Bグループ 第3節
試合日時:2004年05月29日(土) 14時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム（磐田）
- 9,247人
- 25.4℃ / 70% 天
- 晴 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 吉田 達法
- 砂川 恵一
- 高橋 佳久 / 平野 伸一
- 勝又 光司
- 名倉 正倫
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
ガヴィオン |
前半21分[警告] | |
| 前半26分[得点] | 山口 智 | |
| 前半34分[警告] | 渡辺 光輝 |
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| 河村 崇大(out) → 川口 信男(in) | 後半11分[交代] | |
| 服部 年宏 |
後半15分[警告] | |
| 後半18分[交代] | 森岡 茂(in) ← 大黒 将志(out) | |
| 成岡 翔(out) → 森下 仁志(in) | 後半22分[交代] | |
| 中山 雅史(out) → 前田 遼一(in) | 後半30分[交代] | |
| 後半32分[警告] | 児玉 新 |
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| 後半34分[交代] | 青木 良太(in) ← 児玉 新(out) | |
| 名波 浩 |
後半44分[警告] | |
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メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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| 桑原 隆 | 監 督 | 西野 朗 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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中継レポート
- みどころ
- ヤマザキナビスコ杯第3節。ここまで1分1敗という成績。今日はホーム・ヤマハスタジアムにて14:00キックオフでガンバ大阪を迎え行われる。晴天の気持ちの良い天気。ピッチレベルでは風も弱く最高のコンディション！試合前イベントにはガチャピン＆ムックが登場。駆けつけた子供たちとその親。サポーターにスタッフ。更に選手までもが子供のころを思い出し、喜んでいた。雰囲気が盛り上がる中、選手が登場！メンバーはGK不動の佐藤。DFラインは菊地が真ん中で右に鈴木、左に山西が入る。ボランチは服部とガヴィオン。右に河村、左に成岡、中央に名波でツートップが中山・グラウで挑む。日本代表選手がいないため田中・福西・藤田が不在。この勝負をどう組み立てていくか!?みどころは多い。注目は代役で入った選手たち。代役以上の活躍も期待できる！菊地のリベロ。ガヴィオンのボランチ更に河村・成岡の両サイドも注目！名波を中心としたジュビロサッカーがどこまで発揮できるか!?ベンチメンバーも含め期待したい。グラウ・中山・前田のFW陣に成岡・川口の攻撃力を見たい！ガヴィオンのプレーに注目です！
- 前半15分まで
- ガンバ大阪ボールでキックオフ。スタートからジュビロがプレスをかけていく。2分ガンバの二川がシュートを打ちに行くがガヴィオンがスライディング。ゴール右に外れる。3分大黒が鈴木と菊地の間の抜け出しシュート！ゴール右に外れるが危ない場面。4分も大黒がディフェンスラインの裏へ抜け出す。GK佐藤がカバー。6分フェルナンジーニョのミドルシュートも佐藤がセーブ。ガンバの右からのCK、マグロンの頭に合わせるが河村が体を寄せる。8分鈴木→ガヴィオン→中山→名波で右サイドを突破。やっとゲームも落ち着きジュビロがボールを回しだす。9分中山が縦パスが入る。バックチャージを受けファール。10分右からのCK名波が2列目のガヴィオンへ出す。ミドルシュートを打つがゴール上を超える。11分中盤で名波がバックチャージを受ける。ここまでは菊地がよくカバーしながらディフェンスラインを整えている。12分ガヴィオンとグラウでワンツー！中央突破を仕掛けるがシュートが打てない。13分服部がボールを奪うと、前線のグラウへ。左の名波に送りセンタリング。グラウと中山が入る込むが触れない。ここまではパスを回しながら様子を伺っている。
- 前半30分まで
- 18分左の成岡からサイドチェンジで右に出たグラウへ。シュートはDFに当たるが良い展開。19分には右の河村からクロスボールが上がるがGKにキャッチされる。21分マグロンへ入る縦パスも菊地がプレス。21分中盤でガヴィオンが激しくプレスに行くとファールを取られイエローカード。しかし必要なプレス。22分フェルナンジーニョがドリブル開始、河村・鈴木が行き最後は佐藤がキャッチ。25分ガンバの右サイドから二川がドリブルで山西を交わしシュート！佐藤が弾きCK。そのCKを山口に頭で合わせられゴール。先制点はガンバ。27分服部と成岡のところでミスパス。成岡の積極性を上げたいところ。28分ガヴィオンを基点に中盤でボールを回す。ここまでもまだジュビロは形にはまらない。攻撃のペースを伺っている。
- 前半45分まで
- 33分グラウのキープからガヴィオンが上がり、ラストパスは中山へ。しかしオフサイド。惜しい展開。中盤でグラウと渡辺が衝突。ジュビロボールのFK。服部からのクロスに中山の頭だったがゴール右へ外れてしまう。35分左で成岡がディフェンス、そこから右の河村へ展開するとそこに中山が反応。右の駆け抜け、ワンフェイントからセンタリング。グラウに会わなかったが逆サイドの名波へ。シュートで終われなかったが良い流れ。38分大黒が裏を狙ってくるが菊地そして佐藤がカバー。この時間になりガンバは再びマグロンの頭を基点にしてくる。セカンドボールを意識しながら集中したディフェンスが続く。42分フェルナンジーニョが中盤からミドルシュート。これはゴール上を超えるが気をつけたい。43分右の河村が名波とのワンツーで突破。センタリングからファーサイドの中山の頭に合うがゴール上。43分今後は左の成岡が角度のないところからシュート！これもゴール上を超える。シュートシーンが増えてくる。ロスタイムは1分。前半はややガンバ大阪がペースを握る。
- ハーフタイムコメント
- 桑原 隆監督
攻守共にアグレッシブに！
西野朗監督
いい形でゲームできている。でも、ジュビロはここから来るよ。児玉はもっと相手の裏をつくように。両翼はもっとがんばってしかけろ。ＤＦは前にくさびに入ったボールをしっかり抑えるように。
- 後半15分まで
- 選手交代なしで後半スタート。1分左サイドで中山が倒されFK。名波が蹴りグラウの合わせるがDFにカットされる。そのこぼれを成岡がシュートするがGK松代のファインセーブでゴールならず。4分河村と名波でワンツーそこから中山のセンタリングそしてグラウと成岡がゴール前に入るがシュートは打てない。展開は良くなってきた。5分には右に出たガヴィオンからクロスボール。グラウは入り込むがGKのカバーで繋がらない。7分成岡が左足の強烈なミドルシュート！しかしまたもGK松代のファインセーブ。成岡の積極的なプレーが続く。8分二川の強烈なミドルシュートは佐藤がファインセーブ。9分にはフェルナンジーニョがドリブルからシュートまで行くが鈴木が対応。こぼれ球は山西そして佐藤が対応。ここで河村が足を痛めピッチの外へ。河村に代え川口がそのまま右サイドへ入る。12分ペナルティーエリア内で成岡が倒されるがノーファール。13分鈴木→川口センタリングに中山。ボールが繋がりだす。14分ガンバの左からのクロスに中央で混戦になるがボールは流れる。危ない場面。
- 後半30分まで
- 18分ガンバ大阪ベンチも動く。左サイドからのFK名波が蹴り鈴木が競る。相手DFと衝突した鈴木は頭を押さえピッチの外へ運ばれる。ゲームが熱くなってくる。21分服部のカットからそのまま右の川口へ。センタリングまで行くがDFにカットされてしまう。22分左の成岡に代わり森下が入る。古巣相手に気合いが入る。23分右の川口がサイドから中に入ってくる。センタリングではなくシュートを打つ！惜しい場面。26分川口が速攻からドリブル突破。ラストパスを中央の森下へ送りフリーでシュート！しかしGK松代のファインセーブ。決めきれない。27分川口が左に流れる。ポジションチェンジをしながら積極的にゴールを狙っていく。28分FKから名波が蹴り、ファーサイドの鈴木の頭に合わせる。シュートはゴール上を超えるが惜しい場面。ベンチ前では前田がユニフォームになるジュビロが勝負に出る。流れは完全にジュビロ！
- 後半45分まで
- 中山に代え前田が入る。32分川口が右サイドから仕掛ける。相手はたまらずファール。名波から前田に合わせるがとどかない。33分グラウのポストから森下が左を駆け上がる。前田がニアに入りファーに名波。しかしセンタリングでキックミス。34分ガンバベンチが動く。川口のマークに付いていた児玉を下げ青木を投入。3バックから4バックに切り替え、今日好調の川口の突破をケアする。ガンバのディフェンスラインが下がっていく。グラウ・前田が前線で動き基点を作る。41分山西からのロングボールにグラウが反応。こぼれ球を森下が詰めるが相手の足が少し速くカットされる。43分ガヴィオンがドリブルで仕掛ける。中央から行くがボールが流れる。そこに名波シュートを放つがゴールマウスを捕らえられない。44分前田→ガヴィオン→グラウ→川口→前田と来るがゴールが決まらない。ロスタイム。山西のクロスボールも流れてしまう。服部のクロスもGK。最後は名波がイエローカードを受ける。それでもラスト攻め続けるがタイムアップ。痛いホームでの敗戦となってしまった。
選手、監督コメント
- 桑原 隆監督
- 前半が悪過ぎたという、その一文字につきるね。動き出しとかいろんな面で、今シーズン一番ひどい試合じゃなかったかな。後半は攻守、共にアグレッシブにやったんですけど、やっぱ最後のフィニッシュが来週までに修正しなきゃいかんなと。あとリスタートですね。リスタートはもう口をすっぱく言ってるんですけど、今日もやられちゃったんで。もっともっとやっぱり危機感を持ってやらなきゃいけないなという感じですね。
（敗れた原因は？）
こっちとしてみればリアクションで次のプレーの準備が全然無かったですよね。ボールが出てはじめて動くっていうような感じで、次を狙っていれば相手より速くボールに寄れるし、反応もできると思うんですけど、そこら辺が一歩、一歩遅かった気がしますよね。判断も遅かったし、サポートの量もいつもよりなかったですね。
（前半、両サイドがあまり高い位置でプレイできなかったですが？）
両サイドは機能してなかったね。河村もそうだったし、やはり河村、今シーズはじめてだったんで。中→外という使い分けをもっとやって欲しかったですけど。うちはそこが起点なんで、あそこでもうちょっとっていう、ゲームのプランがあって選手も理解していたと思うですけど、あそこを中々いかなかったかなと、翔についてもそうですよね。
両サイドちょっと機能しないので、なかなか。あまりにもボールが回んなかった感じでね。あれだけのむこうのりアクションでやられれば中々うちのリズムって出ないんで。あそこで起点を作ることは難しかったと思うんですよね。次が大事なんで。今日の反省を踏まえて今週しっかりトレーニングして、アウェイですけど、勝てば変わってきますんでね。いい形で１２日（市原戦）入らなきゃいけないんでね。
（後半、川口選手を入れてそこを使おうと狙いがあったと思うのですが？）
そうですね。あれからですからね。外からやはりクロスにしろ、中にしろ、そこらへんの最後へのフィニッシュっていう面じゃ不満ですよね。そこまでいった事は評価できますけど、それより先が一番大事であって。そこをしっかりトレーニングしなきゃいけないな、というとこですね。
- 西野 朗監督
- お互いメンバー構成には少し不安のあるゲームだったと思います。ここ１週間、準備してきたことが、しかもうちはシステムを変えた中でメンバーも後ろがかなり変わってスタートしましたんで。非常に不安だった仕上がりだったと思います。それはジュビロさんも同じだったと思うんですけど。相手に合わすゲームではなくて、自分達の個々、役割がチームでやろうとしている事をチャレンジして、微調整しながら試合を組み立てていこうという中で、前半は全体的に狙い通りに戦えていたと思います。最初チャンスをものにしない少し苦しい展開ではあったと思うですけど。後半、押し込まれるのは予測していましたし、その中でもう少しオフェンシブに決めるところは決めて積極的な戦いができたらなと思います。全体的には今までバックアップにいた選手がいい働きをしてくれましたし、粘り強いディフェンスができたと思います。可能性があるんで、次に同じような微調整をして。
（前半、具体的にどのあたりが狙いどおりだったですか？）
お互いシステムはがっぷりよつに組んだ中で戦えるんで、マグロンが入っている中の攻撃っていえば、両サイドからボールを入れこまないとチャンスがでない。ジュビロの弱点ていうかハイボールには不安があると思うんですよね。そこを積極的にロングボールを使いながらセカンドボールをよって２列目からでていく。その変の形が最初５０－５０ですけど、拾えていた時間帯が多かったなと。フェルナンジーニョがいい形でボールを受けて、というシーンが作れていたと思います。ディフェンスもしっかり向こうの二人に名波も含めて３人に対して、スリーバックと橋本でしっかり抑えられていた。その辺のブレっていうのは少なかったと思います。後半最初からかなり飛ばして、児玉も高い位置をとった。そのつけが後半ディフェンスで少し弱くなったんですけど。
- ガヴィオン
- 自分は長らく(出場する)チャンスを待っていたので、(出場できて)よかったんですけど、ゲーム感が戻ることが必要。セットプレーのディフェンス練習はしてたんですけど、ああいう時間帯にゴールを受けてしまって非常に残念でした。
(ボランチでしたが攻撃にも貢献してましたが？)難しかったのは、ガンバが早い時間帯に点を取ったので、その後ディフェンシブに守りに人数をかけたので、それをこじ開けるのに苦労しました。
(最後上がる回数が増えましたが？)
上がるというのは監督の指示でした。かなりいいチャンスを作れたんですけど、それがゴールに結びつかなかった。もっともっと練習をやって精度を高めていきたい。
- 服部 年宏
- 運動量が根本的に少なかったので。後半の方が動けてたんだけど、前半の立ち上がりが悪すぎて、セットプレーからの失点ということで、いらない失点だった。チャンスがあったけど、点が入らなかったのはこっちのせいだし。まだ残り３つあるんでやるしかないです。僕的には出場停止なんで、しょうがないですけど。
- 川口 信男
- 後半はだいぶうちのペースだったですし、やはりそこでなんとか得点決めたかったですけど。
(ガンバの印象は？)
ＦＷマグロンに当ててという感じの攻撃で、特にやられたという場面はなかった。
(右だけでなく左サイドにも顔をだしていましたが？)負けてる状況だったので、いつもどおり監督からは積極的にいけと指示があった。
(勝てた試合でした？)
大体負けるゲームっていうのは、しっかり決める所でやっとけば(決めていれば)。
- 河村 崇大
- (痛めたのは？)
膝です。しびれていて力が入らなかったという感じですね。相手の足の裏が膝に入って、そのまま力が入らなくなったっていう感じですかね。今も若干しびれがありますけど。打撲だと思います。
- 菊地 直哉
- ３人で上手く凌いでいたので、後ろはよく踏ん張ったと思います。後ろ３人しか残ってなかったので、あとハットさん(服部)が少し後ろで(残ってくれた)っていう。後半少しきつかったですけど、でも決めるチャンスはいくらでもあったし、勝てるゲームだったと思うし、悪いなりにもメンバーがいないなりにも勝たないといけないと思います。
- 中山 雅史
- 可能性はまだ広がってますし、その可能性を大きくするのも小さくするのも自分たち次第なので。次また大阪とやるので、そこに向けて集中していきたい。
- 成岡 翔
- 前半は悪すぎたので上手く流れがつかめなくて、それでもよく耐えていたので。あとは後半上手くボールは持てたんですけど、サイド崩したりフィニッシュまでの形が上手くできてなくて、シュートが完全にいい状態で打てたというのが多くなかった。特に左右サイドの裏から攻撃できたら良かったんですけど、自分とカワムさん(河村)上手く中盤から裏の背後をつけなかったので、もうちょっとやったほうがよかった。
動きが前半から少なかったし、後半からボールも動きもよくなっていったので、それを最初から維持することが大事。
- 鈴木 秀人
- なんとか抑えることができたんですけど、攻撃の方でもう少し２列目から誰かが飛び出すなどあればよかった。この間の新潟戦のように(ボールを)回す部分が多かった。無駄なパスが。またチャンスもらった選手がもうラストチャンスぐらいの気持ちでやらないといけないと思うんで、是非がんばってくれることを祈るだけです。
(まだ勝点1ですが？)せっかくチャンスをもらってる若手も結構いまいちな部分が多いので、是非ともそこでチャンスをつかみ取って欲しい。
