2004 J1 1st 第8節
試合日時:2004年05月05日(水) 15時04分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- ヤマハスタジアム（磐田）
- 13,018人
- 16.4℃ / 81%
- 曇 / 無風
- 全面良芝 / 乾燥
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- 松浦 敏夫
- 山西 博文
- 平野 伸一、岡野 尚士
- 勝又 光司
- 花澤 秀登
- HOME
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
| 前半25分[警告] | リチャード ビチュヘ |
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| 前半33分[警告] | サンドロ |
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| 前半35分[警告] | 木島 良輔 |
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| 藤田 俊哉 | 後半1分[得点] | |
| 後半11分[得点] | 木島 良輔 | |
| 前田 遼一 | 後半14分[得点] | |
| 後半20分[交代] | マグノ アウベス(in) ← 松橋 章太(out) | |
| 福西 崇史(out) → 河村 崇大(in) | 後半21分[交代] | |
| 中山 雅史(out) → カレン ロバート(in) | 後半30分[交代] | |
| 名波 浩(out) → 成岡 翔(in) | 後半33分[交代] | |
| 後半38分[交代] | 根本 裕一(in) ← 三木 隆司(out) | |
| 成岡 翔 |
後半42分[警告] | |
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メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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| 桑原 隆 | 監 督 | ハン ベルガー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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中継レポート
- みどころ
- 5月5日こどもの日。ゴールデンウィーク最終日は桑原監督の誕生日でもある。ACL・ナビスコ杯・Jリーグと連敗中の磐田だが、今日は良いサッカーを見せてくれそうだ。天候は曇り、先ほどまで小雨が降って為、芝を少し水を含んでいる。このピッチコンディションはジュビロのパスサッカーには良好。ボールが走りパススピードが上がる。体調が気になる選手だが、だいぶ疲れも取れてきてようだ。メンバーもベスト。前節で退場処分となってしまったグラウがいないがスタメンには前田、ベンチには西野とカレンが控える。ホーム・ヤマハスタジアムに戻り、熱いサポーターと共に勝利を！内容、結果共に監督の誕生日に相応しく、子供に夢を与えられるサッカーを見せたい！キーマンは名波！藤田・西・福西をどう使うか!?そしてFWへのラストパスは!?そして西野･カレンの投入がみどころだろう。
- 前半15分まで
- 大分ボールでキックオフ。大分が勢いをつけ攻めてくる。ジュビロは落ち着いた守り。高松に入ったボールも田中が打点高いヘディングでクリアー。3分のコーナーキックも佐藤がしっかりキャッチ。4分福西→西→福西→前田→西と繋ぐが突破まではいかない。高松・木島が激しく動くがディフェンスラインは安定している。6分西からのセンタリングのこぼれを福西がミドルシュート！GKに防がれるが良い展開。9分中山がオフサイドラインを上手く抜ける、フリーでシュートを打つがゴール左に外れてしまう。決定的な場面。11分西が仕掛ける、ドリブルで切り替えし突破にかかるが抜ききらない。12分木島のミドルシュート、これは佐藤がキャッチ。13分大分の吉田がドリブルで突破。鈴木・服部でディフェンスする。まだ流れ五分五分。
- 前半30分まで
- 16分西から前田クロスボール。前田がつぶれ流れたところを藤田がセンタリング中の中山に合わせるがGKに防がれる。17分高松へクロスボールが入りヘディングシュートを狙う。ここは菊地が競る。18分前田と藤田で細かいパス交換、前田がドリブルで仕掛け倒れたが藤田が拾う。しかしシュートまでいけない。19分菊地が吉田へ厳しくプレス。ファールをとられサポーターがブーイング。20分大分の左からのクロスボールに高松が競りその裏で木島がシュート！危ない場面だった注意が必要。22分福西が中盤でボールを奪うと中山に当て名波に落とす、再び中山へ出すが通らない。23分西からのセンタイリングを中山がニアでつぶれ前田がシュート！ゴールバーに直撃するがその前にオフサイド。その直後、再び中山が飛び出す。GKが飛び出し競り合う。しかしシュートが打てない。25分には大分のロングフィードが松橋に繋がるフリーで打ったシュートはゴール右へ外れる。26分西が右を駆け上がる。しかしセンタリングは合わない。27分中盤で名波のバックパスを木島が拾い、ゴールへ向かう最後は高松がシュートを放つが田中がプレスをかけゴールマウスを外す。28分中山・藤田・前田と立て続けにシュート体勢に入る。奪えないゴール。この時間、ゴール前での動きが激しい。
- 前半45分まで
- 31分服部がボールを奪い西へクロスボール基点になり名波のミドルシュート！しかしゴール上を超える。32分木島がのドリブルから右の吉田へ。シュートはゴール左に外れるが危ない流れ。34分中山が競り前田へ、名波→藤田と繋ぎラストパスを出すがオフサイドを取られてしまう。37分西がヘディングで流し中山へしかしGKにカバーされる。38分攻守の切り替えが速い木島が攻め奪った瞬間今度は中山。GKとの間に出たボールに飛び込み激突。ボールはゴールの方向へ流れるがDFのカバーに防がれる。43分名波からのクロスボールを中山が入るがGKがキャッチ。ロスタイム1分。高松と鈴木が競り合う、肘が鈴木の顔に入り倒れる。小森田が突っかけ小競り合い。ここで前半終了。後味の悪い終わり方。
- ハーフタイムコメント
- 桑原 隆監督
両サイドを起点にして、攻撃していこう。そして最後はシュートで終わろう。
ハン ベルガー監督
落ち着いてオーガナイズをしっかりしよう。皆でコンパクトにしよう。チャンスは来るから、集中してアグレッシブに。
- 後半15分まで
- 両チーム交代なし。後半スタート。服部から逆サイドに西へ出すとドリブル突破シュートが相手に当たりCK。名波のコーナーキックは弾かれるがそのこぼれからクロスボールが入る。福西が受け胸でトラップしたところを藤田がループ。ボールがゴールに吸い込まれ先制点。3分自陣でボールを奪うと速攻。前田が落とし藤田へ逆サイドを駆け上がった服部へ。西が裏を回り切り返す。シュートのこぼれを服部がクロス、中山がフリーでヘディングシュート。しかしゴール左に外れてしまう。決定的な場面。7分前田→名波→中山と繋ぐが中山が反応できない。速いパスワーク。8分大分の左からのCK。佐藤が飛び出すが触れずファーサイドの高松へ。シュートを打たれるがゴール上を超える。9分中山が押し上げたデイフェンスラインの裏を自らで突破。切り替えしシュート体勢になるが打ち切れない。10分福西が得たFKを名波蹴る。直接狙うがゴール右へ外れる。惜しいFK。大分のファールが目立つ。11分、木島の一瞬の隙をつかれゴールを奪われる。同点。13分大分のCK。サンドロが素早い反応でヘディングでゴールマウスへ飛ぶが佐藤が反応。14分速攻から鈴木が右サイドを駆け上がる。スライディングしながらのセンタリングを前田が触りゴール！追加点はジュビロ！
- 後半30分まで
- 16分福西が中盤でボールを奪うと右に流れた中山へ、そこから中央前田へパスが出るがシュートはDFにブロックされる。惜しい場面。18分前田が右を崩し中の2列目の藤田へマイナスのボールを出そうとするがDFの足に当たってしまう。大分ベンチは松橋に代えマグノアウベスを磐田は疲れの見える福西に代え河村を投入。中盤のマークを再確認する。23分藤田が相手ディフェンスのルーズボールを奪いに行く。FK獲得。24分藤田が左からのFKを直接狙う。ゴールマウスに入ったボールはGKがセーブ。CKを奪い、再び藤田が蹴る。ファーサイドの田中の頭に合わせるがファールになってしまう。26分ディフェンスラインからのロングボールを中山が頭で競り前田が走る。シュートまで行かないが良いプレー。右に出た木島が完全に西の押さえられている。30分中山に代わりついにカレン ロバートがJリーグデビュー！
- 後半45分まで
- カレンが前線で動きパスコースを見つけている。33分名波に代え成岡投入。34分成岡→カレンと出すがオフサイド。藤田→前田と出すが繋がらない。若いメンバーになり連携がうまくできていないが勢いがある。こうした連続で成長しチームになっていく。前田・カレン・成岡が何度もパスを繰り返す。39分CKのこぼれから前田→成岡→田中→成岡と連続でゴールを狙う。河村もミドルシュートを放つがDFに当たる。前田がポストになりカレンが動き出す。40分藤田からのFKをカレンに出すがオフサイド。41分大分の吉田がシュートまで持っていくが鈴木がブロック。集中している。大分は根本が入り木島が右に来た。成岡が対応するが引っ張ってしまいイエローカード。残り5分。前線からカレン･前田がディフェンスする。トップ下に入っている藤田もゲームをコントロールする。44分服部がミス、木島がシュートまで行くが田中がカバー。ロスタイム、西がドリブルで駆け上がりカレンへ。DFひとりを交わしラストパスを藤田へ。フリーだったがキックミス。ゴールマウスを外してしまう。ロスタイム、西がコーナーでボールキープそしてここでタイムアップ。桑原監督の誕生日にしっかり勝ち点3を奪った。見ごたえのある試合。大きな大きな勝利！
選手、監督コメント
- 桑原 隆監督
- 前節、エスパルスに負けて、リーグは違うんですけど、アジア（ACL）とずーっと３連敗できたのでね。ま、今日はどうしても勝ち点３が欲しいということで。内容もそうだったんですけど、内容より勝ち点３で連敗を止める事が大きな目標だったので。それができてよかったかなと。選手も３連敗していたんでちょっと、動きもね。向こうもいろいろかなり研究してきて、中央の名波、ボランチ、あそこにスペースできなかったので非常に苦労して。どちらかというと大分ペースだったんですけど、あそこでシュートミスとかいろんな面で助かったので、後半は動き出しもうちも遅かったし、運動量も結構落ちていたので、後半ちょっとはっぱかけて動きの量を増やしたんですけど。これからこういうゲームが続くと思うので、勝ち点３が取れたことが非常によかったんじゃないかなと思います。
（全体的に動きが悪いという印象があるのですが？西選手がミスしていましたが、これは疲れが原因なんですか？）
どうですかね？西選手に聞いてみてください。疲れはだいぶとれたと思うんですよ。西は若いからね、かえって後半の方が９０分の最後であれだけのスピードが出るんですからね。いろんな面があると思うんですけど、疲れはもちろん少しずつ溜まってますけど、この間の清水よりはコンディションよかったと思うんですよね。内容は清水の方がボールは動いたのかなと思いますけど。そういう意味ではコンディションはよかったけど、その辺で余よくなかったかなと、いう感じはしますね。
（カレンロバート選手のタイミングはやっぱりああいうところを考えてらっしゃるのですか？）
やはり右サイドをいったあたりが彼の持ち味、特徴なんで。あれをもっと出してくれたら、まだまだ僕にいわせたら、まだ消極的ですね。もっと自分でやってもいいんじゃないかなと思うですけどね。トレーニングでもよくなってますし、ああいう使い方をしていけば彼のいいところって出てくるんじゃないかなと。縦のあれは魅力ですね。
- ハン ベルガー監督
- すごく残念です。自分達のチームを本当に誇りに思います。今日は本当にいいゲームができたと思います。前に行く姿勢が見れたので前に行く攻撃的なサッカーができたんじゃないかと思いました。今順位が１位のジュビロに対してこういう感じでできたのが嬉しいです。チャンスがいくつか作れましたし、そこが決めれたらまた結果が違ったかなと思います。結果は残念ですが、選手達には満足しています。２失点とも簡単に取られてしまったかなと。やっぱりハーフタイムが終わってから、ちょっと集中力が欠けたかなと。同点にして２点目もチャンスはあったと思うのですが、そこでカウンターをくらってしまって２点目をやられてしまいました。今日は全体的にはうちのチームも本当によくやってくれたと思います。
- カレン ロバート
- 一回目走ったじゃないですか。ボールとれていい形になりそうだったんですけど、ならなくて・・・。
（ロスタイムで西選手のパスがありましたが？）
そうですね。「１点決めろよ」と言われてたんで。西さんから来るとは思わなかったんですけど、後輩思いでいい先輩だと思います。
（藤田選手へは狙ったとおりにいきましたか？）
いや、ちょっとずれちゃったんですけど。
（ナビスコとは全然ちがった？）
そんなに変わらなかったんですけど、結果をださなきゃいけないんで。
- 藤田 俊哉
- やっぱり負けられない試合で勝ち点３がとれたのは非常に良かったと思います。内容については、まだまだ物足りないところはたくさんあるんで。これから先の試合で少しずつ修正して、もっと内容のあるゲームで勝ちたいなと思います。
（物足りなさというのは？）
先に１点先行しながら、ああいう形で押し込まれて点を取られて少しバタバタしてしまったところや、決定的なチャンスを僕を含めて、決めきれなかったところ。ありますね。
（前半に比べて、後半の方がペースのスイッチが入っているように感じましたが？）
前半もスイッチを入れていたんですけど、それが入ったように見えないってことはどこかに問題がある。もう少しボールを繋いで自分達のリズムの中から相手を崩す攻撃ができればいいかなと思います。
（ハンベルガー監督の前でのプレーは？）
お互いすごい意識してプレーしたと思うんで。僕の方に勝ち点３が来てよかったと本当にそう思います
- 服部 年宏
- そうだね。カウンターが向こうがいい形でシュートまでいい形にいけてたんで。それが非常にやりずらかったですけど。こっちとしてはサッカー変えないで繋いで繋いでというのをやりたかったんで。まだまだミスが多くて、完璧とは言い難いですけど。いい時もあれば、悪い時もあって。まあまあじゃないですか。結果が出たんでよしとしますね。
- 前田 遼一
- （今シーズン初ゴールですが？）
そうですね、中々、点をとってなかったのでよかったです。
（プレッシャーになっていた部分はありましたか？）
そうですね。結構いわれていたので、そういうのはあんまり気にしてはいなかったですけど。
（ゴールシーンはいかがでしたか？）
そうですね。凄い良いボールが来たんで良かったです。
（前半と後半、戦い方が違ったと思うんですけど、後半に入る前にどんな指示があったんですか？）
止まって受ける事が多かったんで、もっと動いてボールを受けろと指示がありました。
- 名波 浩
- 内容はあんまり良くなったけど。シュートを打っていたし。なにわともあれ必死さがチームに出たんで。
（必死さっていうのは守りでも攻めでもということ？）
そうだね。そういうのはエスパルス戦で足りなかったところだと思うし、ボール一つへの執着心というのが雲泥の差だったと思うから。
- 佐藤 洋平
- そんなに落ち込んでなかったし、今日も先に点をとられなければ絶対に勝てると思っていたので、それが前半悪いなりに後ろはできていたんで。このまま行こうということでいったんですけど。ちょっと余計な一点が入りましたけど。あれも自分達のミスなんで、そこを良くしていけば必ずよい結果が出てくると思います。自分達のミスから一点決められたんで、そこを課題として、次こそは「０」でいきたいです。
- 鈴木 秀人
- 良い感じでボールが取れて前にもスペース空いたんで、とりあえず上がろうかなと。いい展開でボールも来たし遼一もしっかり走っていたんで、キーパーとDFラインの間にボール出したら決めてくれたんで。
（今日はたまたまじゃないですよね？）
いや、たまたまですよ。たまたま蹴ったら遼一が走っていて。
（前半は結構、苦しかったですか？）
攻めあぐんではいたんですけど、後ろは何とか集中して守れていたんで、全然問題なかったんですけど。後半、藤田選手がいい時間帯で１点をとってくれたんで。それで多少楽になりました。
（大分もコンパクトに守りをしてきて、今までの印象と違いますよね？）
そうですね。引いて守るんじゃなんくて、高いラインを維持して。前回、エスパルスもそういう感じだったんで、今回は多少そういう突破口みたいなのがうまくできたんで。
- 田中 誠
- ２０分で得点できるってことを信じていたんで。その前に失点しないことが大事なんで。それを常に考えて。しっかり守って前の選手に点を取って貰うっていうパターン。それがジュビロのサッカーなんでね。それができたんじゃないかと思います。
（清水戦も同じような展開で、何か思い出したり嫌な感じはありました？）
失点したときはそういことが頭をよぎったかもしんないですけど。別に清水も悪かった訳じゃないんで。清水が良過ぎたっていう感じだったから。大分戦は攻めていたし、いずれ入るだろうと信じていました。
（疲れはどうですか？）
試合をやる前は疲労感があったんですけど、ゲーム入って集中しちゃえば、体も思ったより動けているし、明日休んで次のガンバ戦に集中したいです。
