2004 J1 1st 第10節
試合日時:2004年05月15日(土) 14時05分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 静岡スタジアム エコパ
- 29,842人
- 22.9℃ / 50%
- 晴 / 中風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 十河 正博
- 吉田 寿光
- 手塚 洋 / 田中 厚
- 田尻 智計
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半14分[得点] | 奥 大介 | |
藤田 俊哉 | 前半16分[得点] | |
西 紀寛 | 前半43分[警告] | |
成岡 翔(out) → 中山 雅史(in) | 後半0分[交代] | |
後半4分[警告] | 那須 大亮 | |
前田 遼一 | 後半11分[警告] | |
後半17分[交代] | 久保 竜彦(in) ← 安 貞桓(out) | |
後半19分[得点] | 那須 大亮 | |
後半21分[警告] | 松田 直樹 | |
後半30分[警告] | 柳 想鐵 | |
後半33分[交代] | 山崎 雅人(in) ← 坂田 大輔(out) | |
グラウ(out) → カレンロバート(in) | 後半34分[交代] | |
後半36分[交代] | 中西 永輔(in) ← 遠藤 彰弘(out) | |
藤田 俊哉(out) → ガヴィオン(in) | 後半38分[交代] | |
後半44分[警告] | 山崎 雅人 | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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桑原 隆 | 監 督 | 岡田 武史 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- ホーム、エコパスタジアムに横浜FMを迎え14:05キックされる。暖かい気候に最高のピッチコンディション!スタンドにはサポーターも続々詰め掛ける。選手たちも良い準備ができたようだ。水曜日のACL敗戦から気持ちを切り替え、Jリーグへ集中!負けられない戦い、負けたくない相手と勝負する。メンバーは不動のGK佐藤、ディフェンスラインに田中が復帰し、鈴木・菊地が並ぶ。ボランチは出場停止の福西のところに河村、そしてゲームキャプテン服部が入る。中盤の前には西・藤田がそして今日は名波のポジションに成岡が入る!ツートップは好調、前田とグラウ!そしてベンチには中山・カレン・ガヴィオン・山西、山本が座る。厳しい戦い、激しい勝負となるだろうが総力戦で勝ちきりたい!注目は、西・藤田・前田・グラウそして中山・カレンの攻撃陣だろう!豪快な気持ち良い勝利を!横浜FMから勝ち点3を奪いに行く!西・藤田が攻め上がれれば、前田・グラウが点を取る!先制点がどちらに入るか!?みどころは多い。
- 前半15分まで
- スタートからボールが動く。1分横浜FMの右からクロスボールに坂田シュート!佐藤が足で弾き、菊地がクリアー。立ち上がり集中したい!2分前田へロングボールが出る。頭で流しグラウ走るが繋がらない。3分成岡が中央からドリブルで仕掛ける。4分松田からロングボール、坂田が反応するが鈴木がカット。CKも成岡クリアー、藤田が拾う。安が基点を作り来るが田中がカバー。中盤では奥が動いている。服部を中心に自由にさせない。8分坂田がディフェンスラインの裏に出る。ここはGK佐藤が飛び出しクリアー。10分松田がオーバーラップを仕掛けてくる。菊地が落ち着いて対応。11分前田がディフェンラインの裏に飛び出すがオフサイド。12分菊地のバックパスから坂田にシュートを打たれる。GK佐藤が飛び出し、ゴール右に外れるが危ない場面。13分ドゥトラを鈴木が倒してしまいファール。FKを奥が蹴る。25mの右からのFKを直接ゴール。先制点は横浜FM。
- 前半30分まで
- 16分ドゥトラがフリーで右を飛び出しシュート!ゴール左へ外れる。16分、藤田が左を駆け上がるとGK榎本が飛び出してくる。藤田はGKを交わし、ゴールカバーに入っていた松田・那須の頭を越しゴール右隅へゴール!すぐさま同点に追いつく。河村と奥のポジションが今カギを握っている。ジュビロ選手も声を掛け合いながら修正する。ジュビロは奥のポジション、横浜FMは藤田のポジションを着ききれていない。24分前田が中澤からボールを奪い自らでドリブルでゴールへ向かう。直接シュートまで行くがゴール上を超える。25分ゴール左25mから再びFK奥が蹴り今度は中に入れてくる。鈴木がクリアーするがセットプレーは気をつけたい。27分中盤の高い位置から成岡がディフェンスする。28分前田にボールが入るとグラウが左へ流れる。足元へ入り、勝負するが中澤にカットされる。28分坂田へボールが入ると鈴木&服部へ厳しくチェックへ行く!
- 前半45分まで
- 31分服部がドゥトラからボールを奪うと速攻。西に預けドリブル。クロスに前田とグラウが入るがシュートまで行けない。33分ドゥトラから安へクロスボールが上がる。ここは佐藤が飛び出しキャッチ。34分西がミドルシュート!ゴール右へ外れる。藤田がボールを蹴った際膝を痛め、ピッチの外へ一度出た。治療をし再びピッチへ。36分服部からのクロスを藤田が入る。シュートまで行かないがリズムは良い。37分鈴木が坂田へのファールを取られてしまう。右コーナー付近からのFKをドゥトラが蹴り安の頭へ。ここは田中がマーク。39分右のグラウが飛び出しそこから中の前田へグランダーのパス。ディフェンスの間を前田が飛び出すが触れない。42分河村が強烈なミドルシュートを放つ。左足でゴール左隅へ飛ぶがGKがキャッチ。ベンチ裏では山西のピッチが上がる。後半へ向け山西・中山がアップしている。ロスタイムなしで前半終了。
- 後半15分まで
- ジュビロは後半スタートから選手を代えてきた。トップ下に入った成岡に代わり中山投入。グラウとツートップにを組み、前田がトップ下へ入る。1分佐藤がキャッチしたボールを前線のグラウまでパス、前田が拾い展開する。中山が前で体を張り、グラウが裏を狙う、前田が2列目でボールを拾うという展開で流れがジュビロへ傾きかけている。4分西が右から1対1で勝負。那須がたまらず手を出しファール。中山が相手ディフェンスラインを押し下げてくれる為、中盤のスペースが生まれる。西・前田・藤田が前を向いてプレーができるようになってきた。7分横浜FMの左からのクロスボールが逆サイドまで流れる。フリーでヘディングシュートを打たれるが佐藤がセーブ。11分菊地と前田でボールを奪う、個人技で抜きにかかるがファールを取られてしまう。12分服部からのクロスボールに中山が飛び込むがGK榎本にキャッチされる。13分ジュビロ、右からのCK。西が蹴りファーサイド河村がフリーでヘディングシュートを放つがゴール上を超えていしまう。トップ下、前田にボールが入るようになってきた。
- 後半30分まで
- 16分FKのチャンスから右の西、中央の藤田・河村と立て続けに入り込むがシュートが打てない。17分ここで横浜FMベンチが動く。安に代え久保を投入!19分右からの奥のドリブルも菊地が対応。CKに逃れる。しかしこのCK、奥が蹴り中央で那須が合わせ失点。またもやリードを許してしまう。21分藤田からの縦パスに中山が反応、松田とマッチアップする。ここでファールをもらいFK。藤田がニアの河村の頭に合わせるが触れない。23分前田がディフェンスをし、前線へロングフィード。藤田が拾い展開するが西に渡らない。24分鈴木のクロスボールを中山が頭で落とし藤田がシュートしかしブロックされゴールマウスへ飛ばない。25分も左からクロスが入り中山が頭で折り返す。何とか追いつきたい時間帯。27分左を西と前田の技術で突破にかかるが抜き切れない。徐々にジュビロが流れを掴みかけてている。
- 後半45分まで
- 33分西がボールを追い、藤田が拾う。中山が前線で動きスペースができたところに前田が入る。ボールを受けミドルシュート!ゴール上を超えてしまう。34分ここでジュビロが動く。グラウに代わりカレンがピッチに投入される。菊地が対人プレーの強さを見せる。横浜FMが3人目の交代枠を使ってくる。遠藤を下げ中西投入。守備面を強化してくる。37分カレンと西が崩す。ここで藤田を下げガヴィオン投入。38分、ガヴィオンがこぼれ球をミドルシュート!しかしGK正面。残り5分、前からボールを追い攻めに行く!佐藤からのロングボールを中山が競りそのこぼれをカレンが詰める。河村も前からボールを取りに行く。ロスタイム3分。鈴木が右サイドを駆け上がりファールをもらう。西が右から中に入れるが合わない。、ロスタイム、西がドリブル突破。CKを奪う。しかし中の選手には合わない。ここで試合終了。ACLに続いてまたも連敗となってしまった。次節へ向け、気持ちを切り替え準備していきたい!ここからがJリーグチャンピオンへの本当の戦いとなる。優勝目指し!最後まで戦う。
選手、監督コメント
- 桑原 隆監督
- 全体からいくと、やはり中盤で中々ボールが収まらないというのが、一つうちのリズムが出来なかったというところですね。あと、セットプレーは十分注意するようには言っていたんですけどね。「不用意なファールはしないように」っていう事は言っていたんですけど。ああいう結果になって。言っても終わった事はしょうがないのでよく反省して、次に活かすと。ま、勝ち点3でまだ首位なので、そういう意味でまた修正して、次の新潟戦にね。これで強行日程もやっと終わるんで、ここでリフレッシュして新潟戦に行きたいなと思っています。
(ACLがああいう結果に終わって、気持ち的な問題も影響したのですか?)
それはないと思いますよ。ACLが終わったんで逆にJリーグ1本に絞れたので。そういう事は無いと思いますね。うちがベストメンバーを組めなかった。中盤の主力がね。うちの生命線であるパスサッカーがやはりうちの持ち味なんでね。それが出来なかったっていう事が一番痛かったですね。代わりに出た選手も一生懸命やってくれたんですけど、経験、キャリアの差っていうので差がでたかなという感じですね。
(選手交代については?)
中山は成岡が良くなかったんで交代したという事ですね。ガヴィオン選手については、守備というより攻撃の方が得意な選手なんですよ。そういう意味で思い切ってね。ま、向こう(横浜FM)も知らないっていうのもあるし、あそこは勝負に出たっていう感じですよね。俊哉の膝もありましたし。
(藤田選手の膝の状態は?)
ちょっと分からないですね。終わって、明日あたりちょっと様子みないと。ま、何もない事を祈るだけですね。今は。
(交代は藤田選手から申し出があったのですか?)
いや、違います。前半やってからちょっと違和感はあったんですけど、やるうちに大分なくなったようですけどね。あれは出来る出来ない、そういう問題はなくって。
(後半、特に中盤突破してっていうのはあれは意図して?)
いや、そうでもないんですけどね。やはり繋げなかったっていう。選手もそれがあったんじゃないですかね。別にそういう指示をした訳じゃないです。最後はパワープレーでそれはしょうがないですけど。うちの繋ぐサッカーはあくまでも変わりませんので。どんな相手が、どんな状況でも繋いでいくという事は変わらない。それが選手間でちょっと厳しいって判断でそうなったって事ですね。
- 岡田 武史監督
- 体調的には痛い所は無い選手はいないというような。疲労も相当溜まっているんですけど。今のうちの選手には勝負に対する執念。あとお互いを信頼しあってチーム一丸となる団結力があると信じてました。前半から本当に素晴らしいパスとプレッシャーで20分までは完璧に近いサッカーをしてくれたと思っています。ただ、だんだん足が止まってきてボールを回す事に意識が多く行きだして、裏へ入れていく選手がいなくなった。ハーフタイムにボールを目指す意識をもって行こうという事で、ま、結局流れから点入らなかったですけど、最後動けなくなっても、皆が勝ちたいという気持ちで守り通してくれた。この1勝は本当に大きな1勝だと思います。
(キャプテンマークについては?)
先週あたりから奥が本来の奥らしいプレーが出だしたという事で。足の痛みはあったんですけど、今彼を下げる訳にはいかなかった。展開によって何点か入ればね(そういうことは無いと思っていましたけど。)休ませる事もできたんですが、ちょっと外す訳にはいかなかった。キャプテンマークを付けさせたのは、奥にはキャプテンだからやらなきゃいけない、というような重圧があるような気がすると。キャプテンを外すと言ってきて、本来のキャプテンに戻ったと、本来のプレーに戻ったと感じたんで、チームキャプテンである彼がゲームキャプテンをつとめるという事にしました。
(今年の磐田は非常に守りが固いですが、どのように攻略しようと考えていましたか?)
特別な事は考えていなくて、今日のミーティングは本当に短くしたんですけど、今日は、正直いって今シーズンの立ち上がり、チーム作りの私のミスから足踏み状態。本当に良い状態ではなかった。途中で考え方を変えて、もう一度いちからやり直すという事でやってきて。この10節目でジュビロと当たる時に2位という。そして、まだ優勝の可能性を残している状態で、天気も最高。こんな舞台はないと。今日は相手がどうのこうのではなくマリノスのサッカーで、がっぷり策は労しないと。一切策は使わないと。正面からやっていこう。それでもやれる力は十分あるという話はしました。特にジュビロだからどうしようという事は一切言わなかった。確かに名波、福西という中盤の二人がいなかったというのは我々にはものすごく大きなアドバンテージだったという事はあると思います。
(くぼを入れるタイミングとしてはあの時間をかんがえていたんですか?
いや、医療サイドからはできるだけ使わないでくれという要望はありました。しかし、あの時間帯、じょじょにミスがでだして、押上れなくなってた。ここでひとつ久保と安 貞桓のプレイの違いではなくて、チーム全体に刺激を与える意味で流れを変えたかったんで、どうしてもそれでは山崎では重荷だったんで、久保をいれました。
- 服部 年宏
- セットプレーは特に注意してたんで、あの辺はもっともっと厳しくいかなければいけなかったんだけど。(立ち上がりは?)向こうの方が勢いがあったし。。それでもあそこを凌げばスペースもできていい攻撃できるかなと思って、最初は我慢という感じだったんだけど。こういうビッグゲームで、チャンスもらったやつがもっともっとやんなきゃ行けないと思うし、情けないというか残念だけど。残り4勝1敗で行けば優勝できると思うので、まだ勝点3リードしてるっていうのを頭に置いてやっていけばいいと思う。ここでへこんで全てが終わりじゃないんで、あと5試合戦うだけです。連敗しないように次ぎ勝つように頑張りたいと思います。
- カレン ロバート
- 全然今までとは違う感じでした。チャンスがこなかったですね。それだけマリノスの守備がよかったってことですね。(天皇杯で戦った時と比べて?)全然強さが違う。市船の時はカウンターだけ(市船の戦術が)だったんで。今回は全然違う形で違うメンバーで、負けてる状況で出されて自分の役割を果たせなかったのが悔いが残る。
- 中山 雅史
- ボールの落ち着きどころがなかったかなっていうのがありますね。サイドからサイドから崩そうとはしてるんですけど、なかなかうちの思うようにはいかないというか。一回ボールをもってるんだけど、持たされてるみたいなそんな雰囲気があったかなと思います。もっともっとアグレッシブさが必要だし積極性が必要だし、もっとがむしゃらにやらないとね、勝てないですよね。ちょっと嫌な流れになってきてますから、チーム自体。毎回毎回負けるたびに切り替えと言ってますけど、根底から気持ちの面を切り替えてひたむきにやっていかないと簡単には勝たせてもらえないですよね。ここのところセットプレーでやられることが多くて、一つの課題ですし、しっかりとしたマークが必要ですし、こっから1週間タイに行くメンバーは頑張ってきてもらいたいと思いますけど、この1週間でチームを盛り上げて行ければと思いますけど。
- 成岡 翔
- (横浜FMの)いいプレスも前半かかっていて、やりにくかったということもありますけど、それ以上に動き回らないと無駄な動きが少なかったと思うので。。
- 佐藤 洋平
- (2失点はリーグ戦では初めて?)そうですね。警戒はしてたんですけど、やられてしまったんで、言い訳はしないですけど。(戦術でやられた?それともジュビロの調子が悪くて?)立ち上がりから体が重いというか、相手の方がやっぱり運動量あるし、1対1でも相手の方がちょっと上回ってるかなとは思ってたんですけど、苦しい時間はあると耐えてたら、セットプレーで失点して、そのあと俊哉さんが点を取ってくれてちょっと落ち着きかけたんですけど、何となくうちのペースではなかった感じがします。
- 田中 誠
- 結構2列目からアグレッシブに飛び出してきて、それを捕まえるまでに結構時間がかかってしまって、そうやっている間にセットプレーで取られてしまって。うちの先制点を取って主導権を握るという戦い方をマリノスにやられて結果的に追う立場になってしまった。
(1点目は田中選手からのフィードでしたが?)いい形でパスカットできたんで、俊哉くんもいい形で走ってくれたんで、思い切って出してみようと。
- 鈴木秀人
- (立ち上がりから防戦でした?)明らかに運動量が足りなかったし、ボールの動きも全然なかったし、それではさすがに勝てない。こっちも守るの精一杯なんで、ああいうのをずーっと90分続ければ集中力がどっかで切れるし。その辺じゃないですか?
(藤田の得点でリズムを引き戻した?)でも全体としてやっぱりボールに対するプレッシャーもなかったし、ボール際のプレッシャーも全部負けてたんで。
(1週間ありますけど、修正は?)とりあえずリフレッシュして、後はそれぞれ個人の気持ち次第じゃないですか?