日) 15時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 県立カシマサッカースタジアム
- 25,128人
- 11.6℃ / 54%
- 晴 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 坂田 信久
- 西村 雄一
- 岡野 尚士 / 井上 知大
- 高山 啓義
- 明石 まゆ美
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
深井 正樹 | 前半1分[得点] | |
小笠原 満男 | 前半17分[得点] | |
深井 正樹(out) → 増田 誓志(in) | 前半20分[交代] | |
後半2分[得点] | 太田 吉彰 | |
後半13分[警告] | 西 紀寛 | |
アリ | 後半17分[警告] | |
後半24分[警告] | 菊地 直哉 | |
フェルナンド | 後半27分[警告] | |
後半33分[交代] | 中山 雅史(in) ← 名波 浩(out) | |
増田 誓志(out) → 内田 潤(in) | 後半33分[交代] | |
後半38分[警告] | 中山 雅史 | |
後半40分[交代] | 川口 信男(in) ← 前田 遼一(out) | |
後半44分[警告] | カレン ロバート | |
アリ(out) → 中島 裕希(in) | 後半44分[交代] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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トニーニョ セレーゾ | 監 督 | 山本 昌邦 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどこと
- 第7節会場はカシマスタジアム。アウェイ鹿島で15:04キックオフとなる。第6節が終わり、2勝1分3敗の磐田は現在12位、対する鹿島は5勝1分0敗で首位となっている。飛びぬけたチームはいないが確実に勝ち点を重ねている鹿島が今、トップを走る。磐田はACLとの兼ね合いもあり過密スケジュールで、けが人続出。コンディションも良いとは言えない。チーム状況が良いとは言えないこの状況でどんな建て直しをできるかが、今のジュビロに試される。会場は晴天のサックスブルーの空が広がり、サポーターも徐々に詰め掛けている。上空を冷たい風が吹き荒れるが、ピッチレベルは問題ないようだ。メンバーはGKとDFは不動。そしてボランチに菊地と名波、右に太田で左に西が入り、藤田がトップ下へと入る。ツートップはカレンと前田。ベンチに鈴木秀人が復帰し調子を上げている服部に川口、更に中山がスタンバイする。鹿島を相手にすると磐田の選手たちは、よりいっそうの気合いが入る。注意したいのは本山・小笠原・深井。怪我やチーム状況でいろいろとニュースとなっているが、大切なのはジュビロのサッカーをすること。選手たちもしっかり集中できている。新しいジュビロを作るため、山本監督はじめスタッフ一同が経験と執念、信頼をもって勤める。ゴール、そして勝利こそが今のジュビロには必要。サポーターの皆さんの後押しで絶対に勝ち点3を奪う。
- 前半15分
- ジュビロ磐田ボールでキックオフ。
1分、深井がペナルティエリア外から左足でシュートを放つといきなりゴールネットが揺れる。失点。立ち上がりいきなり先制点を奪われる。【1-0】
まだボールを触っていない選手もいるほど間もないゴールに、ジュビロの選手も少し戸惑う。前線からボールを追い続ける。前田が岩政の持っているボールを奪うと、藤田がサポート、シュートを放つがファールの判定。
7分、鹿島の右サイドバックのアリと西がポジションを争う。このサイドの攻防がポイントになりそうだ。
8分、左サイドで西が倒されFKを得る。キッカーは西、ゴールへ向かうボールを蹴るがクリアされる。速攻から深井がドリブルで上がったところを菊地が激しくタックル。しっかりつぶす。深井はタンカで運ばれる。
11分、カレンが相手ディフェンダーのボールを奪うとサイドの西へ渡し、センタリングに藤田が入る。こぼれを前田がシュートするがミートしない。
12分、茶野からのクロスボール、弾かれたところを菊地がミドルシュート。しかしゴール上を越える。ここで深井がピッチに戻る。
14分、太田が右サイドを駆け上がる。センタリングはGKに弾かれるが良い流れ。名波がボールを持ちゲームをコントロールし、カレン・西・藤田が動き出す。失点以外ゲーム展開は悪くない。
- 前半30分
- 16分、青木がオーバーラップし、アレックス ミネイロと大きなワンツーで崩し右足シュート!ゴール左へ外れる。
17分、深井が左サイドへ流れシュートを打つ。GK川口がセーブしたが、こぼれ球を小笠原が押し込みゴール!2失点目が決まってしまう。【2-0】
前半17分で0-2。
18分、フェルナンドの左足ミドルシュートがゴール右スレスレに外れる。鹿島のリズムに押し込まれる。中盤で菊地が小笠原にプレスに行くがファールとなる。
20分、深井が足を痛めていたため、代わって増田が入る。早い時間帯での交代。深井にやられていた場面が多かったため、ジュビロにとっては良い交代。中盤で藤田がポジションを変えながらボールを受ける。
22分、カレンが裏へ飛び出し決定機を作る。シュートがGKに防がれ、こぼれを前田が詰めるが決めきれない。
24分、小笠原を基点に鹿島が攻めてくる。サイドから、そして真ん中から、リズムが悪くなると後ろに下げて整える。
25分、左サイドを本山が上がるが菊地がカバーする。
27分、右サイドから太田がセンタリングを上げるが中には合わない。
28分、西と前田が左サイドで粘りCKを奪う。ファーサイドで前田が頭で飛び込むがゴール右へ外れる。
- 前半45分まで
- カレンがディフェンスラインの裏を狙うがオフサイド。中盤のパスワーク、そしてバランスが悪く、連携した動きが噛み合わない。
本山が速攻を仕掛けてきたところで、ジンギュがスライディング。執拗なディフェンス。
35分、ジンギューが身体を使いディフェンスするが本山にボールを奪われてしまう
36分、中央で小笠原→本山で仕掛けてくるが田中がカバーする。前線で前田がディフェンス。
38分、カレンが下がったタイミングで菊地が裏へ飛び出す。ペナルティーエリアへ入り込むがラストパスをシュートではなく横パス。カットされてしまう。
40分、菊地→西→藤田と繋ぐが奪われ速攻を受ける。本山が縦にスピードに乗ったところで茶野がファール。厳しくチェックに行く。
41分、太田が左サイドで高い位置からプレスに行きボールを奪うと、そのままシュートまでもって行く。しかしゴール上、ゴールを奪うことができない。
43分にも小笠原→本山ラインでシュートまで持っていかれる。
44分、西が左サイドを駆け上がり中央の前田へ預ける、逆サイドに展開するが簡単にボールを奪われてしまう。
ロスタイムは1分。
前半はここ最近の磐田を物語っている。ボールは動くが、個の力のみで打開しようとしている。連携がなく決定機が作れない。後半に期待したい。
- 後半15分まで
- 両チーム交代なしでスタート。
2分いきなりゴールネットが揺れる。左サイドで名波がボールを奪いクロスをあげ、カレンがゴールへ向かい折り返したところに、後ろから太田がシュート!!これが豪快にゴールに突き刺さり1-2。後半立ち上がりに、ジュビロに大きな大きな1点が入った。【2-1】
6分、左サイドからのFK。ジンギューが直接狙うが壁に当たる。
7分、右から太田がセンタリングをあげ、中でカレンと前田が倒れながら粘り、ボールを繋ぎゴールの中にボールが転がるがオフサイドの判定。
9分、左サイドから西のセンタリング、中央でカレンが合わせるがシュートがミートせずゴールにならない。しかし、立ち上がりのペースはジュビロが掴んだ。
11分、左の西を基点に攻撃を展開し、ボランチの菊地もペナルティエリア内に入り込むが繋がらない。
13分、西がペナルティエリア内で倒れるがシュミレーションの判定。その西にイエローカード。ジュビロリズムの展開は変わらない。この時間帯になんとか同点にしておきたい。
14分、増田のシュートはゴール上を越える。
15分、本山からのクロスボールも川口がしっかりキャッチ、守備も安定してくる。
- 後半30分まで
- 16分、中盤からのFK。名波とジンギュがボールの横に立つ。ジンギュが強烈ロングシュートを放ち、こぼれたボールをカレンが詰めるがGKにキャッチされる。
17分、鹿島のアリにイエローカード、鹿島のチェックが後手後手になってきている。リズムは断然ジュビロ磐田!
20分、カレンがアリのバックチャージを受け左サイドでFKを得る。西が直接狙いシュートを放つが、ボールはゴール右ポスト直撃、惜しい場面。ジュビロのパスが繋がりだし、菊地がカットし、左の西へ。西のセンタリングが直接ゴールへ向かいゴールバー直撃、なんとかゴールを奪いたい。
22分、菊地のセンタリングがDFに当たりCKとなる。名波が蹴り、中でポジショニングをとるがGKにキャッチされる。
23分、西から前田へループパス、あとひと山越えればというボールだったが繋がらない。
24分、速攻から本山のドリブルにチェックに行った菊地がイエローカードを受けてしまう。
26分、西が中盤から縦に前田に入れ、フリーでゴールに向かい、前田がシュートを放つがゴール左へ外れる。
27分、菊地が中盤でボールを受けるとフェルナンドがバックチャージ、イエローカードが出る。
28分、ジンギュのクリアを西がひろうとそのままドリブルで速攻に出る。右の菊地に預け太田の上がりに合わせるが、センタリングがDFに当たり繋がらない。
29分、鹿島の攻撃で、石川がオーバーラップ。クロスボールが繋がるが田中が最後ボールを足に当てシュートにさせない。
- 後半45分まで
- 31分、藤田がペナルティーエリア外、右45度でファールを受けFKを得る。ボール横には名波・西・ジンギュが立つ。壁に藤田が入り、ファーサイドに田中・前田・カレンが入る。名波が直接狙った、絶妙なコースに飛ぶがGK曽ヶ端のファインセーブになる。
33分、両ベンチが動く。名波に代え中山が入る。鹿島は増田に代わり内田を投入。
34分、西が左でドリブルし、カレンに流しシュートを放つがミートしない。
36分、ゴール前の混戦から最後は中山がボールを触り、GKに倒されるがノーファール。残り10分、何とかゴールを。
36分、アレックス ミネイロがドリブルで入ってくる、ジンギュが対応し川口がカバーし自由にさせない。
38分、中山がペナルティエリア内で倒されるがこれはシュミレーションを取られ中山にイエローカードが出る。
40分、前田に代わり川口信男を投入。菊地のワンボランチで超攻撃的布陣が並ぶ。FWに川口信・中山・カレンと3トップ、トップ下に藤田で左に西、右に太田、菊地がひとりで中盤の底ボランチでコントロールする。
42分、人数の少ないディフェンスで田中が身体を張り、ファールを取られるが高い位置からプレスをかける。
43分、クロスボールからGK川口がボールをキャッチすると、すぐさま全選手が攻撃へ切り替える。早い押し上げで、ゴールだけを目指す。
ロスタイム3分。
中山が裏へ走る、頭で落としカレンが詰めるが届かない。鹿島の選手が倒れ、交代を要請、時間を使ってくる。
中山・川口(信)・カレン・西・藤田・太田、攻撃へ力をかける。菊地が戻り守備をし、田中がロングボールを送るがここでタイムアップ。疲れきった選手たちがグラウンドに倒れる。試合終了。勝てない。
選手、監督コメント
- 山本 昌邦監督
- 結果追いつけなかったのは残念ですが、立ち上がりのまずさを除いて、選手はよくやってくれたんじゃないかと思います。過密な日程の中で、相当疲労して戻ってきたのですが、その割には、選手は非常にファイトして、前半の途中から我々の狙いとする新しいスタイルの方向性というのを、60分間は出せたのではないかと思います。あとはけが人も多いですから、その組み合わせを今後どういう風に整えていくかが課題になってくると思います。特に若い選手がすごく自信をつけ初めているので、その辺を、1つ1つ積み上げていきたいと思っています。私自身は、すごく手応えというか、方向性が間違ってないという所がすごく、皆さんよくジュビロの再建というか、ジュビロのサッカーのスタイルを良く言われるのですが、まったくそういうつもりはなく、これから世界に出て勝つために、いろんなことを変えなければいけないというか、選手は一度に変えるわけにはいかないので、その中で、ACLとの絡みの中で調子の良い選手を使っていかなければいけない事情がありますので、そういう中では非常によくやってくれたのではないかと思います。これでJリーグの方に集中できるので、現在少し過密なので、6月以降の巻き返しの手応えはすごく今掴んでいるので、これから1年先が非常に大事なチームだと思っていますので、どんどん選手が伸びていってくれればいいなと思います。あとは鹿島との差は、チームとして、守るとこは守って、決めるところは決めてきたところだと思います。今日は鹿島の粘りに拍手を送りたいと思います。少しずつ点差をつめていければと思います。
(具体的に一番よくなってきている点は?)
シンプルに前に速くボールを入れて、ためてから前に行くのではなくて、前にいってからためる、というジュビロのサッカーの優先順位を変えなければいけないと思ってますので、前半立ち上がり少しつまずいたのですが、そういう意図が少しずつでてきていると思います。
(立ち上がりがうまくいかなかった要因は?)
ミス絡みの失点だったということと、立ち上がり特にアントラーズのディフェンスラインの背後に、ボールを供給して、うちの2トップがかなり流れてボールを扱えるタイプなので、そうしたかったのですが、足下に入ってしまった繋ぎが残念だと思います。特に、立ち上がりの20分は今日のゲームの勝負だということを選手には伝えて、立ち上がりシンプルに裏へということで、ゲームプランを伝えて試合に入ったのですが、その時間にやられてしまったのが残念です。
ACLで若手がすごく可能性あるプレーをしてくれて、その伸びている感じを非常に大事にしたいなと思いますし、その中にベテランの味が加わっていければ良いなと思っています。これからは若手中心にいくという意味ではなく、その時の調子の良い、力のある選手を使うということが大原則ですから。今コンディションに非常にバラつきがあり、同じハードな試合をすれば、回復力というのに、ベテランと若手には差がありますし、パフォーマンスには差はないのですが、同じパフォーマンスを出す時に、リカバーの能力が若い選手の方が速いので、3日後でも試合ができるというところがありますので、そういう動きを見て、チームに力を発揮できる選手を使っていきたいと思います。今日、服部は出場しませんでしたけど、ここまで3連戦やって、今日はちょっと出番はなかったですけど、すごく調子も上がってきてますし、そういう中で競争して、チームが大きくなっていければよいと思う部分で、(今日の試合に)手応えを感じています。
- トニーニョ セレーゾ監督
- 難しい試合が予想されましたけど、その通りになりました。確かに前半2-0というスコアで終わりましたけど。それはやはりジュビロというのは個々の選手の特徴を見てみれば、攻撃的な試合になるんではないかと思いました。立ち上がりは深井が切り替えのスピードの速さを出していた。2点取ってそこまではよかったんですけど、深井の怪我から交代した選手が入ったんですけど、そこからカウンターじゃないですけど引っ張るという部分でスピードが落ちたかなと。もう一つは原因として考えられるのは、ボランチが守備に対する負担が大きくて、いくら前の選手が高い位置でボールを運んでいても、それに対してのスピードについていけなかった。前半ジュビロがペナルティーエリアからチャンスがあったのは自分たちのミスからであって、ペナルティーエリアから10mという、そこからゴールラインまでに対して危険なゾーンで無理してボールを繋げようとして、ミスをしたり奪え返されたり、シュートとという形になりました。ハーフタイムでは危険なゾーンでは明確にクリアするという指示をだして、もう一つは前半に本山選手とディフェンスの距離があまりにも長かったので、横の距離感というのを意識してもらって、フォワード主体のコンビネーションというものを意識して欲しいと指示した。2-0というスコアというのは危険なスコアと考えていて、特に1点目が入るタイミングによってはかなり危険な状態になるんではないかなと。案の定立ち上がり3分~4分の間に失点してしまって、相手に勢いを与えてしまった。後半はほとんどのゲームの主導権をジュビロに握られて、うちのディフェンスラインの方が攻撃よりも仕事の量が多かった。また、西選手のサイドを使って行こうという意向がありました。やはり彼は個人技という部分の力を持っていますから。その中でうちの右サイドを使われた回数が多くなってきたので、途中でアリがイエローカードをもらったりしてたこともあって、残り8分か9分だったと思うんですけど、右サイドに内田選手を入れてアリをハーフのポジションという指示を出しました。(アリと)フェルナンドとのダブルボランチで、2-1という結果を最後まで抑えていくという狙いでいきました。
- 名波 浩
- 相手のボランチのケアを気にしすぎて、俺の所でボールが落ち着かなかったし、失点が本当に2点ともいらない失点だったし、非常に残念だけど、明るい材料も多かったし、負けて良いことはないけど、次に繋がるゲームだったと思います。
シュートが形までいっていたし、ちょっとした運でどう転がったかわからないゲームだったと思う。相手も後半ほとんどやることなかったと思うし、後半のバランスが前半から出来ていれば。あとは決定力だと思います。リズムが良い時に点がとれればいいと思うし、そのリズムを俺が崩していたので、そこは反省して次に活かしたいと思います。
- 中山 雅史
- 勝たなければ、これからの旅路は長いし、チームの結果を出したいですね。トップを走っているアントラーズにもこれだけできるし、そういうものが常に出していければと思います。
(交代時の指示は?)
トップに入ってくれという、3トップ気味になるのかもしれませんけど。裏へ裏へという動きが絶対必要だと思ってましたし、相手も引いて、深くなっていたので、チャンスだと思ったのですが、最後のヘディングが悔やまれます。
ヘディングシュートを打とうと思った時に、カレンが見えて、フリーだと思って、落としたらカレンがきてなくて、後でカレンに聞いたら、「いましたけど中山さん打つと思って止まってしまったんですよ」って言って、俺が「そのまま走っていたらおまえフリーだっただろ」って言うと、「そうですけども」ということで、あの場面はシュートだったかなと思ってます。相手も来ることが怖いと思うし、拾えないし、そこだと思います。
- 川口 能活
- 後半すごくいい感じで、立ち上がり2発もらってしまったあの入り方以外は本当に良い試合をしたんですけど。チームの状態も非常に良くなっているし、動きが出てきて、気持ちも入っていますし、諦めない気持ちを持っていれば必ず状況は変わるし、失点してからのその後のイメージを大切にして。後半の殆どは一方的な試合で、非常にいい試合をしたので、本当あと少しですね。
(前半の立ち上がりが少し悪かったですよね?)
そうですね。立ち上がりアウェイでしたし、畳み掛けてくるところをもう少しセーフティーにできるかなというところもあったのですが、この前の水原三星の試合は立ち上がりは非常に良かったんですけど、今回は全く逆でしたし、あともう少し続けていくことが大切ですね。一人一人パフォーマンスは上がってると思うし、あとは結果を求めて勝つんだという気持ちをお持ちつつ冷静にファイトして自分たちのプレーをしていくことですね。
- 田中 誠
- 立ち上がりは入り方の問題だけで、前半の2失点が効いてこの結果になってしまったんですけど、とりあえず前半、後ろはアグレッシブに行こうとしていたんだけど、相手はワイドに開いて捕まえきれないところを開かされてこぼれ玉も拾われたっていう感じで。後半は修正して、巧くいったんですけど、前半に巧く修正できなかったことが悔やまれます。
(名波選手は今日は良い試合で次に繋がる試合だとおっしゃっていましたが?)
アグレッシブで前から良い形でボールもとれてるし、人も動いて、あとは結果だけついてくれば問題ないかなと思います。試合中自分たちで修正する力をもっとつけなきゃいけないと思います。
(疲れはどうでしたか?)
疲れは多少ありますけど、僕らも結果を出さないといけない立場なので、そんなこと言っていられないですね。
今日は本当に勝ち点3をとりたかったです。
(今日はゴール前で崩せていましたよね)
本当にあとはゴールするだけだったので、そこの精度ももっと高めていけば良い形を作れていけると思いますし、結果も出てくると思います。
(次節は浦和戦ですが?)
このサッカーを続けていけて、アグレッシブになればいい結果になると思うし、怖がる事なく、中盤からプレスをかけて高い位置で守備をする今日のようなプレーをやりたいと思います。
(勝ち点12点差ですが逆転は可能ですかね)
うーん。12点差。でも、まだわからないので。連勝すればわからないですしね。向こうだって調子いいばかりではなくて波もあると思うから。うちは苦しい時を乗り越えれば、あとは良い事があるだけなんで、それを信じて頑張りますよ。
(新潟に勝った事によって変わった事はありますか?)
若い選手がどんどん出てきて新潟戦に勝った事によって自信を付けてくれたことが、うちのチームにとって一番大きかったことですね。太田、前田、カレンも自信をもってやってるし、そういうのが活性化してると思いますね。
- 藤田 俊哉
- 攻めていても、相手の出方によっては、引かなければいけなかったし、その辺のチームとしての柔軟性に欠けてしまったかなと思います。僕とか、名波やマコ(田中)が経験がありながらも、強弱をつけていくことをやらなければいけなかったと思います。相手は良い時間の中で、2点を取って、僕らは良い時間の時に1点しかとれなかったというのが大きく勝敗を分けてしまった所だと思います。
- カレン ロバート
- (何回か決定的なシーンがありましたが。)
はい。シュート練習します。
(前田選手とのコンビが良くみえますが。)
コンビはよくなってきているし、フリーでもらいやすくなっているし、後は決めるだけで、決定機があったのに逃したというのは、個人的にも残念だし、チームの結果に繋がってしまったので、次からはもっと責任を持って決めていかないといけないと思います。
(次に繋がりそうですか?)
本当に今日の試合は今までで一番良い形で、負けたけど、終わった後みんな良い表情だったし、次に繋がると思います。
(ハーフタイムの指示は?)
前からプレスに行って、シンプルにいこうと。それがうまくはまって、開始早々に決めれて、そこから勢いに乗れたけど、最後決めきれなかった。
(チームとして良くなった点は?)
攻撃のパターンも多いし、シュート数も多くなってきたし、形がよくて最後までいけているので、あとは決めるだけだと思います。
- 菊地 直哉
- 前半は圧倒的に押されていたので、後半はうまくプレッシャーがかけれて良いゲームになったと思います。
(立ち上がりうまくいかなかった点は何が原因だと思いますか?)
もちろん相手がうまく突いてきたというのもあると思うし、小笠原さんと本山さんの間がなくなって、ボールが外に出るようになってから、良くなったので、もっと最初からいければよかった。やっぱりみんな少し重かったと思います。結局後半最後まであれだけみんな走れてますから、連戦の疲れと前半の動きの重さの原因は違うと思います。
後半はずっと攻めれてましたし、ここ最近ない点がとれそうな雰囲気がチームにあって、良い形もできていたので、良いゲームでしたけど、やっぱり勝ちたいですね。