Bグループ 第6節
試合日時:2004年07月24日(土) 18時32分キックオフ
得点ボード
|
|
- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 鹿児島県立鴨池陸上競技場
- 5,515人
- 29.8℃ / 77%
- 曇 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 三本松 正敏
- 吉田 寿光
- 相葉 忠臣 / 入部 進也
- 小川 直仁
- 北本 章
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半30分[得点] | マルケス | |
前田 遼一 | 前半38分[得点] | |
後半11分[交代] | 秋田 豊(in) ← 井川 祐輔(out) | |
後半12分[交代] | 角田 誠(in) ← 渡邊 圭二(out) | |
川口 信男(out) → カレン ロバート(in) | 後半19分[交代] | |
鈴木 秀人 | 後半29分[警告] | |
後半32分[交代] | 本田 圭佑(in) ← 大野 敏隆(out) | |
後半44分[警告] | 川島 永嗣 | |
メンバー表
|
スタメン |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
控え選手 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
桑原 隆 | 監 督 | ネルシーニョ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- ヤマザキナビスコ杯予選、最終戦!5節を終えて、1勝2分2敗と予選リーグ最下位。今日の試合、他会場の結果しだいではあるが勝つしかない状況!代表選手や西野が出場できないメンバーで、キャンプでもお世話になっている鹿児島・鴨池陸上競技場で18:30キックオフされる。天候は曇り、しかし暑さは静岡とは一味違う!ドッと汗が出る重い暑さ。雨が降りそうな空にも見えるが温度はなかなか下がらない。ジュビロのメンバーは、今日も服部がリベロに入る。名波と河村がボランチに入り、前田がトップ下、成岡右の川口左で中山・グラウがツートップを組む!ベンチに入るカレンに注目が集まる!どうしても負けられない戦い!そして得失点差や総得点を考えてのゴール量産が必須条件!なんとか早い時間での先制点を!そして失点をしないディフェンスで結果を待ちたい!キャンプ地鹿児島の皆さんに結果のあるジュビロサッカーを見せたい!
- 前半15分まで
- ジュビロ磐田ボールでキックオフ。試合前、大粒の雨が落ち気温が少し下がったようにも感じる。立ち上がりは名波を中心にジュビロが細かいパスを回していく。3分ゴール正面30mからのFK、山西が直接狙うがゴール右に外れる。4分には左サイドからFK。名波が蹴りこみ前田が飛び込むがシュートにはならない。5分マルケス・ウェズレイを基点に名古屋の左、渡邊からセンタリングが入る。ここは服部がクリアー。少し名古屋ペースになりだすと、名波が大きくボールを下げ作り直す。8分グラウがDFをひとり交わし右足シュート!ゴールポストを直撃する。こぼれを前田が拾い中山に合わせるがGKに防がれる。惜しいシーン!9分名古屋の右サイドにウェズレイが飛び出しセンタリングそこにマルケスが入りワンタッチでゴールへ行くがシュートは打たせない。10分マルケスのドリブルに思わず鈴木がファールする。やはり名古屋のツートップには今日も要注意!13分マルケスのドリブルに何とか名波が足を出し防ぐ。13分名古屋、左からのコーナーキック!14分鈴木がカットするとオーバーラップ、川口に渡すがシュートゾーンまでは持って行けない。
- 前半30分まで
- ジュビロはボランチに入っている名波からボールを配給している。前田が顔を出し、中山・グラウが前線に流れる。成岡・川口がボールを受け勝負するが突破までは行かない。20分左の川口からセンタリング、グラウにボールを入れるが触ることが出来ず流れてしまう。21分この時間になり川口と成岡のサイドを入れ替えている。川口が右から勝負しセンタリング。中山が飛び込むがシュートにはならない。22分、山西からの縦パスに中山が飛び出すがオフサイド。23分前田がボールを持ち、裏から出てきた成岡に出すがパスが長くなりゴールラインを割ってしまう。24分マルケスとウェズレイのコンビネーションでシュートまで行く!25分右の成岡からアーリークロス。グラウがフリーでボールを受けるがシュートまで時間がかかり後ろから突かれてしまう。27分前田が左サイドで個人技を使う。最後は2列目の名波に下げミドルシュート!しかしゴール上を越えてしまう。28分成岡が中央でトラップで反転しミドルシュートを打つ!これはGKに弾かれるが流れのあるプレー!
- 前半45分まで
- 30分、名波がグランド中央で倒れている時間。右から中村に崩され、最後はマルケスにやられる。先制点は名古屋。35分右サイドからのFKを名波が蹴り中山が飛び込むがGKと交錯。中盤のボールキープはジュビロだが前線のアタッキングゾーンでの勝負はグランパスという流れ。マルケス・ウェズレイ・クライトン・中村といったところにやられている。36分名古屋の右サイドからのセンタリングに中央マルケスに飛び込まれる。相手ツートップへのマーキングに苦戦している。39分服部のFKを中央で前田が受ける。ドリブルでひとり交わすとそのままズドンと一発!ミドルシュートが決まり、1-1同点!40分成岡がミドルレンジからダイレクトでシュートを放つ。GKのパンチングに防がれる。41分マルケスの突破から最後はウェズレイ。なんとか佐藤が防ぐが危ない場面。43分ゴール正面で川口が倒されボールがセットされる。グラウと名波が立ち、蹴ったのはグラウ。しかし壁に直撃。44分河村が左サイドからクロスを上げる。グラウがダイビングヘッドで飛び込むが触れない。ロスタイムは1分。ここで前半終了。
- ハーフタイムコメント
- 桑原 隆
ボールを繋いで攻撃していこう。ディフェンスでは、最終ラインをあまり下げないよう注意しよう。
ネルシーニョ
前半は全体的に良かった。ただ、一瞬の不注意で失点してしまった。後半も集中していくように。
- 後半15分まで
- 両チーム選手交代なし。2分成岡から右に出た中山へスルーパス。そこからセンタリングにグラウが競るがシュートにならず。4分山西からアーリークロスが入るがGKに防がれる。5分マルケスのドリブルに服部が対応。CKへ逃げる。5分名古屋、渡邊からのセンリングに中村が入り込む。これはオフサイド。7分名波が珍しいミスパス。速攻を受けるが自らが戻りディフェンス。8分には右からセンタリングを上げられ山西と服部の間でマルケスにヘディングシュートを打たれる。9分名古屋の選手2人が倒れタンカで運ばれる。名古屋は倒れていた井川に代わり秋田、渡邊に代わり角田が入った!ジュビロベンチも動き出す。14分川口が左でかき回しセンタリング中山に合わせる。頭で飛び込むがゴールへ飛ばない。
- 後半30分まで
- 18分グラウからのパスに前田が合わない。18分名古屋の速攻、マルケス・ウェズレイ・クライトンが出てくるが山西・服部がセーブ。19分ここで川口を代えカレンを投入!そのままカレンが左サイドに入りる。21分名波からカレンにパスが出る。左からのセンタリングにファーサイド前田が受けるがシュートが打てない。24分オフサイドラインを飛び出した選手にパスが出るが取ってもらえず。ゴール前まで行かれる。何とか防ぐが流れがまた悪い。ゴール左20mから名古屋のFK。ウェズレイが蹴る!これはゴール上を越える。左からカレンが数回仕掛けていくが崩しきれない。30分には中山が左足で強烈なシュートを放つがゴール右に外れる。
- 後半45分まで
- 32分ゴール正面30mからFK。グラウが蹴る!ゴール左に外れる。グラウパスは大野に代え、本田を投入!34分山西の顔面にウェズレイの肘がぶつかる。出血し一度グラウンドを出るがすぐに戻る。34分中山がペナルティーエリア内で倒されるがファールなし。そのまま速攻からマルケスのシュートまで行かれる。残り10分、攻守の切り替えが早くなってきた!38分グラウがペナルティーエリア内で勝負する。相手の股からシュートを放つ!こぼれをカレンが打ちに行くがミートしない。39分カレンが中に入りプレーする場面が目立つ。中央に集まりシュートチャンスを狙う。40分右サイドでファールをもらい、名波が蹴る。前田・中山・グラウが飛び込むが触れない。41分グラウが粘り、中山が繋ぐ、カレンがGKと競り合いボールがこぼれるがここでカットされる。44分ウェズレイのドリブル突破からセンタリングにマルケスが飛び込む。鈴木が何とか触りクリアー!ロスタイムは4分。右の成岡からセンタリングに中山ヘディングシュート!右隅に飛ぶがゴール上を越える。カレンがハーフラインからドリブル開始!ひとりでゴールラインまで行くと中央の中山に上げる。しかしクリアーされここで試合終了。1-1ドローで2004年ヤマザキナビスコ杯が終わってしまった。2ndステージへ気持ちを切り替えたい。
選手、監督コメント
- 桑原 隆監督
- 結果は勝ち点3取れなかったので、目標達成できなかったですけど、セカンドに向けての戦いでもあったので、そういう意味でセカンドに向けてやり方とか選手の見極めとか、今日のゲームで手応えというか、はっきりしたかなというところですね。
(前半はにぶかった?)
そうですね。90分のうち、ああいう時間もあるので、狙いとしてはまあまあだと思うんですけど、もっと最終ラインの押し上げという面で前半はちょっとまだまだ物足りなかったですね。今日は最終ライン3人をそこらへん狙いをもってやらせたんですけど、前半の終わり頃ちょっといい感じでいったから、後半もヤマがちょっと遅れる場面が多かったけど、かなりラインをコンパクトにできてやれたかな。
(後半ゴールが決められなかったが)
お互いに疲れた中、ボールを大事に、ゲームを大事に運んでペナまで行くというサッカーがある程度できたんじゃないかな。あそこでやはりシュートの質とか…。反面、カウンター気味がちょっとなかったかなという感じがありますけど、うちのサッカーはカウンターというよりどちらかというとボールポゼッションしっかりして、崩していくサッカーなので、僕自身は非常に満足はしていますね。
カレンは守備の意識も高かったし、彼のスピードも出てたと思うんですよ。お客さんもカレンのスピードにかなり喜んでくれた感じしたんでね。トップもそうだし、アウトサイドで使える目処というか、まだ目処が立ったかどうか分からないけど、使って伸ばしていきたいなと今日のゲームで感じました。アウトサイドの成岡、カレン、ノブ。まぁノブも翔もうかうかしてできないでしょ。ああいうスピードある選手、西ぐらいしかいないんでね。そういう意味でやはり楽しみですね。それが明るい材料だと思うんですけど。
- ネルシーニョ監督
- 前半は、互角の戦いだったと思う。グランパスはゲームプランどおりの試合運びでゴールが生まれるのは、時間の問題だと楽観してゲームを見ることができた。そのとおり、先制することができた。相手チームは我々の一瞬の不注意に乗じて得点することができたが、全体的に前半はグランパスの予定どおりの試合運びだった。後半も試合は互角に進んだが、グランパスの方が2人のケガ人を出して交代を余儀なくされてから、ジュビロに攻め込まれたが、落ち着いてカウンターで対処すうことができ、数回の決定的なチャンスを作った。そのことを考えれば、この引き分けという結果は妥当だと思う。
(今日の試合は)良かった。満足している。もっともっと良くなる余地はある。これからも練習を続けてレベルアップしていきたいと思う。4-4-2の中ではいい動きができたと思う。
(井川、渡邊について)
とても良かった。彼らは高いプレーを見せてくれた。若手に負けない積極さがでて、満足している。これからもグランパスのトップチームでやっていけると思った。
(本田について)
彼には戦術的には、指示通り与えられたスペースを使ってプレーをしてくれた。短い時間の間に2回もゴールチャンスを演出してくれた。彼は練習でも見せている高いプレーの質を本番でも見せてくれた。彼の今後にも大きく期待している。彼は我々と練習時間が少ないので、もっともっと我々と練習してもらいたい。出場時間が増えれば、Jリーグも慣れて本来のプレーを見せることができると思う。
- 佐藤 洋平
- (暑さは動きに影響した?)
この間の試合より全然動けてると思うし、ミスも結構、この間の試合よりは少なかったんで、進歩していると思います。
(1対1でスーパープレイが出てましたが)
そんな難しいボールじゃなかったと思うし、そこでコース切ってもらったりとか助け合いしてたんで、そんなに難しいとは思ってません。1対1とかも角度なかったし。
(オフサイドで微妙な判定があったが?)
あれがあるからラインも上げるか上げないか迷っていたんですけど。後半もう前にどんどん行こうと思って、監督からもライン上げてこうと言われたんで、上げていったらオフサイドが取られなくてストレス感じます。
(チャンスもあったと思いますが、後ろから見ててどう?)
バランス良く戦えたと思うし、あと攻撃で点どうやって取るかとか、そこだけだと思います。
(相手の途中結果は知ってた?)
1対0を知ってて、後半立ち上がりリスクを冒して行こうと言ったんですけど、そこで取れなかったのが響いてきた。
(カレンが入ってチャンスが広がった?)
どんどん前に行ってくれるんで、勝負してくれるんで、僕はいいと思いますけど。
(これで終わりですがチーム状態は?)
いい状態だと思います。
- 中山 雅史
- 内容的には後半については、それなりにというところはあるんだと思いますし、フィニッシュは個人的な問題とかもありますから。あとはクロスの精度とかですね。悪いボールじゃないところもありますし…。あとはフォーワード陣、チャンスをもらった選手がいかにゴールに押し込むかですね。合わせることは合わせていたのかもしれないし、ボールはやっぱ最低でも枠に飛ばさないとという気持ちがありますし、それを反省材料として次に向けていけたらいいなと思います。ナビスコはもう終わってしまったので、ここでナビスコうんぬんというよりも、この悔しさを次のパワーに変えてリーグに臨めたらいいなと思います。
- 川口 信男
- (暑かったですが)
最近暑いですね。
(ピンチもありましたがチャンスも結構あった?が)
決めるところで決めないと。先に点取られた後で追いついたのは良かったですけど。やっぱり次の1点、2点って言うのが遠かったですね。
(チームのバランスは?)
この前よりは良かったんじゃないかな、と思いますけど。後ろがヒデさん入って落ち着いてきた部分もあったんで、あとサイドの僕と翔のところで、もっともっと起点にならなきゃいけなかったんですけど。そこが自分自身不満残るし…。そこが上手く機能しないとチームとしてなかなかいい攻撃ができないんで。
(自己評価は?)
やっぱり納得するプレーが全然できていないので、それがチームとしてもいい攻撃として現れていないと思うし。
(前半、成岡とサイド変わったが?)
ポジションはディフェンスに変わるときの位置の関係もありましたし、なっちゃん(名波)がそのまま右に入れという感じで言ったので、少しそれで変わりましたけど。
(ナビスコは終わってしまいましたが)
残念ですね。
(相手の結果は知ってた?)
終わってから聞いていたのと、途中で前半終わって後半入る前にハットが1対0と言ってたんで、多少リスクを冒しても攻撃するということは指示してましたね。
(セカンドは)
この経験を無駄にせずに、そこでしっかり結果を出すと言うことですね。
- グラウ
- 1回はシュードで行けたけど、もう1回は自分のところボール来たけど、相手のディフェンダーがきてカットされたという感じ。
(チーム状態は?)
この間よりは良くなっていると思います。新潟の試合はチームが機能していなかったんですけど、今日はチームがだいぶ機能して、勝てるチャンス、ゴール入れられるチャンスが何回かあったんですけど、残念ながらちょっとそれがうまくいかなかったことです。
(ガンバの結果は知ってた?)
まったく知りませんでした。とにかく自分たちが勝つということ、それしか考えなかったので、勝って報告を聞くという感じだったんですけども…。