Bグループ 第2節
試合日時:2004年04月29日(木) 15時00分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 名古屋市瑞穂陸上競技場
- 11,726人
- 24.1℃ / 21%
- 晴 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 川上 信夫
- 岡田 正義
- 田中 厚、二俣 敏明
- 塩川 拓司
- 渡辺 輝久
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
山口 慶 | 前半3分[警告] | |
マルケス | 前半8分[得点] | |
前半22分[得点] | 成岡 翔 | |
前半33分[警告] | 西野 泰正 | |
マルケス | 前半42分[警告] | |
前半43分[警告] | 服部 年宏 | |
後半2分[警告] | 河村 崇大 | |
ウェズレイ | 後半12分[得点] | |
ウェズレイ | 後半18分[得点] | |
後半20分[交代] | カレン ロバート(in) ← ガヴィオン(out) | |
後半20分[交代] | 太田 吉彰(in) ← 森下 仁志(out) | |
パナディッチ(out) → 秋田 豊(in) | 後半31分[交代] | |
中谷 勇介 | 後半32分[得点] | |
大野 敏隆(out) → 岡山 哲也(in) | 後半38分[交代] | |
山口 慶(out) → 中村 直志(in) | 後半38分[交代] | |
岡山 哲也 | 後半41分[得点] | |
後半44分[得点] | 服部 年宏 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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ネルシーニョ | 監 督 | 桑原 隆 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- ゴールデンウィーク初日、瑞穂陸上競技場で15:00キックオフ。vs名古屋グランパスが始まる。ピッチ状態は良好。気候は暑いぐらいの晴天。気温が24度程まで上がっている。今日の注目はなんと言ってもメンバーのフレッシュさ!ツートップは前田と西野、トップ下に成岡が入る。そして右に川口で左に森下。ボランチには河村とガヴィオンが入り、ディフェンスに服部と鈴木、菊地が。そしてGKに山本となる。久々な選手そして初スタメンの選手もいる中、ジュビロの層の厚さが試される。ベンチにはカレン・太田・大井・加賀・松井と若い選手が揃う。菊地のディフェンス統率力。河村の中盤からの守備、成岡のゲームメイク。そして前田・西野・川口の突破に注目!ベストなメンバーが揃わなくてもジュビロのサッカーは変わらない。勝ちという収穫を得てゲームを終えたい!個々ののプレー、チームの動きとみごころが多い。
- 前半15分まで
- ジュビロボールでキックオフ。1分左からのクロスをファーサイドで西野と前田が同時に競る。惜しい展開。ふたりの気持ちが伝わってくる。3分西野がワンツーで狙い突破にかかる。5分川口が右を突破、センタリングを上げるが中には合わない。7分鈴木がマルケスに厳しくプレスに行く!8分名古屋の右からのセンタリング山本の頭の上を超え古賀が飛び込むが鈴木がカバー。そのコーナーキック、左から大野が蹴りニアで混戦になる。ボールはワンクッションありゴールネットへ。まさかの失点をしてしまう。12分ガヴィオンから右に出ていた森下へスルーパス。しかしちょっと長い。立ち上がりはジュビロのペースと見えたが得点は名古屋。
- 前半30分まで
- 18分中盤で競り合いが続くがボールは名古屋へこぼれる。大野からマルケスへスルーパス。菊地が対応し決定機は作らせないが危ないシーン。ゲームが落ち着いてきたがジュビロはここで整えたいところ。前田から反転して左を駆け上がる森下へ。コーナー付近でキープしコーナーキック。西野が飛び込むが触れない。22分鈴木が右からクロスを上げファーサイドで成岡が頭で合わせゴール!25分右からのコーナーキック、中で西野・前田が競り、こぼれを河村。更にこぼれを森下がロングシュート!強烈だったがゴール右へ外れる。27分成岡のスルーパスから森下突破、しかしセンタリングが合わない。28分には右から川口が突破、リズムがジュビロに出てきた。30分ガヴィオンが中盤でボールを奪うとドリブルで上がる、右の川口へ出しセンタリングを西野が触り、前田がシュート!ゴール外からサイドネットを突き刺す。惜しい場面。
- 前半45分まで
- 菊地のカバー、鈴木&服部のプレス。ガヴィオン&河村のバランス、川口・森下の突破、成岡のボール配給、そして西野&前田の飛び出しからのシュートが繋がりだしている。ボールが動き出した。38分名古屋のCKから速攻!川口がドリブルで右サイドを駆け上がるがラストプレーで判断ミス。ジュビロのプレスが前線からかかる。森下が足を痛そうに走っている。ベンチ裏では太田がアップのピッチを上げている。ウェズレイが基点を作ったところに河村と服部がプレスをかける。激しく行くと服部にイエローが出る。ジュビロの落ち着いたディフェンスにウェズレイ&マルケスが徐々にストレスを感じているようだ。ロスタイムは1分。44分右サイドで前田が倒されFK。成岡が蹴り中で西野競るがGKにキャッチされる。ここで前半終了。
- ハーフタイムコメント
- 桑原監督
攻守の切り替えをはやくしよう。セットプレーを確実にショートで終わらせよう。
ネルシーニョ監督
失点してからボールを持ちすぎている。前半立ち上がりのようにボールを動かして落ち着いてプレーしよう。
- 後半15分まで
- 両チーム交代なしでスタート。2分河村がウェズレイにプレスをかけるがファールになってしまう。ゴール正面からFK。4分今度は菊地がウェズレイにプレス、肘が顔に入る。名古屋ツートップには激しくプレスをかける。7分には服部がウェズレイに反転の際、肘が顔に入る。ここは負けられない。9分成岡が中盤で倒されFK。成岡の動きが今日は目立つ。12分マルケス&ウェズレイのワンツー、マルケスがのシュートは山本が弾くがその後ウェズレイに詰められ失点。13分に再びマルケス&ウェズレイのワンツーでゴール前へ、鈴木がなんとかカバーするが危険なコンビ。後半立ち上がりは名古屋のツートップがリズムを掴む。
- 後半30分まで
- 17分河村がボールを奪い右の川口の前方スペースへ。右を駆け上がりセンタリング。逆サイドの森下まで、折り返し西野の頭しかしシュートまで行かない。18分ウェズレイの強烈なミドルシュートがゴール左に突き刺さる。一瞬の隙が3失点目を…その直後ベンチが動く。カレンと太田を呼んだ。20分ガヴィオンに代わりカレンを投入。森下に代わり太田を投入する。前田がトップ下に入り成岡がボランチへ。カレンと西野のツートップへ!太田はそのまま右へ入った!22分いきなりカレンが右から一人交わしシュート!強烈なボールだった。24分マルケス・ウェズレイが右サイドで寄っていくとその逆がフリーになる。海本のシュートがゴール左に外れるが危ない場面。29分太田のセンタリングこぼれを河村、スルーパスからカレンが狙うがカットされる。まず1点を返した。30分カレンが勝負し右を突破!センタリングは中で合わない。
- 後半45分まで
- 31分パナディッチが足を痛め秋田と交代。32分、ウェズレイの基点から中央で中谷が触り、GK山本と入れ違う。4失点目。34分前田がDFを背負いながら反転、直接左足でシュートを放つ。鋭いシュートだったがゴールにはならず。35分左の服部からのクロスからカレンが折り返し西野がシュートを打ちに行くがブロックされてしまう。38分名古屋ベンチが動く。岡山・中村を投入。39分カレンと成岡でワンツー、成岡がミドルシュートを放つがゴールならず。41分ジュビロの中盤でのミスからウェズレイに持ち込まれ最後は岡山のシュートで5失点目。ロスタイムは3分。川口がドリブルで仕掛けペナルティーエリア内でファールを受ける。PKは服部がしっかり決め2点目。ゲーム終了。ジュビロらしくないさびしいゲームとなってしまった。次節、ナビスコ杯予選、そして今週末にあるJリーグで立て直したい。
選手、監督コメント
- 桑原 隆監督
- 選手は最後まで戦うというか、集中してプレーやってもらったと思う。前半で終わってたかなという感じですね。久しぶりにゲームやった選手もいるし、なかなかゲーム感覚というのも先発で出た選手は中々掴めなかったというひともいると思うんでね。5点入れられたんで逆にスッキリして、中2日しかないんで、終わったことは仕方ないんで切り替えて、Jリーグ目指していきます。選手は非常によくやってくれたと思います。結果が出なくて残念だったですけど。
- ネルシーニョ監督
- 前半は立ち上がりうち(名古屋)のチームは攻守にバランスがとれてよかったと思う。しかし、得点後、ジュビロに次第に巻き返されて、失点してしまいました。失点後は更にチームのバランスが悪くなり、前半終了間際にしか自分達のプレーを取り戻すことができませんでした。チームに対して攻撃にもっと時間をかけろと指示しました。なぜかというと攻撃を急ぎ過ぎて相手にボールをとられてカウンター攻撃をされていたからです。後半わたしの指示どおりに攻撃に時間をかけるようにして、2点目3点目と点をとっていきました。2点目以降は完全にうちのペースでゲームを運べたと思います。6点7点と取れた試合だと思います。でもこの試合で大切なのがこの勝利でブロック首位に立ったこと、得失点差も6として、次に進出するために大きなはずみとなりました。
- 服部 年宏
- こんなもんじゃない。この面子だったらしょうがないでしょ。ゲームだって全然作れてないし、全員まだまだだよね。前半はプレスが効いてて良かったけど、後半運動量が落ちてきたらルーズになってくると厳しくなってくるよね。あとコミュニケーションも無いし、チャンスもらった選手はもっと積極的にいかないといけなかったから、そういうといころはちょっと残念だけど、まっ、でもまだナビスコは4試合残ってるしリーグもすぐあるんで、へこんでる暇もないんで切り替えていきますけど。
- 鈴木 秀人
- せめて声出したりボールに激しく行くっていうのをやってほしかった。2点3点入れられて、前掛かりになってバランスがかなり崩したかなと。その辺はまだみんな若いなと。みんないい勉強になったと思います。
(これもいい薬ですかね?)
そうですね。僕達もこれで目が覚めたし、若手もこれをいい勉強にしてもっともっと次へ向けて頑張ってくれればチーム全体も良くなるし、うまく切り替えて次を頑張ります。
- 菊地 直哉
- 前半はうまく抑えられたし、チーム全体もいい動きをしていたんでよかったと思います。試合に出てない選手が多かった中で前半あれだけいいプレイできたんで、その分これから伸ばしていけばいいと思うし。みんないい自信にもなったと思うし、これからの練習の課題が見つかった試合でもあると思います。
(センターをやってみてどうでした?)
サイドの二人がしっかりしてたし、すごいやり易さはあったと思います。確かに(後半)足が止まったし、でも出てない選手が多いですし、途中から出てくる選手が今まで多かったのでそれは難しいですよね。前半は本当にいいプレイができたと思います。それは自信にしていいと思います。
- 成岡 翔
- 精度があまりよくなかったんで、これから精度を高めることをやりたいと思います。
(前半はプレスも効いてて、後半ちょっと厳しくなって)
早めに2点3点とられてしまって、もっと点をとらなきゃいけないから前掛かりになって、ミスが多くなってカウンターからやられてしまった。点の取られ方が非常に悪かったと思います。
(監督は試合の感覚をつかんできたと誉めてますが?)
中盤選手が詰まって厳しい状況のなかでパスをして、とられてカウンターっていうパターンが多かったので、もっと詰まらない流れのあるサッカーっていうか、ボールを止めないサッカーをやらないと。あたふたしてミスしてしまって、前にいったらもっと積極的にドリブルをしかけて、それでいったら最後のノブさんのパターンもあると思うし、もっと積極的にいったほうがいいと思います。