2004 J1 1st 第12節
試合日時:2004年06月12日(土) 15時32分キックオフ
得点ボード
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム（磐田）
- 13,519人
- 25.9℃ / 69%
- 晴 / 弱風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 石崎 忠利
- 吉田 寿光
- 柿花 和夫 / 犬飼 一郎
- 二俣 敏明
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
| 前半15分[得点] | マルキーニョス | |
服部 年宏 |
前半22分[警告] | |
| 前田 遼一 | 前半31分[得点] | |
| 前半38分[警告] | ミリノビッチ |
|
| 名波 浩 | 前半39分[得点] | |
| 後半15分[交代] | 工藤 浩平(in) ← 羽生 直剛(out) | |
| 後半22分[交代] | 巻 誠一郎(in) ← サンドロ(out) | |
| 後半22分[交代] | 林 丈統(in) ← 斎藤 大輔(out) | |
| 名波 浩(out) → 菊地 直哉(in) | 後半23分[交代] | |
| 西野 泰正(out) → 西 紀寛(in) | 後半26分[交代] | |
| 後半32分[得点] | 工藤 浩平 | |
| 山西 尊裕 |
後半36分[警告] | |
| 前田 遼一(out) → 中山 雅史(in) | 後半39分[交代] | |
| 西 紀寛 | 後半41分[得点] | |
 |
|
|
メンバー表
|
スタメン |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
控え選手 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 桑原 隆 | 監 督 | オシム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
中継レポート
- みどころ
- 第12節、ホーム・ヤマハスタジアムでジェフユナイテッド市原を迎えて15:32キックオフされる。天候は梅雨の中休みで太陽が見えている。芝の上は湿度の高い状態。蒸し暑い状態だ。ピッチコンディションは良好。代表戦、ヤマザキナビスコ杯の試合があったためJリーグは5月23日以来と久しぶりだがこの大一番への集中力は持続している。メンバーはグラウの出場停止のポジションに好調西野が！そして代表組みの藤田・田中・福西が戻ってきた。そして注目は右サイドの川口。更にベンチには西が復帰。中山・河村・菊地と注目のバックアップメンバーが並ぶ。ジェフのアグレッシブなサッカーをどこまで落ち着かせられるか!?注目は両チームのサイドアタッカー！サイドのポジション争いが今日のみどころとなる！田中を中心とした守備からの攻撃！名波を中心とした中盤から藤田・福西・西野の得点能力に期待がかかる。今日は西野のゴールが勝利を呼び込んでくれるだろう！
- 前半15分まで
- ジェフユナイテッド市原ボールでキックオフ。立ち上がりからジュビロもプレスをかける。西野・前田と前線から追い、名波・藤田がボールを繋ぐ。福西・服部がコントロールする。右の川口も積極的にオーバーラップして行く。ジェフも中盤で速いパス回しで仕掛けてくる。福西・服部が厳しくマークを突く。5分サンドロ→村井が抜け出すが鈴木がカバー。7分ジェフがゆっくり後ろでボール回す。ジュビロ陣地になかなか入ってこない。8分阿部からロングボールで前線にパスが出る。GK佐藤がしっかりカバー。注意したい展開。10分服部のパスカットから前線の西野へパスが出る。茶野との競り合いだったがボールは外へ流れてしまう。11分福西と佐藤勇人がぶつかり合う。球際が激しくなってくる。12分川口が右で勝負しようとするが相手は完全に縦を切ってくる。13分ジェルのミドルシュートは佐藤がファインセーブ。14分ジェフの左からのCK、阿部が蹴る。鈴木が体を張りクリアー！気を付けたい流れ。15分相手が倒れてるところに集中力が切れる。ジェフの左サイドから崩され最後はニアでマルキーニョスに得点を許してしまう。
- 前半30分まで
- 17分前田がゴール左30mで倒されFK。それを山西が蹴る！壁の下を抜けたボール相手に当たりゴール右に外れる。ジュビロCKからもその後、ジェフの速い速攻にあう。鈴木がファールでボールを止める。19分にはワンツーかあ阿部が右足のシュート。インサイドに引っ掛けたキックは注意が必要！21分川口からのクロスボールをファーサイドで西野が受ける、ひとり交わしそのままシュート！左ゴールポスト直撃。23分前田→西野→名波→福西→川口センタリングを上げるが中に合わない。26分ジェフの右サイドからミリノビッチが上がる。藤田・服部でプレスに行くがフファールになってしまう。FK再び阿部が蹴る。セットプレーには十分注意したい。27分川口が速攻を仕掛けるが突破できず逆襲を食らってしまう。鈴木がカバー。攻守の切り替えが速い。29分福西が中盤で個人技を見せる。トラップで逆に展開そこから藤田がドリブル。西野が裏に出るがオフサイド。ジェフの速い攻撃になかなかリズムが掴めないジュビロ。
- 前半45分まで
- 福西の展開から左の藤田へ、クロスボールに西野がファーサイドで打点の高いヘディング折り返す。そこに前田が入り込み、DFの前でダイビングヘッド！ついに同点ゴールが生まれる。若い、ツートップの連携で1点目が決まる！36分福西が個人技で阿部を交わす、そのままドリブルで駆け上がり、ラストパスを西野へ。しかしタイミングが合わない。37分ジェフの右からのクロスにマルキーニョスがファーサイドへ飛び込む。なんとか鈴木が体を張るが危ない場面。37分今度はジェフの左、村井がワンツーから抜け出すとそのままシュート！GK佐藤がしっかりキャッチするがジェフのサイド攻撃には気を付けたい。38分福西がドリブルで再び仕掛ける。ミリノビッチと1対1になりファールを受ける。ゴール正面よりやや右20mからのFK。藤田と名波がボール横立つ。蹴ったのは名波。綺麗な放物線を描きボールはゴールネットを揺らす。逆転ゴールは名波浩のFK！42分藤田が左サイドで粘りバックパスを前田がセンナリング、西野が詰めるがとどかない。43分川口がロングボールに反応粘りながら裏を狙う。44分サンドロの突破を鈴木がペナルティーエリア内でスライディング。相手が倒れるがしっかり足はボールに行っている。その後に速攻では右の川口からのセンタリングをファーサイドの西野がヘディングで競り勝ちシュート！ゴール左に外れるが惜しい展開。ロスタイム、田中が競り合いの際腰から落下。タンカで運ばれるがすぐに戻る。前半から白熱した戦いは2－1で後半へ。
- ハーフタイムコメント
- 桑原 隆
早いパスワークで、サイドチェンジを多くしていこう。相手の早いプレッシャー
に注意していこう。
オシム
前線でしっかりボールをキープすること。簡単にボールをつなぐこと。ＤＦはしっ
かり競ること。
- 後半15分まで
- 選手交代なしで後半キックオフ。1分右コーナー付近で名波が相手の股を抜くパスで福西へセンタリングに西野が飛び込みこぼれを前田がシュートしかしポスト直撃。跳ね返ったボールを川口がシュートするがGKにキャッチされる。4分ジェフの右サイド佐藤が裏へ抜け出す、GK佐藤と1対1になるがプレッシャーからシュートが打てない。後半の立ち上がりはジュビロが主導権を握っている。7分川口が長い距離を走り抜ける。そのスペースに福西からロングボールが出る。しかしギリギリゴールラインを割ってしまう。このプレーに会場から拍手が！8分ジェフの怒涛の攻撃も田中・鈴木そして山西がアクロバチックなプレーでクリアー。9分右からのクロスに田中が折り返し西野がポストになるがシュートまで行かない。10分サンドロに対して山西が厳しいチェック！速い展開から右に出た前田へロングボール茶野と1対1になる。勝負に行った前田がCKを奪う。CK名波が蹴ると福西が頭で流しファーサイドの田中がシュート！転がったボールゴールラインでクリアーされる。激しく動くゲーム展開。内容濃い白熱したゲーム展開が続く。
- 後半30分まで
- 市原ベンチが動き出す。羽生に代え工藤を投入。18分ジェフの左からCK阿部が蹴るが福西がしっかり頭でクリアー。集中力を保っている。18分服部がセンタリングをカット行ったプレーでボールが胸に当たり倒れる。20分速攻から福西は右の川口を使う。スペースに出すとそのままセンタリング、ニアに前田、ファーに西野が入るがその間のGKにキャッチされる。22分市原ベンチが再び動く。DF斉藤に代えFW巻。FWサンドロに代えFW林を投入。その動きに対応するかのように磐田ベンチは菊地を投入する。名波に代わりピッチに入る。菊地の入ったポジションは4バックの右。鈴木と田中でセンターに入り左に山西が入り守備陣形を整える。更にここで復帰したばかりの西がピッチに入る。FW西野に代わり投入。左のポジションに入りいきなりGK櫛野と激突。アグレッシブなプレーでスタジアムを沸かせる。GK佐藤のボールをワントップの前田に合わせる。30分西が左でボールを持つと前田に当てそのまま前線に入って行く。流れのある良い展開。
- 後半45分まで
- 引き気味になったジュビロをジェフが攻めてくる。ロングボールでラインを下げると最後はミドルシュートでゴールネットを揺らされる。同点。ジュビロが4バックにしてからジェフの攻撃ラインが上がりだす。34分川口が右からセンタリング。前田が入るが1枚のFWには合わせずらい。藤田がひとつ上がり、福西も少し上がる。少しずつシステムを修正。36分マルキーニョスがディフェンスラインの裏へ飛び出す。GK佐藤が飛び出しキャッチ。37分には西が左からセンタリング福西が上がりゴールを狙っていくがシュートが打ち切れない。藤田が福西が前線へプレスをかける。39分には下がったジュビロディフェンスラインにジェフが責めあがってくる。シュートを2本、決定的なシーンをジェフが外す。そしてここで前田に代え中山投入。40分中には人がいるがサイドへのプレスが甘くなる。センタリングを上げられ中での勝負。鈴木が頭でクリアーするが危ない場面が続く。42分少ない中盤での選手の中から西がドリブルで突破。ミドルレンジから思いっきりの良いミドルシュートがゴール右に決まる。復帰したての西が強烈な復活ゴールを決めてくれた！残り3分。前線から中山がボールを追う。田中が最終ラインから激しくマークに付く。ロスタイム4分。最終ラインが体を張り市原の攻撃をしのぐ。緊張感のあるロスタイム。菊地の大きく蹴ったボールに最後まで中山が追いかける。福西が時間を使いながらボールをキープ。ラストプレー、ジェフのクロスボールにGK佐藤が飛び出しゴール右スレスレを外れる。長く感じるロスタイム。ベンチから名波が大きな声を出しここで試合終了！大きな大きな勝ち点3を奪った！
選手、監督コメント
- 桑原 隆監督
- 選手の集中力が最後まで諦めないっていう、この試合の意味、重大さっていうのを選手も理解してくれていたし、内容とかそういう事じゃなくて、戦うっていうことで今期一番のゲームじゃなかったかなと思います。非常に選手の頑張りに敬意を表したいと思います。
（西選手を入れた時点で４バックにして、前田選手のワントップのような形になりましたが？）
右サイドの坂本くんもかなり出てきたし、俊哉の負担も多かったし、向こうが攻撃に人数をかけてきたんで、ちょっと疲れも見えたんで４バックにしてダブルボランチにして、「ちょっと逃げ切れればなぁ」と思いながら向こうが多分、点を獲りに人数をかけてくるんで、前田・俊哉・川口・西の４人でなんとかカウンターを狙うというようなプランだったんですけどね。
（中盤で集中的にボール回して詰めていく形がいくつか成功しましたが、あれは選手が自主的に行ったのですか？）
パワープレーでこられるのが嫌だったものですから、FWが非常にきつかったのですが、こっちの指示もあったのですが選手もその経験の中で判断をしてくれたということだと思います。
（西選手のベンチ入りには驚きがあったのですが？その判断とは？）
非常に順調にきてましたし、最終的には昨日のゲームで、ちょっと試合をやる体じゃなかったんですけど、サブにおいて、「いざここの場面」ていうときに使えるくらいの回復力があったのでベンチに入れたんですけどね。非常にリバウンドなくきたっていうのが、それと、メディカルスタッフの献身的な治療で痛みがないってことで、ゲームOKだよという指示もあったので。
シュートは昨日、殆どあたってなかんですけど、西らしい力が入っていない本当に良いシュートじゃなかったかなと思います。
- オシム監督
- いい試合だったと思います。もちろん大事な試合だったと思います。その中でお互いが良く戦ったと思います。実際の内容的には引分けでもおかしくなかったと思います。引分けだと勝ち点１で、ジュビロの為にもジェフの為にもならないんで、ま、ジュビロの為になって良かったんじゃないですか。そう思ってるんですけど・・・。
- 西 紀寛
- いいえ、たまたまです。味方の動きだけ見てたら、敵がやってこなかったんでコース開いているなと思ったら…、ホントは逆狙ったんです。入ってよかったです。蹴ってから右の方に行ったのでよかったです。自分が出た時１点勝っていたので追いつかれないようにしないといけなかったなと終わった後、反省しました。
（足の状態は…）
どうなんでしょう、痛みはないし、リバウンドもないし、不安なくやっています。いやまだこれから残り３つあるので、もっと苦しい試合があるかもしれないし。勝つことだけを考えて残り３つやっていきたいので、今の試合より苦しい試合が出てくると思います。
（水曜日の試合は…）
ガンガン行って点とってチームに貢献できれば一番いいと思います。行けと言われればガンガン行きます。
点とれてよかったです。でも１点とられちゃダメ。残り３つあるからこれからです。
- 名波 浩
- 最初１点とられて非常に厳しい展開でしたけど、若い力で同点にしてくれたので、そこからはゲームがしまって落ち着いたと思うし、ボールの動かし方も途中からよかったと思います。
（西くんやってくれましたね）
昨日、監督が西君をベンチに入れる決断をしたというベンチワークの勝利だと思うし、それに答えた西も素晴らしいと思います。
（FKのゴールがありましたが…）
角度的にも好きな角度だったし、そろそろ活字にならないとね。いい結果が出てよかったです。交代してからの方が声が枯れてしまって。ベンチも一体化していたと思うし、同点になって多少ムードが悪いときもみんなを盛り上げてやろうと思ったのでよかったですね。このゲームに関しては、本当に結果だけを目標にしていたので、勝ち点３というのはどれだけ重みがあるかを僕自身わかっていたし、とても大きな勝ち点３だと思います。今週はこれで切り替えて、来週の２ゲームが続くことによって僕が交代したと思うので、また来週２ゲームいい結果が出るように頑張りたいです。
逆転したのに追いつかれるというのは、ジェフ戦多かったので、ワールドクラスのゴールを決めてくれたね、病み上がりが…。実際結果が出ていない、その引き分けになるなり方も、前回のロスタイムの同点ゴール、ああいう引き分けのされ方が多かったので内容よくても結果が出ないとと選手も思っていたし。村井と坂本をうまくおさえながら、信男が本当に90分よくやったと思うし、彼自身は、けが上がりから、ナビスコのガンバ戦といい本当にいい仕事していると思います。前からよく追いかけていたと思うし、若い２人で点をとったというのは底上げになると思うし、西の代わりに信男が結果を出して、それも競争意識が高まると思うし、ロドも中山さんもうかうかしていられないという雰囲気が試合終わった後あったし。体が動かなくても頭と声を出して、やると思うし、ピッチを去った後でも継続していたと思うし、急にボールが回らなくなったかもしれないけどそれは本当に１点やられたけど、洋平中心に頑張っていたと思うし…。
（ベンチ前で声を出していたけど…）
去年のヴェルディ戦を思い出したね。前田も西野も若いから、交代した後、西の勝ち越しゴールの時は盛り上がってましたね。
- 中山 雅史
- 4つのうち1つが終わったというだけですから、あと3つなんとかまた勝ち続けられればいいなと思いますけど。
（チーム一丸となって気迫があるのは）
最低限ですから。それがなければ戦えないですし、それが発揮できれば勝つための力が出てくると思います。1点目は仏心を出してしまったかなというのがあって、そこを相手につかれたなというのもありますけど、相手が倒れていたのでそこにちょっと気をとられていたかなという部分もあるのかもしれないですけど、それでも笛が鳴るまではやるという基本を忠実に行動していればというところがありますから。ただそういう時でも集中していけるようにしたいですね。
（最後点入ったシーンですが）
西君がうまくいってくれましたからね。出てるメンバーはそうですけど、控えのメンバーもいつどういう状況で呼ばれても力が発揮できるように準備しておかなければいけませんし、そのメンバーがどう変わろうとも、チーム29人すべてが準備しておくことが必要になると思います。あと3試合そういう気持ちでやっていければと思います。チームの中で勝つための意欲が同じ温度で保てればいいなと思います。
（今日は温度が一緒だったんですか？）
全員がそういう気持ちでやれば中身の濃い練習ができますし、それが試合につながるのでそういうところを強調していければと思います。グラウンドに入ったら一生懸命やるべきことをするというのがプロの姿勢だと思うので、それがチームとしての当たり前の姿勢でありたいですね。
- 前田 遼一
- 点決められたのでよかったですけど、プレーの内容はあまりよくないんで。（あの１点でチームが盛り上がったのなら）そうですかね、よかったです。
（１つ１つ勝つだけ？）そうですね。
（蒸し暑くて大変だったのでは？）みんなきついのは一緒なので。
（残り３つですが）全勝して優勝できるように頑張りたいです。
- 鈴木 秀人
- （勝ち点３は大きいですね）
そうですね。反省点は結構あるんですけど。先制された場面はパスミスした場所も悪かったし、攻守の切り替えも遅くなったので、修正しないとこれからきつくなります。ノブがひっぱっていたおかげで向こうの選手もあまり上がってくることがなかったので、あとはワンツーだけを。
（同点に追いつかれた場面は？）
あの失点の前の5分くらい攻められていた感じで、ボールキープできない時間が続いていたので、フォーバックにした時の前線のバランスはもっと修正しないと。でも、みんな結構いい感じでやれていたので勝ったのは大きいと思います。
（西選手のゴールは？）
西君さまさまです。昨日練習終わってメンツみたら西君の名前があったんで、すげーな西君人間じゃないなって。風貌からして人間じゃないし…。西君は今年結構ミドル決めてるんで、自信あったと思います。
（向こうのツートップは？）
よく動くんで、それでマークがずれてしまうというのをなるべくなくすようになっていました。（マルキーニョスは）運動量が多いんで、それでできたスペースに２列目から飛び出してくるんでやりにくいことはやりにくいですけど。
（ケガの具合は）
大丈夫です、全然。膝は痛めていた部分だったんですけど、大丈夫です。
- 服部 年宏
- 西君がすっきりしたんじゃないですか？
（西君は驚異的な回復ですよね？）
おかしいからね（笑）。
運動量は非常にあった試合でしたね。向こうに走り負けないというのがあったのでその分こっちも走れたのがよかったんじゃないんですか。あと３試合なんでね、勝ち点を１試合１試合積み重ねていくしかないですね。本当にトーナメントのつもりでやっていくしかないと思います。
- 西野 泰正
- （１点目、見えてました？）
見えてました。ファーでボールウォッチャーになるという話をしていたのでそういうところをつけて点が取れたのはうれしいですけど。１戦１戦落とせない戦いだと思うし、自分の中でもチャンスもらったら結果出していかないと出番もこないと思うし、そういう意味では結果出し続けられなかったので少し残念ですけど、チームが勝ったことは一番大きいので、アシストですけど、多少は貢献できたかなと思うので、次は勝って自分も点をとりたいと思いますけど。前半最後の方にクロスから１本あったんですけど、あれを決められるようにならないとダメかなと思います。フォワードなんで結果を出さないと、ロドとか戻ってきたときに試合に出られなくなるというのはしょうがなくなっちゃうし、結果を出していれば。
（２トップでとった点は）
うれしいです。
（勝ち点３大きかったですね？）
そうですね。よかったです。
- 山西 尊裕
- よかったね、西君すごいね。本人も監督が行けといえば、行けるような状態だったんじゃないですかね。
（ジェフの攻撃に対して？）
２トップ早いんで、カウンターで１発でボンとくるんでそのへんをケアしたんですけど。まぁ、１点目はちょっと仕方ないとしても、２点目、外につられて中をやられてしまったんでちょっと反省しなきゃいけないなと。４枚になってリズムが変わってしまったかなというのがあったので、そこはちょっと修正しなきゃいけないなと思います。今はトーナメントのつもりで勝ったということは大きいと思います。あまり（ジェフは）やりにくいとは思っていなかったんですけど、これで勝って（苦手）と言われなくなると思うんですけど。次は３回戦のつもりでやるだけです。
- 菊地 直哉
- きつかったけど、１点とられて。ちょっとまずいなと思ったけど、みんなあきらめてなかったし、とられた後スペースもすごく空いていたので、まだチャンスあるなと思っていたので、いい形で西君がホント。
（中盤が開いちゃったけど…）
プレッシャーがなかなかいけなくてね、きつかったけど。サイドの方が怖かったと思うんで、そこの１対１はうまく対応できたと思うんで。
（ジェフに対して苦手意識は？）
特にないと思いますよ、みんな。多少やりづらい部分もあったし、今日は絶対勝とうとミーティングでも言ってたので、勝ててよかったです。
（前半見ていて気づいたことは？）
ノブさんところは、サイドうまく突破できてたので、まあこのまま行けばいいなと。１点目、ちょっと集中力が切れた部分があったのでそういうところをなくせばもっといい試合ができたんじゃないかなと思いますけど。
（入る時の監督からのアドバイスは？）
相手３枚にしていたので１人余れるようにというのとサイドで突破をあまりされないようにということでした。
- 田中 誠
- 向こうは人数かけているから、回されるとなかなかとれない部分もあるけど。向こうもバランス崩してきているから、攻撃に移れば、僕らもスペースをついていいチャンスを作れると思うんですけどね。足が一瞬止まったときにやられちゃって、前半で同点にできていい流れでいけるかと思ったんですけどね。ちょっと後半、足が止まって受け身になりすぎましたね。反省点です。
（４バックだからといって受け身にはなりすぎない？）
そう思ったんですけど、疲労でボールに行く選手が少なくなって、回されて裏走り込まれたりとか、起点作られたり…。そこですよね、４バックにしてもボールに行くときに行かないと、陣形整えていてもああやってやられちゃって。プレス行く人間に行かせなきゃダメですね。今日は思った以上に気温も高くて、思った以上に僕もこたえましたから（笑）。動くとね、汗も出てくるし、湿度も高いですから、ちょっと僕もあまりゲームやっていなかったからこの暑さになれていなかったです。（ゴールは）狙っていたんですけど、慌てすぎましたね。ちょっとトラップが大きくなりました。だんだん近づいているんで、狙っていきたいです。
最後まであきらめずにゴールに向かう姿勢が西のゴールにつながったんで、優勝するにはああいう粘り強さは必要だし、最後まであきらめないことが必要だと思いますね。それが疲れた中でもできたかなと、また次につながりますね。
（途中から入った巻は？）結構体の使い方がうまくて、まぁ高さもあるということで起点を作られてしまったんでね。あそこいいパス出されないように、もっとファールもしないでバランスを崩すようなポジションどり、あたりをしないといけないなと思いますね。
- 福西 崇史
- 要所要所でやろうかなと思って、みんながカバーしあえたのがよかったと思いますけど。
（菊地が入ってきて）
４バックにしてサイドの助けという感じだと思いますけど、それで前へのプレッシャーがなかなかできなくなったから、もうちょっと考えるところがあるかもしれませんけど。フォーメーションに関しては言われたことをどれだけできるかということだと思います。優勝に向けてこれは勝たなきゃいけない試合だったし、気持ちがあったからこそあの時間帯で点とれたと思うし、だからみんな喜んでいたんじゃないんですか。
（引き分けで終わる気持ちは）
ないですね。勝たなきゃ優勝はないと思ってましたし。
（マリノス戦の結果は）
知らなかったです。僕たちは勝っていけばいいですからね。
相手も点とりに押し込んできて、カウンターのやりあいという状態になっていたからどちらが点とってもおかしくない状態になっていたと思います。
