2004 J1 2nd 第12節
試合日時:2004年11月07日(日) 15時34分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム(磐田)
- 14,645人
- 20.1℃/69%
- 晴れ、無風
- 全面良芝、乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 坂田 信久
- 太田 潔
- 金子聡一郎 /二俣敏明
- 鈴木 亮哉
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半13分[警告] | 久藤 清一 | |
河村 崇大 | 前半23分[警告] | |
前半31分[得点] | 苔口 卓也 | |
福西 崇史 | 前半43分[得点] | |
後半15分[交代] | 徳重 隆明(in) ← 森島 寛晃(out) | |
後半24分[警告] | 千葉 貴仁 | |
前田 遼一(out) → 西野 泰正(in) | 後半25分[交代] | |
太田 吉彰(out) → 成岡 翔(in) | 後半31分[交代] | |
後半33分[得点] | 徳重 隆明 | |
グラウ(out) → 菊地 直哉(in) | 後半36分[交代] | |
福西 崇史 | 後半42分[得点] | |
後半44分[警告] | 徳重 隆明 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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鈴木 政一 | 監 督 | 小林 伸二 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 第12節、セレッソ大阪をホームヤマハスタジアムに迎え秋晴れの気持ちの良い気候の中行われる。清清しい穏やかな陽気。スポーツ日和の日曜日となった。ピッチコンディションも良好!選手たちも活気溢れた表情でスタジアムに入ってきた。メンバーを見てみよう。GKは絶好調の岩丸。DFには真ん中に田中、右に鈴木、そして左に服部が入った。ボランチは好調の河村と日本を代表するMF福西。トップ下に名波、左に藤田で右にお祭り男太田が入る。ツートップはグラウと前田。ベンチには西野・カレン・成岡・菊地・松井と勢いのあるヤングジュビロが揃う。相手はA代表にも選ばれている大久保が出場停止で来ていない。元ジュビロの久藤・布部そして苔口・森島のスピードに気を付けたい。西澤を自由にさせず、しっかり中盤を作れればペースはジュビロにやってくる。今日もポイントは右の太田!名波・藤田がゲームメイクし右の太田からクロスボールが入る。そこにグラウ・前田、ベンチの西野が飛び込めばゴールに繋がる。サックスブルーの空の下ジュビロサッカーで勝利を!感動を掴みたい。
- 前半15分まで
- ネスレミロマッチ!がキックオフされた。セレッソボールで始まる。2分ゴール正面30mからFKを得る。蹴るのは服部。鋭い弾道はゴール右へ外れる。3分森島からセンタリングが入るが鈴木が競り、太田がクリアー。名波速攻を仕掛ける。4分田中がクロスボールの対処を手こずると西澤の左足シュートが出る。ゴール右隅に飛ぶがGK岩丸がスーパーセーブ。5分にも森島が右サイドからドリブルで仕掛ける。田中が簡単にクリアーする。6分グラウから右の太田へスルーパス。積極的に飛び出していく。前田が戦前から追いかける。8分には太田がミドルシュート!徐々にジュビロがペースを掴んでいく。13分前田が中盤でキープしたところに久藤が後ろからチェックに行きファールとなる。14分藤田とグラウでリズム良い突破!グラウの右足でのシュートまで行くがゴール右に外れる。15分またも森島中心のセレッソの攻撃。服部・鈴木・田中でクリアー。やはり要注意は森島。
- 前半30分まで
- 16分右の前田から中央のグラウの足元へ繋がる。左足でワントラップしたところで倒されてしまう。惜しい場面。展開は良い。この時間になりジュビロのボール回しが繋がりだす。18分には名波がループシュートを狙うがゴールマウスを超えてしまう。20分福西が左に出た西澤へ対応、森島がサポートに来るが太田がカバー。21分中盤で福西のミスを見逃さなかった久藤がドリブル。最後は森島へスルーパスを出すが服部がカバーし対応。22分には前田がワントラップで相手を交わし左足でシュートを放つがDFに当たってしまう。24分西澤のボレーへ福西がプレス。フリーでは打たせない。25分名波がラボーナで前田へスルーパスを出す。前田がシュート体勢へ持っていくが打ち切れない。28分コーナーまでボールを追っていった名波がセレッソの応援フラッグを踏んでしまうがしっかり名波から相手サポーターへ謝っていた。プレー同様、調子が良いのか!?余裕があるのか!?30分太田が下がりながらミスしたところから左サイドの苔口が高速ドリブル開始。シュートがポストに当たり岩丸がセーブ。苔口に注意!
- 前半45分まで
- 31分左サイドの苔口からのクロスボールが西澤へ合う。西澤が頭で届かないでボールがスルー。そのまま岩丸の左手をかすめて入ってしまう。先制点はセレッソ。ここまで右サイド、太田と苔口の争いはセレッソがリズムを掴んでいる。このポジション取りがポイントになる。39分中盤で河村が簡単に取られてしまう。ボランチの位置で奪われるとそのまま速攻を受けてしまう。古橋のシュートはGK岩丸がセーブするが気を付けたいミス。41分グラウと前田がDFラインの裏を狙い走り出すがオフサイド。前半ここまでの戦いはどうもバランスが悪い。攻守、左右、中盤での展開が噛み合わない。43分前田が個人技で右サイドから崩す。そしてファールを得る。FKキッカーは名波、ファーサイドに蹴ったボールを福西がヘディングシュート!綺麗な放物線から打点の高いヘディングが決まる。前半で追いついたこのゴールは大きい。ここで前半終了。太田vs苔口とFWグラウ・前田の頑張りが勝敗を分ける。
- 後半15分まで
- スタジアムの照明が全灯した。選手交代はなし。開始早々、藤田が飛び出す。ゴールラインまでボールを追うがファールという判定。4分名波→藤田→太田→前田と中央突破を仕掛ける。4分左サイドで河村が引っ掛けられるとFK。藤田が蹴り中で前田が競るがシュートにならない。こぼれをグラウがつめるがファールになる。中盤の攻防が激しくなっていく。福西・河村が体を張り勝負する。7分右サイドに出た前田からセンタリングが上がる。ニアで藤田が飛び込むがコーナーキックになる。9分ここから4本連続のコーナーキック。チャンスが続くがその後が悪かった。太田がボールを裁けないでいると速攻を受けてしまう。森島がパスを配給しフィニッシュも森島。しかしここは服部の足に当たりゴールマウスを外す。12分セレッソの左コーナーキック。西澤の頭には要注意。14分藤田→名波→福西→服部でCKを奪う。15分ここでセレッソは森島に代えて徳重を投入してくる。
- 後半30分まで
- 18分名波のスルーパスに藤田・前田が反応できない。中盤のポジションチェンジが激しくなってくる。19分徳重が左サイドからシュートまで持ってくるが田中が落ち着いて対応。シュートコースを押さえている。20分名波の左からのクロスボールに前田が飛び込みその後ろに福西が入る。しかしと両者ボールに触れない。21分ゴール正面30mで田中がファールをしてしまう。FKは徳重が直接狙う。壁に当たりゴール上を越えていく。岩丸がしっかり反応している。集中力は切れていない。23分ジュビロベンチに動きがある。出てきたのは西野。その前にセレッソセットプレー。福西が何とか足を出しセーブ。そして前田に代わり西野がグランドに登場。26分中盤にスペースが出来始める。両チームの速攻からの攻撃が有効になってきた。得点が生まれる空気が流れてくる。セレッソは徳重が前線で精力的に動く。ジュビロは西野がクロスボールに飛び込みゴールを狙う。28分太田が右サイドでボールを受けるがなかなか縦で勝負が出来ない。29分太田が中に入りながら左足でシュートを打つがDFに当たる。藤田が中盤でドリブルからの仕掛けが多くなっていく。30分セレッソの古橋が田中を背負いながら振り向きざまのシュートを打つ。これは岩丸がセーブ。
- 後半45分まで
- 31分太田に代わり成岡を投入。32分セレッソの左サイドからのFK。徳重が低い弾道のシュートを放つ。中にいる選手が誰も触れないままゴールネットまで…追加点はセレッソへ。西野が裏へ飛び出し何とか起点を作ろうとする。36分グラウに代え菊地を投入。福西をFWに上げる。37分成岡がボールを追う。鈴木とのコンビネーションでシュートまで行くがDFに当たってしまう。38分福西が前線でボール受けるが押し上げが少ない。簡単にミスでボールを失ってしまう。40分右サイドで成岡のミスから苔口にわたる。鈴木がスピードで対応するが気を付けたいプレー。西野の頭にロングボールが入り福西が周りを動くパワープレーが増えてくる。41分名波から左サイドに出た河村へボールが出る。そこからクロスボールを入れるとCKになる。42分左からのコーナーキックを名波が蹴り、ニアで福西がまたも頭でゴール!ここで同点になりラスト2分の勝負。中盤で菊地が相手の攻撃をブロック。ロスタイムは2分。鈴木がオーバーラップすると右に出た菊地がセンタリング、ニアに西野が入るが合わない。ラストチャンス、名波→藤田→服部でクロスボールを西野の頭に合わせるが折り返せない。最後まで白熱した試合は2-2のドロー。両チームにとって痛い引き分けとなった。来週からは山本監督が指揮をとる。光り輝くジュビロ磐田をここからまた作っていく。
選手、監督コメント
- 鈴木 政一 監督
- まず、負けないでよかった。今日のゲームは、クリエイティブでアグレッシブな攻撃サッカーを目指して、いい結果で次にバトンタッチというのが、一番の目標だったが、セットプレーから2失点。ゲームの流れの中で、もう少しプレーの精度、パスの精度、動き出しのタイミング、動き出しの精度、そういうもののレベルを上げないと、点にはつながらない。セットプレーで福西が2点連続で取ってくれましたが、いままでセットプレーで点をとることが少なかったので、ある意味ではいい方向で点が取れたと、前向きに考えていきたい。来週から、山本監督が来るので、選手も気持ちを新たにやってくれるのではないかと思う。私が監督時代、メンバー起用を含め、チームの勝利のために、ひとりひとり一生懸命がんばってくれたことを、この場を借りて、選手に感謝を言いたいと思います。(太田選手のクロスが今日はほとんどみられなかったが?) そうですね。そこが彼の現状のレベルでしょう。相手との駆け引きという部分では、まだまだ。相手、味方、ボール、それぞれの状況で、どう駆け引きして、どこでボールをもらうかは、まだまだ自分で判断できるプレーヤーではないということ。最初、相手が彼のことを知らないうちは突破ができたが、そのあたりは彼の課題。でもアグレッシブな運動量、ラストパスの精度、シュートなどは、彼の特徴として伸ばしていって欲しい。敵との駆け引きという部分は、もっとトレーニングしていくべき。(3人目の交代の意図は?) 一つは福西が上がりだしてしまってバランスが崩れ、カウンターを食らう場面が多くなったこと。それから攻撃では点を取らなければならない。なおかつサイドの背後を突破できているかというと、できていない。そこでまず西野を入れ、最後で菊地と河村のボランチでバランスをとらせ、福西はセンターフォワードやれと。早目にサイドからクロス、あるいはセットプレーからも点が取れると。福西を外してしまうと、セットプレーから点が取れないので、中途半端なトップ下よりも、センターフォワードをやらせようと。中盤は変えずに、西野と福西の2トップと決断しました。(鈴木監督就任以降、河村選手の出番が多くなったが?)彼は、僕が以前監督だった2001年、2002年よりも、判断の面でかなりよくなりました。あの当時はサイドよりもボランチが中心だったが、今シーズン前半見ていると、あまりよくない。(監督が)交代した後に、彼を一度午前中の若手のトレーニングに参加させました。そこでちょっとアドバイスをして、パスゲームの中で、こういうサッカーをやらなければならないという指導をしたら、彼が意識を持ちました。1回の練習で、彼は数的不利を数的同位にもっていける、あるいは押し出せる。そういうことが彼はすぐできた。僕はジュビロを立て直すには、まず判断ができる選手をベースに使わなければ、チームは立て直せないと思った。そこで河村を右で使いました。彼は今の意識を集中して、それを継続しながら、レベルアップをしていかないと、厳しい選手競争の中で、ポジションを奪っていけないと思います。今日ははっきりいって悪かったが、でも福西の運動量が少なかった分、河村が運動量でカバーしてくれました。もう少し攻撃面でのミスがなければ、もっとよかったと思います。ファーストタッチ、最初のプレーで連続してミスをしたのが、尾を引いたのかもしれませんが、でも守備ではよくがんばったと思います。 (最後に)お疲れ様でした。いろいろとありがとうございました。
- 小林 伸二監督
- いい立ち上がりができたと思います。特に、守から攻の切り替えと、チームが全員で、サイドにスライドするとか、チームでフォースするとか、それからボールを奪うというところ、そういうところはうまくいったと思います。足元に入ったのでターンができるか、ターンできないときに1回セットアップしたときにもう少し早いタイミングでサイドに散らすことができたら、もう少しオープン攻撃ができたと思います。オープン攻撃に当たっては、もう少し突破ができるように、少し機能的なことができたと思います。全体的には、うまくことが進んだのではないかと思う。ただ、前半通じて、同じ時間帯にリスタートで食らっているというところが、どうしても もうひとつジャンプができないというところが、今シーズン響いているのではないかと思います。今日も、リスタート2つとられているので、どうしても勝ちゲームにはならない。痛い目にあっているので、次のゲームで、その痛い目を忘れずに、残り3ゲーム全力で戦いたいと思います。(森島選手を後半早めに交代させたのは?)どちらかといえば攻撃的な選手ですが、攻守にわたり、特に守備においてかなり身体張ってプレーしてくれています。ボールを奪って飛び出したり、ディフェンスから攻撃になったときの連続性が少し落ちてきたと思ったので、徳重に代えました。(同じ形のリスタートで2失点したのは、どんな弱さがあると思うか?)今日の場合はコーナーキックとフリーキックと、同じ福西にやられた。予定では、福西に千葉というところでしたが、後半は西沢を福西につけようといじりました。コーナーキックの入りは、(福西が)いつものファーから入るのではなく、少し前から入ったので、見失ったんだと思います。厳しいところですね。肉体的にも厳しい中ででも、ほんの何秒かボールとマークをしっかり見ながら集中するというのは。少しマンウォッチャーかボールウォッチャーになってしまっているのではないか。
- 福西 崇史
- 流れのいいときに点を取れていたら、ジュビロのペースでできていたと思うんですけど、逆にセットプレーで取られたという時に、やっぱり相手のペースになって、ジュビロのサッカーというのは出来なかったです。プレスは激しかったので、前半は我慢の時間が増えると思いましたけど、後半相手が疲れてジュビロでボール回しができるかなと思ったところに、点を取れずに、取られるっていう形で相手を勢いづかせた。セレッソは勝つっていう気持ちはありましたし、ボールを取るという気持ちがありましたから、あれだけ動けたしプレスにいけれるんだと思いますけど。
(2点目は福西選手以外誰も飛んでなかったが?)
ポジションにつく前に、前に走って、相手が慌てた所を動きを変えたというか、それで相手はついてこなかったですけど。
まだまだジュビロのサッカーが取り戻せてないと思います。
- 河村 崇大
- 特に前半が悪かったですね。単純なパスミスとか簡単に取られる場面があった。ミスすることは誰でもあると思うんで、その後切り替えて取りに行こうと思うんですけど、なかなか体が動かなくて余計苦労したところです。やっぱり勝たなきゃいけないゲームだと思いますし、自分たちから自滅している場面が多いと思うので、最後の最後にまた課題がでたかなと思いますけど。失点も同じ形だったし、しょうがないと言ったらしょうがないですけど、同じことを2回やられちゃいけないと思います。
(セレッソは)ゲームの作り方が明確だったというか、カウンター中心に、ひいてから前の3人でしかけて、どんどんサイドが出てくるという戦い方が明確だった。
- 菊地 直哉
- 10分しかなかったから、走ってただけです。かわむ(河村)さんにすごい迷惑かけたし、でも誰かが動かないと意味がないと思ってたんで。(最後の鈴木が上がって、受けたボールは?)最後の精度はやっぱり走りすぎちゃって。。最後の集中力の差だと思うし、点を取れるか取れないかというところだと思います。負けてた時にでたので、とにかく逆転したかった。
- 太田 吉彰
- 最初が上手くいきすぎてたので、これからもう少し一からしっかり勉強して、あれだけ縦を切られても自分の特徴をどんどん活かしていけるようにやり直していきたい。僕がもっとどんどん裏に走ってあげたり、中に入ったりしてあげれれば周りももっと動けたと思うんで。
(守備の意識が強かった?)
べつに守備の意識はそんなにしてないですし、自分の方がどんどん行こうかと思ったんですけど、最初の方に結構押し込まれていたので、あれで守備的になってしまった。
もう少し中のプレーと裏へのタイミングをしっかり勉強してもう一回しっかりやっていきたい。
- 藤田 俊哉
- あれだけ展開が悪いと、なかなかリズムに乗った攻撃ができなくて、動き出しがみんなバラバラだったし、ダイレクトで展開できるのが、3回ぐらいしかなかったから。動きの中でゲームに入ってみんなが関われなかったから、あれではサッカーにならないかな。もう少し、グループで打開していくのが、僕らのサッカーだと思うから、そこで個人で突破していくスタイルを取るんだったらまた違ったサッカーになるから、その辺をはっきりする必要もあるかなと。サイドはサイドで打開しろと言うんだったら、また違った展開になるし、基本的にはグループで崩していくと思ってるから。そういう意味では展開が悪かった。ほとんどヨシとも絡めなかったし、お互い縦にも入っていけなかった。どっかで溜めて、展開してるから走るタイミングがあると思うから。そのタイミングをみんなが作ってあげられなかったかなと思うし。今日は色々なポジションが変わってる部分で、ちょっとした受け渡しもずれていたと思う。ほとんどみんなの顔が見えてこなかった。ダイレクトでやれるタイミングがあるときは、かならずその後の展開になってたから、3人からめばかなり攻撃も違った形になった。(3人絡んだ攻撃が)3回ぐらいしかないという記憶があるから、3回じゃ1点もはいんないでしょう。
- 鈴木 秀人
- 今日はセレッソもよかったと思うんですけど、それに負けないぐらいの気持ちで、うちはこの間とその前で連勝してちょっとほっとした所があったと思うので、精神的なものじゃないですか?
立ち上がりの入り方が構えてたので、それで逆にこっちからガツンといってれば、逆に向こうも引くし、こっちのペースにもなったと思うんですけど、最初から受け身だったので。
若い選手には、今日みたいな試合は勉強になったと思うし、プレッシャーがすごくてあまりいいタイミングでボールをまわせないという中でもなおかつ、ヨシ(太田)にしてもほんとにいい勉強になったと思うんで、これを次につなげて、また一皮むけてくれればいいかな。
(太田に)自分じゃなくて、周りの味方にスペースを空ける動きをしろと言ったんですけど、なかなか出来なかったみたいで、ヨシには今日はいい勉強になったと思います。
(最後、上がってサイドの菊地に出したプレーは?)
ああいう引いて守るチームにはサイドからクロスで崩すというのがセオリーだと思うんで、やっぱりその辺の精度をもう少しあげることができれば、もっともっとチャンスがあった。