2004 J1 2nd 第4節
試合日時:2004年09月11日(土) 16時03分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 国立霞ヶ丘競技場
- 28,713人
- 24.3℃ / 60%
- 晴 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 森津 陽太郎
- 松村 和彦
- 安食 弘幸 / 中原 美智雄
- 砂川 恵一
- 佐伯 満
- AWAY
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
奥 大介 | 前半15分[得点] | |
坂田 大輔 | 前半31分[得点] | |
松田 直樹 | 前半32分[警告] | |
ハーフタイム[交代] | 中山 雅史(in) ← 田中 誠(out) | |
安 貞桓 | 後半16分[得点] | |
奥 大介 | 後半17分[警告] | |
後半18分[交代] | 森下 仁志(in) ← グラウ(out) | |
後半18分[交代] | 成岡 翔(in) ← 名波 浩(out) | |
安 貞桓(out) → 久保 竜彦(in) | 後半26分[交代] | |
奥 大介(out) → 栗原 勇蔵(in) | 後半41分[交代] | |
坂田 大輔(out) → 安永 聡太郎(in) | 後半41分[交代] | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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岡田 武史 | 監 督 | 桑原 隆 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2004.2ndステージ第4節、会場は東京・国立競技場。天候は曇り、ピッチコンディションは良好。何度も行っているピッチとあり、選手たちも違和感無くプレーできそうだ。ジュビロサポーターも磐田からはもちろん関東にいる人たちがサックスブルーを身にまとい多く詰め掛けている。選手たちの表情はいつもと変わらず集中していたが、チーム状況が良くないリズムに慎重な気持ちをもった部分も多々見られる。スタメンはGK佐藤にDF田中・鈴木・山西。そして注目はボランチに福西の出場停止の代役として菊地が入った。服部とのコンビネーションと前線との連携が注目!そしてトップ下に名波、左に藤田、そして右にカレンが入った!横浜F・マリノス相手にどんなドリブルが見られるか!?みどころは多い!2トップは前田・グラウ。控えに中山・成岡・森下・大井・岩丸と準備万全。みどころは、奥大介を中心とする横浜FMの中盤とサイドからの攻撃をどう抑えるか!?グラウ・前田・藤田・カレンがどんなゴールを演出してくるか!?聖地・国立競技場では相性の良い、ジュビロがこの試合をきっかけに2ndステージを戦い優勝を狙いたい!まずは先制点を!
- 前半15分まで
- 横浜F・マリノスボールでキックオフ。1分いきなりカレンが右サイドからドリブルで切り込みシュート!ゴール左に外れるがこれでリズムを掴む。続けてグラウもミドルシュート。しかし2分坂田の突破を許しシュート!決定的なシーンもゴール左に外れる。立ち上がりからプレスのかかった緊迫したゲームとなる。右サイドではカレンと奥がポジション取りをしながら攻守で争う。左サイドは藤田が中に入る分、服部がカバーし田中隼磨をマーク。6分左サイドから名波のフリーキック。中で前田が飛び込みコーナーキックを奪う。8分山西からのロングボールに名波が飛び出す。8分相手のミスを見逃さない藤田がグラウへスルーパス。しかし那須のカバーに奪われる。9分坂田のプレーに鈴木と田中がしっかりプレス。10分安のドリブルに山西が対応。股を抜かれるが佐藤がカバー。12分藤田が中央でボールを受けると右のカレンを使う。センタリングに前田が飛び込むがファール。13分ミスを奪った名波が判断良く前田へ。ドリブルでゴールへ仕掛けるとそのままシュート!ゴール右をギリギリで外れる。惜しすぎる場面。15分速攻から安へロングボールが出るが鈴木がカバー。しっかりした攻守の切り替えが出来ている。
- 前半30分まで
- 16分、坂田が粘り折り返したボールを奥がシュート!ゴール右上に決まってしまう。またも先制点を取れない。中盤でボールが動き出す。20分スローインから坂田が右サイドを突破。またも1失点目と同じような折り返しのボールに安がシュート!これはミートせずGK佐藤がキャッチ。21分にも坂田がDFラインの裏を狙って走ってくる。気を付けたい選手。23分ゴール正面35mから横浜FMのFK。安が直接狙ってくる。強烈なボールを佐藤がパンチングで防ぐ。右からのCKを奥が蹴る。佐藤と服部が重なりボールが流れこぼれ球を触られる。25分菊地が右サイドをドリブルで勝負。センタリングを上げるが中央でカットされる。26分にはグラウが裏を狙うがオフサイド。27分カレンがドゥトラと勝負!分離フェイントで裏を取るが足を引っ掛けられる。28分右からのセンタリングに安がフリーで合わせる。シュートがGK正面で助かったが危ないシーン。29分右からのCKを藤田が蹴る。スピードのある弾道は直接GKへ。この時間帯のジュビロはシュートまで行くシーンが少ない。
- 前半45分まで
- 31分中盤の甘いチェックから坂田へのスルーパスに田中が追いつかずそのままシュートを打たれる。佐藤の足元を通りこの時間で2失点目。33分ゴール正面25mで前田がFKを奪う。蹴るのは服部。しかしゴール上を越えてしまう。菊地・カレン・前田が精力的に動き出す。35分田中が安と競り合いつつかれるとGK佐藤まで抜かれる。田中が再びカバーをしなんとかゴールは許さなかったが決定的なシーン。36分前田が強引なドリブルでペナルティーエリア内で勝負する。37分2本続けてのCK。藤田・名波が交互に蹴る。GK榎本が交錯し倒れるとゲームが止まる。この間に桑原監督が山西を呼び指示を出す。左から山西・右からカレンがクロスボールを上げるが藤田が「抑えろ」というジェスチャーで指示を出す。菊地が懸命に体を投げ出しディフェンスするがなかなか繋がらない。43分菊地からグラウに浮かし球でスルーパスを出すがGKに防がれる。ロスタイム藤田が前線へ上がり左の山西のオーバーラップを使うがこれもクリアーされる。決めの基点を掴めないジュビロ。後半への建て直しが注目される。
- ハーフタイムコメント
- 桑原 隆監督
・前からボールをとりにいこう。
・落ち着いてボールをつないでリズムを作ろう。
岡田 武史監督
・2-0というスコア、決して気を抜くな。積極的に追加点を狙っていけ。
・もう少しサイドチェンジを意識していこう。
- 後半15分まで
- 後半スタートから中山を投入。グラウとトップに入る。代わったのは田中。菊地がリベロに下がり、名波がボランチに下がり、前田がトップ下に入る。名波がボールを配給し藤田とカレンがサイドから仕掛ける。前田がトップ下からドリブルし中山・グラウがゴール前に飛び込む。服部のプレスから鈴木・山西がマークに付き、菊地がカバーする。4分中山がコーナーで粘りCKを奪う。5分、田中隼磨がドリブルで速攻。山西と藤田で対応する。6分、FKから名波が蹴り中山の頭へ合わせる。中山が横浜FMディフェンスラインをジワジワと下げていく。8分中山が右サイドで基点を作ると名波が中に入ってくる。横パスで合わせていくがあと一歩。9分坂田の突破を佐藤が体を張りセーブ。倒れ込むが怪我は大丈夫そうだ。11分ドゥトラのハーフボレーがゴールに一直線で飛ぶが佐藤は落ち着いてキャッチ。そこから中山の頭へ速い切り替えで合わせて行く。12分中山が体を投げ出しファールを奪う。ゴール右20m。ボール横には藤田と名波が立つ。名波が直接狙わず中に合わせる。中山・グラウが競りこぼれ球をカレンがボレーシュートするがDFに当たってしまう。
- 後半30分まで
- 16分左から奥に崩されるとセンタリングに安に合わせられる。痛い3失点目。ここでベンチが動く。名波に代え森下をグラウに代え成岡を投入。成岡が左に入り、藤田を真ん中へ、前田とカレンが前に入りる。3トップ気味!?森下が右をカバーし服部がワンボランチ気味になる。22分山西がミドルシュート!中山が強引に相手からボールを奪う。ファールになるが何とかしたい気持ちがにじみ出る。23分遠藤のミドルシュートがゴール右隅へ飛ぶが佐藤がファインセーブ。24分横浜FMのCKが続き、シュートまでもって行かれるがここはゴールマウスへは蹴らせない。26分横浜FMは安に代え久保を投入。27分森下が右サイドで奥のボールを奪うと突破を仕掛け、スライディングしながらのセンタリング。藤田へ繋ごうとするが届かない。28分前田のミドルシュートがゴールポスト直撃。決定的だったが決まらない。
- 後半45分まで
- 31分藤田のスルーパスに右の森下が飛び出す。マイナスボールのセンタリングがカレンに渡り、ダイレクトでシュートを放つがGK正面。33分右からのCK。藤田が蹴り中山へ合わせるが弾かれる。33分30m付近からのFKを再び藤田が蹴り、中山に合わせるがオフサイド。右の森下、左の成岡からサイドを攻めるも決定機を作れない。藤田が中央でゲームメイクするも得点までは繋がらない。前田・中山・カレンFWもなかなかシュートが打てない。37分藤田がワンツーから中央突破を仕掛けるがカットされてしまう。39分菊地が相手の競り合った際に足を痛めタンカで運び出される。41分菊地がピッチに戻る。横浜FMが選手交代。栗原・安永を投入。43分久保が右45度から強烈な左足シュート!ゴールマウスは外れるが気を付けたい。スタジアムには照明が入る。風も出てきた。残りはロスタイム3分。カレンが左サイドをドリブル突破。CKを藤田が蹴るがニアでカットされる。コーナーフラッグの横で中山が3人に囲まれながら必死にボールキープ。何とかしたい展開。カレンがロングボールの基点になり中山が横を走るがシュートを打てず、試合終了。どうにもならないジュビロサッカーが今日も立て直されなかった。まず一歩、今やることをしっかり見つめたい。サポーターからブーイングの中、ピッチを後にした。
選手、監督コメント
- 桑原 隆監督
- 一言で言うと完敗ですね。ほんと力の差を見せつけられたなあという感じですね。色んなことがありますけど、非常にミスも多かったし、自信のないようなプレーも多かったと思うんですよね。マリノスさん対策というか、仮想でやってきたんですけど、それ以上にうちの方がスピードについていけなかったり、ミスパスも多くてリズム作れなかったような感じですね。今日は久しぶりの完敗という感じですね。
1点目は右サイド完全に振り切られましたんでね。振られて田中の切り返しに、中の方が対応しきれなかった。ちょっと戻りすぎてるような感じもするんですけど。2点目はちょっと誠が完全に振り切られた形になったんですけど、本来の誠じゃなかったですね。非常にコンディションはよくなかったですね。最終ラインだったので、体が重いのがマリノスのスピードについていけなかった。
(交代枠)
菊地は食らいつくとか1対1に体はっていくというのをある程度だしてくれたんですけど、ボランチというのもうちでは初めてのことなんで、代表で一回やっただけなんで、あそこをまかせなければ行けないといううちの台所の苦しさというのもあったんですけど、若い選手だし、経験積めば来年、再来年とこれから代表しょってく選手なので、ああいうところを経験して伸ばすことがジュビロの為にもなるし、いい経験をしたと思いますよ。出来としてはディフェンスの仕事を要求したのですが、まあまあという所ですね。
カレンもこれからジュビロを背負っていく選手であり、うちの中心になっていく選手なので、経験とか少しずつ積んで、来年、再来年ということもありますし。彼のスピードという所もある程度見せてくれたんじゃないかな。よくやったとも言えるし、もっとやってもらわなければ困るというのもあります。
- 岡田 武史監督
- 前半・後半とおして、守備に関しては狙いどおり、早いボールへのアプローチが非常にできていて、選手みんな非常に精神的に充実したファイティングスピリットもって戦ってくれたと思います。ただ、3点をとりましたけどビルドアップの所でのミスがまだまだ多いなと。一足飛びにはいかないことはわかってるんですけど、もうちょっとできるかなと期待していたんですけど、その辺はこれからちょっとづつあげていかないといけないかなと。今日は勢いで3点とれましたけど、これからそんなに上手くいくとも限らないので、一歩一歩前進する機会というふうに思ってます。
(だいぶ奥選手の調子が上がってきたように見えましたが?)
彼のうちのチームでの役割、彼の能力を考えた場合は、遅攻に入った時にもう少しゲームをオーガナイズできるんじゃないかなと思ってます。
(ジュビロが変わってしまったなと感じたのですが、監督からみたジュビロは?)
ジュビロっていうチームはパスを回してきて、なかなかボールをアプローチできないということが多いんですけど、少し全体に疲れてるのかなと。この前のジュビロ試合のビデオを見た時も、少し選手は疲れてるなと。決して急激に技術とか落ちるはずはないので、コンディションはちょっと疲れているという印象を受けました。
- カレン ロバート
- 自分の特徴は突破なので、それなりに出来た部分もあったんですけど、ほとんどできてなかったんで次に活かしていきたいと思います。一点目入れられたのが痛かった。そこからどんどんリズムがあっちにいっちゃって、なかなかこっちのリズムにいくまで時間かかりました。
- 藤田 俊哉
- 完敗の一言で、サッカーさせてもらえなかったし、自分の責任もあんまり果たすことができなくてチームに迷惑かけたかなと、反省することが多いなと思います。マリノスの勢いが出だしもそうですし、運動量的にも向こうの方が完全に勝ってたな、僕らがもう少しその辺で変えていかないと勝つのは難しいなっていうのはすごく感じています。
(試合前には選手同士で何を話した?)
綺麗なことを言わないで、泥臭くてもいいから点を取ってって言うような感じではいたんですけど、グラウンドではチームとしてだすことはできなかったので残念です。色んな原因があるからこうなってしまうんだと思うんですけど、1人1人が自分の最低限の仕事をするということをもう一度振り返ってやること。まず自分のことをやって、チームの見直しをしたい。
- 菊地 直哉
- チーム全体的に動けないし、守備の取りどころっていうのがはっきりしてないし、後は個々がどれぐらいやれるかって、1人1人の差がすごいあったし、でも自分のレベルをもっと上げていかないといけないと思いますね。相手の守備もよかったし、パスディフェンスというかパスを読むディフェンスだったので、ドリブルが多くなったのかもしれないし、一つ一つが遅いから相手にも寄せられるし、判断をもっとあげないと行けないと思いますね。ディフェンスに入って、裏に一本というのが兎に角狙いだったと思うし、それが相手のチャンスになるところだったので、裏のカバーというのを秀さんと話してっていうことだったんですけど、一本やられたし、もっと修正しなければ行けない部分がありますね。前と後ろの距離がちょっと離れすぎてるというものもあるし、それが上手くいかないのかなと思いますけど。もっともっと前と後ろがどんどん動かないと、自分がっていう気持ちをださないといけないし、1人1人がもう一段階レベルアップしていかないとちょっと苦しくなっていくかなと思います。すぐには変わるかわからないですけど、変えないとという気持ちをもたないと、いつまで経っても変わらないと思うし、カレンとか俺とか翔とかそういう選手がもっともっと自分を変えていかないといけないと思うし、そうすることによって上の選手達もどんどん刺激を受けていくと思うので、自分たち次第かなと思います。
- 服部 年宏
- やっぱり失点を失い方も悪いし、失うタイミングも悪いし、なんとなくバラバラのチームになってる感じがしますね。ボール取りに行くにしても、全員の連動がまだ足りないし、もう一度その辺は整理しないとこのままずるずる行きそうなんで。とにかく守備をもう一回見直した方がいいと思います、僕は。点は入らないのも厳しいけど、最初にこれだけ失点くらって、なおかつ3点ぐらい失うと、やっぱり何か問題あるということなので、そこは直さないと。やっぱり0-0、1-1ぐらいのゲームじゃないと、すぐに壊れてしまうと言うか、どんどんリスクを背負わなければならなくなるし。
(前半1点取られるまではいいペースで来てると思ったんですが?)
やられる時は非常にあっさりとっていう感じがあって、なんであんな簡単に入っちゃうんだろうという。別に誰が悪いとかそういうんじゃなくて、チーム全体としての、意識、動きだし、守備に関しての約束事が守られてない気がします。
(若い選手がスタメンで入りましたが?)
やってくれたと思うし、全力も出してくれたと思うけど、誰でもそうなんですけど、まだまだやらなきゃいけないし、まだまだ出来ると思っているので、チームの為にまた頑張って欲しいですね。逆に3連敗したらどっかを変えなきゃいけなくなると思うので、それはまた来週調整すると思います。
(後半スリートップになりましたが?)
点差が点差だったので、やっぱりリスクを背負ってゴールを奪いにいったっていう形になったんですけど、それでも点が入らないというのは勢いも足りないし、僕たちが悪いです。
(体が重かった?)
それも多少あるかもしれないんですけど、こぼれ球が全然拾えないとやっぱり苦しい状況になっていたので、そこの拾えなさというのはここ何試合か続いてますね。
- 前田 遼一
- (いい感じで入ったが?)
やっぱ競り合いの部分で横浜の方が上だったかなと思います。
(個人的な出来は?)
後半は中山さんが入って、結構いいリズムできてて、点は取られはしたけどいいリズムだったと思うんで。まあ、そこからシステム変更もあって、なかなか思うように、やっぱり初めてのシステムだったこともあって、上手くプレーはできなかったなというのはありますけど、そういう中でも結果は出したかったです。
- 中山 雅史
- ちょっと情けない結果ですね。全ての面で負けてましたし、そういう部分を受け止めなければいけないですしね。この敗戦で個人それぞれがどう感じたかっていうものを、やはりグラウンドの上でそれを克服するために動かしていかなければいけないと思います。ちょっとディフェンスラインと前線との間が空きすぎているというのもありますし、それをどっちにあわせるのか?前線にあわせてディフェンスラインが押し上げるのか、ディフェンスにあわせてもっと引いた所でいくのかって言うところの意思統一が必要だと思いますし、そういう練習も必要なのかなと思います。もっともっと裏に抜ける動きをしていかなければ。。前半見ていて、なかなかそういう動きがなかったので、そこにボールが入らないことにはやはり足下足下では狙われますし、それがそのままカウンターになりますし、そこに通らないまでも裏に抜ければそっから相手はクリアに行くわけで、それを拾えるだろうという考えもあったんですけどね。そういう動きをもっともっと積極的にしていかないといけないかなと思いますし、そう言ったときに、ディフェンス、中盤の押し上げも必要なのかなと、その辺もう一回確認しなければいけないと思いますけど。
(出る前の監督からの指示は?)
中央はくさびが厳しいから、サイドに散らしてサイドからのボールをとは言われてましたけど、それよりも中盤あたりで受けて落としてそっからサイドに散らした方がいいだろうと思ってましたし、それでも上手くフォロー入ってくれればくさび入って落とせますし、そこの所の工夫。あるいは、周りの足が止まってるんじゃないかなというところがありますし、どうしてもボールもらって探してパス、探してパスになってましたし、そうなると相手は読みやすいですしね。それを取ってカウンターというものを受けやすくなってましたし、事実そういう形でやられてましたし、相手に読まれてるケースがすごく多かったから。
- 佐藤 洋平
- (1点目を取られるまではいいリズムでした?)
上手く戦えてたと思うんですけど、トータル的に見ても完敗だと思うしあんまりいいところはなかった僕自身。そういうのもあると思うんですけど、ちょっと戦い方が後ろとしては、前の2人が運動量多く走ってくるので、そこをオフサイド取れなかったというのは問題。ラインが下がってしまったかなと。後から考えれば思いますけど、自由にちょっとスペースに走られてしまったなと思います。
(それがチーム内の連携が上手くいかない原因の一つ?)
いいときは攻撃がよくて後ろも安定するって感じなんで、悪いときは攻撃も悪く、後ろも悪循環で悪くなってしまうというなんかそんな感じになってるのかなと思う。攻撃的にうちのサッカーができてないので、失点にも絡んでくるし、カウンター気味にやられるし、その歯車がかみ合ってないのかなと思いますけど。
中山さんが入って、前の方が動き始めて、やはりああいう風に戦っていかなければいけないのかなとも思うし、でも捨て身になったというのもあるし、その辺は難しいところだと思うんですけど。
(チーム状態をどう変えていかなければいけない?)
勝つしかないと思うんで、次勝つことしか考えてないです。
- 田中 誠
- グラウンドで表現するのは選手だから、選手の責任でもあると思うし、僕らが厳しくやんないとやっぱり結果もついてこないわけですから。監督の指示も大事ですけど、まずグラウンドの選手達がもっとがむしゃらにやることが必要じゃないかと思います。
(点を取られた後のチームの雰囲気が悪い?)
やっぱり失点を食らうと下を向いてしまう部分があって、また負けちゃうのかという雰囲気が流れちゃうんで、そこを失点食らっても絶対逆転するんだっていう気持ちをまた強くもつことも大事だと思うし、去年だったらそうやって追いついて逆転というのもあったんですけど、セカンドに入ってそういう意識が薄れて来ているので。一回ちょっと負けこんじゃうと、各選手がゲームに対して不安に思うことは確かだと思うんですけど、そうも言ってられないので、まずは勝つことだけを考えてピッチに立ちたいと思います。
(試合前から45分だけという条件だった?)
それはないですけど、監督の判断で。話し合って、お任せするという形で。