FC BARCELONA ON TOUR JAPAN 2004
試合日時:2004年08月04日(水) 18時34分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 静岡スタジアム エコパ
- 41,557人
- 27.4℃ / 73%
- 曇時々雨 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 臼井 郁夫
- 高山 啓義
- 二俣 敏明 / 田尻 智計
- 数原 武志
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半29分[得点] | ヘンリック・ラーション | |
前半35分[得点] | ヘンリック・ラーション | |
鈴木 秀人(out) → 上本 大海(in) | 前半37分[交代] | |
成岡 翔(out) → カレン ロバート(in) | ハーフタイム[交代] | |
ハーフタイム[交代] | ルイス・ガルシア(in) ← ヘンリック・ラーション(out) | |
ハーフタイム[交代] | シャビ・エルナンデス(in) ← ガブリ・ガルシア(out) | |
後半15分[交代] | アンドレス・イニエスタ(in) ← ロドヴィック・ジウリー(out) | |
後半15分[交代] | ジェラール・ロペス(in) ← ファン・ブロンクホルスト(out) | |
後半15分[交代] | エジミウソン(in) ← ジュリアーノ・ベレッティ(out) | |
中山 雅史(out) → 西野 泰正(in) | 後半16分[交代] | |
後半17分[得点] | ルイス・ガルシア | |
服部 年宏 | 後半23分[警告] | |
ガヴィオン(out) → 河村 崇大(in) | 後半25分[交代] | |
川口 信男(out) → 船谷 圭祐(in) | 後半33分[交代] | |
後半33分[交代] | モラ・フランシスコ(in) ← ラファエル・マルケス(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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桑原 隆 | 監 督 | ライカールト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2ndステージを10日後に控えジュビロ磐田は静岡スタジアム・エコパにて18:30からFCバルセロナ(スペイン)と対戦する!バルセロナといえばサッカーファン誰もが知る!名門クラブ!マラドーナやクライフ、リバウド・ロナウドなど数々の大物選手が在籍していたチーム!数々の栄冠に輝いた力は今もなお健在。今回来日したメンバーにも、ロナウジーニョにラーション、プジョルなど多くのスター選手の名前が目立つ!8月1日に行われた鹿島戦では5-0と圧勝をしたパワーはワンプレー見ただけでもハッキリしている!そんな相手にどう戦いを挑むのか!?静岡スタジアムには沢山のサポーターが詰め掛ける。ジュビロのサポーターも多いがバルサのユニフォームも多く見られる。天候は曇り!これから雨が降る予報となっている。ジュビロのメンバーでの注目は、なんといってもロナウジーニョと幼馴染というグラウ!少年のころから一緒にボールを蹴っていた親友にどういったプレーを見せ付けるか!?その後のパフォーマンスにも注目!そして日本を代表するFW中山の闘志とプジョルの激突も注目!この試合はゲーム運びという面はもちろん、局面局面の一瞬の細かいプレーだけでもみどころが多い!結果にもこだわりたいがゴールという最高のパフォーマンスをどれだけ見られるかが楽しみだ!ベンチの動き、桑原監督とライカールト監督の采配も含めみどころが多い試合となるだろう!
- 前半15分まで
- バルサボールでキックオフ!ラーションが前線でチャンスを作る!鈴木がスライディングカット!ワンプレーごとに会場が沸く。3分、ジウリーが倒されバルサのFK。ゴール右45度からのFKはブロンクフォルス蹴りゴールバー直撃!こぼれをロナウジーニョがシュートを放つがゴール右。6分ロナウジーニョのスルーパス!ここでも観衆がどよめく。7分ラーションが鈴木の必要なマークも体を使い反転。逆サイドのジウリーへセンタリングを上げるがシュートミス。10分グラウが右コーナーで個人技を見せ成岡へ下げる。センタリングはDFがカット。11分ロナウジーニョのヒールキックに大歓声。12分グラウから中山へループパスが出るが通らない。13分右の川口からクロスボールが入りグラウがミドルシュートを放つがゴール左に外れる。ここまではバルサの個人技をジュビロが様子を見る感じ。慎重にゲームを運ぶ。
- 前半30分まで
- 18分ロナウジーニョが前田の股間を通そうとするが阻止!逆に前田がフェイントで相手を交わす。川口へ繋ぐとドリブル開始。相手がたまらずファールをする。20分ガブリのヘディングシュートは佐藤がキャッチ!バルサの中盤はポジションチェンジを繰り返しながら次々と飛び出してくる!23分右サイドバック、ベレッティーのオーバーラップ!24分左サイドバック、シルビーニョからのセンタリングにラーションヘッド!決定的だが佐藤がセーブ!バルサは両サイドバックがガンガン上がり、ボランチにひとりがカバーに入るというシステムを組んでいる!26分鈴木がロナウジーニョからボールを奪うとそのまま速攻!中山へスルーパスを通すが少し伸びてしまい、GKにカバーされる。グラウが精力的に動き、中山が裏を狙う。前田が基点を作り川口が右を突破!名波がボランチでゲームをコントロールする!29分右からロナウジーニョがドリブル服部・鈴木・山西を交わし、最後はラーションがシュート!先制点はバルセロナ。
- 前半45分まで
- 31分何度もロナウジーニョが前田の股間を通そうとするが前田も負けていない。33分オレゲールがグラウへ激しいスライディング!グラウが倒される。34分には前田が右サイドから個人技で相手を翻弄!しかしラストパスが合わない。36分左のコーナー、ボロンクフォルストから中央ラーションがヘディングシュート!2失点目。この前のプレーで鈴木がロナウジーニョと接触、足を痛めピッチを出る。交代は上本大海。上本のファーストプレーでいきなりラーションと競り合う。ここは上本の勝ち!この時間になりバルサのボールキープ率が上がっている。ボールを取られないバルサ、最後のところで凌ぐジュビロ!40分ガヴィオンから右の川口へスルーパス、センタリングに逆サイド成岡がワントラップ!しかしここはプジョルのブロックに防がれる。42分ロナウジーニョからジウリー両サイドからの仕掛けにジュビロDFが下がっていく。ベンチ裏ではカレンがアップ開始。ロスタイム1分。川口が右から中へドリブル、ラストパスはグラウへ、しかしシュートまで行けない。プジョルとグラウが激しく言い合いながら前半終了。ロナウジーニョとグラウがユニフォームを交換しピッチを後にする。
- 後半15分まで
- 後半開始から成岡に代わりカレン・ロバートを投入!バルサベンチも動いてきた、ルイス・ガルシアとシャビを投入!1分カレンが左を突破、中央の中山に合わせるがシュートが打てない!可能性を感じる鋭い攻撃!3分名波のクロスボールにグラウがダイビングヘッド!惜しくもゴール右に外れる。決定的シーン。4分にはオフサイドラインギリギリで突破したかに見えた中山がGKと1対1。しかしこれはオフサイド。ジュビロボールが動き出した。6分ゴール25m付近からFK名波が蹴りグラウが競る。こぼれたところを中山が詰めるがファールを取られる。8分マルケスの強烈なミドルシュート!佐藤が弾き山西がクリアー!10分中山がGKと1対1になりシュートを放つがオフサイド。11分ロナウジーニョのヒールパスでルイス・ガルシアがフリーでシュートを放つがGK佐藤がスーパーセーブ!13分左コーナーでロナウジーニョが得意にフェイントで上本を抜く!このプレーにスタジアムから拍手!わかっているが止められないフェイント!
- 後半30分まで
- 16分中山に代わり西野が入る!この時間帯はまたもバルサのパスあ周りだす!18分ロナウジーニョがドリブルで突っかけると、後ろを向き前にスルーパス!これに反応したルイス・ガルシアが佐藤を交わしゴール!3点目を奪い取る。バルサは新加入のエジミウソンがボランチに入っている。23分ロナウジーニョがスピードに乗りドリブルを仕掛けると服部が厳しく行く!ロナウジーニョがオーバーなアクションで倒れファール!このFKを自らが蹴り、ゴール右スレスレを外れる。やはりこのロナウジーニョの動きは一瞬も目が放せない。25分ガヴィオンに代わり河村を投入!名波が中心になりゲーム立て直そうと細かいパスを回す。29分中盤でパスを組み立てる!河村→前田→西野で突破にかかる。最後はプジョルと交錯!西野のプジョルが激しくやり合う。西野を基点に前線へしかしパスをカットされるとバルサにボールを支配される。
- 後半45分まで
- 33分川口に代わり船谷を投入。船谷が左サイドに入り、カレンが右へ、トップ下は前田が引き続きプレーする。前田・カレンが個人技と運動量でバルサの中盤を崩そうと必死にチャレンジする。ルーキーの船谷もトリッキーなプレーで勝負するが崩しきれない。ロナウジーニョが右から高速ドリブルでフェイントを入れるが服部がなんとかカット!バルサの中盤はロナウジーニョを初め入れ替わりで前線へ飛び出す。41分上本とルイス・ガルシアが体の入れあいから小競り合い。バルサの個人技にジュビロディフェンダーが付きまとうが良い形でなかなかボールが奪えない。44分シャビにクロスにルイス・ガルシアのヘディングが決まるがオフサイド。ロスタイム2分。ロナウジーニョからのパスをジェラール・ロペスミドルシュート!ゴール右スレスレを外れるが歓声がどよめく。ここで試合終了。最後までプジョルを中心に硬い守りはジュビロにゴールを許さなかった!霧雨が降る中、0-3でFCバルセロナの勝利!スペインまで行き、本場のバルサを見たい!サポーターが増えたことは間違いない。グランドの中央ではグラウとロナウジーニョがスパイクを交換。夢のある舞台、感動ある戦いにありがとう!MVPはラーション選手で終了。
選手、監督コメント
- 桑原 隆監督
- バルセロナもコンディションも最高によくなってきて、世界のサッカーをみせてもらって、選手も見て肌で感じて2ndステージに向け、あの早さに世界のサッカーということで、あの対応でもうちょっとしっかりできればJリーグも簡単だと思うんですけど。非常にいい経験させてもらいました。交代で出た選手、先発で出た選手、ポジションもいつもと違うポジションをやって、ある程度収穫もあったし、課題もみつかったし、2ndステージに向けていいゲームだと思います。
(鈴木選手の状態は?)
乗られたんですよね?ファールなんですけど、取ってくれなくて。アイシングしてますけど、今は何とも言えません。
(収穫と課題とは?)
早さを勝って、鈴木が怪我をしたので。彼にしてみたら、非常に集中してやったと思うんですよ。思ったよりやってくれたんじゃないかな。服部のセンターもディフェンスにおいては、危ないところをカバーしてくれたし。服部のボランチもあり、センターもできるということ。名波がボランチも昔の復活のポジションができると、言うこと。カップ戦からずーっと感じてたんですけど、名波のボランチでもやれるんんじゃないかな。前田はトップ下になってボールを持ちすぎの感があるんですけど、それはまず(ボールを)持ってることが大事だと思うんで、それはシンプルに開幕までにやっていけばいい。フィジカルもかなり強くなったし、ボールさわってる回数も一番多かったし。もうちょっと整理すれば、トップ下もやれる。
課題はイージーミスが多すぎますよね。向こうはほとんどイージーミスはないですからね。後半立ち上がりはある程度ボールを回せたんで、あのサッカーをもっともっと正確に早く突き詰めてやんなきゃいけないなと言うところです。
- ライカールト監督
- ライカールト監督
(試合についての感想)
とてもよい試合だったと思います。観客を魅了できた試合だったのではないかと自負しています。私たちにとっては難しいチームでした。しかし、このチームに対して控えの選手、色々な選手を全て試すことができたということは自分たちにとって、前向きなしるしだと思います。また、今日やったことをふまえて今シーズンのチーム編成を考えていこうと思います。
(この2試合での一番の収穫は?)
まず、この状況の中で高いレベルのチームと試合ができたことというのが、私たちにとってよかったと思います。新しく入った選手がいますので、一緒の時間を共にながく過ごせたということ。全員が参加できるような試合ができた。また、選手達が積極的に練習、試合に参加して準備万端という兆候が見られたのがよかった。チームとしてのダイナミックさがでてきたのがよかった。そして、リーグ戦に向けて力を発揮していけるようなチームを作っていけるような展望が見えたのが大きな成果。
- 山西 尊裕
- (1点目は)ペナルティの中だから、シュートコース消してファールしないような対応しかできなかったんで、あそこにパス出されて、あれについてこれなかったんでね、みんなちょっと。しょうがない。ロナウジーニョがドリブル出たときに、うちがついてこれなかった。その切り替えの早さが、相手が全体的に早かったんで。とったときに一気にくるじゃないですか。その切り替えの早さにやられたというのが一番じゃないですかね。
(今回は)いい経験だったと思いますよ。Jリーグでここまでインパクトが強いチームってないし、滅多にやれることじゃないんで。そういう相手に何ができて、何ができなかったかというのを課題として、良かったところもあるし、悪かったところもあるので、それが課題として今後に生きてこればいいなと思います。
(良かったところは?)対戦できたこと。そんなに恐れることないし、前半やられたけど、全体的にプレスがかけられている時はそこそこやれてたと思うし。後半になってボールにプレッシャーいけなくなったときの相手のうまさ、どこまでやられちゃうんだろうなという。追い込んでいるのにサイドチェンジされちゃうとか、いつもうちがやっていることやられちゃっているじゃんみたいな。そこらへんとかはやっぱうまいなと。相手も後半苦しくなってきているんだけど、そこでちょっとずつみんなが動いていい流れにできるというか、うちはもう足がべたっと止まっちゃって何にもできなかったので。そういうところはやっぱうまいんだな、1人1人がしっかりしている。逆にうちはミスが多くなって、せっかくカットしたボールまたすぐカットされたり。ボールにもプレッシャーにもいけないし。まぁそこらへんが、ちょっとやっぱ課題かなというのはありますけど。
(3バックが開かされた?)桑さんとも話したんですけど、あれはもうしょうがない。うちはあえて4枚でやらないで3枚でやれということだったんで、僕も服部さんもヒデさんも3枚で、ガチンコだなという。でもまぁ一つ良かったのは、前半プレスに行けてる時は3対3でも結構抑えれたので、これ行けるのかなと思ったんですけどやっぱ前線のプレスがなくなってくるとあの3対3はちょっときついっす。俺何にもできないなと思いましたもん。前半は結構名波さんとか戻ってきてくれてたんですけど。後半はそういうとこまでいかないですよね。一気取られてにカウンターというか。うちも後半、大事にしなきゃいけないところでもっともっとボールを大事にしなきゃいけないし、もちろん疲れているのは分かるけど、そういう時に少しずつ動いていい流れをもってこないと、相手に完全にやられたなと思いました。
(なかなかボールを1対1で取れない?)取れないです。前半のプレスがいっているときはいいんですけど、フリーでやらせたら、何にもできないですもんね。そういう意味でいい課題が出たと思います。
- 西野 泰正
- うまかったと思います。自分のダメさぶりが一番印象にあります。相手は前にすごくDF選手は強かったんですけど、そこに自分がもっと正確にキープしないと、ああいう強いチームとやっていると、全然チームの攻撃にならないんで、そういうところをもっと考えてやらないとだめだなと思いました。
(セカンドは?)
しっかりボールを失わないようにして、ゴール前は自分の好きなプレーができると思うので、そこにもっと集中してやってたくさん試合に出られればいいかなと思いますけど。
- 川口 信男
- 自分のところはすごい空くところが多かったんで、もうちょっとそこを呼び込んでやればよかったんですけど。試合中ミスが多いし、そうなるとパスも出しづらくなると思うんで、ミスを少なくしたらいいと思います。早いですよね。走り込みも早いし、そこに出す選手もいるし、そこがすごく違ったな。やろうと思えば、自分がしかけていたら分からなかったかもしれないですけど。もうちょっとやった方がよかった、自分的には、やれたかなと思います。
(印象に残った選手は?)ラーション。コーナーのマークの時。正直自分でできると思ったけど、あそこまで上背なかったし、思った以上に。ただ右手だけで押さえられました。力の差、というのは、フィジカルは強かったです。
- カレン ロバート
- 強い。取れる気がしなかったんで、ほとんど守備だったんで、自分の得意分野じゃなかったです。(自分の見せ場が見せられなかった?)そうですね。まぁ、意外と体のぶつかり合いでも負けてた部分もあったんですけど、勝った部分もあったのでそういう部分では自信をもっていけるかなと。後半から出たのに前半から出ている人に走り負けてたんで、やっぱ体力の差がまだあるかなと思います。すごいです。完敗。
- 佐藤 洋平
- 怖かったですね、90分間。グラウンド縦横、すごい横に使われるんで、DFラインが、うちとしては追い込みたいんですけど、サイドチェンジとかされるとボールに取りにいくのも遅れるしみたいな感じで、取りにいくところが結局なくて、サイドがほとんど起点にされていたんで、システマティックですごいうまいなという感じ。
(ジュビロのサッカー通用した?)個人個人で分からないですけど。
ほとんど攻撃してくるし、真ん中でボール持ったら、3、4人は僕の目の前で動き出し始めているんで、それはちょっと怖くて、攻撃的なチームだなと思いました。個人的にはJリーグでも何人かとかいますけど、FWだけじゃなくて中盤の選手もみんな上がってくるんで、誰を抑えていくというのは、みんながみんな怖い選手なんで、そのへんは後ろでもハラハラしていました。
(鈴木選手のケガは?)セカンドステージも近いんであまり重傷じゃないことを祈ります。
(セカンドステージへの手応えは?)最近やられているんで、手応え的にはというのはあんまりないんですけど。個人的には体調もいいんでそれをずっと続けて、セカンドステージ自分の力をコンスタントに出せればと思います。
(シュートの感触は?)もっと打てるところあると思うし、パス回されたりして遊ばれていたかなというのは感じますけど。どフリーの人もシュート打たないで、結局パス回してから打つみたいな、ちょっと遊ばれてたかなと思います。
- 河村 崇大
- すごいですね、すごいの一言だと思います。やっぱり全然向こうにはうまさがあって、パス受ける距離とかすべてにおいて完璧だったので。DFも取りに行ったらはたかれるし、行かなかったらそのままスペースつかれるし、上手い距離感でやっていたので、そういう意味で勉強になったと思います。みんなすごかったです。全員すごかったと思います。
(誰かとコミュニケーション取りました?)誰もないです。終わった後「ありがとう」みたいなことを言ったら、まぁ言ってくれましたいろいろ。シルビーニョとジェラール。頑張ってくれみたいな感じで。俺が「ありがとう」といったら、シルビーニョが「GOOD LUCK」とか英語で。
(バルセロナについて)スペインリーグを見て、2位にもなってますから、そういった意味ではすごく楽しみにはしていましたけど。
(チーム状態は?)やられていることはないと思いますし、これをいい勉強にというか、いいお手本だったと思うので、これから練習でもみんな意識すると思いますし、いい意味で良かったと思います。衝撃を受けました、刺激じゃなくて。中でやったら見てる以上に衝撃を受けましたけど。
- 中山 雅史
- 頭を使っているのかどうなのか、出される前の勝負じゃないですか。ボールをもらう前での勝負がもうそこで展開されているのかなと思いますね。
積極的にプレスに行こうとは思いましたけどね、うまさでね、回されてしまった部分があるとは思いますけど。ただ、行く位置がかなり高いんで、すごいスペースがある中でプレスをしてもなかなか掛からないし、その部分をどうするかじゃないかなと思いますけどね。ここで叩かれて、また自分達がもっともっとやらなきゃいけないことが多いことを感じましたしね。やらなきゃいけない、強くならなきゃいけない意識を植え付けられたところはありますよね。ラッキーなのはバルサがJリーグにいないことです。まあ、ただ、世界を目指すんだったら、そのような所と互角に戦うには、もっともっと強さが必要だし、早さが必要だし、それは考えのスピード、体のスピード、切り替えのスピード、全てですよね。そういうことは感じました。
(後半始まって動きが良かったが)
悪いリズムじゃないなとは思いましたけどね。それをどれだけ続けられるかということでしょうね。ちょっと最初ね、回りがちょっとビビってるんじゃないかという所を感じて。もっと積極的に行けよって思う所がすごくあって。言ったんだけど、ガビにビビってるって通じねぇなとか。「ビビルな」とか言っているんだけど。ポルトガル語でビビるって何だよ。ガビがいつもの紅白戦とは違う、そんなようなものを感じたし、翔とかヤマとかもすぐ蹴っちゃうとかね。そりゃ分かるんですよ、取られて恐いというのは分かるんだけれども、十分やれるんだから。ひとつ持ち方を変えれば絶対出来るんだから、そこをチャレンジして欲しいなと思いますけどね。チャレンジしないとせっかくの相手ですしね、もったいないじゃないですか。
(そんなにプレッシャーが早い訳では無かったですが)
ボールの持ち方ですよね。最初のコントロールが長くなったらやはり来ますよ。そこの部分をしっかりコントロールできれば、それはやはり相手もなかなか足を出せないですよ。そこの所だと思いますよ。Jリーグではそれでも来ない。でもトップの所は来るわけですから。そこをいかにボールを収まらせることができるかどうかじゃないですか。
- 服部 年宏
- 相手の方が早かったね、向こうの方からくるのが早かったからあれはちょっと見習いたいね。(ロナウジーニョは?)早かったね。特に1点目の時は誘われて飛び込んじゃったって感じで。取れたと思ったんだけど、全然とれなかったね、うまいね。僕の中では取れたと思ったんだけど、ちょっとこっちにボールがこっちに出てきていたから、さらされていたから、これはつけるなと思ったら、誘われていました、乗っちゃって交わされました。ちょっとびっくりしました。ヒデもぶっちぎられたからしょうがないかなと。スピードのせたら怖いね。世界トップの選手だからそれぐらいやってもらわないと。
- 名波 浩
- ワイドに使われてグラウンドいっぱいいっぱい使われたけど、崩せそうだった場面もたくさんあったし。シュート数が少なすぎたんでそれは本当に悔しいですけど、思った以上にやれたかなと。後はまぁメンタル的な、名前負け、若いのがちょっとびびってた部分もあるし、特に前半テンパってた選手もいたんで、その辺がこういうビッグネームとやるときの課題かなと思います。
(グラウにボールが渡った場面は?)ああいう場面が何度か、特に後半向こうのラインが前半よりさらに3メートルぐらい前に来たんでああいう場面がたくさん出来るんじゃないかなと思ったんですけど。あれで1本入っていれば変わっていたと思うし。
(後半の立ち上がりよかったですね?)立ち上がりは前半も後半もそんなに悪くなかったと思うし、前半はプレッシャーも効いて向こうちょっと1回もめてた部分もあったし。(ロナウジーニョは?)うまいね。1人で間を作れるし、飛び込んだらドリブル、パス両方の選択肢があって、飛び込んだら最善の方法をとられるんで、なかなか飛び込めなかったし。まぁこれは全選手に言えることですけど。サイドチェンジのボールにミスはないし、くさびに入ったボールにもトラップミスとかないし、2列目の押し上げも早いし、あの辺がうちがやりたいところだし。ゴール前で取られたときも、取られたら最初のやつがボールを追いかけ出すからプレッシャーも早くて、あれはもっとうちがやりたいことだと思うし。でもまぁ面白かった。
- 鈴木 秀人
- (1点目ロナウジーニョにスライディング行きましたがどうでした)
何かする前にも力で抑えられたという感じがあったので、体のぶつけるタイミングはさすがだなと思いましたけど。ほかの選手にしても、体をぶつければ弱い選手の方が多かったので、早くて強い選手はあんまり経験したことがなかったんで、あれがのりにのっている選手だなと。
(うちが行けそうだという発見はありましたか)
時間が余りなかったんで、自分のプレーを出す前に終わっちゃったというのが正直な感想です。できればまだやりたかったなというのが正直な気持ちです。
(やる前のゲームプランは?)
うちはいつもの通り3バックで、向こうが3トップで来ても3バックで。やられても自分達のサッカーをやろうという感じでやってましたけど。
- 成岡 翔
- もっとやりたかったですね。やはり何にもできなかったんで。もっとやりたいですね。
(ロナウジーニョとの駆け引きはどうでした)
前半はラーションもいて、そのへんでいいコンビネーションもあったんですけど、後半は結構サイドにも張ってる感じだったんですけど、そこで中に空いたスペースに2列目とか出てきて、ただ単に意味なく張ってるんじゃなくて、その空いたスペースをどんどん他の選手が使うことも徹底されてたんで、上手いなと思いましたが。
(向こうのサイドの裏を使おうと思いましたか?)
縦も行かせてくれなかったし、中に行ってもセンタリングの精度が悪かったし、駄目でしたね。シュートが2本だったので、ちょっとね。もっと積極的に行きたかったですけど。
(楽しめた?)試合ができたことくらいしか収穫はないですけど。
(スピードは通用すると思いましたか)慣れれば。この1試合だけだと、やっぱり結構悔い残りますけど。もっとやりたいなと思うし、悔しかったんで。
- マルケス(FCバルセロナ DF4)
- (試合についての感想)
今日の試合は大変難しい試合だったと思います。私たちがチームとして、プレーができるようにはなってきていますが、とても難しい相手でした。自分たちが様々な技術を試す場にもなりました。しかし、試合をするたびに、レベルも上がってきていますし、みんなのコンビネーションが良くなってきているのも確かです。
- ラーション(FCバルセロナ FW17)
- (日本のスタジアムについてどう思いますか?)
すごく綺麗ですばらしいと思う。
(スペインのスタジアムに比べると規模は違いますか?)
日本のスタジアムもすばらしい。とにかくたくさんの観客がきてくれて、応援してくれてすごく良かった。
(今回、多くの観客が遠くから観に来てますが、日本にたくさんのバルセロナファンがいることに驚かれましたか?ほんとに多くのファンがいますよね?)
そうですね。特に東京に行ったときにはたくさんのファンの方々に出会いました。今日もたくさんのファンの方々に出会うのを楽しみにしてました。そして、多くの方々に出会えることができて、バルセロナチームも大変喜んでます。
(今回滞在されているホテルについてどう思いますか?)
すばらしいホテルです。
(日本独特の建物ですよね?)
本当です。伝統的な日本独特の建物でとても感動しました。ここに滞在することによって平和な気持ちになりますし、体もとてもリラックスできました。近代的な新しいホテルに泊まるよりも今回伝統的な日本のホテルに泊まることができて大変光栄に思います。
(日本は好きでか?)
すごく好きです。すばらしい国です。
- ロナウジーニョ(FCバルセロナ MF10)
- 日本に来れて大変うれしく思います。今日ここで素晴らしいプレーができてうれしく思いますlこれから帰りますが、またぜひ来たいという気持ちでいっぱいです。ジュビロは良いチームでした。親友のグラウ選手がプレーしているチームということもあります。チームにエールを送りたいと思います。
(印象に残った選手は?)今日は素晴らしい試合でした。数々の素晴らしいプレーがありました。私はグラウ選手のプレーを見守っていました。私にとっては大切な時間でした。
(ファンの声援について)日本のサポーターに暖かく迎えられてうれしかったです。これから帰りますが、また日本に戻ってきたい気持ちでいっぱいです。