A3 マツダ チャンピオンズカップ2003
試合日時:2003年02月16日(日) 13時05分キックオフ
得点ボード
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- [試合時間]
- [スタジアム]
- [観 衆]
- [気温 / 湿度]
- [天候 / 風]
- [ピッチ状態]
- 90分
- 国立競技場
- 20,793人
- 6.5℃ / 71%
- 雨 / 中風
- 全面良芝 / 水含み
- [コミッショナー]
- [主 審]
- [副 審]
- [第4の審判]
- [記 録]
- [HOME/AWAY]
- ヤン イミン(中国)
- ルー ジュン(中国)
- ユ ドウ(中国)・ジョウ ドウ チ
- スン バオジェ(中国)
- 杉本 雄二
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
前半25分[得点] | シン テヨン | |
ハーフタイム[交代] | デニス(in) ← パク ナミョル(out) | |
後半0分[警告] | キム デイ | |
田中 誠 | 後半9分[警告] | |
後半11分[得点] | キム デイ | |
河村 崇大(out) → 川口 信男(in) | 後半28分[交代] | |
西 紀寛(out) → グラウ(in) | 後半28分[交代] | |
後半34分[警告] | パク チュンギュン | |
後半44分[交代] | ホン ドピョ(in) ← シン テヨン(out) | |
メンバー表
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スタメン |
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控え選手 |
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柳下 正明 | 監 督 | チャ・ギョンボク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
中継レポート
- みどころ
- 2003年2月第1回A3マツダチャンピオンズカップ。今年の出場チームは、2002年Jリーグ王者のジュビロ磐田・ナビスコカップ覇者鹿島アントラーズが日本代表チームとして登場!Kリーグ(韓国)からは01年02年と連覇を成し遂げた城南一和が出場。そして、Cリーグ(中国)から大連実徳が参加しての東アジア3カ国王者を決める大会が始まる。会場は東京・国立競技場。初戦の今日は、あいにくの雨。気温も低くサポーターにとっては厳しい状況。各チーム2003年度をスタートしたばかりとあって、ベストとは言えない。しかし各国のリーグを代表して出てきたプライドで勝負をしていく。新しい大会とあって未知な雰囲気もあるが、その分どんな戦いが始まるのか楽しみだ!ジュビロ磐田は昨年の2002年Jリーグ完全制覇したシステムとメンバーで戦う。Jリーグ得点王の高原選手のポジションには西選手が入り総合力では決して落ちていない。ポイントは相手チームの戦術をどのくらいの時間帯で把握できるかがキーになりそうだ。
- 前半15分まで
- Kリーグ王者・城南一和のキックオフ。雨の降るグラウンド状態の中で、お互いに相手の様子を見る両チーム。3分山西がオーバーラップしニヤサイドへセンタリングもクリアーされる。6分相手の10番サーシャが中央突破チャンスメイクを仕掛ける。8分DFラインからロングボールが前線へ西が飛び出すがオフサイド。9分左45度からキムドフンがシュートGK山本のポジション正面へ。11分右サイド河村が駆け上がりセンタリングのこぼれ球を服部がミドルシュートGK正面。12分城南一和が怒涛の攻撃。最後はサーシャがシュートするも鈴木がスライディングでクリアー。14分またしても城南一和の波状攻撃。なんとか中に絞ってディフェンスをし凌ぐ。この時間までは相手にペースを奪われる。
- 前半45分まで
- 31分藤田が中央を突破しようとするが、相手DFのスライディングにカットされコーナーへ。この試合初のコーナーキックを名波が蹴る。ファーサイドの田中が競るが届かず、そこから速攻を受ける。34分左サイドで西がファールをもらい藤田がキック。ゴール右角に飛んだボールはGKのファインセーブに防がれる。2度連続のコーナーキックの後、左サイドからまたしても藤田のFKをGKがファインセーブ。続いた名波のコーナーキックを今度は相手DFがラインギリギリでヘディングしクリヤー。再三のチャンスをものにできない。40分藤田・服部・福西・中山と繋ぐがシュートまで行かず。前半のロスタイムは3分。前半戦終了。
- 前半30分まで
- 少しづつ落ち着いてきた両チーム。城南一和は相変わらず中央のサーシャにボールを集め基点を作り攻撃のパターンを作る。ジュビロ磐田は、まだ中盤のリズムが掴めない。22分左サイドバックのパクチュンギュンが河村を交わし、センタリング。ファーサイドにいたサーシャが合わせるがDFとGKでなんとか防ぐ。24分ぺナルティーエリアギリギリのところからのFKシンテヨンがシュート。左隅に決められ失点。27分左からのFK今度はパクチュンギュンが蹴り中央のサーシャの頭に合わせるが河村が競りシュートは打たせない。29分ロングボールにキムドフンが頭で落としチャンスメイク。ジュビロ磐田はリズムがいまだに作れない。
- ハーフタイム
- 柳下 正明監督:
中盤でのイージーミスをしないようにして、落ち着いてつないでいこう。セカンドボールに対しての寄りを早く、攻撃はシュートで終わろう。
チャ・ギョンボク監督:
悪天候のため、ピッチが滑りやすく通常の組織的なプレーが円滑に出来ませんでした。それでも選手達はよく頑張ってくれた。後半にも、積極的なプレーで素晴らしいパフォーマンスを見せたい。
- 後半15分まで
- 後半は城南一和がFWにデニスを入れてきた。ジュビロ磐田のメンバーはそのまま。2分キムデイのドリブルからサーシャのシュートゴールの枠に飛ばず。4分藤田・名波・福西・西と繋ぐがシュートを打つ瞬間濡れたグラウンドに足を取らせ打ち切れず。城南一和はピンチからの速攻は早い。6分DF鈴木のバックパスをキムドフンがカットし山本と一対一になるがセーブ。8分西のスルーパスを河村がセンタリング。中央で中山が飛び込むがカットされそのこぼれを服部が折り返す。後ろから来た福西が飛ぶが届かず。11分左サイドをサーシャに崩され中央のキムデイのもとへ、ゴールまで30メート近いミドルを豪快にシュート右墨へ突き刺さる。2失点目。
- 後半30分まで
- 中盤の攻防が激しくなってきた。20分ファーサイドに上げたクロスも折り返しが合わずなかなかチャンスを作れないジュビロ。21分中山が抜け出すもオフサイド。24分名波のスルーパスで西が抜け出しセンタリング藤田に合わせるがボールが滑り流れて行ってしまう。雨がますます強くなりグラウンドが更に悪化していく。ジュビロ得意のパスワークが繋がらない。27分またも城南一和の速攻。28分選手交代。河村に代わり川口。西に代わりグラウが入った。
- 後半45分まで
- 32分福西のスルーパスをフリーで受けてグラウがシュート。しかしトラップが流れ、ミートできずゴール上を越える。右サイド中山が突破するところファールを受け、FKのチャンス。名波が中央へ送り込むも合わない。39分右サイドに張っているサーシャがGKのポジションを見てロングシュート。ゴールバーの上。終盤になっても城南一和の運動量も攻守の切り替えのスピードも落ちない。逆にジュビロ磐田は運動量もパスの精度も落ちて見える。パスが繋がらず、ペースが掴めないジュビロは交代で入った川口の縦への勝負の場も作れない。43分藤田がサイドへ展開川口のセンタリングが福西に渡るが中央でつぶされる。ロスタイム3分。両チームの中盤は間延びし、最後の追い込みに入った。城南一和は3トップの個人技でボールをキープする。ジュビロ磐田、最後まで良いところなく試合終了。
選手、監督コメント
- 中山 雅史
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- 藤田 俊哉
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- 名波 浩
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- 鈴木 秀人
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- 西 紀寛
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- 柳下 正明監督
- 高原が抜けたからといって、ジュビロのサッカーができなかったとは思いません。(西が高原の抜けた穴を埋めるのか?)西だけではなく、うちにはまだグラウ、西野、前田などいい選手がいる。今シーズン始まって、西の動きがよかったので今日は中山と組ませました。キャンプでやってきたことをだそうとしたが、この天候もあったので難しかった。だが、後半は失点するまではいいリズムでジュビロらしいゲームができた。ゲーム前にミドルシュートを積極的に打っていこうと伝えたが、それがでなかった。シュートで終われず、逆に相手の見事なミドルシュートを決められた。(残りの試合はどう戦うか?)中2日なので、コンディションを考えて別の選手を試すことも考えている。
- チャ・ギョンボク監督
- 選手達はとてもよく頑張ってくれた。ジュビロはとても組織がしっかりしたチームで、その洗練された組織をいかに崩すかという分析をして、それが上手くはまったことが勝因。今年は非常に攻撃的で、スピード、テクニックがある選手達を大幅補強したので、彼らに合った戦術に取り組んでいる。まだ、チームとして練習が足りないので、組織の面ではまだまだ。しかし、今日は選手達が指示にしたがってくれたことが、勝機につながった。